[材料でみる株価]の記事一覧
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記事一覧 (09/06)石油資源開発が高値に向け出直る、「OPECプラス」減産に加え英・ロ関係悪化もエネルギー高要因の見方
記事一覧 (09/05)プレミアアンチエイジングは後場もストップ高続く、東大と共同開発の幹細胞培養上清液を今秋新ブランドで実用化
記事一覧 (09/05)ハリマビステムが後場一段と上げストップ高まで10円に迫る、株式分割を好感
記事一覧 (09/05)養鶏のホクリヨウは軟調、「配合飼料の価格据え置きへ」と伝えられたが反応薄
記事一覧 (09/05)colyは人気ゲームのリニューアル「年内」から「来春」に伸びたが堅調に推移、新事業などに期待
記事一覧 (09/02)クルーズが後場急伸、「GameFi分野に本格参入」rtyy目され一時21%高
記事一覧 (09/02)大谷工業が3日連続ストップ高、「新たに建築における地震対策に参入」し注目集まる
記事一覧 (09/02)ダイオーズは投資事業会社グループ企業によるMBOを受け買付価格1500円に向け急伸
記事一覧 (09/02)協和キリンが出直る、新薬・効能の承認相次ぎリンパ腫の大型薬候補にも期待
記事一覧 (09/02)ウエルシアHDはイオン九州との合弁事業が好感され続伸基調で始まる
記事一覧 (09/01)スマレジが後場一段高、クラウドPOSレジ「スマレジ」累積取扱高5兆円突破
記事一覧 (09/01)マルハニチロが逆行高、10月メドにサーモンの陸上養殖事業会社を三菱商事と設立予定で注目再燃
記事一覧 (09/01)日華化学が再び出直る、化粧品子会社イーラルの2商品が専門誌から表彰され注目再燃
記事一覧 (09/01)JPホールディングスは年初来の高値に向けて出直る、「こども家庭庁」の『未就園児』『無園児』支援政策などに期待強い
記事一覧 (09/01)KADOKAWAが一段と出直る、子会社に中国テンセントとソニーGの各子会社が出資
記事一覧 (08/31)首相会見を受け和心が後場ストップ高、入国者数の上限緩和など受け買い集中
記事一覧 (08/31)ジィ・シィ企画が後場次第高、従業員を3Dアバター化する特許の新サービスに期待強い
記事一覧 (08/31)京セラが続伸スタート、創業者の大株主が亡くなった場合なぜか株高、の経験則がある模様
記事一覧 (08/30)ティーケーピーが後場一段高、「オミクロン型対応ワクチン、来月にも」と伝えられ社会活動の活発化に期待高まる
記事一覧 (08/30)メンタルヘルステクノロジーズは後場もストップ高続く、『教職員のメンタルヘルス』への取組などに注目集まる
2022年09月06日

石油資源開発が高値に向け出直る、「OPECプラス」減産に加え英・ロ関係悪化もエネルギー高要因の見方

■英次期首相にトラス氏、ロシアが英国に「関係悪化を警告」と伝えられる

 石油資源開発<1662>(東証プライム)は9月6日、続伸基調で始まり、取引開始後は3995円(70円高)まで上げ、8月24日につけた2015年以来の高値4095円に向けて出直っている。「OPECプラス」(産油国にロシアなどが参加)が減産で合意したと伝えられ、米国5日のWTI原油先物が続伸し、買い材料視されている。また、英国の次期首相に当選したトラス氏が対ロシア強硬論者とされ、ロシア側も「トラス次期英首相を酷評、関係悪化を警告」(ロイターニュース)と伝えられたため、ロシアから西欧向けに供給されているエネルギーについても不安要因になったとみて価格高騰の要因とする見方がある。

 同社は自己株式の消却を9月30日に行うと発表済みで、消却する株式数は発行済み株式総数の約5%に相当する2,854,700株。当初は11月30日に行うとしていたが日程を早めた。(HC)

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:44 | 材料でみる株価
2022年09月05日

プレミアアンチエイジングは後場もストップ高続く、東大と共同開発の幹細胞培養上清液を今秋新ブランドで実用化

■スキンケアに有用な成分を豊富に含む、オリジナル培養法を開発

 プレミアアンチエイジング<4934>(東証グロース)は9月5日の後場、買い気配のままストップ高(400円高の2315円)で推移し、前場ストップ高で売買された後そのまま買い気配を続けている。9月2日付で、子会社のプレミア・ウェルネスサイエンスと東京大学が、「スキンケアに特化した独自の歯髄由来幹細胞培養上清液『ENGYステムS』の開発・実用化に成功」と発表し、買い材料視されている。『ENGYステムS』は、今秋ローンチ予定となっている新ブランドで実用化される見通しとした。

 発表によると、『ENGYステムS』はヒト成人歯髄由来の幹細胞培養上清液。歯髄は、脂肪や骨髄など他の間葉系由来幹細胞培養上清液と比較して成長因子をより豊富に含んでいた。研究過程で東京大学オリジナル培養法を開発し、スキンケアに有用な成分(タンパク質、エクソソーム)を豊富に含んだ独自の幹細胞培養上清液として『ENGYステムS』を開発した。(HC)

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:36 | 材料でみる株価

ハリマビステムが後場一段と上げストップ高まで10円に迫る、株式分割を好感

■9月30日現在の株主の所有する株式を1株につき2株に分割

 ハリマビステム<9780>(東証スタンダード)は9月5日の後場寄り後に一段と上げ、一時ストップ高に10円まで迫る16%高の5090円(690円高)まで上げ、日々ベースで大幅な反発相場となっている。前取引日の9月2日に株式2分割を発表。基準日を今月末の9月30日としたため、そのスピード感が好感されているようだ。

 2022年9月30日を基準日として、同日付の株主の所有する当社普通株式を、1株につき2株の割合をもって分割すると9月2日に発表した。これにともない、3月期の期末配当予想額を1株25円としたが、22年5月に公表した予想は50円だったため、分割による株数増加を考慮した場合、分割前と実質的に同額になる。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:03 | 材料でみる株価

養鶏のホクリヨウは軟調、「配合飼料の価格据え置きへ」と伝えられたが反応薄

■鶏卵生産コストの6割を飼料価格が占め、鶏卵価格は低迷

 ホクリヨウ<1384>(東証スタンダード)は9月5日、614円(1円安)から615円(前日比変わらず)で推移し、昨年来の安値圏で小動きとなっている。養鶏・鶏卵生産の大手で、岸田首相が「配合飼料の価格据え置きへ支援、首相表明」(日本経済新聞9月5日付朝刊)と伝えられ、注目を集めたが、株価への反応は限定的となっている。鶏卵相場が「東京Mサイズ平均は1キロ214円16銭(前年同期比38円87銭安)」(第1四半期決算短信)など低下傾向で投資家の選別眼は冷静のようだ。一方、中部飼料<2053>(東証プライム)フィード・ワン<2060>(東証プライム)も軟調に推移している。

 ホクリヨウの決算短信によると、鶏卵生産コストの6割を飼料価格が占める。飼料価格はロシアのウクライナ侵攻に伴うトウモロコシシカゴ相場の急騰に円安が加わり、2四半期続けて高騰している。第1四半期は、飼料価格、電気料、燃料費、資材価格の高騰を販売価格の改定である程度カバーしたが、今3月期の連結業績は営業利益69%減などの予想を据え置いた。(HC)

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:23 | 材料でみる株価

colyは人気ゲームのリニューアル「年内」から「来春」に伸びたが堅調に推移、新事業などに期待

■従業員持株会を設立し9月から継続的に株式を購入

 coly<4175>(東証グロース)は9月5日、1458円(22円高)まで上げた後も堅調に推移し、小幅だが反発基調となっている。朝8時、「美麗イラスト×予測不能ドラマ×爽快パズルゲーム『スタンドマイヒーローズ』」の大型リニューアル時期について当初の「2022年内」から「2023年春」に変更すると発表したが、この順延の影響は限定的のようだ。

 このところ注目の株価材料が幾つかあり、7月に新事業として飲食店ブランド『SugarDia』の立ち上げを発表し、9月に1号店をオープン予定。また、従業員持株会を設立し、9月から継続的に当社株式を購入すると発表した。ともに株価への好材料として期待が強いようだ。(HC)

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:46 | 材料でみる株価
2022年09月02日

クルーズが後場急伸、「GameFi分野に本格参入」rtyy目され一時21%高

■四半期決算発表後の下げを回復する水準では売買交錯に

 クルーズ<2138>(東証スタンダード)は8月2日お後場急伸商状となり、13時過ぎに21%高の847円(147円高)まで上げる場面を見せた。午後、「GameFi分野に本格参入」と発表し、注目が集まった。

 発表によると、100%子会社CROOZ Blockchain Lab株式会社(東京都渋谷区)が、当社グループで培ってきたゲーム事業に関する企画、運営などのノウハウをもとに、世界市場にむけてブロックチェーンゲームの企画・開発を行っていく。

 ただ、株価は8月初旬に四半期決算発表を契機として急落しており、2日は、子の急落前の水準で売買交錯となっている。目先は戻り待ちの売りをこなす必要があるとの見方が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:35 | 材料でみる株価

大谷工業が3日連続ストップ高、「新たに建築における地震対策に参入」し注目集まる

■第1四半期の営業利益8倍、全体相場が重いなか業績でも選別

 大谷工業<5939>(東証スタンダード)は9月2日、後場も買い気配のままストップ高の7280円(100円高)で始まり、朝の取引開始から買い気配のまま3日連続ストップ高となっている。6月に「新たに建築における地震対策関連事業に参入するに至りました」と発表しており、9月1日「防災の日」の前から「防災特集―倉庫各社が相次ぎ投資、災害に強い物流施設」(日経産業新聞8月31日付)、「耐震不足、全国に1100棟」(日本経済新聞9月2日朝刊)などと伝えられ、連想買いが流入したと見られている。

 業績も好調で、第1四半期決算(2022年4〜6月)は前年同期比で売上高が11.4%増加、営業利益は8.3倍だった。全体相場が米国の利上げピッチなどへの警戒感から重い中、銘柄選択の基本である業績に立ち返っても注目でき、小型軽量株のため値幅妙味もある点などが言われている。(HC)

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:13 | 材料でみる株価

ダイオーズは投資事業会社グループ企業によるMBOを受け買付価格1500円に向け急伸

■MBO成立後は上場を取りやめる予定

 ダイオーズ<4653>(東証プライム)は9月2日、取引開始後に15%高の1503円(193円高)まで上げ、午前11時を過ぎても1500円前後で売買されている。1日の23時50分過ぎ、投資事業会社グループの株式会社ボイジャー(東京都千代田区、水谷謙作代表取締役、公開買付者)によるダイオーズ株式への公開買付を発表し、買付価格(1株1500円)に向けて急伸した。同時に公開買付への賛同表明も発表した。MBO(マネジメント・バイアウト:対象者の役員との合意に基づいて行う公開買付)になる。MBO成立後は株式の上場を取りやめる予定とした。

 発表によると、公開買付者のボイジャーは、対象者株式を取得及び所有することを主たる目的として、2022年8月3日付で設立され、本書提出日現在、インテグラル株式会社がその発行済株式の全てを所有している。
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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:19 | 材料でみる株価

協和キリンが出直る、新薬・効能の承認相次ぎリンパ腫の大型薬候補にも期待

■直近はみずほ証券が目標株価を引き上げたと伝えられる

 協和キリン<4151>(東証プライム)は9月2日、再び出直って始まり、午前9時30分を過ぎては3170円(60円高)前後で推移し、7月の年初来高値の後も底堅い相場を続けている。8月に入り、「ジーラスタ皮下注3.6mgボディーポッド」の国内承認取得、欧州で「CRYSVITA」の腫瘍性骨軟化症(TIO)への適応拡大、などを発表して注目され、9月1日には、みずほ証券が目標株価を190円引き上げて3750円に見直したと伝えられた。濾胞性リンパ腫/辺縁帯リンパ腫を対象に米国などで臨床試験が進む「ME−401ザンデリシブ」にも期待が強いようだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:44 | 材料でみる株価

ウエルシアHDはイオン九州との合弁事業が好感され続伸基調で始まる

■スーパーマーケットと調剤薬局を融合し新業態を展開

 ウエルシアホールディングス(ウエルシアHD)<3141>(東証プライム)は9月2日、2日続伸基調で始まり、取引開始後は2995円(68円高)まで上げて出直りを継続している。1日の15時にイオン九州<2653>(東証スタンダード)と連名で合弁会社の設立を発表し、注目が集まっている。

 発表によると、両社は9月1日付で、生鮮・惣菜を含めたスーパーマーケット運営に関するイオン九州の知見と、調剤薬局の運営を含めたドラッグストア運営に関するウエルシアの知見を相互に共有し、両社の事業を発展的に融合し、双方にとって利益となる新業態の開発と運営を行うことを目的として、イオンウエルシア九州株式会社(本社福岡市)を設立した。資本金は4億5000万円、出資比率はイオン九州51%、ウエルシアHD49%。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:21 | 材料でみる株価
2022年09月01日

スマレジが後場一段高、クラウドPOSレジ「スマレジ」累積取扱高5兆円突破

■第1四半期の決算発表は9月12日の予定

 スマレジ<4431>(東証グロース)は9月1日の後場一段と上げ、13時にかけて6%高の1197円(72円高)をつけて出直り幅を拡げている。同日付で、「クラウドPOSレジ『スマレジ』の累積取扱高が5兆円を突破」と発表し、改めて注目し直されている。「2020年末の累積取扱高3兆円達成以降も取扱高の伸長はスピードを増し、直近の約16ヶ月間で約2兆円分の取引が行われた」とした。第1四半期の決算発表は9月12日を予定する。

 発表によると、「スマレジ」は、業種・業態・規模を問わず、1店舗から600店舗以上を運営する事業者まで、幅広いお客さまに利用され、2022年7月末時点で登録店舗数が11.5万店舗を超えた。感染症予防の観点から、店舗の非対面・非接触での接客ニーズが増し、キャッシュレス決済やセルフレジ、セルフオーダーに関するお問い合わせが多く見られたという。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:08 | 材料でみる株価

マルハニチロが逆行高、10月メドにサーモンの陸上養殖事業会社を三菱商事と設立予定で注目再燃

■PBR0.8倍など割安で全体相場が不振な中で着目される

 マルハニチロ<1333>(東証プライム)は9月1日の後場、2519円(27円高)で始まり、日経平均の400円安に逆行して反発相場となっている。三菱商事<8058>(東証プライム)と2022年10月を目途にサーモンの陸上養殖事業会社を設立すると同年6月に開示しており、そろそろ話題に上ってくる頃合いと注目されているほか、全体相場が不振な中で、株価水準のPBR0.8倍などの割安さに注目する様子もある。

 22年6月に「本年10月を目途に、富山県入善町でサーモンの陸上養殖事業を行う、合弁会社アトランド株式会社を設立する」と発表した。養殖場で使用する水は、黒部川の伏流水と富山湾の海洋深層水を活用。2025年度の稼働開始、2027年度の初出荷を目指すとした。なお、国内のサーモン陸上養殖では、極洋<1301>(東証プライム)が中期計画の中で2025年より販売めざすとしている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:53 | 材料でみる株価

日華化学が再び出直る、化粧品子会社イーラルの2商品が専門誌から表彰され注目再燃

■ファッション・コスメのトレンド誌「WWD BEAUTY」のベストアワードに選定

 日華化学<4463>(東証プライム)は9月1日、朝安の後切り返して次第高となり、午前10時すぎに4%高の884円(30円高)まで上げ、このところの出直り相場で高値に進んでいる。前日比変わらずを含めると3日続伸基調。8月26日付で、化粧品子会社「イーラル」の2商品がファッション・コスメのトレンド業界誌「WWD BEAUTY」の「ヘアサロン版ベストコスメアワード」を受賞と発表しており、注目が再燃する格好になった。

 子会社「イーラル」で⼈気の2商品「スカルプシャンプー」「セラムレッド」が、同誌が年に1度企画する「ヘアサロン版ベストコスメアワード」で2022年度のシャンプー部門、スキンケア&メイクアップ部⾨でそれぞれ3位に選ばれたと発表した。イーラル商品は通常認定を受けた美容室のみでの販売だが、一部商品のトライアル品はオンラインショップにて購入可能という。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:27 | 材料でみる株価

JPホールディングスは年初来の高値に向けて出直る、「こども家庭庁」の『未就園児』『無園児』支援政策などに期待強い

■出産育児一時金を23年度にも増額の報道もあり注目再燃

 JPホールディングス<2749>(東証プライム)は9月1日、大きく出直り、約5%高の263円(12円高)まで上げた後も4%高前後で推移し、8月15日につけた年初来の高値278円に向けて強い相場となっている。保育園運営の最大手で、業績は連続最高益を更新する見込み。加えて、2023年4月に発足する「こども家庭庁」の初の予算を巡る報道で、「保育園や幼稚園に通っていない『未就園児』や『無園児』と呼ばれる子どもの支援を本格化させる」(朝日新聞デジタル2022年8月30日18時08分)などと伝えられ、改めて注目され直す雰囲気が出ている。

 今期・23年3月期の連結業績予想は、売上高を前期比3.7%増の356.40億円、経常利益は6.6%増の35.80億円などとしており、連続最高を更新する見込み。直近は、社会ニュースとして今年上期の出生数が「初めて40万人を下回り過去最少」(毎日新聞のWEBより)などと伝わり、同社にとって逆風との見方はあるものの、だからこそ、ということで、「政府は(中略)こども家庭庁を中心として少子化対策に当たることにしており、新たな対策の一つとして、出産時に原則42万円支払われる出産育児一時金を23年度にも増額することを検討している」(同)と伝えられた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:06 | 材料でみる株価

KADOKAWAが一段と出直る、子会社に中国テンセントとソニーGの各子会社が出資

■フロム・ソフトウェア社、さらに多くの強力なゲームIP開発に取り組む

 KADOKAWA<9468>(東証プライム)は9月1日、一段と出直って始まり、取引開始後は7%高の3250円(210円高)まで上げ、今年7月29日以来、約1ヵ月ぶりに3200円台を回復している。31日の15時30分、ゲームIP開発などを行う連結子会社(株)フロム・ソフトウェア(東京都渋谷区)に対し、中国テンセント(騰訊)の子会社であるSixjoyHongKongLimited(本社:香港、Sixjoy社)とソニーグループ(ソニーG)<6758>(東証プライム)のソニー・インタラクティブエンタテインメント(東京都港区)が出資することなどを発表し、注目が集まった。

 発表によると、子会社フロム・ソフトウェアがSixjoy社、SIE社を引受先として第三者割当増資を行い、増資後のフロム・ソフトウェアの大株主比率はKADOKAWA69.66%、Sixjoy社16.25%、ソニー・インタラクティブエンタテインメント14.09%になる予定。払込日は2022年9月7日から同年9月12日まで。フロム・ソフトウェア社は、さらに多くの強力なゲームIPの開発に自ら積極的な投資を行い、その創出・開発力の強化を図るとともに、成長著しい世界市場における自社パブリッシングの範囲拡大に向けた体制の構築を目指す。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:48 | 材料でみる株価
2022年08月31日

首相会見を受け和心が後場ストップ高、入国者数の上限緩和など受け買い集中

■「すべての国を対象に添乗員を伴わないツアーを認める」などと伝えられる

 和心<9271>(東証グロース)は8月31日の後場、急伸商状となり、取引開始後の昼12時54分にストップ高の405円(80円高)まで上げ、その後買い気配となっている。和風雑貨販売や着物レンタルなどを行い、午前11時前に始まった岸田首相の会見で、海外からの入国者の上限を一日当たり現在の2万人から5万人に緩和する方針などが示され、買い先行となった。

 首相会見については、「新型コロナの水際対策について(中略)来月7日から、一日当たりの入国者数の上限を今の2万人から5万人に引き上げるとともに、観光目的の外国人の入国についても、すべての国を対象に添乗員を伴わないツアーを認めるなど、さらなる緩和を表明」(NHKニュースWEB8月31日13時09分)などと伝えられている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:22 | 材料でみる株価

ジィ・シィ企画が後場次第高、従業員を3Dアバター化する特許の新サービスに期待強い

■アバター越し体験でリアル購買に繋げる「アバター広告」など研究

 ジィ・シィ企画<4073>(東証グロース)は8月31日、2日続伸基調となり、後場は8%高の878円(63円高)で売買を開始。前場は一時10%高の900円(85円高)まで上げ、再び出直りを強めている。引き続き、従業員を3Dアバター化することで「今までに無い価値創造を目指す特許『アバターを利用したヘルスケアシステム』」(8月15日発表)に期待が強いようで、発表後、恒常的に出来高が増えていることに注目する様子もある。

 発表によると、現在、健康経営優良法人認定企業約1.5万社に順次提案している。連携の問い合わせが大学病院、スポーツチーム、ウェアラブルメーカーなどからある。アパレルブランドやスポーツブランドと連携して、リアルアバターにランダムに洋服の着せ替えをしたり、各種スポーツのモーションを実装したりと、今までに体験したことが無いファッションやスポーツをアバター越しに体験することで、リアル購買に繋げる「アバター広告」の研究開発にも着手している。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:44 | 材料でみる株価

京セラが続伸スタート、創業者の大株主が亡くなった場合なぜか株高、の経験則がある模様

■日経平均は267円安で始まる、逆行高

 京セラ<6971>(東証プライム)は8月31日、続伸基調で始まり、取引開始後は7869円(189円高)まで上げて8月26日につけた2017年以来の高値7902円に迫っている。業績好調で円安効果への期待も強いが、「創業者の大株主が亡くなった場合、その後の株価はなぜか高く推移するケースが見受けられる」(株式市場関係者)といった経験則が聞かれている。創業者で名誉会長の稲盛和夫氏が8月24日に逝去していたと30日に伝えられた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:17 | 材料でみる株価
2022年08月30日

ティーケーピーが後場一段高、「オミクロン型対応ワクチン、来月にも」と伝えられ社会活動の活発化に期待高まる

■貸会議室の大手、21年、22年は赤字だっただけに期待鮮烈

 ティーケーピー<3479>(東証グロース)は8月30日の後場、一段高となり、13時30分を過ぎて8%高の2490円(174円高)まで上げ、反発幅を広げている。貸会議室の大手で、「オミクロン型対応ワクチン、来月にも接種開始、厚労省検討」(日本経済新聞8月30日付朝刊)などと伝えられ、脱コロナによる社会活動の活発化期待が高まったと見られている。

 報道では、オミクロン型対応ワクチンの接種時期について、「4回目から5カ月空ける場合、60歳以上の対象者数のピークは12月以降になる見通しだ」とした。このため、業績への本格寄与は早くても2024年2月期からになるが、21年、22年は赤字だっただけに、株価は早速、先取る展開になっている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:01 | 材料でみる株価

メンタルヘルステクノロジーズは後場もストップ高続く、『教職員のメンタルヘルス』への取組などに注目集まる

■『霊感商法』被害やママ友『洗脳』疑惑による子殺し事件も注目要因に

 メンタルヘルステクノロジーズ<9218>(東証グロース)は8月30日、急伸一段高となり、午前10時過ぎからはストップ高の1108円(150円高、16%高)で買い気配を続け、2022年4月に株式を上場して以来の最高値を更新している。29日付で、「日本中の教職員のメンタルヘルスを守り、子どもたちにより良い教育環境の提供にめざすコンソーシアム『教職員のメンタルヘルスプロジェクト』を2022年8月29日発足」と発表し、事業領域に厚みが増したとの見方で注目されている。

 また、同社は「社員の心の健康」保持などの事業を行っており、2022年第2四半期末時点において1250社以上の導入実績がある。このところ、宗教団体の『霊感商法』による被害や、ママ友の『洗脳』が疑われる子殺し事件が伝えられ、これらの報道からの連想で、こうした分野のメンタルヘルスに進出する期待を抱く投資家もいるようだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:34 | 材料でみる株価