[材料でみる株価]の記事一覧
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記事一覧 (12/10)エスティックが一時ストップ高、12月20日の株式4分割に向け買い強まり4日続伸
記事一覧 (12/10)Gunosyが一時17%高、インドのユニコーン企業に追加出資、一段と出直る
記事一覧 (12/10)日本ハムが4000円を回復、来期業績期待に加え株主優待の変更による買い増し観測も
記事一覧 (12/09)Speeeはデジタル通貨に関するJCBとの実証実験などに注目集まり高値に向け出直る
記事一覧 (12/09)メドレーが連日出直る、オミクロン濃厚接触者増え「新型コロナ療養者オンライン診療システム」に期待強まる
記事一覧 (12/09)アルコニックスが回復強める、「つながる車で特許紛争」と伝えられ「経済安保」の重要性を再認識
記事一覧 (12/08)アプリックスが後場ストップ高、「アマゾン」の認証を取得と発表し急動意
記事一覧 (12/08)前田工繊が5日続伸、「熱海土石流、殺人容疑の告訴状」などで注目強まる
記事一覧 (12/08)スターティアHDが続伸、NTTグループが展開するXR事業にかかわる業務で注目強まる
記事一覧 (12/08)INPEXが高値に迫る、オランダの洋上風力発電会社の株式取得など好感
記事一覧 (12/08)中外製薬が高い、『アクテムラ』、新型コロナ重症治療薬として欧州で承認勧告
記事一覧 (12/08)ダイキン工業は6日続伸基調、換気エアコンなどへの注目強く2万6000円のカベ挑戦
記事一覧 (12/08)日本エム・ディ・エムが大きく出直る、日本特殊陶との提携を解消し三井化学と資本・業務提携
記事一覧 (12/07)ブリヂストンが後場一段と強含む、生産拠点集約など好感され出直り強める
記事一覧 (12/07)星光PMCは「セルロースナノファイバー」事業への注目が再燃し堅調に推移
記事一覧 (12/07)ギグワークスが3日続伸、「シェアオフィス会員6000社突破」など連日好感
記事一覧 (12/07)キヤノンは暗闇でもカラー撮影の新センサーや立ち止まらずに済む顔認証など好感され次第高
記事一覧 (12/07)ソフトバンクGが8日ぶりに反発、出資する中国・商湯科技の17日香港上場など材料視
記事一覧 (12/07)旅行関連株が一段と出直る、首相演説の「新たな『GoTo』事業」など好感される
記事一覧 (12/06)ミズホメディーは後場もジリ高、コロナ抗原検査で未承認品の停止要請など買い材料視
2021年12月10日

エスティックが一時ストップ高、12月20日の株式4分割に向け買い強まり4日続伸

■ジリ高基調で続伸4日め遂に大幅高

 エスティック<6161>(東2)は12月10日、時間とともに上げ幅を広げて一段高となり、一時ストップ高の6840円(1000円高)をつけて4日続伸となっている。12月20日を基準日とする株式4分割を11月初に発表済みで、分割狙いの買いが日増しに強まる様相となった。

 11月5日、2021年12月20日(月曜日)を基準日として、同日最終の株主名簿に記載または記録された株主が所有する当社普通株式を1株につき4株の割合をもって分割すると発表した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:40 | 材料でみる株価

Gunosyが一時17%高、インドのユニコーン企業に追加出資、一段と出直る

■12月初から急激な出直り続く、出資先インド企業に関する発表を材料視

 Gunosy<6047>(東1)は12月10日、一段と出直り、17%高の904円(131円高)まで上げ、今年7月以来、約5ヵ月ぶりに900円台を回復している。9日付で、モバイルアプリを用いたデジタルクレジットカードサービス事業などを行うインドのユニコーン企業GaragePreneursに最大1000万ドルの追加出資を決定と発表し、注目が再燃した。

 Gunosy株は12月2日いきなりストップ高となり、以後、急激に出直っている。12月1日付で、投資しているGaragePreneurs Internet Pvt.Ltd.(本社:インド共和国、以下GaragePreneurs)の「評価額」が10億ドル以上に引き上げられたと発表したことが買い材料視された。発表によると、同インド企業は、「モバイルアプリを用いたシンプルで透明性の高いクレジットカードサービスを提供しており、ここ数ヶ月非常に速いペースで規模を拡大」「現在500万人以上の登録ユーザーを有して」いるという。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:29 | 材料でみる株価

日本ハムが4000円を回復、来期業績期待に加え株主優待の変更による買い増し観測も

■500株未満の株主は贈呈回数が年1回になるため500株超めざす

 日本ハム<2282>(東1)は12月10日、2日続伸基調となり、取引開始後は4050円(125円高)まで上げ、11月19日以来の4000円台復帰となっている。2月からの一部製品値上げを発表しており、来期の業績に期待がある。また、株主優待について、100株以上500株未満の株主への贈呈回数を年2回から年1回に変更(年間金額は同一)するため、年2回を好む株主が500株超になるまで買い増す動きがあるとの見方が出ている。

 今3月期の業績見通しは税引前当期利益を12%減とするなど減益を見込むが、来期の業績は値上げ効果などが出てくる期待がある。株主優待については、2022年3月末以降、100株以上500株未満の株主への優待を年2回各1500円相当から年1回3000円相当に変更する。500株以上の場合は現行通り年2回を継続する。このため、500株未満の株主からは、年2回の優待を望んで買い増す動きがみられるという。直近の株価水準は年初来の安値圏にあり、仕込みの好機との判断があるようだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:59 | 材料でみる株価
2021年12月09日

Speeeはデジタル通貨に関するJCBとの実証実験などに注目集まり高値に向け出直る

■子会社Datachainが「デジタル通貨交換基盤」構築を見据え実験

 Speee<4499>(JQS)は12月9日、続伸基調となり、5940円(110円高)まで上げた後も堅調で上場来の高値6710円(2021年11月26日)に向けて出直っている。ここ会社発表の「News」が相次いでおり、9日は、ブロックチェーン技術に関連する企画・開発などを行う子会社・株式会社Datachainが株式会社ジェーシービー(東京都港区、JCB)と「デジタル通貨交換基盤」構築を見据えた、異種ブロックチェーン間の相互接続・流通(インターオペラビリティ)に関する実証実験を開始したと発表し、買い材料視されている。

 発表によると、「既存の法定通貨は相互に幅広く交換が行われていますが、デジタル通貨の利用拡大に向けては、デジタル通貨基盤間の相互運用を可能にする交換機能の整備が重要だと考えられます」という。業績は好調で、今期・22年9月期も売上高、各利益が連続最高を更新する見込みとしている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:19 | 材料でみる株価

メドレーが連日出直る、オミクロン濃厚接触者増え「新型コロナ療養者オンライン診療システム」に期待強まる

■NTTドコモとオンライン診療・服薬指導アプリの共同運営も買い材料視

 メドレー<4480>(東マ)は12月9日、続伸基調となり、午前10時過ぎには2815円(123円高)前後で推移し、下値圏から連日出直っている。11月11日に「新型コロナ療養者向けオンライン診療システム」を医療機関に加えて保健所や宿泊療養施設へも利用対象を拡大すると発表。ここ、帰国者の「オミクロン株」感染確認が4例目になり、観察を要する濃厚接触者の増加が課題になっているため、同社の活動に期待し注目されている。

 また、7日付では、NTT<9432>(東1)グループのNTTドコモと共同でメドレーのオンライン診療・服薬指導アプリ「CLINICS」の運営を同日から開始と発表、こちらも買い材料視されている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:23 | 材料でみる株価

アルコニックスが回復強める、「つながる車で特許紛争」と伝えられ「経済安保」の重要性を再認識

■新株発行増資に全体相場の下げ重なり調整大きかったが回復基調

 アルコニックス<3036>(東1)は12月9日、堅調に始まり、取引開始後は1255円(50円高)まで上げて回復を強めている。レアメタル・レアアースで知られる商社機能と製造業を融合した非鉄金属の総合企業で、業績は好調。「つながる車で特許紛争、米社、トヨタ・ホンダを提訴」(日本経済新聞)と伝えられ、自動車用希少金属などを巡る「経済安保」の重要性が再認識され、同社への注目が再燃したとの見方が出ている。

 11月24日に手取概算額で最大76億3465万円を調達する新株式発行などを発表し、折悪しく新型コロナ「オミクロン」への警戒感から日経平均が大きく下げ始めた初日に当たり、新株発行増資に特有の、発行株数の増加を織り込む調整が増幅される形になったが、12月3日の1149円を下値に回復基調となっている。調達資金は、次世代事業発掘などを目的とするコーポレートベンチャーキャピタルファンド(CVCファンド)向け資金や設備投資資金に充当する。(HC)

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:54 | 材料でみる株価
2021年12月08日

アプリックスが後場ストップ高、「アマゾン」の認証を取得と発表し急動意

■「Alexa(アレクサ)」と連携の自動再注文サービス関連事業に期待強まる

 アプリックス<3727>(東マ)は12月8日の後場、急伸商状となり、13時40分過ぎにストップ高の185円(50円高)まで上げて急激な出直りとなった。同日付で、「Amazon Dash Replenishmentプログラムの認証を取得」などを発表しており、買い材料視されたとみられている。

 発表によると、Amazon Dash Replenishment Service(以下「Dash Replenishment」)は、AmazonのAlexaクラウドと連携して対応製品を通じて日々使用する日用品を、必要な分だけ必要な時に自動的に再注文できるAmazonのサービス。今回、アプリックスが提供するモニタリングプラットフォームサービス「HARPS」をべ―スにしたシステムが、このDash Replenishmentに関するプログラムより認証を取得した。

 株価は2020年9月の直近高値から調整基調が続くため、戻り待ちの売り注文は少なくないとの見方はあるが、今回の認証取得を踏まえ、自動再発注システムの分野への進出が強まると見られている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:53 | 材料でみる株価

前田工繊が5日続伸、「熱海土石流、殺人容疑の告訴状」などで注目強まる

■抗菌・抗ウイルス不織布製品も手掛け材料株妙味

 前田工繊<7821>(東1)は12月8日、5日続伸基調となり、午前11時にかけて3825円(85円高)まで上げる場面を見せて高値を更新している。盛土補強・軟弱地盤安定材やオイルフェンス、抗菌・抗ウイルス不織布製品などを手掛け、材料株妙味の強い銘柄。10月下旬から11月には海底噴火による「軽石」対策銘柄として注目されたのに続き、直近は「熱海土石流、殺人容疑の告訴状を受理…遺族側『盛り土業者側に未必の故意』」(読売新聞オンライン12月6日配信)と伝えられたことを受け、盛土関連製品の需要増加などに期待が広がっている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:24 | 材料でみる株価

スターティアHDが続伸、NTTグループが展開するXR事業にかかわる業務で注目強まる

■事業子会社クラウドサーカス、NTTドコモのアプリ「XRシティ」開発に技術など提供

 スターティアホールディングス(スターティアHD)<3393>(東1)は12月8日、続伸基調となり、9%高の1350円(110円高)まで上げて出直りを強めている。7日午後、連結子会社クラウドサーカスがNTTドコモのARCloudを活用したXRアプリ「XRシティ」の開発に際し、AR技術及びアプリ開発の技術提供を行ったと発表し、注目が強まっている。

 発表によると、本アプリは、2021年12月7日から22年1月10日の間、大阪梅田エリアでNTTドコモ、阪急阪神百貨店、阪急阪神不動産の3社が主催するXR体験イベント「XRシティOSAKA−UMEDA」で活用される。本イベントはNTTグループが展開するXR事業(NTT XR)の取り組みの1つとなっている。XRは、最近注目される「メタバース」につながるVR(仮想現実)、AR(拡張現実)、MR(複合現実)といった先端技術の総称になるという。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:02 | 材料でみる株価

INPEXが高値に迫る、オランダの洋上風力発電会社の株式取得など好感

■再生可能エネルギーへの取組を加速、事業内容の変化に期待強い

 INPEX<1605>(東1)は12月8日、4日続伸基調となり、996円(22円高)まで上げる場面を見せて年初来の高値1018円(10月18日、11月17日)に迫っている。7日付で、オランダの洋上風力発電会社の株式取得を発表。このところの買い材料とされる備蓄石油の放出などに新材料が加わる形になった。

 旧社名は国際石油開発帝石だが、今後の事業展開として、「再生可能エネルギーの取り組み強化と重点化」を掲げ、地熱発電事業や洋上風力発電事業などへの取組を加速する計画だ。地熱発電は石油・天然ガス開発で培った技術を活用でき、洋上風力発電は海上油田の建設・操業などの経験が活かせるとしている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:40 | 材料でみる株価

中外製薬が高い、『アクテムラ』、新型コロナ重症治療薬として欧州で承認勧告

■「オミクロン株」についても有効性期待とされ注目集まる

 中外製薬<4519>(東1)は12月8日、大きく出直り、午前10時過ぎには7%高次迫る3865.0円(237円高)まで上げ、約1週間ぶりに3800円台を回復している。7日付で、「抗IL−6レセプター抗体アクテムラ重症COVID−19治療薬としてCHMPが欧州承認を勧告」と発表し、買い材料視されている。

 発表によると、ヒト化抗ヒトIL−6レセプターモノクローナル抗体『アクテムラ』(一般名:トシリズマブ)が、「酸素投与または人工呼吸を必要とする成人に対するCOVID−19治療薬として、12月6日付でロシュ社が欧州医薬品委員会(CHMP)より適応拡大の承認勧告を受領した」。また、「オミクロン株」についても、『アクテムラ』などのIL−6レセプター阻害薬は重症COVID−19患者の管理に引き続き有効であることが期待されるとWHO(世界保健機関)が報告しているとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:17 | 材料でみる株価

ダイキン工業は6日続伸基調、換気エアコンなどへの注目強く2万6000円のカベ挑戦

■目標株価3万円台の投資判断が相次ぐ

 ダイキン工業<6367>(東1)は12月8日、6日続伸基調で始まり、取引開始後は2万6240円(380円高)まで上げて出直り相場を続けている。引き続き、外気との通気ができるエアコン、深紫外線による空気清浄機などの需要増加などへの期待が強いほか、11月下旬から複数の証券会社が相次いで目標株価を3万円台に設定したまま「買い継続」などの投資判断を出し、買い安心感があるようだ。

 株価は10月中旬から11月中旬にかけて2万6000円前後で上値を抑えられ、その後下押してから持ち直してきたため、2万6000円前後のカベ挑戦局面となっている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:37 | 材料でみる株価

日本エム・ディ・エムが大きく出直る、日本特殊陶との提携を解消し三井化学と資本・業務提携

■日本特殊陶は全保有株式を三井化学に譲渡、筆頭株主は三井化学に

 日本エム・ディ・エム<7600>(東1)は12月8日、買い気配のあと2013円(78円高)で始まり、大きく出直っている。7日の15時、日本特殊陶業<5334>(東1)との資本・業務提携契約の解消、三井化学<4183>(東1)との資本・業務提携などを発表し、約1週間ぶりに2000円台を回復している。

 発表によると、日本特殊陶業と日本エム・ディ・エムは2016年4月から資本・業務提携を結んできたが、このたび、三井化学との間で資本業務提携関係を構築することとなった。両社の経営資源を有効に活用することにより、より一層の事業の拡大を図り、医療機器分野における日本エム・ディ・エムグループおよび三井化学グループの持続的成長を実現し、両社グループの企業価値を高める。三井化学は、日本特殊陶業が保有する日本エム・ディ・エムの普通株式7,942,764株(発行済株式総数に対する割合30.00%)全てを取得する。

 本株式譲渡の実行(三井化学による株式取得)は2022年1月7日(予定)。これにより、日本エム・ディ・エムの第1位株主は日本特殊陶業から三井化学になる。また、この株式譲渡により、日本特殊陶業には特別利益が入るとみられている。(HC)

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:20 | 材料でみる株価
2021年12月07日

ブリヂストンが後場一段と強含む、生産拠点集約など好感され出直り強める

■中期計画に基づき、6日はタイのテニスボール会社の売却も発表

 ブリヂストン<5108>(東1)は12月7日の後場、一段と強含む相場になり、13時30分過ぎには4931円(112円高)まで上げて続伸基調となっている。昼過ぎ、「中国におけるトラック・バス用ラジアルタイヤ生産拠点集約」を発表。4900円台回復は11月25日以来になった。

 発表によると、この拠点集約は、2021年2月16日に発表した中期事業計画(2021年度から2023年度)に基づくもの。12月6日には、タイのテニスボール事業会社の全株式売却を発表しており、合わせて好材料視されている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:42 | 材料でみる株価

星光PMCは「セルロースナノファイバー」事業への注目が再燃し堅調に推移

■「CNF」で電球を発光、日本製紙が成功との報道を受け連想が波及

 星光PMC<4963>(東1)は12月7日の後場693円(6円高)で始まり、前場の一時696円(9円高)に続き堅調に推移している。製紙用薬品の大手だが、木質由来の新素材CNF(セルロースナノファイバー)、AgNW(銀ナノワイヤ)などの事業化を推進しており、日本製紙<3863>(東1)がCNFを用いた蓄電体で電球を光らせることに成功し2023年度にはドローン用電池での実用化を目指すと同日付の日本経済新聞が伝え、CNF事業への感心が再燃している。

 また、星光PMCは、東証が22年4月の移行を計画する新市場区分で「プライム市場」を目指すと発表済みで、これに向け、「流通株式時価総額」の基準を満たすための取組を発表済み。CNFやAgNWの事業化推進に加え、環境製品の提供を通じた地球環境への貢献も進める。次期中期計画の発表を22年2月中旬に予定するとしているため、これに向けて期待と注目が強まると予想されている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:05 | 材料でみる株価

ギグワークスが3日続伸、「シェアオフィス会員6000社突破」など連日好感

■「働き方の多様化」などの新潮流はコロナを契機に拡大の見方

 ギグワークス<2375>(東2)は12月7日、5%高の552円(28円高)まで上げた後も堅調で3日続伸基調の出直り継続となっている。引き続き、「シェアオフィス利用会員数6000社突破」(11月25日発表)などが買い材料視されている様子で、新型コロナ収束後も「働き方の多様化」「事業効率の最大化」などをめざす潮流は進むと見て注目する姿勢がある。

 シェアオフィスやサテライトオフィス、レンタルオフィスなどのシェアリングエコノミー事業は100%子会社の株式会社アセットデザインが行い、2000年に日本企業として初のシェアオフィスを出店。首都圏を中心に直営84施設、提携店650施設以上のオフィスネットワークを構築している。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:55 | 材料でみる株価

キヤノンは暗闇でもカラー撮影の新センサーや立ち止まらずに済む顔認証など好感され次第高

■顔認証は行列・渋滞など解消でき「DX化」推進に

 キヤノン<7751>(東1)は12月7日、次第高となって出直りを強め、午前10時過ぎには2605.0円(70.0円高)まで上げている。2600円台回復は11月26日以来。6日付で、立ち止まることなく顔認証可能なソフトウエア「スマートフォーカス顔認証」の12月中旬発売を発表したほか、7日には、「キヤノン、暗闇でもカラー撮影、新センサー、車など応用も」(日本経済新聞12月7日付朝刊)と伝えられ、注目が強まった。

 業績は2020年12月期を底に回復傾向が続く見通しで、先に発表した今期・22年3月期の連結業績予想は、売上高を小幅下方修正したものの5580億円(前年比2.4%増)、営業利益は据え置き350億円(同11.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は増額修正し255億円(同15.9%増)とした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:25 | 材料でみる株価

ソフトバンクGが8日ぶりに反発、出資する中国・商湯科技の17日香港上場など材料視

■直近7日間で24%下押したため自律反発の見方はあるが注目集まる

 ソフトバンクグループ(ソフトバンクG)<9984>(東1)は12月7日、8日ぶりの反発基調となり、取引開始後は6%高の5410円(307円高)まで上げ、6日までの7日続落から出直っている。同社の出資先に関する報道として、中国のAI開発企業・商湯科技(センスタイム・グループ)が香港株式市場に12月17日上場の予定で、最大870億円規模、などとブルームバーグニュースが12月6日の午後に伝え、久々の好材料と受け止められている。

 ソフトバンクGの株価は7日続落直前の6683円(11月25日終値)から5103円(12月6日終値)まで1580円(約24%)下落し、日経平均にも少なからず影響を与えた。半年前にNY上場を果たした中国の配車アプリ大手・滴滴出行の上場取りやめ発表報道、出資する英半導体開発大手・アームの売却難航の観測などが手控え要因になってきた。7日の株価は自律反発の域を出ないとの見方はあるが、まずは下げ止まることから新たな相場が始まるとして注視する様子がある。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:52 | 材料でみる株価

旅行関連株が一段と出直る、首相演説の「新たな『GoTo』事業」など好感される

■新型コロナ感染の報道は続くが関連株の出直り続き要注目の姿勢も

 KNTーCTホールディングス<9726>(東1)は12月7日、一段と出直って始まり、取引開始後は5%高の1518円(78円高)まで上げ、今年11月26日以来の1500円台を回復している。岸田首相が6日の所信表明演説でGOTo関連事業について、「安全・安心な形で新たな『GoTo』事業などの消費喚起策を行う準備も進める」としたことなどが好感されている。エアトリ<6191>(東1)は7%高まで上げる場面を見せて出直りを強めている。

 新型コロナについては、群馬県の工場と山形県の育児施設で発生したクラスター、空港検疫でのオミクロン株感染者確認などの報道が続き、いぜん注意を要する状況が続いているが、株式市場関係者からは、最近の旅行関連株の強さには注目しておく必要がありそう、といった見方が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:25 | 材料でみる株価
2021年12月06日

ミズホメディーは後場もジリ高、コロナ抗原検査で未承認品の停止要請など買い材料視

■正規の検査キットに追い風の見方、医家向け製品も

 ミズホメディー<4595>(東2)は12月6日、前後場ともジリ高商状となり、14時半にかけて2493円(78円高)まで上げて3日連続の出直り継続となっている。新型コロナ検査薬などで知られ、「未承認品の販売停止要請、コロナ抗原検査キットで政府方針」(日本経済新聞12月6日付朝刊)と伝えられており、好感買いが流入している要因と見られている。報道では、「問題は中国製などの未承認品が『研究用』などとして流通していることだ」とも言及しており、こうした面でも医家向け製品の割合の大きい同社に追い風との見方が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:45 | 材料でみる株価