[材料でみる株価]の記事一覧
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記事一覧 (07/12)澤藤電機が大きく反発、「アンモニアから水素精製」「ワクチン保冷庫」などの注目分野あり見直し早い
記事一覧 (07/12)ミロク情報サービスは連日活況高、米グーグルに関する報道を機に5年後売上高6割増などの中期計画など見直される
記事一覧 (07/12)わかもと製薬が急伸、多焦点眼内レンズ「多焦点IOL」の国内臨床試験開始
記事一覧 (07/12)アステラス製薬はがん治療薬候補の米国承認が注目され大きく出直る
記事一覧 (07/09)ツクルバはマネーフォワードとの提携など好感され後場急伸
記事一覧 (07/09)プロルート丸光が後場急伸、新型コロナ治療薬の元となる抗体産生細胞株に関する発表を好感
記事一覧 (07/09)JTOWERが続伸、通信鉄塔71基をNTT西日本から譲受
記事一覧 (07/09)ゼットは2日連続ストップ高の後もみ合う、引き続き大谷翔平選手のホームラン記録など材料視
記事一覧 (07/09)ソフトバンクGは中国企業の海外上場の後退など受け年初来の安値
記事一覧 (07/09)ツインバード工業が急反発、厚労省から新型コロナワクチン用ディープフリーザーを新たに受注、業績予想を大幅に増額修正
記事一覧 (07/09)ミロク情報サービス、メタップスが急伸、米グーグルが日本で金融事業と伝えられ関連買い集中
記事一覧 (07/08)トレードワークスはEC事業者向けの新クラウドECプラットフォームに注目集まりストップ高
記事一覧 (07/08)明治HDは逆行高、新型コロナのワクチンや治療薬の開発など材料視
記事一覧 (07/08)ダイキンは大きく出直る、電気自動車の航続距離を最大5割伸ばす省電力のカーエアコン用冷媒開発と伝えられる
記事一覧 (07/08)スターティアは「クラウドサーカス」のブランド戦略など注目され上場来の高値に進む
記事一覧 (07/08)任天堂は続落模様、米国でも株価軟調で新「スイッチ」北米市場での評価が気になる様子
記事一覧 (07/07)建設技術研究所は朝安のあと大きく戻す、熱海の土石流災害など受け国土強靭化関連事業の拡大に期待強まる
記事一覧 (07/07)クレスコが北海道大学大学院から感謝状、株価は全体相場が大きく下げている中で逆行高
記事一覧 (07/07)ユーグレナが4日続伸、幼児のアトピーに対する研究結果など注目され、買い材料がバイオジェット燃料から拡大する様子
記事一覧 (07/07)レノバは再生可能エネの守備範囲広く政府の導入促進策など材料に一段高
2021年07月12日

澤藤電機が大きく反発、「アンモニアから水素精製」「ワクチン保冷庫」などの注目分野あり見直し早い

■高値から3ヵ月を経過し日柄調整一巡感も

 澤藤電機<6901>(東1)は7月12日、大きく反発し、後場寄り後は8%高の2166円(161円高)をつけて4日ぶりに2100円台を回復している。アンモニアから水素を生成するシステムやワクチンなど輸送用の保冷庫など、注目されやすい分野の研究開発や製品を持ち、全体相場の反発とともに早速見直される形になっている。

 プラズマ反応容器でアンモニアから99.999%の高純度水素の生成を達成した「水素生成装置及び水素生成装置を備えた燃料電池システム」がある。また、今年2月には、マイナス20℃連続運転するバイオ医薬品やワクチン等の輸送用「定温輸送保冷庫」の開発を発表し、年初来高値2683円(21年3月18日)に向かう原動力となった。このところは6月下旬から下げ止まり下値固めとなっており、高値から3ヵ月を経過し日柄調整は一巡したとの見方が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:06 | 材料でみる株価

ミロク情報サービスは連日活況高、米グーグルに関する報道を機に5年後売上高6割増などの中期計画など見直される

■5ヵ年の中期計画では既存事業を継続成長しつつ新規事業を創出

 ミロク情報サービス<9928>(東1)は7月12日、2日続けて大きく出直り、1719円(68円高)まで上げた後も堅調で5月24日以来の1700円台復帰となっている。

 米グーグルが同社の持分適用会社である株式会社pring(プリン、東京都港区)を買収して金融事業に参入すると9日付の日本経済新聞が伝え、連日、注目材料視されている。一方、ミロク情報サービスは、同日付で「保有株式に関する決定事実はございません」などと東証IR適時開示で発表した。

 ミロク情報サービスは、5月中旬に2021年度から2025年度の5ヵ年を対象期間とする「中期経営計画Vision2025」(中期計画)を発表しており、今回の報道を機に中期計画を改めて評価し直す動きもある。

 中期計画では、既存事業は「サブスク」比率の向上などで安定収益・継続成長を確保し、新規事業によるイノベーション創出などを推進し、到達年度の連結売上高550億円(21年3月期比61.8%増)、経常利益45億円(同2.8倍)、ROE:株主資本利益率22.7%(21年3月期は13.6%)などの目標を掲げた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:14 | 材料でみる株価

わかもと製薬が急伸、多焦点眼内レンズ「多焦点IOL」の国内臨床試験開始

■独社製で国内の白内障患者を対象に有効性など検証

 わかもと製薬<4512>(東1)は7月12日、飛び出すように急伸して始まり、取引開始後は17%高の360円(52円高)まで上げ、出来高も増加している。9日付で、多焦点眼内レンズ(WP−2011)の国内臨床試験を開始と発表し、注目集中となった。

 7月9日付で、独VSY Biotechnology GmbH(VSYバイオテクノロジー社)が製造販売する多焦点眼内レンズ(多焦点IOL、開発コード:WP−2011)の国内臨床試験の開始を発表し、国内の白内障患者を対象に有効性及び安全性について検証するとした。

 同レンズは、VSYバイオテクノロジー社が2020年7月に欧州で安全性等に対する「CE認証」を受けたという。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:51 | 材料でみる株価

アステラス製薬はがん治療薬候補の米国承認が注目され大きく出直る

■ほぼ1週間下げてきた後に「下ヒゲ」示現

 アステラス製薬<4503>(東1)は7月12日、大幅に出直って始まり、取引開始後は4%高を超えて1954.5円(83.5円高)まで上げ、1週間ぶりに1950円台を回復している。同日朝、がん治療薬候補が米国で正規承認と適応追加承認を取得したと発表し、注目されている。

 同日朝、共同開発している抗体−薬物複合体(Antibody−Drug Conjugate:ADC)であるPADCEV(一般名:エンホルツマブ ベドチン(遺伝子組換え))について、米国食品医薬品局(FDA)から正規承認を取得するとともに、シスプラチン不適応で治療歴のある局所進行性または転移性尿路上皮がん患者への適応追加の承認を取得したと発表。注目集中となった。

 前売買日には、一時大きく下押しながら引き戻す「下ヒゲ」を示現した。ほぼ1週間下げてきた後に現れたため、当面の下値を確認するシグナルになるとの見方が出ている。(HC)

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:34 | 材料でみる株価
2021年07月09日

ツクルバはマネーフォワードとの提携など好感され後場急伸

■共同で居住用不動産の流通にかかわる新サービス

 ツクルバ<2978>(東マ)は7月9日の後場急伸し、一時ストップ高の1008円(150円高)まで上げて2日ぶりに1000円台を回復。マネーフォワード<3994>(東1)との提携が好感され、7月7日につけた年初来の高値1059円に向けて急激な反発となっている。マネーフォワードも高い。

 9日昼、マネーフォワードとの業務提携を発表し、住宅などを「資産」の観点で居住用不動産を管理し、必要なときにスムーズに売却につなげられるように、新たに不動産所有者向けサービスの企画開発を行うとした。このサービスは2022年内に開始するという。

 マネーフォワードは、お金の見える化サービス「マネーフォワードME」を1200万人超(2021年4月時点)のユーザーに展開する。また、ツクルバが展開する中古・リノベーション住宅の流通プラットフォーム「cowcamo(カウカモ)」は、27万人超(2021年6月末時点)のユーザーが登録している。(HC)

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:42 | 材料でみる株価

プロルート丸光が後場急伸、新型コロナ治療薬の元となる抗体産生細胞株に関する発表を好感

■「感染を中和する強力な能力を持つ9種の産生細胞株」

 プロルート丸光<8256>(JQS)は7月9日の後場、急伸商状となり、13時過ぎに18%高の308円(48円高)まで上げて年初来の高値を更新し、2020年11月以来の300円台に進んでいる。新型コロナウイルス治療薬の元となる抗体に関する研究進展を子会社化予定の会社が発表し、注目集中となった。

 ​発表を総合すると、子会社化予定の株​式会社マイクロブラッドサイエンス(東京都千代田区)は、​​6月に提携したVazyme Biotech Co.,Ltd(ヴァゼム社)との契約で、新型コロナウイルス治療薬の元となるモノクローナル抗体産生細胞株(以下、「産生細胞株」)の日本における開発展開のサポートを独占的に担っている。新型コロナウイルスによる感染を中和する強力な能力を持つ9種の産生細胞株の提供データ評価を完了した結果、ある産生細胞株は、​​直近における世界で流行している変異株に対応できる有望な産生細胞株と想定される事を確認した。

 株価は6月下旬につけた高値を一気に上抜いたため、6月の上げに続く一段高相場が始まったとみることができるようだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:33 | 材料でみる株価

JTOWERが続伸、通信鉄塔71基をNTT西日本から譲受

■2日続けて大きく出直る

 JTOWER<4485>(東マ)は7月9日、9%高の6960円(600円高)まで上げた後も6700円台で推移し、2日続けて大きく出直っている。

 8日、西日本電信電話株式会社(NTT西日本)の保有通信鉄塔71基をJTOWERへ売却する基本契約を締結したと発表し、材料視されている。NTT(日本電信電話)<9432>(東1)と通信業界全体に資する効率的かつ経済的なインフラシェアリングソリューションの提供に向けて協業する一環とした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:36 | 材料でみる株価

ゼットは2日連続ストップ高の後もみ合う、引き続き大谷翔平選手のホームラン記録など材料視

■野球人気の盛り上がりに期待強いが利食いムード警戒も

 ゼット<8135>(東2)は7月9日、一時2日連続ストップ高となり、取引開始後に421円(80円高)まで上げた後も400円前後で推移し、2006年以来の400円台に進んでいる。

 野球用品で知られ、引き続き、米プロ野球大リーグ「ロサンゼルス・エンゼルス」の大谷翔平選手のホームラン記録が買い材料視されているようだ。大谷翔平選手は米国7日のレッドソックス戦で今シーズン32本目のホームランを放ち、日本人の最多ホームラン記録だった松井秀喜選手の31本(2004年、ヤンキース)を更新した。野球人気の盛り上がりなどへの期待が広がった。

 一方、同じく野球用品で歴史のあるミズノ<8022>(東1)は8日に高値をつけたものの8日は反落模様となっている。日経平均600円安など、全体相場が大きく下押しているため、利の乗っている銘柄は利益確定を先行させる動きも出ているようだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:19 | 材料でみる株価

ソフトバンクGは中国企業の海外上場の後退など受け年初来の安値

■当面の下支えメドは7000円の大台や24ヵ月移動平均に

 ソフトバンクグループ(ソフトバンクG)<9984>(東1)は7月9日、続落模様となり、午前10時40分過ぎには7157円(223円安)まで軟化、年初来の安値を更新している。

 英フィナンシャル・タイムズ(FT)の報道として、同社が出資する「中国フィットネスアプリ運営の「Keep(キープ)」も米上場を取りやめた」(日本経済新聞7月9日付朝刊)と伝えられたほか、中国政府が中国企業の海外上場を制限する姿勢を見せていることなどが手控え材料とみられている。

 当面の下支えメドとしては7000円の大台の水準か、24ヵ月移動平均の水準(8日は6400円前後)との見方が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:58 | 材料でみる株価

ツインバード工業が急反発、厚労省から新型コロナワクチン用ディープフリーザーを新たに受注、業績予想を大幅に増額修正

■総額300百万円、第2四半期の予想営業利益を78%増額

 ツインバード工業<6897>(東2)は7月9日、急反発で始まり、取引開始後は11%高に迫る1188円(114円高)まで上げている。8日の取引終了後、第1四半期決算と新型コロナワクチン用ディープフリーザー(冷凍庫)の厚生労働省からの受注、これによる業績予想の増額修正を発表し、注目再燃となった。

  昨年半ばから今年1月の2395円を上値に半年近く「鳴かず飛ばず」の相場が続いているが、再びディープフリーザー相場が再燃するか注目されている。
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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:33 | 材料でみる株価

ミロク情報サービス、メタップスが急伸、米グーグルが日本で金融事業と伝えられ関連買い集中

■グーグルが買収するスマホ決済会社に出資

 メタップス<6172>(東マ)は7月9日、買い気配のまま急伸し、9時15分現在は17%高の1246円(180円高)の買い気配となっている。米グーグルが日本のスマホ決済会社を買収すると伝えられ注目集中となった。本日のストップ高は300円高の1366円。

 米グーグルが日本のスマホ決済会社pring(プリン、東京都港区)を買収し金融事業に参入し、pring社は2017年にメタップス、みずほ銀行などが共同出資して設立した会社、と同日付の日本経済新聞朝刊が伝え、がぜん材料含みとなった。また、ミロク情報サービス<9928>(東1)もpring社に出資するとされて高い。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:20 | 材料でみる株価
2021年07月08日

トレードワークスはEC事業者向けの新クラウドECプラットフォームに注目集まりストップ高

■ECサイト構築で近年注目のクラウドECで諸機能を兼ね備える

 トレードワークス<3997>(JQS)は7月8日の後場、買い気配のままストップ高(150円高の1017円)で始まり、午前10時過ぎにストップ高で売買されたまま買い気配を続けている。7日付でクラウドECプラットフォーム(SaaS型)(以下「Emerald Blue」)を開発と発表しており、買い材料視されている。1000円台は今年6月17日以来になる。

 EC事業者、およびEC事業を検討する事業者向けで、ECサイトを構築するにはASP、オープンソース、パッケージ、フルスクラッチの方法があるが、近年、ECサイト構築で注目されているクラウドECの開発に注力し、ASPとECパッケージの両方のニーズに対応した諸機能を兼ね備えているという。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:42 | 材料でみる株価

明治HDは逆行高、新型コロナのワクチンや治療薬の開発など材料視

■KMバイオロジクス「コロナワクチン最終治験」と伝えられる

 明治ホールディングス(明治HD)<2269>(東1)は7月8日、6750円(30円高)まで上げた後も堅調に推移し、日経平均などに逆行高。下値圏から2日続伸基調の出直りとなっている。

 医薬品部門が主催するアナリスト向け説明会を7日開催したと伝えられているほか、連結子会社のKMバイオロジクスについて「コロナワクチン最終治験、免疫反応で評価」(化学工業日報7月8日)と伝えられ、注目されている。

 また、新型コロナウイルス治療薬の開発に関して注目されている「イベルメクチン」について、Meiji Seikaファルマが北里大学と共同で研究に取り組んでいるとされ、継続的な期待材料になっているようだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:15 | 材料でみる株価

ダイキンは大きく出直る、電気自動車の航続距離を最大5割伸ばす省電力のカーエアコン用冷媒開発と伝えられる

■2万2200円台は5月28日以来に

 ダイキン工業<6367>(東1)は7月8日、大きく出直り、取引開始から1時間を経た午前10時過ぎには5%高に迫る2万2200円(1025円高)前後で推移している。

 電気自動車(EV)のエアコンに使う省エネ性能の高い冷媒を開発し、エアコンに使う電力を大幅に減らし、EVの航続距離を最大5割伸ばせる、と同日付の日本経済新聞・朝刊が伝え、注目集中となった。2万2200円台は5月28日以来になる。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:11 | 材料でみる株価

スターティアは「クラウドサーカス」のブランド戦略など注目され上場来の高値に進む

■業績は急回復の見込み

 スターティア<3393>(東1)は7月8日、一段高となり、取引開始から30分を経た午前9時30分過ぎには7%高の2025円(126円高)まで上げ、株式分割など調整後の上場来高値に進んでいる。

 今期の業績がV字急回復の見込みである上、デジタルマーケティングのSaaS総称サービス『Cloud CIRCUS』(クラウドサーカス)を提供するグループ会社が再編され、社名も7月1日からクラウドサーカス株式会社となった。タレントの指原莉乃さんを起用したテレビCMも展開。主サービスと社名を統一することによるブランド強化戦略などが注目されている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:00 | 材料でみる株価

任天堂は続落模様、米国でも株価軟調で新「スイッチ」北米市場での評価が気になる様子

■画面が13%広くなり有機ELを採用

 任天堂<7974>(東1)は7月8日、6万5900円(800円安)で始まり、2日続落模様となっている。6日朝、「ニンテンドースイッチ」の新機種を10月8日に発売すると発表し、この日は1610円高の6万6760円となったが、以後は冴えない相場が続く。

 新機種については画面が13%広くなり有機ELを採用した点などに好評価があるものの、株価はNY株式市場でも0.7%安となり評価は今ひとつ。北米で稼ぐ割合の高い企業だけに、米国での株価が気になるとの声が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:22 | 材料でみる株価
2021年07月07日

建設技術研究所は朝安のあと大きく戻す、熱海の土石流災害など受け国土強靭化関連事業の拡大に期待強まる

■地質専業銘柄とは規模が異なるが全国の「盛り土」調査方針も材料視

 建設技術研究所<9621>(東1)は7月7日、朝方の2267円(50円安)を下値に持ち直し、午後の取引開始後は2314円(3円安)まで上げて本日の現在高となって地合いの強さを見せている。

 静岡県熱海市で発生した大規模な土石流災害を受け、赤羽国交相が全国の「盛り土」調査の方針を表明したと伝えられた。建設コンサルの大手で、この日急伸している地質調査専業の銘柄とは事業規模が異なるが、国土強靭化政策などの国策的プロジェクトを多数受注する同社に注目が集まった。

 5月に発表した第1四半期決算での今期・12月通期の連結業績予想は、売上高が前期比2.8%増の670億円、親会社株主に帰属する純利益は同9.6%減の33億円。梅雨どきに年々大きな水害が発生する傾向を見せているため、防災・減災関連事業の中期的な拡大が期待されている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:22 | 材料でみる株価

クレスコが北海道大学大学院から感謝状、株価は全体相場が大きく下げている中で逆行高

■SDGsへの取組みの一環として次世代人材育成やAI研究など支援

 クレスコ<4674>(東1)は7月6日、北海道大学大学院・情報科学研究院・長谷山美紀研究院長より感謝状を授与されたことを発表した。

 7日の株価は午前中に1826円(16円高)まで上げ、午後も1821円(11円高)で取引を開始。全体相場が大きく下げている中で逆行高となっている。

 同社は、SDGsの取組みの一環として、次世代の人材育成の支援およびAI(人工知能)技術に関する研究の促進を目的に、2021年3月、北海道大学に1億円の寄付を行った。この取り組みに対して、6月22日に感謝状を授与された。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:41 | 材料でみる株価

ユーグレナが4日続伸、幼児のアトピーに対する研究結果など注目され、買い材料がバイオジェット燃料から拡大する様子

■バイオ燃料で6月に下げ止まり7月は胃がん・アトピーで一段高

 ユーグレナ<2931>(東1)は7月7日、朝方の971円(17円安)を下値に切り返し、1025円(37円高)まで上げて4日続伸基調となっている。5日付で、「微細藻類ユーグレナ含有飲料の継続摂取が、幼児のアトピー性皮膚炎症状を軽減させることを示唆する研究成果を確認」と発表。注目材料視された。

 同社株は6月2日の810円を下値に下げ止まり、徐々に持ち直し、7月に入って出直りを強めている。6月初は、国交省が保有・運用する飛行検査機が同社のバイオジェット燃料で初飛行と発表し、6月下旬にはホンダ<7267>(東1)のホンダジェットでバイオジェット燃料『サステオ』を初使用、と発表し注目された。

 その後、7月2日には「ユーグレナ」の乾燥粉末を胃がんマウスに投与した結果を発表、5日は幼児のアトピー性皮膚炎や排便、睡眠の改善に関する結果も発表。市場関係者の中には、買い材料がバイオジェット燃料にとどまらず医学の分野にも拡大してきたと見て注目を強める様子がある。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:29 | 材料でみる株価

レノバは再生可能エネの守備範囲広く政府の導入促進策など材料に一段高

■太陽光発電は熱海の土砂災害を受けて用地開発に規制の観測も

 レノバ<9519>(東1)は7月7日、一段高となり、取引開始から1時間を経た午前10時には4710円(190円高)まで上げている。「経済産業省は6日、再生可能エネルギー大量導入に向けた総合資源エネルギー調査会(経産相の諮問機関)の小委員会を開き、環境省など関係省庁から報告を受けた」(日本経済新聞7月7日付朝刊)と伝えられ、追い風との見方が強まった。実質的な上場来の高値4835円(2021年1月)に向けて出直っている。

 同社の再生可能エネルギーは、太陽光発電だけでなくバイオマス、風力、地熱、と守備範囲が広い。静岡県熱海市で発生した大規模な土石流災害を受け、太陽光発電については用地開発に規制がかかる可能性が指摘されており、バイオマスや地熱発電も手掛ける同社に注目が集まる形になった。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:25 | 材料でみる株価