[材料でみる株価]の記事一覧
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記事一覧 (09/06)川崎汽船は5日続伸など海運大手が軒並み連日高値、高配当、PBR向上期待などに市況回復、円安も加わる
記事一覧 (09/06)バーチャレクスHDは3日続伸、コールセンターCRM「インスピーリ」と分析プラットフォーム「Tableau」を連携、大なデータを見やすく分析
記事一覧 (09/06)アステリアが急騰し5日続伸、LayerXと業務提携、電子帳簿保存法・インボイス制度に対応した経理業務のデジタル化を推進
記事一覧 (09/06)焼津水産が再び急伸、TOBの最中に旧村上ファンド系会社の保有判明と伝わり材料含みに
記事一覧 (09/06)ITbookホールディングスは急反発、総務省実証事業に採択、テレワークの未来を築く
記事一覧 (09/06)INPEXが連日高値、NY原油の一時88ドル乗せを受け石油株が軒並み高値を更新
記事一覧 (09/06)ソフトバンクGは売買交錯、アーム社の上場時価総額7.7兆円と伝わるが話題先行の様子
記事一覧 (09/05)ステムリムは後場一段と出直る、『レダセムチド』が心筋症や心不全治療に関し中国で特許
記事一覧 (09/05)ランシステムはストップ高カイ気配、同社の社長がVTuberデビュー!「代表取締役社長 VIRTUAL 日高大輔 3326」、同時に新プロジェクト「Vworker」事業開始を発表
記事一覧 (09/05)サイバー・バズが高値を更新、「YouTube」の株式投資チャンネルで紹介とされ注目集まる
記事一覧 (09/05)OKIが急伸、パワー半導体素材をコスト10分の1以下にと伝えられ一時ストップ高
記事一覧 (09/05)ENECHANGEは大きく反発、「下期黒字化」の好業績でENEOS向けアプリ開始に好反応
記事一覧 (09/05)セルシードが急動意、決算説明会の動画を公開、注目再燃の見方、数か月続く底練り相場から急伸
記事一覧 (09/05)ニトリHDが6%高、日経平均に採用との発表を受け買い先行、3銘柄を入れ替え
記事一覧 (09/04)JMCは後場もストップ高買い気配、決算発表から上げに弾みつき鋳造新棟の操業開始で一段高
記事一覧 (09/04)コンセックが高値を更新、赤字決算後もジリ高続くため注視されていた中でM&Aを発表し買い膨らむ
記事一覧 (09/04)日本和装HDは3日続伸基調、40周年記念優待で一時急伸の後も底堅い
記事一覧 (09/04)相模ゴムがストップ高買い気配、投資ファンド、オアシス・マネジメント保有とされ注目強まる
記事一覧 (09/04)SBIホールディングスが高値を更新、仙台銀行などのじもとHDとの関係強化に注目強まる
記事一覧 (09/04)INPEXが高値を更新、NY原油85ドル乗せと自社株買いを好感
2023年09月06日

川崎汽船は5日続伸など海運大手が軒並み連日高値、高配当、PBR向上期待などに市況回復、円安も加わる

■今年の9月末の配当、優待の買付期限は9月27日

 9月6日午前の東京株式市場では、大手海運株が軒並み高値を更新する相場となり、午前10時30分にかけて川崎汽船<9107>(東証プライム)は3%高の5603円(147円高)まで上げて5日続伸基調となり、4日続けて2007年以来の高値を更新。商船三井<9104>(東証プライム)は朝方に4328円(36円高)まで上げて4日連続2008年以来の高値を更新。日本郵船<9101>(東証プライム)も4日続けて2022年3月以来の高値を更新している。配当利回りの高さ、PBR(株価純資産倍率)向上への期待に加え、このところは運賃市況の回復が言われ、直近は為替の一段の円安も追い風とされている。

 予想配当利回りは、川崎汽船が年6%前後、商船三井が同5%台、日本郵船は同4%前後となっている。日程的には、9月中間配当を意識した買いが増える頃合いと見られている。今年の9月末の配当、優待の権利付最終日(買付期限)は2023年9月27日(水)。運賃市況については、「中型ばら積み、用船料反発、5割高、南米産穀物、輸出増で需要」(日本経済新聞8月23日付朝刊)と伝えられ、3銘柄ともこの頃から再びジリ高傾向に転じてきた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:46 | 材料でみる株価

バーチャレクスHDは3日続伸、コールセンターCRM「インスピーリ」と分析プラットフォーム「Tableau」を連携、大なデータを見やすく分析

■CTI、PBX、基幹システム、MAなど様々なデータを活用した効果的なダッシュボードを提供

 バーチャレクス・ホールディングス<6193>(東証グロース)は6日、49円高(4.62%高)の1109円まで上げて3日続伸している。同社グループのバーチャレクス・コンサルティング株式会社(本社:東京都港区)は5日、コールセンターCRM「inspirX(インスピーリ)」の最新バージョン5.7で分析プラットフォーム「Tableau(タブロー)」と連携し、バーチャレクスならではの効果的なダッシュボードをインスピーリ上で表示することが可能になったと発表。

 インスピーリの最新バージョン5.7では、Tableauとの連携により、CTIやPBX、基幹システム、MAなど様々なデータを活用したダッシュボードを、インスピーリの画面上でぐっと見やすく表示することが可能になった。また、コールセンター運営マネジメントに必要なKPIを用意するなど、バーチャレクスならではの知見を活かしたダッシュボードビューを提供する。

 集積・統合したデータを、適切にレポート化し、日々の運営状況を可視化することで、コールセンターマネジメントのクオリティ向上と効率アップに貢献するとしている。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:35 | 材料でみる株価

アステリアが急騰し5日続伸、LayerXと業務提携、電子帳簿保存法・インボイス制度に対応した経理業務のデジタル化を推進

■バクラク×ASTERIA Warpがスムーズなデータ連携をノーコードで実現

 アステリア<3853>(東証プライム)は6日、51円高(6.47%高)の839円まで上げて急騰し5日続伸している。同社と株式会社LayerX(本社:東京都中央区)は5日、法人支出管理サービス「バクラク」とアステリアが提供するデータ連携ツール「ASTERIA Warp(アステリア ワープ:Warp)」において、業務提携すると発表。第1弾として、電子帳簿保存法・インボイス制度に対応した「バクラク電子帳簿保存」と、「ASTERIA Warp」との連携を開始する。

 連携の第一弾として、バクラクシリーズ内の電子帳簿保存法、インボイス制度に対応したクラウドストレージ製品である「バクラク電子帳簿保存」と「Warp」の連携を開始する。これによりーザー企業は自社が管理する基幹業務システム内やクラウドストレージ内に保存されている証憑類を「バクラク電子帳簿保存」にシームレスに転送保管することが可能となり、2024年1月から施行される電子帳簿保存法への対応に寄与する。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:17 | 材料でみる株価

焼津水産が再び急伸、TOBの最中に旧村上ファンド系会社の保有判明と伝わり材料含みに

■8月7日から9月19日までJ−STAR社系列がTOB、1株1137円

 焼津水産(焼津水産化学工業)<2812>(東証スタンダード)は9月6日、再び一段高となり、取引開始後は15%高の1309円(167円高)まで上げて約1か月ぶりに高値を更新し、2018年3月以来の1300円台に進んでいる。「旧村上ファンド系、焼津水産株を大量保有、TOB期間中に取得」(ロイターニュース9月5日夕方)と伝えられ、注目が強まった。旧村上ファンド系の南青山不動産(東京都渋谷区)が8月29日現在で5.96%を保有していることが判明したという。

 焼津水産株には、プライベートエクイティ投資会社J−STAR株式会社(東京都千代田区)系のTOB(公開買付)目的会社が2023年8月7日から同年9月19日までTOBを実施しており、焼津水産側も賛同の意と応募の推奨を発表済み。TOB価格は1株1137円。旧村上ファンド系会社の意向が、単にTOBに乗るだけなのか、今後も買い増してTOBに対抗するのか注視されている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:09 | 材料でみる株価

ITbookホールディングスは急反発、総務省実証事業に採択、テレワークの未来を築く

■総務省実証事業で熊本市を変革

 ITbookホールディングス<1447>(東証グロース)は6日、26円高(7.58%高)の369円まで上げて急反発している。同社は5日、グループ会社のみらい株式会社(本社:広島県広島市)が、総務省「テレワークを活用した地域課題解決事例の創出に関する実証事業」において、熊本市を実証地域とする「すべての働きたい人を戦力化!分野別サポーター伴走型テレワークプラットフォーム構築事業」が採択されたと発表した。

 同実証事業は、テレワークの普及促進と新たな働き方の創出を目指すもの。特に、育児・介護従事者、外国人、高齢者、障がい者といった、就労上のハードルとなる事情を持つ人々を、各分野の専門機関である、はあもにい管理運営共同企業体・熊本市国際交流振興事業団・熊本さわやか長寿財団・在宅就労支援事業団および熊本市と共に、きめ細やかにサポートする体制を保持することで、誰もが活躍できるダイバーシティ地方都市の構築を本実証事業を通して目指していく。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:56 | 材料でみる株価

INPEXが連日高値、NY原油の一時88ドル乗せを受け石油株が軒並み高値を更新

■サウジやロシアの減産延長など要因、冬場に向け一段高を想定も

 INPEX<1605>(東証プライム)は9月6日、4日続伸基調で始まり、取引開始後は一段高の2236.5円(75.0円高)まで上げ、2008年以来の高値に進んでいる。NY原油相場の続伸基調が続き、米国5日には指標のWTI原油先物が一時88ドル台に乗り9ヵ月ぶりの高値に進んだと伝えられ、買い材料視されている。石油資源開発<1662>(東証プライム)、出光興産<5019>(東証プライム)、ENEOSホールディングス<5020>(東証プライム)なども軒並み高値に進んでいる。

 NY原油とともに、北海ブレントも11か月ぶりの高値に進んだと伝えられた。サウジアラビアが自主減産の期限についてこれまでの10月を12月に延長したと伝えられた。また、ロシアも輸出量を減らす方向と伝えられている。冬場に向けて一段高の場面を想定して注視する様子がある。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:40 | 材料でみる株価

ソフトバンクGは売買交錯、アーム社の上場時価総額7.7兆円と伝わるが話題先行の様子

■「今回、やや低めの仮条件を示した」とされ様子見の姿勢も

 ソフトバンクG(ソフトバンクグループ)<9984>(東証プライム)は9月6日、6448円(22円高)で始まった後6397円(25円安)まで軟化し、売買交錯の始まりとなっている。同社が株式の大半を保有する世界的な半導体設計大手、英アーム社が5日、「米ナスダック市場への上場に向けて詳細を公表し(中略)想定される時価総額は最大520億ドル(約7.7兆円)で、2023年で最大の新規株式公開(IPO)となる」(日経電子版9月6日朝5:24)と伝えられ、注目を集めているが、買い材料というよりは話題先行となっているようだ。

 報道によると、「アームの上場時の時価総額は当初、600億ドルを超える水準で検討を進めていた。今回、やや低めの仮条件を示した」という。ソフトバンクGはアームの株式を75%保有していたが、上場に向けて傘下のビジョン・ファンドが保有する株式を買い取り、アーム社の上場後はソフトバンクGが90%前後保有することになるという。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:18 | 材料でみる株価
2023年09月05日

ステムリムは後場一段と出直る、『レダセムチド』が心筋症や心不全治療に関し中国で特許

■業績は23年7月期に完全黒字化する見込み

 ステムリム<4599>(東証グロース)は9月5日の後場、一段と強含む相場となり、5%高の842円(43円高)まで上げた後も840円前後で売買され、下値圏からの反発を強めている。買い材料としては、4日に再生誘導医薬『レダセムチド(HMGB1断片ペプチド)』について中国での特許登録を発表したことが言われ、業績も2023年7月期に完全黒字化する見込みとしていることを思い出して注目し直す動きがあるようだ。

 発表によると、『レダセムチド』の中国での特許は、心筋症、陳旧性心筋梗塞、およびそれらに伴う慢性心不全に対する新規治療に係る用途特許で、本特許の成立を含め、現在までに全世界で100件超の特許が成立したとした。業績面で注目度が強いため、特許発表を受けて買いに踏み切る動きが強まる形になった。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:55 | 材料でみる株価

ランシステムはストップ高カイ気配、同社の社長がVTuberデビュー!「代表取締役社長 VIRTUAL 日高大輔 3326」、同時に新プロジェクト「Vworker」事業開始を発表

■現役上場企業の社長としては初めてのVTuberデビュー

 ランシステム<3326>(東証スタンダード)は5日、朝から買い物が集中し、80円高(22.22%高)の440円まで上げてストップ高カイ気配が続いている。同社は4日、代表取締役社長・日高大輔氏がVTuber「代表取締役社長・VIRTUAL(バーチャル)日高大輔 3326」として、9月15日にデビューを予定していると発表。現役上場企業の社長としては初めてのVTuberデビュー(2023年9月現在同社調べ)となる。

 また、当期からバーチャル事業部を新設し、新しいプロジェクトとして「Vworker」(ブイワーカー)事業を開始すると同時に発表。今後のサービス業を中心とした人材不足の解消と新しい働き方の創造を目的とし、将来的に様々な企業様と協力し、サービス業、飲食業、宿泊業等での遠隔サービス事業の展開を目指していくとしている。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:33 | 材料でみる株価

サイバー・バズが高値を更新、「YouTube」の株式投資チャンネルで紹介とされ注目集まる

■第3四半期は売上高31%増、営業益2倍など好調

 サイバー・バズ<7069>(東証グロース)は9月5日の後場、一段と強含む相場となり、13時を過ぎては9%高の1779円(145円高)まで上げて年初来の高値を更新し、2022年11月以来の1700円台に進んでいる。4日、「YouTubeチャンネル『ひねけんの企業研究』で当社が紹介されました」と発表しており、注目が強まったようだ。

 『ひねけんの企業研究』は、公認会計士ひねけん氏の株式投資チャンネル。事業内容やサービスなどをわかりやすく解説しているもよう。サイバー・バズの第3四半期連結決算(2022年10月〜23年6月・累計)は好調で、前年同期比で売上高が31.0%増加し、営業利益は2.1倍、親会社株主に帰属する四半期純利益は95.3%増加した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:31 | 材料でみる株価

OKIが急伸、パワー半導体素材をコスト10分の1以下にと伝えられ一時ストップ高

■信越化学と新技術を開発と伝えられる、業績も今期完全黒字化を予想

 OKI(沖電気工業)<6703>(東証プライム)は9月5日、買い気配のあとストップ高の1060円(150円高、16%高)で始まり、午前10時半にかけても14%高前後で売買され、一気に1000円台に進んでいる。日本経済新聞が同日朝、「信越化学とOKI、パワー半導体素材を安価に、コスト10分の1以下」と伝えており、今期完全黒字化見通しの業績回復期待とともに買いを刺激する要因になった。「窒化ガリウム(GaN)を使ったパワー半導体の素材を低コストでつくる技術を開発した」(同)と伝えられた。信越化学工業<4063>(東証プライム)も高い。

 報道によると、GaNパワー半導体には、シリコン基板の上でGaN結晶を成長させる製法とGaN基板の上でGaN結晶を成長させる製法があり、後者の製法によるパワー半導体は20倍大きな電流が流せるようになるという。充電時間は、現在主流の炭化ケイ素(SiC)製のパワー半導体に比べて4分の1に短縮できるという。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:41 | 材料でみる株価

ENECHANGEは大きく反発、「下期黒字化」の好業績でENEOS向けアプリ開始に好反応

■買い出動を迷っていた投資家の背中を押す形に

 ENECHANGE<4169>(東証グロース)は9月5日、反発相場となり、午前10時にかけて9%高の1317円(107円高)まで上げて4日ぶりに1300円台を回復し、出直りを強めている。業績改善が大きく進む見通しで期待が強い上、4日付で、ENEOSホールディングス<5020>(東証プライム)グループから開発を受託していたEV充電アプリの9月5日提供開始を発表し、買いに踏み切る契機になったと見られている。

 今期・2023年12月期の業績動向は「下期黒字化」(会社四季報:東洋経済新報社)の見通し。このため、買いやすい位置に来たら買い出動したいと待ち構える投資家が見受けられるという。4日の発表は、ENEOSホールディングスのENEOS株式会社が提供するEV充電サービス『ENEOS Charge Plus』で利用されるEV充電アプリ開発を受託し、2023年9月5日から『ENEOS Charge PlusEV充電アプリ』として提供開始されるというもの。買い出動を迷っていた投資家の背中を押す形になったようだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:12 | 材料でみる株価

セルシードが急動意、決算説明会の動画を公開、注目再燃の見方、数か月続く底練り相場から急伸

■『同種軟骨細胞シート』2023年中の治験開始を急ぐ

 セルシード<7776>(東証グロース)は9月5日、急動意となり、取引開始後は一時24%高の312円(60円高)まで上げ、数か月続く底練り相場から急伸している。同社ホームページ「お知らせ」に4日「2023年12月期第2四半期、決算説明会の動画配信」と掲示し、注目が再燃したと見られている。

 細胞シートを用いた「再生医療の事業化」に取り組んでおり、『同種軟骨細胞シート』は、「当初目標としていた2022年12月末までの治験届提出は叶わなかったが、23年に治験を開始できるよう独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)との相談を進めている」。また、細胞培養器材事業では、細胞の大量回収に特化した新製品を22年10月に発売開始し、細胞治療にとどまらず、培養肉など細胞の大量回収のニーズに乗っているようだ。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:51 | 材料でみる株価

ニトリHDが6%高、日経平均に採用との発表を受け買い先行、3銘柄を入れ替え

■採用はニトリHD、メルカリ、レーザーテック、3銘柄とも高い

 ニトリHD(ニトリホールディングス)<9843>(東証プライム)は9月5日、買い気配のあと6%高の1万7665円(1000円高)で始まり、約1か月ぶりに1万7000円台を回復している。日本経済新聞社が4日夕方、日経平均株価(225種)の構成銘柄の定期見直しを発表し、3銘柄を入れ替え、メルカリ、レーザーテック、ニトリホールディングス(HD)を採用するとしたため買い先行となっている。メルカリ<4385>(東証プライム)は4%高、レーザーテック<6920>(東証プライム)は1%高。ニトリHDの値上がりが目立っている。

 日経平均の定期見直しは春秋の年2回で、秋の入替えは10月初から(今回は10月2日から)になる。除外は日本板硝子<5202>(東証プライム)、三井E&Sホールディングス<7003>(東証プライム)、松井証券<8628>(東証プライム)、と発表された。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:19 | 材料でみる株価
2023年09月04日

JMCは後場もストップ高買い気配、決算発表から上げに弾みつき鋳造新棟の操業開始で一段高

■今12月期は純利益など2期連続で最高益を更新の見込み

 JMC<5704>(東証グロース)は9月4日、再び一段高となり、前場ストップ高の1115円(150円高、16%高)で値がついたまま後場はストップ高買い気配を続け、2020年2月以来の1100円台に進んでいる。8月中旬から上げに弾みがつく相場となっている中で、「コンセプトセンター」(長野県飯田市、鋳造工場)第8期棟の操業を9月1日に開始と発表済み。9月4日は稼働が本格化するとあって、再び期待が高揚したとみられている。

 株価は、8月14日に第2四半期決算を発表した翌日にストップ高となり、以後、相場が変わったように上値を追う展開が続いている。同23日には「コンセプトセンター」の操業を9月1日に開始と発表し、翌24日は再び急伸し14%高(112円高の933円)となった。上げに弾みがつく展開となっており、9月4日は、稼働が本格化したことを材料にした買いが呼び水になり、買いが買いを呼ぶ相場に発展したと見られている。今期・2023年12月期の業績は純利益などが2期連続最高益を更新する見込みとしている。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:44 | 材料でみる株価

コンセックが高値を更新、赤字決算後もジリ高続くため注視されていた中でM&Aを発表し買い膨らむ

■「一層地域に根ざした事業展開が可能」に

 コンセック<9895>(東証スタンダード)は9月4日の後場、4%高の1223円(48円高)で始まり、前場から2日続伸基調となって年初来の高値を更新し、2022年10月以来の1200円台に進んでいる。8月31日に株式会社丸金建設(岡山県倉敷市)へのM&A(100%子会社化)を発表し、以後連日高。「一層地域に根ざした事業展開が可能となる」(発表リリースより)としたことなどが好感されている。

 これに先立って8月10日に発表した第1四半期決算は各利益とも前年同期比で赤字拡大だったが、株価は特段下げることなくジリ高傾向を続けてきた。このため、業績面の不調は消化済みと見ざるを得ない相場が続いてきたという。こうした中で、買いの機をうかがっていた投資家が丸金建設の子会社化という株価材料を受けて見切り発車的に買い出動してきたとの見方が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:48 | 材料でみる株価

日本和装HDは3日続伸基調、40周年記念優待で一時急伸の後も底堅い

■12月末現在の単元以上株主にQUOカード贈呈

 日本和装HD(日本和装ホールディングス)<2499>(東証スタンダード)は9月4日、3日続伸基調となり、314円(4円高)まで上げた後もこの値で売買されながら上値を指向する相場となっている。8月30日に創業40周年記念特別株主優待を発表し、引き続き好感されている。2023年12月末現在で1単元(100株)以上を保有する株主に500円分のQUOカードを贈呈するとした。

 発表の翌31日には一時16%高(49円高の347円)まで急伸する場面を見せたが終値は304円(6円高)にとどまった。このように伸びきれなかった場合は、一般的には上値が重いということになり、落胆売りが増えて下げ相場に転じる例が少なくないとされるが、同社株は小幅高が続いている。このように一時的な急伸の後も底堅い場合は、急伸が上値を測る観測気球だったとされ、逆に急伸時の高値を再び取りに行くこともあるという。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:29 | 材料でみる株価

相模ゴムがストップ高買い気配、投資ファンド、オアシス・マネジメント保有とされ注目強まる

■「重要提案行為も」などと伝えられ思惑や憶測広がる

 相模ゴム工業<5194>(東証スタンダード)は9月4日、気配値のまま急伸してストップ高の898円(150円高、20%高)に達し、午前10時を過ぎても始値がつかないまま買い殺到となっている。「香港の投資ファンド、オアシス・マネジメントが相模ゴム工業の株式の9・77%を保有していることが1日、わかった」(日本経済新聞9月2日付朝刊)と伝えられ、「重要提案行為も」(同)などとしたことなどを受け、注目集中となっている。

 オアシス・マネジメントは過去に東京ドーム(2021年4月に上場廃止)や東芝<6502>(東証プライム)への関与などで知られ、このところは23年5月にライフネット生命保険<7157>(東証グロース)の株式保有が伝えられるなど、活発な活動を行っているイメージがある。ホームページによると、同社は、現・最高責任者(CIO)として同社を率いるセス・フィッシャー氏が2002年に設立し、香港、東京、ォ―スチン、ケイマン諸島のオフィスで事業を運営している。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:42 | 材料でみる株価

SBIホールディングスが高値を更新、仙台銀行などのじもとHDとの関係強化に注目強まる

■第三者割当増資をSBI地銀HDが引き受け33.91%出資に

 SBIホールディングス<8473>(東証プライム)は9月4日、6日続伸基調となり、午前9時40分過ぎには3073.5円(63.5円高)まで上げて約1か月ぶりに高値を更新し、2022年4月以来の水準に進んでいる。前取引日(9月1日)の17時に、完全子会社SBI地銀HD(SBI地銀ホールディングス株式会社:東京都港区)が仙台銀行(本店:宮城県仙台市)、きらやか銀行(本店:山形県山形市)の持株会社・じもとHD(じもとホールディングス)<7161>(東証スタンダード)の第三者割当増資を引き受けると発表し、買い材料視されている。出資後の議決権比率は33.91%になる予定とした。

 SBIホールディングスとじもとHDは、すでに2020年11月に資本業務提携しており、今回の増資の割当予定先はすでに16.96%保有している。提携後、きらやか銀行との間では、共同店舗の運営やSBIグループの提供するバンキングアプリの導入、次世代型共通ATMの採用などが実現している。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:08 | 材料でみる株価

INPEXが高値を更新、NY原油85ドル乗せと自社株買いを好感

■自社株買いの上限は発行株数の6.12%のため期待大

 INPEX<1605>(東証プライム)は9月4日、一段高で始まり、取引開始後は2149.5円(48.5円高)まで上げて約4週間ぶりに高値を更新し、2008年以来の水準に進んでいる。NY原油相場が指標となる先物で前週末にかけて1バレル85ドル台に乗り、2022年11月以来の高値に進んだことや、8月から12月まで実施中の自社株買いが好感されている。石油資源開発<1662>(東証プライム)出光興産<5019>(東証プライム)なども高い。

 原油相場を取り巻く環境は、ロシアの輸出減にサウジアラビアの自主減産が加わり需給がタイトになっているとされる。INPEXの自社株買いは、取得株数8000万株(自己株式を除く発行済株式総数の6.12%を上限としているため株式価値向上効果が大との期待がある。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:22 | 材料でみる株価