[材料でみる株価]の記事一覧
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記事一覧 (02/21)東京海上HDが後場一段と強含む、株式1750万株の消却など好感される
記事一覧 (02/21)PPMXは後場もストップ高で始まる、「目標株価を1000円」など買い材料視
記事一覧 (02/21)松田産業は下値圏から出直る、「金」東京市場で最高値と伝えられ貴金属関連事業への期待再燃
記事一覧 (02/21)住友金属鉱山は小安く始まったあと上値追う、ウクライナ情勢を受け資源株に資金
記事一覧 (02/21)共同印刷は逆行高、創業125周年記念の株主優待など好感され買い先行
記事一覧 (02/21)細谷火工が高値に迫る、ロシア・ウクライナ情勢や中・豪関係を受け思惑買い
記事一覧 (02/18)任天堂が今年の高値を更新、「パズドラ」Switch版への期待強い
記事一覧 (02/18)ヤマダHDは小動き、アマゾンと開発したスマートテレビ注目だが株価への反応は限定的
記事一覧 (02/18)エンバイオHDが一時13%高、好業績に加えドバイでの太陽光発電事業を好感
記事一覧 (02/18)富士ソフトは4日続伸、「株主提案に反対」を受け思惑買い増幅
記事一覧 (02/18)海運株が逆行高、配当利回り高く「遠くの戦争は買い」の経験則も
記事一覧 (02/18)第一商品が12%高、「金」売却益など好感されロシア・ウクライナ問題のヘッジ銘柄に
記事一覧 (02/17)細谷火工が後場16%高、「ロシア軍機、米機に異常接近」と伝わり思惑買い、日経平均は急速に値を消す
記事一覧 (02/17)ガンホー・オンラインが3日続伸、ニンテンドースイッチ向け『パズドラSwitch)』に期待強まる
記事一覧 (02/17)ツインバード工業は株主優待の拡充が好感され時間とともに上げ幅広げる
記事一覧 (02/17)日本郵船が5ヵ月ぶりに1万円の大台を回復、配当利回りや国際情勢など買い材料視
記事一覧 (02/17)住友商事が2日ぶりに高値を更新、原油や穀物の反発など好感され期末増配の好業績も見直される
記事一覧 (02/16)ファーストコーポが続伸、自社株買いで東証の新市場区分に向けた体制づくり進む
記事一覧 (02/16)アドバンテストなど半導体関連株が急反発、ソニーGとTSMC合弁会社の追加投資など好感
記事一覧 (02/15)紀文食品は株主優待制度の新設など好感され2ヵ月ぶりに1000円台を回復
2022年02月21日

東京海上HDが後場一段と強含む、株式1750万株の消却など好感される

■業績予想の増額修正を受け「目標株価8200円」の予想も

 東京海上ホールディングス(東京海上HD)<8766>(東1)は2月21日、午前10時頃から前日比で堅調な相場になり、後場は一段と強含んで7094円(56円高)まで上げている。18日の16時過ぎに普通株式1750万株の消却を発表、朝方は日経平均500円安などに押された様子だったが、全体相場の下げ止まりとともに株式消却が好感される形になった。

 消却予定日は3月31日、消却後の発行済み株式総数は6億8000万株。また、2月14日には第3四半期決算と3月通期業績予想の増額修正を発表。17日には三菱UFJモルガン・スタンレー証券が目標株価を500円引き上げて8200円に見直したと伝えられた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:41 | 材料でみる株価

PPMXは後場もストップ高で始まる、「目標株価を1000円」など買い材料視

■主力株が重く値の飛びやすいバイオ関連株に投機資金

 ペルセウスプロテオミクス(PPMX)<4882>(東マ)は2月21日の前場、ストップ高の416円(80円高)で売買された後そのまま買い気配となり、後場もストップ高買い気配で始まった。直接的には、SBI証券が投資評価を開始し、投資判断を「買い」、目標株価を1000円に設定したと伝えられており、大きく出直った。ロシア・ウクライナ情勢などを受けて日経平均構成銘柄などが重いため、値段の飛びやすいバイオ関連の材料株に投機資金が向かいやすくなっているようだ。

 これに先立ち、1月末から2月初にかけて300円台から565円まで大きく上げる場面があり、このときは開発中の「PPMX−T003」について大手製薬会社への導出活動が本格化するとの観測が聞かれ、買い材料視された。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:46 | 材料でみる株価

松田産業は下値圏から出直る、「金」東京市場で最高値と伝えられ貴金属関連事業への期待再燃

■金の先物が一時7041円/グラムをつけ1年半ぶり最高値と伝わる

 松田産業<7456>(東1)は2月21日、次第に強含む相場となり、午前10時過ぎに2302円(58円高)まで上げ、下値圏から出直っている。連結売上高の約70%を「貴金属関連事業」が占め、「金が最高値更新、1年半ぶり、リスク回避で」(日経QUICKニュース2月21日午前10時6分)と伝えられたことなどが買い材料になったと見られている。金の先物は21日の東京市場で3日続伸基調となり、一時7041円/グラムまで上げ、ほぼ1年半ぶりに最高値を更新したと伝えられた。

 先に発表した第3四半期決算で、貴金属関連事業は、「一部の貴金属相場下落の影響を受けたものの、貴金属リサイクルの取扱量及び産業廃棄物の処理受託は増加し」(決算短信)、当該事業の売上高は前年同四半期比29.1%増の1427.94億円となり、営業利益は同57.4%増の82.86億円となった。事業特性として貴金属相場高が追い風になることがわかる。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:36 | 材料でみる株価

住友金属鉱山は小安く始まったあと上値追う、ウクライナ情勢を受け資源株に資金

■日経平均500円安の中で退避的な買いが再燃の見方

 住友金属鉱山<5713>(東1)は2月21日、小安く始まったあと切り返して上値を追い、午前9時30分を回っては5490円(128円高)まで上げ、2月15日につけた2007年以来の高値5730円に向けて出直っている。ウクライナ情勢を受けて原油、貴金属、非鉄金属などの国際市況に先高感が強く、資源株に資金が入りやすい相場となっている。21日は日経平均の500円安などを受け、退避的な買いが再燃したとの見方が出ている。

 また、業績算定のベースとなる金属(金、銅、ニッケル)の国際相場がいずれも今期想定価格を上回って推移していることなどが注目されており、下期の業績には上振れ感がある。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:01 | 材料でみる株価

共同印刷は逆行高、創業125周年記念の株主優待など好感され買い先行

■3月末現在で100株以上を保有する株主が対象、今回限り

 共同印刷<7914>(東1)は2月21日、上値を追って始まり、取引開始後は2821円(37円高)まで上げ、日経平均500円安などの全体相場に逆行高となっている。前週末取引日の2月18日15時に第3四半期決算と創業125周年記念の株主優待などを発表し、好感買いが優勢。このところの出直り相場で高値に進んだ。

 創業125周年記念の株主優待は、現行の株主優待(当社カレンダー)に加え、2022年3月31日現在で100株以上を保有する株主を対象としてクオカード1000円分を贈呈する。今回限りとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:33 | 材料でみる株価

細谷火工が高値に迫る、ロシア・ウクライナ情勢や中・豪関係を受け思惑買い

■日経平均500円安の中で石川製、豊和工など防衛関連株が高い

 細谷火工<4274>(JQS)は2月21日、続伸基調で始まり、取引開始後は6%高の1397円(78円高)まで上げ、前週末取引日の2月18日につけた昨年1月以来の高値1414円に迫っている。防衛関連株のひとつで、ロシアがウクライナの北隣のベラルーシで行っている演習を延長と伝えられたことや、中国軍艦船がオーストラリア北部のアラフラ海でオーストラリアの哨戒機にレーザーを照射と伝えられたことなどが思惑買いを呼んでいる。石川製<6208>(東1)豊和工<6203>(東1)なども高い。(HC)

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:19 | 材料でみる株価
2022年02月18日

任天堂が今年の高値を更新、「パズドラ」Switch版への期待強い

■後場一段と強含む、米系証券による目標株価引き上げも支援

 任天堂<7974>(東1)は2月18日、午前10時過ぎから前日比プラス圏に浮上し、後場は一段ジリ高となって12時30分過ぎに5万9600円(840円高)まで上げ、2日ぶりに今年の高値を更新している。2月16日付で、スマートフォン向けパズルゲーム「パズル&ドラゴンズ」(パズドラ)の10周年記念作『PUZZLE & DRAGONS Nintendo Switch Edition』の2月20日発売などを発表しており、引き続き上値追いの原動力になったと見られている。

 また、2月16日には、米系証券のジェフリーズ証券が目標株価を引き上げ、それまでの4万3900円から6万7000円に見直したと伝えられた。2021年2月に2007年以来の高値6万9830円をつけており、当面はこの高値水準に向けて出直る展開を想定するものと受け止められている。「パズドラ」製造元のガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>(東1)も高い。(HC)

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:46 | 材料でみる株価

ヤマダHDは小動き、アマゾンと開発したスマートテレビ注目だが株価への反応は限定的

■2月17日予約開始、3月5日発売開始の予定

 ヤマダホールディングス(ヤマダHD)<9931>(東1)は2月18日の前場、403円(3円高)を上値に小動きを続け、前引けも403円となった。17日、同社とアマゾンが日本国内で初めてAmazon Fire TV搭載のスマートテレビを発売し、同日から予約を開始したと発表し、注目されたが、株価への反応は限定的の印象となった。

 発表によると、本製品は、両社の全面的な協力に基づき開発された。人気を博しているAmazonのストリーミングメディアプレーヤー、FireTVを搭載し、地上波・BS・CS・4Kの視聴だけでなくストリーミング動画の視聴も可能という。
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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:31 | 材料でみる株価

エンバイオHDが一時13%高、好業績に加えドバイでの太陽光発電事業を好感

■17日にドバイで太陽光発電所の建設を開始と発表し注目集まる

 エンバイオ・ホールディングス(エンバイオHD)<6092>(東マ)は2月18日、再び出直りを強め、午前11時にかけては13%高の808円(92円高)まで上げて昨年12月16日以来の800円台を回復している。14日発表の第3四半期決算が大幅増益だった上、17日に中東ドバイでの太陽光発電事業を発表し、買い材料視されている。

 ドバイでの太陽光発電事業は、ドバイ(UAE)のインダストリアルシティー地区で太陽光発電所の建設を開始したというもので、屋根上を利用したPPAモデルで、地元のパートナー企業へ発電した電力を供給する。完成は2022年11月を予定しており、12月より稼働を開始する予定とした。第3四半期決算は売上高、各利益とも大幅に伸び、発表翌日の14日はストップ高だった。(HC)

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:06 | 材料でみる株価

富士ソフトは4日続伸、「株主提案に反対」を受け思惑買い増幅

■株高につながりやすい案件として注目集まる

 富士ソフト<9749>(東1)は2月18日、4日続伸基調となり、5400円(180円高)まで上げた後も堅調で今年1月5日以来の5400円を回復している。17日午前、上位株主3D OPPORTUNITY MASTER FUNDからの株主提案に反対するとの意見表明を発表し、買い材料視された。こうしたケースは株高につながりやすいとされ、「当事者どちらにとっても株高歓迎になることが多く、株価が上がれば和解に向けた環境も整ってくる」(市場関係者)といった見方で株高に期待する様子がある。2022年3月11日開催予定の第52回定時株主総会に向けた提案とし、この日に向けて思惑買いが増幅する期待が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:31 | 材料でみる株価

海運株が逆行高、配当利回り高く「遠くの戦争は買い」の経験則も

■日本郵船、商船三井や川崎汽船など朝安のあと切り返す

 日本郵船<9101>(東1)は2月18日、9900円で始まった後1万円台を回復し、午前9時30分を過ぎては1万120円(120円高)まで上げ、日経平均の300円安に逆行高となっている。商船三井<9104>(東1)川崎汽船<9107>(東1)も安く始まった後切り返し、全体相場に逆行高。各銘柄とも3月期末配当利回りが高いため、下げる局面を好機ととらえる買いが旺盛と見られている。また、ロシア・ウクライナ情勢からは引き続き目が離せないとして、「遠くの戦争は買い」という古い経験則を念頭に買う様子もあるようだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:43 | 材料でみる株価

第一商品が12%高、「金」売却益など好感されロシア・ウクライナ問題のヘッジ銘柄に

■株価100円台、全体相場が不安定なため低金額で投資できる利点も

 第一商品<8746>(JQS)は2月18日、続伸基調で始まり、取引開始後は12%高に迫る134円(14円高)まで上げ、2日続けて出直っている。17日の13時に金地金の売却により売上高138,120千円、売上原価133,480千円、売上総利益4,640千円が発生する見込みになったと発表し、好感されている。

 金相場がロシア・ウクライナ問題などを背景に再び強含んでいることもあり、「金」関連株として注目し直される様子がある。ロシア・ウクライナ問題のヘッジ銘柄になるとして注目する様子がある。また、株価100円台とあって、全体相場が安い中で投資金額を減らす方式のリスクヘッジになる銘柄としてして選別される様子もある。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:22 | 材料でみる株価
2022年02月17日

細谷火工が後場16%高、「ロシア軍機、米機に異常接近」と伝わり思惑買い、日経平均は急速に値を消す

■防衛関連株が動意づく、一方、日経平均は一時379円安

 細谷火工<4274>(JQS)は2月17日の13時頃から急に値上がりピッチを強め、13時過ぎに一時16%高の1404円(198円高)まで上げて反発相場となっている。防衛産業関連株のひとつで、昼過ぎに、米ニュースチャンネル大手CNNグループのCNN.CO.JPのニュースとして、「ロシア軍機、米海軍哨戒機に異常接近、地中海上空」(2月17日昼12:55配信)と伝えられたことなどが買い材料と見られている。一方、日経平均は急速に値を消し、13時に379円48銭安(2万7080円92銭)まで下押す場面があった。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:23 | 材料でみる株価

ガンホー・オンラインが3日続伸、ニンテンドースイッチ向け『パズドラSwitch)』に期待強まる

■前期決算と自社株買いを発表した翌日から連騰中

 ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>(東1)は2月17日の後場、2790円(91円高)で始まり、3日続伸基調の出直り継続となっている。代表作のスマートフォンゲーム『パズル&ドラゴンズ(通称:パズドラ)』が2月20日にサービス開始10周年を迎えることを記念し、任天堂<7974>(東1)のゲーム機「Nintendo Switch」用ソフト『パズドラSwitch)』を同日午前9時からニンテンドーeショップにて発売すると16日付で発表しており、注目されている。

 同社は2月14日に12月決算と自己株式の取得(自社株買い)を発表。以後、株価は連騰となっている。前12月期の連結決算は連結売上高が5.8%増加し、親会社株主に帰属する当期純利益は39.8%増加した。今期の予想は開示しない方針。また、自社株買いは、260万株(自己株式を除く発行済株式総数の4.07%)、50億円を上限に、22年2月15日から同年3月24日まで実施する。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:39 | 材料でみる株価

ツインバード工業は株主優待の拡充が好感され時間とともに上げ幅広げる

■2022年2月期の株主優待制度より実施としたため好感買い

 ツインバード工業<6897>(東2)は2月17日、時間とともに上げ幅を広げる相場となり、午前10時30分を過ぎては6%高の703円(40円高)まで上げて今年1月18日以来の700円台を回復している。16日の15時30分に株主優待の拡充を発表し、2022年2月期の株主優待制度より実施としたため、好感買いが先行している。株価は下値圏から出直っている。

 同社の株主優待は、毎年2月末日現在で100株(1単元)以上を保有する株主を対象とし、たとえば100株以上1000株未満の株主の場合、継続保有期間1年以下なら1000円の株主優待クーポンを贈呈し、継続保有期間1年超なら2000円の株主優待クーポンを贈呈している。これを、このたび、(1)全対象者の皆様への株主優待クーポン進呈金額を増額し、(2)5000株以上〜1万株未満保有、および1万株以上保有の株主向けの対象枠を新設、するとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:25 | 材料でみる株価

日本郵船が5ヵ月ぶりに1万円の大台を回復、配当利回りや国際情勢など買い材料視

■商船三井や川崎汽船も高い

 日本郵船<9101>(東1)は2月17日、続伸基調で始まり、取引開始後に1万180円(250円高)まで上げて今年の高値を更新し、取引時間中としては昨年9月20日以来、5ヵ月ぶりに1万円の大台を回復している。1月下旬に業績予想と配当予想の増額修正を発表し、好業績と配当利回りなどが注目されている上、引き続きロシア・ウクライナ情勢を受けた海上運賃の動向などが買い材料視されている。商船三井<9104>(東1)川崎汽船<9107>(東1)も高い。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:31 | 材料でみる株価

住友商事が2日ぶりに高値を更新、原油や穀物の反発など好感され期末増配の好業績も見直される

■3月期末配当は従来予想を20円増額し65円の予定に

 住友商事<8053>(東1)は2月17日、再び上値を追って始まり、取引開始後は1903.5円(21.5円高)まで上げ、2日ぶりに昨年来の高値を更新し、2018年以来の水準に進んでいる。原油や穀物などの国際商品市況が反発した上、証券会社による投資判断の上方修正が出ている模様。2月4日13時に第3四半期決算と3月通期の業績・配当予想の増額修正を発表しており、好感買いが再燃する形になっている。

  第3四半期連結決算(IFRS、2021年4〜12月・累計)は、前年同期比で売上収益が19.8%増加し、各利益とも黒字に転換した。3月期末配当は1株につき20円増額し65円の予定(前期実績比30円の増配)とした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:20 | 材料でみる株価
2022年02月16日

ファーストコーポが続伸、自社株買いで東証の新市場区分に向けた体制づくり進む

■大株主からの保有株売却に対応、16日朝、立会外買付で実施

 ファーストコーポレーション(ファーストコーポ)<1430>(東1)は2月16日、4%高の733円(28円高)まで上げて反発基調となり、取引時間中の高値をみると5日続伸基調となって出直りを継続している。午前10時、同日朝に行った東証『ToSTNeT−2』(自己株式立会外買付取引)による自社株買いの結果を発表し、大株主による保有株の売却を収容した形になり、好感されている。

 同日朝8時45分に東証『ToSTNeT−2』(自己株式立会外買付取引)で自社株買いを行い、結果を午前10時過ぎに発表。取得した株式数は23万5000株で、これに際し、「主要株主である飯田一樹氏より、その保有する当社株式を235千株売却した旨の連絡を受けている」とした。

 同社は、東証が今年4月から実施する新上場区分の「プライム市場」への上場を選択しており、今回の立会外取引に関する15日の発表で、目的として、上場維持基準への適合に向け、株主還元の拡充、資本効率の向上をはかるとともに、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行を可能にする、などとしていた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:44 | 材料でみる株価

アドバンテストなど半導体関連株が急反発、ソニーGとTSMC合弁会社の追加投資など好感

■NY株の大幅反発も追い風

 アドバンテスト<6857>(東1)は2月16日、急反発で始まり、取引開始後は5%高を超える9690円(480円高)まで上げ、再び大きく出直っている。ソニーG<6758>(東1)と台湾のTSMC(台湾積体電路製造)が日本国内に置く合弁会社が追加投資と伝えられ、半導体関連設備のさらなる需要拡大に期待が広がった。また、NY株の大幅反発、NY市場での値上がりなども好感されている。東京エレクトロン<8035>(東1)などの半導体関連株は軒並み反発となっている。

 「半導体受託生産の世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)は15日、ソニーグループとの合弁会社で運営する熊本県の新工場に追加投資すると発表した」(日本経済新聞2月16日付朝刊)と伝えられ、半導体関連設備のさらなる需要拡大に期待が広がった。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:38 | 材料でみる株価
2022年02月15日

紀文食品は株主優待制度の新設など好感され2ヵ月ぶりに1000円台を回復

■「当社商品詰合わせ」を3単元以上の株主に贈呈

 紀文食品<2933>(東1)は2月15日、8%高の1065円(83円高)まで上げた後も7%高前後で推移し、大きく出直りながら取引時間中としては昨年12月15日以来の1000円台を回復している。14日の16時に第3四半期決算と株主優待制度の新設を発表し、好感買いが優勢となっている。株主優待は、保有株数に応じて「当社商品詰合わせ」を贈呈。2022年9月30日現在の株主で300株(3単元)以上、または1000株(10単元)以上保有する株主を対象として開始する。

 同社では、原材料高などを受け、2022年2月28日店着分から「商品価格改定」を実施する予定と21年11月に発表している。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:26 | 材料でみる株価