[材料でみる株価]の記事一覧
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記事一覧 (04/18)ワンダープラネットはストップ高、ブロックチェーンゲーム関連事業の新会社などに期待強く連日急伸
記事一覧 (04/18)トレードワークスは一時ストップ高、「日本デジタル空間経済連盟」など好感され材料株妙味
記事一覧 (04/18)INPEXが4日続伸、原油相場など材料視され退避資金や投機資金が流入
記事一覧 (04/15)ユーグレナが高値を更新、再生航空燃料(SAF)の政府方針報道を受け注目強まる
記事一覧 (04/15)松竹は3日続伸基調、歌舞伎NFT商品化と今期黒字化予想の決算など好感される
記事一覧 (04/14)デンカが後場一段と強含む、110億円の戦略投資で抗原検査キットなどの検査試薬製品の生産を拡大
記事一覧 (04/14)ワンダープラネットは後場16%高で始まる、シンガポールにブロックチェーンゲーム関連事業の新会社
記事一覧 (04/14)大阪チタニウムが高値に迫る、リチウムイオン電池材の将来性にチタン対ロ制裁対象外への期待など加わる
記事一覧 (04/14)アステラス製薬が再び高値を更新、新薬の欧州での販売承認など好感
記事一覧 (04/14)NTTが再び高値を更新、資源エネ価格高騰や急激な円安の「リスクヘッジ銘柄」として注目衰えず
記事一覧 (04/13)DMPが後場急伸、アミューズメント市場向け半導体の追加受注に注目集まる
記事一覧 (04/13)GSXはストップ高を交えて売買こなす、ラック、野村総研グループとサイバーセキュリティ新会社
記事一覧 (04/13)ジャパンエンジンコーポは環境エンジンの受注急拡大など注目されストップ高
記事一覧 (04/13)ワコムが年初来の高値に向けて出直る、アートスパークHDとの提携など好感
記事一覧 (04/13)ローソンが急反発、成城石井の上場観測を受け注目強まる、決算発表には反応薄
記事一覧 (04/13)日立造船が反発、スイスでごみ焼却発電を利用し水素製造、エネルギーの「脱ロシア」支援に
記事一覧 (04/13)INPEXが再び上値を指向、NY原油100ドル回復など好感、高値に迫る
記事一覧 (04/12)モバイルファクトリーは後場もジリ高、NFTサービス構築支援プラットフォームなどに注目集まる
記事一覧 (04/12)ホンダは後場一段と強含む、「2030年までにグローバルで30機種のEVを展開」
記事一覧 (04/12)Sun Asteriskは再び大きく出直る、NFT事業の合弁会社設立など好感
2022年04月18日

ワンダープラネットはストップ高、ブロックチェーンゲーム関連事業の新会社などに期待強く連日急伸

■3月のアプリユーザー数は月間で今期最高の1130万人に

 ワンダープラネット<4199>(東証グロース)は4月18日、連日大幅高となり、午前10時過ぎから断続的にストップ高(400円高の2300円)をつけ、年初来の高値を更新している。4月13日にブロックチェーンゲーム関連事業を行うため海外子会社を設立と発表し、翌14日から連日大きく上値を追う展開。日経平均構成銘柄などが重いため、値動きの軽い材料株として注目が強まっているようだ。

 同日は第2四半期決算(2021年9月〜22年2月・累計)なども発表し、第2四半期累計期間は各利益とも赤字だったが、8月通期の予想は売上高42億円から48億円(前期比17.1%増から33.9%増)などを継続した。また、3月のMAU(Monthly Active User、月間で1回以上アプリを利用したユーザー数)速報は1130万人となり今期最高。前年同月比では13%の減だが前月比では31%増加した。局所的に光る部分があるとして注目する様子もある。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:57 | 材料でみる株価

トレードワークスは一時ストップ高、「日本デジタル空間経済連盟」など好感され材料株妙味

■SBIホールディングスが4月15日設立、NFTやメタバースなどに注力

 トレードワークス<3997>(東証スタンダード)は4月18日、大きく反発し、午前11時にかけて一時ストップ高の1098円(150円高)まで上げ、4月4日につけた年初来の高値1101円に迫っている。同月11日に「リアル×デジタル体験型店舗『AZLM CONNECTED CAFE』仙台国際空港株式会社へのシステム提供」を発表したのに続き、前週末取引日の15日には、同日発足した「日本デジタル空間経済連盟」への加盟を発表し、注目されている。

 発表によると、「日本デジタル空間経済連盟」は、SBIホールディングス<8473>(東証プライム)が2022年4月15日に設立。業界横断の総合経済団体として、デジタル空間における経済活動の活性化などに資する事をめざす。トレードワークスは、デジタル証券、暗号資産、NFTに代表される次世代金融をはじめ、メタバース、AI、デジタルコマース等のテクノロジーファースト型の経済活動の発展に寄与する事を目的に活動していくとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:19 | 材料でみる株価

INPEXが4日続伸、原油相場など材料視され退避資金や投機資金が流入

■2014年以来の高値に進む

 INPEX<1605>(東証プライム)は4月18日、続伸一段高で始まり、取引開始後は1638円(60円高)まで上げ、4日続伸基調で2014年以来の高値に進んでいる。NY原油などが前週末にかけて再び上げ、EU(欧州連合)によるロシア産原油の段階的な禁輸強化の観測も伝えられ、エネルギー価格などが同社の事業にとって追い風になる情勢が続いている。今朝は日経平均が262円安で始まり、ハイテク株などからの退避資金や材料株を個別物色する資金が流入しているようだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:16 | 材料でみる株価
2022年04月15日

ユーグレナが高値を更新、再生航空燃料(SAF)の政府方針報道を受け注目強まる

■バイオジェット燃料「サステオ」を手掛け連想が働く

 ユーグレナ<2931>(東証プライム)は4月15日、再び上値を追う相場になり、午前10時にかけては5%高の910円(43円高)まで上げて10日ぶりに年初来の高値を更新し、昨年11月24日以来の900円台を回復している。「政府は航空分野の脱炭素に向け、廃食油や植物などを原料とする再生航空燃料(SAF)を輸入し供給する体制づくりに乗り出す」(日本経済新聞4月15日付朝刊)と伝えられたことなどが買い材料視されたと見られている。

 同社は、航空機の燃料に混ぜて使うことでCO2排出を目立って削減できるバイオジェット燃料「サステオ」(SAF:持続可能な航空燃料のひとつ)を手がけている。報道には同社の社名が全く見当たらず、政府方針は「輸入」重視のもようだが、国産燃料の供給者としてロシアのふるまいを念頭に貴重な存在と注目する様子がある。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:35 | 材料でみる株価

松竹は3日続伸基調、歌舞伎NFT商品化と今期黒字化予想の決算など好感される

■「META歌舞伎」をNFT商品化、古典芸能を最先端のメタバース空間に

 松竹<9601>(東証プライム)は4月15日、3日続伸基調で始まり、取引開始後は1万2740円(270円高)まで上げて連日出直っている。13日付で、歌舞伎の映像をNFT(ノン・ファンジブル・トークン:非代替性トークン、デジタル資産の本物の証明)商品化すると発表し、期待と注目が強まった。続いて、14日に2月決算を発表し、各利益とも赤字が改善。今期・23年2月期の連結業績は各利益とも黒字化する見込みとし、好感されている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:20 | 材料でみる株価
2022年04月14日

デンカが後場一段と強含む、110億円の戦略投資で抗原検査キットなどの検査試薬製品の生産を拡大

■3月期の決算発表は5月11日の予定で3期ぶり最高益も

 デンカ<4061>(東証プライム)は4月14日の後場、一段と強含み、取引開始後は3340円(65円高)まで上げて出直りを強めている。前引けの午前11時30分に、「約110億円の戦略投資により抗原検査キットを含む検査試薬製品の生産能力増強を決定〜ヘルスケア事業をさらに強化し、世界の感染症対策に貢献〜」と発表し、注目が強まった。2022年3月期の決算発表は5月11日の予定で、連結純利益などが3期ぶりに最高を更新する見込みの予想としている。

 発表によると、ヘルスケア事業のさらなる成長を目的として、検査試薬の製造拠点である五泉事業所鏡田工場(新潟県五泉市)に約110億円の戦略投資を決定した。生産能力増強だけでなく、デジタライゼーションによりコスト競争力を強化することで拡大する検査需要に対応し、世界の人々のQOL向上に貢献する。(HC)

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:03 | 材料でみる株価

ワンダープラネットは後場16%高で始まる、シンガポールにブロックチェーンゲーム関連事業の新会社

■協業、業務提携、出資など検討とし朝方は一時22%高

 ワンダープラネット<4199>(東証グロース)は4月14日の後場、16%高の1774円(245円高)で始まり、朝方の一時22%高(334円高の1863円)には及ばないが急伸商状を継続している。13日の15時に第2四半期決算と海外子会社の設立を発表し、第2四半期決算は各利益とも前年同期比で赤字に転じたが、シンガポールにブロックチェーンゲーム関連事業を行う子会社「WPBC Pte.Ltd.(仮)」を設立するとし、期待が先行した。。

 新会社は100%出資で、設立予定日は今年5月。ブロックチェーンゲームの海外パブリッシング事業を中心に、協業、業務提携、出資などの検討、事業展開を推進すべく、これら新規事業の事業拠点として設立するとした。株式市場関係者の中には、華僑系の巨大資本との連携などに思惑を強める様子もある。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:45 | 材料でみる株価

大阪チタニウムが高値に迫る、リチウムイオン電池材の将来性にチタン対ロ制裁対象外への期待など加わる

■リチウムイオン電池向けSiO(一酸化ケイ素)負極材パイロットプラント竣工

 大阪チタニウムテクノロジーズ(大阪チタニウム)<5726>(東証プライム)は4月14日、時間とともに上げ幅を拡大し、午前9時50分にかけては12%高に迫る1480円(157円高)前後で推移し、4月1日につけた2020年以来の高値1522円に向けて出直りを強めている。11日付で、「リチウムイオン電池向けSiO(一酸化ケイ素)負極材パイロットプラント竣工」と発表したことや、「ロシア産チタンは制裁対象外に、エアバスCEOがEUに訴え」(ロイターニュース4月13日12:14午後)と伝えられたことなどが買い材料になっているようだ。東邦チタニウム<5727>(東証プライム)も10%高前後で推移し急伸している。

 大阪チタニウムのリチウム電池負極材については、「当社のSiO負極材をグラファイトに添加すれば20%以上の高容量化が可能であることが独自の調査で確認されてい」るとし、自信のほどをうかがわせた。推進中の事業ポートフォリオ変革に寄与する新たな事業としてSiO負極材事業を成長させるとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:12 | 材料でみる株価

アステラス製薬が再び高値を更新、新薬の欧州での販売承認など好感

■業績への影響は4月27日にお知らせとしたため期待集まる

 アステラス製薬<4503>(東証プライム)は4月14日、朝安の後切り返して続伸基調となり、午前9時20分過ぎには2096.0円(19.5円高)まで上げ、4月11日につけた株式分割を調整後の2000年以降の高値2105.0円に迫っている。朝8時30分、「抗体−薬物複合体PADCEV(エンホルツマブ ベドチン)欧州で販売承認取得」と発表し、本件による業績への影響は4月27日に開示予定の通期(2023年3月期)連結業績予想でお知らせするとしたため期待が強まっている。

 発表によると、この製剤は米国で2019年12月に迅速承認を取得し、21年7月に正規承認を得て発売されており、日本では21年11月に「パドセブ」の製品名で発売された。このため、業績寄与はこれからが本番の大型新薬に成長する期待がもてるようだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:37 | 材料でみる株価

NTTが再び高値を更新、資源エネ価格高騰や急激な円安の「リスクヘッジ銘柄」として注目衰えず

■TOPIX構成銘柄の浮動株比率の見直しによる買い需要にも期待が

 日本電信電話(NTT)<9432>(東証プライム)は4月14日、再び上値を追って始まり、取引開始後は3780円(40円高)まで上げて株式分割を調整後の2000年以来の高値を更新している。資源エネルギー価格の高騰や急激な円安、海外金利の上昇など、外部環境の影響が相対的に小さい「リスクヘッジ銘柄」として注目されている上、東証によるTOPIX(東証株価指数)構成銘柄の浮動株比率の見直しによって株価指数連動運用を行うファンドなどからの買い需要が発生するとされ、注目が強まっている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:21 | 材料でみる株価
2022年04月13日

DMPが後場急伸、アミューズメント市場向け半導体の追加受注に注目集まる

■前回の大型受注と合わせ1602百万円を23年3月期に計上と発表

 ディジタルメディアプロフェッショナル(DMP)<3652>(東証グロース)は4月13日の後場、13時頃から急伸し、一時19%高の1665円(265円高)まで上げる場面を見せて急反発となっている。13時、アミューズメント市場向け画像処理半導体「RS1」の追加受注を発表しており、買い材料視されたとみられている。

 発表によると、今回の追加受注の金額は294百万円で、2022年2月10日に公表した1308百万円の大型受注と合わせた1602百万円について、2022年4月以降の顧客納入を予定している。23年3月期の連結業績に反映される予定。中期計画での23年3月期の売上高15億円を上回ったとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:35 | 材料でみる株価

GSXはストップ高を交えて売買こなす、ラック、野村総研グループとサイバーセキュリティ新会社

■社会や産業全体のセキュリティレベルの底上げを図るとし注目集まる

 グローバルセキュリティエキスパート(GSX)<4417>(東証グロース)は4月13日、急伸商状となり、午前10時前にストップ高の5150円(700円高)に達し、後場も13時にかけては15%高の5130円(680円高)前後で売買され、今年3月31日につけた高値5570円に向けて大きく出直っている。12日付で、ラック<3857>(東証スタンダード)野村総合研究所<4307>(東証プライム)グループのNRIセキュアテクノロジーズと合同で「サイバーセキュリティイニシアティブジャパン」を設立と発表し、注目集中となった。

 発表によると、合同で設立した新会社の設立は2022年4月1日。活動に当たっては、内閣サイバーセキュリティセンター、総務省、経済産業省などの関係省庁とも連携を図り、日本の社会や産業全体のセキュリティレベルの底上げを図るとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:12 | 材料でみる株価

ジャパンエンジンコーポは環境エンジンの受注急拡大など注目されストップ高

■原油高騰やCO2排出などの環境意識の高まりを背景に脚光

 ジャパンエンジンコーポレーション<6016>(東証スタンダード)は4月13日、急伸商状となり、ストップ高の1134円(150円高)で始まった後もストップ高で売買され、取引時間中としては今年3月28日以来の1100円台を回復している。12日付で、「UEC42LSH型機関の国内外受注が急拡大」と発表しており、注目集中となった。

 発表によると、「UEC42LSH型機関」は、中小型ケミカル船やハンディサイズバルクキャリア向け主機として開発した発動機で、昨今の原油高騰やCO2排出などの環境意識の高まりを背景に脚光を浴びているという。2020年度の6台連続受注に引き続き、最近の主にハンディサイズバルクキャリアの市場活況を背景に、受注確定・内定などで、累計30台を超える受注を確保できる見通しになった。また、中国のライセンス先では、短期間のうちに20台の受注を獲得したという。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:30 | 材料でみる株価

ワコムが年初来の高値に向けて出直る、アートスパークHDとの提携など好感

■アートスパークHDの2位株主に、クリエイティブ創作体験など共同開発

 ワコム<6727>(東証プライム)は4月13日、時間とともに出直りを強め、午前10時40分過ぎには940円(38円高)まで上げて今年4月5日につけた年初来の高値971円に向けて上値を指向している。11日、アートスパークホールディングス(アートスパークHD)<3663>(東証スタンダード)への出資を含む資本業務提携を発表。一日置いて評価が強まる相場になっている。アートスパークHDも高い。

 4月28日払い込み予定で第三者割当増資を引き受け、アートスパークHDの持株比率5.03%の2位株主になる。アートスパークHDにとっては差引手取り概算15億9132万円の資金調達になる。業務提携では、両社の製品を通じたクリエイティブ創作体験の共同開発、「KISEKI ART」サービスと「CLIP STUDIO PAINT」の連携による新しい価値提供のための共同開発、デジタル著作権管理、創作にまつわる権利保護に向けた技術の「CLIP STUDIO PAINT」への実装、などを行う。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:03 | 材料でみる株価

ローソンが急反発、成城石井の上場観測を受け注目強まる、決算発表には反応薄

■時価総額2000億円超とされ買い材料視、「上場も含めて様々な検討」

 ローソン<2651>(東証プライム)は4月13日、時間とともに反発幅を広げる相場になり、午前9時45分には9%高の4800円(415円高)まで上げて今年3月30日以来の4800円を回復した。12日の夕方、日経電子版が「ローソン、成城石井上場へ、時価総額2000億円超」と伝え、買い材料視されている。ローソンは12日の14時30分に2月決算と定款の一部変更などを発表したが、発表後の株価は大引けまで軟調なまま反応薄だった。このため、成城石井が効いたと見られている。

 (株)成城石井は東京圏を中心に拡大してきた食品スーパーマーケットで、1927年創業、96年には自社食品工場であるセントラルキッチンを稼動。2000年代からは全国展開を本格化している。この上場観測に対し、ローソンは13日朝、東証適時開示で、上場も含めて、企業価値向上に向けて様々な検討を行っているが、現時点で決定した事実はないこと、などを発表した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:08 | 材料でみる株価

日立造船が反発、スイスでごみ焼却発電を利用し水素製造、エネルギーの「脱ロシア」支援に

■モスクワでの受注案件あるが年度連結売上高の3%未満、保険も活用

 日立造船<7004>(東証プライム)は4月13日、反発基調で始まり、取引開始後は693円(10円高)まで上げ、3日ぶりの出直り相場となっている。12日、スイスの子会社がごみ焼却発電施設に水素の製造施設を建設すると発表。欧州諸国がエネルギーの「脱ロシア」を進める支援になるとの見方などがあり注目材料視されている。2022年6月に着工し23年春の本格稼働を予定するとした。

 3月下旬に「ロシア・ウクライナ情勢による当社グループ事業への影響」を発表し、モスクワ近郊の4ヵ所でごみ焼却発電施設の新規建設向け基本設計および主要機器の納入を受注しているとしたが、今年度の業績見込みにおいて本案件の占める割合は、当社連結売上高の3%未満とした。また、本案件の契約に際しては、戦争や制裁等を含む海外取引リスクに備え、スイスの公的貿易保険(SERV)の保険を利用しているとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:36 | 材料でみる株価

INPEXが再び上値を指向、NY原油100ドル回復など好感、高値に迫る

■核融合発電への取組などもあり「きっかけ待ちの状態」だった様子も

 INPEX<1605>(東プライム)は4月13日、反発基調で始まり、取引開始後は4%高の1502円(55円高)まで上げ、今年3月28日につけた2014年以来の高値1540円に迫っている。NY原油が再び100ドル/バレル台に乗り、再び買い材料視されたようだ。

 もっとも、このところは原油高の他に核融合発電への取組が伝えられて上げ、その後も高値圏で底堅い推移を続けてきた。この一両日は「きっかけ待ちの状態」との声が聞かれた。相場が買い材料を待っていたような印象がある。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:16 | 材料でみる株価
2022年04月12日

モバイルファクトリーは後場もジリ高、NFTサービス構築支援プラットフォームなどに注目集まる

■5月開催の展示会に出展、脚光集める期待が

 モバイルファクトリー<3912>(東証プライム)は4月12日、前後場ともジリ高となって上げ幅を広げ、14時過ぎには9%高の1200円(98円高)に乗って年初来の高値を更新している。NFT(非代替性トークン:デジタル作品などの本物証明書)を簡単に生成し企業サイトで販売できる、NFTサービス構築支援プラットフォーム「ユニキスガレージ」や、NFTマーケットプレイス「ユニマ」など、NFT関連事業への取組が積極的であることなどが材料になっているようだ。5月に開催される「NexTechWeek2022春」(5月11〜13日、幕張メッセ)で関連展示を行うと発表している。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:59 | 材料でみる株価

ホンダは後場一段と強含む、「2030年までにグローバルで30機種のEVを展開」

■事業説明会で研究開発費を10年間で8兆円など発表

 本田技研工業(ホンダ)<7267>(東証プライム)は4月12日の後場寄り後に一段と強含む場面を見せ、3261.0円(27.0円高)まで上げて本日の現在高に進んだ。午前10時、「本日、電動化に向けた進捗と将来への事業変革について説明会を実施しました」と資料を開示し、今後10年で研究開発費として約8兆円を投入、などとし、注目を集めている。

 発表資料によると、「今後10年で研究開発費として約8兆円、電動化・ソフトウェア領域に投資も含め約5兆円を投入し、電動化を加速」し、「2030年までにグローバルで30機種のEVを展開し、EVの年間生産200万台超を計画」する。また、「全固体電池の実証ラインに着手し約430億円を投資し2024年春に立ち上げ予定」とした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:07 | 材料でみる株価

Sun Asteriskは再び大きく出直る、NFT事業の合弁会社設立など好感

■ソニーネットワークコミュニケーションズとシンガポールに設立と発表

 Sun Asterisk<4053>(東証グロース)は4月12日の後場、9%高の1919円(162円高)で始まり、前場の一時22%高(388円高の2145円)からは値を消したが再び大きく出直る相場となっている。11日付で、ソニーグループ<6758>(東証プライム)のソニーネットワークコミュニケーションズとNFT(非代替性トークン:唯一無二のデジタルデータの証明書)事業会社をシンガポールに設立と発表し、注目と期待が強まった。

 発表によると、NFTは唯一無二のデジタルデータとして、ゲーム、アート、スポーツ、音楽、不動産など、さまざまな業界で新たなビジネスの構築や活用が進んでいる。新会社は、ソニーネットワークコミュニケーションズの通信事業やサービスソリューション事業などにおける知見や実績と、Sunの保有する開発・運用リソースやノウハウ・技術力を活用し、拡大が続くNFT市場において開発受託事業、コンサルティング事業を推進し、今後Web3.0の世界において創出される多様な経済圏への貢献を目指す。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:52 | 材料でみる株価