[材料でみる株価]の記事一覧
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記事一覧 (06/19)日本空調サービスが上場来高値を更新、創業60周年に関する期待強くデータセンターの建設拡大も材料視
記事一覧 (06/18)ナルミヤ・インターは後場再び強含む、小池氏が都知事選の公約を発表し「保育無償化を拡大」と伝えられ材料視、蓮舫氏の出方にも期待
記事一覧 (06/18)INFORICHが活況高、ローソン8000店にスマホ充電スタンド計画、期待強まる
記事一覧 (06/18)パワーソリューションズの出直り強い、7月末を基準日とする株式2分割を好感
記事一覧 (06/18)Recovery Internationalは一時13%高、発行株数の5%規模の自社株買い好感
記事一覧 (06/18)TDKが上場来の高値を更新、エネルギー密度100倍の全固体電池の材料開発に成功、EUの電池規則も視野とし注目強まる
記事一覧 (06/18)セイノーHDが出直る、三菱電機グループの物流会社を子会社化、期待強まる
記事一覧 (06/18)インフォコムが一段高、米投資ファンドによる買収報道に「開示準備が整い次第速やかにお知らせ」とし期待強まる
記事一覧 (06/17)笑美面が急反発、第2四半期決算の大幅上振れやブロードエンタープライズとの連携を好感
記事一覧 (06/17)サンバイオが一時49%高、「SB623」承認への期待に加え目標株価の引き上げなど材料視
記事一覧 (06/17)JMホールディングスが反発、「肉のハナマサ」関西でも本格展開、株主優待の拡充も好感
記事一覧 (06/17)曙ブレーキが急伸、事業再生計画の終了を発表し注目強まる
記事一覧 (06/14)アエリアは自社株買いなど好感され急激に出直る、発行株数の4.5%規模
記事一覧 (06/14)神鋼商事は3か月ぶり上場来高値を更新、新中期計画での「投資促進」など好感
記事一覧 (06/14)トップカルチャーが急伸、株主優待を10月から開始、図書カード、好感される
記事一覧 (06/14)ファンケルが買い気配、キリンHDによる買収報道を受け「本日付議」とし注目集まる
記事一覧 (06/13)テリロジーHDが高値を更新、岡山県の医療センターで4万人の情報流出など受け連想買いの見方
記事一覧 (06/13)サンバイオは後場も買い気配のままストップ高、「慢性期外傷性脳損傷プログラム」薬事審での審議に期待高揚
記事一覧 (06/13)CREは7月期末の特別配当など好感され急伸、「機動的な株主還元」
記事一覧 (06/13)デジタルアーツが出直り継続、自社株買い好感され2018年以来の安値圏から5日続伸基調
2024年06月19日

日本空調サービスが上場来高値を更新、創業60周年に関する期待強くデータセンターの建設拡大も材料視

■4月に創業60周年、配当は連結配当性向の50%程度メドに

 日本空調サービス<4658>(東証プライム)は6月19日、一段と上げて始まり、取引開始後は9%高の1144円(91円高)をつけ、2日ぶりに実質的な上場来の高値を更新している。決算説明会と新中期計画の説明の書き起こしを6月13日に開示してから再び上値を追う相場になり、19日は、生成AIの普及にともなうデータセンターの建設拡大について「外資7社攻勢」」「サーバー1000万台超を同時稼働」(日本経済新聞6月19日付朝刊)と伝えられたことなどを受けて需要拡大への期待が強まっている。

 また、同社は2024年4月28日に創業60周年を迎えた。5月中旬に24年3月期末配当の増配を発表したが、この増配は連結配当性向の目途を50%程度とする配当方針および業績動向による増配とし、「記念配当」といった表記がなかった。このため、業績動向によっては60周年の記念配当も期待できると予想する動きもあるようだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:46 | 材料でみる株価
2024年06月18日

ナルミヤ・インターは後場再び強含む、小池氏が都知事選の公約を発表し「保育無償化を拡大」と伝えられ材料視、蓮舫氏の出方にも期待

■無償化で浮いたおカネは子供服などの購入に充てられるとの見方

 ナルミヤ・インターナショナル<9275>(東証スタンダード)は6月18日の後場寄り後、次第に強含んで1337円(16%高)をつけ、朝方につけた前場の高値1338円に迫っている。子供服の大手で、正午過ぎに「小池百合子氏、保育無償化を拡大、都知事3選へ公約発表」(日経電子版)と伝えられ、買い材料視する動きがあるという。保育園のキッズスマイルHD(Kids Smile Holdings)<7084>(東証グロース)は後場寄り後に値を消して軟調。保育無償化で浮いたおカネは子供服や育児用品の購入に充てられるとの見方が出ている。

 報道によると、小池百合子東京都知事は18日に「オンラインで記者会見を開き、3選を目指す都知事選(20日告示−7月7日投開票)の公約を発表した。保育料無償化の拡大や無痛分娩の助成制度の創設などを柱に据えた。選挙戦では『東京大改革3.0』を掲げ、少子高齢化対策や防災、経済の活性化などを訴える」という。

 一方、都知事選に立候補している蓮舫氏も18日に公約を発表するとされ、「蓮舫氏の公約は『7つの約束』(注略)公約発表も同じ日に」(産経新聞のニュースサイト6月18日9:27)と伝えられた。株式市場関係者の中には、経済や消費などを喚起する上で、小池都知事の政策を上回るような政策提案に期待する様子がある。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:46 | 材料でみる株価

INFORICHが活況高、ローソン8000店にスマホ充電スタンド計画、期待強まる

■ローソン利用客の充電ニーズに対し、より広範囲での対応をめざす

 INFORICH<9338>(東証グロース)は6月18日、16%高の4270円(585円高)まで上げたあと伸びきれないが後場寄り後も11%高の4100円前後で売買され、約1か月ぶりに4000円台を回復して活況高となっている。街角でスマホ充電器を借りられるモバイルバッテリーのシェアリングサービス「ChargeSPOT」について、18日付でローソン店舗への設置拡大と今後3年間で約8000店舗にバッテリースタンドの追加設置を目指すことなどを発表し、注目されている。

 発表によると、「ChargeSPOT」のローソン店舗への設置は2018年10月から開始し、24年3月末時点で約2800店舗に設置を行っている。ローソンを利用する来店客の充電ニーズに対して、より広範囲での対応を実現するため、この度の設置拡大と協力体制の強化が決定した。また、前週末14日には、SBI証券が投資評価を開始し、投資判断「買い」、目標株価1万円でカバーを開始と伝えられており、上値余地の高さを再認識する様子もある。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:09 | 材料でみる株価

パワーソリューションズの出直り強い、7月末を基準日とする株式2分割を好感

■システムとユーザをつなぐITの隙間、ラストワンマイルに特化

 パワーソリューションズ<4450>(東証グロース)は6月18日、7%高の3200円(200円高)まで上げた後も値上がり率5%前後で売買され、急反発となっている。7月31日を基準日とする株式2分割が好感され、5月14日につけた2020年以来の高値3400円に向けて出直りを強めている。

 システムとユーザ−をつなぐITの隙間、ラストワンマイルに特化し、コンサルティングやDXソリューション、システム設計・開発から運用保守まで一気通貫でサポートする。6月17日の午後、株式分割を発表し、2024年7月31日(水)を基準日として、同日最終の株主名簿に記載または記録された株主の有する株式数を1株につき2株の割合をもって分割するとした。

 24年4月には、DX(デジタルトランスフォーメーション)を支援する業務・ITコンサルティング会社(株)イノベーティブ・ソリューションズ(神奈川県横浜市)の株式を取得(発行済株式の51%を取得)し、子会社化した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:22 | 材料でみる株価

Recovery Internationalは一時13%高、発行株数の5%規模の自社株買い好感

■2024年7月1日から11月30日まで実施

 Recovery International<9214>(東証グロース)は6月18日、大きく出直る相場となり、一時13%高の1604円(189円高)まで上げる場面をみせて約1か月ぶりに1600円台を回復した。発行株数の4.95%(7万株)規模の自社株買いが好感され、出来高も急激に増加している。

 リカバリーのプランドで訪問看護ステーションなどを運営する。17日の午後に自己株式の取得(自社株買い)を発表し、取得株式総数7万株(上限、自己株式を除く発行済株式総数に対する割合4.95%)、取得総額1億円(上限)で2024年7月1日から同年11月30日まで実施するとした。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:05 | 材料でみる株価

TDKが上場来の高値を更新、エネルギー密度100倍の全固体電池の材料開発に成功、EUの電池規則も視野とし注目強まる

■「熱安定性が高く身体に直接触れるウェラブルデバイス等での使用を想定」

 TDK<6762>(東証プライム)は6月18日、再び一段と上げ、午前10時過ぎには5%高の9344円(481円高)まで上げ、3日ぶりに実質的な上場来の高値を更新している。17日付で「エネルギー密度100倍の全固体電池の材料開発に成功」と発表しており、好業績などで上げる相場に新たな買い材料が加わる形になっている。

 発表によると、今回、当社で長年培ってきた材料開発技術を発揮し、酸化物固体電解質とリチウム合金負極の採用により、現在量産中の全固体電池(製品名:CeraCharge)よりもはるかに高いエネルギー密度を備えた新たな全固体電池のための材料設計開発に成功した。酸化物固体電解質を採用しているため、既存の製品に比べて熱安定性が高いことから、身体に直接触れるウェラブルデバイス等での使用を想定している。また、EU(欧州連合)の電池規則に伴い一次電池から二次電池への置き換えが必要とされるコイン型一次電池を代替し、環境負荷低減に貢献することも想定している。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:20 | 材料でみる株価

セイノーHDが出直る、三菱電機グループの物流会社を子会社化、期待強まる

■「特積みのセイノーからロジのセイノー」に向け飛躍的な成長が可能に

 セイノーHD(セイノーホールディングス)<9076>(東証プライム)は6月18日、反発相場となり、取引開始後は2086.5円(24.0円高)まで上げて5日ぶりに2086円を回復し、出直っている。午前8時45分に三菱電機<6503>(東証プライム)と共同で三菱電機ロジスティクス株式会社の株式譲渡などについて発表し、「三菱電機ロジスティクスは三菱電機の子会社からセイノーHDの子会社に異動することとなる」などとした。「物流の2024年問題」克服に向けて期待が強まっている。

 発表によると、現在物流業界では、人手不足に起因した長距離輸送を中心とする「運べないリスク」や、コロナ禍や災害において顕著となった有事の際のサプライチェーンの分断リスク等が顕在化している。また、荷主の取扱商材の多様化、生産拠点及び販路のグローバル化を背景に輸送ニーズそのものが複雑化しており、サステナブルな物流サプライチェーンの構築が必要であると認識している。セイノーHDは「特積みのセイノーからロジのセイノーへ」を重点戦略としており、「ロジのセイノー」に向けロジスティクス事業を飛躍的に成長させることが可能になる。新たな株式保有割合は、24年10月1日をメドにセイノーHD66.6%、三菱電機33.4%になる予定とした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:57 | 材料でみる株価

インフォコムが一段高、米投資ファンドによる買収報道に「開示準備が整い次第速やかにお知らせ」とし期待強まる

■TOB価格が1株何円になるか期待が募る様子

 インフォコム<4348>(東証プライム)は6月18日、一段と上げて始まり、取引開始後は6%高の6110円(370円高)まで上げて実質的な上場来の高値を更新している。「めちゃコミ」買収、2800億円、米ブラックストーンがTOB、6000円前後で」(日本経済新聞6月18日付朝刊)と伝えられ、インフォコムは午前8時過ぎに「本件については、本日開催した当社取締役会で決議しており、開示準備が整い次第速やかにお知らせ」すると発表。TOB(株式公開買付)価格が1株何円になるか期待が募る様子となっている。

 報道によると、米投資ファンドのブラックストーンが「19日から1株6000円前後でTOB(株式公開買い付け)を始める」「インフォコム株を55%保有する親会社の帝人はTOBには応募しない。TOBの成立後、自社株買いに応じる形で全株を売却する」「東証プライム上場のインフォコムはTOBが成立すれば非公開化で上場廃止となる」もよう。帝人<3401>(東証プライム)の株価も1432.0円(34.5円高)と値上がりしている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:34 | 材料でみる株価
2024年06月17日

笑美面が急反発、第2四半期決算の大幅上振れやブロードエンタープライズとの連携を好感

■シニアホームのWi−Fi環境整備を推進し快適な暮らしを支援

 笑美面<9237>(東証グロース)は6月17日、急反発となり、20%高の2770円(464円高)まで上げて今年4月24日以来、約2か月ぶりに2700円台を回復し、午前11時にかけても2700円をはさんで売買活況となっている。14日の夕方に発表した第2四半期連結決算(2023年11月〜24年4月・累計)で各利益が23年12月に開示した前回予想の2倍となり、ブロードエンタープライズ<4415>(東証グロース)が同日付で「笑美面と連携し、シニアホームのWi−Fi環境整備を推進」と発表したことが買い材料視されている。

 ブロードエンタープライズの発表によると、笑美面が運営するシニアホーム運営会社との業務連携プラットフォームサイト「ケアプライムコミュニティ」サイトで、ブロードエンターのマンション向け高速インターネット「B−CUBIC」の掲載を開始した。近年、シニア世代の多い集合住宅において、健康管理のための見守りサービス・入居する高齢者の方自身のメッセンジャーアプリ利用・SNSの活用等、インターネット環境のニーズが高まっている。笑美面社は、シニア世代の入居検討者に対してシニアホーム探しを支援している。その活動の中で、450法人を超えるシニアホーム運営事業者との業務連携コミュニティサイトを運営しており、シニアホームのWi−Fi環境整備を推進し、入居者の快適で便利な暮らしを支えることとした。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:14 | 材料でみる株価

サンバイオが一時49%高、「SB623」承認への期待に加え目標株価の引き上げなど材料視

■4日連続大幅高、薬事審の審議事項に記載とされて急騰開始

 サンバイオ<4592>(東証グロース)は6月17日、4日連続大幅高となり、一時49%高の1156円(381円高)まで上げて2022年10月以来の1000円台に進み、その後は売買交錯だが爆発的な出直り相場となっている。開発中の「SB623慢性期外傷性脳損傷プログラム」の承認への期待に加え、第1四半期決算での赤字大幅改善、証券会社による目標株価の引き上げが買い材料視されている。

 開発中の「SB623慢性期外傷性脳損傷プログラム」について、厚生労働省が6月19日に開催する薬事食品衛生審議会の部会の審議事項に同社開発品SB623である再生医療等製品「アクーゴ脳内移植用注」が含まれていたと12日の15時に発表。この発表の前に一部報道で伝えられたとされ、株価は12日の午後から急伸相場となった。13日に発表した第1四半期決算は赤字が大幅に改善し、経常利益は前年同期比で黒字化。14日には野村証券が目標株価を2300円から2500円に引き上げたと伝えられた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:54 | 材料でみる株価

JMホールディングスが反発、「肉のハナマサ」関西でも本格展開、株主優待の拡充も好感

■関西エリアで8店舗譲受、新規出店店舗とあわせ10店舗を展開へ

 JMホールディングス<3539>(東証プライム)は6月17日、反発相場となり、午前9時40分にかけて2775円(56円高)まで上げて今年6月3日につけた2020年以来の高値2999円に向けて出直っている。関東エリアで「肉のハナマサ」などを56店舗展開する連結子会社(株)花正が関西でスーパーマーケット事業を行う(株)フライフィッシュ(大阪府大阪市)から8店舗の譲渡を受けると6月14日付で発表し、買い材料視されている。また、12日には株主優待制度の変更(拡充)も発表し、好感されている。

 発表によると、関西エリアでの店舗展開は、新規出店する2店舗とあわせて10店舗の展開になる。譲受する8店舗についは、24年秋から冬頃にかけて「肉のハナマサ」に店舗をリニューアルしたうえで、順次開店を予定しているとした。

 また、株主優待制度の変更(拡充)は、100株以上で1年以上継続保有する株主を対象に実施している株主優待について、更なる株主様満足度の向上と目的として、現在の1品目に対し3品目から1品目を選択できるようにする。2024年7月31日基準日の株主優待から適用する。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:04 | 材料でみる株価

曙ブレーキが急伸、事業再生計画の終了を発表し注目強まる

■24年3月期には営業利益32億円まで回復、さらに合理化を計画

 曙ブレーキ工業<7238>(東証プライム)は6月17日、急反発となり、取引開始後は25%高の157円(31円高)まで上げ、急激な出直りとなっている。前取引日の午後に支援後債権の完済、事業再生計画期間終了を発表し、2024年6月28日をもって事業再生計画期間が終了すると宣言、好感買いが集中している。

 同社は2019年9月に産業競争力強化法に基づく事業再生ADR手続の成立などを発表し、再建に取り組んできた。24年3月期には市況高騰による影響について販売価格への転嫁を進めたことや生産性改善などの合理化の効果により営業利益は32億円まで回復した。また、23年10月には米国子会社1工場の生産終了・閉鎖(閉鎖時期:25年12月予定)を決議しており、今後の更なる収益体質改善、並びに好採算事業強化などに取り組むとした。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:42 | 材料でみる株価
2024年06月14日

アエリアは自社株買いなど好感され急激に出直る、発行株数の4.5%規模

■第1四半期決算は各利益とも赤字だったが通期増益予想を継続

 アエリア<3758>(東証スタンダード)は6月14日、急反発となり、10%高の316円(29円高)まで上げる場面を見せて年初来の安値圏から急激に出直っている。13日の通常取引終了に自己株式の取得(自社株買い)を発表。12日には、連結子会社が本格海戦ゲーム『蒼焔の艦隊』のコラボ後半戦を同日から開催と発表し、買い材料視されている。

 自社株買いは、取得上限株数100万株(自己株式を除く発行済株式総数の4.5%)、取得価額の総額3億円(上限)で、2024年6月14日から同年12月23日までの予定で行うとした。第1四半期の連結決算(2024年1月1日〜2024年3月31日)は各利益とも赤字だったが、24年12月通期の予想は営業利益8億円(前期比67.9%増)親会社株主に帰属する当期純利益5億円(同4.1%増)などの期初開示予想を継続した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:53 | 材料でみる株価

神鋼商事は3か月ぶり上場来高値を更新、新中期計画での「投資促進」など好感

■前計画では最高益を更新したが投資については課題が

 神鋼商事<8075>(東証プライム)は6月14日、再び一段高となり、午前11時にかけて5%高の7470円(320円高)まで上げて約3か月ぶりに実質的な上場来の高値を更新している。5月22日に新たな中期計画として「中期経営計画2026」を発表し、6月3日には半導体製造装置向けアルミチャンバー合弁加工会社の設立を発表。株価は6月12日まで5日続伸の出直りとなり、なか一日空けて一段高となってきた。

 新中期計画では、前計画期間中の23年3月期に最高益を更新しながらも、投資については目標を下回り課題が残ったとし、「将来の為の投資の必要性」の実行を強調した。6月3日に発表した半導体製造装置向けアルミチャンバー合弁加工会社の設立は、「投資の促進」の一環として取り組むもので、「新会社設立により機械加工拠点を2拠点確保し、BCP需要(不測の事態の発生に対するリスク回避)にも応えることが可能」(発表資料より)になるとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:16 | 材料でみる株価

トップカルチャーが急伸、株主優待を10月から開始、図書カード、好感される

■保有株数500株以上1500株未満で1年未満なら1000円分

 トップカルチャー<7640>(東証スタンダード)は6月14日、飛び出すように大きく出直り、一時18%高の186円(28円高)まで上げた後も180円前後で売買されている。13日の通常取引終了後に第2四半期決算と株主優待制度の導入などを発表。第2四半期連結決算(2023年11月〜24年4月・累計)は前年同期に続いて各利益とも赤字だったが、優待をこの10月末現在で500株以上保有する株主を対象に開始するとし、好感されている。

 優待品は図書カード。たとえば、保有株数500株以上1500株未満の場合、保有期間1年未満の株主には1000円分を、同1年以上の株主には1500円分を贈呈するとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:35 | 材料でみる株価

ファンケルが買い気配、キリンHDによる買収報道を受け「本日付議」とし注目集まる

■キリンHDはファンケルの1位株主で「残りの全株式の取得を目指す」

 ファンケル<4921>(東証プライム)は6月14日、買い気配のまま2000円(115.5円高)に乗って始まり、急反発となっている。朝、「キリン、ファンケルを買収、2100億円、完全子会社化、健康食品を成長軸に」(日本経済新聞6月14日付朝刊)と伝えられ、ファンケルは東証適時開示で朝「検討していることは事実」「本日開催の取締役会に付議する予定」と発表。買い材料視されている。一方、キリンHD(キリンホールディングス)<2503>(東証プライム)は2112.0円(50.0円安)で始まり軟調となっている。

 キリンHDはファンケルの1位株主で30%余りを保有している。報道によると、「残りの全株式の取得を目指す」とし、「ファンケル買収でノウハウを取り込み、ビール中心の経営からかじを切る」とした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:14 | 材料でみる株価
2024年06月13日

テリロジーHDが高値を更新、岡山県の医療センターで4万人の情報流出など受け連想買いの見方

■業績は快調で「ホールディングス」発足以来、連続最高益

 テリロジーHD(テリロジーホールディングス)<5133>(東証スタンダード)は6月13日、続伸基調となって後場一段と上値を追い、13時40分過ぎには7%高の413円(27円高)まで上げて「ホールディングス」として上場した2022年11月以降の最高値に進んでいる。6月7日に米社製の脆弱性リスク管理マネージドセキュリティサービスの提供を開始と発表するなどサイバーセキュリティ関連サービスに強いと位置付けられ、「岡山県精神科医療センター、サイバー攻撃で約4万人の情報流出か」(NHKニュースWEB6月11日18時11分)との事件を受けて注目が再燃したとみられている。

 業績は快調で、今期・25年3月期の連結業績予想は営業利益を前期比38%増、親会社株主に帰属する当期純利益を39%増とするなどで「ホールディングス」発足以来、毎期連続最高を更新する見込み。業績面で買い安心感があるため連想買いも入りやすいようだ。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:26 | 材料でみる株価

サンバイオは後場も買い気配のままストップ高、「慢性期外傷性脳損傷プログラム」薬事審での審議に期待高揚

■3月は継続審議と判断され品質に関する追加データ等を提出

 サンバイオ<4592>(東証グロース)は6月13日の前場、気配値のままストップ高の675円(100円高、17%高)で推移して値がつかず、後場もストップ高買い気配で始まり、2日連続ストップ高となっている。昨12日の14時頃、開発中の「SB623」(慢性期外傷性脳損傷プログラム)が薬事審議会の審議事項に含まれていると伝えられたことを受けて株価は急伸。会社側は15時に「国内SB623慢性期外傷性脳損傷プログラム製造販売承認取得の状況について(続報)」を発表。今朝も買い殺到で始まった。

 発表によると、12日、厚生労働省より、薬事食品衛生審議会:再生医療等製品・生物由来技術部会を6月19日に開催することが公表され、議題には当社開発品SB623である、「再生医療等製品『アクーゴ脳内移植用注』の製造販売承認の可否、条件及び期限の要否並びに再審査期間の指定の要否について」が審議事項として含まれていた。本部会において当社開発品SB623の承認可否が審議されることとなった。

 3月に開催された薬事審では継続審議と判断され、当局と協議し、品質に関する追加のデータ等を提出することなどを同月下旬に開示していた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:49 | 材料でみる株価

CREは7月期末の特別配当など好感され急伸、「機動的な株主還元」

■7月期末は普通配当26円と合わせ50円の予定に

 CRE(シーアールイー)<3458>(東証プライム)は6月13日、急伸相場となり、午前10時過ぎに12%高の1453円(152円高)まで上げて4月10日以来、約2か月ぶりに1450円台を回復し、急激な出直りとなっている。物流施設投資事業やアセットマネジメント事業を行い、12日の通常取引終了後に第3四半期連結決算と特別配当による大幅増配などを発表し、好感買いが先行している。

 機動的な株主還元として、今期・2024年7月期の期末配当に特別配当として1株24円の実施を決定し、発表済みの普通配当(累進配当)26円(予想)と合わせて50円の予定(従来予想比24円増、前期比25円増)とした。年間では75円(前期比50円増)になる。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:16 | 材料でみる株価

デジタルアーツが出直り継続、自社株買い好感され2018年以来の安値圏から5日続伸基調

■14万株(発行株数の1.02%)など上限に6月13日から開始

 デジタルアーツ<2326>(東証プライム)は6月13日、取引開始後に3835円(125円高)まで上げて5月21日以来、約3週間ぶりに3800円台を回復し、午前10時30分を過ぎても3825円前後で推移している。12日の夕方に発表した自己株式の取得(自社株買い)が好感され、2018年以来の安値圏から5日続伸基調の出直りとなっている。

 取得株式総数は14万株(自己株式を除く発行済株式総数の1.02%)、取得総額5億円を各上限として、2024年6月13日から同年9月12日までの予定で行うとした。取得方法は東京証券取引所における市場買付。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:44 | 材料でみる株価