[材料でみる株価]の記事一覧
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記事一覧 (01/07)セレスポは「日本ハムファイターズ」とのスポンサー契約が注目され上場来の高値
記事一覧 (01/07)「金の国内小売価格40年ぶり高値」とされ第一商品やフジトミが20%高
記事一覧 (01/07)カナミックネットワークが昨年来の高値、「給与前払いサービス」などの開始が注目される
記事一覧 (01/07)富士フイルムHDが早速反発、米ゼロックスとの技術契約終了は買い優勢の様子
記事一覧 (01/06)両毛システムズがストップ高、ギフティも高く「MaaS」関連株が人気
記事一覧 (01/06)第一商品が30%高、金相場「約6年9カ月ぶり高値」と伝わり注目集まる
記事一覧 (01/06)キャンディルは昨年12月の東証1部移籍など材料視され高値を更新
記事一覧 (12/30)ビジョナリーHDがストップ高、エムスリーとの資本業務提携を買う
記事一覧 (12/30)JTOWERが上場来の高値、来年のテーマ「5G」関連として注目される
記事一覧 (12/30)日本アビオニクスはTOB価格を大きく上回る、「エボラ出血熱」を材料視
記事一覧 (12/30)扶桑化学が高値を更新、「5G」関連の出遅れ株として注目の様子
記事一覧 (12/30)レオパレス21は村上世彰氏系とされる投資会社などからの要求が注目されて急伸
記事一覧 (12/27)太陽誘電が後場一段高、来年の世界半導体市場の回復予測など注目される
記事一覧 (12/27)ダブルスタンダードはSBIグループとの資本業務提携が好感され活況高
記事一覧 (12/27)多摩川HDが一段高、ソーラー事業会社の持分売却を連日好感
記事一覧 (12/27)セキドが連日ストップ高、中国の人材獲得事業への本格進出に期待高揚
記事一覧 (12/27)コスモスイニシアが7%高、三菱地所のホテル賃借運営など注目される
記事一覧 (12/27)吉野家HDと安楽亭が高い、「ステーキのどん」などの運営会社を譲渡
記事一覧 (12/26)FRACTALEは後場もストップ高気配続く、国内初の医療機器を承認申請
記事一覧 (12/26)フェローテックHDが出直り強める、来年の「変貌」妙味に期待する様子が
2020年01月07日

セレスポは「日本ハムファイターズ」とのスポンサー契約が注目され上場来の高値

■野球を通じてより一層のスポーツ振興・地域活性化に取り組む

 セレスポ<9625>(東1)は1月7日の前場、15%高の3980円(510円高)まで上げる場面を見せて上場来の高値を大きく更新した。スポーツ関連のイベント企画・制作などを行い、6日付で、プロ野球「北海道日本ハムファイターズ」とスポンサーシップ契約を締結と発表。注目集中となった。

 発表によると、セレスポは、以前から同球団「ファイターズスタジアム鎌ケ谷」への協賛等を行っているが、今回の契約を機に、野球を通じてより一層のスポーツ振興・地域活性化に取り組んでいくとした。契約期間は2020年1月1日から同年12月31日まで。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:21 | 材料でみる株価

「金の国内小売価格40年ぶり高値」とされ第一商品やフジトミが20%高

■米・イランの対立を受け「安全資産」に資金がシフトと伝えられる

 商品先物取引のフジトミ<8740>(JQS)は1月7日、11時を過ぎて22%高の336円(61円高)前後で推移し、昨年来の高値を更新している。第一商品<8746>(JQS)は20%高の318円(55円高)前後で推移し、2016年以来の高値。「金の国内小売価格40年ぶり高値」(日経QUICKニュース2020年1月7日10:32より)と伝えられ、金関連商品の売買活発化が期待されている。

 「大手地金商の田中貴金属工業が7日午前に公表した小売価格(税込み)は1グラム6018円となった。税抜き価格は5471円で、消費税制度が無かった1980年1月30日(5545円)以来、約40年ぶりの高値を付けた。米国とイラン間での緊張感が高まったことが、安全資産とされる金価格の上昇につながった」(同)と伝えられた。豊商事<8747>(JQS)は5%高の791円(39円高)まで上げ、6日の一時15%高に続き連日高値を更新している。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:19 | 材料でみる株価

カナミックネットワークが昨年来の高値、「給与前払いサービス」などの開始が注目される

■深刻な人手不足の医療・看護・介護業界に人材紹介・給与前払いサービスを提供

 カナミックネットワーク<3939>(東1)は1月7日、大きく切り返し、9時30分過ぎには9%高の846円(71円高)まで上げて昨年来の高値を更新した。6日の夕方、医療・看護・介護業界向けに「人材紹介サービス」と「給与前払いサービス」を開始すると発表し、注目されている。

 同社は医療・介護事業の経営を総合的に支援する「カナミッククラウドサービス」を提供し、2万5000事業所以上(2019年9月現在)で活用されている。このたび、医療・介護業界の深刻な人手不足を解決するソリューションとして、人材紹介サービスおよび給与前払いサービスの提供を2020年1月から開始すると発表した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:52 | 材料でみる株価

富士フイルムHDが早速反発、米ゼロックスとの技術契約終了は買い優勢の様子

■富士ゼロックスが6日付で「終了を決定」と発表

 富士フイルムホールディングス(富士フイルムHD)<4901>(東1)
は1月7日、大きく反発して始まり、取引開始後に4%高の5380円(223円高)と出直りを強めている。6日は米国とイランとの緊張激化を受けて日経平均が大幅安となり、有力な採用銘柄のため指数連動の売りに押されたが、日経平均の反発とともに出直る形になった。

 富士ゼロックスが1月6日付で「米ゼロックスとの技術契約の終了を決定」と発表し、富士フイルムHDとともに、社名を2021年4月1日から「富士フイルム ビジネスイノベーション株式会社」に変更すると発表。全体相場の反発とともに評価する動きが優勢になったとの見方が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:26 | 材料でみる株価
2020年01月06日

両毛システムズがストップ高、ギフティも高く「MaaS」関連株が人気

■「モビリティ・アズ・ア・サービス」に関する取組が注目される

 両毛システムズ<9691>(JQS)は1月6日、10時半頃からストップ高の2693円(500円高)に貼りついて推移し、ギフティ<4449>(東マ)は後場寄り後に一段と強含んで1711円(101円高)まで上げた後も90円高前後で推移。両銘柄とも12月に「MaaS」(モビリティ・アズ・ア・サービス)に関する取り組みを発表しており、買い材料視されたとの見方が出ている。

 「MaaS」は、鉄道・バス・タクシーなどの各交通手段の運行情報などをクラウドなどによって「見える化」し、スマートフォンなどに最適なコースや料金体系などを自動的に表示できるようにする近未来の「移動」に関する概念。

 両毛システムズは12月16日、ソフトバンク<9434>(東1)トヨタ自動車<7203>(東1)などの共同出資会社である「MONET Technologies(モネ・テクノロジーズ)株式会社」(以下「MONET」)が主体になってMaaSの実用化をめざす「MONETコンソーシアム」への加盟を発表して注目された。

 また、ギフティは12月23日、沖縄県・南城市の観光振興に向けけ、同市やNEC<6701>(東1)グループのNECソリューションイノベータ株式会社などの計6社・自治体と「観光型MaaS」の実証実験を開始したと発表し、注目された。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:36 | 材料でみる株価

第一商品が30%高、金相場「約6年9カ月ぶり高値」と伝わり注目集まる

■株価は2017年3月以来の高値水準に

 第一商品<8746>(JQS)は1月6日の後場、13時を過ぎて30%高の277円(64円高)前後で推移し、2017年3月以来の高値水準に達している。米国とイランの緊張を受けて金の国際相場が「約6年9カ月ぶりの高値」(日経QUICKニュース1月6日9:00)と伝えられ、金の商品取引の活発化が期待されている。本日のストップ高は80円高の293円。

 「ニューヨーク商品取引所(COMEX)で先物取引の中心である2月物は日本時間6日朝方の時間外取引で、一時1トロイオンス1590.9ドルと中心限月として2013年4月上旬以来、約6年9カ月ぶりの高値を付けた」(同)と伝えられた。豊商事<8747>(JQS)フジトミ<8740>(JQS)も高い。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:16 | 材料でみる株価

キャンディルは昨年12月の東証1部移籍など材料視され高値を更新

■業績は好調で最高益を連続更新する見込み

 キャンディル<1446>(東1)は1月6日、大きく切り返し、取引開始後に11%高の920円(90円高)まで上げて昨年来の高値を更新した。

 12月19日付で、東京証券取引所マザーズ市場(東証マザーズ)から東京証券取引所市場第一部(東証1部)へ市場変更となったばかり。東証1部に上場した翌月末からTOPIX(東証株価指数)の算出対象になるため、株価指数連動投信などからの組み入れ需要が発生。これを材料視する買いが入っているようだ。

 建物の内装建材に発生した傷や不具合を部材交換することなく補修するサービス(リペアサービス)を、1995年に業界で初めて事業化した。このところはホテルなどからの東京オリンピック・パラリンピックに向けた需要もあり、先の決算発表では、20年9月期も最高益を連続更新する見込みとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:09 | 材料でみる株価
2019年12月30日

ビジョナリーHDがストップ高、エムスリーとの資本業務提携を買う

■手取概算額約42億円を調達、2段上げ相場に移行

 ビジョナリーホールディングス(ビジョナリーHD)<9263>(JQS)は12月30日、2日続けてストップ高の576円(80円高)となった。12月13日の取引終了後、エムスリー<2413>(東1)との業務提携およびエムスリーに対する第三者割当増資による新株発行などを発表。18日にかけて547円まで上げた相場の「第2幕」との見方が出ている。

  エムスリーを割当予定先として普通株式1244万4600株(総議決権数に対する割合33.30%)を割り当て、手取概算額約42億2861万円を調達する。払込日は2020年2月18日の予定。販路拡大などへの期待が強いようだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:30 | 材料でみる株価

JTOWERが上場来の高値、来年のテーマ「5G」関連として注目される

 12月に上場した22銘柄の中でも値動きが強く見直す動きも

 JTOWER(ジェイタワー)<4485>(東マ)は12月30日、7%高の4440円(275円高)まで上げて12月18日の新規上場以来の高値を更新し、11時にかけても4330円(165円高)前後で推移している。2020年の大きな物色テーマとされる「5G」関連株のひとつとして注目する動きがあるようだ。公開価格は1600円、初値は2620円。

 携帯キャリア各社(「ドコモ」「au」「ソフトバンク」など)が単独で行ってきた携帯基地局関連インフラに係る装置、アンテナ、工事、構築物、電源、ファイバー等の設備投資を、JTOWERグループで一本化し、各社にシェアリングする事業を展開。

 今期・2020年3月期の連結業績見通しは、売上高が24.39億円(前期比77.0%増)、営業利益は1.65億円の損失(前期は1.69億円の損失)、親会社株主に帰属する当期純利益は2.89億円の損失(同2.14億円の損失)とするが、12月に上場した22銘柄の中でも値動きが強く、見直す動きもあるようだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:09 | 材料でみる株価

日本アビオニクスはTOB価格を大きく上回る、「エボラ出血熱」を材料視

■日本産業パートナーズ傘下企業が1株1100円で20日からTOBを開始、上場は維持

 日本アビオニクス<6946>(東2)は12月30日、9%高の1225円(101円高)をつけて戻り高値を更新したあとも活況高となり、10時30分にかけても5%高前後で推移している。空港などで発熱者をチェックする赤外線サーモグラフィによるスクリーニングシステムで先行し、「エボラ出血熱、死者2200人超、コンゴ」(時事ドットコム12月30日6:18)との報道が材料視されたとの見方が出ている。

 同社株を巡っては、日本産業パートナーズ株式会社(東京都千代田区)の傘下企業が1株1100円でTOB(株式公開買付)を行うと12月16日に発表している。日本産業パートナーズは、本邦企業の事業再編及び再構築に寄与する日本型プライベートエクイティ事業などを行い、大手電機企業の事業部門のカーブアウト(事業分社化又は子会社の独立)や非公開化でも実績がある。
TOB期間は2019年12月20日から20年1月24日まで。引き続き対象者普通株式の上場を維持する方針。このため、TOB価格を大きく上回る値段でも買いが入るようだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:47 | 材料でみる株価

扶桑化学が高値を更新、「5G」関連の出遅れ株として注目の様子

■このところは世界半導体市場の回復予想に乗り高値をうかがう

 扶桑化学工業<4368>(東1)は12月30日、再び上値を指向し、10時にかけて4%高の3225円(135円高)まで上げて年初来の高値に進んだ。シリコンウェハーの仕上げ工程に用いられる研磨剤を開発製造し、12月上旬、WSTS(世界半導体市場統計)による2020年の世界半導体市場予想が増加に転じると伝えられたことや、20年新春相場の物色テーマとされる「5G」関連の出遅れ株として注目が強まったとの見方が出ている。

 同社が開発した「超高純度コロイダルシリカ」は、シリコンウェハーのファイナルポリッシングスラリーの主原料としてトップシェアを持っている。また、関連技術は、ナノレベルの精度が要求されるCMP(化学的機械的平坦化)分野でメモリやCPUなどの中枢部品の多層化・高集積化に活かされている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:06 | 材料でみる株価

レオパレス21は村上世彰氏系とされる投資会社などからの要求が注目されて急伸

■取締役10名の解任と3名の選任などの要求を受けたと金曜夜に発表

 レオパレス21<8848>(東1)は12月30日、飛び出すように上げて始まり、取引開始後に390円(38円高)台に乗って戻り高値を更新した。27日(金)の夕方、「株主による臨時株主総会の招集請求に関するお知らせ」を発表。取締役10名の解任と3名の選任などの要求を受けたとし、注目されている。

 臨時株主総会の招集を請求した株主は、例の村上世彰氏の影響を受けているとの見方がある投資会社・株式会社レノ、および株式会社エスグラントコーポレーション。発表リリースによると、両社は、総株主の議決権の100分の3以上の議決権を6ヵ月前から引き続き有する株主であるとしているという。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:24 | 材料でみる株価
2019年12月27日

太陽誘電が後場一段高、来年の世界半導体市場の回復予測など注目される

■18年7月以来の高値、「5G」関連で来年のテーマ株のひとつ

 太陽誘電<6976>(東1)は12月27日の後場、一段と強い値動きを見せ、13時40分にかけては3385円(35円高)前後で推移。その前には45円高まで上げて2018年7月以来の高値に進んだ。

 次世代通信規格「5G」関連株として来年のテーマ株の一つに位置付けられているほか、WSTS(世界半導体市場統計)による2020年の世界半導体市場予想が増加に転じると伝えられていることも材料視されているようだ。米中貿易摩擦が緩和の方向に向いたことも支援材料視されている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:53 | 材料でみる株価

ダブルスタンダードはSBIグループとの資本業務提携が好感され活況高

■SBIグループが合わせて約15%資本参加することに

 ダブルスタンダード<3925>(東1)は12月27日の前場、12%高の5530円(600円高)まで上げて活況高となり、前引けも5120円(120円高)と大きく出直った。

 26日の取引終了後、SBIホールディングス<8473>(東1)の100%子会社で金融サービス事業の中間持ち株会社・SBIファイナンシャルサービシーズとの資本業務提携を発表し、材料視されている。

 ダブルスタンダードの主要株主である中島正三氏より、同社株式95万1500株(自己株式を除く発行済株式数に対する割合14.14%)をSBIファイナンシャルサービシーズが取得し、同じく6万7000株(自己株式を除く発行済株式総数に対する割合1.00%)をSBIグループが市場外取引により取得する予定。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:28 | 材料でみる株価

多摩川HDが一段高、ソーラー事業会社の持分売却を連日好感

■譲渡価額の公表は控えたが業績予想への期待が強まる

 多摩川ホールディングス(多摩川HD)<6838>(JQS)は12月27日、一段高となり、一時7%高の3050円(206円高)まで上げて昨年来の高値を更新。2014年以来の水準に達している。

 12月25日の取引終了後、30%出資する持分適用関連会社エトリオン・エネルギー5合同会社(東京都港区)の持分をすべて譲渡すると発表。譲渡価額は守秘義務を踏まえ公表を控えるとしたが、業績への影響は判明次第速やかに公表するとしたため、期待が強まった。

 譲渡先は、エトリオン・エネルギー5社に60%出資するエトリオン・ジャパン株式会社。譲渡実行日は12月25日。持分を譲渡するエトリオン・エネルギー5社は、発電・送電・電力供給に関する事業を行い、青森県三沢市で太陽光発電(ソーラー)事業などを展開する。過去の発表を見ると、2016年に持分の取得と追加出資を計約5340万円実施した。さらに、劣後ローンの貸付を約1.6億円実施している。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:00 | 材料でみる株価

セキドが連日ストップ高、中国の人材獲得事業への本格進出に期待高揚

■中国・新幹線教育グループと合弁会社との発表に注目集中

 セキド<9878>(東2)は12月27日、一時2日連続ストップ高の753円(100円高)まで上げ、10月2日以来の750円台回復となった。23日付で、中国人の人材獲得の本格的事業化に向け、中国・新幹線教育グループ(新干线教育集团)との合弁会社の設立を発表。連日材料視されている。

 合弁会社は日本に設立し、株式会社リニアスタッフ(東京都渋谷区)、関戸正実代表取締役、資本金2千万円、出資比率はセキド70%・新幹線グループ30%、設立年月日(予定)2020年1月。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:21 | 材料でみる株価

コスモスイニシアが7%高、三菱地所のホテル賃借運営など注目される

■「暮らすように滞在する」都市型アパートメントホテル戦略の一環

 コスモスイニシア<8844>(東1)は12月27日、出直りを強め、引開始後に7%高の764円(53円高)まで上げて11月8日以来の750円台回復となっている。23日付で、三菱地所<8802>(東1)が東京・浅草に建設するホテルの賃借計画と着工開始を発表しており、拡大基調の業績とともに注目が再燃したとの見方が出ている。

 発表によると、三菱地所はこのほど、東京メトロ「浅草」駅徒歩1分の土地で「(仮称)浅草雷門二丁目ホテル計画」の新築工事に着手した。竣工後はコスモスイニシアが建物を賃借し、都市型アパートメントホテルを2021年春に開業するという。

 コスモスイニシアは、「暮らすように滞在する」をコンセプトに、訪日外国人旅行者などファミリー・グループでの中長期滞在ニーズに対応した都市型アパートメントホテル「MIMARU(ミマル)」を2018年2月から展開し、現在、東京都内や京都などにおいて12施設を開業・運営している。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:50 | 材料でみる株価

吉野家HDと安楽亭が高い、「ステーキのどん」などの運営会社を譲渡

■吉野家HDがアークミール社を安楽亭に譲渡すると発表

 吉野家ホールディングス(吉野家HD)<9861>(東1)は12月27日、取引開始後に2896円(49円高)をつけ、12月24日につけた2001年以降の高値2908円(株式分割など調整後)に迫っている。26日の取引終了後、子会社で「ステーキのどん」「フォルクス」などを運営するアークミールを安楽亭<7562>(東2)に譲渡すると発表。注目されている。安楽亭は5120円(90円高)で始まった。

 株式譲渡日は12月29日、譲渡額は非開示としたが、今後、業績予想の修正の必要性および公表すべき事項が生じた場合には速やかに開示するとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:32 | 材料でみる株価
2019年12月26日

FRACTALEは後場もストップ高気配続く、国内初の医療機器を承認申請

■再生(幹)細胞による男性腹圧性尿失禁の医療機器

 FRACTALE(フラクタル)<3750>(東2)は12月26日、後場も買い気配のままストップ高(150円高)を続け、値がつけば株式分割などを考慮した上場来の高値を更新する水準で買い先行となっている。25日付で、「男性腹圧性尿失禁治療に関する医療機器の国内承認申請のお知らせ」を発表。注目集中となった。

 連結子会社サイトリ・セラピューティクス株式会社が、同日、同社が開発した高度管理医療機器であるセルーションセルセラピーキットについて、男性腹圧性尿失禁の治療の医療機器として、厚生労働省に製造販売承認申請を行った。

 これが承認を得た場合、国内では初の脂肪組織由来再生(幹)細胞(Adipose DerivedRegenerative Cells、)を用いた男性腹圧性尿失禁の治療になるという。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:46 | 材料でみる株価

フェローテックHDが出直り強める、来年の「変貌」妙味に期待する様子が

■一部事業の終息と戦略4事業の強化を推進、将来を展望する相場に移行

 フェローテックホールディングス(フェローテックHD)<6890>(JQS)は12月26日、10時20分にかけて5%高の980円(48円高)まで上げ、再び出直りを強めている。一部事業の終息と戦略4事業の強化などを進めており、来年の「変貌」妙味の大きい銘柄として業績回復などを展望する買いが流入との見方が出ている。

 太陽電池関連事業からは撤退中で、11月7日に20年3月期連結業績予想の減額修正を発表した。しかし、株価は同月下旬の847円を下値に回復傾向に転換した。このため、相場そのものを重視する投資家からは「マイナス材料が織り込まれて将来を展望する段階に移った」と受け止めて注目し直す様子がある。

 戦略4事業(半導体マテリアル、ウェーハ、パワー半導体、部品洗浄)へのシフトを進めており、11月には中国・杭州市に半導体ウェーハの新工場が竣工した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:01 | 材料でみる株価