[材料でみる株価]の記事一覧
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記事一覧 (06/30)京写が年初来の高値に迫る、業績好調な上、従業員も対象の譲渡制限付株式交付を好感、企業価値など株主と共有
記事一覧 (06/30)極洋が上場来高値を更新、業績好調な上中国が日本産水産物の輸入を一部再開とされ買い材料視
記事一覧 (06/30)積水化学が戻り高値を更新、経産省が工場や店舗の屋根に太陽光パネル義務化とされ連想買い集まる
記事一覧 (06/30)ナガイレーベンが大きく出直る、8月期期末に創業110周年の記念配当、普通配と合わせ1株100円の予定に
記事一覧 (06/30)自動車株はホンダなど軟調、トランプ大統領が日本車への追加関税を変えないと示唆、赤沢担当相は財務長官と会えず
記事一覧 (06/27)ベガコーポが高値を更新、きょう実店舗として10店目の新店がむさし村山にオープン、期待強まる
記事一覧 (06/27)ナイルが急伸しストップ高、記事制作・SEOコンテンツ制作代行サービスを大幅にリニューアルとの発表を受け急動意
記事一覧 (06/27)資生堂が再び出直る、英国系投資会社の保有拡大や米中の「関税休戦に署名」報道など好感
記事一覧 (06/27)シンフォニアテクノロジーは初の1万円台に乗る、半導体関連・航空宇宙分野への注力に期待強い
記事一覧 (06/27)三菱重工や川崎重工が高値を更新、7回目の日米関税交渉に向け防衛費への思惑強まる
記事一覧 (06/27)メガチップスが戻り高値に進む、「第4の新規事業の探索と育成」など注目され折に触れて期待強まる
記事一覧 (06/27)SCREENホールディングスが年初来の高値を連日更新、有力な競合ないとされ米半導体株の活況高に乗る
記事一覧 (06/26)イトーキが年初来の高値を更新、業績好調で直近は「薬剤自動ピッキングシステム」にも注目強まる、くすりの福太郎に納入
記事一覧 (06/26)LIXILが出直る、大手証券の投資判断に加え『浴槽レス』の「ボディハグシャワー」にも期待強い
記事一覧 (06/26)リンカーズは一時21%高、直近10年間の数万件に及ぶ論文、特許、プレスリリース、技術報告など分析したセミナーに注目集まる
記事一覧 (06/26)日本エンタープライズが急伸、子会社ダイブがNTTドコモの金融システムリスク管理業務を支援、注目集中
記事一覧 (06/26)良品計画が上場来高値を更新、再生可能エネ発電の「MUJI ENERGY(ムジエナジー)」設立、期待強い様子
記事一覧 (06/26)日本製鋼が上場来の高値を更新、原発と防衛の両面で材料株妙味を強める
記事一覧 (06/25)トレックス・セミコンが後場一段高、日本ガイシとの共同開発を好感、年初来の高値を更新
記事一覧 (06/25)デジタルプラスが後場急伸、「第二種資金移動業者」登録完了と発表し期待強まる
2025年06月30日

京写が年初来の高値に迫る、業績好調な上、従業員も対象の譲渡制限付株式交付を好感、企業価値など株主と共有

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■役員だけを対象に発表した銘柄もあるが株価は小安い

 京写<6837>(東証スタンダード)は6月30日、一段と出直る相場になり、後場寄り後に5%高の403円(18円高)まで上げて約1か月前につけた年初来の高値408円に迫っている。今期・2026年3月期の連結業績予想を最高益の見込みとするなどで業績好調な上、前取引日の夕方、「譲渡制限付株式としての自己株式処分」を取締役にとどまらず従業員も対象に割り当てると発表。株主との価値共有を取締役だけでなく社員にも広げることで発生する効果に期待が強まっている。

 6月27日の夕方、報酬制度として導入している「譲渡制限付株式報酬制度」により、普通株式7万1400株を同社の取締役4名と従業員の一部57名に割り当てると発表した。中長期的な企業価値及び株主価値の持続的な向上を図るインセンティブを付与すると共に、株主と一層の価値共有を進めることが目的。ちなみに、同社の発表と前後して取締役だけを対象に譲渡制限付株式としての自己株式の処分を発表した銘柄は小安い値動きとなっている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:20 | 材料でみる株価

極洋が上場来高値を更新、業績好調な上中国が日本産水産物の輸入を一部再開とされ買い材料視

■配当が100株で1万円を超えるため金額的にリッチな気分になれる銘柄として人気

 極洋<1301>(東証プライム)は6月30日、再び上値を追う相場となり、6%高の4755円(250円高)まで上げた後も強い値動きを続けて上場来の高値を更新している。営業利益や純利益が連続最高などで業績好調な上、30日は、中国が「日本産水産物の輸入を一部再開」(朝日新聞デジタル6月29日夜)と伝えられたことも寄与したとみられている。

 「中国の税関総署は29日、東京電力福島第一原発の処理水放出を機に禁止していた日本産水産物の輸入について、『一部を再開する』と発表した。福島県など10都県は引き続き、輸入禁止のままにするとしている」(同)と伝えられた。同社は2025年3月期の配当(期末のみ実施中)を1株につき130円とし、今期・26年3月期は同150円の予定とする。投資家の間では、1単元(100株)を保有するだけで1万円超の配当金になるため、「金額」的にリッチな気分になれる銘柄として人気との見方がある。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:28 | 材料でみる株価

積水化学が戻り高値を更新、経産省が工場や店舗の屋根に太陽光パネル義務化とされ連想買い集まる

■ペロブスカイト太陽電池の実用化で先行、報道に敏感な反応

 積水化学工業<4204>(東証プライム)は6月30日、再び上値を追う相場となり、6%高の2682.0円(144.5円高)まで上げて戻り高値を更新している。「曲がる太陽電池」として知られるペロブスカイト太陽電池の実証実験に関するリリースを6月12日に発表するなど、ペロブスカイト太陽電池の実用化で先行。6月30日に「太陽光設置目標を義務に、工場や店1.2万事業者対象、来年度から、ペロブスカイト導入促す」(日本経済新聞朝刊)と伝えられたことを受けて買い先行となった。

 「経済産業省は2026年度から、化石燃料の利用が多い工場や店舗をもつ1万2000事業者に屋根置き太陽光パネルの導入目標の策定を義務づける」(同)と伝えられた。積水化学は、2024年12月に三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>(東証プライム)の三菱UFJ銀行・大井支店(東京都品川区)などでフィルム型ペロブスカイト太陽電池の実証実験を行うと発表し、福島県や静岡県などとの導入実証も相次いで発表、ペロブスカイト太陽電池に関する報道に敏感な反応となっている。同様に、ペロブスカイト原料を手がける伊勢化学<4107>(東証スタンダード)K&Oエナジーグループ<1663>(東証プライム)も動意づいている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:09 | 材料でみる株価

ナガイレーベンが大きく出直る、8月期期末に創業110周年の記念配当、普通配と合わせ1株100円の予定に

■大正4年に永井商店を開業以来、今年で創業110周年

 ナガイレーベン<7447>(東証プライム)は6月30日、大きく出直って始まり、取引開始後は8%高の2121円(159円高)まで上げ、約5週間ぶりに2100円台を回復している。前取引日の午後に第3四半期決算と創業110周年の記念配当40円を発表し、好感買いが先行している。

 永井商店を大正4年に開業以来、本年をもって創業110周年を迎えることを記念し、感謝の意を表するため、1株当たり40円の創業110周年記念配当を実施するとした。これにより、2025年8月期の期末配当金は1株60円の期末普通配当と合わせて1株100円の予定とした。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:43 | 材料でみる株価

自動車株はホンダなど軟調、トランプ大統領が日本車への追加関税を変えないと示唆、赤沢担当相は財務長官と会えず

■日本車に対する25%の追加関税は見直さない方針の可能性

 6月30日朝の東京株式市場では、日経平均が400円高で始まった中でホンダ<7267>(東証プライム)SUBARU<7270>(東証プライム)は軟調にスタートし、トヨタ<7203>(東証プライム)は堅調など、高安混在となっている。「トランプ大統領、日本車への25%の追加関税を見直さない可能性示唆」(日テレNEWS6月30日朝)などとトランプ大統領の日本車への関税に関する方針が伝えられており、株式市場では受け止め方が分かれているようだ。

 「トランプ大統領は29日に放送されたFOXニュースのインタビューで、日本側に対し、自動車への関税は25%だと書簡で通告することも可能だという認識を示した」(NHKニュースWEB6月30日朝)という。また、日米関税交渉についても、「7回目の日米関税交渉のため訪米中の赤沢亮正経済再生相が、米側で協議を主導するベッセント財務長官との会談はできぬまま、30日にも帰国することがわかった」(朝日新聞デジタル6月29日夜)と伝えられた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:23 | 材料でみる株価
2025年06月27日

ベガコーポが高値を更新、きょう実店舗として10店目の新店がむさし村山にオープン、期待強まる

■東京都では2店舗目、ユニークな家具やSNSでバズったアイデア家具など低価格で

 ベガコーポレーション<3542>(東証グロース)は6月27日、一段高の相場となり、15時にかけて1710円(95円高)まで上げ、2021年以来の高値に進んでいる。家具や生活雑貨などを「LOWYA(ロウヤ)」ブランドでネット販売し、本社は福岡。きょう27日に10店舗目の実店舗がイオンモールむさし村山(東京都)にオープン。期待が強まっている。

 発表によると、「LOWYAイオンモールむさし村山店」は、東京都では2店舗目、LOWYAの実店舗としては通算10店舗目の開業になる。約700uというテニスコート3つ分の広さの店内には、他の家具・インテリア専門店にはない、ユニークな家具やSNSでバズったアイデア家具が随所にあるという。「LOWYA」は、かねてより、自社で企画から製造、販売までを手掛けることで、低価格でおしゃれな家具を実現してきた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:07 | 材料でみる株価

ナイルが急伸しストップ高、記事制作・SEOコンテンツ制作代行サービスを大幅にリニューアルとの発表を受け急動意

■「AI×専門家」の体制を構築、より成果に直結するコンテンツ制作を実現

 ナイル<5618>(東証グロース)は6月27日、朝の取引開始後にストップ高の441円(80円高、22%高)まで上げ、後場寄り後もストップ高デ売買されて急伸相場となっている。26日付で、「提供する記事制作・SEOコンテンツ制作代行サービスを、この度大幅にリニューアルした」と発表し、買い材料視されている。約5か月ぶりに年初来の高値を更新した。

 発表によると、このたび、提供する記事制作・SEOコンテンツ制作代行サービスを大幅にリニューアルし、「AI×専門家」のハイブリッド体制を構築し、より成果に直結するコンテンツ制作を実現した。AIの効率性と経験豊富な専門家による専門性を融合させた独自のハイブリッドプロセスを通じて、ビジネス成果に直結する高品質かつ一次情報化されたコンテンツを提供していくとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:19 | 材料でみる株価

資生堂が再び出直る、英国系投資会社の保有拡大や米中の「関税休戦に署名」報道など好感

■米中の関税協議が進み中国経済の回復に期待する様子も

 資生堂<4911>(東証プライム)は6月27日の前場、2633.0円(121.0円高)まで上げた後も2600円前後で堅調に売買され、再び出直る相場になった。「5%ルール」報告で英国系の投資会社インディペンデント・フランチャイズ・パートナーズによる資生堂株式の保有割合が7.28%から8.30%に拡大したと伝えられ、思惑含みになった。「保有目的は『純投資・重要提案行為などを行うため』としている」(日経電子版)と伝えられた。

 また、27日は、「米中が関税休戦に署名、10の貿易相手と合意近い−ラトニック商務長官」(ブルームバーグニュース6月27日朝5:50)と伝えられ、中国経済の回復に期待する動きが広がった。資生堂は中国景気関連株との位置づけで注目されることが多く、買い安心感をもたらしたとみられている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:26 | 材料でみる株価

シンフォニアテクノロジーは初の1万円台に乗る、半導体関連・航空宇宙分野への注力に期待強い

■3年間で株主還元額120億円、証券会社による目標株価の引き上げも支援

 シンフォニアテクノロジー<6507>(東証プライム)は6月27日、一段高となり、午前10時にかけて10%高の1万50円(930円高)まで上げて上場来初の1万円台に乗り、その後も1万円をはさんで活況高となっている。業績が好調で、5月上旬に開示した中期計画(2025年度から2027年度)では株主還元額120億円を想定。26日には、同社株の目標株価を岩井コスモ証券が3800円引き上げて1万2800円に見直したと伝えられ、買い安心感が広がった。

 同証券では、航空宇宙防衛分野と半導体関連を牽引役に高成長が期待できるとしたもよう。中期計画(2025年度から2027年度)では、半導体関連分野・航空宇宙分野への注力、技術開発力/対応力強化による事業領域拡大、などを掲げている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:14 | 材料でみる株価

三菱重工や川崎重工が高値を更新、7回目の日米関税交渉に向け防衛費への思惑強まる

■日経平均4万円台を回復、株価指数連動型の運用を行う資金の買いも加わる様子

 三菱重工業<7011>(東証プライム)は6月27日、続伸基調で上値を追う相場となり、午前10時過ぎに3675.0円(127.0円高)まで上げて8取引日ぶりに実質的な上場来の高値を更新した。その後も上げ幅100円台で強い値動きとなっている。赤沢経済再生相が26日に7回目の日米関税交渉に向けて出発したと伝えられ、NATO(北大西洋条約機構)が加盟各国の防衛費についてGDP(国内総生産)の「5%」を目標に定めたことと合わせ、日本の防衛費についても増額への期待が高まり、買い材料視されている。川崎重工<7012>(東証プライム)日本製鋼<5631>(東証プライム)も高値を更新している。

 日経平均は一段高となり、午前10時過ぎに一時4万217円42銭(632円84銭高)まで上げて4万円台を回復した。NY株の全面高を受け、株価指数連動型の運用を行う投資信託などから日経平均構成銘柄への機械的な買いが入っているもようで、三菱重工などには、こうした買いも加わっていると見られている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:49 | 材料でみる株価

メガチップスが戻り高値に進む、「第4の新規事業の探索と育成」など注目され折に触れて期待強まる

■発⾏済株式数の10%を上限とする自社株買いを実施中

 メガチップス<6875>(東証プライム)は6月27日、一段と出直って始まり、取引開始後は5%高の5310円(250円高)をつけ、戻り高値に進んでいる。⽣産を外部に委託するファブレス体制でカスタム半導体などを手がけ、中⻑期経営⽅針では主力事業を強化しつつ「第4の新規事業の探索と育成に取組む」(2025年3月期の決算説明資料より)とし、折に触れて期待が強まる相場となっている。

 任天堂<7974>(東証プライム)向けに実績があるため「ニンテンドー・スイッチ2」への期待が高揚した昨年後半に6割高の相場を示現したが、このところは170万株(⾃⼰株式を除く発⾏済株式数の10.0%)を上限とする自社株買い(2025年5⽉15⽇から2026年4⽉30⽇まで)が下支えになっている様子。中⻑期経営⽅針では、投資家との対話重視、株主還元強化、などを掲げ、安定配当や機動的な⾃⼰株式取得を行うとしている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:08 | 材料でみる株価

SCREENホールディングスが年初来の高値を連日更新、有力な競合ないとされ米半導体株の活況高に乗る

■マイクロソフトやエヌビディアの連日最高値を受け半導体関連株が高い

 SCREENホールディングス<7735>(東証プライム)は6月27日、続伸一段高で始まり、取引開始後は1万1810円(225円高)をつけ、2日続けて年初来の高値を更新している。NY株式市場でマイクロソフトやエヌビディアが上場来高値を連日更新するなど半導体・AI関連株の活況高が続いている上、26日には同社の洗浄装置について米国企業にも有力なメーカーが存在しないなどと伝えられ、注目が再燃している。

 半導体関連株は一部を除いて続伸基調で始まり、東京エレクトロン<8035>(東証プライム)レーザーテック<6920>(東証プライム)も年初来の高値を更新し、ディスコ<6146>(東証プライム)は戻り高値を更新している。アドバンテスト<6857>(東証プライム)は小反落もようだが、昨26日に実質的な上場来の高値を更新した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:27 | 材料でみる株価
2025年06月26日

イトーキが年初来の高値を更新、業績好調で直近は「薬剤自動ピッキングシステム」にも注目強まる、くすりの福太郎に納入

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■オフィス家具の大手だがグループで化学研究用ラボシステムなども幅広く展開

 イトーキ<7972>(東証プライム)は6月26日、後場も一段強い値動きとなり、2144円(106円高)まで上げた後も堅調に推移し、約2週間ぶりに年初来の高値を更新している。今12月期も純利益などの連続最高益を見込み、業績は好調。直近は、6月24日に発表した薬剤自動ピッキングシステム「DAP with MediMonitor」への注目も強まっているようだ。

 同社はオフィス家具の大手だが、グループ企業ダルトンで化学研究施設用のラボシステムを手がけるなど幅広い事業展開を行っている。6月24日、同社の薬剤自動ピッキングシステム「DAP with MediMonitor」を「くすりの福太郎八千代台西口店」(6月2日開店:千葉県八千代市)に納入したと発表、自動化設備の分野でも注目を集めることとなった。発表によると、同システムは、スタッカークレーンが薬剤を自動で運搬するため、作業者が薬剤の保管場所を覚える必要がなく、業務の属人化を防止する。また、薬剤の重量を自動で計測する検品機能により、数量の数え間違いといったヒューマンエラーも抑制できる。さらに、薬剤監査後にはピッキングした薬剤の総量を自動で写真撮影し記録として保存されるため、アリバイ管理が自動的に管理され、調剤業務の信頼性向上に寄与する。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:46 | 材料でみる株価

LIXILが出直る、大手証券の投資判断に加え『浴槽レス』の「ボディハグシャワー」にも期待強い

■全身を包むシャワーで身体の中まで温める、介護施設に加え新たなライフスタイルに

 LIXIL<5938>(東証プライム)は6月26日、後場も一段強い値動きとなり、1644.0円(29.5円高)まで上げ、約1か月続く横ばい小動きの相場から出直っている。大和証券が投資判断を「3」(中立)から「2」(アウトパフォーム)に引き上げたと伝えられているほか、同日午前、「高齢者の入浴負担軽減で注目される『浴槽レス』とは?」と題したプレスリリースを発表しており、浴槽に入らなくても全身をしっかり温める「ボディハグシャワー」に注目を強める様子がある。

 発表によると、同社の「ボディハグシャワー」は、10個のノズルから心地よい吐水が全身を優しく包み込み、短時間で身体の中まで温める、新感覚のシャワー。5分入浴したあと5分安静にして体の表面温度を測ると、通常のハンドシャワーよりも身体の表面温度が高く、保温効果も持続した。シャワーだけで全身を温められるため、介助する側にとっても浴槽移乗などの手間が軽減されることから、多くの介護施設でも広く導入されているという。また、昨今では、入浴時間や浴槽清掃の手間を省くために、浴槽に入浴しないライフスタイルを選択する消費者も若年層を中心に増えており、「浴槽レス」は高齢者や要介護者層以外にも共感を得ていると言える、などとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:04 | 材料でみる株価

リンカーズは一時21%高、直近10年間の数万件に及ぶ論文、特許、プレスリリース、技術報告など分析したセミナーに注目集まる

■⾦融機関向けビジネスマッチングシステムの拡大にも期待強い様子

 リンカーズ<5131>(東証グロース)は6月26日、急伸一段高となり、午前11時に21%高の217円(38円高)まで上げて一気に年初来の高値に進み、その後も210円前後で強い値動きとなっている。同日午前、「セミナーのお知らせ」として、「直近10年間の論文・特許情報をはじめ、プレスリリースや技術報告など数万件に及ぶ情報を網羅的に収集・分析し、シーズ・ニーズ両面から技術トレンドを可視化する、リンカーズの最新Webアプリをご紹介(今回が初公開)」すると発表しており、買い材料視する動きが広がったとみられている。

 また、6月16日には、⾦融機関向けビジネスマッチングシステム「Linkers for BANK」の東⽇本銀⾏への導⼊決定について発表しており、同ビジネスマッチングシステムの展開に期待する動きもあるようだ。同システムは、サービス提供開始以降、地域⾦融機関や信⽤⾦庫を中⼼に全国で48機関に導⼊されており、そのネットワークは順調に全国に拡⼤しているとした。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:20 | 材料でみる株価

日本エンタープライズが急伸、子会社ダイブがNTTドコモの金融システムリスク管理業務を支援、注目集中

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■これまでの実績を踏まえ、金融領域に特化したサービスの提供を開始

 日本エンタープライズ<4829>(東証スタンダード)は6月26日、急伸相場となり、12%高の130円(14円高)で始まり一気に年初来の高値を更新。その後も強い値動きとなっている。25日午後、子会社の株式会社ダイブ(東京都港区)が金融領域の業務支援サービスを新たに開始し「NTTドコモの金融システムリスク管理業務を支援」と発表し、注目が集中した。

 発表によると、ダイブ社は、高度人材に特化した業務支援、受託開発、グローバルの3つを軸に事業を展開し、基幹事業である業務支援においては高度人材による上流工程業務の提供に特化することで、これまで大手通信キャリアを中心に豊富な支援を実施してきた。この度、その実績を踏まえ、お客様のご要望にお応えして金融領域に特化したサービスの提供を開始した。2023年に米国カリフォルニア州に子会社・Dive Global Access,Inc.を設立。2003年の設立以来、22期連続で黒字経営を継続している。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:07 | 材料でみる株価

良品計画が上場来高値を更新、再生可能エネ発電の「MUJI ENERGY(ムジエナジー)」設立、期待強い様子

■JERAと共同出資、再生可能エネから創出した環境価値でブランドイメージ向上

 良品計画<7453>(東証プライム)は6月26日、反発相場となり、取引開始後は6885円(94円高)まで上げ、小幅だが2日ぶりに株式分割を考慮した上場来の高値を更新している。25日午後、火力発電事業や再生可能エネルギー事業を行うJERA(東京都中央区)との共同出資により、再生可能エネルギー発電事業を行う特別目的会社「合同会社MUJI ENERGY(ムジエナジー)」(以下「MUJI ENERGY」)の設立などを発表し、注目材料視されている。

 発表によると、「MUJI ENERGY」が太陽光発電から創出した環境価値はJERAの子会社JERA Crossを通じて、良品計画のテナント店舗などの電力由来のCO2排出量削減に活用される。設立予定日は2025年9月(予定)。今期(25年8月期)の業績への影響は軽微で、来期以降への影響についても軽微と考えるとしたが、『無印良品』のブランドイメージ向上などへの効果は大との見方がある。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:49 | 材料でみる株価

日本製鋼が上場来の高値を更新、原発と防衛の両面で材料株妙味を強める

■東京電力の原発再稼働方針とNATOの防衛費GDP比5%目標など好感

 日本製鋼所<5631>(東証プライム)は6月26日、一段と上げて始まり、取引開始後は8295円(116円高)まで上げ、2日続けて上場来の高値を更新している。原発格納容器や重火器製造で知られ、業績は好調。このところ、東京電力HD<9501>(東証プライム)の原発再稼働に向けた動きが進展し、NATO(北大西洋条約機構)は加盟各国の防衛費をGDP(国内総生産)の5%に引き上げる目標を決定と伝えられ、原発関連株と防衛関連株の両面で材料株妙味を強めている。

 東京電力の原発再稼働については、「柏崎刈羽原発6号機の再稼働優先を決定」(NHKニュースWEB6月25日)などと伝えられた。同7号機も再稼働に向けた準備が進んでいる。また、NATOの防衛費GDPの5%目標は、日本の防衛予算の同2%台前半という水準に対して増額の圧力になる。三菱重工業<7011>(東証プライム)なども値上がりして始まった。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:25 | 材料でみる株価
2025年06月25日

トレックス・セミコンが後場一段高、日本ガイシとの共同開発を好感、年初来の高値を更新

■次世代の太陽電池を搭載した『EnerCera』充電モジュールを共同開発

 トレックス・セミコンダクター<6616>(東証プライム)は6月25日、一段高となり、朝方に1322円(55円高)まで上げて約3か月ぶりに年初来の高値を更新している。今期は各利益とも黒字化を想定する業績動向に加え、24日付で日本ガイシ<5333>(東証プライム)と次世代の太陽電池を搭載した『EnerCera』充電モジュールの共同開発を発表しており、買い材料視されている。

 発表によると、日本ガイシと共同で、有機薄膜太陽電池やペロブスカイト太陽電池などの次世代の太陽電池を搭載した『EnerCera』充電モジュールを開発した。太陽電池は、従来の一般的な使用方法では太陽電池から直接システムを駆動するため、室内光など弱い光の場合に発生する電力が小さく、使用用途が限定されてしまうという課題があった。今回開発したモジュールでは、太陽電池と『EnerCera』(日本ガイシ)、超低消費電源IC(トレックス)を組み合わせることで、100μW程度の弱い電力でも無駄なくEnerCeraに充電し、システム駆動するための十分な電力を供給することで使用範囲を広げることが可能となる。また、曲げられるモジュールを作成することも可能とした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:26 | 材料でみる株価

デジタルプラスが後場急伸、「第二種資金移動業者」登録完了と発表し期待強まる

■デジタルウォレットの提供範囲が大幅に拡大

 デジタルプラス<3691>(東証グロース)は6月25日の後場急伸し、13時過ぎに一時23%高の1313円(295円高)まで上げて一気に2022年以来の高値に進んでいる。URLをメールで送るだけでOKなギフト発行サービス「デジタルギフト」の提供などを行い、正午過ぎに「第二種資金移動業登録完了」について発表し、期待が強まった。

 発表によると、北海道財務局で進めていた第二種資金移動業者の登録が6月25日に完了した。これにより、報酬などの役務提供や対価性のあるものを現金だけでなくPayPayマネーライトやAmazonギフトカードなどのデジタルマネーを選んで「リアルタイム受取」ができるようになる。デジタルフィンテック社の運営するサービスの1つであるデジタルウォレットの提供可能範囲が大幅に拡大するとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:54 | 材料でみる株価