[材料でみる株価]の記事一覧
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記事一覧 (04/12)Sun Asteriskは再び大きく出直る、NFT事業の合弁会社設立など好感
記事一覧 (04/12)モルフォがストップ高、デンソーの高度運転支援システム向け画像認識技術などに注目集まる
記事一覧 (04/12)アゼアスは「オミクロンXE確認」など材料視され次第高、思惑買い流入
記事一覧 (04/12)重松製作所が8%高、「ロシア軍が化学兵器使用か」と伝えられ防毒マスクなど連想の様子
記事一覧 (04/12)東京電力HDが一段高、原発再稼働への期待強まる、「催促相場」の様相も
記事一覧 (04/11)ランサーズは後場一段と反発強める、仕事のスキルをサブスク型で活かす新プランなど好感
記事一覧 (04/11)アステラス製薬が後場一段高、積極的な研究開発への期待にディフェンシブ買い加わる
記事一覧 (04/11)東京電力HDが年初来の高値を更新、原発の再稼働に向けた議論など好感
記事一覧 (04/11)BlueMemeがストップ高、三井物産グループの三井情報(株)が筆頭株主に
記事一覧 (04/11)DeNAはメディカル・データ・ビジョンとの連携など好感され年初来の高値に迫る
記事一覧 (04/08)三井松島HDはロシア炭の輸入削減など買い材料視され後場もジリ高
記事一覧 (04/08)旭化成は直近3日間の下げを一気に回復、ESG高対応銘柄の株価指数に採用など好感される
記事一覧 (04/08)ANAPは『メタバース』に関する連日の発表が好感され再び出直り強める
記事一覧 (04/08)NTTが4日ぶりに高値を更新、「リスクヘッジ株」の特性に加えTOPIX型の運用ウエイト高まる期待
記事一覧 (04/08)アステラス製薬が一段高と出直る、研究活動を公開後は下げた日が一日しかない続伸基調
記事一覧 (04/08)ニコンが高値に迫る、自社株買いと消却など好感され買い気配で開始
記事一覧 (04/07)コニカミノルタは後場一段と値を戻す、AI・IoTによる映像・画像解析領域でソフトバンクと協業
記事一覧 (04/07)日本ハムが再び反発、ディフェンシブ買いに加えプロ野球の初サヨナラ勝ちも好感の様子
記事一覧 (04/07)マーキュリアホールディングスは8日続伸、リリース相次ぎ出直りを強める
記事一覧 (04/07)アステラス製薬が逆行高、研究開発費6割増報道など受けディフェンシブ買い強まる
2022年04月12日

Sun Asteriskは再び大きく出直る、NFT事業の合弁会社設立など好感

■ソニーネットワークコミュニケーションズとシンガポールに設立と発表

 Sun Asterisk<4053>(東証グロース)は4月12日の後場、9%高の1919円(162円高)で始まり、前場の一時22%高(388円高の2145円)からは値を消したが再び大きく出直る相場となっている。11日付で、ソニーグループ<6758>(東証プライム)のソニーネットワークコミュニケーションズとNFT(非代替性トークン:唯一無二のデジタルデータの証明書)事業会社をシンガポールに設立と発表し、注目と期待が強まった。

 発表によると、NFTは唯一無二のデジタルデータとして、ゲーム、アート、スポーツ、音楽、不動産など、さまざまな業界で新たなビジネスの構築や活用が進んでいる。新会社は、ソニーネットワークコミュニケーションズの通信事業やサービスソリューション事業などにおける知見や実績と、Sunの保有する開発・運用リソースやノウハウ・技術力を活用し、拡大が続くNFT市場において開発受託事業、コンサルティング事業を推進し、今後Web3.0の世界において創出される多様な経済圏への貢献を目指す。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:52 | 材料でみる株価

モルフォがストップ高、デンソーの高度運転支援システム向け画像認識技術などに注目集まる

■デンソーの運転支援システムに採用されたと発表し注目集中

 モルフォ<3653>(東証グロース)は4月12日の前場、急伸商状となり、午前10時頃から急伸してストップ高の1102円(150円高)で売買され、そのまま買い気配で前引けとなった。同日付で、デンソー<6902>(東証プライム)と共同研究開発した高度運転支援システム向け画像認識技術がデンソーの運転支援システム「Global Safety Package3」に採用されたと発表し、注目集中となった。

 発表によると、デンソーの「Global Safety Package3」は、カメラで自車の前方環境を検知する「画像センサー」と車両などを検知する「ミリ波レーダー」を組み合わせることで、ドライバーの運転を支援するシステム。今回採用された画像認識技術は「画像センサー」に応用されており、AI技術を生かして画像データから、車両、標識、歩行者などを高性能で検知し、車両の安全性能向上に貢献するという。

 モルフォの株価は2016年から低落傾向が続いているが、直近は22年2月の800円を安値に持ち直している。業績は22年10月期に赤字が改善する見込みのため、出直り相場に転じる下地は整ってきたとの見方が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:22 | 材料でみる株価

アゼアスは「オミクロンXE確認」など材料視され次第高、思惑買い流入

■4月から信州大学と共同で「アゼアス防護服Labo」を開設

 アゼアス<3161>(東証スタンダード)は4月12日、次第高となり、午前11時にかけては5%高の706円(34円高)前後で推移し3日ぶりに700円台を回復している。化学防護服で知られ、11日、「オミクロン新系統『XE』確認、空港検疫で、国内初」(時事ドットコム4月11日19時56分)などと伝えられ、思惑買いが流入したと見られている。

 4月1日、信州大学繊維学部と共同で研究開発を進め、防護服分野、マスク関連の試験機能を担う拠点として「アゼアス防護服Labo」を開設した。第3四半期の連結決算(2021年5月〜22年1月・累計)は、感染用対策資材の需要が急拡大した前年同四半期の反動減となり、営業利益が前年同期比54.5%減、親会社株主に帰属する四半期純利益は同62.9%減となった。だが、株価は、これを発表した翌日から持ち直し、ジリジリ浮揚する相場となっている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:09 | 材料でみる株価

重松製作所が8%高、「ロシア軍が化学兵器使用か」と伝えられ防毒マスクなど連想の様子

■防弾チョッキに続く支援物資の期待が強まる

 重松製作所<7980>(東証スタンダード)は4月12日、反発基調で始まり、取引開始後は8%高に迫る943円(68円高)まで上げ、再び出直りを強めている。防塵・防毒マスクを手がけ、「ロシア軍が化学兵器使用か、サリンの可能性」(FNNプライムオンライン4月12日午前6:17)などと伝えられたことを受けて思惑買いが流入したと見られている。日本はウクライナ支援のひとつとして防弾チョッキを送った経緯があるため、防毒マスクにも連想が広がったようだ。興研<7963>(東証スタンダード)も高い。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:38 | 材料でみる株価

東京電力HDが一段高、原発再稼働への期待強まる、「催促相場」の様相も

■資源エネ価格の急激な値上がりを受け思惑買い強まる

 東京電力ホールディングス(東京電力HD)<9501>(東証プライム)は4月12日、一段高で始まり、取引開始後は6%高に迫る470円(26円高)まで上げ、年初来の高値を2日続けて更新、2020年以来の高値に進んでいる。ロシアのウクライナ侵攻による資源エネルギー価格の急激な値上がりを受け、原子力発電所の再稼働にかかわる議論が活発化していることなどが買い材料視されており、12日はロシアがウクライナ東部で再び軍事行動を活発化との観測が伝えられるなどで、一段と思惑買いが強まる様子を見せている。

 前週末に岸田文雄首相が再生可能エネルギーの利用促進とともに原子力発電への見解を表明し、原発再開への期待が一段と強まった。株式市場関係者の中には、7月に参議院選を控え、政策的には原発再開を正面に出しにくいとの見方もあるが、株価は原発再開を催促するような展開になっている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:18 | 材料でみる株価
2022年04月11日

ランサーズは後場一段と反発強める、仕事のスキルをサブスク型で活かす新プランなど好感

■4日から急動意、「N字波動」に発展する可能性の見方が

 ランサーズ<4484>(東証グロース)は4月11日の後場、一段と強含む相場となり、17%高の404円(58円高)まで上げて反発幅を広げている。4月4日、「メタバースで学べる仕事連動型の最先端デジタルスキル教育サービス」を発表し、5日には、「サブスクリプション型でスキルを販売できる新プランを開始(継続的な仕事受注が可能に)」を発表。4日のストップ高を皮切りに急伸した相場が再燃したとみられている。「N字波動」に発展する可能性が出てきたとの見方があり、その場合、600円どころまで上値が見込めるようだ。

 5日付で発表した「サブスクリプション型でスキルを販売できる新プラン」は、フリーランスが個人のスキルに基づいた商品が作れる『パッケージ方式』のサブスクリプション版になり、サブスクリプション版の『パッケージ方式』を販売することで、3か月以上継続して仕事を受注することができるという。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:39 | 材料でみる株価

アステラス製薬が後場一段高、積極的な研究開発への期待にディフェンシブ買い加わる

■年初来の高値を2日連続更新

 アステラス製薬<4503>(東証プライム)は4月11日の後場、一段と強含む相場となり、13時にかけては2084.5円(88.5円高)まで上げて年初来の高値を2日連続更新している。4月1日付でホームページに「研究活動に関するページを公開」を掲載し、「26年3月期の研究開発費6割増」(4月5日配信の日経速報ニュース)となる積極投資などに期待が強い上、医薬品株は株式市場を取り巻く相場環境が良くない局面でディフェンシブ銘柄として退避的に買われる傾向があるため、この両面で注目される余地が広がっている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:06 | 材料でみる株価

東京電力HDが年初来の高値を更新、原発の再稼働に向けた議論など好感

■対ロ経済制裁でエネルギー情勢が変化、原発関連株の日製鋼なども高い

 東京電力HD(東京電力ホールディングス)<9501>(東証プライム)は4月11日、時間とともに上げ幅を広げ、午前11時過ぎに一時12%高の428円(46円高)まで上げて3月31日につけた年初来の高値を更新した。対ロシア経済制裁によるエネルギー情勢の変化を受け、原子力発電所の再稼働に向けた議論が強まり、業績好転への期待が出ている。

 このところの電力株は、対ロシア経済制裁によるエネルギー価格の高騰を受け、料金値上げの余地拡大などが買い材料視されて上げ基調になっている。直近は、加えて原発再稼働への期待も買い材料になってきた。11日は電力株が軒並み高いほか、原発関連の日本製鋼所<5631>(東証プライム)も出直りを強め、発電所用ポンプの酉島製作所<6363>(東証プライム)は高値を更新している。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:19 | 材料でみる株価

BlueMemeがストップ高、三井物産グループの三井情報(株)が筆頭株主に

■資本業務提携などを発表し買い材料視される

 BlueMeme<4069>(東証グロース)は4月11日、買い気配を上げてストップ高の2644円(500円高)で始まり、午前10時半にかけてはストップ高買い気配。一気に年初来の高値を更新し昨年11月以来の2600円台に進んでいる。8日の15時30分、三井物産<8031>(東証プライム)が100%出資する三井情報株式会社(東京都港区)との資本業務提携などを発表し、買い材料視されている。三井情報が新たな筆頭株主になるとした。

 BlueMemeは2021年6月に株式を上場し、上場来の高値は同年7月の3730円。現在の筆頭株主であるインテック・アイティ2号投資事業有限責任組合、および松岡真功代表取締役社長が保有株式の一部を市場外での相対取引により三井情報に譲渡し、4月14日現在(予定)で三井情報がBlueMemeの議決権所有割合21.72%を保有する筆頭株主になるとした。(HC)

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:41 | 材料でみる株価

DeNAはメディカル・データ・ビジョンとの連携など好感され年初来の高値に迫る

■医療ビッグデータ利活用などでの連携を発表し、好感買いが先行

 DeNA(ディー・エヌ・エー)<2432>(東証プライム)は4月11日、再び出直って始まり、取引開始後は1915円(41円高)まで上げて4月5日につけた年初来の高値1934円に迫っている。8日午後、医療ビッグデータ解析などのメディカル・データ・ビジョン<3902>(東証プライム)との協業検討で合意し、医療ビッグデータ利活用などでの連携を発表し、好感されている。

 両社は、健康および医療の社会課題の解決のためにヘルスケア事業で協業を検討することで基本合意し、医療ビッグデータ利活用の促進などでの連携を目指す。メディカル・データ・ビジョンが保有する診療データベースは国内最大規模で、病院データの3940万人(実患者数、2022年3月末日集計)と健康保険組合データの769万人(同)で構成される。医療機能区分でいうと高度急性期と急性期が中心だったため、2020年4月には健保データの集積も開始。回復期や慢性期のデータも充実し、病院・診療所別の情報のほか、転院先情報も追えるようになった。(HC)

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:13 | 材料でみる株価
2022年04月08日

三井松島HDはロシア炭の輸入削減など買い材料視され後場もジリ高

■経産相「最終的に輸入しない方向目指す」とされ石炭高騰の思惑

 三井松島ホールディングス(三井松島HD)<1518>(東証プライム)は4月8日、前後場ともジリ高基調となり、14時50分を過ぎて10%高に迫る2082円(184円高)まで上げ、出直りを強めている。石炭の大手で、昨日あたりからEU(欧州連合)がロシア炭の輸入を停止と伝えられ、石炭高騰の観測が強まった上、8日は日本でも「経済産業相、ロシアから石炭、最終的に輸入しない方向目指す」(NHKニュースWEB4月8日午後)と伝えられ、一段と思惑材料視される形になった。

 日本が輸入するロシア炭の割合は、NHK報道によると、去年は国内全体の輸入量の11%を占めた。このうち一般炭と呼ばれる発電に使われる石炭は、オーストラリアが72%、次いで、ロシアが13%、インドネシアが9%という。三井松島HDや住石HDは豪州炭に実績があるとされる。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:04 | 材料でみる株価

旭化成は直近3日間の下げを一気に回復、ESG高対応銘柄の株価指数に採用など好感される

■FTSEの環境対応指数、年金基金などベンチマークに使い買い拡大も

 旭化成<3407>(東証プライム)は4月8日の後場4%高の1061.0円(39.0円高)で始まり、日々の終値との比較では直近3日間の続落幅を一気に取り返す反発となっている。7日付で、英系FTSE Russell社が算出するESG高対応銘柄の株価指数『FTSE Blossom Japan Sector Relative Index』の構成銘柄に採用されたと発表し、買い材料視されている。

 この株価指数は、脱炭素をはじめとするSDGsやESGへの取組、実績などに優れた企業で構成される指数で、発表によると、世界最大の投資家とされる日本の年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が、新たに採用したESG指数でもあるとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:45 | 材料でみる株価

ANAPは『メタバース』に関する連日の発表が好感され再び出直り強める

■専用メタバース空間の構築を支援する開発サービスなど開始へ

 ANAP<3189>(東証スタンダード)は4月8日、2日続伸基調となり、午前10時過ぎに12%高の437円(47円高)まで上げた後も堅調で再び出直りを強めている。7日付で、「プライベートメタバース空間構築事業を共同で開発」と発表したほか、6日付では、「メタバースファッション・ウェアラブルアイテム及びNFTの制作と販売を加速」と発表し、相次ぐ『メタバース』関連事業への取組に期待が強まっている。

 7日に発表した「プライベートメタバース空間構築事業」は、企業独自の専用メタバース空間を構築するメタバース開発サービスで、講演会などのバーチャルイベント、バーチャルオフィスなど企業活動の様々なシーンに対応可能なバーチャル空間を構築し、企業が来訪者に向けて各種のサービスを提供できるようサポートするという。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:17 | 材料でみる株価

NTTが4日ぶりに高値を更新、「リスクヘッジ株」の特性に加えTOPIX型の運用ウエイト高まる期待

■浮動株比率の見直し進むほど相対的に買い需要が拡がる方向に

 日本電信電話(NTT)<9432>(東証プライム)は4月8日、4%高の3753.0円(139.0円高)まで上げた後も堅調に推移し、株式分割を調整後の2000年以降の高値を4取引日ぶりに更新している。ロシアのウクライナ侵攻による諸々の影響を直接には受けにくい銘柄として「リスクヘッジ株」のひとつと位置づけられている上、日本取引所グループ<8697>(東証プライム)が7日、TOPIX(東証株価指数)構成銘柄の浮動株比率の見直しを公表し、相対的に買い需要が強まるとされ注目されている。

 TOPIX(東証株価指数)構成銘柄は、浮動株比率が低下すると寄与度・影響度も低下する。浮動株比率の見直しは定期的に行われているが、今回は、4月4日にスタートした上場市場区分の再編にともない浮動株の定義も見直すとされ、政策保有(もちあい株)の多い銘柄はその分だけ浮動株比率を引き下げる方向で4月以降6月をメドに段階的に引き下げるという。これによりトヨタ自動車<7203>(東証プライム)などは浮動株比率が引き下げられ、TOPIX連動型の資産運用ファンドにおけるウエイトも低下する一方、浮動株比率の変動が小さいNTTなどは相対的にウエイトが高まり、組み入れ買い需要の拡大につながると見られている。(HC)

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:26 | 材料でみる株価

アステラス製薬が一段高と出直る、研究活動を公開後は下げた日が一日しかない続伸基調

■全体相場が安い日はディフェンシブ株とされて高く「二刀流」の上げ方

 アステラス製薬<4503>(東証プライム)は4月8日、一段高と出直って始まり、取引開始後は4%高の2935.0円(103.0円高)まで上げ、3日続伸基調となっている。昨日まで日経平均などが大幅続落となった局面では、ディフェンシブストックとして医薬品株に退避資金が入ったとされ、その中でも値動きが強いとして注目し直される様子がある。

 また、4月1日付で、ホームページの「ニュース/お知らせ」コーナーに「研究活動に関するページを公開」を掲載。株価は翌日以降、安かった日が一日しかない続伸基調となっている。同6日には、「26年3月期の研究開発費6割増、先端分野投資」(4月5日配信の日経速報ニュース)と伝えられた。ディフェンシブ性と研究開発への期待が相乗し「二刀流」の上げ方だとの見方が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:45 | 材料でみる株価

ニコンが高値に迫る、自社株買いと消却など好感され買い気配で開始

■取得した全株式プラス500万株を消却

 ニコン<7731>(東証プライム)4月8日、買い気配のあと8%高に迫る1371円(99円高)で始まり、今年2月につけた2019年以来の高値1378円に迫っている。7日の15時に自己株式の取得(自社株買い)と消却を発表し、消却は自社株買いで取得した全株式プラス500万株としたことなどが好感されている。

 自社株買いは、2022年3月期の算発表日(5月12日予定)を通過後に開始し22年5月13日から23年3月24日まで、取得上限株数は3600万株(自己株式を除く発行済株式総数の9.8%)、取得総額は300億円。また、消却予定日は23年3月31日とした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:18 | 材料でみる株価
2022年04月07日

コニカミノルタは後場一段と値を戻す、AI・IoTによる映像・画像解析領域でソフトバンクと協業

■2022年度上期(予定)から相互接続へ

 コニカミノルタ<4902>(東証プライム)は4月7日、朝方の477円(17円安)を下値に持ち直し、後場は一段と値戻しを強めて489円(5円安)まで回復している。8日ぶりの反発。同日付で、AIやIoTを活用した映像・画像解析領域でソフトバンク<9434>(東証プライム)と戦略的協業に合意と発表しており、注目が強まる様子となっている。

 発表によると、両社は、コニカミノルタの画像IoTプラットフォーム「FORXAI(フォーサイ)」とソフトバンクのAI映像解析プラットフォーム「STAION(スタイオン)」を、2022年度上期(予定)から相互接続する。これにより、法人顧客やパートナー企業は、ニーズや用途に応じて、それぞれのプラットフォームに対応したAIモデルやデバイスの中から最適なものを組み合わせて、シームレスに利用できるようになるという。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:12 | 材料でみる株価

日本ハムが再び反発、ディフェンシブ買いに加えプロ野球の初サヨナラ勝ちも好感の様子

■「新庄ビッグボスが初サヨナラ勝ち、日本ハムついに2勝目」と伝えられる

 日本ハム<2282>(東証プライム)は4月7日、次第に強含む相場となり、午前11時にかけては4190円(100円高)まで上げて再び反発している。全体相場が日経平均の500円安などと冴えないため、ディフェンシブ性のある医薬品株や食品株に退避資金が流入しやすいとされる上、プロ野球・日本ハムファイターズが6日、初のサヨナラ勝ちで2勝目を上げたため、これも買い材料になったとの見方もある。

 6日のプロ野球では「日本ハム3−2ロッテ」(6日、札幌ドーム)となり、「新庄ビッグボスが初サヨナラ勝ち、日本ハムついに2勝目」(デイリースポーツ)などと伝えられた。このところの株価は3月30日に4200円を割り込み、今のところ一進一退の横ばい相場となっている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:21 | 材料でみる株価

マーキュリアホールディングスは8日続伸、リリース相次ぎ出直りを強める

■新ファンド組成、投資先の株式売却、企業分析レポート更新

 マーキュリアホールディングス<7347>(東証プライム)は4月7日、午前10時30分過ぎに7%高に迫る577円(36円高)まで上げ、時間とともに強含みながら8日続伸基調となっている。このところ、事業承継をテーマとしたバイアウト2号ファンドの組成完了(3月31日発表)、東京電解株式会社の株式譲渡(同4月4日)、企業リサーチ会社による同社分析レポートの更新(同4月6日)と会社側からのニュースリリースが相次いでおり、注目材料視されている。

 株価は出直りを強めており、7日は取引時間中として今年2月16日以来の550円台を回復した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:59 | 材料でみる株価

アステラス製薬が逆行高、研究開発費6割増報道など受けディフェンシブ買い強まる

■7日は時価総額7兆円を計画と伝えられ注目集まる

 アステラス製薬<4503>(東証プライム)は4月7日、時間とともに上げ幅を広げ、午前10時過ぎには5%高の1993.0円(95円高)まで上げて出直りを強めている。日経平均が500円安の中で、医薬品株はディフェンシブストックとされて買われる傾向がある上、このところ、「26年3月期の研究開発費6割増、先端分野投資」(4月5日配信の日経速報ニュース)、「時価総額7兆円計画」(同4月7日)などと伝えられ、他の薬品株よりもディフェンシブ買いが強いと受け止められている。

 研究開発費については、「2026年3月期の研究開発費を21年3月期比で56%増の3500億円程度まで引き上げる。金額ベースでは過去最高になる見込み」などと伝えられ、注目し直される様子がある。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:24 | 材料でみる株価