[材料でみる株価]の記事一覧
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記事一覧 (07/29)ブイキューブが3週間ぶりに年初来の高値を更新、政府が行動制限の代替策と伝えられ関連株人気再燃
記事一覧 (07/29)メドピアが出直り強める、アルフレッサと共同で処方箋画像事前送信サービスを推進
記事一覧 (07/28)プラザクリエイト本社が急伸、イスラエル発のサステナブル×ファッション企業とアパレル事業に参入
記事一覧 (07/27)ファイズHDが一段と出直り急伸、大手ネット通販の業務受託効果などに期待強まる
記事一覧 (07/27)ポラリスHDはフィリピンのホテル大手の買収が好感されストップ高買い気配
記事一覧 (07/27)アステラス製薬が実質的な上場来高値を更新、新薬候補に「良好なトップライン結果」
記事一覧 (07/26)アイキューブドシステムズは後場も一段高、新型コロナやサル痘の拡大を受けテレワーク支援の拡大など期待
記事一覧 (07/26)バンク・オブ・イノベーションが後場急伸、5年ぶりリリースの新作大型ゲームに期待強まる
記事一覧 (07/26)免疫生物研究所は一時20%高まで急伸、1ヵ月前に急騰し戻り売り厚いが出直り強い
記事一覧 (07/26)石油資源開発やINPEXが次第高、ロシア天然ガス供給減を受け石油に代替需要の思惑
記事一覧 (07/26)クリナップが高値を更新、新型コロナ再拡大を受けシステムキッチンなどに期待強まる
記事一覧 (07/25)BeeXは決算説明会の内容の書き起こしなどで注目し直され一時20%高
記事一覧 (07/25)オークネットが5日続伸、電動ビジネスバイクのリースや中古EV電池査定など買い材料視
記事一覧 (07/25)明治HDは「サル痘」ワクチン関連株として注目強まり年初来の高値に迫る
記事一覧 (07/22)メディカル・データ・ビジョンが年初来の高値を更新、28日新規上場するHOUSEIの株式を保有
記事一覧 (07/22)JFEシステムズが4日続伸、名古屋鉄道のシステム構築事例「10カ月で稼働開始」などに注目集まる
記事一覧 (07/22)ライトアップは後場一段と強含む、横浜信金との提携や中小・零細企業向けの「採用広報」サービスに注目続く
記事一覧 (07/22)オーバルが2日連続ストップ高、欧州企業による大量保有で思惑含みに
記事一覧 (07/22)ピクセラが30%高、スマートテレビの開発を圧倒的な低コストで実現するターンキーソリューションなど買い材料視
記事一覧 (07/22)東京瓦斯はガス料金の上限値上げにもかかわらず反落模様、景気後退や「節ガス」など懸念の見方
2022年07月29日

ブイキューブが3週間ぶりに年初来の高値を更新、政府が行動制限の代替策と伝えられ関連株人気再燃

■テレワーク関連株の一角で業績は連続最高益基調

 ブイキューブ<3681>(東証プライム)は7月29日、時間とともに上げ幅を広げる相場となり、午前10時50分にかけて8%高に迫る1388円(100円高)まで上げ、ほぼ3週間ぶりに年初来の高値を更新している。テレワーク、リモートワーク関連株の一角で、「新型コロナ『高齢者外出自粛を』、政府、行動制限代替策新設へ」(毎日新聞のニュースサイト)などと伝えられ、連想買いが強まったと見られている。

 業績は今期も連続で最高益を更新する見込み。にもかかわらず、株価は1年以上の調整基調が続いている。テレワークで働く人の割合が言われているほど拡大せず、最近は2割未満になったと一部で伝えられたことなどが影響しているようだ。このため、行動制限代替策が株価反転のキッカケになる可能性が期待されている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:01 | 材料でみる株価

メドピアが出直り強める、アルフレッサと共同で処方箋画像事前送信サービスを推進

■オンライン服薬指導では来年1月から電子処方箋の運用開始が見込まれる

 メドピア<6095>(東証プライム)は7月29日、2130円(45円高)で始まった後2200円台へと進み、5日ぶりの反発基調となって出直りを強めている。27日付で、アルフレッサ ホールディングス<2784>(東証プライム)のアルフレッサ株式会社との共同事業を発表しており、期待が出ているようだ。今9月期の業績は連続最高益の見込みで、第3四半期の決算発表は8月9日を予定している。

 メドピアが2022年7月1日付で設立した完全子会社(株式会社やくばと)において、医療機関起点の薬局向け処方箋画像事前送信サービス「やくばと」を開始すること及び「やくばと」の事業拡大に向けた取り組みを共同で行うことに合意した。オンライン服薬指導では2023年1月から電子処方箋の運用開始が見込まれているなど、環境が追い風になっている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:20 | 材料でみる株価
2022年07月28日

プラザクリエイト本社が急伸、イスラエル発のサステナブル×ファッション企業とアパレル事業に参入

■発表後一時ストップ高、サステナブル×アパレルの新拠点に期待沸く

 プラザクリエイト本社<7502>(東証スタンダード)は7月28日、午前11時頃から急伸して一時ストップ高の456円(80円高)まで上げ、取引時間中としては今年5月23日以来、薬2ヵ月ぶりに400円台を回復、後場も400円台で強い相場を続けている。11時頃、「イスラエル発のKornit Digitalと提携し、神宮前にサステナブル×アパレルの新拠点をオープン〜Atlas MAXを日本初導入〜」など2件のプレスリリースを発表し、注目集中となった。SNSなどで拡散しやすい新事業として注目されている。

 発表によると、Kornit Digitalは、サステナブルかつ洗練されたプリントソリューションで市場をけん引する。このほど、合同で、7月27日、東京・渋谷区神宮前にてイベントを開催し、本格的にサステナブル×アパレル事業を始めることを発表した。今秋より、日本初導入となる、小ロットから立体プリントが可能なKornit Atlas MAXを中心に、カフェや展示スペースが広がる新拠点をオープンする。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:23 | 材料でみる株価
2022年07月27日

ファイズHDが一段と出直り急伸、大手ネット通販の業務受託効果などに期待強まる

■今期は売上高24.7%増、営業利益56.4%増など見込む

 ファイズホールディングス(ファイズHD)<9325>(東証プライム)は7月27日、一段と出直りを強め、一時14%高に迫る825円(99円高)まで上げた後も堅調に推移し、6月3日につけた年初来の高値833円に向けて大きく出直っている。
大手ネット通販会社向けや流通業向けの物流センター運営受託業務などを行い、このところ、「アマゾン、尼崎市に西日本最大級の物流拠点」(日経電子版3月22日)などアマゾンの物流センター増設に関する発表や報道が相次ぎ、買い材料視されている。

 前期は、従来からの事業に加え、「家電製品・雑貨・事務用品等を扱う物流センターの運営業務などがスタートしました。さらに、過去最大規模となる新規プロジェクトである大型物流センターの運営業務を受託した」(決算短信より)。今3月期の連結業績予想は前期比で売上高24.7%増、営業利益56.4%増などを見込む。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:38 | 材料でみる株価

ポラリスHDはフィリピンのホテル大手の買収が好感されストップ高買い気配

■「Red Planet」ブランドのホテル13棟などの企業を子会社化へ

 ポラリス・ホールディングス(ポラリスHD)<3010>(東証スタンダード)は7月27日、買い気配のままストップ高の125円(30円高)に達し、午前10時30分になってもまだ売買が成立していない。26日付で、フィリピンの大手宿泊特化型ホテル企業グループの子会社化を発表し、好感買いが集中した。値がつけば、取引時間中としては7月15日以来、約2週間ぶりの100円台回復となる。

 発表によると、同社は26日、フィリピン企業Red Planet Holdings (Philippines) Limitedの全株式取得を決議した。契約締結日は2022年7月26日(予定)、株式譲渡実行日は23年1月頃(予定)。同フィリピン企業は、同国で「Red Planet」ブランドの宿泊特化型ホテル13棟、合計2208室をオーナー・オペレーターとして保有・運営し、2つの潜在的ホテル開発用地を有する、12社を子会社に有する持株会社。これにより、ポラリスHDグループの運営ホテル数は44棟、7890室となり、コロナ禍の始まり以来、運営客室数を2.54倍に増加させているという。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:46 | 材料でみる株価

アステラス製薬が実質的な上場来高値を更新、新薬候補に「良好なトップライン結果」

■米利上げ後に景気後退なら薬品株の魅力が相対的に増す期待も

 アステラス製薬<4503>(東証プライム)は7月27日、再び上値を追って始まり、午前9時30分にかけて2205.0円(80.5円高)まで上げ、約1ヵ月ぶりに株式分割を調整後の上場来高値を更新した。26日の17時に、進行性尿路上皮がんを対象とした新薬候補の併用療法で良好なトップライン結果が判明と発表。昨夜のNY株式市場でも値上がりし、好感買いが先行している。

 26日の17時、「抗体−薬物複合体『PADCEV(エンホルツマブ ベドチン)』進行性尿路上皮がんを対象とした一次治療としてのぺムブロリズマブ併用療法で良好なトップライン結果が判明」と発表し、好感買いが先行した。また、米国27日に予想される大幅な利上げによっては景気後退ムードが強まる可能性があり、その場合、薬品株がディフェンシブ(防衛的)銘柄として相対的に魅力を増す可能性があるとして注目する様子もある。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:50 | 材料でみる株価
2022年07月26日

アイキューブドシステムズは後場も一段高、新型コロナやサル痘の拡大を受けテレワーク支援の拡大など期待

■今6月期の決算発表は8月9日を予定

 アイキューブドシステムズ<4495>(東証グロース)は7月26日、後場も一段高傾向となり、14時30分を過ぎて10%高の2447円(225円高)まで上げ、出直りを強めている。「テレワークを安心・安全に始めよう」「医療関係のスマートフォン導入を徹底サポート」などのソリューションサービスを行うため、新型コロナの感染再拡大に加え「サル痘」と呼ばれる奇妙な伝染病の国内発症者の報道を受け、再び需要拡大期待が強まっている。

 今6月期の決算発表は8月9日に予定する。5月に増配を発表し、業績は好調。今第2四半期から連結財務諸表を作成しているため単純な前期比較はできないが、実質大幅増益になると見られている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:59 | 材料でみる株価

バンク・オブ・イノベーションが後場急伸、5年ぶりリリースの新作大型ゲームに期待強まる

■『メメントモリ』9月配信開始とGooglePlayでの事前登録開始を発表

 バンク・オブ・イノベーション<4393>(東証グロース)は7月26日の後場、急激に上値を追って始まり、取引開始後は6%高の3185円(190円高)まで上げて反発幅を広げている。昼前、「新作大型RPG『メメントモリ』」の9月サービス開始などを発表し、期待が膨らむ形になった。

 発表によると、このRPG『メメントモリ』は、当社にとって約5年ぶりのリリースとなり、当社グループが中長期的に成長していくために、日本国内のみで月額課金高5億円以上の規模を最低1年以上推移(年間60億円)させることを目指している。すでに事前登録数50万人を突破し、2022年9月サービス開始の予定(日付未定)とした。そして、このたび、GooglePlay(Android版)での事前登録を開始した。GooglePlayに事前登録をすると、ゲームがリリースした際に通知を受け取ることができるという。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:04 | 材料でみる株価

免疫生物研究所は一時20%高まで急伸、1ヵ月前に急騰し戻り売り厚いが出直り強い

■研究用試薬に関する発表など好感、一時ストップ高まで1円に迫る

 免疫生物研究所<4570>(東証グロース)は7月26日の後場、9%高の426円(35円高)で売買を開始。同日付で、研究用試薬について、「尿中Gd−IgA1測定の可能性を示唆(IgA腎症早期スクリーニングおよび重症度の判断に)」を発表し、前場は一時20%高の470円(79円高)まで上げてストップ高まで1円に迫る場面があったった。その後は値を消す相場になったが、6月30日につけた高値530円に向けて戻りを試す展開になった。

 6月30日にかけての急騰場面では、シスメックス<6869>(東証プライム)との業務提携(6月27日発表)などが買い材料視され、発表直前の310円前後から数日で7割高となった。このとき高値近辺で買った投資家の買い持ちがあるため、需給面では、まだ、これらの戻り売りをこなす必要があるとみられているが、7月26日はストップ高まで1円に迫る急伸となり、買いの強さが再認識されたとの見方が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:44 | 材料でみる株価

石油資源開発やINPEXが次第高、ロシア天然ガス供給減を受け石油に代替需要の思惑

■出光興産など石油元売り株も高い

 石油資源開発<1662>(東証プライム)は7月26日、次第高となり、午前11時を過ぎて5%高の3450円(180円高)まで上げて出直りを強めている。ロシアから欧州への天然ガス供給について、ロシア側がタービン修理を理由に27日から供給量を2割に減らすと伝えられ、石油への代替需要や新たなガス開発需要への期待が高まった。INPEX<1605>(東証プライム)も前引けにかけて4%高の1447円(53円高)まで上げて出直り、出光興産<5019>(東証プライム)は4%高に迫る3360円(125円高)と出直っている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:37 | 材料でみる株価

クリナップが高値を更新、新型コロナ再拡大を受けシステムキッチンなどに期待強まる

■業績好調でPBRから見た割安さも注目点に

 クリナップ<7955>(東証プライム)は7月26日、時間とともに上値を追う相場となり、午前10時50分にかけて633円(34円高)まで上げて2日ぶりに年初来の高値を更新し、2020年以来の高値に進んでいる。「在宅勤務普及、住宅設備に関心」(6月27日付の日経産業新聞)とシステムキッチンなどへの需要拡大が伝えられており、このところの新型コロナ再拡大とともに、再び注目度が強まってきたと見られている。業績が好調な上、PBR(株価純資産倍率)が0.4倍から0.5倍という割安さも注目点になる。

 キッチンを中心とする水回り3品(キッチン、浴室、洗面)で安定的な高いシェアがあり、ステンレスキャビネットキッチン「STEDIA(ステディア)」はリフォーム産業新聞社による「プロがおすすめしたい住宅設備」のキッチン部門で2022年のリフォーム大賞となった。

 業績は好調で、19年3月期を底に回復から拡大へと移行してきた感触がある。23年3月期の連結業績予想は、売上高が前期比4.1%増の1180億円、営業利益が同5.4%増の40億円。中期経営計画では、到達年度になる24年3月期の売上高を1200億円、営業利益50億円を計画している。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:19 | 材料でみる株価
2022年07月25日

BeeXは決算説明会の内容の書き起こしなどで注目し直され一時20%高

■Google Cloudライセンス販売、自動監視サービス提供開始も好感

 BeeX<4270>(東証グロース)は7月25日の前場、一時20%高の2258円(378円高)まで上げ、その後も上げ幅300円台で推移し、底練り相場の中で大きく出直った。22日、第1四半期決算説明会の内容の書き起こしを同社ホームページ「IRNews」にアップし、改めて注目し直されているほか、6月からGoogle Cloudライセンス販売と自動監視サービスの新サービスを提供開始したことなどが買い材料視されていた。(HC)

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:30 | 材料でみる株価

オークネットが5日続伸、電動ビジネスバイクのリースや中古EV電池査定など買い材料視

■EV中古車市場の厚みにつながりオークション事業拡大を期待

 オークネット<3964>(東証プライム)は7月25日、5日続伸基調となり、8%高の2417円(189円高)まで上げて約3週間ぶりに年初来の高値を更新し、昨2021年11月以来の2400円台に進んでいる。19日に電動ビジネスバイクのリース販売開始を発表してから続伸基調となり、続いて「国内で初めて中古電気自動車(EV)の電池査定を始める」(日本経済新聞7月23日付朝刊)と伝えられたことなどが買い材料視されている。

 中古EVの電池査定については、「今まで中古EVの電池の残量を正確に評価する仕組みがなく、中古市場の取引は低迷気味だった」(同)という。「中古EVの価値を適正に判断できるようになれば、中古市場の厚みが増し、新車の販売にも弾みがつく可能性が高まる」(同)ことになり、同社の中古車オークション事業にとっても追い風になる。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:39 | 材料でみる株価

明治HDは「サル痘」ワクチン関連株として注目強まり年初来の高値に迫る

■天然痘ワクチンでも予防効果ありとされグループ企業が生産と伝えられる

 明治ホールディングス(明治HD)<2269>(東証プライム)は7月25日、続伸基調となり、午前10時にかけて7100円(230円高)まで上げ、7月7日につけた年初来の高値7110円に迫っている。WHO(世界保健機関)が「サル痘」への警戒を示す中で、サル痘ワクチン関連銘柄として注目を集めている。

 週明けの日本経済新聞電子版の記事が、「天然痘ワクチンでも発症予防などの効果があるとされ、(中略)KMバイオロジクス(熊本市)が生産している」と伝えられ、KMバイオロジクスは明治HDグループとあって注目が強まった。報道によると、「厚労省は29日に開く専門部会で天然痘ワクチンをサル痘予防に使うことの可否を審議する」という。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:17 | 材料でみる株価
2022年07月22日

メディカル・データ・ビジョンが年初来の高値を更新、28日新規上場するHOUSEIの株式を保有

■最高益を連続更新する見込みのため買い安心感も

 メディカル・データ・ビジョン<3902>(東証プライム)は7月22日、1279円(34円高)まで上げて今年1月につけた年初来の高値を更新し、日々小幅だが3日続伸基調となっている。7月28日に新規上場予定のHOUSEI(5035・東証グロース)の株式を3.06%保有するため上場値への期待が強まってきたとされている。HOUSEIの公開価格は1株400円。今12月期の連結業績が最高益を連続更新する見込みのため買い安心感もあるようだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:54 | 材料でみる株価

JFEシステムズが4日続伸、名古屋鉄道のシステム構築事例「10カ月で稼働開始」などに注目集まる

■中期計画では2年後の売上高570億円(前期比13%増)めざす

 JFEシステムズ<4832>(東証スタンダード)は7月22日、2328円(27円高)まで上げた後も堅調に推移し、4日続伸基調の出直り継続となっている。4月に策定した中期経営計画(2022−2024年度)などが期待材料視されている上、22日付のプレスリリースで、名古屋鉄道<9048>(東証プライム)の工事・購買在庫管理システム構築事例を公開し、「2つの自社開発テンプレートを適用し10カ月で稼働開始」「購買業務総取引数9割以上の電子化」などとし、注目が集まっている。

 名古屋鉄道では、JFEシステムズ開発のプロジェクト管理業務テンプレート「SIDEROS PS TEMPLATE for SAP S/4HANA(以下、SIDEROS PS TEMPLATE)」およびWeb調達・購買システムテンプレート「Enterprise Commerce設備工事テンプレート」を適用し、工事・購買在庫管理システムの刷新により、購買業務における総取引数の9割以上を電子化、調達リードタイムの軽減、業務負荷の軽減を実現。採用にあたっては、「SAP、EDIの両方のパッケージを組み合わせた提案で、ワンストップかつ短期間で構築できる」、「提案前からしっかりとコミュニケーションを図り、業務要件を深く理解している」という点を高く評価したという。

 中期計画では、財務目標として、終年度となる2024年度に、連結売上高570億円(22年3月期比較13%増)、連結経常利益66億円(同17%増)規模の成長を目指す。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:27 | 材料でみる株価

ライトアップは後場一段と強含む、横浜信金との提携や中小・零細企業向けの「採用広報」サービスに注目続く

■4日続伸基調、直接・間接に業績寄与するとの期待が

 ライトアップ<6580>(東証グロース)は7月22日の後場一段と強含み、後場寄り後に4%高の1950円(79円高)まで上げて4日続伸基調となっている。19日付で、横浜信用金庫(本店:横浜市中区)との業務提携を発表し、21日付では中小・零細企業が共通して抱える採用に関する課題を解決する「採用広報」サービスの提供を開始したと発表、好感買いが続いている。

 横浜信金との提携では、ライトアップが提供する補助金・助成金自動診断システム「Jシステム」のOEM提供を開始し、横浜信金の取引先にはオンライン上でいち早く公的支援制度(補助金・助成金)の情報提供を行うことが可能になる。直接・間接に業績寄与するとの期待が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:51 | 材料でみる株価

オーバルが2日連続ストップ高、欧州企業による大量保有で思惑含みに

■オーストリアのAnton Paar(アントンパール社)議決権8.52%保有

 オーバル<7727>(東証プライム)は7月22日の前場、取引開始から前引けまで気配値のままストップ高の602円(100円高)で推移し、2日連続ストップ高となった。20日の夕方、同社株をAnton Paar(アントンパール社)が買い付けていることを発表し、がぜん思惑含みの相場となっている。アントンパール社はオーストリア籍の精密機器メーカー。

 発表によると、アントンパール社は7月6日付けで、株券等保有割合にして5.04%(議決権保有割合にして約5.89%)の当社株券等を保有する旨の大量保有報告書を提出した。さらに、同月12日時点において、株券等保有割合が約7.29%(議決権保有割合にして約8.52%)に至っている旨を確認しているとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:40 | 材料でみる株価

ピクセラが30%高、スマートテレビの開発を圧倒的な低コストで実現するターンキーソリューションなど買い材料視

■「業績改善・企業価値向上のための施策」も発表

 ピクセラ<6731>(東証スタンダード)は7月22日、30%高の13円(3円高)まで上げた後も12円から13円で推移し、急激な出直り相場となっている。21日付で、「業績改善・企業価値向上のための施策について」と「スマートテレビの開発を圧倒的な低コストで実現するターンキーソリューションの開発に成功」などを発表し、買い材料視されている。

 圧倒的な低コストのターンキーソリューションについては、日本の大手家電メーカーから本ソリューションを用いたスマートテレビの7月下旬の発売が決定しており、さらに他の日本の大手家電メーカー数社からは8月以降の発売を計画し、2025年までに本ソリューションが日本のテレビ市場の約50%で採用されると予測しているとした。(HC)

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:18 | 材料でみる株価

東京瓦斯はガス料金の上限値上げにもかかわらず反落模様、景気後退や「節ガス」など懸念の見方

■2603円(6円安)を上値に軟調もみあい

 東京瓦斯<9531>(東証プライム)は7月22日、反落模様となり、午前10時を過ぎては2543円(54円安)前後で推移し、朝の取引開始からみても上値を2603円(6円安)に軟調もみあいとなっている。21日の15時、「一般ガス供給約款および一部の選択約款の改定に関するお知らせ」を発表し、「一般家庭向けのガス料金の上限価格を10月分から段階的に引き上げる」(読売新聞オンライン7月21日配信より)こととしたが、株式市場の評価は売り優勢となった。

 輸入するLNG(液化天然ガス)の価格急騰が先々も続く場合、再び制度上の改定を経なければ分を急騰分をすべて転嫁できる訳ではない事が改めて認識された上、「節ガス」の動きが広がる可能性が強待ってきたとの見方が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:49 | 材料でみる株価