[材料でみる株価]の記事一覧
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記事一覧 (09/14)バリューデザインは「IT導入補助金」が好感され後場一段と出直り拡大
記事一覧 (09/14)極楽湯HDが後場動意を強める、株主優待の拡充を発表し注目集まる
記事一覧 (09/14)セルシードが急伸一段高、再生医療展への出展などに期待強まる
記事一覧 (09/14)マーチャント・バンカーズは免疫に関する可能性が言われる「冬虫夏草」の販売強化が注目され戻り高値
記事一覧 (09/14)アイロムGは3ヵ月ぶり2300円台に復帰、『センダイウイルスベクター』に注目集まる
記事一覧 (09/14)昭和電工はパワー半導体素材の長期供給契約など注目され大きく出直る
記事一覧 (09/14)東京海上HDは自社株買いなど好感され年初来の高値を更新、金利上昇も味方に
記事一覧 (09/13)セルシードは一段と出直る、研究開発を支える「稼ぎ手」次第に充実の見方
記事一覧 (09/13)多摩川HDは「新しい小型原子時計のガスセルの作製成功」など好感され連日出直る
記事一覧 (09/13)大真空は株式4分割が好感され買い気配のまま大きく出直る
記事一覧 (09/10)日本ハムは優待倍増が好感され後場、一段と強含む
記事一覧 (09/10)ASIAN STARが急伸、中国に日本の医療健康サービス提供する事業で提携
記事一覧 (09/10)日本新薬は新型コロナ薬の吸入剤に注目集まり時間とともに強含む
記事一覧 (09/10)ダブルスタンダードは株式分割に加えSBIの新生銀行TOBも思惑視され高値を更新
記事一覧 (09/10)RobotHomeは6日続伸基調、投資用不動産と投資家をマッチングさせる新サイトに期待強い様子
記事一覧 (09/10)新生銀行は買い気配を上げる、「合意なきTOB」に株式争奪戦など思惑膨らむ
記事一覧 (09/09)シャノンは再び出直り拡大、大株主の保有割合増加が思惑招く、業績上振れ期待も浮上
記事一覧 (09/09)旭化成は5日続伸基調、大規模水素製造システム開発や住宅受注好調など材料視される
記事一覧 (09/09)サイジニアは次第高急伸、グループ会社のレビュー・口コミ・Q&Aエンジンがアパレル大手の通販サイトに採用
記事一覧 (09/09)東邦金属と助川電工が急伸、自民党総裁選・高市氏の核融合に関する発言など材料視
2021年09月14日

バリューデザインは「IT導入補助金」が好感され後場一段と出直り拡大

■8月下旬の下げ回復に転じるか注目強まる

 バリューデザイン<3960>(東マ)は9月14日の後場、一段高となり、13時50分過ぎには10%高の2899円(272円高)まで上げて出直りを強めている。13日付で、2021年度「IT導入補助金」のIT導入支援事業者に採択されたと発表し、同社製品の販売促進要因として好感されている。

 発表によると、「独自ブランドのクラウド型電子マネー発行サービス『Value Card(バリューカード ASP サービス)』」、「メールやSNS等を通じて簡単に送ることができる、デジタルギフトサービス『Value Gift』」など5つのサービスが補助金対象に認定された。これらのツールを補助対象の中小企業などが導入する際に、導入にかかる費用の一部に対し、補助金が交付される。

 このところの株価は、筆頭株主JNSホールディングス<3627>(東1)による株式売却が発表された8月下旬に大きく下げ、その後直近まで底練り相場となっていた。下げ回復に転じ底練りを離脱するか注目されている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:18 | 材料でみる株価

極楽湯HDが後場動意を強める、株主優待の拡充を発表し注目集まる

■2年以上保有する株主を対象に「プラス1枚からプラス2枚」

 極楽湯ホールディングス(極楽湯HD)<2340>(JQS)は9月14日の後場寄り後に動意を強め、310円(3円高)まで上げて出直っている。昼12時45分に株主優待制度の拡充を発表し、注目を集めている。

 発表によると、2017年以降、長期保有株主には、優待券を通常の枚数に加えてプラス1枚贈呈する制度に変更してきたが、1枚では入館できない店舗もあることから、来店機会が少しでも増えるように、プラス2枚に変更(拡充)することにした。株主名簿への記録(9月末・3月末)が連続5回以上になり2年以上保有する株主を対象に、保有株式数に応じてプラス1枚のところ、今回からプラス2枚に変更して贈呈する。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:15 | 材料でみる株価

セルシードが急伸一段高、再生医療展への出展などに期待強まる

■培養器材製造など研究開発を支える「稼ぎ手」充実の見方も

 セルシード<7776>(JQS)は9月14日、一段高となり、31%高の324円(77円高)まで上げた後も25%高前後で推移し、今年3月以来の300円台復帰となっている。13日付で、長崎大学名誉教授が代表取締役社長を務めるファーマコセル株式会社との共同キャンペーン開始と、『再生医療JAPAN』(10月13日〜15日)への出展を発表し、買い材料視されている。

 同社は細胞シート再生医療製品の開発を主目的とする研究開発企業だが、業績は赤字基調。9月1日には、顧客の要望や海外での販売数量の増加に対応するため、フラスコ製品(細胞培養器材新製品)開発・製造施設の稼働を発表しており、市場関係者からは、主事業を支えるための「稼ぎ手」が充実してきたとして注目を強める様子がある。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:29 | 材料でみる株価

マーチャント・バンカーズは免疫に関する可能性が言われる「冬虫夏草」の販売強化が注目され戻り高値

■無菌飼育の蚕を用いて生産、島根県の地域振興企業と提携

 マーチャント・バンカーズ<3121>(東2)は9月14日、再び出直りを強め、午前10時過ぎに387円(15円高)まで上げて4日ぶりに戻り高値を更新している。13日付で、「新型コロナウイルス対策としての『冬虫夏草』販売強化に関するお知らせ」を発表し、注目を集めている。

 同社は、全国に25棟の不動産賃貸ビル保有(約100億円)して年間家賃収入(約7億円、利回り5〜6%)を確保する「マーチャント・バンキング事業」を安定収益源として、ブロックチェーン技術を応用した国際的な不動産取引システムの開発や、欧州エストニアのグループ会社による暗号資産関連事業などを展開する。

 発表によると、総合的な免疫力に関与する可能性が言われている「冬虫夏草」を、「少しでも、新型コロナウイルスに負けない免疫力をつけて頂ければと思い」、子会社ケンテンのネットショップで販売を強化する。冬虫夏草は一般に非常に高価だが、島根県津和野町では、地域振興のため、産学官連携による研究の成果として、無菌飼育の蚕を用いた冬虫夏草の培養を行っており、(株)にちはら総合研究所(島根県鹿足郡津和野町)と提携し、同社が国内生産する「津和野式冬虫夏草」を販売するとした。

 業績は回復傾向で株価が300円台、材料株妙味の強い銘柄として注目度が高まっている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:46 | 材料でみる株価

アイロムGは3ヵ月ぶり2300円台に復帰、『センダイウイルスベクター』に注目集まる

■6月に経鼻投与の新型コロナワクチン研究が材料視されて以来の高値

 アイロムグループ(アイロムG)<2372>(東1)は9月14日、急反発で始まり、取引開始後は6%高の2373円(124円高)まで上げて6月17日以来の2300円台復帰となっている。13日の18時、『センダイウイルスベクター』に関する2本のニュースリリースを発表し注目材料視されている。

 9月13日の18時、100%子会社の(株)IDファーマの「ヒト型結核菌免疫優性抗原を発現するセンダイウイルスベクターワクチン」がフィリピンで特許査定を受け、日、米、中、インドネシアに続き5ヵ国目となること、京都大学iPS細胞研究所(CiRA)などとの共同研究でセンダイウイルスベクターを用いてヒトES細胞/iPS細胞から骨格筋細胞を作製する技術開発の成果が公表されたこと、を発表した。

 6月には、IDファーマが開発を進めております新型コロナウイルスワクチンの非臨床試験で、変異株(イギリス型および南アフリカ型)に対する高い中和抗体価(中和抗体の量)を確認し、ワクチンの経鼻投与によって多様な変異株への効果が期待できるとの見通しなどを発表して注目された。(HC)

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:55 | 材料でみる株価

昭和電工はパワー半導体素材の長期供給契約など注目され大きく出直る

■ロームに「SiCエピウェハー」を提供

 昭和電工<4004>(東1)は9月14日、大きく出直って始まり、取引開始後は6%高の2795円(161円高)まで上げて8月23日以来の2700円台復帰となっている。13日付で、パワー半導体素材の長期供給契約を発表し、買い材料視されている。

 「高効率SiCパワー半導体事業をグローバルに展開しているローム株式会社(以下、ローム社)との間で、パワー半導体向けSiCエピタキシャルウェハー(以下、SiCエピウェハー)に関する、複数年にわたる長期供給契約を締結した」。

 株価は8月中旬の四半期決算発表後にダレはじめ、下旬の公募増資発表後に一段安となったが、2414円を下値に持ち直している。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:34 | 材料でみる株価

東京海上HDは自社株買いなど好感され年初来の高値を更新、金利上昇も味方に

■上限750万株で9月14日から11月30日まで実施

 東京海上ホールディングス(東京海上HD)<8766>(東1)は9月14日、一段高で始まり、取引開始後は5960円(218円高)まで上げて年初来の高値を更新し、2020年2月以来の5900円台に進んでいる。米欧の金利上昇は資産運用環境の好転につながるため好材料になる上、13日の取引終了後、自己株式の取得(自社株買い)を発表し、好感買いが先行した。

 自社株買いは、取得株式総数750万株(自己株式を除く発行済株式総数の1.1%)、取得総額300億円を上限に、2021年9月14日から同年11月30日まで実施するとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:14 | 材料でみる株価
2021年09月13日

セルシードは一段と出直る、研究開発を支える「稼ぎ手」次第に充実の見方

■培養器材の開発・製造に続き他社との共同キャンペーンを発表

 セルシード<7776>(JQS)は9月13日の後場寄り後、5%高に迫る245円(11円高)をつけ、このところの回復相場の中で一段と出直りを強めている。同日付で、長崎大学名誉教授が代表取締役社長を務めるファーマコセル株式会社との共同キャンペーン、『再生医療JAPAN』(10月13日〜15日)への出展を発表し、買い材料視されている。

 同社は細胞シート再生医療製品の開発を主目的とする研究開発企業だが、業績は赤字基調。9月1日には、顧客の要望や海外での販売数量の増加に対応するため、フラスコ製品(細胞培養器材新製品)開発・製造施設の稼働を発表しており、市場関係者からは、主事業を支えるための「稼ぎ手」が充実してきたとして注目を強める様子がある。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:11 | 材料でみる株価

多摩川HDは「新しい小型原子時計のガスセルの作製成功」など好感され連日出直る

■超高精度磁気センサからジャイロセンサまで新規市場参入めざす

 多摩川ホールディングス(多摩川HD)<6838>(JQS)は9月13日、9%高の1486円(120円高)まで上げた後も1400円台で強い相場を続け、4日続伸基調の出直り継続となっている。前週末取引日の10日付で「あたらしい小型原子時計のガスセルの作製成功」などと題するニュースリリ―スを発表し、週明けも好感買いが優勢となっている。

 発表によると、副題を「超高精度磁気センサからジャイロセンサまで新規市場参入へ」とし、このたび、東北大学と共同で、小型原子時計の性能を大きく支配する重要な構成部品のガスセルを小型かつ低コストに製造する方法(特許出願中)の実証に成功した。また、その実証試験として行われた小型原子時計の原理実証にも成功している。今後、ガスセル単体の販売を視野に入れた仕様等の聞き取りと、さらなる研究開発を進める、とした。材料株妙味が強まっている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:12 | 材料でみる株価

大真空は株式4分割が好感され買い気配のまま大きく出直る

■10月末現在の株主の保有株式を1株につき4株に

 大真空<6962>(東1)は9月13日、買い気配をセリ上げて始まり、取引開始から10分を過ぎた午前9時11分現在は9%高の4210円(350円高)で買い気配となり、大きく出直っている。本日のストップ高は700円高の4560円。10日の取引終了後に株式4分割を発表し、好感買いが殺到している。

 2021年10月31日(当日は休日につき、実質的には2021年10月29日(金)を基準日として、同日最終の株主名簿に記載又は記録された株主の所有する普通株式を、1株につき4株の割合をもって分割すると発表した。1単元(100株)の最低投資金額が4分の1になるため、新たな投資家層の流入が期待されている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:18 | 材料でみる株価
2021年09月10日

日本ハムは優待倍増が好感され後場、一段と強含む

■100株以上500株未満を1500円相当から3000円相当に

 日本ハム<2282>(東1)は9月10日の後場、一段と強含む相場になり、13時には4535円(25円高)まで上げて本日の現在高に進んでいる。13時、100株以上500株未満の株主への優待品の拡充を発表し、好感買いが流入している。

 9月10日13時、株主優待の変更を発表し、「株主優待制度のあり方について、慎重に検討した結果、100株以上500株未満の株主様の優待品について、贈呈回数を年2回から1回(3月末基準日)に変更し、贈呈金額を1500円相当から3000円相当に変更する」とした。500株以上保有の株主については従来通りとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:57 | 材料でみる株価

ASIAN STARが急伸、中国に日本の医療健康サービス提供する事業で提携

■広東泛華藍十字健康管理有限公司と戦略提携の覚書を締結

 ASIAN STAR<8946>(JQS)は9月10日、波状的に上げ幅を広げて急伸商状となり、31%高の114円(27円高)まで上げる場面を見せてJASDAQ銘柄の値上がり率1位となっている。9日午後、中国の広東泛華藍十字健康管理有限公司との戦略提携に関する覚書の締結を発表し、注目集中となった。

 9月9日付で、中国の広東泛華藍十字健康管理有限公司と、医療健康サービス分野における戦略提携覚書を締結した。日本の高水準の医療健康サービスを提供することを目的とし、具体的には、訪日健康診断・先進医療治療・医療ツーリズム等のコーディネートサービスの提供を計画しており、新型コロナウイルス感染収束後直ちにサービスをスタートするため、準備を開始するとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:26 | 材料でみる株価

日本新薬は新型コロナ薬の吸入剤に注目集まり時間とともに強含む

■開発候補品を絞り込む最終段階、などと伝えられ注目強まる

 日本新薬<4516>(東1)は9月10日、時間とともに強含む相場となり、午前11時過ぎに9370円(60円高)まで上げている。「コロナ薬、吸入剤開発へ、来年度にも治験入り」(化学工業日報のサイト9月9日付記事より)と伝えられ、注目されている。

 「現在は開発候補品を絞り込む最終段階で、医薬品医療機器総合機構(PMDA)と協議しながら年内にも決定する。GLPレベルの前臨床試験などを行ったうえで、来年度中のヒトに対する第1相臨床試験(P1)開始を目指す」などと伝えられた。また、8月25日付では、「慢性血栓塞栓性肺高血圧症」に対する国内適応追加承認の取得を発表し、株価はその後ひと息入れて一段高に発展してきた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:15 | 材料でみる株価

ダブルスタンダードは株式分割に加えSBIの新生銀行TOBも思惑視され高値を更新

■9月末現在の株主の保有株式を2分割へ

 ダブルスタンダード<3925>(東1)は9月10日、再び上値を追い、11%高の8740円(850円高)まで上げて約1週間ぶりに株式分割調整後の上場来高値を更新している。9月末に株式2分割を行うと発表済みで分割相場への期待がある上、大株主の親会社SBIホールディングス<8473>(東1)新生銀行<8303>(東1)へのTOB(株式公開買付)を9日に発表したため、ビッグデータ関連事業などの将来展開などに期待が広がっている。

 2021年9月30日を基準日として、同日の最終の株主名簿に記載又は記録された株主が所有する普通株式を1株につき2株の割合をもって分割すると8月31日に発表。株価は翌日一段高となり、8300円まで上場来の高値を更新した。そして9月10日はこの高値を更新した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:30 | 材料でみる株価

RobotHomeは6日続伸基調、投資用不動産と投資家をマッチングさせる新サイトに期待強い様子

■第2四半期の連結業績は各利益とも前年同期比で黒字化

 Robot Home(ロボットホーム)<1435>(東1)は9月10日、6%高の257円(15円高)まで上げたあとも強い相場を続け、6日続伸基調の出直り継続となっている。投資家と投資用不動産をマッチングさせるマーケットプレイス「income club」を8月27日にサイトオープンと発表済みで、この新サイトへの期待が強い様子。250円台は7月7日以来、約2ヵ月ぶりとなった。

 同サイトは、投資用不動産を買いたい投資家と売りたい業者をマッチングさせるための会員制不動産投資マーケットプレイス。第2四半期の連結業績(2021年1〜6月・累計)は各利益とも前年同期比で黒字化した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:07 | 材料でみる株価

新生銀行は買い気配を上げる、「合意なきTOB」に株式争奪戦など思惑膨らむ

■SBIホールディングスが同行にTOB、1株2000円で

 新生銀行<8303>(東1)は9月10日、買い気配で始まり、取引開始から10分を経過した午前9時10分現在は1620円(180円高)で買い気配となっている。9日の夕方、SBIホールディングス<8473>(東1)が新生銀行に対するTOB(株式公開買付)を発表し、TOB価格は1株2000円とした。

 一方、新生銀行は「事前の連絡を受けておらず、本公開買付けは当行取締役会の賛同を得て実施されたものではありません」などと発表。合意に至らないTOBとあって、TOB価格引き上げなどの株式争奪戦に発展する可能性などが予想されている。本日のストップ高は300円高の1740円。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:17 | 材料でみる株価
2021年09月09日

シャノンは再び出直り拡大、大株主の保有割合増加が思惑招く、業績上振れ期待も浮上

■4月まで10位株主だった引字圭祐氏が2位か3位に

 シャノン<3976>(東マ)は9月9日、9%高の1613円(134円高)まで上げた後も1600円前後で推移し、再び出直りながら一段高となっている。8日午後、大株主の異動(保有割合増加)を発表したため思惑買いが流入しているとの見方があるほか、9月1日にはキャンセル料などの営業外収益を発表しており、業績上振れ期待が出ている。

 9月8日午後、大株主の異動を発表し、引字圭祐氏(宮崎県宮崎市)が2021年4月末現在の4万6400株(議決権数464個、議決権割合1.58%、第10位)から9月7日現在で29万4300株(議決権数2943個、同10.04%)を保有しているとした。株主順位は2位か3位になるとみられている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:25 | 材料でみる株価

旭化成は5日続伸基調、大規模水素製造システム開発や住宅受注好調など材料視される

■日揮HDと水素製造の実証に取組み自民総裁選の政策関連銘柄に

 旭化成<3407>(東1)は9月9日の後場、一段と強含んで始まり、後場寄り後は1214.5円(26.0円高)まで上げて5日続伸基調の出直り継続となっている。1200円台は8月13日以来になる。

 大規模アルカリ水電解水素製造システムの開発に日揮ホールディングス(日揮HD)<1963>(東1)と取組み、自民党総裁選で注目される河野行革相の脱炭素社会などの政策構想に乗るとみられている。また、9月7日に発表した住宅事業の8月の受注実績は、前年同月比12%増加し、期初からの累計では前年同期間比55%もの増加となり、注目された。

 今期・2022年3月期・上期の連結業績予想は売上高・営業利益とも新型コロナ感染拡大前の2019年度上期を上回る水準を計画し、上期として過去最高となる見通しだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:11 | 材料でみる株価

サイジニアは次第高急伸、グループ会社のレビュー・口コミ・Q&Aエンジンがアパレル大手の通販サイトに採用

■TSIホールディングスのファッション通販サイト『MIX.Tokyo』などに導入と発表

 サイジニア<6031>(東マ)は9月9日、時間とともに上げ幅を広げ、前引けにかけて16%高に迫る2879円(390円高)まで上げ、出直りを一段と強めている。8日付で、グループ会社の製品がレディス・アパレル大手TSIホールディングス<3608>(東1)の通販サイトに採用されたと発表し、買い材料視されている。

 9月8日、グループ会社で、EC商品検索・レビュー・OMOソリューションを開発販売するZETA株式会社(東京都世田谷区)のレビュー・口コミ・Q&Aエンジン「ZETA VOICE」がTSIホールディングスのファッション通販サイト『MIX.Tokyo』とイスラエル発のボディケアコスメやライフスタイル雑貨を取り揃える通販サイト『Laline』に導入されたと発表した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:34 | 材料でみる株価

東邦金属と助川電工が急伸、自民党総裁選・高市氏の核融合に関する発言など材料視

■小型核融合炉を国家プロジェクトとする方針を受け連想買い集中

 東邦金属<5781>(東2)は9月9日、急伸し、一時ストップ高の1408円(300円高)まで上げて今年2月以来の1400円台に復帰、午前11時を過ぎても280円高前後で強調展開となっている。核融合にかかわる関連銘柄とされ、自民党総裁選に8日、立候補を表明した高市氏が会見で小型核融合炉を国家プロジェクトとする方針を述べたと伝えられ、連想買いが集中した。関連株とされる助川電気工業<7711>(JQS)も急伸し一時14%高まで上げる場面があった。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:09 | 材料でみる株価