[材料でみる株価]の記事一覧
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記事一覧 (09/22)ビザスクは前週の上場来高値に向けて出直る、業績好調で新サービス開始など買い材料に
記事一覧 (09/22)COLYは後場一段高、第2四半期の好決算など改めて注目される
記事一覧 (09/22)大谷工業は発行株数の11%を上回る10万株の消却が好感されストップ高
記事一覧 (09/22)実質8年ぶりに上場のシンプレクスHDは公開価格1620円の40円高で初値つく
記事一覧 (09/22)JR東海、JR東日本が続伸し戻り足、引き続き、「緊急事態宣言」の9月末解除など期待
記事一覧 (09/21)モルフォは切り返す、朝方の3%安から後場4%高、自社株買いや業務提携など好感
記事一覧 (09/21)日本航空やJR東海などが逆行高、日経平均は600円安だが「緊急事態宣言」解除の期待
記事一覧 (09/21)第一三共が逆行高、NY市場で日本株ADRの大半が下げた中で上げ注目集まる
記事一覧 (09/17)LAホールディングスが後場一段高、リモート施工管理などのスタートアップ企業への出資など好感される
記事一覧 (09/17)ミズホメディーが次第高、新型コロナ行動制限緩和「陰性証明」にかかわる期待再燃
記事一覧 (09/17)電気興業が一段と出直る、「iPhone13」の予約開始迫り5G関連株人気が再燃
記事一覧 (09/17)ジョイフル本田が急伸、発行株数の5.7%規模の自社株買いなど好感される
記事一覧 (09/16)G−FACTORYは9月前半の9店舗オープンなど注目され一段と出直り強める
記事一覧 (09/16)イーエムネットジャパンは株式2分割と増配が好感され買い気配のままストップ高
記事一覧 (09/16)リビングプラットフォームは株式3分割など好感され一時ストップ高、上場来の高値
記事一覧 (09/16)川崎近海汽船が一段高、バイオマス発電、風力発電関連事業への積極参画などに注目集まる
記事一覧 (09/16)ケンコーマヨネーズは行動制限の緩和による業務用回復への期待など強く一段と出直る
記事一覧 (09/16)海運株が連日最高値、川崎汽船は5%高、米景気回復の期待再燃し新エネ関連事業に注目集まる
記事一覧 (09/15)ヤマハ発動機は次世代操船システムの欧州先行受注などに注目集まり戻り高値に進む
記事一覧 (09/15)WOWOWは株主優待を一部変更し保有期間を新設、株価は底堅く推移
2021年09月22日

ビザスクは前週の上場来高値に向けて出直る、業績好調で新サービス開始など買い材料に

■材料性ある好業績株に選別買いが入りやすい相場と
 
 ビザスク<4490>(東マ)は9月22日の後場寄り後に6%高の6450円(370円高)まで上げ、9月15日につけた上場来の高値6590円に向けて出直っている。22日、新サービスとして「ビザスクreport」の提供開始を発表し、買い材料視されている。

 株価は8月18日の米国企業買収発表後に出来高が増加し、ほどなく上昇基調を強めて上場来の高値に進んできた。今期の業績は営業利益などが連続最高を更新する見込み。日経平均構成銘柄などが中国の不動産大手のデフォルト懸念を受けて重いため、材料性のある好業績株に選別買いが入りやすい相場との見方が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:11 | 材料でみる株価

COLYは後場一段高、第2四半期の好決算など改めて注目される

■東証1部の主力株が重いため材料性もある銘柄を選別買い

 COLY<4175>(東マ)は9月21日の後場、一段と強含んで始まり、取引開始後は10%高の4035円(385円高)。9月15,17日に続いて出直りを強める相場になっている。モバイルオンラインゲーム「魔法使いの約束」の開発・運営などを行い、22日付で第2四半期決算説明会の動画を同社HPに掲示。改めて注目される雰囲気になった。

 9月14日に第2四半期決算を発表し、同時にフジ・メディアHD<4676>(東1)のフジテレビジョンとの協業開始も発表。株価はこの翌日から断続的に動意を強める相場になっている。16日には、女性向けシナリオ×パズルゲーム『スタンドマイヒーローズ』の2022年内大型リニューアル決定と発表した。全体相場と東証1部の主力株が中国の大手不動産企業のデフォルト懸念などで重い展開のため、こうした個別材料株が選別買いされる地合いとの見方が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:46 | 材料でみる株価

大谷工業は発行株数の11%を上回る10万株の消却が好感されストップ高

■1月急騰後の需給調整が進み動きやすくなっているとの見方

 大谷工業<5939>(JQS)は9月22日、急伸商状となり、ストップ高の5370円(基準値から700円高)で始値をつけたあとそのまま午前11時を過ぎても買い気配を続けている。21日の取引終了後、発行済株式総数の11%を上回る10万株の消却を発表し、株式価値向上が好感されている。

 消却する株式の数は10万株(消却前の発行済株式総数に対する割合11.36%)、消却予定日は2021年9月30日。株価は今年1月に同じ電力架線設備の那須電機鉄工<5922>(東2)などとともに活況高となり、年初来の高値1万520円(今年1月29日)をつけた。その後は直近まで小動き横ばいとなっており、1月急騰後の需給調整はかなり進んで動きやすくなっているとの見方がある。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:16 | 材料でみる株価

実質8年ぶりに上場のシンプレクスHDは公開価格1620円の40円高で初値つく

■13年10月MBOにより東証1部上場を取りやめていた

 9月22日、東証1部に上場したシンプレクス・ホールディングス<4373>(東1)は、午前9時の取引開始から4分後に公開価格(1620円)を40円上回る1660円で初値をつけた。その後1934円(314円高)まで上げて売買されている。

 2002年2月に当時の大証JASDAQ市場に上場し、04年5月に東証2部に上場、05年9月に東証1部に上場。13年10月にMBO(経営陣による買収)により上場を取りやめた。その後、社名の一部変更などを経たが「シンプレクス」の名称は継続され、ほぼ8年ぶりの株式上場となった。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:49 | 材料でみる株価

JR東海、JR東日本が続伸し戻り足、引き続き、「緊急事態宣言」の9月末解除など期待

■新型コロナ感染者数の減少傾向も好感される

 JR東海(東海旅客鉄道)<9022>(東1)は9月22日、続伸基調で始まり、取引開始後は1%高の1万6530円(165円高)まで上げて出直りを強めている。JR東日本(東日本旅客鉄道)<9020>(東1)も続伸基調で始まり、引き続き、「緊急事態宣言」の9月末解除、新型コロナ感染者数の減少傾向などが好感されている。

 緊急事態宣言については政府が28日にも全19都道府県で解除を決定する方針と伝えられている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:15 | 材料でみる株価
2021年09月21日

モルフォは切り返す、朝方の3%安から後場4%高、自社株買いや業務提携など好感

■新規ビジネスの創出に向け車載システム組み込み開発企業と提携

 モルフォ<3653>(東マ)は9月21日、朝方の3%安(38円安の1262円)を下値に切り返し、後場は13時30分にかけて4%高に迫る1347円(47円高)まで上げて出直りを強めている。9月17日から2022年3月16日まで上限30万株の自己株式取得(自社株買い)を開始したほか、新規ビジネスの創出に向けた資本業務提携なども買い材料視されている。

 自社株買いの上限は30万株(自己株式を除く発行済株式総数の5.5%)、総額3.6億円。また、9月10日、新規ビジネスの創出に向け、車載システム組み込み開発や車載機器におけるソフトウェア開発を営む株式会社ミックウェア(兵庫県神戸市中央区)との資本業務提携を発表した。株価は週明け13日に10.3%高と急伸した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:43 | 材料でみる株価

日本航空やJR東海などが逆行高、日経平均は600円安だが「緊急事態宣言」解除の期待

■神姫バスも高い、新型コロナ感染者数の減少傾向を受け

 9月21日の東京株式市場では、日本航空<9201>(東1)が午前11時にかけて3%高の2475円(83円高)まで上げ、JR東海(東海旅客鉄道)<9022>(東1)は1%高の1万6040円(175円高)など、空運、鉄道株が堅調に推移し、全体相場が日経平均600円安、3万円割れの中で逆行高となっている。

 空運株については、米国がワクチン接種済みを前提に渡航の一部を解禁の方針と伝えられ、買い材料視されている。新型コロナ感染者数の減少傾向を受け、前週から10、11月の行動制限緩和の期待が漂っているほか、前週末には「緊急事態宣言」について9月末解除の観測報道が伝えられ、買い材料視されている。神姫バス<9083>(東2)も3195円(65円高)まで上げる場面を見せて逆行高となっている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:27 | 材料でみる株価

第一三共が逆行高、NY市場で日本株ADRの大半が下げた中で上げ注目集まる

■胃がん新薬候補に期待、NYダウは一時900ドル安、日経平均は500円安

 第一三共<4568>(東1)は9月21日、逆行高となり、取引開始後は10%高の3098.0円(293.5円高)をつけて今年4月27日以来の3000円台回復となっている。

 前週末取引日の9月17日、「トラスツズマブ デルクステカン(DS−8201)の中国におけるHER2陽性胃がん患者への三次治療を対象とした第2相臨床試験の開始について」を発表し、買い材料視されている。20日のNY市場でダウが一時900ドル安となり日本企業の銘柄(ADR:預託証券)もほとんどが下落した中で10.15%高の逆行高となり、買い安心感があるようだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:17 | 材料でみる株価
2021年09月17日

LAホールディングスが後場一段高、リモート施工管理などのスタートアップ企業への出資など好感される

■建設・不動産業界向けの事業に厚みとして期待強まる

 LAホールディングス<2986>(JQS)は9月17日の、次第高となり、後場は10%高の1695円(158円高)で始まり一段と強含んでいる。16日付でリモート施工管理システムなどのスタートアップ企業への出資を発表し、建設・不動産業界向けの人手不足解消やDX化関連分野への進出が期待された。

 新築・リノベーションのマンション販売などを行い、2021年は事業再生・事業承継の事業会社やベンチャー企業を対象とする投資事業も開始。16日付で、ゼネコンから工務店まで幅広い企業でリモート施工管理を実現するためのクラウドサービス「Log System(ログシステム)」を提供するスタートアップ企業の(株)log build(神奈川県藤沢市)への出資を決定と発表し、買い材料視されている。

 今12月期の連結業績は売上高、各利益とも大幅増収・増益を見込み各々最高を更新する見込み。更なる上振れ期待も出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:41 | 材料でみる株価

ミズホメディーが次第高、新型コロナ行動制限緩和「陰性証明」にかかわる期待再燃

■検査キット関連銘柄で医師会幹部の談話報道など買い材料視

 ミズホメディー<4595>(東2)は9月17日、時間とともに上げ幅を広げる相場となり、午前10時30分にかけては9%高の3300円(275円高)まで上げ、出直りを強めている。新型コロナ抗原検査キットを手掛け、行動制限が緩和された場合に欧州などで導入されている「陰性証明」とともに検査キットの需要が拡大する期待が再燃している。

 「新型コロナウイルス抗原及びインフルエンザウイルス抗原同時迅速検出キットの製造販売承認申請のお知らせ」を8月に発表するなど、株式市場では新型コロナにかかわる検査キット銘柄と位置付けられている。17日は、「制限緩和へ検査活用を、東京都医師会理事黒瀬巌氏、キット購入、手軽さ必要」(日本経済新聞9月17日付朝刊)との報道や、自民党総裁選候補者の政策に関する報道を受け、関連銘柄としての人気が再燃した。

 株価は7月以降、出直り相場が続いており、この過程での高値3705円(8月20日)に向けて再び出直る様相を呈している。(HC)

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:01 | 材料でみる株価

電気興業が一段と出直る、「iPhone13」の予約開始迫り5G関連株人気が再燃

■直進性が強く障害物に弱い5G電波の弱点克服ソリューションに注目集まる

 電気興業<6706>(東1)は9月17日、一段と出直って始まり、取引開始後は8%高の2530円(197円高)まで上げ、今年5月以来の2500円台に復帰している。5G設備関連事業が好調で、アップルのスマートフォン最新機種「iPhone13」シリーズの予約が9月17日に開始され(21時から、発売開始は9月24日)、5G関連株人気が再燃する様子となっている。

 5月には、5G電波の「直進性が強く障害物に弱いという性質」を克服する『電波迂回反射板』の開発と実証の成功を発表しており、発表後はこれを活用した「エリア設計コンサルティングソリューション」の新事業などに期待が集まっている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:35 | 材料でみる株価

ジョイフル本田が急伸、発行株数の5.7%規模の自社株買いなど好感される

■年初来の高値を更新し昨年11月以来の1600円台に進む

 ジョイフル本田<3191>(東1)は9月17日、飛び出すように急伸して始まり、取引開始後は8%高に迫る1644円(117円高)まで上げて昨年11月以来の1600円台に進んでいる。

 16日の取引終了後に発行済株式総数の5.7%規模の自己株式の取得(自社株買い)を発表し、好感買いが先行している。本日発売の「会社四季報」(秋号、東洋経済新報社)には「増配」などの表記がみられる。

 自社株買いは、取得株式総数400万株(自己株式を除く発行済株式総数に対する割合5.74%)、取得総額50億円を上限に、2021年9月17日から22年6月20日まで、東京証券取引所における市場買付にて実施する。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:14 | 材料でみる株価
2021年09月16日

G−FACTORYは9月前半の9店舗オープンなど注目され一段と出直り強める

■業績予想は「一旦取り下げ、未定」としたが行動制限緩和への期待強い

 G−FACTORY<3474>(東マ)は9月16日、取引開始後に17%高の504円(74円高)まで上げた後も強もみ合いを続け、一段と出直りを強める相場となっている。飲食店向け物件紹介、コンサルなどを行うほか、廉価うなぎ店などもチェーン展開。9月に入り新店舗オープンの発表が相次ぎ、8日から17日までで「名代 宇奈とと」と「やきとりの扇屋」とのダブルネーム店も含めて9店舗オープンすることなどに注目が集まっている。

 第2四半期の連結決算(2021年1〜6月・累計)は売上高が前年同期比8.5%減少し、各利益とも小幅赤字。12月通期の予想は「一旦取り下げ、未定」(決算短信)としたが、新型コロナ感染者数の減少傾向、行動制限緩和への期待が株価に映し出されているようだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:37 | 材料でみる株価

イーエムネットジャパンは株式2分割と増配が好感され買い気配のままストップ高

■分割は9月末基準のためすぐ実利につながる株主還元として好感

 イーエムネットジャパン<7036>(東マ)は9月16日、買い気配のままストップ高の7950円(1000円高)に達し、取引開始から2時間に迫る午前10時50分現在、まだ値のつかない相場となっている。15日の15時、株式分割と増配を発表し、好感買いが殺到した。

 2021年9月30日(木曜日)を基準日として、同日最終の株主名簿に記載又は記録された株主の所有する普通株式を、1株につき2株の割合をもって分割する。今月末の実施とあって、すぐ実利につながる株主還元として好感されている。また、12月期末配当の予想を1株12円の予定とした。分割前に換算すると同24円。5月に開示した従来予想は同22円だったため、実質2円の増配になる。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:03 | 材料でみる株価

リビングプラットフォームは株式3分割など好感され一時ストップ高、上場来の高値

■「100歳以上の高齢者が過去最多」も買い材料視される

 リビングプラットフォーム<7091>(東マ)は9月16日、一時ストップ高の6510円(1000円高)まで上げ、2020年3月に上場して以来の最高値を更新している。15日の15時に株式分割を発表し、好感買いが集中した。

 2021年9月30日最終の株主名簿に記録された株主の所有普通株式を1株につき3株の割合をもって分割する。今月末の実施とあって、即効性のある株価材料として注目された。また、介護関連事業を行うため、「100歳以上の高齢者が過去最多、8万6千人超える」(テレ朝ニュース9月14日11:10)と伝えられたことも買い材料視されている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:45 | 材料でみる株価

川崎近海汽船が一段高、バイオマス発電、風力発電関連事業への積極参画などに注目集まる

■7月末に業績予想の増額修正を発表し業績は好調

 川崎近海汽船<9179>(東2)は9月16日、一段高となり、8%高の3450円(250円高)まで上げて年初来の高値を更新している。7月末に業績予想の増額修正を発表し、業績は好調。このところ海運株の活況高が続く中で、9月に入り「長府バイオマス発電所への参画」「第1回WIND EXPO秋[国際]風力発電展への出展」を発表するなど、新エネルギー関連事業への展開も注目されている。

 「長府バイオマス発電所」は、JAPEX(石油資源開発)<1662>(東1)と山口大学発のシンクタンク&コンサルティング会社(株)MOT総合研究所が検討を進めてきたもので、東京エネシス<1945>(東1)長府製作所<5946>(東1)と合わせて5社が参画。営業運転開始は2025年1月の予定。

 「第1WIND EXPO秋[国際]風力発電展」には、川崎汽船<9107>(東1)、川崎汽船グループのケイライン・ウインド・サービス(株)、ケイラインロジスティクス(株)などとともに出展する。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:34 | 材料でみる株価

ケンコーマヨネーズは行動制限の緩和による業務用回復への期待など強く一段と出直る

■再び上値を追い5月31日以来の1700円台に復帰

 ケンコーマヨネーズ<2915>(東1)は9月16日、反発基調で始まり、取引開始後は5%高の1712円(84円高)まで上げて5月31日以来の1700円台に復帰した。行動制限の緩和期待、業務用回復への期待などが言われており、直近はモーニングスター社による投資判断の引き上げも伝えられた。

 今期・2022年3月期の連結業績は各利益とも減益を想定するが、このところ新型コロナ感染者数が減少傾向となり、うまく運べば10、11月にも行動制限の緩和が行われ、外食産業や総菜向けなどの業務用部門の回復に繋がるとの期待が出ている。

 株価は7月の1434円を下値に回復傾向を続けており、9月に入ってはジリ高基調を強める相場になっている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:44 | 材料でみる株価

海運株が連日最高値、川崎汽船は5%高、米景気回復の期待再燃し新エネ関連事業に注目集まる

■日経平均の3万円台乗せを牽引し、いぜん勢力衰えず

 9月16日の東京株式市場では、大手海運株が続伸一段高で始まり、川崎汽船<9107>(東1)は取引開始後に5%高の7570円(360円高)まで上げて上場来の高値を連日更新。商船三井<9104>(東1)は3%高の9680円(280円高)まで上げ、やはり最高値を更新。日本郵船<9101>(東1)は2%高の1万600円(250円高)まで上げ、昨15日に終値で上場来初の1万円台に乗ったのに続き一段高となっている。日経平均の3万円台乗せを半導体株などとともに牽引してきたセクターで、いぜん勢いの衰えない相場になっている。

 米国でNY連銀製造業景況指数が予想を上回ったと伝えられ、NYダウが大きく反発して景気回復への期待が再燃。世界的な運賃市況高に加え、日本郵船は15日付で次世代燃料開発・脱炭素に向けて英石油大手BPとの提携を発表して買い材料視されている。川崎汽船はグリーン水素輸入事業に関するオーストラリア企業との連携が伝えられ、材料視されている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:23 | 材料でみる株価
2021年09月15日

ヤマハ発動機は次世代操船システムの欧州先行受注などに注目集まり戻り高値に進む

■自動運転化が船舶にも広がる印象で買い材料視される

 ヤマハ発動機<7272>(東1)は9月15日、3170円(60円高)まで上げた後も3160円前後で推移し、このところの出直り相場で高値に進んでいる。同日、「次世代操船システム『HARMO』を欧州で先行受注開始」と発表しており、自動運転化が船舶にも広がっていることを痛感して注目し直す様子がある。

 発表によると、同システムは、電動推進ユニットとステアリングシステムなどを統合した新しい操船システムで、2020年8月から北海道・小樽市の小樽運河クルーズで実証運航をすすめるなど、多くの知見を獲得している。欧州で先行受注を開始し、2022年春に欧州で販売開始する。イタリア・ジェノバで開催されるジェノバ国際ボートショー(9月16日〜21日)に出展するという。

 株価は今年7月につけた2018年以来の高値3380円に向けて出直りを継続中。今12月期の業績回復が目立ち増額修正含みとの見方も出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:10 | 材料でみる株価

WOWOWは株主優待を一部変更し保有期間を新設、株価は底堅く推移

■「100株以上の株主」を「100株以上かつ1年以上継続保有の株主」に

 WOWOW<4839>(東1)は9月15日の正午、株主優待制度の一部変更を発表し、現行の「所有株式数100株以上の株主さま」を「所有株式数100株以上かつ1年以上継続保有の株主さま」とするなど、より中⻑期的に保有する株主の増加を図る方向に見直すとした。2022年9⽉30⽇現在の株主名簿に記載された株主から適⽤する。

 後場の株価は2507円(40円安)で始まったが、朝から軟調に推移しており、13時を過ぎても前場の安値2499円(48円安)を割る様子は見られず底堅い相場が続いている。(HC)

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:12 | 材料でみる株価