[材料でみる株価]の記事一覧
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記事一覧 (08/29)城南進学研究社は学研HDとの業務提携など好感され5ヵ月ぶりの高値を回復
記事一覧 (08/29)アミタHDは株式分割など好感され3日連続ストップ高、発表前から急伸したが環境省の市場拡大策報道など契機の見方
記事一覧 (08/29)しまむらが逆行高、既存店の推移など好調で全体安のなか好業績を見直す
記事一覧 (08/29)日鉄鉱は9月末の株式分割が好感され続伸基調で始まる、全体相場に逆行高
記事一覧 (08/26)スター・マイカHDは発行株数の11.6%に達する自己株式の消却など好感され朝高の後も堅調、一時2ヵ月ぶりに700円台を回復
記事一覧 (08/26)JTは「小売定価改定」など好感され4日ぶりに高い、業績は好調
記事一覧 (08/26)NSDは純利益20%相当額以上の自社株買いを毎年実施など好感され出直る
記事一覧 (08/26)ユニチカが一段と出直る、包装用フィルムの価格改定など好感
記事一覧 (08/26)ネオジャパンが3日続伸、「IRに関する英文ホームページ更新」し海外投資家の買い期待
記事一覧 (08/26)三井物産と三菱商事は一段と出直って始まる、「サハリン2」継続と伝えられ安堵感
記事一覧 (08/25)プレイドは後場も上値を追い一段と出直る、NTTドコモ系企業との連携による新展開に期待強い
記事一覧 (08/25)メディカルネットが後場一段高、自律神経のアンバランスを整え神経症を緩和する漢方の新製品に期待強まる
記事一覧 (08/25)インフォコムが次第に強含む、韓国発の漫画アプリが東証上場を準備中とされ「めちゃコミック」の注目度も高まる期待
記事一覧 (08/25)ネポンは時間とともに上げ幅を広げ18%高、フジタコーポの「農業参入」も買い材料の見方
記事一覧 (08/25)イトーキが一段高、業績好調な上、森ビルの「虎ノ門・麻布台プロジェクト」来年竣工も買い材料になった様子
記事一覧 (08/25)ステラケミファは自社株買いなど好感され3週間ぶりに年初来の高値を更新
記事一覧 (08/25)ペプチドリームは新型コロナ「治療薬」の開発状況などに注目再燃し6%高に迫る
記事一覧 (08/24)フォースタートアップスは6日ぶりに反発、3分の2押しで調整一巡感あり『ひろしまユニコーン10』受託を好感
記事一覧 (08/24)「原発計7基再稼働」報道を受け助川電工が15%高など原発関連株が軒並み高い
記事一覧 (08/24)鈴与シンワートがストップ高、運転前アルコールチェック&検温クラウドサービス『あさレポ』8万台突破など好感
2022年08月29日

城南進学研究社は学研HDとの業務提携など好感され5ヵ月ぶりの高値を回復

■幼児対象サービスの連携、社会人向け新教育サービス開発など行う

 城南進学研究社<4720>(東証スタンダード)は8月29日、再び上値を指向し、午前10時過ぎに414円(7円高)まで上げて都営引き時間中としては今年3月29日以来、5ヵ月ぶりに410円を回復し、出来高も増幅している。26日付で学研ホールディングス(学研HD)<9470>(東証プライム)との業務提携を発表し、買い材料視されている。コラボレーションによる新たなサービス・商品を開発し、教室・塾現場や家庭の様々な教育ニーズに応じるとした。

 発表によると、本業務提携において、教室・学習塾の連携や、英語学習コンテンツ・サービスの共同開発、学習アセスメントの共同開発・普及、幼児を対象とした教育サービスの連携、社会人を対象とした新教育サービスの開発・普及に関して、両社で取り組んでいくことを合意した。今後、両社で業務提携委員会を設置し、具体的な検討を行っていく。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:15 | 材料でみる株価

アミタHDは株式分割など好感され3日連続ストップ高、発表前から急伸したが環境省の市場拡大策報道など契機の見方

■分割は9月末の株主の保有株を対象に実施へ

 アミタホールディングス(アミタHD)<2195>(東証グロース)は8月29日、気配値のままストップ高の2900円(500円高)に達し、3日連続ストップ高となっている。25日、「リサイクル市場80兆円に、30年までに拡大、環境省が近く工程表」(日本経済新聞8月25日付朝刊)と伝えられたことなどが言われて急伸を開始し、翌26日の17時には9月末の株式3分割とこれによる実質増配を発表。好感買いが上乗せされる形になった。発表前から急伸したため、一時は早耳筋が暗躍したのではといった懐疑の見方があったようだが、たとえばアサカ理研<5724>(東証スタンダード)も25日から連日急伸商状しており、29日も15%高と一段高となっている。このため、株価の急伸は上記の報道が契機になったと見られている。

 アミタHDは26日の17時、2022年9月30日(金曜日)を基準日として、同日最終の株主名簿に記載または記録された株主の所有する普通株式を、1株につき3株の割合をもって分割するとした。これを受け、分割後の配当は計算上3分の1になるが、12月期末配当を従来予想の1株8円に対し3円の見込みとした。分割実施を考慮しない場合は9円となり、従来予想と比べ1円の増配となる。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:27 | 材料でみる株価

しまむらが逆行高、既存店の推移など好調で全体安のなか好業績を見直す

■第2四半期(6〜8月)は6.2%増加、上期は5.0%増加

 しまむら<8227>(東証プライム)は8月29日、1万2600円(70円高)まで上げた後も堅調に推移し、反発基調となっている。TOPIX(東証株価指数)や日経平均が大きく下押す中で強さが目立つ。上期(3〜8月累計)の既存店売上高が5.0%増加し、前週後半はSMBC日興証券が目標株価を300円引き上げて1万3700円に見直したと伝えられた。全体相場の下げを受け、好調な業績が評価し直されているようだ。

 8月の月次売上速報(21日〜20日)は、前年同月比で既存店売上高が2.1%増加し、これにより第2四半期(6〜8月)は6.2%増加、上期(3〜8月累計)は5.0%増加となった。発表によると、猛暑が続いたことで夏物が売上を伸ばしたほか、肌着や寝具、インテリアが好調に推移。また、夏休みのお出掛け需要で、婦人ティーンズ向け商品やサンダル、帽子やリュックが売れ筋となり、お盆の帰省需要では、ふとんセットや敷き布団が売上を伸ばした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:49 | 材料でみる株価

日鉄鉱は9月末の株式分割が好感され続伸基調で始まる、全体相場に逆行高

■9月30日現在の株主の所有する普通株式1株につき2株に分割

 日鉄鉱業<1515>(東証プライム)は8月29日、続伸基調で始まり、取引開始後は3%高の6050円(190円高)まで上げ、取引時間中としては今年6月9日以来の6000円台に進んでいる。26日の15時に株式分割を発表し、全体相場が大きく下押す中で好感買いが集まっている。

 26日15時、2022年9月30日(金)を基準日として、同日の最終の株主名簿に記載又は記録された株主の所有する当社普通株式1株につき、2株の割合をもって分割すると発表した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:11 | 材料でみる株価
2022年08月26日

スター・マイカHDは発行株数の11.6%に達する自己株式の消却など好感され朝高の後も堅調、一時2ヵ月ぶりに700円台を回復

■224万株を「3日後」に消却、スピード感に注目する様子も

 スター・マイカ・ホールディングス(スター・マイカHD)<2975>(東証プライム)は8月26日、大きく出直る相場となり、朝方に6%高の1725円(99円高)まで上げて今年6月30日以来の700円台を回復、後場は1658円(32円高)で始まった。25日15時30分、発行済み株式総数の11.6%に達する224万株の自己株式の消却を発表し、好感されている。消却予定日は2022年8月31日(水)。取引日ベースで3日後のこととあって、スピード感に注目する様子もある。

 業績は好調で、第2四半期連結決算(2021年12月〜22年5月・累計)は、前年同期比で売上高が27.6%増加し、営業利益は68.7%増加、親会社株主に帰属する四半期純利益は78.3%増加した。12月通期の業績予想は据え置いたが、営業利益は第2四半期までで通期予想の67%を確保したため、上振れ観測が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:03 | 材料でみる株価

JTは「小売定価改定」など好感され4日ぶりに高い、業績は好調

■「メビウス・プルーム・テック専用」は現行の570円を600円に

 JT(日本たばこ産業)<2914>(東証プライム)は8月26日の後場、2378.0円(15.0円高)で始まり、4日ぶりの上げ相場となっている。25日付で、「加熱式たばこに係る課税方式の見直しに伴うたばこの小売定価改定の認可申請」を発表し、前場は2383.0円(20.0円高)まで上げた後も堅調に推移した。来る10月1日から実施し、代表的な加熱式たばこの改定価格として、「メビウス・プルーム・テック専用」は現行の570円を600円に改定するとした。

 業績は好調で、第2四半期連結決算(2022年1〜6月・累計、IFRS)は、前年同期比で売上収益が10.7%増加し、営業利益は18.9%増加、親会社の所有者に帰属する四半期利益は17.3%増加した。これを受け、今12月期の連結業績予想を全体に増額修正した。

【小売定価新旧比較表】
https://www.jti.co.jp/investors/library/press_releases/pdf/2022/20220825_J01.pdf
(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:41 | 材料でみる株価

NSDは純利益20%相当額以上の自社株買いを毎年実施など好感され出直る

■消却も自己株保有比率15%超の場合は10%程度まで実施

 NSD<9759>(東証プライム)は8月26日、2520円(72円高)まで上げた後も堅調に推移し、取引時間中としては3日ぶりに2500円台を回復しながら出直っている。25日の17時に自己株式の取得(自社株買い)と消却を発表し、「株主還元の一環として、連結当期純利益20%相当額以上の自己株式を毎年取得する方針」としたため、好感買いが優勢になった。また、消却についても、自己株式の保有比率が「15%を超えた場合は、翌事業年度に10%程度まで消却する」方針を改めて開示し、300万株を2022年9月28日に消却するとした。

 25日発表の自社株買いは、取得しうる株式の総数106株(上限、自己株式を除く発行済株式総数の1.36%)、取得総額25億円(上限)の範囲で、2022年8月26日から同年10月7日まで実施する。このうち62万株を8月26日の朝、東証『ToSTNeT−3』(自己株式立会外買付取引)に委託して買付けた。

 株式市場関係者の中には、素晴らしい株主還元方針だとして、このような還元を行う企業には政府が補助金を出せば「資産倍増」を促進させるのではないか、といった見方が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:20 | 材料でみる株価

ユニチカが一段と出直る、包装用フィルムの価格改定など好感

■第1四半期決算はコストアップ厳しく営業利益53%減、一矢報いる期待

 ユニチカ<3103>(東証プライム)は8月26日、一段高となり、午前10時過ぎに10%高の272円(24円高)まで上げ、2日続けて大きく上げている。25日付で「包装用フィルム価格改定について」を発表し、同日にはグンゼ<3002>(東証プライム)も収縮フィルムの価格改定を発表したため、化学フィルム製品を取り巻く値上げの環境は整ってきたとの見方が出ている。

 第1四半期の連結決算(2022年4〜6月)は、「原燃料価格の高止まりや円安によるコストアップの影響を価格改定やコストダウン等で打ち返すには至らず」(決算短信)、営業利益は前年同期比53.2%減の987百万円となった。このため、価格改定は業績回復に向けて一矢報いることができるのではと注目されている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:33 | 材料でみる株価

ネオジャパンが3日続伸、「IRに関する英文ホームページ更新」し海外投資家の買い期待

■連続最高益予想の好業績に加え「ワクチン配送システム」なども目を引く

 ネオジャパン<3921>(東証プライム)は8月26日、3日続伸基調となり、取引開始後は1167円(12円高)まで上げ、出直りを強めている。売上高、各利益とも連続最高を更新する見込みで業績好調な上、24日、「IRに関する英文ホームページを更新」と発表し、海外投資家の買い拡大などに期待が出ている。

 8月24日、国内のみならず海外の株主・投資家にも広く情報提供を行うため、英文ホームページを更新し、過去の英文資料の閲覧もできるようにした。同社は統合グループウエア『desknet’s NEO(デスクネッツネオ)』で知られるほか、この機能を応用して「新型コロナワクチン配送システム」、「ワクチン数量管理票」も開発提供しているため、意外な一面がうかがえる可能性がある。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:59 | 材料でみる株価

三井物産と三菱商事は一段と出直って始まる、「サハリン2」継続と伝えられ安堵感

■三井物産は約2ヵ月ぶりに3300円台を回復

 三井物産<8031>(東証プライム)は8月26日、一段と出直って始まり、取引開始後は3303.0円(47.0円高)まで上げ、取引時間中としては今年6月16日以来、約2ヵ月ぶりに3300円台を回復している。ロシア極東の資源開発事業「サハリン2」の新たな事業形態会社に引き続き出資する方針を固めたと25日午後に伝えられ、権益の維持などに安堵感が出ている。三菱商事<8058>(東証プライム)も同じく出資を継続と伝えられ、朝寄り後は4559円(36円高)まで上げて戻り高値に進んでいる。

 「サハリン2」には三井物産が12.5%、三菱商事が10%出資し、日本が輸入する天然ガス(LNG)の1割をまかなっているとされるが、ロシア側は運営会社を新会社に移管したため、三井物産と三菱商事の姿勢が注目されていた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:19 | 材料でみる株価
2022年08月25日

プレイドは後場も上値を追い一段と出直る、NTTドコモ系企業との連携による新展開に期待強い

■イオングループ企業の公式アプリ支援を開始し成果

 プレイド<4165>(東証グロース)は8月25日、前後場とも次第高となり、14時過ぎには13%高の489円(55円高)まで上げ、一段と出直っている。サイトやアプリへの来訪状況を解析、可視化するCXプラットフォーム「KARTE」の運営などを行い、23日付で、NTTドコモのマーケティング分野における子会社(株)DearOne(東京都港区)との製品連携を発表し、すでにイオン<8267>(東証プライム)グループのトップバリュコレクション株式会社(千葉県千葉市)が運営する「トップバリュコレクション」公式アプリでの支援を開始と発表し、先々への期待が強まっている。

 発表によると、支援を受けたトップバリュコレクション公式アプリは、ECサイトから新規会員登録したユーザーに対して、アプリ側でのクーポン発行ができるようになり、クロスチャネルでのカスタマーエンゲージ施策を実現できるようになった。また、これまでできなかった「アプリによる店舗送客効果の可視化」「顧客毎に合ったクーポン配信の自動化」「ウェブとアプリを横断した顧客行動の分析」なども実現したという。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:54 | 材料でみる株価

メディカルネットが後場一段高、自律神経のアンバランスを整え神経症を緩和する漢方の新製品に期待強まる

■「抑肝散」配合の第2類医薬品の新製品を発売

 メディカルネット<3645>(東証グロース)は8月25日の後場、一段と強含み、後場寄り後は8%高に迫る475円(34円高)まで上げて大きく出直っている。前場に続いて、ストレスによる自律神経のアンバランスを整え、神経の高ぶりからくる不眠症や神経症を緩和する漢方処方「抑肝散(よくかんさん)」配合の第2類医薬品『デンター漢方錠』の発売が買い材料視されている。歯ぎしり・イライラ・不眠・神経の高ぶりを緩和する製剤になるという。

 発表によると、新製品『デンター漢方錠』の特長として、(1)7種類の天然生薬からなる漢方処方「抑肝散」配合の医薬品、(2)女性ホルモンの変動に伴う精神不安など更年期障害にも効果、(3)5歳のお子様でも飲みやすく風味の良い小粒の錠剤、(4)1887年(明治20年)に創業し、120年以上の高度な打錠技術を持つ歴史と伝統ある専門の医薬品工場で製造、などを列記している 。(HC)


提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:18 | 材料でみる株価

インフォコムが次第に強含む、韓国発の漫画アプリが東証上場を準備中とされ「めちゃコミック」の注目度も高まる期待

■新型コロナワクチン温度管理サービスにも注目集まる

 インフォコム<4348>(東証プライム)は8月25日、次第に強含む相場となり、午前10時過ぎに2047円(50円高)まで上げた後も堅調に推移し、反発相場となっている。グループ企業が電子漫画「めちゃコミック」を運営し、23日から24日にかけて韓国発の漫画アプリ「ピッコマ」が東証上場を準備中と一部報道で伝えられたことを受け、類似銘柄として注目度が高まるとの期待が出ている。

 また、8月初旬には、新型コロナウイルスのワクチンを保管する際の温度管理のため、大阪府藤井寺市に「食品温度管理IoTサービス」の導入が決定したことを発表。新型コロナ関連株としても注目される様子がある。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:36 | 材料でみる株価

ネポンは時間とともに上げ幅を広げ18%高、フジタコーポの「農業参入」も買い材料の見方

■施設園芸用機器などを手掛け業績は好調

 ネポン<7985>(東証スタンダード)は8月25日、時間とともに上げ幅を広げる相場となり、午前11時過ぎに18%高の2050円(317円高)まで上げて約1ヵ月ぶりに年初来の高値を更新し、2018年以来の2000円台に進んでいる。施設園芸用ヒートポンプや温風暖房機、環境制御機器などを手掛け、業績は好調。加えて、フジタコーポレーション(フジタコーポ)<3370>(東証スタンダード)が24日付で「農業参入のお知らせ」を発表したことなどが買い材料になったとみられている。フジタコーポは2日続けて大幅高となっている。

 フジタコーポは、発表によると、著しい技術革新により作業労働の省力化と生産性の向上など「スマート農業」化が進んでいること、地域の雇用創出をはじめ地方創生の貢献にも繋がることから農業分野への進出を決めた。カシス、シーベリーなどの果樹品を生産し、今後生産規模の拡大に努めるとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:25 | 材料でみる株価

イトーキが一段高、業績好調な上、森ビルの「虎ノ門・麻布台プロジェクト」来年竣工も買い材料になった様子

■オフィス就業者数約2万人、メインタワーの高さは約330m

 イトーキ<7972>(東証プライム)は8月25日、一段高となり、9%高に迫る453円(36円高)まで上げた後も30円高前後で推移し、2020年以来の高値に進んでいる。8月初旬に業背予想の増額修正を発表するなどで業績は好調。証券会社から積極的な投資判断が出ている模様。また、森ビルのミュージアム移転発表を受け、「虎ノ門・麻布台プロジェクト」(オフィス総貸室面積213,900u、就業者数約20,000人、居住者数約3,500人)が注目し直され、オフィス機器の大規模需要などに連想が働いたとの見方が出ている。

 森ビル(森ビル株式会社:東京都港区)は8月24日、『森ビル・デジタルアートミュージアム』をお台場から「虎ノ門・麻布台プロジェクト」に移転すると発表した。これを受け、同社が2023年の竣工・開業に向けて推進中の「虎ノ門・麻布台プロジェクト」が改めて注目し直される雰囲気になっている。同プロジェクトは、「30年の歳月をかけて取り組んでまいりました都市再生事業」(2019年8月22日発表のニュースリリースより)で、「メインタワーの高さは約330m」「竣工は令和5年(2023年)3月末を予定」(同)する。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:03 | 材料でみる株価

ステラケミファは自社株買いなど好感され3週間ぶりに年初来の高値を更新

■先に発表した第1四半期決算は経常益39%増などと好調

 ステラ ケミファ<4109>(東証プライム)は8月25日、飛び出すように急伸し、取引開始後は8%高に迫る2900円(204円高)まで上げ、約3週間ぶりに年初来の高値を更新している。24日の15時過ぎに自己株式の取得(自社株買い)を発表し、取得上限株数を発行済株式総数の4%に達する50万株規模とした点などに注目が集まった。8月5日発表の第1四半期決算は経常利益39%増などと好調だった。

 自社株買いは、取得株式総数50万株(自己株式を除く発行済株式総数の4.0%)、取得総額17億円を上限に、2022年8月25日から23年3月24日まで行うとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:40 | 材料でみる株価

ペプチドリームは新型コロナ「治療薬」の開発状況などに注目再燃し6%高に迫る

■国内で良好な安全性プロファイルを確認し米国で臨床準備

 ペプチドリーム<4587>(東証プライム)は8月25日、反発基調で始まり、取引開始後は6%高に迫る1678円(91円高)まで上げ、再び出直る相場になっている。新型コロナ死者数が最高更新ペースとなっていることなどを受け、「関連会社ペプチエイド株式会社が新型コロナウイルス感染症治療薬『PA−001』の臨床研究において良好な安全性プロファイルを確認」(8月10日発表)といった成果に期待が再燃する様子がある。

 発表によると、ペプチエイドでは、新型コロナウイルス感染症治療薬の開発候補品『PA−001』に関して臨床研究法に基づく特定臨床研究(以下、「本臨床研究」)を実施し、良好な安全性プロファイルが確認された。オミクロン株のBA.1、BA.2、BA.5系統に対しても他の変異株に対するものと同等の高い活性を有することを確認した。本臨床研究によりPA−001の安全性が確認されたことから、現在、米国での臨床試験開始に向けた準備を進めている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:19 | 材料でみる株価
2022年08月24日

フォースタートアップスは6日ぶりに反発、3分の2押しで調整一巡感あり『ひろしまユニコーン10』受託を好感

■四半期決算を好感し8月初旬に急伸、調整を経て再び買い直す

 フォースタートアップス<7089>(東証グロース)は8月24日の後場、一段と強含む相場となり、14時過ぎに8%高の2865円(213円高)まで上げる場面を見せて6日ぶりの反発基調となっている。22日付で、広島県から「令和4年度イノベーション・エコシステム形成事業『ひろしまユニコーン10』アクセラレーション業務」を受託していたことなどを発表し、見直されている。また、第1四半期決算を好感して8月初旬に850円近く急伸した後の調整が22日に3分の2押しの水準で下げ止まったため、調整一巡感から好業績を買い直す動きが活発化したとの見方が出ている。好業績を買い直す場合、チャート観測では、調整幅を奪回した上でさらに調整幅の分だけ上げる「倍返し」に発展する可能性もあるとみて注目す様子もある。

 発表によると、広島県では、ユニコーン企業に匹敵するような企業価値が高く急成長する企業を「10年間で10社創出する」ことを目標とした「ひろしまユニコーン10」プロジェクトをスタートさせている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:58 | 材料でみる株価

「原発計7基再稼働」報道を受け助川電工が15%高など原発関連株が軒並み高い

■電力株のほか炉の三菱重、日製鋼、メンテナンスの東京エネシスなど上げる

 助川電気工業<7711>(東証スタンダード)は8月24日、急伸商状となり、午前11時にかけて15%高の1285円(172円高)まで上げる場面を見せて急反発となっている。熱制御システムなどで原発関連株の一つと位置付けられ、経済産業省が「2023年夏以降に東京電力柏崎刈羽原子力発電所など国内の原発計7基の再稼働を目指す方針を24日、政府の会議で示す」(読売新聞8月24日付朝刊)と伝えられ、連想買いが集まった。東京電力ホールディングス<9501>(東証プライム)などの電力株も軒並み堅調に推移し、三菱重工業<7011>(東証プライム)日本製鋼所<5631>(東証プライム)、メンテナンスの東京エネシス<1945>(東証プライム)なども高い。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:32 | 材料でみる株価

鈴与シンワートがストップ高、運転前アルコールチェック&検温クラウドサービス『あさレポ』8万台突破など好感

■電子印鑑アプリ『Biz−Oin』とともに注目強まる

 鈴与シンワート<9360>(東証スタンダード)は8月24日、急伸商状となり、午前10時30分前にストップ高の1611円(300円高)に達し、そのまま買い気配となっている。同日午前、「運転前アルコールチェック&検温クラウドサービス『あさレポ』の契約デバイス数8万台突破」を発表して注目されている。また、『あさレポ』および電子印鑑アプリ『Biz−Oin』のクラウドサービスが国際規格ISO/IEC27017に準拠した、ISMSクラウドセキュリティ認証(JIP−ISMS−517)を追加取得したと12日に発表しており、改めて普及加速を期待する様子がある。

 第1四半期の連結業績(2022年4月1日〜2022年6月30日)は売上高が前年同期比4.1%増加し、各利益とも赤字縮小となった。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:16 | 材料でみる株価