[材料でみる株価]の記事一覧
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記事一覧 (02/06)応用地質は8か月ぶりに2000年以降の高値を更新、道路陥没事故を契機に躍動し一段高
記事一覧 (02/06)日産自動車は反発スタート、ホンダとの統合協議打ち切りと伝わるが買い優勢、台湾・鴻海精密との関係に局面移る
記事一覧 (02/05)日本郵船が出直り強める、オリエンタルランドとクルーズ事業で提携、四半期決算発表にも期待強い
記事一覧 (02/05)パナソニックHDが急伸、四半期決算発表の1時間後に「グループ経営改革」を発表、期待強まる
記事一覧 (02/05)応用地質が一段高、業績好調で道路陥没事故を契機に材料株妙味強まる
記事一覧 (02/05)日産自動車は軟調スタート、「統合協議、打ち切る可能性」と伝えられ様子見も
記事一覧 (02/04)エスプールは後場一段と反発幅を広げる、グル―プ企業の提携先に好材料、注目再燃の様子
記事一覧 (02/04)協立情報通信は後場も本日の現在高、NTTドコモの大画面・高精細タブレットの新製品に期待強まる
記事一覧 (02/04)京セラが急反発、業績予想を下方修正したが投資判断の引き上げ伝えられ買い優勢
記事一覧 (02/04)ソフトバンクGは続伸だが売買交錯、米オープンAI社との提携を好感するが冷静な見方も
記事一覧 (02/03)ヒーハイストが再び高値を更新、株主優待の開始や大阪万博の跡地活用案に期待強い
記事一覧 (02/03)ブルーイノベーションは連日ストップ高、埼玉の道路陥没事故を受け「下水気相部の劣化状況を確認」に注目集まる
記事一覧 (01/31)三晃金属は2日連続ストップ高、大幅増配に続き屋根に設置する太陽光発電の新方針も買い材料視
記事一覧 (01/30)AIフュージョンが後場急伸、新事業(暗号資産投資事業)の発表を受けストップ高
記事一覧 (01/30)クリーク・アンド・リバー社が戻り高値を更新、世界初の歯周組織を形成する「バイオインプラント」臨床研究に期待と注目が集まる
記事一覧 (01/30)日本ヒュームは歴史的高値に進む、埼玉県八潮市で発生した道路陥没を受け注目強まる
記事一覧 (01/30)キヤノンMJが上場来の高値を更新、連続最高益の12月決算など好感
記事一覧 (01/29)ミガロHDが上場来の高値を更新、グループの顔認証プラットフォームが三菱地所レジデンスの物件に導入決定、注目強まる
記事一覧 (01/29)ラクト・ジャパンが一段高、業績好調で証券会社による目標株価の引き上げも好感
記事一覧 (01/29)フジ・メディアHDが一段高、「週刊文春が訂正」と伝えられ風向き変化の様子
2025年02月06日

応用地質は8か月ぶりに2000年以降の高値を更新、道路陥没事故を契機に躍動し一段高

■週刊誌の「次は東京23区の下水道が危ない」記事もひと役かう

 応用地質<9755>(東証プライム)は2月6日、一段高となり、午前10時半過ぎには5%高の2940円(132円高)まで上げて約8か月ぶりに2000年以降の高値を更新している。埼玉県・八潮市で発生した大規模な道路陥没事故を契機に動意を強め、次第高となっている中で、6日は、同日発売の週刊誌が「次は東京23区の下水道が危ない」と伝えているとされ、材料株妙味が増す形になったとの見方が出ている。

 防災・減災、風力発電に関わる銘柄としても注目されており、12月決算の発表は2月12日を予定している。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:02 | 材料でみる株価

日産自動車は反発スタート、ホンダとの統合協議打ち切りと伝わるが買い優勢、台湾・鴻海精密との関係に局面移る

■「統合比率折り合わず、日産、合意書を破棄」と伝わる

 日産自動車<7201>(東証プライム)は2月6日、反発基調で始まり、取引開始後は410.0円(23.1円高)をつけ、出直る相場となっている。「ホンダ・日産、統合協議打ち切り、統合比率折り合わず、日産、合意書を破棄」(日本経済新聞2月6日付朝刊)と伝えられ、受け止め方は分かれるようだが株価は買い優勢となっている。

 昨5日は、朝からホンダ<7267>(東証プライム)との経営統合に向けた協議の難航観測報道が出回り、14時49分からは真偽確認のため売買停止となったまま下げて終わった。ただ、取引時間中は小高く推移する場面が少なくなく、ホンダとの統合中止を買い材料と受け止める動きがあることを指し示す展開だった。台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業が日産自の株式取得と出資に意欲を見せているとの報道もあり、相場は鴻海精密による日産自株の買いを期待する局面に移行した可能性があるようだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:26 | 材料でみる株価
2025年02月05日

日本郵船が出直り強める、オリエンタルランドとクルーズ事業で提携、四半期決算発表にも期待強い

■クルーズ事業のコンサルとクルーズ船の船舶管理・運航管理など担う

 日本郵船<9101>(東証プライム)は2月5日、次第高となって出直りを強め、午前10時過ぎに5033円(166円高)まで上げて約4週間ぶりに5000円台を回復している。4日付で、オリエンタルランド<4661>(東証プライム)が2028年度の就航を目指すクルーズ事業において、業務提携に向けた基本合意書を締結と発表し、注目されている。また、きょう5日に第3四半期決算を発表する予定。4日に発表した川崎汽船<9107>(東証プライム)の高決算を受けて期待が強まる様子もある。

 オリエンタルランドとの提携に向けた合意では、日本郵船と郵船クルーズ株式会社(日本郵船グループ)がクルーズ事業のコンサルティング、クルーズ船の船舶管理および運航管理に関する検討を進める。オリエンタルランドグループがテーマパークやホテルの運営を通じて培ってきた非日常の空間づくりの実績や高いホスピタリティなどとを組み合わせることにより、オリエンタルランドが目指す「ファミリーエンターテイメントクルーズ」の実現に向けた取り組みを推進するとした。郵船クルーズは、現在日本籍最大の客船「飛鳥U」を運行している。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:52 | 材料でみる株価

パナソニックHDが急伸、四半期決算発表の1時間後に「グループ経営改革」を発表、期待強まる

■25年度中に見極めが必要な事業の方向づけを行い収益向上めざす

 パナソニックHD(パナソニック ホールディングス)<6752>(東証プライム)は2月5日、取引開始後に15%高の1755.5円(226.0円高)まで上げ、午前10時を回っても13%高前後のまま急伸一段高となっている。4日の15時30分に第3四半期決算を発表し、その1時間後に「グループ経営改革(要旨)」も発表。2028年度にROE(株主資本利益率)を直近の7%前後から10%以上に向上させるなどの取り組みに期待が強まっている。

 第3四半期決算発表では、3月通期の連結業績予想のうち売上高を下方修正し、通期の連結業績予想は売上高を8兆3000億円(前期比2.3%減)、営業利益を3800億円(同5.3%増)、親会社の所有者に帰属する当期純利益は3100億円(同30.2%減)とした。

 改革要旨では、25年度中に、課題事業と、再建あるいは事業立地の見極めが必要な事業の方向づけを行い、25年度は経営改革に集中。26年度までに1500億円以上、28年度までに更に1500億円以上(計3000億円以上)の収益改善効果を目指す、などとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:24 | 材料でみる株価

応用地質が一段高、業績好調で道路陥没事故を契機に材料株妙味強まる

■2000年以降の最高値に接近

 応用地質<9755>(東証プライム)は2月5日、再び一段と上げて始まり、取引開始後は7%高の2830円(186円高)まで上げて約7か月ぶりに2800円台を回復し、2000年以降の最高値2864円(2024年6月)に迫っている。埼玉県・八潮市で発生した大規模な道路陥没事故を受けて材料株妙味が強まり値動きが活発化、直近は「深さ・軟弱地盤・水、復旧阻む、埼玉の道路陥没」(日本経済新聞2月4日付朝刊)と伝えられるなど、上下水道の老朽化対策を含めた全国的な調査の必要性が言われ、連想買いが広がる様子を見せている。

 24年11月25日付で発行済み株式総数の3%超に相当する80万4373株を消却したため、この分だけ実質的に株式需給が引き締まり、値動きが大きくなりやすくなったとされている。第3四半期決算(2024年1〜9月/連結)は営業利益が前年同期の2.1倍になるなどで、12月通期の予想を増額修正した。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:53 | 材料でみる株価

日産自動車は軟調スタート、「統合協議、打ち切る可能性」と伝えられ様子見も

■ホンダとの経営統合、日産自を子会社化する案あるようで難航予想

 日産自動車<7201>(東証プライム)は2月5日、402.0円(4.7円安)で始まった後も小安いまま売買され、自動車株が総じて値上がりしている中で反落模様となっている。「ホンダと日産の経営統合協議、打ち切る可能性」(朝日新聞デジタル2月5日1時30分)、「ホンダ、日産の株式取得し子会社化する案を打診、強い反発の声も」(NHKニュースWeb2月4日18時28分)などと伝えられ、推移を見守る姿勢が出ている。ホンダ<7267>(東証プライム)は1400.0円(13.5円高)で始まり続伸基調となっている。

 報道によると、「統合協議を巡っては、当初は1月末に協議を進めるかどうか判断するとしていたが、日産のリストラ計画の策定の遅れにより、2月中旬に判断を延期していた」(朝日新聞デジタル)という。「日産は経営統合にあたって対等の関係を強調してきただけに、社内には強い反発の声もあり、実現に向けては難航が予想される」(NHKニュースWeb)と伝えられた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:20 | 材料でみる株価
2025年02月04日

エスプールは後場一段と反発幅を広げる、グル―プ企業の提携先に好材料、注目再燃の様子

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■日本最大のエネルギー取引市場の運営会社との提携事業に期待

 エスプール<2471>(東証プライム)は2月4日の後場、一段と強含む相場となり、13時30分にかけて285円(10円高)まで上げて反発幅を広げている。

 障がい者の雇用支援事業や人材派遣、公共業務請負などを行い、1月30日にグル―プ企業の株式会社エスプールブルードットグリーン(東京都千代田区)と卸電力取扱高が累計2兆円という株式会社enechain(東京都港区)との業務連携を発表。4日になって「電力先物、価格変動に『保険』〜小売料金多様化の期待も」(日本経済新聞2月4日付朝刊)と伝えられたため、提携先のenechain社にとって追い風とされて注目が再燃したと見られている。

 enechain社は、「日本最大のエネルギー取引マーケットプレイスの運営者として、卸電力や環境価値の取引機会を提供」(enechain社のHPより)している。また、決済サポート機能、取引支援アプリケーション、データサービスといった、エネルギー取引を支援する付加サービスを通して市場参加者のニーズに応えている。エスプールブルードットグリーンとの提携では、両社の顧客企業などに対する環境経営支援サービスの充実化を図る。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:44 | 材料でみる株価

協立情報通信は後場も本日の現在高、NTTドコモの大画面・高精細タブレットの新製品に期待強まる

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■ドコモが新製品『LAVIE Tab T11d』を2月10日発売へ

 協立情報通信<3670>(東証スタンダード)は2月4日の後場寄り後に1701円(20円高)をつけて本日の現在高となり、3日ぶりに1700円台を回復している。業務システム構築などのソリューション事業とモバイル事業を行い、モバイル事業では法人向け事業のほかにNTTドコモショップも運営する。NTTドコモが2月4日午前、大画面の高精細ディスプレイを搭載したタブレット『LAVIE Tab T11d』を2025年2月10日(月)に発売すると発表しており、新たなビジネスツールとして期待材料視されている。

 この新タブレットは、発表によると、1920×1200ドットの高精細ディスプレイを搭載し、立体音響技術を採用しているため、美しい映像や音楽を臨場感のある音響とともに楽しむことができる。また、7040mAhの大容量バッテリーを搭載しており、動画、音楽、書籍などを長時間にわたって快適に利用できる。

また、4つのスピーカーからの迫力のある音に加え、立体音響技術『Dolby Atmos』の採用により、さまざまな方向から音が聞こえるような臨場感のある音響効果が体験ができ、映画や音楽を臨場感のあるサウンドで体感できる。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:35 | 材料でみる株価

京セラが急反発、業績予想を下方修正したが投資判断の引き上げ伝えられ買い優勢

■CLSA証券は目標株価を530円引き上げ2000円に

 京セラ<6971>(東証プライム)は2月4日、急反発となり、11.5%高の1760.0円(181.5円高)まで上げた後も10%高前後で売買され、約3カ月ぶりに1750円を回復している。仏系のCLSA証券による投資判断の引き上げが伝えられ、買い材料視されている。3日の夕方に発表した第3四半期決算(2024年4〜12月・累計/連結、IFRS)は営業利益84.6%減などとなり、3月通期の連結業績予想の下方修正も発表したが、買い安心感が広がる形になった。

 4〜12月は、半導体部品有機材料事業における減損損失や繰延税金資産の取り崩しによる税金費用等の一時損失を計上したことなどにより、親会社の所有者に帰属する四半期利益も同79.7%減となった。3月通期の連結業績予想を全体に下方修正した。ただ、コアコンポーネントセグメント・半導体部品有機材料(有機パッケージ)事業で今期から来期にかけて構造改革に着手し2026年3月期の黒字化を目指すことなどを発表した。4日はCLSA証券が投資判断を「ホールド」から「アウトパフォーム」に引き上げ、目標株価も1470円から2000円に引き上げたと伝えられた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:41 | 材料でみる株価

ソフトバンクGは続伸だが売買交錯、米オープンAI社との提携を好感するが冷静な見方も

■トランプ大統領の就任直後に「スターゲート」を発表済みで『既視感』

 ソフトバンクG(ソフトバンクグループ)<9984>(東証プライム)は2月4日、2%高の9658円(203円高)を上値に売買交錯となり、続伸だが午前10時にかけては伸びきれない相場となっている。3日午後、米OpenAI(オープンAI社)との提携、企業用最先端AIの開発・販売、日本企業向けサービスを行う合弁会社の設立、などを発表したが、すでにトランプ大統領の就任直後に両社トップが巨額のAI開発投資構想「スターゲート」を発表済みのため『既視感』がある様子。株式市場の反応は意外に冷静との見方が出ている。

 株価は昨3日の日経平均1000円安の中でも小高いまま値を保ち底堅さを見せつけたが、「スターゲート」発表後に1万890円(1月23日)まで上げていた。このため「株価材料としては既視感があり二番煎じの印象」(株式市場関係者)との受け止め方もある。ただ、さらに目新しい取り組み内容などが打ち出されれば話は違ってくるようだ。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:07 | 材料でみる株価
2025年02月03日

ヒーハイストが再び高値を更新、株主優待の開始や大阪万博の跡地活用案に期待強い

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■万博跡地「F1誘致を視野に入れたサーキット」なら相関性大の見方

 ヒーハイスト<6433>(東証スタンダード)は2月3日、再び上値を追う相場となり、13時にかけて435円(8円高)まで上げ、約1週間ぶりに2021年以来の高値を更新している。円筒直動軸受、メカニカル製品などを高精度かつ超精密に製造し、「創業以来モータースポーツ向けエンジンパーツの製造に深く関わって」(同社ホームページより)いる。このところは、「万博跡地活用策に2案、リゾート/サーキット、大阪府・市が選定」(日本経済新聞1月10日付朝刊)と伝えられたことや、2025年以降の毎年3月末日時点の株主を対象に株主優待を開始すること、などが買い材料視されている。

 大阪万博(2025年国際博覧会、関西万博)の跡地活用を巡り、大阪府・市は「応募全3件のうち関電不動産開発などのグループによる水をテーマにしたリゾート整備、大林組などのグループによるサーキットやアリーナ整備の2件を優秀案に選んだと(同)と伝えられた。大林組<1802>(東証プライム)などによる提案には、F1シリーズの誘致を視野に入れたサーキット、車をテーマとしたアミューズメントパークなどが盛り込まれたという。

 また、株主優待は、2025年以降の毎年3月末日の株主名簿に記載又は記録された100株(1単元)以上を保有する株主を対象として、QUOカード3000円分を進呈すると発表した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:36 | 材料でみる株価

ブルーイノベーションは連日ストップ高、埼玉の道路陥没事故を受け「下水気相部の劣化状況を確認」に注目集まる

■全方位水中ドローンで給水・排水管、上下水道管など点検

 ブルーイノベーション<5597>(東証グロース)は2月3日、一段高となり、前場ストップ高の738円(100円高)まで上げた後そのまま買い気配を続け、3日連続ストップ高となっている。ドローンの遠隔制御や統合管理のベースプラットフォーム『Blue Earth Platform(BEP)』を軸に点検ソリューションや物流ソリューションなどを開発・提供し、「ドローン水中点検:下水処理場の下水が流れている気相部の劣化状況を確認」(同社ホームページより)なども行うため、埼玉県八潮市で発生した道路陥没事故を契機に、点検業務などの需要増加に期待が高まっている。

 同社ホームページでは、全方位水中ドローンによる「主な点検対象」として、給水・排水管、上下水道管、桟橋、船底などが紹介されている。今回の道路陥没事故を契機として、「東京都、下水道管43キロを緊急点検、埼玉の道路陥没受け」(日経電子版1月31日)などと伝えられた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:57 | 材料でみる株価
2025年01月31日

三晃金属は2日連続ストップ高、大幅増配に続き屋根に設置する太陽光発電の新方針も買い材料視

■今3月期末配当を160円から350円に大幅増額

 三晃金属工業<1972>(東証スタンダード)は1月31日、2日続けてストップ高となり、20%高の6100円(1000円高)で売買されたまま買い気配となっている。金属屋根の大手で、30日の取引時間中に発表した業績予想の増額修正と配当方針の変更・増配、第3四半期決算が好感され、昨30日は大引けにかけてストップ高まで急伸。31日には、経済産業省が「屋根に設置する太陽光発電の買い取り価格を初期に増額する方針をとりまとめた」(日本経済新聞1月31日付朝刊)とする報道も買い材料視されて上げに拍車がかかる形になった。

 配当方針については、利益還元の更なる強化と、資本効率の一層の向上を目的に配当性向を従来の30%から50%に引き上げることとした。これにより、今期末配当(2025年3月期末配当)の予想は、24年4月に開示した前回予想の1株160円を同350円に大幅増額修正した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:01 | 材料でみる株価
2025年01月30日

AIフュージョンが後場急伸、新事業(暗号資産投資事業)の発表を受けストップ高

■将来は暗号資産を投資対象としたファンドの組成も視野

 AIフュージョン(AIフュージョンキャピタルグループ)<254A>東証スタンダード)は1月30日の正午過ぎに「子会社の設立及び新たな事業(暗号資産投資事業)の開始」について発表し、株価は後場急伸。13時30分過ぎにストップ高の1080円(150円高、16%高)まで上げて約1か月半ぶりに1000円台を回復している。

 発表によると、近年、ビットコインをはじめとする暗号資産が存在感を強めていることなどを受け、暗号資産に特有のオルタナティブ(代替投資可能な)金融資産としての特性に加え、同社が軸に据えるAIと並びデジタル社会の2大テクノロジーの双璧であるブロックチェーン技術としての優位性、「金融資産+テクノロジー」としての暗号資産の優位性を見据え、子会社の設立及び新たな事業(暗号資産投資事業)の開始を決議した。将来的には、令和6年LPS法(投資事業有限責任組合契約に関する法律)の改正でLPSが実施可能な事業として追加された暗号資産を投資対象としたファンドの組成も視野に入れている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:57 | 材料でみる株価

クリーク・アンド・リバー社が戻り高値を更新、世界初の歯周組織を形成する「バイオインプラント」臨床研究に期待と注目が集まる

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■グループ会社が出資する再生医療ベンチャー企業オーガンテック社が2月開始

 クリーク・アンド・リバー社<4763>(東証プライム)は1月30日、続伸基調となり、1680円(28円高)まで上げた後も堅調に売買され、戻り高値を更新している。29日午後、グループ会社が十数%出資する再生医療開発ベンチャー企業のオーガンテック社(東京都中央区)が世界初となる「歯根膜」を付与する「次世代バイオインプラント」に関する特定臨床研究の開始を発表、期待と注目が強まっている。

 この「次世代バイオインプラント」の臨床研究は2月から27年1月までの予定で行われ、歯の器官再生治療となる。現在の歯のインプラント治療は骨とチタン金属を結合(固定)させる骨結合インプラントであるのに対し、新たな臨床研究は、天然の歯や抜歯した孔に存在する「歯根膜」を活用し、金属と骨との間に天然由来の「歯周組織」が形成されるようにする。これにより、生理的動揺度が得られ、神経線維も生成される。これらによって「噛む感触」や「食味」などを感じることができるようになるほか、現在は手控えられている成長途上の若年層へのインプラント治療にも途が開ける可能性があるという。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:36 | 材料でみる株価

日本ヒュームは歴史的高値に進む、埼玉県八潮市で発生した道路陥没を受け注目強まる

■下水道向けヒューム管の大手、今年設立100周年のため期待も

 日本ヒューム<5262>(東証プライム)は1月30日、2日続けて大きく値上がりし、取引開始後は7%高の1543円(101円高)まで上げて35年から40年ぶりの1500円台に進んでいる。下水道向けヒューム管(遠心力鉄筋コンクリート管)の大手で、埼玉県八潮市で28日午前に発生した道路陥没事故の原因として下水道管の劣化・漏水が指摘されたことを受け、全国的な更新需要などへの期待が出ている。

 業績は回復基調を強める傾向で、11月に発表した第2四半期決算(2024年4〜9月・中間期/連結)は営業利益が前年同期の5.1倍となり、3月通期の予想を増額修正した。設立が1925年10月のため今年は100周年になり、記念配当などに期待する様子もある。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:51 | 材料でみる株価

キヤノンMJが上場来の高値を更新、連続最高益の12月決算など好感

■連続増配、25年3月期の年間配当は150円(10円増)に

 キヤノンMJ(キヤノンマーケティングジャパン)<8060>(東証プライム)は1月30日、一段高で始まり、取引開始後は5%高の5349円(247円高)まで上げ、約5週間ぶりに上場来の高値を更新している。25日の15時30分に12月決算を発表し、今期も連続最高益の予想としたことや増配が好感されている。

 2024年12月期の連結決算は売上高が前期比7.3%増加し、親会社株主に帰属する当期純利益は同4.4%増加した。当期純利益は4期連続出さ光を更新。今期・25年3月期の予想も売上高4.0%増、当期純利益0.5%増とした。25年3月期の年間配当は1株150円の見込み(10円増配)とした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:28 | 材料でみる株価
2025年01月29日

ミガロHDが上場来の高値を更新、グループの顔認証プラットフォームが三菱地所レジデンスの物件に導入決定、注目強まる

■コワーキングスペースを併設した新たな職住一体型マンションに

 ミガロHD(ミガロホールディングス)<5535>(東証プライム)は1月29日、続伸一段高となり、午前11時にかけては6%高の3260円(175円高)前後で売買され、2日続けて上場来の高値を更新している。28日付で、同社グループ会社DXYZの顔認証プラットフォーム「FreeiD」が三菱地所<8802>(東証プライム)グループの三菱地所レジデンスの賃貸マンションに導入決定と発表し、期待が強まっている。

 発表によると、導入が決定したマンションは、三菱地所レジデンスとDXYZがコワーキングスペースを併設した新たな職住一体型マンションシリーズ「The Parkhabio SOHO(ザ・パークハビオ ソーホー)」の第5弾「The Parkhabio SOHO横浜関内」で、完成は2025年3月上旬の予定。在宅勤務が普及した中で、居住空間とワークスペースが同一スペースとなることの課題を解決し、賃貸マンション内に十分なワークスペースを確保した職住一体型。新たなライフスタイルを提案しているという。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:05 | 材料でみる株価

ラクト・ジャパンが一段高、業績好調で証券会社による目標株価の引き上げも好感

■UBS証券は投資判断も「ニュートラル」から「バイ」に見直したと伝えられる

 ラクト・ジャパン<3139>(東証プライム)は1月29日、一段高となり、13%高の3345円(394円高)まで上げて約5か月ぶりに昨年来の高値を更新している。UBS証券が目標株価を1300円引き上げて4500円に見直したと伝えられており、1月14日に発表した11月決算の2期ぶり最高益などが評価し直される相場になっている。

 UBS証券はラクト・ジャパン株式の投資判断も引き上げて「ニュートラル」から「バイ」に見直したと伝えられた。国内事業の利益率向上やアジア事業の拡大などを評価しているもようだ。前期・2024年11月期の連結決算は、経常利益と親会社株主に帰属する当期純利益が中期計画を1年前倒して達成した。営業利益も含め2期ぶりに最高を更新した。今期も一段の増益を計画する。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:37 | 材料でみる株価

フジ・メディアHDが一段高、「週刊文春が訂正」と伝えられ風向き変化の様子

■これまでの「集中攻撃」や「炎上」は鎮火に向かう期待も

 フジ・メディアHD(フジ・メディア・ホールディングス)<4676>(東証プライム)は1月29日、一段高となり、午前10時過ぎには5%高の2137.0円(102.0円高)まで上げて2014年以来の高値に進んでいる。元タレント・中居正広さんの女性問題に同社社員が関与した可能性が報じられた件について、「週刊文春、中居氏と女性のトラブル当日の会食、記事訂正しおわび」(NHKニュースWEB1月28日夜)と伝えられ、フジテレビに対する批判の根拠が揺らいだ印象になったとの見方が出ている。フジテレビなどが27日開催した2度目の会見では幹部の辞任などが発表されており、「集中攻撃」や「炎上」は鎮火に向かうとの期待も出ている。

 報道によると、「『週刊文春』は、中居正広氏と女性とのトラブルが起きた当日の会食について、女性はフジテレビの幹部社員に誘われたなどと報じていたが、その後の取材で女性は中居氏に誘われたことがわかったなどとして、おわびして訂正した」。「幹部がセッティングしている会の“延長”と認識していたことがわかったとして(中略)訂正した」。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:15 | 材料でみる株価