[材料でみる株価]の記事一覧
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記事一覧 (01/08)千葉興銀が高値を更新、筆頭株主に「アリアケ・マスター・ファンド」、思惑買い
記事一覧 (01/07)マルマエが戻り高値を更新、「グリーンパートナー」東京エレクの上げが突出し連動高の期待
記事一覧 (01/07)エイトレッドが一段と出直る、生成AIを最大限に活用したAI受託開発を提供、期待と注目が再燃
記事一覧 (01/07)マーケットエンタープライズは2週間ぶりに高値を更新、リユースプラットフォーム「おいくら」など好調で値動きも追撃買い妙味
記事一覧 (01/07)日本製鉄は続落模様、USスチール買収にトランプ氏も疑義と伝わり様子見姿勢
記事一覧 (01/07)ファンデリーが2日連続ストップ高、株主優待の導入に続き「ファン株主2万人構想」を打ち出し好感買い殺到
記事一覧 (01/07)第一屋製パンが一段と出直る、1月1日納品分から一部価格改定、約1か月ぶりに600円台を回復
記事一覧 (01/07)富士通ゼネラルが買い気配のまま急伸、給湯器などの「パロマ」持株会社がTOB
記事一覧 (01/06)スズキが8%高、自動車業界の再編など今年の注目要因とされる中でインドに強い点など注視
記事一覧 (01/06)古河電工は8年ぶりの高値に進む、「高速光通信の米進出」やマイクロソフトの巨額投資など材料視
記事一覧 (01/06)ヒーハイストは高値に向けて出直り強める、引き続き株主優待制度の新設を好感
記事一覧 (01/06)ファンデリーが急伸ストップ高、株主優待の導入を好感
記事一覧 (01/06)商船三井が上場来の高値を更新、「LNG船4割増」と伝えられ注目再燃
記事一覧 (01/06)日本製鉄は反落模様で始まる、USスチール買収にバイデン大統領が中止を命令と伝えられ株価も注視
記事一覧 (12/30)Terra Droneが上場来高値を更新、ほぼ4週間ぶり
記事一覧 (12/30)ASIAN STARが再び出直る、中国人向けビザ緩和などへの期待強い
記事一覧 (12/30)アスタリスクが17%高、バーコードに代わる大量一括読み取りツール「AsCode」に注目集まる
記事一覧 (12/30)DWTIが急伸、緑内障・高眼圧症治療剤タイで承認、実施料の受領など好感
記事一覧 (12/30)ウエルシアHDとツルハHDが大きく出直る、「統合2年前倒し」と伝えられ期待強まる
記事一覧 (12/30)力の源HDは配当「過払い」だが底堅く始まる、返還請求などは行わない方針
2025年01月08日

千葉興銀が高値を更新、筆頭株主に「アリアケ・マスター・ファンド」、思惑買い

■地銀などの株式を取得しているファンドとされ推移に注目強まる

 千葉興業銀行<8337>(東証プライム)は1月8日、続伸基調で始まり、取引開始後は1514円(49円高)まで上げて約2週間ぶりに高値を更新、減資を考慮すると2008年以来の高嶺水準に進んでいる。7日午前、筆頭株主の異動について発表し、「アリアケ・マスター・ファンド(Ariake Master Fund)」(所在地ケイマン諸島)が筆頭株主になったとし、買い材料視されている。同ファンドの保有割合は、議決権割合でこれまでの9.64%(2024年9月30日現在、第2位株主)から19.93%(25年1月6日現在、第1位株主)になったとした。

 これまで第1位株主だったみずほフィナンシャルグループ<8411>(東証プライム)の株式会社みずほ銀行は第2位株主になった。アリアケ・マスター・ファンドは、ありあけキャピタル株式会社(東京都中央区)系の投資ファンドとされ、「ありあけキャピタルは、ゴールドマンサックス出身の田中克典氏が代表を務め、ファンドを通じて地銀などの株式を取得している」(ロイターニュースより)という。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:48 | 材料でみる株価
2025年01月07日

マルマエが戻り高値を更新、「グリーンパートナー」東京エレクの上げが突出し連動高の期待

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■第1四半期の売上高71%増加など業績好調なため買い安心感

 マルマエ<6264>(東証プライム)は1月7日の後場一段高となり、14時過ぎに9%高の1780円(147円高)をつけて2日ぶりに戻り高値を更新している。半導体製造装置やFPD(フラットパネル・ディスプレイ)製造装置の心臓部に当る真空パーツの開発製造などを行い、2024年12月27日に発表した第1四半期決算(24年9〜11月/連結)の大幅増益を受けて株価は翌30日に急伸。年明け初日は一服だったが、7日はNY株式市場での半導体株高を受けて一気に昨年末の急伸を上回る上げ相場となっている。

 第1四半期決算(24年9〜11月/連結)は売上高71%増加など業績好調だった。7日の活況高は米半導体株高が好感されたとの見方だが、同社は24年10月に東京エレクトロン<8035>(東証プライム)の「グリーンパートナー」に2年連続で認定されたと発表しており、その東京エレクトロン株が7日は13時過ぎに12%高まで上げ、日本の半導体関連株の中でも突出した上げ相場となっている。このためマルマエに対する注目度も格別のものになったとの見方がある。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:04 | 材料でみる株価

エイトレッドが一段と出直る、生成AIを最大限に活用したAI受託開発を提供、期待と注目が再燃

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■ソフトクリエイト開発のAI開発プラットフォームを用いシステム開発を高い水準で実現

 エイトレッド<3969>(東証スタンダード)は1月7日、一段と出直る相場となり、1533円(22円高)をつけたあとも堅調に売買されている。同日午前、「生成AIを最大限に活用したAI受託開発を提供」と発表し、注目が強まった。

 発表によると、同社の持株会社ソフトクリエイトホールディングス<3371>(東証プライム)傘下のソフトクリエイトが開発したAI開発プラットフォーム「Safe AI Insights(セーフ エーアイ インサイツ)」を用いて、エイトレッドが開発した国内ワークフロー市場シェアNo.1製品のワークフローシステム「AgileWorks」及び「X−point Cloud」のSI開発を提供する。

 今回、「AgileWorks」「X−point Cloud」の帳票作成、回付作成、周辺システム連携等の開発に最大限AIを活用し、システム開発を高い水準で実現するSI開発を提供する。そのほか、AI開発プラットフォーム「Safe AI Insights」を活用したSI開発を可能としている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:21 | 材料でみる株価

マーケットエンタープライズは2週間ぶりに高値を更新、リユースプラットフォーム「おいくら」など好調で値動きも追撃買い妙味

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■「おいくら」サービスを導入した自治体は12月下旬で全国214に

 マーケットエンタープライズ<3135>(東証プライム)は1月7日、再び一段高となり、9%高の1549円(127円高)まで上げて約2週間ぶりに昨年来の高値を更新しながら活況高となっている。ネット型リユース事業で不要品の再活用を支援し、「高く売れるドットコム」や「おいくら」などのサイトを運営、モバイル通信事業なども展開。12月中旬に発表した株主優待制度の拡充を契機に株価は急騰し、その後の調整が浅いため、今期最高益見通しの業績への期待を背景に追撃買い妙味が高まったとの見方が出ている。

 リユースプラットフォーム「おいくら」は、不要品を売りたい方が「おいくら」を通して査定依頼をすると、全国の加盟リサイクルショップに一括査定依頼され、買取価格を比較することができる。全国の自治体が、転居などにともなう不要品の減量やSDGsへの取組等を目的に「おいくら」を活用する事例が増えており、12月25日に連携をスタートした沖縄県島尻郡南風原町(赤嶺正之町長)により、「おいくら」サービスを導入した自治体は全国で214にのぼった。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:57 | 材料でみる株価

日本製鉄は続落模様、USスチール買収にトランプ氏も疑義と伝わり様子見姿勢

■会社側は7日午前に会見を開いたが株価の反応は今ひとつ

 日本製鉄<5401>(東証プライム)は1月7日、小高く始まったあと次第に値を消し、一時3091.0円(67.0円安)まで軟化して2日続落模様となっている。米USスチール買収を巡り、トランプ次期米大統領が6日、「『関税によってより高収益で価値ある企業になるのに、なぜ売却したいのだろうか』と述べた」(時事ドットコム1月6日23時)と伝えられ、様子見姿勢が漂う感触になった。バイデン大統領は年初早々に買収中止命令を出したと伝えられたため、新旧の両大統領を「敵」に回す格好になった。

 日本製鉄は1月6日午前8時30分と夜9時に各々USスチール買収に関する「開示事項の経過」を発表し、7日は午前9時過ぎから橋本英二会長ほかが会見を行った。しかし、株価の反応は今ひとつとなっており、株式市場関係者からは、「トランプ発言によって一段と波が荒くなった」といった受け止め方が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:28 | 材料でみる株価

ファンデリーが2日連続ストップ高、株主優待の導入に続き「ファン株主2万人構想」を打ち出し好感買い殺到

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■「株主2万人」は直近株主数の約9倍、期待高揚

 ファンデリー<3137>(東証グロース)は1月7日、買い気配のまま2日連続ストップ高の380円(80円高、27%高)に達し、連日急伸している。2024年の最終取引日(12月30日)に株主優待制度の導入を発表し、25年最初の取引日(1月6日)に「ファン株主2万人構想」を発表。24年9月末現在の株主数は2241名のため、株主数を一挙9倍に拡大する構想になり期待が高揚した。

 「ファン株主2万人構想」における2025年の株主増加及びリレーション強化の施策としては、@株主試食会イベント<5月25日(日)10:00〜14:00>、A株主優待制度の開始、B株主アンケートの実施<6月予定>、C管理栄養士による健康セミナー(株主懇親会)<7月6日(日)10:00〜12:00>、D流通株式比率増加への取り組み、を列挙した。

 なお、日証金は同社株の貸借取引に関する申込停止を7日約定分から発動した。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:10 | 材料でみる株価

第一屋製パンが一段と出直る、1月1日納品分から一部価格改定、約1か月ぶりに600円台を回復

■平均5.4%改定、業績回復に期待

 第一屋製パン<2215>(東証スタンダード)は1月7日、一段高で始まり、取引開始後は9%高の618円(51円高)まで上げ、約1か月ぶりに600円台を回復している。2025年1月1日納品分から一部商品の価格改定を行うと24年11月に開示しており、収益への寄与が期待されている。同社の連結業績は22年12月期まで赤字傾向だったが、以後は回復に転じている。

 24年11月1日に「商品価格改定のお知らせ」を発表し、食パンなど一部商品の出荷価格を25年1月1日納品分より平均5.4%改定するとした。油脂・糖類などの副原料の高止まりに加え、包装資材などの原料価格も依然として高騰が続いている上、エネルギー価格や物流費、人件費も上昇していることから、総じてコストの吸収が難しい状況になったとした。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:47 | 材料でみる株価

富士通ゼネラルが買い気配のまま急伸、給湯器などの「パロマ」持株会社がTOB

■TOB価格は1株2808円、本日のストップ高は500円高の2773円

 富士通ゼネラル<6755>(東証プライム)は1月7日、買い気配で始まり、午前9時20分にかけては気配値のまま15%高の2623円(350円高)まで上げている。6日の15時30分、給湯器などの大手「パロマ」の持株会社パロマ・リームホールディングスが同社株に対して公開買付(TOB)を行うと発表し、富士通ゼネラルは賛同の意も表明、買い殺到となった。本日のストップ高は500円高の2773円。

 パロマ・リームホールディングスが6日午後、富士通ゼネラル株式へのTOB(公開買付)を発表した。TOB価格は1株2808円。TOBの開始時期は7月頃になる見込み。完全子会社化をめざすとした。富士通ゼネラルの1位株主・富士通<6702>(東証プライム)の株価も値上がりしている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:23 | 材料でみる株価
2025年01月06日

スズキが8%高、自動車業界の再編など今年の注目要因とされる中でインドに強い点など注視

■大御所の逝去を受け同社にも再編の波が打ち寄せるとの思惑

 スズキ<7269>(東証プライム)は1月6日、8%高の1932.5円(142.5円高)まで上げて2024年7月以来の1900円台に進み、後場も1900円前後で堅調に売買されている。12月にホンダ<7267>(東証プライム)日産自<7201>(東証プライム)が経営統合への協議開始を発表し、今年は自動車業界の再編の動きが注目材料とされている中、スズキの大御所と言われた鈴木修・元会長が12月に逝去したことを受け、同社にもこの波が打ち寄せて来るとの思惑が出ているようだ。

 株式市場関係者の見立てでは、スズキはインドへの進出が早く事業基盤が確立しているため、インド進出を進める上で「スズキと組めば早い」との見方がある。資本面では、トヨタ自動車<7203>(東証プライム)がスズキに5%近く出資し、SUBARU<7270>(東証プライム)には20%出資していることもあり、思惑が湧き出しやすいようだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:10 | 材料でみる株価

古河電工は8年ぶりの高値に進む、「高速光通信の米進出」やマイクロソフトの巨額投資など材料視

■米巨大テック企業のデータセンター投資需要を取り込む期待

 古河電気工業<5801>(東証プライム)は1月6日、8%高に迫る7192円(507円高)まで上げて2017年以来の高値に進み、後場も同年以来の7000円台に乗ったまま堅調に売買されている。「高速光通信の米進出、官民で後押し、GAFA需要狙う」(日本経済新聞1月6日付朝刊)と伝えられたことや、「マイクロソフト、AI開発のデータセンター構築に巨額投資と発表」(NHKニュースWEB1月4日)と伝えられたことなどが買い材料視されているようだ。日経平均600円安の中で強さが目立っている。

 高速光通信の米進出については、総務省が、「25年にも、米巨大テック企業が研究開発拠点を構えるシリコンバレーでの実証施設の設置を支援する。(中略)データセンター投資を進める巨大テック企業『GAFA』などの需要を取り込んで、日本勢の米国でのシェア拡大を目指す」と伝えられた。また、マイクロソフトの巨額投資については、「ことし6月末までに、開発に必要なデータセンターの構築に日本円で12兆5000億円余りの巨額の投資を行う」と伝えられ、注目されている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:23 | 材料でみる株価

ヒーハイストは高値に向けて出直り強める、引き続き株主優待制度の新設を好感

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■25年3月末現在で100株以上を保有する株主を対象に開始

 ヒーハイスト<6433>(東証スタンダード)は1月6日、続伸基調となり、399円(21円高)をつけた後も堅調に売買され、昨年来の高値413円(2024年12月18日)に向けて出直りを強めている。24年12月4日に株主優待制度の新設を発表しており、引き続き好感されている。

 新設する株主優待は、個人株主が多数を占める株主構成を考慮し、個人株主の関心や期待が高い株主優待制度の導入を決定した。発表日の直近株価で総合利回り(配当と株主優待の各利回りの合計)最大約12%に設定した株主優待制度とし、2025年3月31日現在で100株以上を保有する株主を対象に開始、一律に「QUOカード3000円分」を贈呈するとした。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:25 | 材料でみる株価

ファンデリーが急伸ストップ高、株主優待の導入を好感

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■国産ハイブランド冷食『旬をすぐに』の「お食事クーポン」を贈呈

 ファンデリー<3137>(東証グロース)は1月6日、買い殺到で始まり、気配値のままストップ高の300円(80円高、36%高)に達し急伸相場となっている。前取引日(12月30日)の午後に株主優待制度の導入を発表し、好感買いが集中した。300円台は2024年9月以来になる。

 株主優待の開始は2025年3月31日現在で100株(1単元)以上を保有する株主からで、保有株式数に応じて、同社サービスである国産ハイブランド冷食『旬をすぐに』で利用できる「お食事クーポン」を贈呈する。100株以上500株未満の株主には「お食事クーポン」3000円分を贈呈し、500株以上1000株未満の株主には同1万円分を、1000以上の株主には同1万5000円分を贈呈するとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:02 | 材料でみる株価

商船三井が上場来の高値を更新、「LNG船4割増」と伝えられ注目再燃

■一段高で始まり日経平均の下げに逆行

 商船三井<9104>(東証プライム)は1月6日、一段高で始まり、5640円(132円高)まで上げて株式分割を考慮した上場来の高値を更新、その後も堅調に売買されて日経平均の下げに逆行している。「商船三井など海運3社、LNG船4割増、安定供給へ1兆円、米国の生産増見込む」(日本経済新聞1月6日付朝刊)と伝えられ、注目が再燃した。海運大手は3銘柄とも高い。

 商船三井はLNG(液化天然ガス)船の運航隻数が約100隻で世界首位。これを「2028年度までに4割増やし140隻体制にする。30年度には150隻とすることも視野に入れる」と伝えられた。LNGは日本のエネルギー需要の生命線とされ、専用船の増強はエネルギー戦略上も重要な分野になる。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:46 | 材料でみる株価

日本製鉄は反落模様で始まる、USスチール買収にバイデン大統領が中止を命令と伝えられ株価も注視

■6日朝「ステイトメント」を公表、「あらゆる措置を追求する所存」

 日本製鉄<5401>(東証プライム)は1月6日、3150.0円(32.0円安)で始まり、一時小高くなったが押し返され、取引日ベースで6日ぶりの反落模様となっている。同社による米USスチール買収について、年末年始中に「バイデン米大統領が中止を命じることを決断した」(日経電子版1月3日ほか)と伝えられ、同社は6日朝「ステイトメント」を公表、「あらゆる措置を追求する所存」などとしたため、株価も注視されている。

 ステイトメントは、「法的権利を守るためにあらゆる措置を追求する所存」「バイデン大統領による今回の買収禁止命令は、自身の政治的な思惑のために、米国鉄鋼労働者の未来を犠牲にすることに他ならないと考え」る、などとし、「残念ながら、米国へ大規模な投資を検討しようとしている米国の同盟国を拠点とする全ての企業に対して、投資を控えさせる強いメッセージを送るもの」などとした。トランプ次期大統領も日本製鉄によるUSスチール買収には反対の姿勢とされるため、推移が注目されている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:15 | 材料でみる株価
2024年12月30日

Terra Droneが上場来高値を更新、ほぼ4週間ぶり

■ドローンを使った防除事業など拡大

 Terra Drone(テラドローン)<278A>(東証グロース)は12月30日、次第に上げて大幅高となり、13時にかけて20%高の2960円(498円)をつけ、ほぼ4週間ぶりに上場来の高値を更新している。12月24日にマレーシアの大規模パーム農園で高精度ドローンを活用したミノムシ防除を開始と発表し、以後、出直りを強めてきた。1月決算銘柄で、今期・2025年1月期は各利益とも赤字を見込むが、株式市場ではその先を展望している様子だ。

 「測量」「点検」「農業」などの領域でドローンによるワンストップソリューションを提供し、11月29日に新規上場。今1月期の業績見通しは、売上高が41億22百万円(前期比39.1%増)。営業利益は農業事業の譲受による人件費の増加等により損失669百万円、親会社株主に帰属する当期純利益も460百万円の損失としているが、株価は12月中旬を底として次第に持ち直す展開となっている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:22 | 材料でみる株価

ASIAN STARが再び出直る、中国人向けビザ緩和などへの期待強い

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■10月にM&Aで中国の投資家向け不動産事業を強化

 ASIAN STAR(エイシアンスター)<8946>(東証スタンダード)は12月30日、7%高の85円(6円高)まで上げた後も堅調に売買され、再び出直りを探る相場となっている。横浜を地盤に不動産業を行い、10月には、収益性の高い不動産を中国の投資家に販売する事業を共同展開することについて、東京都豊島区の不動産会社を連結子会社化した。12月に入り、「中国人向けビザ、政府が発給要件緩和へ、往来拡大後押し」(日経電子版12月4日)などと伝えられ、中国の投資家向け不動産事業にとって追い風との見方が出ている。

 今12月通期の見通しは、2月に公表した予想を継続し、売上高を3678百万円(前期比73.0%増)、営業利益を94百万円(同76.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は75百万円(同84.8%増)としている。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:54 | 材料でみる株価

アスタリスクが17%高、バーコードに代わる大量一括読み取りツール「AsCode」に注目集まる

■歩きながらスマホをかざすだけで棚卸、売価チェック、検品など可能に

 アスタリスク<6522>(東証グロース)は12月30日、17%高の519円(76円高)まで上げたあとも490円前後で堅調に売買され、急激に出直っている。「『AsCode』を独自開発、大量一括読み取りで業務効率最大化」と題したリリースを前取引日・27日に発表しており、注目と期待が集まった。

 発表によると、従来のバーコードは、専用機で1つずつ読み取ることを前提に設計されていたが、独自開発の「AsCode」では、スマートフォンのカメラを使った画像認識で大量一括読み取りを行い、歩きながらスマートフォンをかざすだけで棚卸、売価チェック、検品作業などができるようになった。また、展示会やイベントの入場管理では、来場者が足を止めることなくスムーズに入場できるウォークスルー型システムの実現が可能になった。今後、国内外において「AsCode」の普及を図る。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:29 | 材料でみる株価

DWTIが急伸、緑内障・高眼圧症治療剤タイで承認、実施料の受領など好感

■12月中旬に急騰、調整をはさんで急激に切り返す

 DWTI(デ・ウエスタン・セラピテクス研究所)<4576>(東証グロース)は12月30日、急伸相場となり、29%高の210円(47円高)まで上げた後も200円台で売買されている。27日の夕方、同社創生の製剤を導出した興和(株)の緑内障・高眼圧症治療剤「グラアルファ配合点眼液(国内製品名)」がタイで承認を取得したことと、興和から契約に基づく実施料を受領することを発表。買い材料視されている。

 発表によると、同治療剤は、世界で初めての組み合わせとなる配合点眼剤で、既存の配合点眼剤と薬理学的な作用点が異なるため、様々な緑内障・高眼圧症治療剤との併用が可能。2022年12月より興和が国内販売を開始している。DWTIの株価は、12月16日から急伸相場を演じ、同日に発表した再生医療用細胞製品「DWR−2206」に関する臨床試験などが買い材料視された。直近は、この急伸相場の高値254円(12月20日)に向けて急激に切り返している。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:56 | 材料でみる株価

ウエルシアHDとツルハHDが大きく出直る、「統合2年前倒し」と伝えられ期待強まる

■2025年末に統合する方向で調整のもよう

 ウエルシアHD(ウエルシアホールディングス)<3141>(東証プライム)は12月30日、一段と出直って始まり、取引開始後は8%高の2068.0円(158.5円高)まで上げ、約3週間ぶりに2000円台を回復している。「ツルハとウエルシア統合、25年末に、ドラッグ再編、2年前倒し」(時事ドットコム12月27日夜)と伝えられ、期待が強まった。ツルハHD(ツルハホールディングス)<3391>(東証プライム)も6%高の8717円(501円高)まで上げて出直りを強めている。  

 「経営統合に向け協議しているドラッグストア大手のツルハホールディングス(HD)とウエルシアHDが、2025年末に統合する方向で調整している」(同)と伝えられた。当初、27年末までとしていたが、想定していた海外当局の手続きが不要になったため、2年前倒しするという。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:35 | 材料でみる株価

力の源HDは配当「過払い」だが底堅く始まる、返還請求などは行わない方針

■24年9月中間配当が「分配可能額」を超過していたと発表

 力の源HD(力の源ホールディングス)<3561>(東証プライム)は12月30日、小安く始まった後切り返して978円(2円高)まで値を上げ、底堅い値動きを見せている。ラーメン「一風堂」を展開し、同日朝、24年9月中間配当(1株9円、総額272,769,939円)が「分配可能額」を超過していたと発表し、注視されたが、株価への影響は限定的の様子となっている。「過払い分」の返還請求などは行わない方針とした。

 12月30日午前8時、「分配可能額を超えた当期の中間配当金と自己株式取得」について発表し、2024年9月中間配当(1株9円、総額272,769,939円)が「分配可能額」を超過していたことを明らかにした。実施中の自己株式取得(自社株買い)は未実施分を休止しているとした。ただ、25年3月期末配当は24年5月に開示した配当予想9円の通り、実施する見込みとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:19 | 材料でみる株価