[材料でみる株価]の記事一覧
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記事一覧 (06/21)ユーグレナは「記憶力の低下を抑制することを示唆する研究結果」などに注目集まり大きく反発
記事一覧 (06/21)And Doホールディングスが出直り強める、楽天銀行の「楽天銀行リバースモーゲージ」開始など好感
記事一覧 (06/21)プレミアグループは故障保証の新サービスなど好感され大きく出直る
記事一覧 (06/21)レノバが一時14%高、洋上風力発電巡る報道などで連想買いの見方、値上がり率1位
記事一覧 (06/21)CYBERDYNEが出直る、脳波応用リハビリ機器のベンチャー企業と資本業務提携
記事一覧 (06/21)ティーガイアは「車中泊・キャンピングライフ」関連会社との提携など好感され反発
記事一覧 (06/21)持田製薬は高脂血症治療剤の承認取得など好感され再び出直る
記事一覧 (06/20)ロードスターキャピタルは後場もジリ高、利益増加額1位とされ扱う物件の柔軟性にも注目再燃
記事一覧 (06/20)セントラル警備保障が後場一段と強含む、JR東日本関連業務に強く「全国旅行支援」の効果などに期待
記事一覧 (06/20)ブイキューブが逆行高、NTTが3万人をテレワークにとの報道を受け関連株妙味強まる
記事一覧 (06/20)キッセイ薬品が出直り強める、「リンザゴリクス」欧州での販売承認取得など好感
記事一覧 (06/20)新光商事が急反発、発行株数の12%超の規模の自社株買いに好感買い先行
記事一覧 (06/20)大塚HDが出直り強める、同社創製の抗精神病薬を欧州で申請に期待強まる
記事一覧 (06/17)任天堂が後場堅調、「ニンテンドースイッチ」国内累計販売2500万台を突破と伝えられる
記事一覧 (06/17)ヤクルト本社は後場堅調になり高値に迫る、抗悪性腫瘍剤に関する発表など好感
記事一覧 (06/17)スポーツフィールドが急反発、調整一巡感が強まる中で株式割相場が再燃
記事一覧 (06/17)東レが年初来の高値を更新、先端技術関連発表などに注目強く「目標株価」追い打ち
記事一覧 (06/17)京王電鉄は5%高など電鉄株が軒並み切り返し堅調、「県民割」補助拡充など好感
記事一覧 (06/17)ソルクシーズはeスポーツ事業への参入など好感され値戻し強める
記事一覧 (06/17)テクノアルファは「大型案件の受注」など好感され続伸基調で出直る
2022年06月21日

ユーグレナは「記憶力の低下を抑制することを示唆する研究結果」などに注目集まり大きく反発

■移動平均の水準で下げ止まるかどうかテクニカル的な要諦に

 ユーグレナ<2931>(東証プライム)は6月21日、反発基調を強め、前引けにかけて6%高の882円(51円高)まで上げ、後場も880円で始まり大きく出直っている。ホームページの「ニュースリリース」コーナーに20日付で「ユーグレナの継続的な摂取により、加齢に伴う記憶力の低下を抑制することを示唆する研究結果を発表」と掲示。17日付で掲示した「マウスの体内時計の調整に関与していることを確認」とのリリースと合わせて注目し直されている。

 株価は年初からジリジリ持ち直す相場となっており、6月6日に年初来の高値961円をつけた。21日の反発については、ちょうど75日移動平均の水準で下げ止まるかどうかテクニカル的な要諦になるとの見方が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:33 | 材料でみる株価

And Doホールディングスが出直り強める、楽天銀行の「楽天銀行リバースモーゲージ」開始など好感

■銀行代理業委託契約を結び取り扱うとことに

 And Doホールディングス<3457>(東証プライム)は6月21日、反発相場となり、午前10時30分にかけて876円(25円高)まで上げた後も上げ幅20円台で推移し、出直りを強めている。20日午後、楽天グループ<4755>(東証プライム)の楽天銀行株式会社(東京都港区)と銀行代理業委託契約を結び、同銀行のローン商品「楽天銀行リバースモーゲージ」を取り扱うと発表し、好感されている。発表によると、楽天銀行が銀行代理業者を通じて「楽天銀行リバースモーゲージ」を販売するのは初めてになる。

 両社は、2021年1月に「楽天銀行リバースモーゲージ」の提供開始に際して提携しているが、リバースモーゲージに対するシニア層のニーズは高く、さらなる普及拡大と利用者にとって利便性の高いサービス実現のため、このたび銀行代理業委託契約を締結した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:30 | 材料でみる株価

プレミアグループは故障保証の新サービスなど好感され大きく出直る

■業績は好調で今期も連続最高益を更新する見込み

 プレミアグループ<7199>(東証プライム)は6月21日、大きく反発し、7%高の3880円(260円高)まで上げた後も6%高前後で推移し、出直りを強めている。20日付で新サービス「プレミアの故障保証EX」の提供開始を発表し、期待の強まる相場になった。既存事業のファイナンス事業・故障保証事業の拡大を土台として、オートモビリティサービス事業のより一層の拡充に注力しており、業績は連結当期利益などが今期も連続最高を更新する見込み。株価も反応しやすい地合いのようだ。

 発表によると、新サービスは、自動車販売店が提供する自動車保証の期間満了後から保証サービスを受けることができる。業界最長水準の126ヵ月の保証を実現するだけでなく、自動車販売店の保証サービス期間中も無料で当社のロードサービスを利用可能とし、購入後から長期間安心して自動車に乗ることができるとしている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:11 | 材料でみる株価

レノバが一時14%高、洋上風力発電巡る報道などで連想買いの見方、値上がり率1位

■夏の電力不足、政府の節電要請など受け動きやすい地合い

 レノバ<9519>(東証プライム)は6月21日、再び出直りを強め、午前10時30分にかけて14%高に迫る2088円(250円高)まで上げ、東証プライム銘柄の値上がり率1位に躍り出る場面を見せて活況高となっている。太陽光、風力などの再生可能エネルギー発電を行い、国の洋上風力発電推進事業を巡り、「三菱商事の総取り許すな、洋上風力発電、政官絡むバトル−洋上風力バトル」(日本経済新聞6月21日付朝刊)と伝えられたことなどを受けて注目が再燃し、連想買いが波及したと見られている。株価は、この夏に予想される電力不足、政府の節電要請などを受けて動意づきやすい地合いになっているようだ。

 同報道によると、洋上風力発電は「再エネ海域利用法」に基づき、2040年までに最大4500万キロワットをつくる。原子力発電所45基分に相当する巨大事業になるという。また、20日夜放送のテレビ朝日「報道ステーション」が「燃料高騰で新電力危機」とのタイトルで電力不足の現状を伝えたことも買いを刺激する要因になったようだ。イーレックス<9517>(東証プライム)ENECHANGE<4169>(東証グロース)なども動意を強めている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:50 | 材料でみる株価

CYBERDYNEが出直る、脳波応用リハビリ機器のベンチャー企業と資本業務提携

■重度麻痺の残る患者のQoL改善を目指すLIFESCAPES社に出資

 CYBERDYNE<7779>(東証グロース)は6月21日、反発基調で始まり、取引開始後に315円(10円高)まで上げた後も314円前後で堅調に推移し、出直りを探る雰囲気となっている。20日付で、脳波を機器の作動に結びつけるブレイン・マシン・インターフェース(BMI)を応用したリハビリ機器の開発・製造・販売を行うLIFESCAPES株式会社(東京都港区)への出資を含む資本業務提携を発表し、注目が集まっている。

 発表によると、LIFESCAPES社は、慶應義塾大学発の研究成果活用企業で、BMI技術を応用した新たなリハビリ機器を開発して、重度麻痺の残る患者のQoLの改善を目指している。CYBERDYNEは、医療用ロボットHALに加えて、同社のデバイスがリハビリ現場で広く活用されるよう、事業面および資金面で支援していく。(HC)

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:49 | 材料でみる株価

ティーガイアは「車中泊・キャンピングライフ」関連会社との提携など好感され反発

■Carstay社と資本業務提携し出資

 ティーガイア<3738>(東証プライム)は6月21日、反発含みで始まり、取引開始後は1617円(13円高)まで上げて出直っている。20日午後、国内最大級のキャンピングカーレンタル・カーシェアと車中泊スポットの予約プラットフォーム事業を展開するCarstay株式会社(神奈川県横浜市、Carstay社)との資本業務提携を発表し、好感されている。Carstay社が行う第三者割当増資を引き受け、Carstay社に出資した。

 発表によると、Carstay社は、車中泊スポットのスペースシェアと、キャンピングカーなど車中泊仕様の車に特化したカーシェアなど、「動く拠点」を中心とした新たな旅や暮らしのスタイル「バンライフ」のプラットフォームを中核事業に、様々なプロジェクトを展開している。
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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:33 | 材料でみる株価

持田製薬は高脂血症治療剤の承認取得など好感され再び出直る

■製剤設計上の工夫を行い投与回数を減らし服薬アドヒアランス向上

 持田製薬<4534>(東証プライム)は6月21日、反発含みで始まり、取引開始後は3180円(50円高)まで上げて再び出直っている。20日午後、「高脂血症治療剤「エパデールEMカプセル2g」(一般名:イコサペント酸エチル、開発コード:MND−2119、以下「本剤」)について、本日、日本における製造販売承認を取得した」と発表し、好感されている。

 発表によると、本剤は、持田製薬が製造販売している「エパデール」(一般名:イコサペント酸エチル)に製剤設計上の工夫を行い、消化管吸収を高めることを目的として開発された自己乳化型新規高純度EPA製剤で、投与回数が「エパデール」の1日2回または3回に対し、本剤は1日1回投与の薬剤であり、服薬アドヒアランスの向上に資する。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:15 | 材料でみる株価
2022年06月20日

ロードスターキャピタルは後場もジリ高、利益増加額1位とされ扱う物件の柔軟性にも注目再燃

■6月初旬には「亜鉛メッキ屋根の事務所・工場」の売却を発表

 ロードスターキャピタル<3482>(東証プライム)は6月20日、後場もジリ高基調となり、13時40分にかけて7%高の1572円(105円高)まで上げ、再び出直っている。同日の日本経済新聞・朝刊が「売上高300億円以下の中堅上場企業「NEXT Company」を対象に、2022年度に迎える決算期の営業利益について、21年度比の増加額をランキングした。1位は不動産投資を手掛けるロードスターキャピタルだった」と伝え、素直に買い材料視されている。

 6月6日に発表した販売用不動産の売却では、事務所・工場(鉄骨造陸屋根亜鉛メッキ鋼板葺3階建)という物件を「売却価格は当社の2021年12月期の連結売上高17,920百万円の10%相当額以上」で売却するとし、投資用マンション1棟ビルなど以外の物件も手掛ける柔軟性が注目された。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:06 | 材料でみる株価

セントラル警備保障が後場一段と強含む、JR東日本関連業務に強く「全国旅行支援」の効果などに期待

■第1四半期の決算発表は7月11日に予定

 セントラル警備保障(CSP)<9740>(東証プライム)は6月20日の後場、一段と強含み、13時を過ぎては5%高に迫る2321円(101円高)まで上げて出直りを強めている。JR東日本(東日本旅客鉄道)<9020>(東証プライム)が筆頭株主でJRの駅関連業務に強く、政府が7月から「全国旅行支援」を導入することなどを受けてJR関連需要の回復などに期待する様子がある。

 今期・2023年2月期の連結業績予想は、前期の東京オリンピック・パラリンピック関連需要がなくなることなどで減収減益を想定するが、第1四半期の決算発表を7月11日に予定しており、意外に堅調ということになれば株価の戻りも本格化するとの期待が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:39 | 材料でみる株価

ブイキューブが逆行高、NTTが3万人をテレワークにとの報道を受け関連株妙味強まる

■防音個室ブース「テレキューブ」、在宅勤務の代替需要に期待

 ブイキューブ<3681>(東証プライム)は6月20日、8%高の1060円(81円高)まで上げた後も1000円台で堅調に推移し、後場も1016円で売買を開始。全体相場が中盤から下げ幅を広げた中で強さを見せつけている。テレワーク、リモートワーク関連株と位置づけられ、日本電信電話(NTT)<9432>(東証プライム)について「NTTが約3万人を原則自宅勤務に、出社は『出張扱い』」ANNニュース(6月18日16時40分)などと伝えられ、需要拡大への期待が強まった。

 ブイキューブはテレワークやWeb会議など用の防音個室ブース「テレキューブ」を累計10,000台以上展開し、在宅では気が散って仕事にならない、スイッチが入らない、といったテレワーカーの需要を集めている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:33 | 材料でみる株価

キッセイ薬品が出直り強める、「リンザゴリクス」欧州での販売承認取得など好感

■子宮筋腫治療薬、米国では審査中とし期待強まる

 キッセイ薬品工業<4547>(東証プライム)は6月20日、反発相場となり、2444円(63円高)まで上げた後も2400円台で推移し、出直りを強めている。前取引日の6月17日15時に、同社創製のGnRHアンタゴニスト「リンザゴリクス」が欧州で子宮筋腫治療薬の販売承認を取得したと発表し、注目が集まっている。

 同製剤について、日本などアジアの一部を除く全世界での独占的権利を許諾しているオブシーバ社(ObsEva SA、スイス)が、この度、欧州委員会(European Commission)より、販売名Yseltyとして子宮筋腫治療薬の販売承認を取得した。発表によると、同製剤は、米国では子宮筋腫についてはFDAにより審査中で、アジアにおいては、2021年9月にバイオジェニュイン社(中国)に対し、中国における開発及び販売権を許諾し、同社では現在、臨床試験開始に向けた準備を進めているとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:16 | 材料でみる株価

新光商事が急反発、発行株数の12%超の規模の自社株買いに好感買い先行

■取得上限株数45万株、総額30億円で6月20日開始

 新光商事<8141>(東証プライム)は6月20日、急伸商状となり、午前9時20分には13%高の967円(110円高)まで上げる場面を見せて6月9日以来の900円台を回復している。前取引日6月17日の15時30分に発行済株式総数の12%超の45万株を上限とする自己株式の取得(自社株買い)を発表し、好感買いが先行した。

 自社株買いは、取得上限株数45万株(自己株式を除く発行済株式総数の12.47%)、取得総額30億円、取得期間は2022年6月20日から23年3月31日まで。市場買付にて取得するとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:55 | 材料でみる株価

大塚HDが出直り強める、同社創製の抗精神病薬を欧州で申請に期待強まる

■「アリピプラゾール」欧州医薬品庁が申請受理と発表

 大塚ホールディングス(大塚HD)<4578>(東証プライム)は6月20日、反発基調で始まり、取引開始後は4428円(68円高)まで上げて出直る相場となっている。前取引日の6月17日17時過ぎに「アリピプラゾール2ヵ月持続性注射剤、統合失調症の適応で欧州医薬品庁が申請受理」と発表し、週明けは好感買いが先行している。「アリピプラゾール」は、同社が創製した世界初のドパミンD2受容体パーシャルアゴニスト作用をもつ抗精神病薬になるという。

 株価は5月18日に年初来の高値4555円をつけており、これを回復すると5000円どころまで展望が開けてくるようだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:18 | 材料でみる株価
2022年06月17日

任天堂が後場堅調、「ニンテンドースイッチ」国内累計販売2500万台を突破と伝えられる

■KADOKAWAグループの「ファミ通」調べ

 任天堂<7974>(東証プライム)は6月17日の後場寄り後に前日比でプラス圏に浮上し、5万6950円(470円高)まで上げる場面を見せて値戻しが目立っている。KADOKAWA<9468>(東証プライム)が16日付で、同社グループのゲーム総合情報メディア「ファミ通」がゲーム機「Nintendo Switch」(以下、ニンテンドースイッチ)の国内累計2500万台を突破!(ファミ通マーケティング速報)と発表しており、あらためてニンテンドースイッチの人気ぶりに注目が集まったと見られている。

 発表によると、ゲーム総合情報メディア「ファミ通」は、任天堂が2017年3月3日に発売したゲーム機「Nintendo Switch」(以下、ニンテンドースイッチ)の国内推定累計販売台数を以下の通りまとめ、国内推定累計販売台数が2501万0404台になった。集計期間は、「ニンテンドースイッチ」の発売が始まった2017年3月3日から2022年6月12日、販売週数は276週、とした。なお、KADOKAWAの株価は前場から堅調で一段ジリ高となっている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:21 | 材料でみる株価

ヤクルト本社は後場堅調になり高値に迫る、抗悪性腫瘍剤に関する発表など好感

■全体相場の下げに押されて値を消す場面で押し目待ちの買い優勢

 ヤクルト本社<2267>(東証プライム)は6月17日、朝方の2%安7310円(130円安)を下値に切り返し、後場寄り後は一段と強含んで7540円(100円高)まで上げ、今年6月13日につけた2019年以来の高値7660円に向けて出直りを強めている。6月15日、同社が販売している抗悪性腫瘍剤『イマチニブ錠100mg・200mg「ヤクルト」』の効能・効果の一部変更承認を発表しており、全体相場の下げに押されて値を消す場面で押し目待ちの買いが優勢になったとの見方が出ている。

 6月15日、高田製薬株式会社が製造販売承認を取得し、当社が販売している『イマチニブ錠100mg「ヤクルト」』および『イマチニブ錠200mg「ヤクルト」』(以下、併せてイマチニブ「ヤクルト」)について、本日、厚生労働省により効能・効果および用法・用量の追加に係る製造販売承認事項の一部変更が承認されたと発表した。効能効果については、FIP1L1−PDGFRα陽性の下記疾患、好酸球増多症候群、慢性好酸球性白血病、が追加されたとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:33 | 材料でみる株価

スポーツフィールドが急反発、調整一巡感が強まる中で株式割相場が再燃

■6月30日現在の株主の保有株を1株につき2株に分割

 スポーツフィールド<7080>(東証グロース)は6月17日、朝安の後切り返して次第高となり、午前11時過ぎには19%高の2415円(390円高)まで上げる場面を見せて反発相場となっている。6月30日現在の株主の保有株を1株につき2株とする株式分割を発表済みで、6月初の分割好感相場が再燃したとの見方が出ている。

 株式2分割は5月24日に発表し、株価はその後1400円前後から2800円台まで急伸した。6月中旬にかけては1800円前後まで下げたが、ちょうど移動平均の水準で下げ止まったため、テクニカル的には調整一巡感が強まる格好になっていた。(HC)

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:29 | 材料でみる株価

東レが年初来の高値を更新、先端技術関連発表などに注目強く「目標株価」追い打ち

■ウイルス100倍の速度で不活化、空気電池用イオン伝導ポリマー膜など

 東レ<3402>(東証プライム)は6月17日、3日続伸基調となり、午前11時にかけては3%高の753.5円(20.9円高)前後で推移し、約5ヵ月ぶりに年初来の高値を更新している。ゴールドマン・サックス(GS)証券が目標株価を220円引き上げて950円に見直したと伝えられているが、このところ、東欧でのバッテリーセパレータフィルム合弁会社設立(6月16日発表)、空気電池用イオン伝導ポリマー膜の創出(6月1日)などの発表が相次いでいるため、材料株としての注目が強まっているようだ。

 5月26日には、「ウイルスを従来比約100倍の速度で不活化」(即効性に優れる新たな抗ウイルス粒子を開発)と発表し、注目され、直前まで660円前後だった株価が6月初旬には700円台に乗った。業績が好調なためか、株価材料に反応しやすい印象がある。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:14 | 材料でみる株価

京王電鉄は5%高など電鉄株が軒並み切り返し堅調、「県民割」補助拡充など好感

■全体相場にツレ安した場面には買いが旺盛の見方

 6月17日午前10時過ぎの東京株式市場では、電鉄株が軒並み切り返し、取引開始後を安値に京王電鉄<9008>(東証プライム)が5%高の4665円(210円高)、小田急電鉄<9007>(東証プライム)は2%高の1749円(39円高)など、日経平均が一時700円安となった中で軒並み堅調に推移している。京王電鉄株には三菱UFJモルガン・スタンレー証券による投資判断の引き上げが伝えられているほか、「『県民割』補助、最大1.1万円、政府、全国展開で増額」(日本経済新聞6月17日付朝刊)などと伝えられ、行楽・観光需要への期待があるため、全体相場にツレ安した場面には買いが旺盛との見方が出ている。

 東武鉄道<9001>(東証プライム)は2928円(49円安)を下値に切り返して3000円(23円高)、東急<9005>(東証プライム)は1461円(25円安)を下値に切り返して1505円(19円高)。JR各社は前日比で軟調だが軒並み持ち直している。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:35 | 材料でみる株価

ソルクシーズはeスポーツ事業への参入など好感され値戻し強める

■日経平均600円安の中で材料株として個別物色の買い

 ソルクシーズ<4284>(東証プライム)は6月17日、目立って出直る相場となり、午前9時20分過ぎには9%高に迫る391円(31円高)まで上げる場面を見せて値戻しを強めている。16日の15時30分、「子会社を設立し、eスポーツ事業に参入することを決議」と発表し、買い材料視されている。日経平均の下げ幅が600円に広がっている中で、材料株として個別物色の買いが入っている。

 発表によると、eスポーツ分野の成長は拡大しており、世界における市場規模は、2020年に11億6560万米ドルに達し、21年から28年の間に年平均成長率20.7%で拡大し、28年には51.9億米ドルに達すると予測されている。日本でも、経済産業省がeスポーツを本格支援し25年に3000億円の経済効果創出を目指すなど、eスポーツ分野への注目は高まっている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:54 | 材料でみる株価

テクノアルファは「大型案件の受注」など好感され続伸基調で出直る

■日経平均600円安など全体相場の地合いが良くないため注目集まる

 テクノアルファ<3089>(東証スタンダード)は6月17日、続伸基調で始まり、取引開始後は1098円(21円高)まで上げて再び出直っている。16日付で「大型案件の受注」を発表し、CASE向け半導体テスターのSI案件を総額約2億円で受注とし、買い材料視されている。日経平均が600円安となるなど全体相場の地合いが良くないため、業績拡大要因を持つ材料株として注目を集めた。

 同社の前期・2022年11月期の連結売上高は31.5億円のため、このたびの受注額はもの6、7%に相当することになる。当該受注案件は、2023年11月期第2四半期の売り上げになる見込みとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:41 | 材料でみる株価