[材料でみる株価]の記事一覧
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記事一覧 (03/12)岩谷産業は水素ステーション「来年度に20カ所」とされ出直り強める
記事一覧 (03/12)サイバーエージェントは株式4分割が引き続き好感され連日出直り強める
記事一覧 (03/11)アスカネットが後場再び上向く、非接触タッチパネルに注目集まり来期の業績回復予想も出て好感される
記事一覧 (03/11)ナカボーテックは上場来の高値、「白金の供給不足緩和」が起爆剤との見方
記事一覧 (03/11)CRI・ミドルウェアは世界的な音響技術会社「Dirac」社の国内代理店契約など注目され出直り基調が続く
記事一覧 (03/11)メディア工房が一時ストップ高、遺伝子検査による恋愛診断ツールが材料視されたとの見方
記事一覧 (03/11)サッポロHDがビール3銘柄の中で独歩高、不動産会社の横顔あり景気敏感株の出遅れとの見方
記事一覧 (03/11)三井住友FGなど銀行株が軒並み高値を更新、日銀の政策点検結果発表に向け期待が
記事一覧 (03/10)塩野義製薬が後場一段高、抗HIV治療に関する進展を発表し注目強まる
記事一覧 (03/10)大日本印刷は6日続伸で上値を追う、注目材料相次ぎ大手証券の目標株価も刺激
記事一覧 (03/10)Jトラストが活況高、タイにおける訴訟進展し相手方の請求を棄却
記事一覧 (03/10)メディシノバ・インクは塩素ガスによる急性肺障害の治療薬開発に注目集まりストップ高
記事一覧 (03/10)極楽湯HDが急伸、中国で若者向け都市型新ブランドを展開
記事一覧 (03/10)アンジェスはジリジリ上げる、ワクチン「臨床接種完了」好感されるが新株予約権の圧迫残る
記事一覧 (03/10)テルモは「7回接種」ワクチン注射器が注目され連日、出直り継続
記事一覧 (03/09)JPホールディングスは園児のオンライン交流会などに注目集まり出直り基調
記事一覧 (03/09)SBIホールディングスが後場一段高、SBIファーマの臨床試験が注目される
記事一覧 (03/09)ワタベウェディングは前沢友作氏の保有が思惑を呼んだとされストップ高
記事一覧 (03/09)アスカネットが急伸、空中結像「樹脂製」プレートの大型化と四半期決算に注目集中
記事一覧 (03/08)サンコーテクノは都営地下鉄へのアルコール検知器採用など注目され6日続伸基調
2021年03月12日

岩谷産業は水素ステーション「来年度に20カ所」とされ出直り強める

■整備のスピードを速め、21年度には100億円を投じると伝えられる

 岩谷産業<8088>(東1)は3月12日、取引開始後に6570円(220円高)まで上げて出直りを強め、2月18日以来の6500円台復帰となっている。「水素ステーション整備加速、来年度に20カ所」(朝日新聞デジタル3月12日7時30分)と伝えられ、注目再燃となった。

 報道によると、水素ステーション整備のスピードを速め、21年度には100億円を投じて首都圏や東海、関西、九州北部の4大都市圏を中心に約20カ所を増設する。まず大都市圏で広げ、中長期的にはおよそ150〜200キロメートルごとに水素ステーションを用意したい考え、とした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:41 | 材料でみる株価

サイバーエージェントは株式4分割が引き続き好感され連日出直り強める

■2分割はよくあるが4分割は最近では珍らしいと注目強める様子が

 サイバーエージェント<4751>(東1)は3月12日、続伸基調で始まり、取引開始後は6540円(310円高)まで上げて連日、出直りを強めている。3月末を基準日とする株式4分割が引き続き好感されている。

 3月10日の取引終了後、2021年3月31日(水)を基準日として、同日最終の株主名簿に記載又は記録された株主の所有する普通株式を、1株につき4株の割合をもって分割すると発表した。2分割はよくあるが、4分割は最近では珍らしいとして注目度を強める様子がある。(HC)

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:20 | 材料でみる株価
2021年03月11日

アスカネットが後場再び上向く、非接触タッチパネルに注目集まり来期の業績回復予想も出て好感される

■日経メッセに出展と日経新聞、来期は後半持ち直すと四季報速報

 アスカネット<2438>(東マ)は3月11日、13時頃から次第に強含んで1034円(25円高)前後となり、前日比で反発基調に転換している。

 開催中の「日経メッセ街づくり店づくり総合展」に「非接触のタッチパネルを出展した」(日本経済新聞3月11日付朝刊)と伝えられたほか、11日配信の「四季報速報」(東洋経済新報社)は、来期・2022年4月期の業績について「写真画像加工は底打ちし、写真集制作も後半を中心に持ち直す」などとの予想を伝えた。

 8日には、第3四半期決算と空中結像を可能にする「ASKA3Dプレート」の大型版樹脂製の販売受付開始を発表し、「リテールテックJAPAN 2021」(3月9日開催)でのサンプル展示を発表。翌9日の株価は15%高(143円高の1088円)と急伸し、株式市場の注目が強まっている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:56 | 材料でみる株価

ナカボーテックは上場来の高値、「白金の供給不足緩和」が起爆剤との見方

■すでに業績好調でジリ高、電気防食用の白金電極に連想働く

 ナカボーテック<1787>(JQS)は3月11日の後場、一段高となり、寄り後に16%高の6450円(910円高)まで上げて上場来初の6000円台に進んでいる。

 防食(サビ止め)関連事業の専業大手で、業績が好調。2月初旬に発表した四半期決算を契機に居所を一段上げ、以後もジリ高基調となってきた。電気防食用の電極として「フランジ型白金チタン電極」など、白金の合金を使用するため、11日、3年連続供給不足が続く白金が、「2021年は生産が回復し、不足幅が過去最大だった20年(29トン)からは大幅に縮小する」(日本経済新聞3月11日付朝刊)と伝えられ、一段高の契機になったとの見方が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:33 | 材料でみる株価

CRI・ミドルウェアは世界的な音響技術会社「Dirac」社の国内代理店契約など注目され出直り基調が続く

■両社でゲーム、自動車など幅広い市場へ事業を拡大

 CRI・ミドルウェア<3698>(東マ)は3月11日、1759円(29円高)まで上げた後も底堅く推移し、3日続伸基調で出直りを継続している。10日午後、世界的に有名な音響技術会社「Dirac」社との国内代理店契約の締結を発表し、注目されている。

 「Dirac」社は、スウェーデンのウプサラ大学の研究機関を母体として2001年に設立された、世界的に有名な音響技術会社。昨年秋、富士通パソコンFMVの7シリーズ17機種すべてに「Dirac Audio」が採用された。両社でゲーム、自動車など幅広い市場へ事業を拡大するとした。
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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:12 | 材料でみる株価

メディア工房が一時ストップ高、遺伝子検査による恋愛診断ツールが材料視されたとの見方

■遺伝子による科学的な「自己分析」と占いで恋愛サポート

 メディア工房<3815>(東マ)は3月11日、急伸し、取引開始後に一時ストップ高の403円(80円高)まで上げる場面を見せて活況高となっている。

 10日付で、遺伝子検査による性格分析や能力分析サービスを提供する(株)DNA FACTORと恋愛診断ツール『恋愛遺伝子占い愛カギ/aikagi』を同日リリースしたと発表。これが材料視されたようだ。

 発表によると、この恋愛診断ツールは、遺伝子による科学的な「自己分析」の機会を与え、さらに「どんな行動をどのように続ければ良いか」を占いによりアドバイスする恋愛サポートプロダクトとして誕生した遺伝子検査キット。2月から先行募集したモニター100名(先着順)はわずか3日で募集数に達し、発表と同時に大変関心を持たれたという。(HC)

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:57 | 材料でみる株価

サッポロHDがビール3銘柄の中で独歩高、不動産会社の横顔あり景気敏感株の出遅れとの見方

■2月のビール系販売量は12%減(大手4社)と伝えられる

 サッポロホールディングス(サッポロHD)<2501>(東1)は3月11日、続伸基調となり、10時過ぎには2436円(22円高)前後で推移。他のビール2社が軟調に推移する中で目立っている。東京・恵比寿を中心とする不動産会社の横顔があり、こちらへの評価が再燃との見方が出ている。

 11日は、「ビール系販売量12%減、2月、大手4社」(日本経済新聞3月11日付朝刊)と伝えられ、同社は第三のビールが増加し、アサヒGHD<2502>(東1)キリン<2503>(東1)は発泡酒が増加した。サッポロHDの「第三のビールは『麦とホップ』のリニューアル効果で7%増だった」(同)と伝えられた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:20 | 材料でみる株価

三井住友FGなど銀行株が軒並み高値を更新、日銀の政策点検結果発表に向け期待が

■資金運用環境への配慮などに期待の様子

 三井住友フィナンシャルグループ(三井住友FG)<8316>(東1)は3月11日、再び上値を追って始まり、取引開始後は4028円(66円高)まで上げて2020年1月以来の高値を2日ぶりに更新した。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>(東1)は599.7円(8.2円高)と2日ぶりに19年12月以来の高値を更新している。

 日銀が3月18,19日に開催する金融政策決定会合と、その後に予定される政策点検の結果公表に向け、金利の変動幅をある程度弾力化する可能性があるとされ、資金運用環境の好転などが期待されているという。みずほフィナンシャルグループ<8411>(東1)も高い。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:26 | 材料でみる株価
2021年03月10日

塩野義製薬が後場一段高、抗HIV治療に関する進展を発表し注目強まる

■新型コロナワクチン開発も治験段階で材料含み

 塩野義製薬<4507>(東1)は3月10日の後場、一段と強含み、13時40分過ぎに5936円(197円高)まで上げ、4日続伸幅を広げている。

 昼12時30分、資本参加する英ViiV社(ViiV Healthcare Ltd.、ロンドン)が抗HIV治療における製剤の試験で良好な結果を得たと発表。注目された。

 同社は新型コロナワクチンの開発でも治験段階に入っており、材料含み。株価は2月16日につけた昨年8月以来の高値6170円に迫る展開になり、テクニカル的には、これを抜けば昨年6月につけた高値7183円がが意識され、7000円台が視野に入ってくるとの見方が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:55 | 材料でみる株価

大日本印刷は6日続伸で上値を追う、注目材料相次ぎ大手証券の目標株価も刺激

■2月下旬から電池部材、金融サービス(BssS)など続々発表

 大日本印刷<7912>(東1)は3月10日の後場寄り後、一段と強い含み、8%高に迫る2326円(163円高)まで上げて6日続伸基調となっている。

 野村証券が投資判断を引き上げ、目標株価を2910円から3440円に見直したと伝えられた。2月下旬以降、東海理化<6995>(東1)とのスマートフォン用デジタルキープラットフォーム共同提供、リチウムイオン電池部材の新工場新設、金融サービス(BssS)領域での資本業務提携、などを矢継ぎ早に発表し、材料株妙味を強めている。昨年8月以来の2300円台に進んだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:20 | 材料でみる株価

Jトラストが活況高、タイにおける訴訟進展し相手方の請求を棄却

■控訴裁、訴訟費用などJトラストアジアが受け取る判決

 Jトラスト<8508>(東2)は3月10日の前場、10%高の301円(27円高)まで上げた後も300円前後で推移し、出来高を増加させながら2月15日につけた今年に入っての高値318円に迫った。

 9日の夕方、「開示事項の経過」(タイにおける訴訟の進展)を発表し、控訴裁判所が同日、Jトラストアジアによる権利行使は適法であるとして、相手方の請求を棄却し、Jトラストアジアに訴訟費用及び弁護士費用として700,000タイバーツ(約2.5百万円)を支払うよう命じる判決を下した、とし、注目されている(発表全文:3月9日既報)。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:30 | 材料でみる株価

メディシノバ・インクは塩素ガスによる急性肺障害の治療薬開発に注目集まりストップ高

■米保健福祉省の研究機関との提携を発表

 メディシノバ・インク<4875>(JQS)は3月10日、買い気配のままストップ高の686円(100円高)に達し、10時を過ぎてもまだ売買が成立していない。

 10日朝、米国保健福祉省(HHS)・米国生物医学先端研究開発機構(BARDA)との提携合意と化学ガス暴露脅威の治療法の共同開発などを発表。材料視されている。

 発表によると、現在、塩素ガス吸入暴露による急性肺障害の治療薬としてFDA(米国食品医薬品局)に承認されているものはなく、同社が神経系疾患を適応とする新薬として開発しているMN−166(イブジラスト)は、マウスモデルでの良好な結果などから、塩素ガス吸入暴露に伴う急性呼吸窮迫症候群(ARDS)や急性肺障害(ALI)の予防を目的とした医療対策としての可能性が期待されている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:19 | 材料でみる株価

極楽湯HDが急伸、中国で若者向け都市型新ブランドを展開

■上海に「都会のオアシス」コンパクトだが充実した施設を計画

 極楽湯ホールディングス(極楽湯HD)<2340>(JQS)は3月10日、一時14%高の393円(48円高)まで上げ、一気に昨年9月以来の390円台に進んだ。

 9日付で、「中国での展開に関するお知らせ」を発表し、フランチャイズ形式で上海に温浴施設を出店することなどを開示し注目されている。

 発表によると、中国では、日本より比較的大きい延床面積の温浴施設を中心に展開しているが、今回は中国で過去に出店した極楽湯の中でも最小クラス、かつ近隣のニーズから若者向け都市型モデルのニューブランド『極楽湯1010(イーリン・イーリン)』で取り組むこととした。2019年3月に東京都千代田区神田にオープンした「都会のオアシス」がブランドコンセプトの「RAKUSPA1010(セントウ)」をモデルにアレンジし、コンパクトながら充実した施設にする予定。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:59 | 材料でみる株価

アンジェスはジリジリ上げる、ワクチン「臨床接種完了」好感されるが新株予約権の圧迫残る

■8日新株予約権を発表、目先は希薄化を織り込む通過儀礼が

 アンジェス<4563>(東マ)は3月10日、955円(15円高)で始まり、9時40分には6%高の999円(59円高)とジリジリ上げている。

 朝8時30分、開発中の新型コロナワクチンの第2相/第3相臨床試験の接種を予定通り完了と発表し、「国産第1号」実用化への期待が再燃した。

 ただ、株価はひと頃のような大きな反応がなく、9時30分にかけては小反発程度の上げにとどまっている。8日の取引終了後、第41回新株予約権(第三者割当て)の発行を発表したばかりで、新株発行にともないダイリューション(株式価値の希薄化)が発生するため、通過儀礼としてこれを織り込む局面が必要なことが多く、好材料と重なる形になった。

 ただ、希薄化は数日で消化されるとの見方があり、あらためて臨床接種完了後の経過などが期待材料視される期待が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:43 | 材料でみる株価

テルモは「7回接種」ワクチン注射器が注目され連日、出直り継続

■つい最近までは「5回」とされていただけに注目集まる

 テルモ<4543>(東1)は3月10日、続伸基調で始まり、取引開始後は4298円(97円高)まで上げて連日、出直りを強めている。

 新型コロナワクチン注射器を巡り、「テルモ『7回接種』注射器生産へ」「厚生労働省が5日に製造・販売を承認し、同社の甲府工場(山梨県昭和町)で今月末にも量産体制が整う見通し」(共同通信3月9日12:03)などと伝えられ、注目が集まった。

 つい最近までは、注射器の構造上、1本の容器から6回接種する予定の米ファイザー社製の新型コロナワクチンが5回接種する分量しか得られないとされていたため、がぜん注目される形になった。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:17 | 材料でみる株価
2021年03月09日

JPホールディングスは園児のオンライン交流会などに注目集まり出直り基調

■幼稚園や保育園探しは1年前から準備との動きもあり目を引く

 JPホールディングス<2749>(東1)は3月9日の後場寄り後に282円(4円高)まで上げ、一段と強含む場面を見せて出直り基調となっている。

 3月4日、主要事業子会社の(株)日本保育サービスが全国各地の保育園をオンラインでつなぐ園児交流イベントを2月下旬に開催し、子供らが暮らす地域の特性や地域多様性への興味・関心を養う交流会を行ったと発表。意欲的な取り組みとして注目された。

 グループで全国に301の子育て支援施設を展開。子育て関連のブログなどでは、幼稚園や保育園に子供を入れるには1年前から準備することが好ましく、4、5月には様々な保育施設の情報集めを開始し、「プレ教室」というものに参加するのも一法、といったことを提案するサイトもある。親にとっては魅力的な取り組みを行う園が気になる季節が近づいてきたようだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:50 | 材料でみる株価

SBIホールディングスが後場一段高、SBIファーマの臨床試験が注目される

■オックスフォード大学とのスポンサーシップ契約に基づき開始

 SBIホールディングス<8473>(東1)は3月9日の後場寄り後、3055円(64円高)まで上げて一段と出直りを強めている。

 8日、グループのSBIファーマ株式会社が、オックスフォード大学(University of Oxford)との臨床試験スポンサーシップ契約に基づき、人工心肺装置下での心臓手術にかかわる心臓保護剤の開発を目的とした第2相臨床試験の開始を発表し、引き続き注目されている。

 発表によると、本試験はオックスフォード大学ラドクリフ医学部・研究治療部門およびオックスフォード心臓センターの心臓胸部外科・救命救急部門の研究者らが実施する医師主導試験で、SBIファーマは本試験を実施するための資金および薬剤を提供しているという。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:08 | 材料でみる株価

ワタベウェディングは前沢友作氏の保有が思惑を呼んだとされストップ高

■昨年6月の0.4%保有から12月末時点では0.94%と伝えられる

 ワタベウェディング<4696>(東1)は3月9日の前場、急伸となり、9時20分前からストップ高の396円(80円高)で買い気配を続けている。

 「9日午前に任意開示した3月25日開催の定時株主総会招集通知で、ZOZOの創業者、前沢友作氏の保有比率が2020年12月末時点で0.94%にあたる9万3200株だったことが明らかになった」「20年6月時点では前沢氏のワタベ株の保有比率は0.4%にあたる3万4400株だった」(日経QUICKニュース)と伝えられ、思惑買いが殺到した。

 前12月決算は新型コロナの影響で空前の大赤字となったが、同時に債務超過の解消に向けた計画も発表(2月15日)。以後、株価は回復傾向になっている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:12 | 材料でみる株価

アスカネットが急伸、空中結像「樹脂製」プレートの大型化と四半期決算に注目集中

■「非接触タッチパネル」用途などに期待強まる

 アスカネット<2438>(東マ)は3月9日、急伸し、取引開始後に15%高の1083円(138円高)まで上げた後も11時にかけて1060円前後で推移。3月2日以来の1000円台復帰となっている。

 8日15時、第3四半期決算と空中結像を可能にする「ASKA3Dプレート」の大型版樹脂製の販売受付開始を発表し、注目集中となった。

 空中結像を実現した同プレートは「非接触タッチパネル」用途などに注目され、ガラス製と樹脂製で展開。現段階ではガラス製のほうが大型化・高輝度・精細結像化で先行している。一方、樹脂製は低価格で提供できる。発表によると、従来の最大サイズ200mm×200mmに対し、要望をうけ、より大きな樹脂製プレートの開発に着手し、このたび、250mm×250mmの供給が可能になった。3月9日開催の展示会「リテールテックJAPAN 2021」でサンプルを展示し、4月1日から開始する。

 第3四半期決算は、新型コロナによる冠婚葬祭の自粛などにより、期初からの累計(2020年5月〜21年1月)では連結営業利益が前年同期比78%減などとなったが、3ヵ月ごとにみると直近の回復が目立つものになった。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:13 | 材料でみる株価
2021年03月08日

サンコーテクノは都営地下鉄へのアルコール検知器採用など注目され6日続伸基調

■新たな3つの条件を満たし各駅に配備される予定

 サンコーテクノ<3435>(東2)は3月8日、945円(10円高)まで上げて昨年8月以来の高値に進み、前日比変わらずを一日含めて6日続伸基調となっている。

 機器をコンクリートなどに固定する特殊ネジ「アンカー」メーカーで、アルコール検知器も手掛ける。3月2日、同社製の呼気アルコール検知器が東京都交通局の都営地下鉄に採用されたと発表し、意外性もあるようで注目が継続している。

 発表によると、東京都交通局では、より万全を期すため、アルコール検知器に新たに3つの条件を設けた。(1)通信不良や停電等の影響を避けるため、検査実施時に通信機器を使用しないもの、(2)本人確認のための静止画撮影ができるもの、(3)測定時間および測定値が確認・保存できるもの。これらの条件を満たす機器として、同社製の呼気アルコール検知器『ALC Face ST−2000』が採用された。都営地下鉄の各駅に配備(全103台)され、順次運用が開始される予定とした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:48 | 材料でみる株価