■治験計画届の調査が終了し追加第3相臨床試験を開始と発表
ファンペップ<4881>(東証グロース)は12月23日の後場、急伸して始まり、後場寄り後に35%高の172円(45円高)まで上げて3か月以上続く底練り相場から大きく出直っている。昼前、機能性ペプチド「SR−0379」に関する臨床試験について発表し、期待が集中している。
発表によると、皮膚潰瘍を対象疾患として開発中の機能性ペプチド「SR−0379」の追加第3相臨床試験(以下「02試験」)の治験計画届を12月6日に提出していた。この度、独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)による所定の調査が終了し、02試験を開始する。簡便な投与方法(常温保存可能なスプレー剤)であることから、幅広い皮膚潰瘍の患者様に使用されることが期待される。高齢化社会を迎え重要性が増している褥瘡や糖尿病性潰瘍等の皮膚潰瘍の早期回復を促進し、患者様のQOL(生活の質)向上に貢献することを目指す。(HC)
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(12/23)ファンペップが後場急伸、機能性ペプチド「SR−0379」の臨床試験に期待強まる
(12/23)アスカネットが大きく出直る、12月23日から自社株買いを開始、6月に続く買付で株主還元の充実を図る
(12/23)マーケットエンタープライズがストップ高、株主優待の拡充や不要品リユース事業の拡大など好感
(12/23)伊勢化学が13%高など「曲がる太陽電池」関連株が高い、読売・朝日系で伝えられ注目再燃
(12/23)ホンダと日産自は堅調、きょう経営統合について発表と伝えられる、下げてきたホンダも持ち直す
(12/20)JPホールディングスが再び出直り強める、「保育所で学童も」などの政策を好感
(12/20)住友不が6%高、不動産株の中で上げ目立つ、自社株買い実施中で日銀の金利据え置きに乗る
(12/20)グッドライフカンパニーが一時ストップ高、連続最高益予想で自社株買いも好感
(12/20)キオクシアHDが一段高、上場3日目、時価総額では東芝から独立時の半分とされ割安感
(12/20)三越伊勢丹HDが連日出直る、訪日外国人客数の年間最多更新など好感
(12/19)BEENOSが後場急伸、LINEヤフーによるTOB報道を受け、がぜん材料含みに
(12/19)クラダシが一時ストップ高、再生可能エネのロス解消めざし系統用蓄電池事業への参入を検討
(12/19)インテージHDが出直り強める、訪日観光客の年間記録更新、再拡大を受け注目強まる
(12/19)日産自動車は大幅続伸、ホンダとの経営統合観測、「来週協議入り」と伝えられ期待強まる
(12/19)And Doホールディングスが急伸しストップ高、第一生命HDとの資本業務提携など好感
(12/19)雨風太陽がストップ高買い気配、株主優待制度の導入を好感、今年の12月末株主から開始
(12/18)オキサイドは3日続けて日々の上値をセリ上げる、次世代パワー半導体材料の事業化に期待強まる
(12/18)イトーキが再び上値を探る、都心オフィス空室率6カ月連続低下などで注目度強い
(12/18)ジェイエスエスが急反発、競泳で世界レベルの所属選手やM&A戦略などに期待再燃
(12/18)ユビキタスAIが一時ストップ高、「受託開発案件が好調」などとされ注目強まる
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2024年12月23日
ファンペップが後場急伸、機能性ペプチド「SR−0379」の臨床試験に期待強まる
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:04
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アスカネットが大きく出直る、12月23日から自社株買いを開始、6月に続く買付で株主還元の充実を図る

■今回は上限46万株(自己株式を除く発行株数の2.85%)
アスカネット<2438>(東証グロース)は12月23日、6%高の457円(26円高)まで上げた後も堅調に売買され、2013年以来の安値圏から出直っている。前取引日・20日の15時30分に自己株式の取得(自社株買い)を発表、株主還元の充実を図るとともに、経営環境の変化に対応し機動的な資本政策の遂行を可能とするし、好感されている。
20日に発表した自社株買いは、取得上限株数46万株(自己株式を除く発行済株式総数の2.85%)、総額200百万円、取得期間は2024年12月23日から25年4月30日までの予定とした。
同社の自社株買いは、24年6月に実施した34万株(この時点での自己株式を除く発行済株式総数の2.07%)の買付(東証の自己株式立会外買付取引ToSTNeT−3に委託する自社株買い)に続くもので、株式価値の向上につながり、広義の株主還元策になる。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:18
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マーケットエンタープライズがストップ高、株主優待の拡充や不要品リユース事業の拡大など好感

■優待拡充は25年6月から実施、不要品リユース連携自治体数は209に
マーケットエンタープライズ<3135>(東証プライム)は12月23日、気配値のままストップ高の114円(150円高、16%高)に達し、2日続けてストップ高の急騰相場となっている。12月19日の夕方に株主優待の拡充と月次連結売上高(速報)、東京都杉並区、大阪府枚方市との不要品リユース事業開始、などを発表し、20日には埼玉県日高市との不要品リユース事業開始などを発表、連日買い材料視されている。
株主優待の拡充は、対象株主を現在の100株(1単元)以上保有する株主から500株(5単元)以上の株主に変更する一方、優待品は、現在の一律500円分のクオ・カード贈呈(年1回)に対し、2万5000円分のデジタルギフト贈呈(年2回)に変更する。2025年6月末日現在(基準日)の株主名簿に記載または記録された株主への優待発送分より適用を開始するとした。
また、ネット型リユース事業のリユースプラットフォーム「おいくら」を活用して不要品リユース事業を行う提携自治体の数は、日高市の「おいくら」サービス導入により全国で209に達した。東京都内では、杉並の導入により導入自治体数は15となった。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:09
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伊勢化学が13%高など「曲がる太陽電池」関連株が高い、読売・朝日系で伝えられ注目再燃
■積水化学は「少量なら商用化できるレベル」、K&OエナジーGも高い
伊勢化学工業<4107>(東証スタンダード)は12月23日、再び一段高となり、午前10時過ぎには13%高の2万9740円(3530円高)まで上げて3週間ぶりに戻り高値を更新している。「曲がる太陽電池」の素材ペロブスカイトに用いられるヨウ素の大手で、21日に「曲がる太陽電池『ペロブスカイト』開発で先行する積水化学工業社長『25年の事業化を進める』」(読売新聞オライン12月21日)、「将来的には原発20基分相当に?国産の“曲がる太陽電池”最前線を取材」(テレ朝NEWS12月21日)と相次いで伝えられたことなどを受け、注目が再燃する形になった。
報道によると、「ペロブスカイト太陽電池」は、積水化学工業<4204>(東証プライム)では「少量なら商用化できるレベルにある」もよう。大阪万博で随所に設置され、本格的に登場する見込みとされている。積水化学の株価は約1ヵ月前につけた上場来高値に接近。関連銘柄として、同じくヨウ素メーカーのK&Oエナジーグループ<1663>(東証プライム)も5%高と出直っている。(HC)
伊勢化学工業<4107>(東証スタンダード)は12月23日、再び一段高となり、午前10時過ぎには13%高の2万9740円(3530円高)まで上げて3週間ぶりに戻り高値を更新している。「曲がる太陽電池」の素材ペロブスカイトに用いられるヨウ素の大手で、21日に「曲がる太陽電池『ペロブスカイト』開発で先行する積水化学工業社長『25年の事業化を進める』」(読売新聞オライン12月21日)、「将来的には原発20基分相当に?国産の“曲がる太陽電池”最前線を取材」(テレ朝NEWS12月21日)と相次いで伝えられたことなどを受け、注目が再燃する形になった。
報道によると、「ペロブスカイト太陽電池」は、積水化学工業<4204>(東証プライム)では「少量なら商用化できるレベルにある」もよう。大阪万博で随所に設置され、本格的に登場する見込みとされている。積水化学の株価は約1ヵ月前につけた上場来高値に接近。関連銘柄として、同じくヨウ素メーカーのK&Oエナジーグループ<1663>(東証プライム)も5%高と出直っている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:35
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ホンダと日産自は堅調、きょう経営統合について発表と伝えられる、下げてきたホンダも持ち直す
■三菱自とともに3社で世界3位の企業体をめざすことになるもよう
ホンダ(本田技研工)<7267>(東証プライム)は12月23日、1244.0円(14.5円高)で始まった後も堅調に推移し、日産自動車<7201>(東証プライム)との経営統合観測が伝えられた後の下げから持ち直している。「23日、経営統合に向けて本格的な協議に入ると発表する」(共同通信12月23日朝)と伝えられており、具体的な展望などに期待が出ているもようだ。日産自は朝寄り後に一時431.4円(11.6円安)まで軟化する場面があったが、ほどなく堅調相場に転換した。
報道では、「(シャープの買収で知られる台湾の半導体大手)鴻海による買収を阻止するためとの見方がある」と触れているが、三菱自動車工業<7211>(東証プライム)とともに3社で「世界3位となる巨大連合の枠組みを固める」方向を示すことになるもようだ。(HC)
ホンダ(本田技研工)<7267>(東証プライム)は12月23日、1244.0円(14.5円高)で始まった後も堅調に推移し、日産自動車<7201>(東証プライム)との経営統合観測が伝えられた後の下げから持ち直している。「23日、経営統合に向けて本格的な協議に入ると発表する」(共同通信12月23日朝)と伝えられており、具体的な展望などに期待が出ているもようだ。日産自は朝寄り後に一時431.4円(11.6円安)まで軟化する場面があったが、ほどなく堅調相場に転換した。
報道では、「(シャープの買収で知られる台湾の半導体大手)鴻海による買収を阻止するためとの見方がある」と触れているが、三菱自動車工業<7211>(東証プライム)とともに3社で「世界3位となる巨大連合の枠組みを固める」方向を示すことになるもようだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:52
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2024年12月20日
JPホールディングスが再び出直り強める、「保育所で学童も」などの政策を好感

■こども家庭庁が「学童待機に新たな受け皿」と伝えられ注目再燃
JPホールディングス<2749>(東証プライム)は12月20日、次第に強含む相場となり、5%高の681円(33円高)まで上げた後も堅調に売買され、再び出直りを強めている。保育園を205園、児童館13施設、学童クラブは96施設など合計320施設を運営(2024年9月末)する子育て関連事業の最大手で、少子化対策など政府の重点政策が追い風になる銘柄。20日は、「学童待機、新たな受け皿、児童館・小学校に補助金、こども家庭庁、年度内に」(日本経済新聞12月20日付朝刊)と伝えられたことなどが買い材料視されている。また、19日には「保育所で学童も、地域課題対応で多機能に、こども家庭庁」(日経電子版12月19日夜)と伝えられ、同社株への連想を強める要因になった。
業績は好調で、第2四半期決算(2024年4〜9月:中間期、連結)は、売上高が前年同期比6.6%増加し、営業利益は同34.6%増加、中間純利益は同51.7%増加した。3月通期の予想は全体に前回予想を継続したが、12月初旬にはSBI証券が目標株価を21円引き上げて921円に見直したと伝えられた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:10
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住友不が6%高、不動産株の中で上げ目立つ、自社株買い実施中で日銀の金利据え置きに乗る
■一部には来年3、4月まで利上げなしの推測も
住友不動産<8830>(東証プライム)は12月20日、再び出直る相場となり、午前11時にかけて6.2%高の4815円(283円高)まで上げる場面を見せて反発幅を広げている。日銀が19日午後、政策金利の据え置きを発表したことが好感され、不動産株は軒並み堅調だが、16日に自社株買いを発表したこともあり、三井不<8801>(東証プライム)の一時4.5%高、三菱地所<8802>(東証プライム)の一時5.8%高などを上回る勢いとなっている。
住友不が16日に発表した自社株買いは、取得株式総数800万株(上限、自己株式を除く発行済株式総数の1.69%)、取得総額350億円(上限)、取得期間は2024年12月17日から25年6月30日までの予定。
日銀の金融政策については、19日午後の総裁会見を受け、一部に「来年の春闘で賃金動向が定まるまで利上げしない可能性が出てきた」(株式市場関係者)との推測も出ているようだ。(HC)
住友不動産<8830>(東証プライム)は12月20日、再び出直る相場となり、午前11時にかけて6.2%高の4815円(283円高)まで上げる場面を見せて反発幅を広げている。日銀が19日午後、政策金利の据え置きを発表したことが好感され、不動産株は軒並み堅調だが、16日に自社株買いを発表したこともあり、三井不<8801>(東証プライム)の一時4.5%高、三菱地所<8802>(東証プライム)の一時5.8%高などを上回る勢いとなっている。
住友不が16日に発表した自社株買いは、取得株式総数800万株(上限、自己株式を除く発行済株式総数の1.69%)、取得総額350億円(上限)、取得期間は2024年12月17日から25年6月30日までの予定。
日銀の金融政策については、19日午後の総裁会見を受け、一部に「来年の春闘で賃金動向が定まるまで利上げしない可能性が出てきた」(株式市場関係者)との推測も出ているようだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:40
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グッドライフカンパニーが一時ストップ高、連続最高益予想で自社株買いも好感
■九州など中心に投資用マンションを展開、首都圏エリア進出へ
グッドライフカンパニー<2970>(東証スタンダード)は12月20日、買い気配で始まった後一時ストップ高の2580円(500円高、24%高)まで上げ、午前10時を過ぎても2400円前後で推移、急激な出直り相場となっている。九州、沖縄などを中心に投資用マンション事業を行い、最高益を連続更新する見込み。19日の夕方に自己株式の取得(自社株買い)を発表し、高業績と合わせて買いが集中している。
自社株買いは、上限株数20万株(自己株式を除く発行済株式総数の4.72%)、取得総額5億円。取得期間は2024年12月20日から25年2月14日までの予定。
今期・24年12月期の連結業績予想は、10月にマンション設計などを行う(株)デベロップデザイン社の株式100%を取得し、首都圏エリア進出などに向けた「重要な一手」(決算説明資料より)としたことなどもあり、売上高を前期比48.7%増加の見込みとし、営業利益は同50.7%増加、親会社株主に帰属する当期純利益は同52.9%増加の見込みとする。売上高、各利益とも連続最高を更新することになる。(HC)
グッドライフカンパニー<2970>(東証スタンダード)は12月20日、買い気配で始まった後一時ストップ高の2580円(500円高、24%高)まで上げ、午前10時を過ぎても2400円前後で推移、急激な出直り相場となっている。九州、沖縄などを中心に投資用マンション事業を行い、最高益を連続更新する見込み。19日の夕方に自己株式の取得(自社株買い)を発表し、高業績と合わせて買いが集中している。
自社株買いは、上限株数20万株(自己株式を除く発行済株式総数の4.72%)、取得総額5億円。取得期間は2024年12月20日から25年2月14日までの予定。
今期・24年12月期の連結業績予想は、10月にマンション設計などを行う(株)デベロップデザイン社の株式100%を取得し、首都圏エリア進出などに向けた「重要な一手」(決算説明資料より)としたことなどもあり、売上高を前期比48.7%増加の見込みとし、営業利益は同50.7%増加、親会社株主に帰属する当期純利益は同52.9%増加の見込みとする。売上高、各利益とも連続最高を更新することになる。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:36
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キオクシアHDが一段高、上場3日目、時価総額では東芝から独立時の半分とされ割安感
■米国の政策などで逆風もあるが第2四半期は営業利益など過去最高
上場3日目のキオクシアHD(キオクシアホールディングス)<285A>(東証プライム)は12月20日、続伸一段高となり、取引開始後は12%高の1930円(210円高)まで上げて上場来の高値を連日更新している。旧・東芝メモリ株式会社。公開価格は1455円。上場初日の終値1601円で算出した時価総額は「8630億円と、東芝から独立時の2兆円の半分以下」(日本経済新聞12月19日付朝刊より)と伝えられたこともあり、割安感が強いとの見方が出ている。
旧・東芝メモリ株式会社で、2019年10月に社名をキオクシア株式会社へと変更。2025年3月期・第2四半期(7〜9月)の連結業績は、PC・スマートフォン向け需要で在庫調整の影響があったものの、データセンター・エンタープライズ向けSSDの強い需要などにより出荷量(記憶容量ベース)が増加し、売上収益、営業利益は過去最高となった。(HC)
上場3日目のキオクシアHD(キオクシアホールディングス)<285A>(東証プライム)は12月20日、続伸一段高となり、取引開始後は12%高の1930円(210円高)まで上げて上場来の高値を連日更新している。旧・東芝メモリ株式会社。公開価格は1455円。上場初日の終値1601円で算出した時価総額は「8630億円と、東芝から独立時の2兆円の半分以下」(日本経済新聞12月19日付朝刊より)と伝えられたこともあり、割安感が強いとの見方が出ている。
旧・東芝メモリ株式会社で、2019年10月に社名をキオクシア株式会社へと変更。2025年3月期・第2四半期(7〜9月)の連結業績は、PC・スマートフォン向け需要で在庫調整の影響があったものの、データセンター・エンタープライズ向けSSDの強い需要などにより出荷量(記憶容量ベース)が増加し、売上収益、営業利益は過去最高となった。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:51
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三越伊勢丹HDが連日出直る、訪日外国人客数の年間最多更新など好感
■業績好調で証券会社の目標株価も買いを支援
三越伊勢丹HD(三越伊勢丹ホールディングス)<3099>(東証プライム)は12月20日、続伸基調で始まり、取引開始後は5%高の2475.0円(112.0円高)まで上げて出直りを強めている。日本政府観光局が18日に発表した「訪日外客数」が11月末までで年間ベースの過去最多を上回ったとされ、インバウンド消費への期待が連日強まる相場となっている。
業績は好調で、11月の月次動向は、国内百貨店の合計売上高が前年同月比6.8%増加。12月6日には大和証券が目標株価を100円引き上げて2850円に見直したと伝えられた。(HC)
三越伊勢丹HD(三越伊勢丹ホールディングス)<3099>(東証プライム)は12月20日、続伸基調で始まり、取引開始後は5%高の2475.0円(112.0円高)まで上げて出直りを強めている。日本政府観光局が18日に発表した「訪日外客数」が11月末までで年間ベースの過去最多を上回ったとされ、インバウンド消費への期待が連日強まる相場となっている。
業績は好調で、11月の月次動向は、国内百貨店の合計売上高が前年同月比6.8%増加。12月6日には大和証券が目標株価を100円引き上げて2850円に見直したと伝えられた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:20
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2024年12月19日
BEENOSが後場急伸、LINEヤフーによるTOB報道を受け、がぜん材料含みに
■「概ね報道のとおり」「準備が整い次第速やかにおしらせ」と発表
BEENOS<3328>(東証プライム)は12月19日の後場、買い気配で始まったままストップ高の4070円(700円高、21%高)に達し、後場は14時過ぎまで値が付かないまま急伸相場となっている。正午前、「LINEヤフー、越境ECのBEENOS買収、500億円でTOB」(日経電子版速報ニュース11:30)と伝えられ、がぜん材料含みとなった。
報道によると、TOB(株式公開買付)価格は1株あたり4000円になるもよう。全株式を取得して完全子会社にするとした。これに対し、BEENOSは、東証IR開示で、当社が発表したものではないこと、概ね報道のとおりだが、開示準備が整い次第速やかにお知らせする、と発表した。東証は、BEENOS株式の売買を午前11時54分から13時6分まで売買停止とした。(HC)
BEENOS<3328>(東証プライム)は12月19日の後場、買い気配で始まったままストップ高の4070円(700円高、21%高)に達し、後場は14時過ぎまで値が付かないまま急伸相場となっている。正午前、「LINEヤフー、越境ECのBEENOS買収、500億円でTOB」(日経電子版速報ニュース11:30)と伝えられ、がぜん材料含みとなった。
報道によると、TOB(株式公開買付)価格は1株あたり4000円になるもよう。全株式を取得して完全子会社にするとした。これに対し、BEENOSは、東証IR開示で、当社が発表したものではないこと、概ね報道のとおりだが、開示準備が整い次第速やかにお知らせする、と発表した。東証は、BEENOS株式の売買を午前11時54分から13時6分まで売買停止とした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:12
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クラダシが一時ストップ高、再生可能エネのロス解消めざし系統用蓄電池事業への参入を検討
■フードロス削減事業を「食+再生可能エネルギー」へと拡張
クラダシ<5884>(東証グロース)は12月19日、急反発となり、取引開始後に一時ストップ高の360円(80円高、29%高)まで上げ、後場も20%高前後で推移している。フードロス削減を掲げ、食品のECサイトを運営するが、18日付で「再生可能エネルギー事業(系統用蓄電池事業等)への参入検討開始に関するお知らせ」を発表し、注目集中となった。
発表によると、風力・太陽光発電などの再生可能エネルギーは、天候の影響を受けるなどの点で発電量と需要が合わずに使われずロスになっている電力があることが課題と認識し、これを解決するためには、電力系統に直接接続し、市場を通じて調整力や供給力を提供することができる「系統用蓄電池」の普及が急務であると捉え、参入の検討を開始する。中期経営計画(2025年6月期〜27年6月期)の成長戦略における新規領域として、社会課題解決を「食+再生可能エネルギー」へと拡張する。(HC)
クラダシ<5884>(東証グロース)は12月19日、急反発となり、取引開始後に一時ストップ高の360円(80円高、29%高)まで上げ、後場も20%高前後で推移している。フードロス削減を掲げ、食品のECサイトを運営するが、18日付で「再生可能エネルギー事業(系統用蓄電池事業等)への参入検討開始に関するお知らせ」を発表し、注目集中となった。
発表によると、風力・太陽光発電などの再生可能エネルギーは、天候の影響を受けるなどの点で発電量と需要が合わずに使われずロスになっている電力があることが課題と認識し、これを解決するためには、電力系統に直接接続し、市場を通じて調整力や供給力を提供することができる「系統用蓄電池」の普及が急務であると捉え、参入の検討を開始する。中期経営計画(2025年6月期〜27年6月期)の成長戦略における新規領域として、社会課題解決を「食+再生可能エネルギー」へと拡張する。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:22
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インテージHDが出直り強める、訪日観光客の年間記録更新、再拡大を受け注目強まる

■「マーケティング支援(消費財・サービス)事業」などに追い風の見方
インテージHD(インテージホールディングス)<4326>(東証プライム)は12月19日、取引開始後に1669円(36円高)まで上げた後も堅調に売買され、約3か月前につけた戻り高値1698円に向けて出直っている。各種市場調査の最大手で、「訪日客が最多3337万人、11か月で2019年の年間記録を抜く」(読売新聞)などと訪日観光客の急拡大が伝えられたことを受け、事業に追い風と注目する動きが強まっているようだ。
第1四半期決算(2024年7〜9月・連結)の売上高は150億57百万円(前年同期比5.2%増)となり、「マーケティング支援(消費財・サービス)事業」の売上高は100億66百万円(同11.7%増)、「マーケティング支援(ヘルスケア)事業」は31億84百万円(同5%減)、「ビジネスインテリジェンス事業」は18億7百万円(同6.8%減)だった。7月1日付でNTTドコモとの合弁会社・株式会社ドコモ・インサイトマーケティングを完全子会社し、連結子会社インテージヘルスケアは9月にCRO事業をアルフレッサ ホールディングス株式会社に譲渡した。収益力の強化が着々と進んでいる。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:12
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日産自動車は大幅続伸、ホンダとの経営統合観測、「来週協議入り」と伝えられ期待強まる

■一方、ホンダは2日続落模様、三菱自の「合流」含め推移を注視
日産自動車<7201>(東証プライム)は12月19日、午前10時にかけて7%高の446.8円(29.2円高)まで上げる場面をみせ、昨18日のストップ高に続いて大きく出直っている。引き続き、18日早朝に伝えられたホンダ<7267>(東証プライム)との経営統合の観測が買い材料視され、株価2ケタ銘柄を除くと東証プライム銘柄の出来高1位。中間決算で90%減となった営業利益の立て直しなどに期待が出ている。
両社の経営統合の観測を巡り、19日は、「来週統合協議入り」「23日にも経営統合に向けた協議に入る」(日本経済新聞12月19日付朝刊)などと伝えられ、一段と注目が強まった。ただ、ホンダの株価は2日続落模様となっており、経営統合の場合、ホンダには負担がかかるとの見方が投影されている様子だ。統合に向けては、三菱自動車工業<7211>(東証プライム)も含めた3社統合の可能性が言われており、推移が注視されている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:29
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And Doホールディングスが急伸しストップ高、第一生命HDとの資本業務提携など好感

■生活をあらゆる面でサポートする新たな保険サービスの開発に両社で協業
And Doホールディングス<3457>(東証プライム)は12月19日、買い気配を上げて始まり、ストップ高の1116円(150円高、16%高)で始値をつけて急伸スタートとなっている。12月18日の夕方、第一生命HD(第一生命ホールディングス)<8750>(東証プライム)との資本業務提携を発表し、2025年9月までに議決権割合の15.74%を第一生命HDが保有する予定とし、買い材料視されている。第一生命HDは第2位株主になる予定。自己株式処分をともなうため、自己株式の取得(自社株買い)も行うと発表した。
発表によると、第一生命HDでは、これまでの、狭義の生命保険業を継続するのみではなく、契約者の日々の生活をあらゆる面でサポートする保険サービス業への変革を実現する方針。And Doホールディングスが展開する『ハウス・リースバック』や、高齢者が自宅に住み続けながら保有不動産を活用し、老後の生活資金の確保が可能となる『リバースモーゲージ』保証、不動産売買事業などを活用することが有効な手段と考え、協業を検討するに至り、資本業務提携に関する提案を行った。この資本業務提携を通じて、『リバースモーゲージ』保証や『ハウス・リースバック』を始めとして、不動産と金融を融合させたサービスへの取組を推進していく。(HC)
【関連記事情報】2024年12月19日
・And Doホールディングス、第一生命ホールディングスとの資本業務提携で事業拡大に期待
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:56
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雨風太陽がストップ高買い気配、株主優待制度の導入を好感、今年の12月末株主から開始
■保有株式数に応じて主力サービス「ポケットマルシェ」で利用可能なクーポン券
雨風太陽<5616>(東証グロース)は12月19日、買い気配を上げて始まり、取引開始から15分後に気配値のままストップ高の1142円(150円高、15%高)に達し、急伸スタートとなっている。18日の夕方に株主優待制度の導入を発表、2024年12月31日現在の単元株主(100株以上保有する株主)から実施するとしたため注目集中となった。今年の12月末の配当や優待を確保するための買付期限(権利付最終日)は12月26日。
優待の内容は、保有株式数に応じて、同社の主力サービスの産直EC「ポケットマルシェ」で利用可能なクーポン券を贈呈する。1単元(100株)の場合は「ポケットマルシェ」クーポン券2000円分。5単元以上(500株以上)の場合は「ポケットマルシェ」クーポン券1万円分(2000円クーポン×5枚)、などと設定した。(HC)
雨風太陽<5616>(東証グロース)は12月19日、買い気配を上げて始まり、取引開始から15分後に気配値のままストップ高の1142円(150円高、15%高)に達し、急伸スタートとなっている。18日の夕方に株主優待制度の導入を発表、2024年12月31日現在の単元株主(100株以上保有する株主)から実施するとしたため注目集中となった。今年の12月末の配当や優待を確保するための買付期限(権利付最終日)は12月26日。
優待の内容は、保有株式数に応じて、同社の主力サービスの産直EC「ポケットマルシェ」で利用可能なクーポン券を贈呈する。1単元(100株)の場合は「ポケットマルシェ」クーポン券2000円分。5単元以上(500株以上)の場合は「ポケットマルシェ」クーポン券1万円分(2000円クーポン×5枚)、などと設定した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:25
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2024年12月18日
オキサイドは3日続けて日々の上値をセリ上げる、次世代パワー半導体材料の事業化に期待強まる
■『溶液法 SiC ウエハ』、国内初のサンプル出展後、連日出直る
オキサイド<6521>(東証グロース)は12月18日、12%高の1546円(165円高)まで上げた後も堅調に売買され、日々の上値を3日連続セリ上げて出直りを強めている。次世代パワー半導体材料として事業化に取り組む『溶液法 SiC(炭化ケイ素)ウエハ』のサンプルを、日本国内の展示会としては初めて12月13日まで開かれた「SEMICON JAPAN」に出展し、翌取引日から連日上値を追う相場になっている。
発表によると、同社グループは、次世代パワー半導体材料として溶液法 SiC (炭化ケイ素)ウエハの事業化に取り組んでいる。 溶液法は、従来の昇華法に比べて、欠陥が少なく高品質な SiC ウエハの製造が可能と見込まれている。子会社のオキサイドパワークリスタルの取組がNEDO国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)の「次世代パワー半導体に用いるウェハ技術開発」に採択され、コンソーシアムメンバーと共にSiC 溶液法結晶成長技術の開発を進めている。(HC)
オキサイド<6521>(東証グロース)は12月18日、12%高の1546円(165円高)まで上げた後も堅調に売買され、日々の上値を3日連続セリ上げて出直りを強めている。次世代パワー半導体材料として事業化に取り組む『溶液法 SiC(炭化ケイ素)ウエハ』のサンプルを、日本国内の展示会としては初めて12月13日まで開かれた「SEMICON JAPAN」に出展し、翌取引日から連日上値を追う相場になっている。
発表によると、同社グループは、次世代パワー半導体材料として溶液法 SiC (炭化ケイ素)ウエハの事業化に取り組んでいる。 溶液法は、従来の昇華法に比べて、欠陥が少なく高品質な SiC ウエハの製造が可能と見込まれている。子会社のオキサイドパワークリスタルの取組がNEDO国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)の「次世代パワー半導体に用いるウェハ技術開発」に採択され、コンソーシアムメンバーと共にSiC 溶液法結晶成長技術の開発を進めている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:39
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イトーキが再び上値を探る、都心オフィス空室率6カ月連続低下などで注目度強い

■「連続増配濃厚」などの高評価も出て再び値動き活発
イトーキ<7972>(東証プライム)は12月18日、再び上値を探る相場になり、1681円(51円高)まで上げた後も堅調で、約1か月前につけた戻り高値1709円に向けて出直っている。オフィス家具の大手で、18日発売の「会社四季報」最新号(東洋経済新報社)が「最高純益」「連続増配濃厚」と高く評価したことなどを受け、注目が再燃する様子となった。
約1週間前には、「都心オフィス空室率、6カ月連続低下、11月は4.16%」(日経電子版12月12日夕方)と伝えられ、事業環境の好調さが見直された。企業は職場環境の向上を図るため、オフィスの移転・拡張に動いているようだとされ、オフィス家具の入れ替え、更新に繋がる要因になっている。目標株価を2300円とする大手証券の投資判断も出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:59
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ジェイエスエスが急反発、競泳で世界レベルの所属選手やM&A戦略などに期待再燃

■11月末にはスイミング教室が首都圏で人気と伝えられ注目集まる
ジェイエスエス<6074>(東証スタンダード)は12月18日、急反発となり、10%高の438円(40円高)まで上げる場面を見せて6日ぶりの反発相場となっている。スイミングスクールの大手で、18日、ハンガリーで開催された「第17回世界選手権(25メートル)JSS所属選手結果報告」を開示。日本の競泳界の一翼を担う企業として注目が再燃している。
11月14日に発表した「今後のM&A戦略強化に関するお知らせ」では、M&Aによる全国展開の促進を明らかにした。12月18日発売の「会社四季報」最新号(東洋経済新報社)でも「事業規模拡大は同業買収に軸足」とし、M&A戦略への期待が強い様子。また、11月末には、「スイミング、習い事人気、首都圏、『キャンセル待ち3年』も」(日本経済新聞11月30日付夕刊)と伝えられ、事業環境への追い風が期待されている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:08
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ユビキタスAIが一時ストップ高、「受託開発案件が好調」などとされ注目強まる
■今期は減益予想だが「会社四季報」最新号で意外に高評価の見方
ユビキタスAI<3858>(東証スタンダード)は12月18日、4日続伸基調となり、一時ストップ高の460円(80円高、21%高)まで上げて急激に出直っている。16日にLinux/Androidの起動時間を短縮する高速起動ソリューション「Ubiquitous QuickBoot」のAndroid向けアドオンパッケージ最新版を12月中旬より提供開始すると発表して期待が強まっている上、18日発売の「会社四季報」最新号(東洋経済新報社)に「受託開発案件が好調」などとあることを受けて評価し直す動きがあるようだ。
今期の連結業績見通し(11月14日時点)は営業利益が前期比44%減、純利益は赤字の見込み。足元の状況は濃淡があるようだが、四季報・最新号を受けて見直す動きが出ているようだ。(HC)
ユビキタスAI<3858>(東証スタンダード)は12月18日、4日続伸基調となり、一時ストップ高の460円(80円高、21%高)まで上げて急激に出直っている。16日にLinux/Androidの起動時間を短縮する高速起動ソリューション「Ubiquitous QuickBoot」のAndroid向けアドオンパッケージ最新版を12月中旬より提供開始すると発表して期待が強まっている上、18日発売の「会社四季報」最新号(東洋経済新報社)に「受託開発案件が好調」などとあることを受けて評価し直す動きがあるようだ。
今期の連結業績見通し(11月14日時点)は営業利益が前期比44%減、純利益は赤字の見込み。足元の状況は濃淡があるようだが、四季報・最新号を受けて見直す動きが出ているようだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:30
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