[材料でみる株価]の記事一覧
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記事一覧 (12/11)PR TIMESは岩手銀行との業務提携など注目され出直り強める
記事一覧 (12/11)新日本理化が一段高、「水素」に関連する材料株とされ投機色強める
記事一覧 (12/10)カーリットHDが後場一段高、お茶の新型コロナ不活化効果が連想材料との見方
記事一覧 (12/10)イージス艦2隻を了承と伝えられ三菱重工や川崎重工が高い
記事一覧 (12/10)アサカ理研は廃棄リチウム再生の本格化など注目され2日連続大幅高
記事一覧 (12/10)極東産機がストップ高、メガソーラー発電所など注目され「師走相場」にも絶好との見方
記事一覧 (12/10)三桜工は「全固体電池」が注目され値上がり率トップに躍進
記事一覧 (12/09)フジプレアムが後場一段高、大型経済対策を受け追尾型太陽光発電システムなどに注目集まる
記事一覧 (12/09)MRTは新サービスのアプリ「Door.」が注目され13%高
記事一覧 (12/09)Jトラストが高い、グループの日本保証がZUUグループの事業の保証業務を開始
記事一覧 (12/09)日本トリムは連結子会社の上場申請が材料視され戻り高値を更新
記事一覧 (12/09)日野自動車は燃料電池トラックなど注目され今年2月以来の高値に進む
記事一覧 (12/09)明電舎はEVモーター新工場や電動車用駆動製品の設備増強が注目され戻り高値を更新
記事一覧 (12/09)三菱化工機が一段高、東京都も全新車を電動とする方針が伝えられFCVの拡大に期待強まる
記事一覧 (12/08)スノーピークは流行語大賞「ソロキャンプ」も材料視され後場一段高
記事一覧 (12/08)ゼリア新薬が後場一段と強含む、足のむくみ改善薬の承認取得など好感
記事一覧 (12/08)アルコニックスは「レアアース騰勢」など受け切り返す
記事一覧 (12/08)バイセルテクノロジーズは12月末の株式分割が好感されが上場来の高値を更新
記事一覧 (12/08)電算システムは「画面にタッチすることなくアプリを操作できる」非接触UIが注目され出直り強める
記事一覧 (12/08)三菱化工機が一段高、水素エネルギーの活用拡大政策を受け2017年以来の高値
2020年12月11日

PR TIMESは岩手銀行との業務提携など注目され出直り強める

■「24都道府県、26例目の金融機関との提携」に

 PR TIMES<3922>(東1)は12月11日、大きく反発し、10時を過ぎて8%高の3305円(250円高)まで上げて出直りを強めている。

 10日付で岩手銀行<8345>(東1)との業務提携を発表しており、「今回の提携により24都道府県、26例目の金融機関との提携」となったことなどが注目されている。業績は快調で、今2月期の予想(10月13日の第2四半期決算発表時点)は、売上高が前期比16%増の33.57億円、営業利益が同49%増の7.57億円、純利益は同2.6倍の7.07億円。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:28 | 材料でみる株価

新日本理化が一段高、「水素」に関連する材料株とされ投機色強める

■かつて仕手化した実績あり「師走相場」の中で思惑

 新日本理化<4406>(東1)は12月11日、一段高で始まり、取引開始後は19%高の280円(45円高)まで上げ、東証1部銘柄の値上がり率トップに躍り出た。

 「水素添加技術に強み」「選択水素化と分離精製のコア技術」(東洋経済新報社・会社四季報2020年9月18日発売号)など、「水素」に関連する銘柄ということで、EV(電気自動車)、FCV(水素燃料車)関連株人気が波及している模様。

 かつて大物仕手筋と呼ばれた人物が大相場を仕立てたことがあり、動き出すだけで投機資金が注目しやすい銘柄とされる。材料株が動きやすい「師走相場」の中、株価が低位で、テクニカル的には二段上げ、三段上げをイメージしやすい値動きになってきたようだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:21 | 材料でみる株価
2020年12月10日

カーリットHDが後場一段高、お茶の新型コロナ不活化効果が連想材料との見方

■ボトリング事業で伊藤園も大口顧客の1社とされる

 カーリットホールディングス(カーリットHD)<4275>(東1)は12月10日の後場、一段高となり、13時にかけて9%高の729円(63円高)まで上げて3日ぶりに年初来の高値を更新している。

 奈良県立医科大学が11月25日付で「お茶による新型コロナウイルスの不活化効果について」と題するリリースを発表し、この日7%高(39円高の601円)と飛び出すように上げてから騰勢を継続。このため、ボトリング事業(ペットボトル飲料や缶飲料の受託製造)で伊藤園<2593>(東1)も大口顧客の1社とされることが連想買いを呼び、次第に騰勢を強めてきたとの見方が出ている。

 ボトリング事業の割合は、第2四半期連結決算(2020年4〜9月)で売上高の約37%を占める。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:19 | 材料でみる株価

イージス艦2隻を了承と伝えられ三菱重工や川崎重工が高い

■値上がり率は後場、川崎重工が6%高、三菱重工は3%高

 川崎重工業<7012>(東1)は12月10日の後場、6%高に迫る1784円(97円高)で始まり2日続伸基調。三菱重工業<7011>(東1)は寄り後に3%高の2747.0円(76.0円高)まで上げて本日の現在高となっている。

 ともに、「新型迎撃ミサイルシステム『イージス・アショア』の代替策として、岸防衛大臣は、9日に開かれた自民党の国防関係の会合で、新型のイージス艦2隻を建造する案を示し、了承されました」(NHKニュースWEB12月9日17時56分)と伝えられたことが材料視されたようだ。

 値上がり率を見ると川崎重工が先行する展開。ただ、市場関係者の中には、川崎重工は潜水艦の受注に強く、イージス艦は三菱重工ではないかとの見方が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:53 | 材料でみる株価

アサカ理研は廃棄リチウム再生の本格化など注目され2日連続大幅高

■「師走相場」にピッタリの材料株との見方も

 アサカ理研<5724>(JQS)は12月10日、2日続けて大幅高となり、18%高の3230円(497円高)まで上げて2018年1月以来、約3年ぶりに3000円台を回復した。

 貴金属回収などを行い、9日に決算説明会。廃棄リチウム回収再生事業が、政府のEV(電気自動車)化政策に不可欠との見方で、「師走相場」にピッタリの材料株との見方が出ている。

 資料によると、前期は、廃棄リチウムイオン電池(LiB:Lithium−ion Battery)から有価⾦属を回収し、LiB原料へと再生する「LiB to LiB」の技術確⽴に目途をつけ、2021年9月期から製品供給を開始する⾒通し。リチウムはレアメタル(希少金属)のひとつで、産出などを中国に頼らざるを得ない素材とされるため、同社の「都市鉱山」事業は政府のEV(電気自動車)化政策に不可欠との見方がある。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:25 | 材料でみる株価

極東産機がストップ高、メガソーラー発電所など注目され「師走相場」にも絶好との見方

■水素製造は太陽光発電でという連想

 極東産機<6233>(JQS)は12月10日、買い気配のまま2日連続ストップ高の634円(100円高)に達し、今年2月以来10カ月ぶりに600円台を回復している。

 メガソーラー発電所「三日月サンシャインパーク」を運営。政府の脱炭素・ゼロエミッション政策や東京都の新車完全電動車方針を受けてEV(電気自動車)・FCV(水素燃料車)関連株や電池関連株などが人気化する中で、水素製造は太陽光発電でという連想があり、物色人気が強まる形になった。

 12月の「師走相場」「もち代稼ぎ相場」では、値動きが軽く値幅妙味の大きい銘柄に買いが集まり値動きが増幅される傾向があり、年内最後のひと稼ぎを狙い投機色が強まるとされる。EV・FCV・電池関連株は来年以降も長期的な物色テーマ株になるとされるが、まずは絶好の材料株として注目されたとの見方が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:57 | 材料でみる株価

三桜工は「全固体電池」が注目され値上がり率トップに躍進

■より高性能な次世代のEV用電池として開発加速と伝えられる

 三桜工業<6584>(東1)は12月10日、一段高で始まり、取引開始後は10.8%高の885円(86円高)まで上げ、東証1部銘柄の値上がり率トップに躍り出ている。

 全固体電池、マグネシウム電池などの研究・開発に取組み、政府や東京都が新車のすべてを2030年代半ばには非ガソリン車とする方針を打ち出したことを受け、より高性能な次世代のEV(電気自動車)用電池の関連株として注目が強まっている。

 同日付の日本経済新聞は、全個体電池の開発が官民で加速し始めたと伝えた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:17 | 材料でみる株価
2020年12月09日

フジプレアムが後場一段高、大型経済対策を受け追尾型太陽光発電システムなどに注目集まる

■千葉大の「ペロブスカイト太陽電池」発表で連想買いの見方も

 フジプレアム<4237>(JQS)は12月9日の後場、一段高となり、取引開始後に一時ストップ高の417円(80円高)をつけて急激な出直りとなっている。

 追尾型太陽光発電システム、超軽量太陽電池モジュールなどを製造し、千葉大学が同日「ペロブスカイト太陽電池」に関する発表を行い、連想買いが流入したとの見方が出ている。政府の大型経済対策の中に、炭素ゼロ社会に向けた技術開発基金2兆円、地方移住者のエコ住宅購入に最大100万円の補助、などが盛り込まれ、追い風になる期待が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:09 | 材料でみる株価

MRTは新サービスのアプリ「Door.」が注目され13%高

■全国の医療人材・医療機関のネットワークに展開

 医師紹介サイトなどのMRT<6034>(東マ)は12月9日、再び出直りを強め、11時を過ぎて13%高に迫る1658円(185円高)まで上げて出来高も増勢となっている。

 8日付で、全国の医療人材および医療機関のネットワークにつながるアプリ「Door.」の提供開始を発表し、注目された。2021年春頃に同社グループのシステムとの連携強化を予定しているという。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:28 | 材料でみる株価

Jトラストが高い、グループの日本保証がZUUグループの事業の保証業務を開始

■ZUUが8日付でグループ企業と日本保証との提携を発表

 Jトラスト<8508>(東2)は12月9日、7%高の213円(14円高)まで上げる場面を見せて強い推移となっている。富裕層向け金融情報サイト「ZUUオンライン」フ運営などを行うZUU<4387>(東マ)グループとJトラストグループの(株)日本保証との業務提携が注目材料視されている。

 ZUUは12月8日、グループ企業の(株)COOL、および(株)COOL SERVICESと(株)日本保証の3社が相互に業務提携を結び、ZUUが運営するソーシャルレンディング・サービスの中でCOOL SERVICESが行う事業者向け貸付にかかる保証業務を日本保証が開始したと発表した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:05 | 材料でみる株価

日本トリムは連結子会社の上場申請が材料視され戻り高値を更新

■ステムセル研究所が東証に申請と8日発表

 日本トリム<6788>(東1)は12月9日、4230円(185円高)まで上げて戻り高値を更新し、10時30分を過ぎても4220円前後で推移している。

 8日の取引終了後、連結子会社ステムセル研究所が東証に新規上場申請を行ったと発表し、材料視されている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:41 | 材料でみる株価

日野自動車は燃料電池トラックなど注目され今年2月以来の高値に進む

■東京都が都内で販売される全新車のEV化を示し注目される

 日野自動車<7205>(東1)は12月9日、上値を追って始まり、9時40分過ぎに6%高の1000円(45円高)まで上げ、2月20日以来、9ヵ月半ぶりに4ケタ(1000円)を回復した。

 8日、「セブン‐イレブン・ファミリーマート・ローソンとトヨタ・日野が燃料電池小型トラックの導入を目指した取り組みを開始」と発表。すでにHV(ハイブリッド車)のバスやトラックを実用化している。このため、東京都が8日、都内で販売される全新車を2030年までにEV(電気自動車)などの電動車にする方針を表明と伝えられ、関連需要の拡大に注目が集まる形になった。

 10月だけでも、新エネルギー車に関する発表を4本「トヨタと日野、北米で燃料電池大型トラックを共同で開発」「日野自動車とTRATON、電動化における協業契約を締結」「BYDと日野、商用EV開発の合弁会社設立に合意」、「燃料電池大型トラックの走行実証を2022年春頃より開始」と発表している。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:59 | 材料でみる株価

明電舎はEVモーター新工場や電動車用駆動製品の設備増強が注目され戻り高値を更新

■都内で販売される全新車のEV(電気自動車)化を受け注目再燃

 明電舎<6508>(東1)は12月9日、大きく出直って始まり、9時30分にかけては6%高の2067円(111円高)まで上げ、2日ぶりに戻り高値を更新した。

 10月に甲府明電舎でEVモータ新工場の本格稼働を発表し、2月には電動車用駆動製品(モータ・インバータ)の生産設備増強投資を発表済み。政府に続き、東京都も8日、都内で販売される全新車を2030年までにEV(電気自動車)などの電動車にする方針を表明と伝えられ、関連需要の拡大が注目されている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:40 | 材料でみる株価

三菱化工機が一段高、東京都も全新車を電動とする方針が伝えられFCVの拡大に期待強まる

■水素エネルギーへの取組が注目され連日上値を追う

 三菱化工機<6331>(東1)は12月9日、一段高となり、取引開始後は3015円(116円高)まで上げ、2017年以来の高値を連日更新している。

 「水素がつくる未来を形に」を掲げ、低炭素社会への取り組みを積極推進。政府が温暖化ガス排出ゼロを目指す方針を掲げたのに続き、東京都も8日、2030年までに発売される新車をすべてEV(電気自動車)かHV(ハイブリッド車)とする方針を示したと伝えられ、FCV(水素水素燃料車)開発の進展などに期待が強まった。

 「水素」関連株は、週明け7日から値動きを強める銘柄が続出している。4日、菅首相が臨時国会の閉幕にともなう会見で、水素を「新たな電源」として位置づけることなどに言及したと伝えられ、EV(電気自動車)関連株とともに相場の物色テーマとして注目が再燃した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:17 | 材料でみる株価
2020年12月08日

スノーピークは流行語大賞「ソロキャンプ」も材料視され後場一段高

■第3四半期決算が好調で12月通期の予想を増額修正

 スノーピーク<7816>(東1)は12月8日の後場、一段高となり、13時過ぎに12%高の1846円(195円高)まで上げて4日続伸基調の出直り継続となっている。

 アウトドア用品の製造販売を行い、今年・2020年の新語・流行語大賞トップテンにタレント・ヒロシさんが実践して話題になった「ソロキャンプ」が入り、注目度が増していることなどが材料視されている。

 11月12日に発表した第3四半期決算は好調で、12月通期の連結経常利益の予想を従来比34%引き上げるなど、業績予想全体に増額修正した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:23 | 材料でみる株価

ゼリア新薬が後場一段と強含む、足のむくみ改善薬の承認取得など好感

■スイス子会社はアステラス薬の英子会社から事業の一部を取得

 ゼリア新薬工業<4559>(東1)は12月8日の後場寄り後に一段と強含み、1901円(16円高)をつけて出直りを強めている。

 軽度の静脈還流障害(静脈の血流が滞ること)による足のむくみ改善薬「ベルフェミン」の製造販売承認を11月30日に取得したことを発表済みで期待されている。

 また、11月下旬には、スイスの100%子会社Tillotts Pharma AG(ティロッツ・ファーマ社)が、アステラス製薬<4503>(東1)の英国子会社が販売しているクロストリジウム・ディフィシル感染症治療剤「ディフィクリア錠」(製品名、英名:DIFICLIRTM、一般名:fidaxomicin(フィダキソマイシン)の欧州、中東、アフリカおよび独立国家共同体(CIS)における製造販売承認を承継することに合意し、資産譲渡契約を締結したと発表。やはり事業拡大要因として期待されている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:01 | 材料でみる株価

アルコニックスは「レアアース騰勢」など受け切り返す

■第2四半期決算で希少金属の棚卸一巡、市況高寄与など期待

 アルコニックス<3036>(東1)は12月8日の前場、取引開始直後の1366円(27円安)を下値に切り返し、11時前には1396円(3円高)まで上げて出直る展開となった。

 「レアアース、騰勢続く、中国EV・産ロボ好調」(日刊工業新聞12月8日)、「ロジウムが最高値、国際価格、車向け触媒の需要増」(日本経済新聞12月8日付朝刊)、などと伝えられ、希少金属を取り扱う同社が注目された。

 先に発表した第2四半期決算では、「前年同期に計上したレアメタルのたな卸資産評価損が概ね解消された」(決算短信より)ことなどが注目されたばかり。直近は子会社従業員による利益積み増し不適切会計と特別調査委員会の設置を開示したが、株価への影響が限定的になっている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:24 | 材料でみる株価

バイセルテクノロジーズは12月末の株式分割が好感されが上場来の高値を更新

■2019年12月に上場、総合買取・販売の「バイセル」展開

 BuySell Technologies(バイセルテクノロジーズ)<7685>(東マ)は12月8日、一段高で始まり、取引開始後に11.6%高の5200円(540円高)まで上げて約2ヵ月ぶりに上場来の高値を更新した。7日の取引終了後に株式分割を発表し、好感買いが集まっている。

 買取・販売の循環を実現する総合リユースサービス「バイセル」を展開し、2019年12月に上場。7日の取引終了後、20年12月31日(木)を基準日として、この日(営業日ベースでは12月30日)最終の株主名簿に記録された株主の所有普通株式1株につき、2株の割合をもって分割を行うと発表した。

 効力発生日は21年1月1日。このため、今12月期末配当は分割前の株数に応じて行われる。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:12 | 材料でみる株価

電算システムは「画面にタッチすることなくアプリを操作できる」非接触UIが注目され出直り強める

■デジタルサイネージ向けには「現在、某所に設置する設備への導入を進めている」と

 電算システム<3630>(東1)は12月8日、時間とともに反発幅を広げ、9時30分にかけて4%高の3285円(125円高)まで上げて出直りを強めている。

 7日、「画面にタッチすることなくアプリを操作できる非接触ユーザーインターフェース(非接触UI」)のプロトタイプを開発」と発表し、注目されている。

 発表によると、この「非接触 UI」は、米マイクロソフト(Microsoft)社が提供する小型AIセンサーデバイス「Azure Kinect DK」のボディトラッキングを利用し、画面をタッチせずにタップ操作やドラッグ操作等ができるインターフェースを実現した。

 タッチパネルに限らず、タッチ機能のない一般的なディスプレイやプロジェクタでも利用することが可能。デジタルサイネージのほか、教育現場や各種文化施設での展示など、さまざまな場所での活用が期待される。現在、某所に設置するデジタルサイネージへの導入を進めているとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:54 | 材料でみる株価

三菱化工機が一段高、水素エネルギーの活用拡大政策を受け2017年以来の高値

■水素を「新たな電源」とする首相会見以降、水素関連株が軒並み高い

 三菱化工機<6331>(東1)は12月8日、一段高で始まり、取引開始後は5%高の2772円(142円高)まで上げ、2017年以来の高値に進んでいる。

 「水素がつくる未来を形に」(同社ホームページより)と掲げ、低炭素社会への取り組みを積極推進。政府が温暖化ガス排出ゼロを目指し、「国内での水素利用量を2030年時点で1000万トン規模とする目標を設ける調整に入った」(日本経済新聞12月8日付朝刊)と伝えられ、政策関連株として注目が強まった。

 「水素」関連株は、週明け7日から値動きを強める銘柄が続出している。4日、菅首相が臨時国会の閉幕にともなう会見で、水素を「新たな電源」として位置づけることなどに言及したと伝えられ、EV(電気自動車)関連株とともに相場の物色テーマとして注目が再燃した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:24 | 材料でみる株価