[材料でみる株価]の記事一覧
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記事一覧 (11/02)アドヴァンは自社株買いが好感されて急反発し大きく出直って始まる
記事一覧 (10/30)クレスコはエンジニアブログの高評価など注目されジリジリ持ち直す
記事一覧 (10/30)スペースマーケットはYouTubeやInstagramで活動する人を支援する取組が注目され再び出直る
記事一覧 (10/30)ヒビノが次第に持ち直す、「横浜版オペラハウス」構想など材料視
記事一覧 (10/30)パナソニックは「テスラの要請受け新型電池の開発に着手」と伝えられ大きく出直る
記事一覧 (10/30)白洋舍はトーカイとの提携など好感され日々の上値を連日セリ上げる
記事一覧 (10/30)島忠はニトリHDによるTOBを受け買い気配、1株5500円で「お値段以上」
記事一覧 (10/29)リネットジャパンGは後場もストップ高続く、カンボジアのデジタル通貨にかかわる期待が高揚
記事一覧 (10/29)セイコーHDは後場次第高、非接触式体温計の生産4倍など注目される
記事一覧 (10/29)J・エスコムHDは中国の経営支援投資会社との提携が注目され急伸
記事一覧 (10/29)ジーダットは世界初のAIによる高度なLSI回路設計自動化環境プロジェクトが注目され21%高
記事一覧 (10/29)静岡銀と山梨中央銀が逆行高、包括業務提携「静岡・山梨アライアンス」など注目される
記事一覧 (10/28)大塚家具が後場急伸S高、大塚久美子社長の辞任など正午に発表
記事一覧 (10/28)東亞合成は自社株買いの「枠」拡大など材料視され底堅い
記事一覧 (10/28)トヨタ自動車の切り返し強い、「中国すべてEV・HVに」と伝えられ注目強まる
記事一覧 (10/27)ツインバード工業が2日連続ストップ高、ワクチン用フリーザーボックスの米社向け受注2倍など材料視
記事一覧 (10/26)小僧寿しは「ゴリラカレー」の提供開始が注目され後場一段高
記事一覧 (10/26)不二硝子が再びストップ高、ツインバード急伸に触発されたとの見方で投機色再燃
記事一覧 (10/26)アンジェスが続伸、「次の段階の臨床試験11月頃」など連日材料視
記事一覧 (10/26)朝日ラバーは新型コロナ不活性化LEDなど埼玉大学と実証開始が注目され急伸
2020年11月02日

アドヴァンは自社株買いが好感されて急反発し大きく出直って始まる

■24万株(発行株数の0.6%)など上限に1ヵ月間の短期集中型

 アドヴァン<7463>(東1)は11月2日、急反発で始まり、取引開始後は5%高に迫る1326円(59円高)まで上げて大きく出直っている。前週末取引日・10月30日の夕方、自己株式の取得(自社株買い)を発表し、注目再燃となった。

 取得する株式の総数(上限)は24万株(自己株式を除く発行済株式総数の0.6%)、取得総額は3.0億円、取得期間は2020年11月2日〜から同年11月30日まで。期間1ヵ月の短期集中型とあって注目されている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:12 | 材料でみる株価
2020年10月30日

クレスコはエンジニアブログの高評価など注目されジリジリ持ち直す

■ITエンジニア向け情報サイト「メトリー」が代表事例と紹介

 クレスコ<4674>(東1)は10月30日、前場の1199円(21円安)を下値に回復基調となり、後場は13時を過ぎて1218円(2円安)まで持ち直して底堅い展開となっている。

 29日、同社の「クレスコエンジニアブログ」が、エンジニア向け情報ポータルサイト「メトリー」で、オウンドメディアの代表事例として紹介されたと発表。注目再燃となった。「メトリー」は産業用製品(電子部品・機械部品等)を専門としたエンジニア向け製品情報比較サイトで、製品の比較、選定の際に役立つ情報を提供しているという。

 第2四半期決算の発表は11月6日の16時を予定している。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:43 | 材料でみる株価

スペースマーケットはYouTubeやInstagramで活動する人を支援する取組が注目され再び出直る

■「クリエイターサポートプログラム」、第一弾として100名を募集と

 スペースマーケット<4487>(東マ)は10月30日、8%高の1137円(81円高)まで上げた後も堅調で、後場寄り後は1114円(58円高)前後で推移。ジリ高傾向の中で再び出直る展開になっている。

 29日付で、YouTube(ユーチューブ)やInstagram(インスタグラム)で活動するクリエイター(SNSクリエイター)を対象にスペース割引・撮影機材提供により作品制作を支援する「クリエイターサポートプログラム」の開始を発表し、第一弾としてプログラム参加者(メンバー)を100名募集すると発表。新事業として注目されている。

 同社は、レンタルスペースを簡単に貸し借りできる情報を1万2千件以上掲載するWebプラットフォーム「スペースマーケット」を運営する。今年のハロウィーンパーティは、少人数でこうした貸し切りスペースを利用するのが流行と伝えたワイドショーもある。(HC)

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:59 | 材料でみる株価

ヒビノが次第に持ち直す、「横浜版オペラハウス」構想など材料視

■工事額460億円、設計調査費20億円と伝えられる

 ヒビノ<2469>(JQS)は10月30日の前場、朝方の1177円(56円安)を下値に持ち直し、11時にかけては1209円(24円安)まで上げて出直りを強めた。前引けは1197円(36円安)。

 業務用音響機器、映像機器や音響・映像システムの設計などを行い、横浜市がオペラやバレエなどの上演を想定した新たな劇場の整備構想を進め、検討委員会の部会が「工事額を約460億円、設計調査費約20億円と報告」(日本経済新聞10月27日付朝刊より)と伝えられ、材料視する様子がある。

 豪シドニー港のオペラハウスを連想させる「横浜版オペラハウス」構想を受け、大規模イベントの舞台装置などの三精テクノ<6357>(東2)は29日に12%高(66円高の639円)と急伸。30日は反落模様だが前引けは597円(42円安)で「3分の2押し」水準での調整となった。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:20 | 材料でみる株価

パナソニックは「テスラの要請受け新型電池の開発に着手」と伝えられ大きく出直る

■第2四半期の連結営業利益は966億円、通期予想は1500億円

 パナソニック<6752>(東1)は10月30日、大きく出直り、一時9%高に迫る995.8円高(80.3円高)まで上げたあとも960.0円前後で推移し、出来高も増勢となっている。

 「パナソニック、テスラの要請受け新型電池の開発に着手」(NHKニュースWEB2020年10月29日21時31分)と伝えられており、注目が再燃した。29日の取引終了後に発表した第2四半期決算の発表会見で明らかにしたという。

 第2四半期の連結決算(2020年4〜9月、累計)は、営業利益が前年同期比31.1%減の966.3億円だった。今3月期の通期予想は全体に据え置き、営業利益は1500億円(前期比48.9%減)とした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:26 | 材料でみる株価

白洋舍はトーカイとの提携など好感され日々の上値を連日セリ上げる

■ダストコントロール事業で合理化進め衛生意識の高まりなどに対応

 白洋舍<9731>(東1)は10月30日、再び出直り、9時30分過ぎに2347円(47円高)まで上げて日々の上値を4日連続セリ上げている。トーカイも一時2083円(9円高)まで上げた。

 10月28日の夕方、トーカイ<9729>(東1)とのダストコントロール事業に関する業務提携を発表。期待が強まる展開になっている。

 物流・システム等の合理化や、資材・原材料等の調達に関する協調、新商品・サービスの開発協力、人材交流および育成を進め、合理的かつ効率的な業務運営を実現するとともに、衛生意識の高まりに応えるサービスの提供により人々の生活の質向上に寄与することにつなげていくとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:59 | 材料でみる株価

島忠はニトリHDによるTOBを受け買い気配、1株5500円で「お値段以上」

■すでにTOB中のDCMはTOB価格1株4200円

 島忠<8184>(東1)は10月30日、買い気配で始まり、9時10分現在は5460円(400円高)の買い気配。まだ始値がついていない。

 ニトリHD<9843>(東1)が29日の取引終了後、島忠に対するTOB(株式公開買付)を1株5500円で11月中旬から行うと発表し、すでに同4200円で10月5日から実施しているDCMホールディングス(DCMHD)<3050>(東1)と株式争奪戦に発展することになった。

 DCMホールディングスによるTOBは1株4200円で10月5日から11月16日までの日程。関連報道では、1株4200円の場合のTOB総額(買収総額)は1600億円規模の見込み。島忠の純資産は1815億円とされる。このため、計算上、1株当たりのTOB価格は4900円前後が妥当になる形。ニトリHDが提示したTOB価格の5500円は、DCMのTOB価格と純資産でみた価格の両方と比べて「お値段以上」といえそうだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:13 | 材料でみる株価
2020年10月29日

リネットジャパンGは後場もストップ高続く、カンボジアのデジタル通貨にかかわる期待が高揚

■同国のデジタル通貨を開発した企業と合弁するため注目殺到

 リネットジャパングループ(リネットジャパンG)<3556>(東マ)は10月29日、午前10時30分過ぎにストップ高の617円(100円高)で売買されたまま買い気配を続け、後場は14時を過ぎても売買が成立していない。

 2020年2月13日付で「カンボジアの中央銀行デジタル通貨Bakong(バコン)と連携した新たな金融サービスを提供」「バコンを開発したソラミツ・ホールディングスAG(本社:スイス)とカンボジアに合弁会社を設立」などと発表しており、10月28日夜、ソラミツ社が「カンボジア国立銀行がソラミツと共同開発の中央銀行デジタル通貨を正式運用開始」と発表したリリースがPRTIMESのプレスリリース配信などで伝えられ、材料視された。9月決算の発表は例年11月14、15日頃に行っている。(HC)

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:21 | 材料でみる株価

セイコーHDは後場次第高、非接触式体温計の生産4倍など注目される

■フランス全土で行動制限と伝わり「検温」需要の増加に期待が

 セイコーホールディングス(セイコーHD)<8050>(東1)は10月29日、取引開始後の1311円(28円安)を下値に回復傾向を続け、後場、13時30分にかけては1345円(6円高)まで上げて本日の現在高となった。

 「非接触式体温計4倍に、月産能力増」(日本経済新聞10月29日付朝刊)と伝えられており、フランスのマクロン大統領が28日、全土を対象に移動制限を発表したことなどを受け、空港などでの「検温」にかかわる需要増加がイメージされている。第2四半期決算の発表は11月10日を予定している。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:42 | 材料でみる株価

J・エスコムHDは中国の経営支援投資会社との提携が注目され急伸

■中国で数多くの投資と経営支援の実績がある中企連集団

 ジェイ・エスコム ホールディングス(J・エスコムHD)<3779>(JQS)は10月29日、急伸し、取引開始後に22%高の148円(33円高)まで上げたあとも130円前後で強い推移となっている。28日付で中国企業との業務提携を発表しており、材料視された。

 10月28日付で、中企連控股集団(中企联控股集团)有限公司(北京)との業務提携を発表した。発表によると、中企連集団は、中国で投資関連企業、IT関連企業、文化芸術関連企業や流通企業などへの数多くの投資と経営支援の実績があり、中国の中小企業を支援する各種団体の要職も多数歴任する馬鈞氏が設立した企業として格別の企業イメージがあるという。

 株価は10月中旬に北海道文教大学との連携発表などが材料視されて一時194円まで急伸。値幅妙味の強い銘柄とのイメージがあるようだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:48 | 材料でみる株価

ジーダットは世界初のAIによる高度なLSI回路設計自動化環境プロジェクトが注目され21%高

■科学技術振興機構の産学共同(本格型)開発に採択と発表

 ジーダット<3841>(JQS)は10月29日、急伸し、10時にかけて21%高の1729円(297円高)まで上げて2014年以来の高値に進んだ。

 28日付で、AIを用いたアナログ回路合成研究開発プロジェクトが国立研究開発法人・科学技術振興機構(JST)の令和2年度研究成果最適展開支援プログラム(A−STEP)産学共同(本格型)に採択されたと発表しており、注目されている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:25 | 材料でみる株価

静岡銀と山梨中央銀が逆行高、包括業務提携「静岡・山梨アライアンス」など注目される

■21年度開通の中部横断自動車道により一層緊密な交流など想定

 静岡銀行<8355>(東1)は10月29日、9時20分を過ぎて708円(2円高)まで上げる場面を見せて底堅く推移し、山梨中央銀行<8360>(東1)は878円(7円高)まで上げ、その後も堅調に推移している。

 28日の取引終了後に包括業務提携「静岡・山梨アライアンス」を発表し、全体相場の下げに逆行高となっている。

 両行は28日の取引終了後、包括業務提携を行うと発表。営業エリアが隣接県として経済的結びつきが強いこと、2021年度に予定されている中部横断自動車道の全面開通により一層緊密な交流が見込まれること、などを踏まえ、双方の持続的成長を通じて地域金融機関としての使命を果たしていくとした。

 両行では、2019年7月にNEXCO中日本(中日本高速道路株式会社)を加えた3社による連携協定を締結し、地方創生に資する協業を進めてきたという。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:47 | 材料でみる株価
2020年10月28日

大塚家具が後場急伸S高、大塚久美子社長の辞任など正午に発表

■来期の黒字化に向けて道筋がつき辞任の申し出が

 大塚家具<8186>(JQS)は10月28日の正午、未定だった業績予想と代表取締役の異動を発表し、12月1日付で、現・代表取締役社長の大塚久美子氏に代わり現・代表取締役会長の三嶋恒夫氏が代表取締役会長兼社長に就くとした。

 株価は後場一転買い気配になり、13時30分にかけてストップ高(S高)の201円(50円高)で買い気配となっている。

 異動の理由として、19年12月のヤマダホールディングス(旧・ヤマダ電機)<9831>(東1)との資本提携後、シナジーの実現に一定の進捗があり、業績も来期の黒字化に向けて道筋がつきつつあることから、大塚久美子社長より代表取締役社長および取締役を辞任したい旨の申し出があり、取締役会がこれを受理したという。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:34 | 材料でみる株価

東亞合成は自社株買いの「枠」拡大など材料視され底堅い

■株主へのより一層の利益還元、資本効率の向上などめざす

 東亞合成<4045>(東1)は10月28日、取引開始直後の1085円(30円安)を下値に切り返し、後場寄り後も1116円(1円高)前後で堅調に推移。自己株式取得(自社株買い)の「枠」拡大などが材料視されている。

 2020年4月21日から同年12月31日まで実施中の自社株買いについて、10月26日の取引終了後、取得枠の拡大を発表し、取得上限株数を360万株(自己株式を除く発行済株式総数の2.74%、1月30日の決議時に比べ120万株増加)、取得総額を40億円(同10億円増加)とした。取得期間は従来通りで変更なし。株主へのより一層の利益還元、資本効率の向上などをめざす。

 第3四半期決算の発表はほぼ10月31日(休日の場合はこの前日)となっている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:03 | 材料でみる株価

トヨタ自動車の切り返し強い、「中国すべてEV・HVに」と伝えられ注目強まる

■「2035年をめどに新車販売のすべてを環境対応車に」と

 トヨタ自動車<7203>(東1)は10月28日、取引開始直後の6845円(116円安)を下値に切り返し、9時50分過ぎには6894円(67円安)まで持ち直して底堅い相場となっている。

 NYダウが直近2日間で870ドル安となったため上値は重いが、「中国政府は2035年をめどに新車販売のすべてを環境対応車にする方向で検討」し、「50%を電気自動車(EV)を柱とする新エネルギー車とし、残りの50%(中略)はすべてハイブリッド車(HV)にする」(日本経済新聞10月28日付朝刊)と伝えられ、注目されている。

 「トヨタ自動車は9月の北京国際自動車ショーで、中国のHV累計販売台数が100万台を超えたと発表した」(同)という。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:57 | 材料でみる株価
2020年10月27日

ツインバード工業が2日連続ストップ高、ワクチン用フリーザーボックスの米社向け受注2倍など材料視

■新型コロナワクチンなど米国の低温保管物流網を担う

 ツインバード工業<6897>(東2)は10月27日、取引開始後から買い気配のままストップ高の865円(150円高)に貼りついて推移し、2日連続ストップ高となっている。

 10月23日の15時、同社製フリーザーボックスがバイオ医薬品やワクチンの保管と流通用に米社から前期販売台数の約2倍の新規受注を受けていることなどを発表。今後も米低温保管物流網(コールドチェーン)の標準品として開発を進めるとし、注目の衰えない展開になっている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:03 | 材料でみる株価
2020年10月26日

小僧寿しは「ゴリラカレー」の提供開始が注目され後場一段高

■55時間寝かせた特製ルーなど特色の「金沢カレー」

 小僧寿し<9973>(JQS)は10月26日の後場一段高となり、13時30分にかけて20%高の65円(11円高)まで上げて大幅に出直っている。

 この日から、小僧寿しの百数十店舗で、株式会社ゴーゴーカレーグループ(東京都千代田区)が運営する人気カレーチェーン「ゴーゴーカレー」監修のオリジナルブランド「ゴリラカレー」の提供を開始したと発表し、材料視されている。

 「ゴーゴーカレー」は、発表によると、「金沢カレー」の他地域への展開の火付け役とされ、2004年に1号店をオープン後、現在は国内約76店舗、海外8店舗(アメリカ・ブラジル)を展開する。55の工程を5時間かけてじっくり煮込んだ特製のルーを55時間寝かせ、濃厚でドロッとしている点が特色という。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:59 | 材料でみる株価

不二硝子が再びストップ高、ツインバード急伸に触発されたとの見方で投機色再燃

■米国で新型コロナワクチン保管・輸送体制を拡充の動き

 不二硝子<5212>(JQS)は10月26日、前場にストップ高の1535円(300円高)で売買されたまま後場は買い気配で始まり、急反発となっている。

 注射液用アンプル容器などで知られ、ツインバード工業<6897>(東2)が米国のワクチン保管・輸送会社向けにフリーザーボックスの受注が2倍との23日付発表を受けストップ高買い気配となっているため連想買いが集まったようだ。

 その前段として、10月20日以降、ユニセフの注射器10億本備蓄計画などが材料視されて3日連続ストップ高を演じており、類似した材料に反応しやすくなっていたとの見方がある。8月中下旬には新型コロナワクチン容器への期待などで600円台から1週間ほどで4倍近く急騰したため、動き出すとつい値幅妙味がカキ立てられるとの声もある。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:55 | 材料でみる株価

アンジェスが続伸、「次の段階の臨床試験11月頃」など連日材料視

■前引けにかけて次第高

 アンジェス<4563>(東マ)は10月26日、次第高となり、11時20分を過ぎて9%高の1209円(100円高)をつけて2日連続の出直りとなっている。

 大阪大学などと開発中の新型コロナウイルス向けDNAワクチンについて、引き続き、「創業者で大阪大学寄付講座教授の森下竜一氏は22日、大阪での講演で『(より大人数を対象とした)次の段階の臨床試験は、11月ごろから始まる予定だ』と明らかにした」(10月22日の日経QUICKニュースより)と伝えられたことなどが期待材料になっている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:34 | 材料でみる株価

朝日ラバーは新型コロナ不活性化LEDなど埼玉大学と実証開始が注目され急伸

■さいたま市のイノベーション技術創出支援補助金に採択される

 朝日ラバー<5162>(JQS)は10月26日、急伸し、取引開始後にストップ高の775円(100円高)で売買された後も11時にかけて8%高の730円(55円高)前後で戻り高値を更新している。

 埼玉大学のホームページ「新着情報」コーナーに、10月23日付で、「朝日ラバーおよび埼玉大学先端産業国際ラボラトリー(所長:綿貫啓一、大学院理工学研究科・教授)は、さいたま市令和2年度イノベーション技術創出支援補助金(特別枠:新型コロナウイルス感染症をはじめとする各種感染症)に採択され、ウイルス不活性化のための深紫外線LEDシステムの研究開発および実証実験を開始」とあり、注目集中となった。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:07 | 材料でみる株価