[材料でみる株価]の記事一覧
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記事一覧 (04/30)ソニーグループが7%高、「半導体子会社のスピンオフ上場検討」と伝えられ期待強まる
記事一覧 (04/28)AGPが急伸、筆頭株主・日本航空の株主提案を受けがぜん材料株妙味強まる
記事一覧 (04/28)シキノハイテックが後場ストップ高、パナソニックHDとのライセンス契約など好感
記事一覧 (04/28)イトーキが年初来の高値に迫る、東京国立博物館に高機能展示ケース、注目再燃
記事一覧 (04/25)アイシンが後場急伸、発行株数の17%規模の自社株買いなど好感、消却も実施
記事一覧 (04/25)リプロセルが急伸、脊髄小脳失調症治療薬に関する提携先の発表を好感
記事一覧 (04/25)丸千代山岡家が戻り高値を更新、自社株買いの期間1か月のため短期速攻の期待
記事一覧 (04/25)マルマエが出直り強める、米半導体株高を受け急回復の業績推移など改めて見直される
記事一覧 (04/25)メガチップスの出直り強い、「ニンテンドースイッチ2」高人気とされ約1か月ぶりに4600円台を回復
記事一覧 (04/24)AeroEdgeの出直り目立つ、米ボーイングの四半期決算好調とされ買い安心感
記事一覧 (04/24)ゲオHDが年初来の高値を更新、セカンドストリート1000店舗達成とし注目再燃
記事一覧 (04/24)ペルセウスプロテオミクスが大きく出直る、YouTubeの株式情報番組で注目再燃
記事一覧 (04/24)任天堂が再び出直る、『ニンテンドースイッチ2』人気上々とされ最低投資額の引き下げ報道も材料視
記事一覧 (04/24)ファナックが出直り強める、自社株買いと消却など好感、対中トランプ関税緩和の可能性も好感
記事一覧 (04/23)フジ・メディアHDは後場小安い、投資ファンド提案の取締役候補に「日本国籍を有していないと思われる方」とされファンド側のホコ先鈍る懸念
記事一覧 (04/23)ヘリオスが後場急伸、正午から計3件のリリースを発表し期待高揚
記事一覧 (04/23)インティメート・マージャーは連日高値を更新、フルファネルマーケティング支援ツール企業との提携を好感
記事一覧 (04/23)コカ・コーラボトラーズJHDが高値を更新、「コーヒー製品は1本あたり+20〜30円」などの価格改定を好感
記事一覧 (04/23)コニカミノルタは大きく出直って始まる、「曲がる太陽電池」の寿命を2倍に延ばす保護フィルムなどに注目集まる
記事一覧 (04/23)富士フイルムHDが急伸、総額30億ドル超のバイオ医薬品製造を受託、期待強まる
2025年04月30日

ソニーグループが7%高、「半導体子会社のスピンオフ上場検討」と伝えられ期待強まる

■会社側は具体的な計画はないと述べたとも伝えられたが買い優勢

 ソニーグループ<6758>(東証プライム)は4月30日、再び出直って始まり、取引開始後は7%高に迫る3758.0円(238.0円高)まで上げている。「ソニーGが半導体子会社のスピンオフ上場検討、金融に続き−関係者」(ブルームバーグニュース4月28日夜)と伝えられ、NY株式市場でも値上がりしたことなどが好感されている。半導体子会社ソニーセミコンダクタソリューションズの株式上場を検討しているもようと伝えられた。

 報道によると、親会社が子会社の一部株式を保有し続けられる「パーシャルスピンオフ」と呼ばれる手法での株式上場になる見通しで、年内にも上場する可能性があるという。ただ、報道は「ソニーグループとソニーセミコンダクタソリューションズの広報担当は憶測による記事であり、そのような具体的な計画はないと述べた」とも記している。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:42 | 材料でみる株価
2025年04月28日

AGPが急伸、筆頭株主・日本航空の株主提案を受けがぜん材料株妙味強まる

■株主を日本航空、日本空港ビル、ANAホールディングスの3社のみに

 AGP(エージーピー)<9377>(東証スタンダード)は4月28日、朝の取引開始から買い気配で推移し、後場も気配値のままストップ高の1413円(300円高、27%高)で推移し急伸相場となっている。前取引日の25日午後、筆頭株主の日本航空<9201>(東証プライム)がAGPの株式を非公開化することなどを記した株主提案の書面を提出したと発表。がぜん材料株妙味の強まる相場になった。

 発表によると、株主提案では、AGPの株主を、日本航空、日本空港ビルデング株式会社(以下「日本空港ビルデング」)及びANAホールディングス株式会社(以下「ANAHD」)の3社のみとし、AGP株式を非公開化するために行う株式の併合、本株式併合に伴う所要の変更を行うための定款の一部変更、などを提案したという。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:47 | 材料でみる株価

シキノハイテックが後場ストップ高、パナソニックHDとのライセンス契約など好感

■前週は台湾半導体市場への拡販に向けた現地企業との協業も発表し期待強い

 シキノハイテック<6614>(東証スタンダード)は4月28日の後場、急伸相場となり、13時にかけてストップ高の1073円(150円高、16%高)まで買われ、急激に出直っている。同日付で、パナソニックHD(パナソニック ホールディングス)<6752>(東証プライム)とのライセンス契約を発表し、期待が集まった。パナソニックHDとのライセンス契約では、新開発のNessum通信モジュールのサンプル出荷を2025年6月に開始し、26年1月より量産出荷を目指すとした。

 また、4月24日には、台湾半導体市場への拡販に向けた現地企業との協業開始も発表しており、相次ぐ積極展開に注目が集まっている。台湾半導体市場での展開は、台湾・新竹地区に本社を有するAGNEZ社との協業により、既存顧客に対する現地サポート体制の強化およびOSATを含む新規顧客への拡販を加速する。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:32 | 材料でみる株価

イトーキが年初来の高値に迫る、東京国立博物館に高機能展示ケース、注目再燃

■「存在を消した展示ケース」展示品そのものと純粋に向き合える空間を実現

 イトーキ<7972>(東証プライム)は4月28日の後場寄り後に一段と強含んで1775円(56円高)まで上げ、年初来の高値1812円(2025年2月17日)に向けて出直りを強めている。25日付で「東京国立博物館へ高機能展示ケース『Artivista』を納入(文化財の美しさと保存性を両立する最先端技術を搭載)」と発表しており、同社の技術力などへの注目が再燃している。

 発表によると、本製品は2023年より継続納入しており、今年も最先端技術を結集した展示ケースを納入した。今回納入したのは、いずれも展示品の美しさを最大限に引き出す設計となっており、展示品の鑑賞を妨げない低反射コーティング高透過合わせガラスを採用。仏像をはじめとした貴重な文化財の繊細な表情や佇まいを、より美しく、ありのままに鑑賞いただけるという。さらに、ケース内の空気環境や湿度管理にも徹底配慮。ケースにはデータロガーを内蔵。気密性能は空気交換率0.03回/日を確保し、地震対策として滑り免震機構も装備。また、ミニマルなガラス扉機構によってガラス面を最大化し、「存在を消した展示ケース」として展示品そのものと純粋に向き合える空間を実現した。

 東京国立博物館のホームページをみると、このゴールデンウイーク中も鑑賞できる展示・催し物として、以下の展示が行われている。
・イマーシブシアター(〜縄文から浮世絵、そしてアニメへ〜)
(2025年3月25日〜2025年8月3日)
・特別展「蔦屋重三郎、コンテンツビジネスの風雲児」
(2025年4月22日〜2025年6月15日)
・浮世絵現代
(2025年4月22日〜2025年6月15日)
・増上寺の三大蔵―徳川家康寄進の三種の大蔵経―
(2025年4月28日〜2025年6月22日)

 また、今秋には、「運慶、祈りの空間−興福寺北円堂」(2025年9月9日〜2025年11月30日)も予定されている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:41 | 材料でみる株価
2025年04月25日

アイシンが後場急伸、発行株数の17%規模の自社株買いなど好感、消却も実施

■3月期決算は売上収益0.3%減だったが営業利益は41%増加

 アイシン<7259>(東証プライム)は4月25日、13時に3月決算と自己株式の取得(自社株買い)、消却を発表し、株価は11%高の1762.5円(180.0円高)まで上げて急伸症状となっている。自社株買いの上限が発行株数の17.2%に相当する1億3000万株と大規模な内容で注目されている。

 2025年3月期決算(IFRS、連結)は売上収益が前期比0.3%減だったが、営業利益は同41.5%増加した。今期・26年3月期の予想は売上収益を0.1%増とし、営業利益は1.0%増とした。

 自社株買いは取得株式総数が1億3000万株(上限、自己株式を除く発行済株式総数の17.2%)、取得総額1200億円(上限)、取得期間は2025年5月1日から26年3月31日まで。また、消却は、過去に取得済みの自己株式の一部の消却を行うこととし、5000万株(消却前の発行済株式総数に対する割合6.2%)を25年5月30日付で実施するとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:33 | 材料でみる株価

リプロセルが急伸、脊髄小脳失調症治療薬に関する提携先の発表を好感

■第2相臨床試験の結果が良好

 リプロセル<4978>(東証グロース)は4月25日、午前10時30分過ぎに提携先が行った脊髄小脳失調症治療薬「Stemchymal」の第2相臨床試験結果を発表。株価は急動意となって11時過ぎに17%高の170円(25円高)まで上げた。前引けも12%高の163円で、約3週間ぶりに160円台を回復した。後場は166円で始まった。

 発表によると、台湾のSteminent Biotherapeutics Inc.(ステミネント社)が2025年4月24日、本剤に関する台湾及び日本における第2相臨床試験の良好な結果を発表した。4月22日から24日にかけて米国で開催された世界希少疾病薬会議(World Orphan Drug Congress:WODC)で発表された。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:34 | 材料でみる株価

丸千代山岡家が戻り高値を更新、自社株買いの期間1か月のため短期速攻の期待

■5万5千株(発行株数の0.6%)上限に5月1日から30日まで

 丸千代山岡家<3399>(東証スタンダード)は4月25日、再び一段と上げ、午前11時過ぎに6%高の4600円(275円高)まで上げて3日ぶりに戻り高値を更新している。4月10日に発表した月次速報が好調で注目が強まっている上、24日の夕方に自己株式の取得(自社株買い)を発表。買付期間が約1か月間のため短期速攻で買い付ける期待が出ている。

 自社株買いは、取得株式総数5万5000株(上限、自己株式を除く発行済株式総数の0.6%)、取得総額2億円(上限)、取得期間は2025年5月1日から同年5月30日まで。発行株数に対する割合からみると小規模だが、取得期間が約1か月間のため短期速攻型になる期待が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:22 | 材料でみる株価

マルマエが出直り強める、米半導体株高を受け急回復の業績推移など改めて見直される

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■米半導体株指数は6%高、東エレク「新開発棟」竣工の報道なども寄与

 マルマエ<6264>(東証プライム)は4月25日、続伸基調となり、8%高に迫る1209円(85円高)まで上げて出直りを強めている。半導体製造装置やFPD製造装置の心臓部にあたる真空パーツや高精度パーツを開発製造し、トランプ大統領の関税を巡る変化の姿勢などを受けて米半導体株指数SOXが6%高に迫る大幅高となったことなどを受け、業績推移などが改めて見直されている。

 第2四半期決算(2024年9月〜25年2月・累計)は各利益とも前年同期比で黒字に転換した。また、25日は、東京エレクトロン<8035>(東証プライム)が「製造装置生産3倍速へ、宮城に新開発棟」(日本経済新聞4月25日付朝刊)と伝えられ、半導体の生産拡大に向けた動きが意識されて関連銘柄への注目が強まった面もあるようだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:47 | 材料でみる株価

メガチップスの出直り強い、「ニンテンドースイッチ2」高人気とされ約1か月ぶりに4600円台を回復

■任天堂も続伸基調、シライ電子やホシデンも高い

 メガチップス<6875>(東証プライム)は4月25日、一段と出直って始まり、取引開始後は6%高の4600円(235円高)まで上げて約1か月ぶりに4600円台を回復している。任天堂<7974>(東証プライム)のゲーム機向け半導体で知られ、24日、「ニンテンドースイッチ」の新製品『ニンテンドースイッチ2(Nintendo Switch2)』の予約受付に予想を大幅に超える応募と伝えられたことを受け、任天堂の株価とともに動意を強めている。任天堂も続伸基調。

 『ニンテンドースイッチ2』を巡っては、「抽選は約220万人が応募。想定を大幅に上回る。(中略)任天堂・古川社長がコメント」(ファミ通.comニュース4月23日夜)と伝えられて注目が強まった。関連銘柄としてホシデン<6804>(東証プライム)シライ電子工業<6658>(東証スタンダード)も値上がりしている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:44 | 材料でみる株価
2025年04月24日

AeroEdgeの出直り目立つ、米ボーイングの四半期決算好調とされ買い安心感

■ボーイングのストにより2月に業績予想を下方修正したが回復を期待

 AeroEdge(エアロエッジ)<7409>(東証グロース)は4月24日、7%高の2035円(132円高)まで上げた後も堅調に売買され、約2週間ぶりに2000円台を回復している。ボーイングやエアバスの航空機エンジン向けにチタンアルミブレードなどを供給し、2月にボーイングで発生したストライキの影響を反映し業績予想の下方修正を発表したが、そのボーイングが米国23日に発表した四半期決算が想定を上回ったとされて株価が6%高となり、AeroEdgeにも買い安心感が広がったとみられている。

 第2四半期決算(2024年7〜12月・累計)は好調で、エアバス向けの好調継続に加え、円安効果があり、売上高が第2四半期としては過去最高を更新した。また、営業利益も第2四半期としては過去最高を更新した。ボーイングの復調によって下期の動向に期待が出てきたようだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:35 | 材料でみる株価

ゲオHDが年初来の高値を更新、セカンドストリート1000店舗達成とし注目再燃

■明日オープン予定の新店舗で1000店舗の出店に

 ゲオHD(ゲオホールディングス)<2681>(東証プライム)は4月24日の後場一段と強含んで始まり、後場寄り後に1985円(79円高)まで上げて約1週間ぶりに年初来の高値を更新している。同日午前、セカンドストリートの1000店舗達成を発表し、注目の強まる相場となっている。4月25日にオープン予定の『セカンドストリート上尾中妻店』(埼玉県上尾市)をもって、ゲオの運営するセカンドストリートが1000店舗の出店を達成するとした。

 「セカンドストリート」は1996年に1号店を開設。衣料・服飾品から家具、家電、生活雑貨まで、さまざまなリユース品を取りそろえる総合リユースショップとして拡大してきた。25年3月末時点で国内に880店舗、海外4カ国で100店舗以上を展開。米国47店舗、台湾39店舗、マレーシア23店舗、タイ4店鋪を運営している。2025年には新たに2カ国へ進出し、4月29日にシンガポールに初出店、5月9日には香港に初出店する。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:52 | 材料でみる株価

ペルセウスプロテオミクスが大きく出直る、YouTubeの株式情報番組で注目再燃

■新薬候補の導出活動は引き続き期待のもてる様子

 ペルセウスプロテオミクス<4882>(東証グロース)は4月24日、10%高の412円(37円高)まで上げた後も400円台で堅調に売買され、下値圏から大きく出直っている。YouTube(ユーチューブ)の株式情報番組『株式戦隊アガルンジャー』の4月23日放送分(第372回)に同社社長が登場したため注目が再燃したもよう。4月18日には、「機械学習による抗体創薬に関する東京科学大学との共同研究開始のお知らせ」を発表しており、改めて期待が強まったようだ。

 YouTubeの番組では、新薬候補の導出活動に関して3月末に発信した「ペルセウス通信」で「残念ながら今期末までに導出を達成できませんでした」という点について、引き続き期待のもてる様子ががうかがえた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:17 | 材料でみる株価

任天堂が再び出直る、『ニンテンドースイッチ2』人気上々とされ最低投資額の引き下げ報道も材料視

■スイッチ2最初の抽選は想定を大幅に上回る応募と伝わり注目再燃

 任天堂<7974>(東証プライム)は4月24日、1万880円(465円高)で始まった後も堅調に売買され、再び出直る相場となっている。4月4日に予約受付を開始した新製品『ニンテンドースイッチ2(Nintendo Switch2)』について、「抽選は約220万人が応募。想定を大幅に上回る。(中略)任天堂・古川社長がコメント」(ファミ通.comニュース4月23日夜)と伝えられて注目が強まった。さらに、「株の最低投資額10万円に、東証、企業に引き下げ要請、若年層購入しやすく」(日本経済新聞4月24日付朝刊)と伝えられ、買い手のすそ野拡大などに期待が広がっている。

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 『ニンテンドースイッチ2』への応募については、古川社長が23日にX(旧ツイッター)で明らかにしたと伝えられた。第1回目の抽選に外れた人は自動的に第2回抽選に繰り越されるという。また、最低投資額の引き下げについては、いま100万円を超える最低投資金額が10万円台に低下すると新たな投資家層の流入が見込める。中でも、同社株のようなエンタメ系の銘柄は引き下げ効果が大との見方がある。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:35 | 材料でみる株価

ファナックが出直り強める、自社株買いと消却など好感、対中トランプ関税緩和の可能性も好感

■今期・26年3月期の業績予想は開示を見送る

 ファナック<6954>(東証プライム)は4月24日、一段と出直って始まり、取引開始後は5%高の3677.0円(180.0円高)まで上げ、下値圏から連日持ち直している。23日午後に3月決算と自己株式の取得(自社株買い)、消却などを発表。また、米トランプ大統領が中国製品に課した145%の関税について緩和する姿勢を見せたと伝えられ、中国景気の回復も追い風になる期待が出ている。ただ、今期・26年3月期の業績予想については、現時点で合理的に算定することが困難であるため記載していないとした。

 自社株買いは1250万株(自己株式を除く発行済株式総数の1.34%)、500億円を各上限に、2025年5月1日から26年4月30日まで行うとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:31 | 材料でみる株価
2025年04月23日

フジ・メディアHDは後場小安い、投資ファンド提案の取締役候補に「日本国籍を有していないと思われる方」とされファンド側のホコ先鈍る懸念

■ファンド側が株主提案を差替えたと開示、ワキが甘いとの見方も

 フジ・メディアHD(フジ・メディア・ホールディングス)<4676>(東証プライム)は4月23日、午前11時過ぎの3167.0円(67.0円高)を高値に売買交錯となり、14時過ぎからは前日比で小安くなっている。午前11時過ぎに「株主提案の差替えに関する書面受領について」を発表し、投資ファンド系の株主が提案している取締役候補者の中に「日本国籍を有していないと思われる方が含まれていた」(発表リリースより)ため、別の者に差替える書面を受領したと開示。株式市場関係者からは、投資ファンドのワキの甘さが露呈した格好になり、ファンド側の改革要求のホコ先が鈍ることになりかねない、といった見方が出ている。

 発表によると、投資ファンド系の株主から受けていた取締役選任に関する株主提案書の中に、「日本国籍を有していないと思われる方が含まれていたことから、当社は本株主に対し、日本国籍を有していない方が当社取締役に選任された場合には、放送法上、原則として認定放送持株会社の認定が取り消される旨を指摘していた」。その後、本株主より、22日付で、日本国籍を有していないと思われる取締役候補者1名を、別の者に変更することを内容とする株主提案の差替えを行いたい旨の書面を受領したという。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:53 | 材料でみる株価

ヘリオスが後場急伸、正午から計3件のリリースを発表し期待高揚

■脳梗塞急性期の治療薬、急性呼吸窮迫症候群治療薬について開示

 ヘリオス<4593>(東証グロース)は4月23日の後場、値動きを強めて始まったあと急伸相場となり、13時50分にかけては28%高の356円(78円高)まで上げて約2か月ぶりに350円を回復している。正午、脳梗塞急性期を対象とした治療薬開発に関してNEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)の事業に採択されたと発表。続いて13時に急性呼吸窮迫症候群治療薬『HLCM051』の日本国内での申請に向けた準備など2件のリリースを発表し、期待材料の連打となった。

 急性呼吸窮迫症候群治療薬『HLCM051』の日本国内での申請に向けた準備については、日本国内での条件及び期限付承認申請に向けた当局相談を完了し、申請に向けた準備を進めている、というもので、同社が現在開始に向け準備をしている米国を中心としたグローバル第3相試験において、このたび、日本国内被検者の組み入れが可能になったことから、日本国内で完了した第2相試験での治験協力医療機関を中心に国内での組み入れも進めることにより、日本を含めたグローバル第3試験としてREVIVE−ARDS試験の推進を加速できるとした。詳細が決定次第公表していくとし、期待が高まっている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:05 | 材料でみる株価

インティメート・マージャーは連日高値を更新、フルファネルマーケティング支援ツール企業との提携を好感

■LeanGoと従来は難易度が高かったLPの自動生成・最適化を目指す

 インティメート・マージャー<7072>(東証グロース)は4月23日の後場9%高の956円(76円高)で始まり、2日続けて大きく上げて年初来の高値を連日更新している。22日にフルファネルマーケティング支援ツール「DEJAM」の運営などを行う株式会社LeanGo(東京都目黒区)との業務提携を発表、連日好感されている。

 今回の連携により、「インティメート・マージャー社が保有する精緻なデータとLeanGoのフルファネルマーケティング支援ツール「DEJAM」を連携させることで、従来のサービスでは提供難易度が高かった、パーソナライズされたLPの自動生成・最適化を目指す」(LeanGoの発表リリースより)。

 LP(ランディングページ)は、商品やサービスへの興味を強めたり購買に踏み切らせることに主眼を置いた1ページ完結型のWebページ。発表によると、生成AIを活用したLPの生成は品質が担保できないため(中略)正解を出せる可能性と納得感は低く、実用性はまだまだ低い状況にあるという。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:17 | 材料でみる株価

コカ・コーラボトラーズJHDが高値を更新、「コーヒー製品は1本あたり+20〜30円」などの価格改定を好感

■2025年10月1日出荷分より実施との発表に注目集まる

 コカ・コーラ ボトラーズジャパンホールディングス<2579>(東証プライム)は4月23日、次第高となり、午前10時にかけては6%高の2720.5円(150.5円高)前後で売買され、年初来の高値を更新している。22日付で「価格改定のお知らせ」を発表したことなどが買い材料視され、2020年2月以来の2700円台に進んでいる。「コーヒー製品は1本あたり+20〜30円、その他製品は+20円、それぞれメーカー希望小売価格を改定」し、2025年10月1日出荷分より実施するとした。

 同社の業績はこれまで好調だが、発表によると、原材料、資材、エネルギー価格の高騰や為替相場の変動による影響が長期化し、経費削減などに最大限に努めてきたが、企業努力のみで吸収することが困難な状況になっているもよう。2月に開示した第3四半期決算では2024年12月期の親会社株主に帰属する当期利益(連結)の予想を110億円(前期比50.5%増)とし、18年12月期以来、6期ぶりに最高を更新する見込みの数字を出している。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:15 | 材料でみる株価

コニカミノルタは大きく出直って始まる、「曲がる太陽電池」の寿命を2倍に延ばす保護フィルムなどに注目集まる

■すららネットとは学校教育向けソリューションでの連携を発表

 コニカミノルタ<4902>(東証プライム)は4月23日、大きく出直って始まり、取引開始後は9%高の435.4円(36.5円高)まで上げ、昨年来の安値圏から持ち直している。22日に学校教育向けソリューション事業ですららネット<3998>(東証グロース)との連携を発表した上、「『曲がる太陽電池』寿命2倍20年に、コニカミノルタが保護フィルム」(日経電子版4月22日夕方)と伝えられ、注目が再燃している。

 「曲がる太陽電池」については、ペロブスカイト型太陽電池向けに、有機EL照明の製造で培った技術を生かした保護膜の生産を2026年度にも始めると伝えられた。電池の劣化を防ぎ、耐用年数を従来の2倍の約20年に延ばせるという。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:47 | 材料でみる株価

富士フイルムHDが急伸、総額30億ドル超のバイオ医薬品製造を受託、期待強まる

■富士フイルムのバイオ医薬品子会社が米リジェネロン社から10年間受託

 富士フイルムHD(富士フイルムホールディングス)<4901>(東証プライム)は4月23日、買い気配を上げて始まり、取引開始から18分を経過した午前9時18分に13%高の3026.0円(350円高)で始値がついた。22日午後、富士フイルムのバイオ医薬品子会社が「30億ドル超のバイオ医薬品製造契約を締結」と発表、買い材料視されている。

 発表によると、バイオ医薬品の開発・製造受託などを行うフジフイルム・ダイオシンス・バイオテクノロジーズ(FUJIFILM Diosynth Biotechnologies)が、世界的なバイオ医薬品企業Regeneron Pharmaceuticals, Inc.(リジェネロン ファーマスーティカルズ)と、総額30億ドル超のバイオ医薬品の製造契約を締結した。リジェネロンの抗体医薬品の製造を10年間にわたり受託する。製造は、今年本格稼働を予定している米国新拠点(ノースカロライナ州ホーリースプリングス市)で行う。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:22 | 材料でみる株価