[材料でみる株価]の記事一覧
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記事一覧 (07/01)大正製薬HDは同社創出薬のライセンス供与や細胞の若返り研究などに注目集まり下値圏から出直る
記事一覧 (07/01)ソレイジア・ファーマは同社3品目の新薬候補の申請など注目され再び出直る
記事一覧 (07/01)三菱電機は4日続落模様、目先的な下値メドを割り始めテクニカル的な注目強まる
記事一覧 (06/30)ラオックスは後場もストップ高続く、上位資本に江蘇省政府など出資の観測、日証金は午後から貸借取引の申し込み停止と伝えられる
記事一覧 (06/30)エイジアはメール配信システムの導入事例など材料視され続伸
記事一覧 (06/30)ケイアイスター不動産は7月4日のTV放送予定やシンジケートローンなど材料視され高値に向け出直る
記事一覧 (06/30)中外製薬が急伸、新型コロナ「カクテル療法」承認申請に注目集中
記事一覧 (06/29)ヒーハイストが一段と出直る、カーレースの最高峰「F1」第8戦で「ホンダ」がまた優勝し技術力を世界に示す形に
記事一覧 (06/29)カーメイトは「記録装置の義務化方針」など材料視され出直り強める
記事一覧 (06/28)ぐるなびは「デリバリー」「テイクアウト」の7月開始など注目され出直る
記事一覧 (06/28)ホンダは地合の強さに「F1」4連勝など好感され2018年来の高値に迫る
記事一覧 (06/28)ジャムコは旅客機需要の回復期待などで年初来の高値に接近
記事一覧 (06/28)セブン&アイ・HDは米国での買収案件認可など好感され2016年以来の高値に進む
記事一覧 (06/25)ラクオリア創薬が後場一段高、「胃食道逆流症治療薬」の中国向けライセンスを発表し注目集まる
記事一覧 (06/25)日本製鉄が4%高など鉄鋼株が再び高い、米国の大型インフラ投資に期待強まる
記事一覧 (06/24)太洋工業は後場ストップ高、「フィルドビア技術」注目し直され昨日の尻下がりを切り返す
記事一覧 (06/24)タカラトミーはJAXAの「変形型月面ロボット」や証券会社の「目標株価」など材料視され出直り強める
記事一覧 (06/24)パシフィックネットはPCレンタル料金の値上がり報道など材料視され出直る
記事一覧 (06/24)東天紅と精養軒は続伸基調、上野動物園の双子パンダ引き続き材料視される
記事一覧 (06/24)エーザイは連日の新薬関連発表に注目集まり高値に迫る
2021年07月01日

大正製薬HDは同社創出薬のライセンス供与や細胞の若返り研究などに注目集まり下値圏から出直る

■米社から契約一時金、マイルストンなど受け取ると発表

 大正製薬ホールディングス(大正製薬HD)<4581>(東1)は7月1日の前場、6060円(110円高)まで上げた後も堅調に推移し、下値圏から出直る相場となった。

 6月30日付で2本のリリース「世界初、細胞の若返りの鍵『MITOLマイトル』の肌での役割を解明」、および「米Ancora社から契約一時金、開発の進捗に応じたマイルストン、ロイヤルティなどの受け取り」を発表し、買い材料視された。

 大正製薬HDが創出した選択的バソプレシンV1b受容体拮抗薬「TS−121」の全世界における独占的開発・製造・販売権に関する契約を米Ancora Bio社(本社オークランド)と結び、マイルストン、ロイヤルティを受け取る。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:32 | 材料でみる株価

ソレイジア・ファーマは同社3品目の新薬候補の申請など注目され再び出直る

■日本で最初に承認申請、2022年中の承認と販売開始を見込む

 ソレイジア・ファーマ<4597>(東マ)は7月1日、6%高の163円(10円高)まで上げて売買され、再び出直る相場になっている。

 6月30日、新規抗がん剤ダリナパルシン(一般名、開発コード:SP−02)につき、再発または難治性の末梢性T細胞リンパ腫(Peripheral T−Cell Lymphoma:PTCL)治療薬として厚生労働省に同日、製造販売承認申請を行ったと発表。注目再燃となった。

 発表によると、SP−02は、これまで承認された治療薬とは異なる新規作用機序を有し、世界に先駆けて日本で製造販売承認申請を行った。2022年中の承認と販売開始を見通している。同社創業以来3品目の開発薬になる。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:30 | 材料でみる株価

三菱電機は4日続落模様、目先的な下値メドを割り始めテクニカル的な注目強まる

■「不適切検査」が報じられ落胆ムード拭えず

 三菱電機<6503>(東1)は7月1日、1593.5円(19.0円安)で始まった後3%安の1563.5円(49.0円安)前後で推移し、4日続落模様となっている。

 このところ製品群の「不適切検査」が報じられ、落胆ムードが拭えない中、テクニカル的には今年2月につけた安値1566.5円、52週移動平均(6月30日は1565円前後)の水準が目先的な下支えになるか注目されるようだ。この水準を本格的に割り込むようだと一段安相場に移行するとされる。(HC)

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:30 | 材料でみる株価
2021年06月30日

ラオックスは後場もストップ高続く、上位資本に江蘇省政府など出資の観測、日証金は午後から貸借取引の申し込み停止と伝えられる

■これまで売り建てた投資家から手仕舞いの買い注文が増加の見方

 ラオックス<8202>(東2)は6月30日、急伸商状となり、朝方からストップ高の231円(50円高)で売買され、後場は買い気配のまま値がつかない状態になっている。

 同社の上位資本系列に当たる中国の家電販売大手・蘇寧易購に対し、アリババグループと江蘇省政府などで構成するコンソーシアムが出資する可能性をブルームバーグ通信が29日付で伝えたとされ、買い材料視された。さらに、30日は、日証金が30日午後の取引からラオックス株の貸借取引の申し込み停止措置を発動と伝えられ、これまで売り建ててきた投資家から手仕舞いの買い注文が増えるとの見方が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:47 | 材料でみる株価

エイジアはメール配信システムの導入事例など材料視され続伸

■「WEBCAS e−mail」、MRT宮崎放送グループ会社の事例に注目集まる

 エイジア<2352>(東1)は6月30日、続伸基調で始まり、取引開始から50分後には2097円(71円高)まで上げて出直りを強めている。

 メール配信システム「WEBCAS e−mail」に関する導入事例として、28日にMRT宮崎放送グループの広告代理店である(株)MRTアドの例を発表し、続いてこの事例が朝日インタラクティブのIT製品情報専門メディア「TechRepublic Japan」に掲載されたと発表。注目度の高さが感じられるといった評価が出ている。

 発表によると、MRT宮崎放送グループの広告代理店MRTアドは、行政から受託したイベント運営業務の一環で、イベント当選通知メールを配信するため、2021年4月にメール配信システム「WEBCAS e−mail」を導入し、「担当者の案内通りにWEBCASの送り分け機能を使ったところ、4会場分の当選メールが1時間程度で設定できた」といった使用感が紹介された。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:18 | 材料でみる株価

ケイアイスター不動産は7月4日のTV放送予定やシンジケートローンなど材料視され高値に向け出直る

■平屋の規格型注文住宅「IKI」が不動産特集で紹介予定と

 ケイアイスター不動産<3465>(東1)は6月30日、再び出直りを強めて始まり、取引開始後は5160円(240円高)まで上げて6月3日につけた上場来の高値5380円に向けて出直っている。7月4日(日)にテレビ放送される予定であること、シンジケートローン250億円の組成などが材料視されている。

 6月28日、足利銀行をアレンジャーとする総額350億円のシンジケーションの組成を発表した。また、7月4日(日)放送の「がっちりマンデー!!」(TBS)で、グループ会社Casa roboticsが販売する平屋の規格型注文住宅「IKI」(粋:いき)について、不動産特集の中で紹介される予定と発表済み。買い材料視されている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:36 | 材料でみる株価

中外製薬が急伸、新型コロナ「カクテル療法」承認申請に注目集中

■抗体カクテル療法

 中外製薬<4519>(東1)は6月30日、買い気配の後8%高の4639円(339円高)で始まり、大きく出直っている。29日付で、新型コロナウイルスに対する「カクテル療法」について承認申請を行ったと発表し、注目集中となった。

 6月29日、「カシリビマブとイムデビマブの抗体カクテル療法について、新型コロナウイルス感染症(COVID−19)に対する製造販売承認申請を、本日、厚生労働省に行いましたのでお知らせいたします」などと発表した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:18 | 材料でみる株価
2021年06月29日

ヒーハイストが一段と出直る、カーレースの最高峰「F1」第8戦で「ホンダ」がまた優勝し技術力を世界に示す形に

■ホンダのエンジン搭載車が3台入賞と伝えられ一段と注目される

 ヒーハイスト<6433>(JQS)は6月29日、一段と出直って始まり、取引開始後は15%高の516円(68円高)まで上げて約3週間ぶりの500円台復帰となっている。カーレースの最高峰とされる「F1」第8戦でホンダ<7267>(東1)のチームが連勝し今シーズン4勝目となり、同社のエンジン搭載車が3台入賞と伝えられ、ヒーハイストの技術力が世界に示される形になった。

 小径リニアボールブッシュ世界トップメーカーで、1962年創業以来モータースポーツ向けエンジンパーツの製造に深く関わり、「HONDA フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト」を応援している。

 前週末、カーレースの最高峰とされる「F1」の今季第8戦『シュタイアーマルクGP』(オーストリア、6月25〜27日)で「レッドブル・ホンダ」(Red Bull Racing Honda)のマックス・フェルスタッペン選手が連勝して今季4勝目をあげ、さらに、ホンダのエンジン搭載車が3台入賞したと伝えられた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:40 | 材料でみる株価

カーメイトは「記録装置の義務化方針」など材料視され出直り強める

■トラックが小学生5人を跳ねる事故など念頭に材料視

 カーメイト<7297>(JQS)は6月29日、上値を指向して始まり、取引開始後は6%高の1085円(62円高)まで上げて出直りを強めている。国交省が「車のアクセル操作状況など、記録装置の義務化方針固める」(NHKニュースWEB6月29日5時09分)と伝えられ、注目し直す様子がある。

 千葉県八街市で6月28日にトラックが小学生5人を跳ねる事故があった上、最近は2019年に東京・池袋で発生した「池袋暴走事故」を巡る公判に関する報道も伝えられていて、現実味のある買い材料との見方が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:20 | 材料でみる株価
2021年06月28日

ぐるなびは「デリバリー」「テイクアウト」の7月開始など注目され出直る

■楽天Gから承継、「楽天ぐるなびデリバリー」「楽天ぐるなびテイクアウト」

 ぐるなび<2440>(東1)は6月28日、10時過ぎに553円(15円高)まで上げ、2日続伸基調となって出直りを続けている。

 25日付でサイト開設25周年と食の総合サービスへの進化を発表し、28日付で「楽天ぐるなびデリバリー」「楽天ぐるなびテイクアウト」の7月1日サービス開始を発表。注目が強まる相場となった。

 「楽天ぐるなびデリバリー」「楽天ぐるなびテイクアウト」の7月開始は、25日発表のリリースでも触れていたが、28日の発表では、「本サービスの運営を皮切りに、ユーザーが1つの会員情報やアプリ上で飲食店のイートイン予約だけでなく、デリバリー、テイクアウト、EC等のクロスユースが可能な「食の総合サービス」へと進化を図る」ことなどを掲げた。

 ぐるなびユーザーを対象とした調査では、月1回以上デリバリーを利用する頻度は42.5%、テイクアウトの利用頻度は80.9%という結果になったという。(HC)

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:36 | 材料でみる株価

ホンダは地合の強さに「F1」4連勝など好感され2018年来の高値に迫る

■同社のエンジン搭載車3台入賞とされヒーハイストも高い

 ホンダ<7267>(東1)は6月28日、3644.0円(51.0円高)まで上げた後も強い相場を続け、6月16日につけた2018年以来の高値3663円に迫っている。

 カーレースの最高峰とされる「F1」の今季第8戦シュタイアーマルクGP(オーストリア、6月25〜27日)で同社チームのひとつ(Red Bull Racing Honda」(レッドブル・ホンダ)のマックス・フェルスタッペン選手が連勝して今季4勝目をあげ、さらに、同社のエンジン搭載車が3台入賞したとされ、買い材料のひとつとして注目されている。駆動部品などで実績あるヒーハイスト<6433>(JQS)も高い。

 6月21日にかけては、証券会社による目標株価の引き下げが伝えられた上、日経平均が一時1000円安となる全体相場の下げに押されて一時3369円まで調整したが、直近はこの下げをほとんど回復。地合いと強さが注目されている。(HC)

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:12 | 材料でみる株価

ジャムコは旅客機需要の回復期待などで年初来の高値に接近

■米ユナイテッド航空が200機買う方向と伝えられる

 ジャムコ<7408>(東1)は6月28日、出直りを強めて始まり、取引開始後は7%高の1205円(76円高)まで上げて6月10日につけた年初来の高値1294円に迫る勢いとなっている。

 米航空会社のユナイテッド・エアラインズ・ホールディングスは、米ボーイングと欧州のエアバスから合計200機余りの旅客機を買う方向」(ブルームバーグニュース6月27日13:59)と伝えられ、受注拡大の期待が広がった。

 ジャムコはボーイング、エアバス両社向けににラバトリー(化粧室)やギャレー(調理室)、シートなどを製造している。2021年3月期は新型コロナによりボーイング、エアバス共に大幅な減産を行った影響で各利益とも赤字だった。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:36 | 材料でみる株価

セブン&アイ・HDは米国での買収案件認可など好感され2016年以来の高値に進む

■米社のコンビニ事業などの株式・持分をを米国子会社が取得

 セブン&アイ・ホールディングス(セブン&アイ・HD)<3382>(東1)は6月28日、再び上値を追って始まり、取引開始後は4%高の5232円(199円高)まで上げて2016年以来の高値に進んでいる。米小売りチェーン買収の認可取得などが好感されている。

 6月26日、米国子会社7−Eleven,Inc.(テキサス州)による米MPC社(Marathon Petroleum Corporation)からのコンビニエンスストア事業などの株式その他持分の取得について、6月25日付の米連邦取引委員会(FTC)での決議により、同意命令案が承認されたと発表した。また、5月に延期の開示を行った「中期経営計画説明会」を7月1日に開催する予定とした。新たな国際展開などに注目が再燃した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:19 | 材料でみる株価
2021年06月25日

ラクオリア創薬が後場一段高、「胃食道逆流症治療薬」の中国向けライセンスを発表し注目集まる

■現在の第一選択薬とは異なるメカニズムのため新治療薬の期待

 ラクオリア創薬<4579>(JQG)は6月25日の後場一段と強含んで始まり、後場の取引開始後は5%高の1194円(56円高)まで上げて出直り拡大となっている。同日付で、「胃食道逆流症治療薬tegoprazanの中国における注射剤開発に関するサブライセンス契約のお知らせ」を発表し、注目が強まった。

 発表によると、Tegoprazanは、同社が創出したカリウムイオン競合型アシッドブロッカー(Potassium−Competitive Acid Blocker : P−CAB)と呼ばれる新しい作用機序の胃酸分泌抑制剤。P−CABは、胃食道逆流症治療の第一選択薬であるプロトンポンプ阻害剤(PPI)とは異なるメカニズムで、PPIよりも速やかに、かつ、持続的に胃酸分泌を抑制することから、PPIに代わる新しい酸関連疾患治療薬となることが期待されている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:57 | 材料でみる株価

日本製鉄が4%高など鉄鋼株が再び高い、米国の大型インフラ投資に期待強まる

■景気敏感株として国内の「コロナ後」への期待も映し出す

 6月25日の東京株式市場では、日本製鉄<5401>(東1)が取引開始後に4%高の1901.0円(71.5円高)まで上げ、神戸製鋼所<5406>(東1)は3%高の710円(22円高)、JFEホールディングス<5411>(東1)は4%高の1319円(50円高)と、鉄鋼株の上げが目立っている。

 「バイデン米大統領は24日、超党派の上院議員らと会合を開き、8年間で1兆2000億ドル規模のインフラ投資計画で合意したと発表した」(ロイター通信より)と伝えられ、米国の大型社会基盤投資への期待が強まった。

 鉄鋼3銘柄は、日経平均が21年ぶりに3万円台に乗せた今年2月にかけての上げ相場を牽引し、その後も5月にかけて一段高となった。直近は調整が進んできたため、景気敏感株として国内の「コロナ後」への期待も映し出す銘柄として注目する様子がある。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:46 | 材料でみる株価
2021年06月24日

太洋工業は後場ストップ高、「フィルドビア技術」注目し直され昨日の尻下がりを切り返す

■電子デバイスの高密度配線・実装と薄型化の両立を実現

 太洋工業<6663>(JQS)は6月24日、後場一段高となり、13時30分にかけてストップ高の607円(100円高)をつけた。22日に「オールポリイミドビルドアップ基板の開発」を発表し、翌23日は一時ストップ高にとどまり、大引けにかけてダレ模様になったが、改めて注目し直される形になった。このまま大引けを迎える場合、終値ベースでは昨年2月以来の600円台回復になり、買い手が勢いを復活させるとの見方が出ている。

 発表を概略すると、最新の高密度配線・実装の電子デバイスでは、電子基板の厚みが軽量コンパクト化の妨げになっていたが、このたび、高密度配線・実装と薄型化の両立を実現する「フィルドビア技術」を確率した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:46 | 材料でみる株価

タカラトミーはJAXAの「変形型月面ロボット」や証券会社の「目標株価」など材料視され出直り強める

■月面到着後に走行用の形状に変形し月面のデータを取得

 タカラトミー<7867>(東1)は6月24日の後場寄り後に964円(19円高)をつけ、前場に続いて出直りを指向する相場になっている。東海東京証券が目標株価を1380円に引き上げたと伝えられたほか、JAXA(国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構)が5月下旬に発表した「変形型月面ロボット」の共同開発が注目材料視されている。

 JAXAは5月27日、タカラトミー、ソニーグループ<6758>(東1)、同志社大学の4者共同で月面到着後に走行用の形状に変形し、月面のデータを取得する超小型・超軽量の自走型ロボット「変形型月面ロボット」の開発と、このロボットによる月面でのデータ取得プロジェクトを発表した。月面を走行させてレゴリス(月の表面を覆う砂)の挙動や月面での画像データなどを取得し、月面走行車(月面モビリティ・有人与圧ローバ)の自動運転技術などに資するという。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:15 | 材料でみる株価

パシフィックネットはPCレンタル料金の値上がり報道など材料視され出直る

■企業向けPCレンタル1割高、在宅勤務・半導体不足でと伝わる

 パシフィックネット<3021>(東2)は6月24日、時間とともに強含み、11時にかけて7%高の2874円(181円高)まで上げて出直りを強めている。パソコンの「企業向けPCレンタル1割高、在宅勤務・半導体不足で利用増」(日経QUICKニュース6月23日12:00)と伝えられ、関連株として注目されたようだ。

 企業向けのパソコンレンタル市場では、在宅勤務の広がりで需要が増えている上、「半導体不足で企業への新品パソコンの納入が遅れ、レンタルで一時的に調達する動きも重なった」(同)という。

 同社は「PCレンタル」「ITインフラ構築」「IT運用支援」「クラウド導入支援」などを行っている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:17 | 材料でみる株価

東天紅と精養軒は続伸基調、上野動物園の双子パンダ引き続き材料視される

■直近高値には届かないが五輪のあと経済効果の大きい案件の見方

 東天紅<8181>(東1)精養軒<9734>(JQS)は6月24日、共に堅調に始まり、東京・上野動物園のジャイアントパンダ「シンシン」に双子のパンダが誕生したことが引き続き好感されている。

 24日、東天紅は取引開始後に4%高の1224円(46円高)まで上げた後も堅調に推移し3日続伸基調。精養軒は6%高の939円(49円高)まで上げた後も堅調に推移。

 両銘柄とも、最初に出産の可能性などが伝えられて急動意となった6月4日の高値には届いていないが、市場関係者の中には、東京オリンピックを通過した後の日本で、大阪万博までの間、経済効果の大きい案件として期待できるとの見方が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:45 | 材料でみる株価

エーザイは連日の新薬関連発表に注目集まり高値に迫る

■23日は「抗がん剤タズベリク錠」、24日朝は「抗アミロイドβ」

 エーザイ<4523>(東1)は6月24日、上値を指向して始まり、取引開始後は5%高の1万2700円(630円高)まで上げて6月22日につけた高値1万2765円に迫っている。

 23日付で、「抗がん剤『タズベリク錠200mg』(一般名:タゼメトスタット臭化水素酸塩)日本においてEZH2遺伝子変異陽性の濾胞性リンパ腫に係る効能効果で製造販売承認を取得」と発表し、24日朝には、「抗アミロイドβ プロトフィブリル抗体lecanemab (BAN2401)がアルツハイマー病治療を対象として米国FDAよりブレイクスルーセラピーに指定」と発表。注目されている。

 株価は6月8日からストップ高を交えて急伸商状となり、アミロイドβに関するアルツハイマー病新薬の米国での承認が材料視された。直近は高値圏で小休止の様相を呈しており、一段高への期待が続く形となっている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:19 | 材料でみる株価