[材料でみる株価]の記事一覧
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記事一覧 (10/06)クックパッドが後場一段高、生鮮宅配ボックスの設置に注目集まる、もみ合い煮詰まる様子
記事一覧 (10/06)加賀電子は反発推移、ドローン『レベル4』都市部での補助者なし目視外飛行の実現に向けた出資など好感される
記事一覧 (10/06)川崎地質は8年ぶりに上場来高値を更新、洋上風力関連事業に取組み公的事業の追い風など期待
記事一覧 (10/06)INPEXや石油資源開発が一段高、原油相場の7年ぶり高値など好感される
記事一覧 (10/06)太平洋セメントが6%高と値戻し強める、値上げ報道、水道橋の崩落など買い材料に
記事一覧 (10/05)イメージワンは後場一段と反発、原発処理水のトリチウム分離技術に注目集まる
記事一覧 (10/05)T&G・ニーズは年初来の高値を更新、「宣言」解除の恩恵が最大級の銘柄として注目続く
記事一覧 (10/05)第一生命HDは逆行高、米金利上昇など好感され年初来の高値に迫る
記事一覧 (10/05)石油資源開発とINPEXが一段高、原油高や「経済安保省」の新設など買い材料視
記事一覧 (10/04)テンポイノベーションは後場一段高、「宣言」解除を受け飲食店からの需要拡大などに期待強い
記事一覧 (10/04)シンメンテHDが年初来の高値を更新、「宣言」解除で店舗のメンテ繁忙の見方
記事一覧 (10/04)鈴茂器工は実質13日ぶりに反発、ごはん盛りロボなど「新常態」での必要性を再認識の様子
記事一覧 (10/04)一家HDは株主優待の導入など好感され急伸し一時ストップ高
記事一覧 (10/04)INPEXは新設の「経済安保省」で資源安保の代表銘柄とされ年初来の高値を更新
記事一覧 (10/04)百貨店株が軒並み高、「宣言」解除後の「人流」など受け客足回復に期待強まる
記事一覧 (10/04)鉄道株が軒並み高、、「GoTo」再開要望など伝えられJR東海は戻り高値を更新
記事一覧 (10/01)パピレスが逆行高、タテ読みフルカラーコミック「タテコミ」の拡充を進め、自社株買いを実施中
記事一覧 (10/01)エネチェンジは取引先の民生法申請による影響軽微とされ一時ストップ高
記事一覧 (10/01)東芝はヘッジファンドのエリオット・マネジメントの買い増し報道など受け逆行高
記事一覧 (10/01)楽天Gは「楽天銀行」の株式上場準備開始が好感され逆行高
2021年10月06日

クックパッドが後場一段高、生鮮宅配ボックスの設置に注目集まる、もみ合い煮詰まる様子

■帰宅途中に食材を受け取るサービスを拡充

 クックパッド<2193>(東1)は10月6日の後場、一段ジリ高基調となり、14時過ぎには本日現在高の248円(8円高)まで上げて出直りを強めている。正午前、「東京モノレール羽田空港線に生鮮宅配ボックス『マートステーション』を設置開始」と発表しており、これが好感されたとみられている。

 生鮮食品EC「クックパッドマート」の商品受け取り場所である生鮮宅配ボックス「マートステーション」を、東京モノレール株式会社(東京都港区)と協力し、東京モノレール羽田空港線天王洲アイル駅に設置し、2021年10月6日から受け取りサービスを開始した。これにより、通勤・通学をはじめ、外出先からの帰宅途中に食材を受け取ることが可能になる。株価は8月以降、横ばいのままだが、全体相場が急激に下げ始めた10月は逆に水準を上げて横ばいになっている。このもみ合いが煮詰まる様子のため、チャート妙味が強まってきたとの見方もある。(HC)

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:41 | 材料でみる株価

加賀電子は反発推移、ドローン『レベル4』都市部での補助者なし目視外飛行の実現に向けた出資など好感される

■現在は無人地帯での目視外利用『レベル3』限定だが

 加賀電子<8154>(東1)は10月6日、反発基調となり、2910円(83円高)まで上げた後も堅調で、後場はTOPIX(東証株価指数)や日経平均が再び下値を探る展開の中でも13時にかけて2840円(13円高)前後で推移している。5日の夕方、ドローンなどの無人航空機の企画、製造、販売等を行うVFR株式会社(東京都千代田区)への出資を発表。新たな事業の可能性などに期待が強まっている。

 発表によると、ドローンの利活用は、現在、目視内活用(レベル1〜2)や山間部などの無人地帯での目視外利用が可能な『レベル3』に限定されているが、有人地帯(都市を含む地域)における補助者なし目視外飛行『レベル4』実現に向けて法改正の議論が進んでいる。『レベル4』の開放によって、都市部での物流や点検、防災など、さらに幅広い用途でのドローンの社会実装が期待されている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:20 | 材料でみる株価

川崎地質は8年ぶりに上場来高値を更新、洋上風力関連事業に取組み公的事業の追い風など期待

■海底地質調査などに積極的で国の「整備促進区域」拡大など材料視

 川崎地質<4673>(JQS)は10月6日、反発一段高となり、一時18%高に迫る4540円(685円高)まで上げて2013年以来、約8年ぶりに上場来の高値を更新し、後場寄り後も上げ幅400円前後で強い推移となっている。洋上風力発電向けの海底地質調査などに積極的で、直近は、「洋上風力で脱炭素推進、茨城県」(日本経済新聞10月5日付朝刊・地域面)と伝えられたことを受け、公的事業による追い風を感じ取って注目する姿勢がある。

 今年3月、国際コンソーシアムの日本法人(株)ウインドパル(東京都港区)との間で洋上風力発電事業の海底地質調査で営業協力を締結と発表し、7月には洋上風力発電事業向け水深50m対応の鋼製櫓を開発と発表した。業績は拡大傾向で純利益は最高益に迫る。株価は、9月下旬に国交省、経産省が洋上風力発電の整備促進区域に5ヵ所目を追加指定と伝えられた前後から上げピッチを強め、断続的に高値を更新する相場になっている。(HC)

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:04 | 材料でみる株価

INPEXや石油資源開発が一段高、原油相場の7年ぶり高値など好感される

■岸田新内閣が新設した「経済安保省」を念頭に注目を強める様子も

 INPEX(国際石油開発帝石)<1605>(東1)は10月6日、一段高で始まり、取引開始後は983円(40円高)まで上げて年初来の高値を連日更新し、2020年1月以来の高値に進んでいる。石油資源開発<1662>(東1)も一段と値を上げ、取引開始後は6%高の2380円(135円高)まで上げ、年初来の高値に迫っている。

 NY原油先物が1バレル79ドル台に上昇し、2014年以来約7年ぶりの高値圏で連日高のため、採算好転などへの期待が強まっている。また、岸田新内閣が新設した「経済安保省」を念頭に注目を強める様子もある。出光興産<5019>(東1)なども高い。石油元売りにとっては在庫評価益の拡大につながる。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:35 | 材料でみる株価

太平洋セメントが6%高と値戻し強める、値上げ報道、水道橋の崩落など買い材料に

■和歌山市の水道橋崩落を受け老朽化した社会インフラの再整備など連想

 太平洋セメント<5233>(東1)は10月6日、反発して始まり、取引開始後は6%高の2371円(135円高)まで上げて値戻しを強めている。和歌山市の水道橋崩落を受けて国土強靭化の必要性が再燃している上、今朝は、「太平洋セメント値上げ、3年10カ月ぶり」(日本経済新聞10月6日付朝刊)と伝えられ、買い材料視されている。

 セメント需要は東京オリンピック関連施設の建設をピークに鈍化とされているが、和歌山市の水道橋崩落を受け、老朽化した社会インフラの再整備、国土強靭化の必要性が再燃したため、需要の下支えになるとの見方が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:17 | 材料でみる株価
2021年10月05日

イメージワンは後場一段と反発、原発処理水のトリチウム分離技術に注目集まる

■東京電力に応募完了と発表済み、全体相場が下げ注目株減る中で脚光

 イメージ ワン<2667>(JQS)は10月5日の後場、一段と強含み、寄り後に819円(22円高)まで上げて反発幅を広げている。ALPS処理水(原発処理水)に含まれるトリチウム分離技術に関する実証試験を終えて東京電力HD<9501>(東1)の公募に応募官僚と9月30日に発表しており、日経JASDAQ平均やなどが大幅続落一段安の中、絶好の材料株として注目し直されているようだ。

 ALPS処理水(原発処理水)に含まれるトリチウム分離技術に関する共同実証試験を完了し、2021年9月末を期限とする東京電力HDの公募に対しても応募申込手続きを完了と9月30日付で発表した。株価は翌日から2日続けて下押し、この発表に反応薄だったが、市場関係者からは、「全体相場の下げが続いて注目してきた株が次第に少なくなり、期待材料のある妙味株として注目し直されたようだ」との見方が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:48 | 材料でみる株価

T&G・ニーズは年初来の高値を更新、「宣言」解除の恩恵が最大級の銘柄として注目続く

■「挙式日延期は漸減し、下半期以降、段階的に回復の見込み」

 テイクアンドギヴ・ニーズ(T&G・ニーズ)<4331>(東1)は10月5日、続伸基調となって上値を追い、午前9時50分には8%高の1310円(96円高)まで上げて年初来の高値を更新し、2019年12月以来の1300円台を回復している。ハウスウェディング事業を中軸にホテル、レストラン、ツーリズム事業などを行うため、「緊急事態宣言」の解除によってほぼ全事業が解放された形になり、「リベンジ消費」「リオープン経済」関連株として注目されている。

 8月に発表した第1四半期の連結決算(2021年4〜6月)は、取扱組数の回復、コスト削減の徹底により売上高が94.75億円(前年同期の3.6倍)と急回復し、営業利益は黒字に転換。8月初の時点で、「挙式日延期は漸減し、下半期以降、段階的に回復の見込み」(決算短信)とした。第2四半期決算発表は11月11日の予定としている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:10 | 材料でみる株価

第一生命HDは逆行高、米金利上昇など好感され年初来の高値に迫る

■自社株買いを実施中で引き続き活発な買い継続の期待

 第一生命ホールディングス(第一生命HD)<8750>(東1)は10月5日、反発基調で始まり、取引開始後は3%高の2452.5円(73.5円高)まで上げて9月28日につけた年初来の高値2509.5円に向けて出直っている。米国の長期金利が8月の米製造業受注などを要因に再び強含み、資産運用環境の好転に期待する動きとされ、日経平均の700円安に逆行高となっている。

 現在実施中の自社株買い(自己株式の取得)は、取得上限株数を1億7000万株、総額を2000億円として2021年4月1日から22年3月31日までの予定で行っている。この9月末までの取得株式数は4084万6600株のため、引き続き活発な買いを継続する期待が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:50 | 材料でみる株価

石油資源開発とINPEXが一段高、原油高や「経済安保省」の新設など買い材料視

■日経平均は取引開始後に600円安

 石油資源開発<1662>(東1)は10月5日、一段高で始まり、取引開始後に2210円(81円高)まで上げて今年5月以来の2200円台を回復し、戻り高値に進んでいる。NY原油先物が一時78ドル/バレルに乗り、2014年11月以来の高値と伝えられたことや、岸田新内閣で「経済安保省」が新設されたことなどが買い材料視されている。

 INPEX(国際石油開発帝石)<1605>(東1)も一段高となり、取引開始後は945円(52円高)まで上げて年初来の高値を更新している。日経平均は取引開始後に600円安となっている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:23 | 材料でみる株価
2021年10月04日

テンポイノベーションは後場一段高、「宣言」解除を受け飲食店からの需要拡大などに期待強い

■業績は年度推移で拡大傾向を続け第1四半期の売上高は14%増加

 テンポイノベーション<3484>(東1)は10月4日の後場一段高となり、14時にかけては8%高の990円(75円高)まで上げて出直りを強めている。店舗専門の転貸借事業を行い、「東京周辺」「飲食店」「居抜き」に絞り込み、Webサイト『居抜店舗.com』などを展開。「緊急事態宣言」の解除を受け、飲食店の再開・再出発などにともなう需要拡大などに期待が強まっている。

 業績は年度推移で拡大傾向を継続しており、8月に発表した今期・2022年3月期・第1四半期決算(21年4〜6月)は前年同期比で売上高が14%増加し、営業利益は2.2倍に急増した。第2四半期決算の発表は11月2日を予定する。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:16 | 材料でみる株価

シンメンテHDが年初来の高値を更新、「宣言」解除で店舗のメンテ繁忙の見方

■第1四半期決算は売上高が16%増加し営業利益2.5倍に

 シンメンテホールディングス(シンメンテHD)<6086>(東マ)は10月4日の後場一段と強含み、13時30分過ぎには10%高の1341円(118円高)まで上げて約半月ぶりに年初来の高値を更新している。飲食業を主な対象として店舗のメンテナンスなどを行うため、「緊急事態宣言」の解除を受けて繁忙になるとの見方が出ている。

 第1四半期決算(2021年3〜5月・連結)は売上高が前年同期比16%増加し、営業利益は2.5倍の急回復となった。第2四半期決算の発表は10月中旬で、前期は10月14日に発表している。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:51 | 材料でみる株価

鈴茂器工は実質13日ぶりに反発、ごはん盛りロボなど「新常態」での必要性を再認識の様子

■一時は「宣言」解除により非接触の需要など薄れるとみられていたが

 鈴茂器工<6405>(JQS)は10月4日の後場、一段と強含み、13時過ぎには1759円(36円高)まで上げ、実質13日ぶりの反発(前日比変わらずの日が一日ある)となっている。寿司ロボット、ごはん盛りロボットなどの大手。12日間の続落(同)については、「緊急事態宣言」の解除が濃厚になり始めるにつれ、厨房の3密回避や非接触設備導入の必要性が薄れて下げ相場になったと見られているが、直近は、「新常態」の中で同社製品の必要性は衰えず、むしろ追い風になる可能性が言われているようだ。

 8月に発表した第1四半期決算(2021年4〜6月・連結)は売上高が前年同期比39%増加して急回復となり、営業利益は7.6倍の急回復となった。第2四半期決算の発表は11月中旬になる。(HC)
 
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:34 | 材料でみる株価

一家HDは株主優待の導入など好感され急伸し一時ストップ高

■お食事ご優待券を贈呈、「宣言」解除後の客足回復期待に上乗せの買い材料に

 一家ホールディングス(一家HD)<7127>(東1)は10月4日、取引開始後にストップ高の634円(100円高)まで上げ、その後も600円台で大幅高となっている。一家ダイニングプロジェクトの純粋持株会社(完全親会社)として10月1日付で設立し、改めて上場。この日の取引終了後に株主優待制度の導入などを発表し、好感買いが殺到した。

 株主優待は、毎年3月末日、9月末日現在で1単元(100株)以上を保有する株主を対象として、保有株式数に応じて「お食事ご優待券」を贈呈する。たとえば、200株以上400株未満を保有する株主の場合は5000円相当の「お食事ご優待券」500円券を10枚贈呈する。開始は、2022年3月31日現在の株主からとした。

 「屋台屋・博多劇場」「こだわりもん一家」「TANGO」「大衆ジンギスカン酒場ラムちゃん」「にのや」「韓国屋台ハンサム」全店でご飲食代金としてご利用できるとしたため、買い材料としては、「緊急事態宣言」解除後の客足回復期待に上乗せされる格好になった。(HC)

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:39 | 材料でみる株価

INPEXは新設の「経済安保省」で資源安保の代表銘柄とされ年初来の高値を更新

■LNG関連発表を行った翌日から2日続けて大きく上げ期待の強さ示す

 INPEX(国際石油開発帝石)<1605>(東1)は10月4日、再び一段高となり、取引開始後に6%高の937円(54円高)まで上げて年初来の高値を更新、午前10時にかけても4、5%高で強い推移となっている。岸田新内閣で「経済安保省」が新設されると伝えられ、資源安保の代表的な銘柄として注目されている。

 このところの買い材料としては、原油増場が3ヵ月ぶりの高値水準まで値を持ち直してたことに加え、9月26日に液化天然ガス(LNG)プラントに関する発表を行った翌日から2日続けて大きく上げ、(39円高、36円高)、エネルギー開発に対する期待が示された。また、テクニカル的には、この上げによって相場に弾みが付いたとの見方も出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:10 | 材料でみる株価

百貨店株が軒並み高、「宣言」解除後の「人流」など受け客足回復に期待強まる

■高島屋、J.フロントは戻り高値を更新し三越伊勢丹HDは6%高

 10月4日朝の東京株式市場では、百貨店株も軒並み高で始まり、高島屋<8233>(東1)は取引開始後に5%高の1280円(63円高)まで上げて2日ぶりに戻り高値を更新し、J.フロント リテイリング<3086>(東1)も5%高の1106円(58円高)まで上げて戻り高値を更新、三越伊勢丹HD<3099>(東1)は6%高の865円(51円高)まで上げて戻り高値に迫っている。

 「緊急事態宣言」解除後の最初の土・日の人出が大都市の繁華街や観光スポットで増加したと伝えられたことや、新型コロナ新規感染者数の減少継続などを受け、客足の回復、消費回復への期待が強まっている。近鉄グループHD<9041>(東1)は4%高に迫る3825円(130円高)まで上げて急反発となっている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:41 | 材料でみる株価

鉄道株が軒並み高、、「GoTo」再開要望など伝えられJR東海は戻り高値を更新

■全国知事会が政府に緊急提言と伝えられ観光・行楽の再開に期待強まる

 10月4日朝の東京株式市場では鉄道株が軒並み高で始まり、JR東海(東海旅客鉄道)<9022>(東1)は取引開始後に1万8100円(535円高)まで上げて2日ぶりに戻り高値を更新し、富士急行<9010>(東1)は5%高の4855円(230円高)、近鉄グループHD<9041>(東1)は4%高に迫る3825円(130円高)まで上げ、急反発となっている。

 「緊急事態宣言」の解除を受け、「GoTo再開、知事会、政府に緊急提言」(読売新聞オンライン10月2日22:27)などと伝えられ、観光・行楽の再開に期待する相場となった。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:24 | 材料でみる株価
2021年10月01日

パピレスが逆行高、タテ読みフルカラーコミック「タテコミ」の拡充を進め、自社株買いを実施中

■第1四半期決算は減収減益だったがタテ型アニ動画「アニコミ」にも注目集まる

 パピレス<3641>(JQS)は10月1日、2日続伸基調となり、後場寄り後は1490円(40円高)前後で推移し、日経JASDAQ平均の下げに逆行高となっている。9月16日から2022年2月10日までの日程で自社株買い(自己株式の取得)を実施中で、買い安心感があるとの見方が出ている。

 9月15日の取引終了後、自己株式の取得を発表し、普通株式25万株(自己株式を除く発行済株式総数の2.53%)、取得総額5.0億円を上限に、2021年9月16日から22年2月10日まで実施するとした。

 第1四半期決算は減収減益だったが、電子コミックでは、タテ読みフルカラーコミック「タテコミ」の拡充や、マンガにモーションと音声を付加し、スマートフォンでの視聴に最適のタテ型アニメーション形式の動画コンテンツ「アニコミ」について、声優事務所とのコラボレーションによる新シリーズの配信を開始するなどの取組を展開している。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:12 | 材料でみる株価

エネチェンジは取引先の民生法申請による影響軽微とされ一時ストップ高

■業績回復傾向で「脱炭素テックファンド」を買い材料視

 ENECHANGE(エネチェンジ)<4169>(東マ)は10月1日、一段高となり、一時ストップ高の4645円(700円高)まで上げて株式分割調整後の上場来高値を更新した。9月30日午後から今朝にかけて2本のIR関連ニュース(海外特化型の脱炭素テックファンド組成、取引関係会社の民生法申請)を発表。取引先民生法の影響については、「現時点では軽微であると判断」などとしたため、「脱炭素テックファンド」への期待が強まる形になった。

 脱炭素社会の実現を目的として、関連会社のJapanEnergyCapital合同会社が運営する、海外のエネルギーベンチャー企業への投資に特化した脱炭素テックファンド「JapanEnergyCapital2号ファンドを組成するとした。

 連結業績は2019年12月期を底に回復傾向。株価は21年8月から上場傾向となり、次第に上げピッチを速める相場になっている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:16 | 材料でみる株価

東芝はヘッジファンドのエリオット・マネジメントの買い増し報道など受け逆行高

■6月の株主総会でモメた印象のため思惑買いが流入の見方

 東芝<6502>(東1)は10月1日、5%高の4935円(220円高)まで上げた後も180円高前後で推移し、9月27日につけた2015年以来の高値5030円に向けて出直りを強めている。「物言う投資家エリオット、東芝株保有率引き上げ」(ロイターニュース・ニューヨーク/東京30日)と伝えられ、思惑買いが再燃。日経平均が午前10時30分にかけて400円安まで下げる中で逆行高となっている。6月の株主総会でモメた印象があるため思惑買いが入ったとの見方が出ている。

 報道によると、「ヘッジファンドのエリオット・マネジメントは、東芝株の保有を積み増し、東芝の主要株主になったと明らかにした。事情に詳しい関係筋によると、2017年から東芝に投資しているエリオットは最近、保有比率を5%弱に引き上げ、上位10株主に入った」という。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:34 | 材料でみる株価

楽天Gは「楽天銀行」の株式上場準備開始が好感され逆行高

■「特にフィンテック事業を展開するうえで重要な連結子会社」と

 楽天グループ(楽天G)<4755>(東1)は10月1日、取引開始後に7%高の1153円(72円高)まで上げ、日経平均の200円安などに逆行高となっている。9月30日15時、楽天銀行の株式上場の準備を開始すると発表し、買い材料視されている。

 発表では、楽天銀行について、「特にフィンテック事業を展開するうえで、当社の重要な連結子会社である」などと位置付けた。ただ、上場時期については、「関係当局の承認を前提とすることに加え、準備過程における検討の結果次第では、当社グループの組織再編が必要になる場合や楽天銀行は株式上場しないという結論に至る可能性もあります」との理由で未定とした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:12 | 材料でみる株価