[材料でみる株価]の記事一覧
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記事一覧 (12/01)ダイキン工業が反発、「オミクロン」で深紫外線空気清浄機など注目される、投資判断の引上げも
記事一覧 (11/30)戸田工業はグローバルな生産体制再編と「流通株式時価総額」充足計画など好感され次第高
記事一覧 (11/30)JR東日本が反発、「オミクロン」の重症化率などに関し楽観論伝えられ買い直す
記事一覧 (11/30)レーザーテクや東京エレクが大幅反発、「オミクロン」で半導体不足など助長の見方
記事一覧 (11/29)ペプチドリームは「R&D説明会」の資料などに注目集まり出直りを強める
記事一覧 (11/29)ENEOSホールディングスは英国の石油・天然ガス企業の売却など好感される
記事一覧 (11/29)ブイキューブは時間とともに上げ幅拡大、「オミクロン」でテレワーク再び活発化の期待
記事一覧 (11/29)日本航空は朝方の5%安から1%安まで持ち直す、「オミクロン」逆風だが底堅い
記事一覧 (11/29)任天堂は「オミクロン」による巣ごもり需要への期待で反発するが慎重姿勢も
記事一覧 (11/29)大幸薬品が急反発、「オミクロン」思わぬ買い材料に、空間除菌剤への注目再燃
記事一覧 (11/29)川本産業と中京医薬品が急伸、「オミクロン」材料視され2020年初の大相場を連想
記事一覧 (11/26)重松製などマスク関連株が後場一段高、「ワクチン効果を低下させる新変異ウイルス」に反応
記事一覧 (11/26)リボミックは後場6%高で始まり4日続伸、国内外メガファーマとの提携などに期待強まる
記事一覧 (11/26)デ・ウエスタン・セラピテクス研究所がストップ高、画期的な緑内障治療剤候補に注目集まる
記事一覧 (11/26)加賀電子が底堅い、国内営業車の78%を電動化済みとし「SDGs銘柄」の評価
記事一覧 (11/26)住友大阪セメントが再び急伸、自社株買いを好感、上振れ決算発表後の高値を抜く
記事一覧 (11/26)シチズン時計が高値を更新、11月30日から自社株買いを開始
記事一覧 (11/25)アイリッジが大きく反発、「阪急阪神おでかけカード」LINEミニアプリの開発支援などに注目集まる
記事一覧 (11/25)旭化成が急反発、世界最大級の水素製造装置との報道を受け注目集まる
記事一覧 (11/25)マーケットエンタープライズが急反発ストップ高、日本生命との提携事業にも注目集まる
2021年12月01日

ダイキン工業が反発、「オミクロン」で深紫外線空気清浄機など注目される、投資判断の引上げも

■感染者が国内で初めて確認され通気型エアコンにも注目集まる

 ダイキン工業<6367>(東1)は12月1日、反発基調で始まり、取引開始後は2万3870円(720円高)まで上げて下値圏から出直っている。一部で投資判断を引き上げたと伝えられているほか、外気との通気ができるエアコン、深紫外線空気清浄機などで知られ、新型コロナ「オミクロン」感染者が国内で初めて30日に確認されたと伝えられ、注目し直されている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:23 | 材料でみる株価
2021年11月30日

戸田工業はグローバルな生産体制再編と「流通株式時価総額」充足計画など好感され次第高

■韓国では工場を閉鎖、中国では再開発宅地化などのため解散

 戸田工業<4100>(東1)は11月30日、時間とともに上げ幅を広げる相場となり、午前10時過ぎに3455円(285円高)まで上げて大きく出直っている。29日の15時30分に連結子会社「戸田フェライトコリアCO.,LTD.」(韓国)の工場閉鎖と同じく「戸田磁鉄(深セン)有限公司」(中国)の解散、および東証が2022年4月に実施する新市場区分について、「プライム市場」の上場基準「流通株式時価総額」の充足を目指すと発表。買い材料視されている。

 グローバルな生産体制再編の取組みの中で、韓国では、工場を老朽化などの要因で閉鎖し、販売事業に特化する。中国では工業地区の再開発による住宅地化の進行などにより解散する。

 「流通株式時価総額」の充足については、2022年3月期(2021年度)から24年3月期(23年度)の3か年で取り組む計画とした。また、「本日現在(注:11月29日現在)の当社株価水準では、流通株式時価総額100億円を超えており、プライム市場における全ての上場維持基準に対して適合していると考えております」とした。(HC)

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:36 | 材料でみる株価

JR東日本が反発、「オミクロン」の重症化率などに関し楽観論伝えられ買い直す

■東京・新宿駅で人流解析の実証実験、サービス向上に向け

 JR東日本(東日本旅客鉄道)<9020>(東1)は11月30日、大きく反発して始まり、取引開始後は7094円(241円高)まで上げて出直っている。直近は新型コロナの新たな変異株「オミクロン」出現を受けて全体相場とともに下押したが、この一両日、「オミクロン」での重症化率は低い可能性などが伝えられており、「厳格な行動規制などの発動には至らないのでは?」(株式市場関係者)といった期待があり、買い直す動きが出ているようだ。

 29日は、東京・新宿駅で人流解析の実証実験を12月1日から14日まで行うと発表。JR東日本の駅および周辺エリアの人流を解析し、お客さまのサービス向上に繋がる施策に活用することを目指すとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:45 | 材料でみる株価

レーザーテクや東京エレクが大幅反発、「オミクロン」で半導体不足など助長の見方

■NY市場では東京エレクが1.4%高などと大幅に反発

 11月30日朝の東京株式市場では、レーザーテック<6920>(東1)が取引開始後に3万1200円(1040円高)まで上げ、東京エレクトロン<8035>(東1)は6万2350円(1750)円高まで上げるなど、半導体関連株がほぼ一斉に急反発の始まりとなっている。直近の全体相場は新型コロナの新たな変異株「オミクロン」出現によって急落したが、半導体・電子部品株や海運株は大きな下げが見られず、NY市場では東京エレクトロンが1.4%高などと大幅に反発。これまでのコロナ禍による半導体不足、コンテナ不足などが買い材料になっている。「オミクロン」出現は、この傾向を助長する要因と受け止められている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:25 | 材料でみる株価
2021年11月29日

ペプチドリームは「R&D説明会」の資料などに注目集まり出直りを強める

■29日HPにアップ、新薬開発状況など改めて評価

 ペプチドリーム<4587>(東1)は11月29日の後場一段と強含む相場となり、13時過ぎには2935円(119円高)まで上げて出直りを強めている。同日付で、「2021年12月期R&D説明会」(同日開催)の資料を同社HPにアップし、新薬開発状況などが改めて注目されている。

 資料では、開発品「BHV−1100」について、「2021年10月27日、Biohaven社が、移植前に測定可能残存病変(MRD)陽性の多発性骨髄腫患者を対象とするPhase1a/Ib試験の開始を発表」などとした。一方、同社は、富士フイルムHD<4901>(東1)グループの富士フイルム富山化学の放射性医薬品事業の譲受を2022年3月に完了する予定。富士フイルム富山化学は11月25日付で治療用放射性医薬品「ライアットMIBG−I 131静注」を22年1月発売を発表し、22年3月以降は、この新製剤を含めてペプチドリーム傘下で事業活動が行われる予定としている。(HC)

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:42 | 材料でみる株価

ENEOSホールディングスは英国の石油・天然ガス企業の売却など好感される

■「オミクロン」への懸念あるが脱炭素・循環型社会に向け改革

 ENEOSホールディングス<5020>(東1)は11月29日の前場、取引開始後の3%安(13.9円安の421.8円)を下値に切り返し、午前11時過ぎには1%安(5.8円安の429.9円)まで持ち直して底堅い相場になった。新型コロナの変異種「オミクロン」発生による経済活動・エネルギー消費減退などへの懸念はあったが、脱炭素・循環型社会に向けた英国の石油・天然ガス企業の売却などが好感されている。

26日の18時30分、イギリスにおける石油・天然ガスその他鉱物資源の探鉱、開発及び採取や鉱業権の調査取得、売買及び貸借等を行うJXNEPUK社(英国、Nippon Exploration and Production (U.K.) Limited)の全株式売却を発表し、既存資産の価値最大化、選択と集中によるポートフォリオの見直しを実行しており、今回の売却はポートフォリオ戦略の一環になるとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:27 | 材料でみる株価

ブイキューブは時間とともに上げ幅拡大、「オミクロン」でテレワーク再び活発化の期待

■コロナ収束しテレワークに一巡感あったが活用の潮流は不変の見方

 ブイキューブ<3681>(東1)は11月29日、時間とともに上げ幅を広げる相場となり、午前11時過ぎには7%高の1244円(87円高)まで上げて反発幅を広げている。テレワーク関連株の代表格と位置付けられ、新型コロナの新たな変異株「オミクロン」によって、テレワーク導入・活用の潮流が再び盛り上がる可能性に期待が出ている。

 先に発表した第3四半期連結決算(2021年1〜9月・累計)は、前年同期比で売上高が60.1%増加し、営業利益は99.8%増加した。通期の予想は据え置いた。株価は発表後にストンと下げて直近まで至っているが、通期予想を上方修正しなかったことなどが要因とされた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:24 | 材料でみる株価

日本航空は朝方の5%安から1%安まで持ち直す、「オミクロン」逆風だが底堅い

■今日で6日続落になり相当程度織り込んだとの見方

 日本航空<9201>(東1)は11月29日、取引開始後の5%安(112円安の2023円)を下値に持ち直し、午前10時過ぎには1%安26円安の2109円)まで回復している。新型コロナの新たな変異種「オミクロン」拡大の兆しを受け、渡航制限などが世界的に再実施される懸念はあるが、株価的には29日で6日続落になるため、かなりの程度織り込んだとの見方はあるようだ。

 先の第2四半期決算では、今期・2022年3月期の連結最終損益を1460億円の赤字見通しとし、前期の2866億円の赤字から大幅に収益が改善する見通しとした。「オミクロン」はこの見通しにとって逆風だが、株価は底堅い相場となっている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:46 | 材料でみる株価

任天堂は「オミクロン」による巣ごもり需要への期待で反発するが慎重姿勢も

■先の決算ではコロナによる半導体不足でゲーム機の生産に影響

 任天堂<7974>(東1)は11月29日、大きく反発し、取引開始後は4%高の5万1970円(2120円高)まで上げて出直っている。変異種「オミクロン」に関する報道が広がるにつれ、「巣ごもり需要」による家庭用ゲーム機の拡大が連想され買いが入ったと見られている。

 もっとも、先の第2四半期決算では、新型コロナ流行による「巣ごもり」効果などでゲームソフトの予想販売本数を上方修正した一方、半導体などの生産停滞の影響によりゲーム機の生産台数は下方修正した。このため、「オミクロン」を材料に傾注し過ぎるのはリスキーだとの見方が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:08 | 材料でみる株価

大幸薬品が急反発、「オミクロン」思わぬ買い材料に、空間除菌剤への注目再燃

■新型コロナ流行初期に大相場、ワクチン接種拡大とともに買い人気低迷

 大幸薬品<4574>(東1)は11月29日、反発基調で始まり、取引開始後は5%高の814円(40円高)まで上げて下値圏から出直っている。空間除菌剤「クレベリン」で知られ、新型コロナの新たな変異種「オミクロン」に関する報道が広がり、注目が強まる様子となっている。同社株は、新型コロナの流行が伝えられはじめた2019年後半から動意を強め、20年前半に大相場を示現したことがある。21年はワクチン接種開始とともに需要が鈍化し、在庫調整のため一部生産休止などを実施してきたが、「オミクロン」は思わぬ買い材料の登場になった印象がある。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:35 | 材料でみる株価

川本産業と中京医薬品が急伸、「オミクロン」材料視され2020年初の大相場を連想

■新型コロナの流行が本格化した20年初に大相場を示現した実績

 川本産業<3604>(東2)は11月29日、買い気配で始まり、取引開始から15分になる午前9時15分には15%高の1055円(140円高)まで上げ、一段高となっている。マスク、ガーゼなどの医療関連製品を取り扱い、2020年初、新型コロナの流行が本格化した頃に大相場を示現したため、南アで確認された新変異株「オミクロン」に関する報道の広がりとともに注目が再燃している。同じ頃にやはり大相場を出した中京医薬品<4558>(東2)も2日続けて大きく上げている。(HC)

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:19 | 材料でみる株価
2021年11月26日

重松製などマスク関連株が後場一段高、「ワクチン効果を低下させる新変異ウイルス」に反応

■韓国では「重症者数過去最多」、興研、川本産、中京医薬品も一段高

 重松製作所<7980>(JQS)は11月26日の後場一段と反発幅を広げ、13時にかけて13%高の898円(104円高)まで上げて急激な急反発相場となっている。高機能マスクや防毒マスクの大手で、「南アフリカでワクチンの効果低下させる新たな変異ウイルス発見」(NHKニュースWEB11月26日11時55分)と伝えられたことや、続いて「韓国、感染者の約6割ブレイクスルー感染、重症者数は過去最多に」(同12時26分)と伝えられたことなどが買い材料とみられている。

 興研<7963>(JQS)も後場寄り後に一段と強含み、1900円(59円高)まで上げて出直りを強めている。マスク関連株として川本産業<3604>(東2)中京医薬品<4558>(JQS)も後場寄り後に一段高の場面をみせ活況高となっている。(HC)

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:18 | 材料でみる株価

リボミックは後場6%高で始まり4日続伸、国内外メガファーマとの提携などに期待強まる

■決算説明会の質疑応答を開示してから連日値上がり

 リボミック<4591>(東マ)は11月26日の後場、6%高の564円(32円高)で始まり、4日続伸基調。日経平均の700円安、東証マザーズ指数の22ポイント安などに対し逆行高となっている。11月18日に機関投資家・アナリスト向け決算説明会を開催し、その質疑応答の要旨を19日付で同社ホームページの「NEWS」コーナーにアップ。株価は翌取引日の22日から連騰となっている。

 概略すると、TOFU試験の進捗に関し、いくつかのメガファーマを含む国内外の製薬会社からTOFU試験に関する問い合わせや提携の打診が来ていること、トップラインデータ開示を来年3月末までの予定としてきたが、JPモルガン・ヘルスケアカンファレンスから来年1月の講演に招へいされ、「千載一遇のチャンスでもあり」「その機会に結果を発表し」「それをキックオフとして、製薬会社との協議を本格的に開始する予定」。進展が早まっていることなどが好感されているようだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:47 | 材料でみる株価

デ・ウエスタン・セラピテクス研究所がストップ高、画期的な緑内障治療剤候補に注目集まる

■臨床試験の推移などから約1年後の審査完了を見込むと

 デ・ウエスタン・セラピテクス研究所<4576>(JQG)は11月26日、午前9時半前からストップ高の283円(80円高)で売買され、急伸商状となっている。25日付で、「緑内障・高眼圧症治療剤『K−232』(リパスジル塩酸塩水和物とブリモニジン酒石酸塩の配合点眼剤)の国内製造販売承認申請のお知らせ」を発表し、注目集中となった。ライセンスアウト先の興和株式会社が国内製造販売承認申請を25日に行ったとした。

 発表によると、当製剤は2020年2月より国内第3相臨床試験が行われており、本剤は、単独での使用及び既存の緑内障・高眼圧症治療剤と併用での使用のいずれの場合でも、更なる眼圧下降効果と安全性が確認された。当社は、標準的な事例からの推測として、約1年後の審査完了を見込んでいるという。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:31 | 材料でみる株価

加賀電子が底堅い、国内営業車の78%を電動化済みとし「SDGs銘柄」の評価

■新中期計画、サスティナビリティ計画を発表、3ヵ年で売上高59%増を計画

 加賀電子<8154>(東1)は11月26日、取引開始後に3130円(55円高)まで上げたあとも底堅い相場を続け、日経平均500円安などの全体相場に逆行している。25日の午後、3ヵ年の「中期経営計画2024」と「サスティナビリティ中長期計画」などを発表し、サスティナビリティ計画では、すでに国内の営業車両の78.5%を電動化済みと公表。「SDGs銘柄」としての評価が高まる期待が出ている。

 「中期経営計画2024」(2023年3月期から2025年3月期)では、到達年度の連結売上高7500億円(2022年3月期から3ヵ年の成長率59.6%)、営業利益200億円(同33.3%)などをめざす。

 また、「サスティナビリティ中長期計画」では、事業活動を通じて、CO2排出量の削減、廃棄物の削減と再利用の推進に取り組み、国内営業拠点での再生エネルギー導入割合を2024年に40%とし、30年には100%を計画。国内営業車両の電動車(EV、HV、PHV、FCV)への切り替えについては、足元で78.5%に達しており、2024年に85%、2030年に100%を計画する。(HC)

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:34 | 材料でみる株価

住友大阪セメントが再び急伸、自社株買いを好感、上振れ決算発表後の高値を抜く

■発行株数の9.4%規模で11月26日から22年6月30日まで実施

 住友大阪セメント<5232>(東1)は11月26日、再び急伸し、取引開始後に11%高の3680円(350円高)まで上げて2週間ぶりに戻り高値を更新している。25日の15時に自己株式取得(自社株買い)を発表し、好感買いが先行、第2四半期決算などが好感されて急伸した11月12日の高値を上抜いた。

 自社株買いは、取得株式総数350万株(自己株式を除く発行済株式総数の9.41%)、取得総額100億円を上限とし、2021年11月26日から22年6月30日まで実施する。第2四半期決算は11月11日に発表し、連結営業利益が従来予想を17.8%上振れ、純利益は同51.1%上振れた。これを受け、同日に3月通期の連結業績予想のうち売上高の予想を0.4%増額修正した。各利益の予想は据え置いたが上振れ期待が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:55 | 材料でみる株価

シチズン時計が高値を更新、11月30日から自社株買いを開始

■発行株数の7.99%の2500万株、取得総額100億円

 シチズン時計<7762>(東1)は11月26日、再び上値を追って始まり、取引開始後は6%高の555円(33円高)まで上げて約2ヵ月半ぶりに年初来の高値を更新している。25日の16時に自己株式の取得(自社株買い)を発表し、好感買いが先行している。

 自社株買いは、取得株式総数2500万株(自己株式を除く発行済株式総数の7.99%)、取得総額100億円を上限に、2021年11月30日から22年6月30日まで行うとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:15 | 材料でみる株価
2021年11月25日

アイリッジが大きく反発、「阪急阪神おでかけカード」LINEミニアプリの開発支援などに注目集まる

■きらぼし銀行グループ向けの展開とともに2件のプレスリリースを発表

 アイリッジ<3917>(東マ)は11月25日、10%高の795円(75円高)まで上げた後も強い相場を続け、大きく反発している。24日付で2件のプレスリリース【阪急阪神グループの26施設で利用可能「阪急阪神おでかけカード」LINEミニアプリを開発支援】【ファン育成プラットフォーム「FANSHIP」、きらぼしテックのスマホアプリ「ララQ」に導入】(同社ホームページ「NEWS」コーナー)を発表し、注目が集まっている。
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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:12 | 材料でみる株価

旭化成が急反発、世界最大級の水素製造装置との報道を受け注目集まる

■水素価格を3分の1に引き下げ可能と伝えられ「脱炭素」推進を期待

 旭化成<3407>(東1)は11月25日、急反発となり、取引開始から50分を経過した午前9時50分には4%高の1170.0円(46.5円高)前後で推移し、約2週間ぶりに1700円台に復帰している。「水素製造量、世界で最大級、旭化成が装置、25年商用化」(日本経済新聞11月25日付朝刊)と伝えられ、注目されている。

 報道によると、製造する水素価格を2030年に1キログラム330円と現在の流通価格の約3分の1へ引き下げを目指すという。水素は、EV(電気自動車)の電気製造やFCV(燃料電池車)の燃料などとしてガソリンに代わる燃料源とされている。コスト低下はトヨタ自動車<7203>(東1)が開発を進める水素エンジン自動車の普及もアト押しすることになる。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:07 | 材料でみる株価

マーケットエンタープライズが急反発ストップ高、日本生命との提携事業にも注目集まる

■中古農機のEU輸出などの買い材料に加え「SDGs銘柄」の見方

 マーケットエンタープライズ<3135>(東1)は11月25日、急反発となり、午前9時30分にかけてストップ高の1090円(150円高)まで上げ、急激な切り返し相場となっている。新拠点・北関東リユースセンターからEU(欧州連合)向けに中古農機の輸出を開始と同月18日に発表し、翌日から2日連続ストップ高。その翌日は朝方一段高となったものの大引けは76円安の940円と反落。しかし、好調な業績や主力リユースサイトの他企業との連携など期待材料は豊富で、早速反発となっている。

 運営する「高く売れるドットコム」と「おいくら」が、日本生命保険相互会社(大阪府大阪市)の企業保険ご契約者向けサービス「N−コンシェルジュ」と10月にサービス提携契約を結び、オフィスの移転や、縮小、レイアウト見直しなどで発生する不要品を簡単に処分できるサービスを10月7日から開始している。リユースの新たな機会創出に努め、循環型経済への取り組みを推進。「SDGs銘柄」としての評価が株価に追加される相場との見方が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:46 | 材料でみる株価