[材料でみる株価]の記事一覧
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記事一覧 (10/04)鈴茂器工は実質13日ぶりに反発、ごはん盛りロボなど「新常態」での必要性を再認識の様子
記事一覧 (10/04)一家HDは株主優待の導入など好感され急伸し一時ストップ高
記事一覧 (10/04)INPEXは新設の「経済安保省」で資源安保の代表銘柄とされ年初来の高値を更新
記事一覧 (10/04)百貨店株が軒並み高、「宣言」解除後の「人流」など受け客足回復に期待強まる
記事一覧 (10/04)鉄道株が軒並み高、、「GoTo」再開要望など伝えられJR東海は戻り高値を更新
記事一覧 (10/01)パピレスが逆行高、タテ読みフルカラーコミック「タテコミ」の拡充を進め、自社株買いを実施中
記事一覧 (10/01)エネチェンジは取引先の民生法申請による影響軽微とされ一時ストップ高
記事一覧 (10/01)東芝はヘッジファンドのエリオット・マネジメントの買い増し報道など受け逆行高
記事一覧 (10/01)楽天Gは「楽天銀行」の株式上場準備開始が好感され逆行高
記事一覧 (10/01)パイプドHDはMBO(経営陣による買収)と好決算が好感されて急伸
記事一覧 (09/30)富士ソフトSBは「特殊詐欺被害防止コールセンター業務」などの受託が好感されて後場一段と強含む
記事一覧 (09/30)塩野義製薬は経口・飲み薬の新型コロナ治療薬開発などに注目強まり上場来の高値に迫る
記事一覧 (09/30)MRTはオンライン診療に関する日本郵便との実証実験が注目されてストップ高
記事一覧 (09/30)エアトリは新格安航空「TOKI AIR」への期待も加わり値上がり率トップ
記事一覧 (09/30)住友大阪セメントは自己株式の消却が好感され反発、株式価値の向上を好感
記事一覧 (09/30)三菱ケミカルHDは田辺三菱製薬の植物由来・新型コロナワクチン報道に注目集まり急反発
記事一覧 (09/29)レオクランが後場ストップ高、「宣言」解除後の医療体制拡充に期待強まる
記事一覧 (09/29)ネクストジェンはNTTドコモとの接続認定取得が好感され後場一段高
記事一覧 (09/29)伊豆シャボテンリゾートが逆行高、静岡県外で新事業、台風に悩まされたがリスク分散可能に
記事一覧 (09/29)IHIが4日続伸、事業譲渡や脱炭素メタネーション装置への取組などに注目集まる
2021年10月04日

鈴茂器工は実質13日ぶりに反発、ごはん盛りロボなど「新常態」での必要性を再認識の様子

■一時は「宣言」解除により非接触の需要など薄れるとみられていたが

 鈴茂器工<6405>(JQS)は10月4日の後場、一段と強含み、13時過ぎには1759円(36円高)まで上げ、実質13日ぶりの反発(前日比変わらずの日が一日ある)となっている。寿司ロボット、ごはん盛りロボットなどの大手。12日間の続落(同)については、「緊急事態宣言」の解除が濃厚になり始めるにつれ、厨房の3密回避や非接触設備導入の必要性が薄れて下げ相場になったと見られているが、直近は、「新常態」の中で同社製品の必要性は衰えず、むしろ追い風になる可能性が言われているようだ。

 8月に発表した第1四半期決算(2021年4〜6月・連結)は売上高が前年同期比39%増加して急回復となり、営業利益は7.6倍の急回復となった。第2四半期決算の発表は11月中旬になる。(HC)
 
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:34 | 材料でみる株価

一家HDは株主優待の導入など好感され急伸し一時ストップ高

■お食事ご優待券を贈呈、「宣言」解除後の客足回復期待に上乗せの買い材料に

 一家ホールディングス(一家HD)<7127>(東1)は10月4日、取引開始後にストップ高の634円(100円高)まで上げ、その後も600円台で大幅高となっている。一家ダイニングプロジェクトの純粋持株会社(完全親会社)として10月1日付で設立し、改めて上場。この日の取引終了後に株主優待制度の導入などを発表し、好感買いが殺到した。

 株主優待は、毎年3月末日、9月末日現在で1単元(100株)以上を保有する株主を対象として、保有株式数に応じて「お食事ご優待券」を贈呈する。たとえば、200株以上400株未満を保有する株主の場合は5000円相当の「お食事ご優待券」500円券を10枚贈呈する。開始は、2022年3月31日現在の株主からとした。

 「屋台屋・博多劇場」「こだわりもん一家」「TANGO」「大衆ジンギスカン酒場ラムちゃん」「にのや」「韓国屋台ハンサム」全店でご飲食代金としてご利用できるとしたため、買い材料としては、「緊急事態宣言」解除後の客足回復期待に上乗せされる格好になった。(HC)

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:39 | 材料でみる株価

INPEXは新設の「経済安保省」で資源安保の代表銘柄とされ年初来の高値を更新

■LNG関連発表を行った翌日から2日続けて大きく上げ期待の強さ示す

 INPEX(国際石油開発帝石)<1605>(東1)は10月4日、再び一段高となり、取引開始後に6%高の937円(54円高)まで上げて年初来の高値を更新、午前10時にかけても4、5%高で強い推移となっている。岸田新内閣で「経済安保省」が新設されると伝えられ、資源安保の代表的な銘柄として注目されている。

 このところの買い材料としては、原油増場が3ヵ月ぶりの高値水準まで値を持ち直してたことに加え、9月26日に液化天然ガス(LNG)プラントに関する発表を行った翌日から2日続けて大きく上げ、(39円高、36円高)、エネルギー開発に対する期待が示された。また、テクニカル的には、この上げによって相場に弾みが付いたとの見方も出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:10 | 材料でみる株価

百貨店株が軒並み高、「宣言」解除後の「人流」など受け客足回復に期待強まる

■高島屋、J.フロントは戻り高値を更新し三越伊勢丹HDは6%高

 10月4日朝の東京株式市場では、百貨店株も軒並み高で始まり、高島屋<8233>(東1)は取引開始後に5%高の1280円(63円高)まで上げて2日ぶりに戻り高値を更新し、J.フロント リテイリング<3086>(東1)も5%高の1106円(58円高)まで上げて戻り高値を更新、三越伊勢丹HD<3099>(東1)は6%高の865円(51円高)まで上げて戻り高値に迫っている。

 「緊急事態宣言」解除後の最初の土・日の人出が大都市の繁華街や観光スポットで増加したと伝えられたことや、新型コロナ新規感染者数の減少継続などを受け、客足の回復、消費回復への期待が強まっている。近鉄グループHD<9041>(東1)は4%高に迫る3825円(130円高)まで上げて急反発となっている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:41 | 材料でみる株価

鉄道株が軒並み高、、「GoTo」再開要望など伝えられJR東海は戻り高値を更新

■全国知事会が政府に緊急提言と伝えられ観光・行楽の再開に期待強まる

 10月4日朝の東京株式市場では鉄道株が軒並み高で始まり、JR東海(東海旅客鉄道)<9022>(東1)は取引開始後に1万8100円(535円高)まで上げて2日ぶりに戻り高値を更新し、富士急行<9010>(東1)は5%高の4855円(230円高)、近鉄グループHD<9041>(東1)は4%高に迫る3825円(130円高)まで上げ、急反発となっている。

 「緊急事態宣言」の解除を受け、「GoTo再開、知事会、政府に緊急提言」(読売新聞オンライン10月2日22:27)などと伝えられ、観光・行楽の再開に期待する相場となった。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:24 | 材料でみる株価
2021年10月01日

パピレスが逆行高、タテ読みフルカラーコミック「タテコミ」の拡充を進め、自社株買いを実施中

■第1四半期決算は減収減益だったがタテ型アニ動画「アニコミ」にも注目集まる

 パピレス<3641>(JQS)は10月1日、2日続伸基調となり、後場寄り後は1490円(40円高)前後で推移し、日経JASDAQ平均の下げに逆行高となっている。9月16日から2022年2月10日までの日程で自社株買い(自己株式の取得)を実施中で、買い安心感があるとの見方が出ている。

 9月15日の取引終了後、自己株式の取得を発表し、普通株式25万株(自己株式を除く発行済株式総数の2.53%)、取得総額5.0億円を上限に、2021年9月16日から22年2月10日まで実施するとした。

 第1四半期決算は減収減益だったが、電子コミックでは、タテ読みフルカラーコミック「タテコミ」の拡充や、マンガにモーションと音声を付加し、スマートフォンでの視聴に最適のタテ型アニメーション形式の動画コンテンツ「アニコミ」について、声優事務所とのコラボレーションによる新シリーズの配信を開始するなどの取組を展開している。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:12 | 材料でみる株価

エネチェンジは取引先の民生法申請による影響軽微とされ一時ストップ高

■業績回復傾向で「脱炭素テックファンド」を買い材料視

 ENECHANGE(エネチェンジ)<4169>(東マ)は10月1日、一段高となり、一時ストップ高の4645円(700円高)まで上げて株式分割調整後の上場来高値を更新した。9月30日午後から今朝にかけて2本のIR関連ニュース(海外特化型の脱炭素テックファンド組成、取引関係会社の民生法申請)を発表。取引先民生法の影響については、「現時点では軽微であると判断」などとしたため、「脱炭素テックファンド」への期待が強まる形になった。

 脱炭素社会の実現を目的として、関連会社のJapanEnergyCapital合同会社が運営する、海外のエネルギーベンチャー企業への投資に特化した脱炭素テックファンド「JapanEnergyCapital2号ファンドを組成するとした。

 連結業績は2019年12月期を底に回復傾向。株価は21年8月から上場傾向となり、次第に上げピッチを速める相場になっている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:16 | 材料でみる株価

東芝はヘッジファンドのエリオット・マネジメントの買い増し報道など受け逆行高

■6月の株主総会でモメた印象のため思惑買いが流入の見方

 東芝<6502>(東1)は10月1日、5%高の4935円(220円高)まで上げた後も180円高前後で推移し、9月27日につけた2015年以来の高値5030円に向けて出直りを強めている。「物言う投資家エリオット、東芝株保有率引き上げ」(ロイターニュース・ニューヨーク/東京30日)と伝えられ、思惑買いが再燃。日経平均が午前10時30分にかけて400円安まで下げる中で逆行高となっている。6月の株主総会でモメた印象があるため思惑買いが入ったとの見方が出ている。

 報道によると、「ヘッジファンドのエリオット・マネジメントは、東芝株の保有を積み増し、東芝の主要株主になったと明らかにした。事情に詳しい関係筋によると、2017年から東芝に投資しているエリオットは最近、保有比率を5%弱に引き上げ、上位10株主に入った」という。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:34 | 材料でみる株価

楽天Gは「楽天銀行」の株式上場準備開始が好感され逆行高

■「特にフィンテック事業を展開するうえで重要な連結子会社」と

 楽天グループ(楽天G)<4755>(東1)は10月1日、取引開始後に7%高の1153円(72円高)まで上げ、日経平均の200円安などに逆行高となっている。9月30日15時、楽天銀行の株式上場の準備を開始すると発表し、買い材料視されている。

 発表では、楽天銀行について、「特にフィンテック事業を展開するうえで、当社の重要な連結子会社である」などと位置付けた。ただ、上場時期については、「関係当局の承認を前提とすることに加え、準備過程における検討の結果次第では、当社グループの組織再編が必要になる場合や楽天銀行は株式上場しないという結論に至る可能性もあります」との理由で未定とした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:12 | 材料でみる株価

パイプドHDはMBO(経営陣による買収)と好決算が好感されて急伸

■MBO価格は1株2800円、最終的に上場とりやめの方針

 パイプドHD<3919>(東1)は10月1日、急伸して始まり、取引開始後は18%高の2880円(417円高)まで上げて約1週間ぶりに上場来の高値を更新している。9月30日の17時30分、第2四半期決算と同時にミライサイテキグループ(東京都港区)によるMBO(経営陣による株式公開買付・買収)を発表。MBO価格を2800円としたため買い先行となった。

 発表によると、MBOを行う株式会社ミライサイテキグループ(東京都港区)は、パイプドHDへのMBOを目的として2021年8月24日に設立された株式会社。投資ファンド(投資事業有限責任組合)アドバンテッジパートナーズY号が全株式を所有している。最終的に対象者株式を非公開化(上場とりやめ)するとした。

 第2四半期の連結決算(2021年3〜8月・累計)は、売上高が前年同期比27.6%増加し、営業利益は同48.8%増加するなどで快調だった。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:44 | 材料でみる株価
2021年09月30日

富士ソフトSBは「特殊詐欺被害防止コールセンター業務」などの受託が好感されて後場一段と強含む

■長崎県警から受注、勤労者退職金共済からの業務受託も発表

 富士ソフトサービスビューロ(富士ソフトSB)<6188>(東2)は9月30日の後場、一段と強含んで始まり、取引開始後は7%高の367円(23円高)まで上げて再び出直りを強めている。29日付で業務受託に関する2件のニュースリリ―スを発表し、業績寄与への期待が強まっている。

 29日、長崎県警察本部より発注された、「特殊詐欺被害防止コールセンター業務」の受託と、勤労者退職金共済機構より発注された「独立行政法人勤労者退職金共済機構への労働者派遣業務」の受託を発表した。

 業績は2019年3月期に最高益を更新した。その後、決算期を12月に変更し、21年12月期の予想は各利益とも19年3月期の最高に迫る見通しとしている。(HC)

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:26 | 材料でみる株価

塩野義製薬は経口・飲み薬の新型コロナ治療薬開発などに注目強まり上場来の高値に迫る

■2021年内に国内申請準備を完了などと「R&D説明会」で開示

 塩野義製薬<4507>(東1)は9月30日、再び上値を追い、取引開始後に6%高の7668円(404円高)まで上げて約3週間ぶりに年初来の高値を更新し、その後も堅調で2018年につけた資本移動調整後の上場来高値7736円に迫る相場となっている。9月29日に「R&D説明会」を開催し、説明資料をホームページに掲載。経口・飲み薬の新型コロナ治療薬の開発や同ワクチンの開発などに注目が集まった。

 説明資料によると、この10〜12月に国内Phase2/3試験(軽症+無症候)を行い、同試験で無症候・軽症患者を対象として症状改善/発症率低下および抗ウイルス効果のデータを収集し、2021年内に国内申請準備を完了。21年末には国内供給準備も完了としている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:23 | 材料でみる株価

MRTはオンライン診療に関する日本郵便との実証実験が注目されてストップ高

■診療、服薬指導から薬の配送まで一貫サービスの構築をめざす

 MRT<6034>(東マ)は9月30日、急伸し、ストップ高の2392円(400円高)で売買されたあと買い気配を続け、急伸商状となっている。日本郵便とオンライン診療一貫サービス提供プラットフォームの構築に向けた実証実験を行うと29日に発表し、買い材料視されている。日本郵便の日本郵政<6178>(東1)も高い。

 オンライン診療からオンライン服薬指導および処方薬配送まで一貫してサービスを提供するプラットフォームの構築に向けた実証実験を行い、患者・診療機関・薬局のいずれにとっても利便性の高いサービスの提供を目指し、日本郵便が有する全国の配送網を利用した処方薬の最短当日配送スキームを取り入れた新たなプラットフォームの構築を検討するとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:05 | 材料でみる株価

エアトリは新格安航空「TOKI AIR」への期待も加わり値上がり率トップ

■観光、鉄道航空、飲食などの関連株が活況高の中、買い材料視される

 エアトリ<6191>(東1)は9月30日、一段高となり、午前9時50分にかけては10.3%高の4300円(400円高)前後で推移し、東証1部銘柄の値上がり率トップとなっている。「緊急事態宣言」の解除決定を受け、旅行・観光、鉄道、航空、飲食などの関連株が連日活況高となる中、2022年中に新LCC(格安航空会社)TOKI AIR(トキエア株式会社、新潟市)が運航を開始する予定で、エアトリにとっては格安航空チケット関連事業に追い風になるとの期待が出ている。

 トキエア(TOKI AIR、TOKI Aviation Capital Co.,Ltd.)は、新潟空港を拠点に、北海道、東北、中部、関西への路線を計画するとされている。直近は、「トキエアは29日、ノルディック・アビエーション・キャピタル(アイルランド)と航空機2機のリース契約を結んだ」「2022年就航へ向け準備を加速する」(日本経済新聞電子版9月29日20:02)と伝えられ、改めて注目し直される形になった。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:08 | 材料でみる株価

住友大阪セメントは自己株式の消却が好感され反発、株式価値の向上を好感

■140万株(発行株数の3.62%)の消却を発表

 住友大阪セメント<5232>(東1)は9月30日、反発基調で始まり、取引開始後は3185円(70円高)まで上げて出直りを強めている。29日の15時、自己株式の消却を発表し好感されている。

 普通株式140万株(消却前の発行済株式総数に対する割合3.62%)を2021年9月30日(予定)に消却するとした。消却した分だけ発行済株式総数が減少するため、配当総額などが変わらないとすれば、その分だけ株式価値が向上することになる。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:36 | 材料でみる株価

三菱ケミカルHDは田辺三菱製薬の植物由来・新型コロナワクチン報道に注目集まり急反発

■10月に国内で臨床試験を開始などと伝えられる

 三菱ケミカルホールディングス(三菱ケミカルHD)<4188>(東1)は9月30日、急反発で始まり、取引開始後は5%高に迫る1041.0円(45.2円高)まで上げて出直りをお強めている。グループの田辺三菱製薬が、「世界初となる植物由来の新型コロナワクチンを日本に投入する計画を固めた」(日本経済新聞9月30日付朝刊)と伝えられたことが話題になっており、買い材料視されている。

 植物由来という点が、ワクチンに慎重な人にも受け入れられやすいのではと見て期待する様子もある。報道では、「10月に国内で臨床試験(治験)を始め、2022年3月にも国に承認申請する。低コストで量産しやすく、変異ウイルスにも対応しやすい」(同)などと伝えられた。(HC)

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:30 | 材料でみる株価
2021年09月29日

レオクランが後場ストップ高、「宣言」解除後の医療体制拡充に期待強まる

■「経済再開、医療安定が前提」などと伝えられ連想買い流入

 レオクラン<7681>(東2)は9月29日の後場一段高となり、何度もストップ高の3440円(400円高)で売買されながら出来高が増加している。医療機器専門商社で、「緊急事態宣言」の解除を巡り、「経済再開、医療安定が前提」(日本経済新聞9月29日朝刊)などと医療体制の拡充が伝えられているため連想買いが流入したと見られている。

 「緊急事態宣言」の解除にともない、政府が発表した今後の取組の中には「医療提供体制の充実・強化」があり、臨時の医療施設、入院待機施設の整備などを推進するとしている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:43 | 材料でみる株価

ネクストジェンはNTTドコモとの接続認定取得が好感され後場一段高

■ドコモの法人向けサービス「オフィスリンク」との接続認定を取得と発表

 ネクストジェン<3842>(JQS)は9月29日の後場、一段と反発幅を広げ、13時には10%高の1208円(105円高)まで上げて出直利を強めている。昼にかけて、同社の『U3VoiceクラウドPBX』がNTTドコモの法人向け内線サービス「オフィスリンク」との接続認定を取得したと発表し、好感買いが入った。

 業績は2020年3月期を底に回復傾向を強めており、今期・22年3月期の第1四半期(21年4〜6月)連結決算は、売上高が前年同期比87.0%増加し、各利益とも前年同期比で赤字が大幅に改善した。このため、株価は期待材料等に反応しやすい状態になっているようだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:14 | 材料でみる株価

伊豆シャボテンリゾートが逆行高、静岡県外で新事業、台風に悩まされたがリスク分散可能に

■初の静岡県外事業になり屋内施設のため天候に左右されにくい事業に

 伊豆シャボテンリゾート<6819>(JQS)は9月29日、11%高の114円高(11円高)まで上げた後も堅調に推移し、大きく出直る相場となっている。28日、ふれあい型の動物園の開設を発表し、「屋内施設となるため、天候に左右されにくい事業が可能になる」(発表リリースより)としたことなどが注目されている。日経平均の800円安などに逆行高となっている。

 子会社の伊豆シャボテン公園(静岡県伊東市)が、ふれあい動物施設「アニタッチみなとみらい」を「横浜ワールドポーターズ」(横浜市中区)に10月14日開設すると発表した。これまでは、伊豆シャボテン動物公園などの運営施設がすべて伊東市にあるため、2019年の台風15.19号の影響などを受けたが、今回は静岡県外での事業となり、また屋内施設となるため、天候に左右されにくい事業の展開が可能になるとした。(HC)

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:23 | 材料でみる株価

IHIが4日続伸、事業譲渡や脱炭素メタネーション装置への取組などに注目集まる

■自民党総裁選での政策に沿う銘柄との見方で注目する様子も

 IHI<7013>(東1)は9月29日、4日続伸基調となり、午前10時にかけては2830円(90円高)前後で推移し、日経平均の500円安に逆行高となっている。9月17日に医薬品製造プラントのEPC(設計,調達,建設)事業の譲渡を発表し、「筋肉体質」への指向が好感されている。また、自民党総裁選で最有力とされる岸田氏が原発の条件付稼働を容認しているとされ、次期政政権の政策に沿う銘柄との見方が出ている。

 株価は今年6月15日以来の2800円台回復となっている。脱炭素・新エネルギー開発も推進しており、8月には、二酸化炭素と水素からメタンを製造するメタネーション装置の実証実験をアサヒグループHD<2502>(東1)グループの研究施設に納入して行うと発表。IHIとして初のメタネーション装置の納入ということで注目された。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:03 | 材料でみる株価