[材料でみる株価]の記事一覧
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記事一覧 (01/14)イワキが急伸、新中長期ビジョンの策定や持株会社への移行などに注目集まる
記事一覧 (01/14)ブルドックソースは今日から東証1部銘柄になり直近35%高とあって上げ一服模様
記事一覧 (01/13)スガイ化学が一段高、半導体株の活況高と新型コロナ薬人気の両面で注目される
記事一覧 (01/13)ピックルスコーポレーションが上場来の高値、「しばらく家庭で食事を」(西村担当相)と伝わり漬物の需要拡大に期待
記事一覧 (01/08)アサカ理研は後場一段と出直る、1月末の株式2分割に向け買い旺盛
記事一覧 (01/08)オービスは後場もストップ高、コロナ病床の拡充・新設にかかわる期待が増幅の見方
記事一覧 (01/08)マネックスグループが一段高、ビットコイン初の4万ドル乗せなど材料視
記事一覧 (01/08)東京エレクトロンが初の4万円乗せ、「ミニ株」(10株単位)での投資推奨も
記事一覧 (01/08)ブリヂストンは孫会社売却と約2000億円の売却益が注目され大きく出直る
記事一覧 (01/08)星光PMCが出直り強める、新素材「CNF」も脱・温暖化で注目される
記事一覧 (01/07)パワーソリューションズは経理業務のDX化での業務提携が注目され出直りを強める
記事一覧 (01/07)日立造船は全固体リチウムイオン電池も注目され値上がり率トップ
記事一覧 (01/07)信越化学が上場来の高値、台湾TSMCの日本拠点報道など材料視
記事一覧 (01/07)三菱化工機は「新型高性能小型オンサイト水素製造装置」も注目され一段高
記事一覧 (01/07)日野自動車が大きく出直る、調整一巡感あり米国のクリーンエネ政策強化など期待
記事一覧 (01/06)JFEコンテイナーが後場一段高、「水素燃料電池ドローン用の高圧水素容器」注目され7年ぶりに5000円台を回復
記事一覧 (01/06)愛三工業はトヨタの新燃料電池車「MIRAI」への水素燃料噴射システムなど採用が注目され大きく出直る
記事一覧 (01/06)東洋合成が一段高、テレワーク、オンライン診療の増加は追い風と注目強まる
記事一覧 (01/06)中国工業が急伸、EUが水素エネ戦略に60兆円と伝えられ水素関連株人気が再燃
記事一覧 (01/05)加地テックがストップ高、信用取引規制の解除などで次世代エネ相場が再燃の見方
2021年01月14日

イワキが急伸、新中長期ビジョンの策定や持株会社への移行などに注目集まる

■持株会社制で弾みつけ「ニッチトップ事業」「第5の事業」など推進

 イワキ<8095>(東1)は1月14日、急伸し、9時30分過ぎには16%高の638円(88円高)まで上げ、一時、東証1部の値上がり率トップに躍り出る場面があった。

 13日の15時、新中長期ビジョン「Astena2030『Diversify for Tomorrow』」、11月決算、6月の持株会社制への移行にともなう商号(社名)変更などを発表。注目集中となった。

 持株会社の商号(社名)は「アステナホールディングス株式会社」(英文表記AstenaHoldingsCo.Ltd)。2025年に創業111周年を迎え、同年11月期まで現在進行中の中長期ビジョンで現・岩城製薬佐倉工場株式会社の譲受など、一定の取り組みの成果が出てきたため、新たに2030年を目標とした新中長期ビジョンを策定した。
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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:57 | 材料でみる株価

ブルドックソースは今日から東証1部銘柄になり直近35%高とあって上げ一服模様

■緊急事態宣言の地域拡大により家庭向けの拡大が注目される

 ブルドックソース<2804>(東1)は1月14日の売買から東証1部銘柄になり、取引開始後は2049円(5円高)まで上昇したが、9時30分にかけては1990円(54円安)前後で推移している。

 東証の発表を受け、1月7日に東証2部から同1部への指定替えを発表。株価はその後35%近く急伸した(7日終値1590円から12日の高値2139円まで)。指定替えや市場変更といった「移籍」直後に上げ一服となるケースはよくあるとされ、ブルドックソースの場合は緊急事態宣言の地域拡大などにより家庭向けの拡大が注目される。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:38 | 材料でみる株価
2021年01月13日

スガイ化学が一段高、半導体株の活況高と新型コロナ薬人気の両面で注目される

■気管支収縮抑制作用のあるる新タイプ喘息薬の中間物など

 スガイ化学工業<4120>(東2)は1月13日の後場一段高となり、13時過ぎに18%高の1780円(272円高)まで上げ、昨年4月以来の1700円台に進んでいる。

 「電子材料」部門で半導体製造に使用されるフォトレジスト樹脂用モノマーを製造し、半導体の「5G」関連需要や市況の底入れ観測を背景に東京エレクトロン<8035>(東1)などが活況高となっているため、物色が波及したとの見方が出ている。

 また、医薬中間物では、抗ウイルス分野にHIV治療薬の中間物を提供し、呼吸器系向けには気管支収縮抑制作用を有する新しいタイプの喘息薬の中間物を供給。新型コロナウイルス感染症の重症者数が増加する中で材料視する様子がある。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:28 | 材料でみる株価

ピックルスコーポレーションが上場来の高値、「しばらく家庭で食事を」(西村担当相)と伝わり漬物の需要拡大に期待

■業績は好調で12月末に上方修正

 ピックルスコーポレーション<2925>(東1)は1月13日、続伸一段高で始まり、取引開始後は5%高の3670円(190円高)まで上げ、上場来の高値に進んでいる。

 業績が好調な上、緊急事態宣言の発動府県が広がる見通しになり、西村担当相が「外食ランチも自粛呼び掛け『しばらく家庭で食事を』」(時事ドットコム1月12日20時01分)と伝えられたことなどを受け、漬物の需要拡大に期待する動きがあるという。

 緊急事態宣言は、関東の1都3県に続いて13日には愛知、岐阜の東海2県と大阪、京都、兵庫の関西3府県、栃木、福岡の2県でも発動される見込みになった。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:20 | 材料でみる株価
2021年01月08日

アサカ理研は後場一段と出直る、1月末の株式2分割に向け買い旺盛

■基準日は1月末(休日の関係で1月29日)

 アサカ理研<5724>(JQS)は1月8日、後場一段高となり、大引けにかけて14%高の3745円(465円高)まで上げ、出直り幅を広げた。1月末を基準日として株式2分割を行うことを発表済みで、買い意欲が旺盛のようだ。

 2021年2月1日付で、普通株式1株を2株に分割する。この割当を受ける権利の基準日は2021年1月31日(ただし当日は株主名簿管理人の休業日のため、実質上は同年1月29日)になる。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:00 | 材料でみる株価

オービスは後場もストップ高、コロナ病床の拡充・新設にかかわる期待が増幅の見方

■「首相『病床新設に2000万円』」などと伝えられ思惑波及

 オービス<7827>(JQS)は1月8日、急伸し、前場にストップ高の1126円(150円高)で値がついた後そのまま買い気配に貼りつき、後場は13時を過ぎても売買が成立していない。

 プレハブ建築(鋼製枠タイプ、木枠タイプ)や梱包用材などの事業を行い、「首相『病床新設に2000万円』」(日本経済新聞1月8日付朝刊)と伝えられたことなどが材料視されているようだ。

 本社は広島だが、新型コロナの日々の新規感染者数は最近、広島県でも増勢を強めているためか、病床拡充にともなう需要増が期待されている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:20 | 材料でみる株価

マネックスグループが一段高、ビットコイン初の4万ドル乗せなど材料視

■証券会社に加え仮想通貨のコインチェックも運営、株高も寄与

 マネックスグループ<8698>(東1)は1月8日、一段高となり、一時10%高の484円(44円高)まで上げて2018年以来の高値に進み、11時にかけても470円前後で強い推移となっている。

 マネックス証券を中軸に、暗号資産(仮想通貨)取引所の運営ならびに新金融サービスの研究開発を行うコインチェック株式会社も運営。株式市場の高値更新に加え、代表的な仮想通貨ビットコインが初の4万ドル台に乗り最高値を更新と伝えられ、材料視されている。

 ビットコイン相場は、「日本時間の8日未明には4万ドル台に到達。2020年12月中旬に初めて1ビットコイン=2万ドル台に乗せてから上昇に弾みがつき1カ月足らずで2倍になった」(1月8日午前8時台の日経QUICKニュースより)という。報道によると、インフレ対策・ヘッジを目的に買われやすくなっているとのことだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:05 | 材料でみる株価

東京エレクトロンが初の4万円乗せ、「ミニ株」(10株単位)での投資推奨も

■TDKも20年ぶりの高値、NY株高を受け半導体・電子部品株が軒並み高い

 東京エレクトロン<8035>(東1)は1月8日、飛び出すように一段高となり、9時半にかけて5%高に迫る4万930円(1780円高)まで上げ、上場来初の4万円台に乗った。

 NY株式市場でダウ平均やハイテク株の多いNASDAQ総合指数、半導体株指数のSOXなどが軒並み最高値を更新し、NY市場で売買されている東京エレクトロンのADR(預託証券)も1.5%高となり、比較感から東京でも買われる形になった。

 株価4万円は1投資単位(1単元:100株)400万円になるため、証券会社では「ミニ株」(10株単位)での投資を推める様子もある。ネット証券の一部では1株単位でも可能だ。

 同様の展開でTDK<6762>(東1)も2001年以降の高値を更新し、ソニー<6758>(東1)アドバンテスト<6857>(東1)村田製作所<6981>(東1)などが軒並み高い。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:12 | 材料でみる株価

ブリヂストンは孫会社売却と約2000億円の売却益が注目され大きく出直る

■米国子会社の子会社をスイスの建材企業に売却と発表

 ブリヂストン<5108>(東1)は1月8日、大きく出直り、9時20分に3574.0円(142.0円高)まで上げて半月ぶりに3500円台を回復している。7日15時、孫会社の売却と約2000億円の売却益の計上を発表し、材料視された。

 米国子会社ブリヂストンアメリカインク(BSAM)が米国時間の1月6日、同社の子会社であるファイアストン・ビルディング・プロダクツ・カンパニー・エルエルシー(FSBP)を、スイスの建設資材メーカーに売却することで合意と発表した。売却価額は「企業価値34億米ドルにFSBPの運転資本等に係る調整を行い確定」し、売却益(税引後)約2000億円を計上する見込み、とした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:43 | 材料でみる株価

星光PMCが出直り強める、新素材「CNF」も脱・温暖化で注目される

■EV(電気自動車)関連株、燃料電池の水素関連株に続き人気化

 星光PMC<4963>(東1)は1月8日、取引開始後に8%高の769円(54円高)をつけ、11月につけた戻り高値811円に向けて大きく出直っている。

 製紙用薬品の大手で、近未来の新素材として注目されるセルロースナノファイバー(CNF)配合樹脂を実用化しており、クリーンエネルギー社会の実現に向けた素材を扱う銘柄として、EV(電気自動車)関連株、燃料電池の水素関連株などに続いて買いが波及してきたとの見方が出ている。

 「緊急事態宣言」が1都3県に8日発動され、ネット通販などで使う紙箱の需要が増えるとみて期待する様子もある。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:28 | 材料でみる株価
2021年01月07日

パワーソリューションズは経理業務のDX化での業務提携が注目され出直りを強める

■経理AIプラットフォームなどのファーストアカウンティング社と

 パワーソリューションズ<4450>(東マ)は1月7日の後場、13時を回って2397円(81円高)前後で推移し、続伸基調で出直りを強めている。

 同日付で、経理業務に特化したAIプラットフォームサービスを提供するファーストアカウンティング株式会社(東京都港区)との間で、経理業務のDX化を推進するためパートナー契約を締結すると発表。注目されている。そんな同社と、140社以上のRPA導⼊をサポートしたパワーソリューションズがタッグを組むことにより、企業毎の経理業務ニーズに合った業務効率化をサポートするとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:13 | 材料でみる株価

日立造船は全固体リチウムイオン電池も注目され値上がり率トップ

■証券会社の投資評価を受けて動意を強め材料株妙味が再燃

 日立造船<7004>(東1)は1月7日の前場、一時16%高に迫る677円(92円高)まで上げて2017年以来3年ぶりの高値に進み、前引けも13%高の662円(77円高)で東証1部の値上がり率トップとなった。

 直接的には、SMBC日興証券が6日付で新たに投資評価を開始し、目標株価を800円に設定したと伝えられたことが材料視されたほか、次世代バッテリーとして注目される全個体電池の開発でも、全固体リチウムイオン電池「AS−LiB」を発表済みであることなどが注目された。

 米国のジョージア州上院選を受けてバイデン次期大統領が提唱する地球温暖化対策が推進されるとの見方が強まり、次世代エネルギー関連株などに期待が強まっている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:26 | 材料でみる株価

信越化学が上場来の高値、台湾TSMCの日本拠点報道など材料視

■「つくば市に先端技術開発センターを新設する計画」と伝えられる

 信越化学工業<4063>(東1)は1月7日、大きく反発して再び上値を追い、1万8500円(755円高)まで上げて約1週間ぶりに上場来の高値を更新した。

 半導体受託製造の世界最大手・台湾積体電路製造(TSMC)が「2021年内にも茨城県つくば市に先端半導体製造の技術開発センターを新設する計画」と7日付の日刊工業新聞が伝え、同社や東京エレクトロン<8035>(東1)SCREENホールディングス<7735>(東1)JSR<4185>(東1)なども参画するもようとしたことなどが材料視されている。信越化学や東京エレは日経平均への寄与度が大きい。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:24 | 材料でみる株価

三菱化工機は「新型高性能小型オンサイト水素製造装置」も注目され一段高

■バイデン米次期大統領の地球温暖化防止政策に期待強まる

 三菱化工機<6331>(東1)は1月7日、時間とともに上げ幅を広げ、9時50分にかけては8%高の3170円(227円高)まで上げて12月につけた5年ぶりの高値3285円に向けて続伸基調となっている。

 5日に投資有価証券売却益の計上を発表し、再び値動きを強めたが、「新型高性能小型オンサイト水素製造装置『HyGeia−A』」を開発し水素ステーション建設に注力する。米ジョージア州の選挙を経て、米国では上下両院とも民主党が多数を占める可能性が強まり、バイデン次期大統領の地球温暖化防止関連政策が促進されるとの期待が広がったもよう。次世代クリーンエネルギー関連株として注目が再燃した。

 水素ステーション用複合容器蓄圧器の研究開発をNEDO(国立研究開発法人:新エネルギー・産業技術総合開発機構)と推進する中国工業<5974>(東1)、「燃料電池用高圧水素ガスコンプレッサ」などを製造する加地テック<6391>(東2)も大幅続伸となっている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:16 | 材料でみる株価

日野自動車が大きく出直る、調整一巡感あり米国のクリーンエネ政策強化など期待

■米「政治は『トリプル・ブルー』株式は『ブルーウエーブ関連株』」と

 日野自動車<7205>(東1)は1月7日、続伸幅を広げて始まり、取引開始後は6%高の947円(56円高)まで上げて大きく出直っている。12月下旬からの調整に一巡感が出てきたとされ、NY株式市場の物色動向を受けて10月から続く上昇基調が再開する期待が出ている。

 米国でトヨタ自動車<7203>(東1)とともに燃料電池トラックの開発を推進中。米ジョージア州の上院議員選の動向から、連邦議会の上下両院ともバイデン次期大統領と同じ民主党が優勢になる可能性が強まり、政治は「トリプル・ブルー」、経済屋株式は「ブルーウエーブ」などの関連株」とのムードが高まったもよう。地球温暖化防止につながる次世代クリーンエネルギー関連株として注目が再燃した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:47 | 材料でみる株価
2021年01月06日

JFEコンテイナーが後場一段高、「水素燃料電池ドローン用の高圧水素容器」注目され7年ぶりに5000円台を回復

■水素貯蔵用の高圧容器開発にも取り組む

 JFEコンテイナー<5907>(東2)は1月6日の後場一段高となる場面があり、一時12%高に迫る5000円(520円高)まで上げて2014年以来、約7年ぶりに5000円台を回復した。

 5日付で、「水素燃料電池ドローン用の高圧水素容器を開発、ドローンワークス&JFEコンテイナーが日本初の経済産業大臣特認取得」と発表しており、温暖化ガス排出ゼロに向けた水素エネルギー関連株として注目された。水素貯蔵用の高圧容器開発にも取り組んでいる。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:04 | 材料でみる株価

愛三工業はトヨタの新燃料電池車「MIRAI」への水素燃料噴射システムなど採用が注目され大きく出直る

■三菱化工機、中国工、加地テック、岩谷産など水素関連株が活況高

 愛三工業<7283>(東1)は1月6日の後場、一段と上げ幅を広げ、13時10分過ぎに9%高の517円(42円高)まで上げて大きく出直っている。

 12月9日にトヨタ自動車<7203>(東1)が発表した新FCV(燃料電池自動車)「MIRAI(未来)」に水素燃料噴射システム、エア系バイパスバルブなどが採用されたと12月下旬に発表しており、温暖化ガス排出ゼロに向けた次世代新エネルギー関連株として注目されている。

 6日の東京株式市場では、水素燃料電池、水素ガスなどに関連する銘柄が活況高となっており、中国工業<5974>(東1)加地テック<6391>(東2)が大幅高、岩谷産業<8088>(東1)は上場来の高値を更新。三菱化工機<6331>(東1)は業績予想の増額修正も加わり出直りを強めている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:33 | 材料でみる株価

東洋合成が一段高、テレワーク、オンライン診療の増加は追い風と注目強まる

■「緊急事態宣言」迫る、第2四半期はフォトレジストなど拡大の実績

 東洋合成工業<4970>(JQS)は1月6日、一段高となり、一時6%高の1万3880円(790円高)まで上げて上場来高値を連日更新している。

  第2四半期決算では、「在宅需要拡大による半導体・電子材料需要の増加を背景に」(決算短信より)、フォトレジスト(感光性材料)、化成品などの需要増につながり、営業利益(2020年4〜9月、累計)は前年同期比12%増加。

 2度目の「緊急事態宣言」が1都3県で1月8日にも発動の見通しとなり、テレワークやオンライン授業・オンライン診療などの増加が見込めるため注目度が強まっている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:37 | 材料でみる株価

中国工業が急伸、EUが水素エネ戦略に60兆円と伝えられ水素関連株人気が再燃

■水素蓄圧器に注目集まる、加地テックも大幅続伸

 中国工業<5974>(東1)は1月6日、一段と出直りを強めて始まり、10時過ぎには17%高の1178円(174円高)まで上げ、昨年12月につけた2010年以降の高値1415円に向けて上げ幅をお広げている。

 LPガスボンベなど耐圧容器の大手で、水素ステーション用複合容器蓄圧器の研究開発をNEDO(国立研究開発法人:新エネルギー・産業技術総合開発機構)と推進。1月5日付の日本経済新聞・朝刊が、「欧州連合(EU)は50年までに洋上風力を現状の25倍に引き上げ、水素戦略に4700億ユーロ(約60兆円)を投じる」などと伝えており、次世代のクリーンエネルギー関連株として人気が再燃した。

 「燃料電池用高圧水素ガスコンプレッサ」などを製造する加地テック<6391>(東2)は大幅続伸となっている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:20 | 材料でみる株価
2021年01月05日

加地テックがストップ高、信用取引規制の解除などで次世代エネ相場が再燃の見方

■「燃料電池用高圧水素ガスコンプレッサ」など注目される

 加地テック<6391>(東2)は1月5日、急伸し、10時前にストップ高の4995円(700円高)で値がつき、そのまま買い気配。10月10日以来、約4週間ぶりに2015年以来の高値を更新した。

 製品群に「燃料電池用高圧水素ガスコンプレッサ」などがあり、12月28日付で信用取引規制が解除されたため、温暖化ガス排出セロを目指す政府方針を手掛かりとした次世代エネルギー評価相場が再燃したとみられている。

 12月初から次世代電池関連株などとともに活況高となり、3000円台から12月10日には4870円まで上げた。この局面に続く二段上げ相場(騰勢第2波)が意識されているようだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:45 | 材料でみる株価