[材料でみる株価]の記事一覧
  (ブログ内の記事検索は右サイドバーの検索窓から)

記事一覧 (02/10)Jトラストはエイチ・エス証券の全株式取得に注目集まり続伸
記事一覧 (02/10)インテージHDが10%高、英投資ファンドのMBO・非公開化提案に「検討している事実はない」
記事一覧 (02/10)東京エレクトロンが続伸、きょう第3四半期決算を発表する予定、NY市場で買われる
記事一覧 (02/09)アルテサロンHDはMBO(経営陣による企業買収)を受けてストップ高買い気配
記事一覧 (02/09)ソフトバンクGは買い先行、第3四半期63%減益だがアーム社を巡る方針変更など評価
記事一覧 (02/08)オンコリスBioFが再び出直る、新型コロナ治療薬への期待が根強く注目続く
記事一覧 (02/08)コカ・コーラボトラーズジャパンHDは値上げが好感され一時9%高、出来高も増勢
記事一覧 (02/08)塩野義製薬は新型コロナ経口薬の申請接近との見方強まり上場来の高値に迫る
記事一覧 (02/08)鉄鋼株が続伸、米国側の関税緩和方針を受け日本製鉄など5日続伸基調
記事一覧 (02/07)カネカは生分解性ポリマー増産に注目集まり大きく出直る
記事一覧 (02/07)アスカネットが後場ストップ高、引き続き、セブン−イレブンでの空中ディスプレイPOSレジ実証実験に期待続く
記事一覧 (02/07)小林製薬が一時7%高、「アンメルツ」中国での本格販売などに注目集まる
記事一覧 (02/04)川崎汽船が10%高、郵船は6%高など海運大手が大幅反発、「原油90ドル」で値上げ環境が整う期待
記事一覧 (02/04)日清食品HDは今年の高値を一気に更新、自社株買い・消却、値上げなど好感される
記事一覧 (02/03)塩野義製薬が一段高、新型コロナ経口薬(飲み薬)への期待強く出直り拡大
記事一覧 (02/02)マルハニチロは後場堅調、スケソウダラ事業での資産譲受など好感され次第高
記事一覧 (02/02)アステナHDが出直り強め約2週間ぶりに400円台を回復
記事一覧 (02/02)塩野義製薬が4日続伸、引き続き新型コロナ経口薬(飲み薬)への期待強い
記事一覧 (02/02)トレジャー・ファクトリーは一段と出直り拡大、2月決算への注目強く自社株買いも好感
記事一覧 (02/01)インティメート・マージャーが後場急伸、4月施行の改正個人情報保護法に向けた新ビジネスに期待強まる
2022年02月10日

Jトラストはエイチ・エス証券の全株式取得に注目集まり続伸

■保証事業などとのシナジーを生み出し新たなサービスを提供へ

 Jトラスト<8508>(東2)は2月10日、取引開始後に495円(10円高)まで上げた後も堅調に推移し、続伸基調となっている。9日の夕方、HSホールディングス<8699>(JQS)からエイチ・エス証券株式会社(東京都新宿区西新宿)の全株式を取得すると発表し、注目が強まった。株式譲渡契約締結日は2022年2月9日。取得価額(概算)は55億7200万円。株式譲渡実行日は同年4月1日。保証事業などとのシナジーを生み出し新たなサービス提供などの新事業を開始するとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:08 | 材料でみる株価

インテージHDが10%高、英投資ファンドのMBO・非公開化提案に「検討している事実はない」

■買い先行となり3日ぶりに1900円を回復

 インテージホールディングス(インテージHD)<4326>(東1)は2月10日、取引開始後に10%高の1907円(178円高)まで上げて3日ぶりに1900円を回復し、急激な出直りとなっている。MBO(経営陣による買収)の観測報道に対し、午前9時、「MBO・非公開化を求める提案を受けたのは事実だが、当社及び当社経営陣がMBO・非公開化を検討している事実はない」と東証適時開示などを通じて発表し、買い先行となっている。

 発表によると、昨夜、日本経済新聞電子版において、当社が英投資ファンドのニッポン・アクティブ・バリュー・ファンド(NIPPON ACITVE VALUE FUND PLC)からMBO・非公開化を求める提案を受けているとの報道がなされた。MBO・非公開化を求める提案を受けたのは事実だが、当社及び当社経営陣がMBO・非公開化を検討している事実はない、とした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:56 | 材料でみる株価

東京エレクトロンが続伸、きょう第3四半期決算を発表する予定、NY市場で買われる

■日経平均への寄与度が大、移動平均を支えに出直り基調

 東京エレクトロン<8035>(東1)は2月10日、続伸基調で始まり、取引開始後は5万7920円(1790円高)まで上げて出直りを強めている。半導体関連株の代表格のひとつで、日経平均への寄与度が大。きょう、10日に第3四半期決算を発表する予定で期待が強い上、9日のNY株式市場で2.5%高となったこともあり、買い先行となっている。

 半導体関連株は1月半ばから調整基調に転じているが、同社株は26週移動平均などの水準で下げ止まり出直り傾向。きょうの第3四半期決算発表を受けて株価がどう動くかは相場次第だが、これらを大きく割り込まない限り、テクニカル的には長期ジリ高波動に崩れはないと見られている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:32 | 材料でみる株価
2022年02月09日

アルテサロンHDはMBO(経営陣による企業買収)を受けてストップ高買い気配

■MBO価格は685円、買収成立後は上場廃止となる見込み

 アルテ サロン ホールディングス(アルテサロンHD)<2406>(JQS)は2月9日の前場、買い気配のままストップ高の670円(100円高)に達し、前引けまで値つかずだった。8日17時、吉原直樹創業会長や吉村栄義社長らが設立した(株)ジェネシスによる公開買付(MBO:経営陣による企業買収)と、これについての応募の推奨などを発表し、MBO価格(1株につき685円)に向けて買い集中となった。MBO成立後、アルテサロンHDは上場廃止となる見込み。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:28 | 材料でみる株価

ソフトバンクGは買い先行、第3四半期63%減益だがアーム社を巡る方針変更など評価

■株式売却の方針を転換し上場準備へ

 ソフトバンクグループ(ソフトバンクG)<9984>(東1)は2月9日、反発基調で始まり、取引開始後は5422円(120円高)まで上げ、買い優勢となっている。8日の15時に発表した第3四半期連結決算(IFRS、2021年4〜12月・累計)の税引前利益が前年同期比63%減となり、⼦会社アーム(Arm Limited)の株式売却の中止と上場準備などを発表し、注目されたが、株式市場の受け止め方は買い先行となった。

 ソフトバンクGは、投資事業のソフトバンク・ビジョン・ファンド1が保有する英国の半導体設計企業Arm Limitedの全株式を米国の半導体メーカーNVIDIA(NVIDIA Corporation)に売却することを2020年9月に明らかにしていたが、株式上場へと方針転換することとなった。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:21 | 材料でみる株価
2022年02月08日

オンコリスBioFが再び出直る、新型コロナ治療薬への期待が根強く注目続く

■長いこと底練り商状が続き動き出せば大きいとの期待が

 オンコリスバイオファーマ(オンコリスBioF)<4588>(東マ)は2月8日、4%高に迫る563円(21円高)まで上げた後も堅調で、後場、13時を過ぎても560円台で推移し、再び出直っている。1月31日付で、「新型コロナウイルス感染症治療薬OBP−2011のオミクロン(Omicron)株への効果に関するお知らせ」を発表しており、注目は根強いようだ。

 発表によると、現在開発中の新型コロナウイルス感染症治療薬OBP−2011に関して、新型コロナウイルスのオミクロン(Omicron)株に対する有効性を、鹿児島大学ヒトレトロウイルス学共同研究センターとの共同研究で確認し、022年の臨床試験開始を目指すとした。株価は長いこと底練り商状が続いており、動き出せば自律反発だけでも値幅妙味はあるとの見方が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:29 | 材料でみる株価

コカ・コーラボトラーズジャパンHDは値上げが好感され一時9%高、出来高も増勢

■大型PETボトル製品(1.5L、2L、一部製品を除く)を5、8%値上げへ

 コカ・コーラ ボトラーズジャパンホールディングス(コカ・コーラボトラーズジャパンHD)<2579>(東1)は2月8日、大きく出直り、一時9%高の1495円(128円高)まで上げて昨年12月9日以来の1400円台に復帰している。値上げ発表が好感され、出来高も増加し、午前11時まででこのところの一日分の出来高を上回っている。

 事業子会社コカ・コーラ ボトラーズジャパンが8日付で大型PETボトル製品(1.5L、2L、一部製品を除く)の出荷価格を5月1日出荷分より改定と発表し、値上げが好感されている。出荷価格改定率は約+5〜8%とした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:19 | 材料でみる株価

塩野義製薬は新型コロナ経口薬の申請接近との見方強まり上場来の高値に迫る

■来週中にも承認申請に進む可能性との見方が

 塩野義製薬<4507>(東1)は2月8日、一段と出直って始まり、取引開始後は5%高に迫る8350円(366円高)まで上げ、昨年11月につけた上場来の高値8439円に迫っている。7日15時30分に新型コロナ経口薬(飲み薬)の開発経過を発表し、一部報道では来週中にも承認申請に進む可能性が言われている。

 開発中の経口抗ウイルス薬(開発番号:S−217622、以下、「本治療薬」)について、第2/3相臨床試験のうちPhase 2a part(目標症例数:69例)の解析が完了し、本日その結果を公開したことなどを発表した。株式市場関係者からは、実際に承認申請が行われた時点で目先的な「材料出尽し」の売りが発生する可能性を指摘する声があるが、一方では、こうした局面での慎重姿勢は「買いたい弱気」で反落場面を待っているケースもあるとの見方が出ている。(HC)

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:34 | 材料でみる株価

鉄鋼株が続伸、米国側の関税緩和方針を受け日本製鉄など5日続伸基調

■「日本の鉄鋼輸出の多くは春から免除になる見通し」と伝えられる

 日本製鉄<5401>(東1)は2月8日、5日続伸基調の1973.5円(6.5円高)で始まった後も堅調に推移し、JFEホールディングス<5411>(東1)も5日続伸基調の1545円(10円高)で始まり出直りを強めている。「米国が日本から輸入する鉄鋼に課す追加関税を一定量まで免除する方向で最終調整に入った」(日本経済新聞2月8日付朝刊)と伝えられ、好感買いが続いている。神戸製鋼所<5406>(東1)も続伸基調で始まった。

 「日本の鉄鋼輸出の多くは春から免除になる見通し」(同)と伝えられた。これに関連する関税はトランプ前政権が安全保障上の脅威を理由に関税が上乗せされたという。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:15 | 材料でみる株価
2022年02月07日

カネカは生分解性ポリマー増産に注目集まり大きく出直る

■既にストロー、コーヒーカプセルなどに使用、引き合い急増し供給力増強

 カネカ<4118>(東1)は2月7日、3930円(150円高)まで上げた後も上げ幅120円前後で推移し、大きく出直っている。同日付で、「『カネカ生分解性ポリマーGreenPlanet』(以下、GreenPlanet)の大型能力増強を決定」と発表し、注目されている。また、8日に第3四半期決算の発表を予定し、決算発表への期待も強いようだ。

 発表によると、「GreenPlanet」(化学名はPHBH)は植物油を原料に微生物によって生産されるバイオマスポリマーで、土壌中に加え海水中でも容易に分解し、CO2と水に戻り環境を汚染することがない。既に実使用が開始されているストロー、カトラリー、コーヒーカプセル、袋、フィルムをはじめ、環境意識の高いブランドホルダーからの引き合いが急増しており、供給能力の増強を求められているという。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:44 | 材料でみる株価

アスカネットが後場ストップ高、引き続き、セブン−イレブンでの空中ディスプレイPOSレジ実証実験に期待続く

■1月28日の発表から断続的に上値を追う

 アスカネット<2438>(東マ)は2月7日の後場、一段と上げて始まり、取引開始後にストップ高の1070円(150円高)に達した。引き続き、同社の「ASKA3Dプレート」を使用した空中ディスプレイ方式の非接触型POSレジ『デジPOS』の実証実験がセブン−イレブンの店舗で2月1日から順次開始されていることなどが買い材料視されている。ストップ高は2月2日以来。

 非接触型POSレジ『デジPOS』の実証実験に関する発表は1月28日午前に開示され、この日はストップ高目前の867円(147円高)まで上げた。以後、断続的に上値を追い出直りを強めている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:46 | 材料でみる株価

小林製薬が一時7%高、「アンメルツ」中国での本格販売などに注目集まる

■12月決算の営業利益0.5%増加し今期は3.6%増を予想

 小林製薬<4967>(東1)は2月7日、大きく出直って始まり、午前9時50分にかけて7%高の9400円(610円高)まで上げて今年1月6日以来の9400円回復となっている。2月4日付で、肩こり・筋肉痛などへの対応で知られる「アンメルツ」の中国での本格販売(OTC医薬品『安美露アンメイルー』)、前12月期の連結決算、同12月期末配当の増額修正を発表し、好感されている。

 発表によると、中国での『安美露アンメイルー』本格販売は4月からで、すでに2021年7月に中国国家薬品監督管理局より本製品のスイッチOTC承認を取得した。北京冬季オリンピックの開催を機にスポーツ熱が一段と高まる可能性があり注目されている。

 2021年12月期の連結決算は、前期比で売上高が3.1%増、営業利益が0.5%増、親会社株主に帰属する当期純利益は2.7%増となった。期末配当は1株につき従来予想比2円増の46円(前期実績比では3円の増配)とした。今期の予想は、売上高が4.3%増、営業利益が3.6%増、親会社株主に帰属する当期純利益は2.5%増とした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:22 | 材料でみる株価
2022年02月04日

川崎汽船が10%高、郵船は6%高など海運大手が大幅反発、「原油90ドル」で値上げ環境が整う期待

■四半期決算発表後の出尽し売り小規模、投資判断強まる様子

 2月4日午前の東京株式市場では、大手海運株が急反発となり、川崎汽船<9107>(東1)は11%高に迫る6890円(670円高)まで上げる場面を見せ、日本郵船<9101>(東1)は7%高に迫る9840円(610円高)、商船三井<9104>(東1)は3%高の9120円(260円高)まで上げて軒並み大幅に出直っている。

 NY原油の7年ぶり90ドル台乗せを受け、運賃値上げの環境が整ってきたとの見方があるほか、各社が3日までに発表した四半期決算、増配などを受け、証券会社から投資判断の強気修正が出ているもようだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:28 | 材料でみる株価

日清食品HDは今年の高値を一気に更新、自社株買い・消却、値上げなど好感される

■第3四半期は減益だったが売上収益は13.6%増加

 日清食品ホールディングス(日清食品HD)<2897>(東1)は2月4日、一段と出直りを強め、午前9時30分にかけては6%高の8870円(520円高)まで上げて今年の高値を一気に更新している。3日の13時過ぎに第3四半期決算と自己株式の取得(自社株買い)、自己株式の消却、6月出荷分からの製品値上げなどを発表し、好感買いが先行している。

 第3四半期連結決算(IFRS、2021年4〜12月・累計)の売上収益は前年同期比13.6%増加した。各利益は減益となり、税引前利益は同12.0%減少したが、3月通期の連結業績予想は据え置いた。

 自社株買いは、187万5000株(自己株式を除く発行済株式総数の1.82%)、取得総額120億円を上限に、2022年2月4日から同年9月30日まで実施。また、同ねん2月28日付で147万7700株(消却前の発行済株式総数に対する割合1.39%)を消却するとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:52 | 材料でみる株価
2022年02月03日

塩野義製薬が一段高、新型コロナ経口薬(飲み薬)への期待強く出直り拡大

■オミクロン株は感染者数が多いため「国民薬」として需要急増の期待

 塩野義製薬<4507>(東1)は2月3日、取引開始後に7670円(109円高)まで上げ、一段と出直りを拡大。日経平均の反落300円安に逆行高の始まりとなっている。引き続き新型コロナ経口薬(飲み薬)の開発経過などが期待材料視され、半導体株などが上げ一服に転じた中で材料株妙味を集めている。

 1月31日に新型コロナ経口薬(飲み薬)の開発経過を発表。2月に入ると、松野官房長官や岸田首相による「優先かつ迅速に審査する」といった発言が伝えられ、期待が強まった。新型コロナ・オミクロン株は重症化率、致死率とも低いことが伝えられているが、一方で感染者数は多いため、新薬が承認された場合は「国民薬」として需要が急増するとの期待が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:24 | 材料でみる株価
2022年02月02日

マルハニチロは後場堅調、スケソウダラ事業での資産譲受など好感され次第高

■米ベーリング海のスケソウダラ事業、陸上事業としてはシェアトップに

 マルハニチロ<1333>(東1)は2月2日、朝方の1%安(24円安の2414円)を底に持ち直し、後場は13時40分にかけて2458円(20円高)まで上げて出直りを強めている。朝、「スケソウダラ操業のための資産譲受け」について発表し、前場の中頃から徐々に買い材料視されたという。第3四半期の決算発表は2月7日の予定。

 発表によると、海外子会社2社が米国企業から加工施設やスケソウ漁獲枠付き漁船9隻を譲り受けた。ベーリング海のスケソウダラ事業は、米国漁業法により漁船が漁獲枠を保有する形態となっており、漁獲枠も陸上枠、母船枠、工船枠の3つに分けられている。今回の譲受により、陸上枠へのアクセスシェアは31%から41%まで増加し、陸上事業としてはシェアトップになる。

 米国では、カニカマ(スケソウダラのスリミが原料)の需要は堅調な拡大傾向を示しており、牛肉など他のタンパク質と比較して、温室効果ガスへの影響の点で気候に配慮したタンパク源であることなどが好感されているという。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:57 | 材料でみる株価

アステナHDが出直り強め約2週間ぶりに400円台を回復

■岩城製薬にとって初の長期収載品などの新展開に注目し直す

 アステナホールディングス(アステナHD)<8095>(東1)は2月2日の後場、403円(10円高)で始まり、1月20日以来、約2週間ぶりに400円台復帰となっている。このところの株価は1月27日の366円を下値に回復基調。11月決算を発表した翌日の1月14日に大きく下押したが、この前後は日経平均の下げが強まる頃合いだったため、全体相場の軟弱な地合いの影響が大きかったとみられている。

 2022年4月からは、事業子会社・岩城製薬株式会社が欧州系の製薬大手ヤンセンファーマから「『ニゾラール』ローション2%」の日本における製造販売承認を承継すると共に販売の移管を行い、岩城製薬にとって初となる長期収載品の取扱いとなる(21年12月発表)。今後、更なる取扱製品の拡充を目指すとしている。(HC)

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:16 | 材料でみる株価

塩野義製薬が4日続伸、引き続き新型コロナ経口薬(飲み薬)への期待強い

■官房長官「申請の場合は優先かつ迅速に審査」と伝えられ注目強まる

 塩野義製薬<4507>(東1)は2月2日、時間とともに上げ幅を広げ、午前11時過ぎには6%高に迫る7488円(397円高)まで上げて4日続伸基調の出直り継続となっている。引き続き、1月31日に発表した新型コロナ経口薬(飲み薬)の開発経過などが期待材料視されている。

 2日は、松野博一官房長官が1日の記者会見で、「塩野義製薬が開発している新型コロナウイルスの飲み薬について『承認申請があった場合は厚生労働省で優先かつ迅速に審査する』と述べた」(日経QUICKニュース2月1日夜)と伝えられたことなどが好感されている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:22 | 材料でみる株価

トレジャー・ファクトリーは一段と出直り拡大、2月決算への注目強く自社株買いも好感

■取得期間が2月2日から18日までで短期速攻型のイメージ

 トレジャー・ファクトリー<3093>(東1)は2月2日、続伸基調で始まり、9%高に迫る911円(74円高)まで上げたあとも値上がり率7〜8%台で推移し、一段と大きく出直っている。このところ2月決算への注目が強まる様子がある上、1日15時に自己株式の取得(自社株買い)を発表し、好感買いが広がった。

 自社株買いは、普通株式12万5000株(自己株式を除く発行済株式総数の1.11%)、取得総額1億円を上限として、2022年2月2日から同年2月18日まで東京証券取引所における市場買付にて実施するとした。上限いっぱい取得する義務はないが、取得期間は暦ベースで16日間のため短期速攻型のイメージがあり注目されている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:21 | 材料でみる株価
2022年02月01日

インティメート・マージャーが後場急伸、4月施行の改正個人情報保護法に向けた新ビジネスに期待強まる

■ITP環境下のユーザーの同意情報を保持できる機能を開発と発表

 インティメート・マージャー<7072>(東マ)は2月1日の後場一段と上げ、20%高の1350円(228円高)まで上げる場面を見せて下値圏から大きく出直っている。同日付で、「Googleタグマネージャーの新しい機能のサーバーサイドGTMと連携することでITP(Intelligent Tracking Prevention)環境下のユーザーの同意情報を保持することができる機能を開発」し、これを「プライバシーテック領域をリードするPriv Tech株式会社(東京都港区)に提供開始」したと発表、注目が集まっている。2022年4月に施行される改正個人情報保護法(以下、改正法)に向けた新たなビジネスとして注目されている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:20 | 材料でみる株価