[材料でみる株価]の記事一覧
  (ブログ内の記事検索は右サイドバーの検索窓から)

記事一覧 (05/21)Liberawareは年初来の高値に迫る、ドローンによる設備点検ソリューションなどで韓国企業と提携、後場も次第高
記事一覧 (05/21)ソシオネクストが戻り高値に迫る、今期減益予想でも株価ジリ高で大手証券の投資判断も好感
記事一覧 (05/21)第一生命HDが次第高、国内長期金利の上昇傾向など材料視、国会での国債増発論など注視
記事一覧 (05/21)フーバーブレインは再び一段高、証券口座の乗っ取り防止を巡り「バックグラウンド認証」に注目集まる
記事一覧 (05/21)セブン銀行は上げ一服だが底堅い、伊藤忠が一部株式を取得とされファミマの顧客もセブン銀に集まる期待
記事一覧 (05/21)みずほFGが戻り高値を更新、新たな株主還元方針に加え政策保有株の大幅縮減が伝えられ注目強まる
記事一覧 (05/20)セブン銀行が後場大きく出直る、株式の一部をセブン&アイが伊藤忠に売却と伝わり買い材料視
記事一覧 (05/20)トレンドマイクロが戻り高値に進む、世界の詐欺メール8割が日本を標的とされ同社に注目集まる
記事一覧 (05/20)三井倉庫HDが再び一段高、投資ファンドの保有拡大など材料視され実質的な上場来高値を更新
記事一覧 (05/20)資生堂が一時急動意、英国系投資ファンド保有拡大と伝えられ注目集まる
記事一覧 (05/20)ユー・エム・シー・エレクトロニクスは次第に上げ幅拡大、安川電機の上げを受け連想買いの見方
記事一覧 (05/20)ジェイテックコーポが急伸、核融合発電へのエネルギー政策を受け東証プライムの値上がり率1位
記事一覧 (05/20)日本製鉄は強もみあい、「USスチールに140億ドルの投資計画」と伝えられ期待再燃
記事一覧 (05/20)豊田自動織機が再び急伸、再びトヨタグループによるTOBの観測報道、注目再燃
記事一覧 (05/19)フジ・メディアHDは後場もジリ高、業績は大幅減益予想だが株主総会に向け委任状の「囲い込み」激化の見方
記事一覧 (05/19)ジモティーが昨年来の高値を更新、地域情報サイト「ジモティー」に新メール広告配信サービス
記事一覧 (05/19)大塚HDは年初来の安値圏から続伸、東洋紡と新ウイルス除去膜を開発、注目集まる
記事一覧 (05/19)テラスカイは一気に年初来の高値を更新、「量子研究」で進展、石破首相も推進姿勢とされ期待高揚
記事一覧 (05/19)第一三共は昨年来の安値圏から出直る、「主力抗がん剤を改良」とされ期待強まる
記事一覧 (05/19)マーケットエンタープライズが一段と出直る、会社説明動画を機に日々の上値を連日セリ上げる
2025年05月21日

Liberawareは年初来の高値に迫る、ドローンによる設備点検ソリューションなどで韓国企業と提携、後場も次第高

■AIによるインフラ向けソフトウェア開発に強いSierra BASE社と戦略提携

 Liberaware(リベラウェア)(218A)(東証グロース)は5月21日、前後場とも次第高となり、14時過ぎに17%高の1179円(167円高)まで上げて今年3月につけた年初来の高値1239円に向けて出直りを強めている。屋内狭小空間点検ドローン「IBIS2」の開発・製造やソリューション提供などを行い、20日付で、ドローンによるインフラ点検分野における技術協力と市場拡大を目的として韓国のSierra BASE社(韓国・世宗市)との戦略的業務提携を発表し、期待が強まっている。

 発表によると、Sierra BASE社は、AI技術およびSLAM技術を活用したインフラ向けソフトウェア開発に強みを持っている。提携により、ドローン及びデジタル基盤を用いた設備点検ソリューションの共同事業化及び相互技術支援、点検ソリューション事業拡大のための設備、人材及び運営に関する協、マーケティング、セールス、広報などの共同活動、両機関が保有している専門性と資源を活用した共同プロジェクトの発掘及び推進、などを推進するとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:18 | 材料でみる株価

ソシオネクストが戻り高値に迫る、今期減益予想でも株価ジリ高で大手証券の投資判断も好感

■SMBC日興証券は投資判断を「2」から「1」に

 ソシオネクスト<6526>(東証プライム)は5月21日、7%高の1951.0円(129.0円高)まで上げた後も1950円前後で強い値動きを続け、約1週間前に付けた戻り高値1961.5円に迫っている。SMBC日興証券が投資判断を「2」(中立)から「1」(アウトパフォーム)に引き上げたと伝えられており、買い再燃となった。

 同証券では、Automotive(自動車関連)の新製品量産と北米データセンター向け製品の業績貢献に注目しているもよう。株価の位置も評価要因になったようだ。3月決算は4月下旬に発表済みで、今期・26年3月期の連結業績予想は営業利益を前期比44%減、親会社株主に帰属する当期純利益も同46%減とした。しかし、発表後の株価はジリジリ持ち直し傾向となっている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:39 | 材料でみる株価

第一生命HDが次第高、国内長期金利の上昇傾向など材料視、国会での国債増発論など注視

■物価対策などの財源として国債の増発気運が高まると金利への影響が

 第一生命HD(第一生命ホールディングス)<8750>(東証プライム)は5月21日、次第に強含む相場となり、1078.0円(32.5円高)まで上げた後も強い値動きで再び出直っている。国内長期金利が1.5%台で再び上昇傾向となり、金利上昇による資産運用環境の好転などに期待が出たと見られている。

 金利を取り巻く外部環境としては、国会で野党が物価対策などの財源として国債の増発を唱えていることも影響しているとされ、夏の参議院選に向けた政策の出そろい方を注視する様子もあるようだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:29 | 材料でみる株価

フーバーブレインは再び一段高、証券口座の乗っ取り防止を巡り「バックグラウンド認証」に注目集まる

■スマホと連携しPCカメラを利用した自動ログインを実現

 フーバーブレイン<3927>(東証グロース)は5月21日、再び一段高となり、午前10時30分にかけて10%高の823円(73円高)まで上げて2日前につけた年初来の高値825円に迫っている。世界初の本人認証技術「バックグラウンド認証」を活用してパソコンなどに自動ログインするシステムを提供しており、証券口座の不正な乗っ取り防止に向けて注目されている。

 自民党の金融調査会が20日、証券口座の乗っ取り防止に向け多要素認証を必須とする提言案をまとめたと伝えられた。同社は、2024年9月に世界初の本人認証技術「バックグラウンド認証」を利用してスマホからの本人認証とPCカメラを利用した自動ログインを実現する情報漏洩対策セキュリティを発表済み。証券口座の不正な乗っ取りによる被害は直近も確認されているとされ、小手先の認証厳格化にとどまらない対策方法として関心を集めているもようだ。(HC)

■株式投資情報(総合版):記事アクセスランキング
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:44 | 材料でみる株価

セブン銀行は上げ一服だが底堅い、伊藤忠が一部株式を取得とされファミマの顧客もセブン銀に集まる期待

■ファミリーマートのATMを順次セブン銀行に切り替える方針と伝えられる

 セブン銀行<8410>(東証プライム)は5月21日、午前10時にかけて2%安の270.5円(6.5円安)前後で売買され、昨20日の9%高(24円高の253.0円)からは小反落模様となっている。20日14時頃に「セブン&アイが傘下のセブン銀の一部株式を伊藤忠に売却する方針であることがわかった」(日経電子版)と伝えられ、急激に値上がりした。伊藤忠商事<8001>(東証プライム)はファミリーマートのATMを順次セブン銀行に切り替える方針とされ注目が強まった。21日は上げ一服模様に転じたが、さらなる展開を待つ様子となっている。

 ファミマのATMが順次セブン銀に切り替われば、セブン銀行はATMの設置台数を大幅に拡大することができ、コスト低減などの効率化が図れるとの見方が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:03 | 材料でみる株価

みずほFGが戻り高値を更新、新たな株主還元方針に加え政策保有株の大幅縮減が伝えられ注目強まる

■政策保有株は向こう3年間で約4割縮減、資本効率化など進む

 みずほFG(みずほフィナンシャルグループ)<8411>(東証プライム)は5月21日、一段と出直って始まり、取引開始後は6%高の4004円(217円高)をつけて戻り高値に進んでいる。中旬の決算発表で累進配当などの新たな株主還元方針などを発表し、株価への反応が強まっている上、20日に開催した事業説明会で政策保有株の大幅な縮減方針を示したと伝えられ、資本効率化などへの期待が高まっている。

 政策保有株については、向こう3年間で約4割減の3500億円削減するとされた。また、株主還元方針については、26年3月期から累進的な一株あたりの増配に加え機動的な自己株式取得の実施などを行うとし、「業績と資本の状況、株価水準、成長投資機会等を勘案して、総還元性向50%以上を目安」にするとした。この一環として、5月16日から8月31日までの予定で上限4000万株の自社株買いを開始している。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:31 | 材料でみる株価
2025年05月20日

セブン銀行が後場大きく出直る、株式の一部をセブン&アイが伊藤忠に売却と伝わり買い材料視

■新たな資本構成による新展開に期待が及んだもよう

 セブン銀行<8410>(東証プライム)は5月20日の後場14時頃から急激に値を上げ、14時30分に9%高の275.4円(22.4円高)まで上げ、大きく出直っている。日経電子版が「セブン&アイが傘下のセブン銀の一部株式を伊藤忠に売却する方針であることがわかった」と伝えたもようで、新たな資本構成による新展開に期待が及んだようだ。セブン&アイ・ホールディングス<3382>(東証プライム)伊藤忠商事<8001>(東証プライム)の株価は軟調なまま小動きとなっている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:07 | 材料でみる株価

トレンドマイクロが戻り高値に進む、世界の詐欺メール8割が日本を標的とされ同社に注目集まる

■「ウイルスバスター」で『詐欺メール・SMS対策』など展開

 トレンドマイクロ<4704>(東証プライム)は4月20日、3%の1万1055円(365円高)まで上げたあと高下しながらも14時にかけて1万1000円前後で売買され、5日ぶりに戻り高値を更新している。「日本を標的にした詐欺メールが急増し、4月は、世界で確認されたうちの8割以上を占めていたことがセキュリティー会社の調査で分かった」(NHKニュースWEB5月20日 朝5時41分) と伝えられ、同社の総合セキュリティ対策「ウイルスバスター」の中の『詐欺メール・SMS対策』などのサービスが買い材料視されているようだ。

 報道によると、世界で確認したおよそ6億件の詐欺メールを分析すると、83.6%が日本を標的にしたものだったという。アメリカのセキュリティー会社「プルーフポイント」の調査で、日本の利用者を標的に、偽サイトに誘導して個人情報をだまし取ろうとする詐欺メールが去年12月ごろから増え始め、とくに証券会社になりすました詐欺メールが増えているとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:06 | 材料でみる株価

三井倉庫HDが再び一段高、投資ファンドの保有拡大など材料視され実質的な上場来高値を更新

■5月初旬に続いて3Dインベストメントの保有割合拡大が伝えられる

 三井倉庫HD(三井倉庫ホールディングス)<9302>(東証プライム)は5月20日、続伸一段高となり、5%高の3715円(170円高)まで上げて株式分割を考慮した実質的な上場来の高値を更新している。19日付の大量保有報告書で投資ファンドの3Dインベストメントによる株式保有比率がそれまでの5.07%から6.11%に拡大したとされ、思惑買いが再燃した。

 3Dインベストメントによる保有は5月9日にも伝えられ、この日の株価は16%高(488円高の3465円)と急伸した。その後ジリ高基調を続け、20日は飛び出すように一段高となっている。25年4月30日を基準日として1対3の株式分割を実施した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:41 | 材料でみる株価

資生堂が一時急動意、英国系投資ファンド保有拡大と伝えられ注目集まる

■第1四半期(2025年1月〜3月)は営業利益や当期利益が黒字転換

 資生堂<4911>(東証プライム)は5月20日の前場、一時6%高の2466.0円(132.5円高)まで上げ急反発する場面があり、2016年以来の安値圏で出直りを探る相場となった。20日開示の大量保有報告書で、英国系投資ファンドのインディペンデント フランチャイズ パートナーズの保有割合が6.25%から7.28%に拡大と伝えられている。

 第1四半期の連結業績(2025年1月〜3月)は売上高が前年同期比3.5%減だったが、営業利益と税引前利益、親会社の所有者に帰属する四半期利益は前年同期比で黒字に転換した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:22 | 材料でみる株価

ユー・エム・シー・エレクトロニクスは次第に上げ幅拡大、安川電機の上げを受け連想買いの見方

■大手証券が安川電機株の投資判断を引き上げたと伝えられる

 ユー・エム・シー・エレクトロニクス<6615>(東証プライム)は5月20日、次第高となって午前11時過ぎには9%高の362円(30円高)まで上げ、急反発となっている。直近、グループ会社が安川電機<6506>(東証プライム)のグループ企業から「長期功労賞」を受賞と発表するなど安川電機グループとの関連が強く、20日は安川電機株などの投資判断を大和証券が引き上げたと伝えられ、安川電機株の値上がりとともに連想買いが強まったとの見方が出ている。

 安川電機の株価については、大和証券が19日付で投資判断を「中立」から「アウトパフォーム」に見直し、目標株価を600円引き上げて4000円に見直したと伝えられた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:20 | 材料でみる株価

ジェイテックコーポが急伸、核融合発電へのエネルギー政策を受け東証プライムの値上がり率1位

■核融合発電の中核研究3施設に100億円などと伝えられ注目再燃

 ジェイテックコーポレーション<3446>(東証プライム)は5月20日、急反発となり、取引開始後に11%高の1204円(116円高)まで上げ、大きく出直っている。超高精度X線ミラーの開発製造などで核融合発電関連株とされ、「核融合発電の中核研究3施設、100億円かけ増強」(読売新聞オンライン5月19日午後)と伝えられたことなどを受け、注目が再燃している。午前10時現在は東証プライム銘柄の値上がり率1位に顔を出している。

 報道によると、次世代エネルギーとして期待される核融合発電の実現に向け、政府は国内に3か所ある中核研究機関を大幅に拡充する方針を固めた。発電設備の耐久性を調べる装置など、技術実証に必要な設備を約100億円かけて整備するという。(HC)

■株式投資情報(総合版):記事アクセスランキング
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:14 | 材料でみる株価

日本製鉄は強もみあい、「USスチールに140億ドルの投資計画」と伝えられ期待再燃

■米国の審査21日に期限、トランプ大統領は15日以内に可否決定と

 日本製鉄<5401>(東証プライム)は5月20日、朝寄り後に2905.5円(30.0円高)まで上げたあと強もみあいとなり、小幅だが前日比で反発する相場となっている。「日鉄、USスチールに140億ドルの投資計画、米政権が買収承認なら」(ロイターニュース5月20日午前6:19)と伝えられ、米USスチール買収に向けて注目が再燃した。報道によると、両社は今月21日に合併案を巡る国家安全保障上の審査の完了期限を迎え、トランプ大統領は15日以内に承認の可否を決定することになるが、期限が延期される可能性もあるとした。

 株価は煮え切らない値動きとなっているが、日米関税交渉の3回目の会合を巡り、「赤沢再生相、週内にも関税交渉で訪米と首相」(共同通信 5月19日18:16)と伝えられたほか、5月20日からのG7(7カ国財務相・中央銀行総裁会議)で加藤財務相と米ベッセント財務長官の会談が予想されるため、これらの動向によって株価が動意づく可能性に注目する様子もある。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:50 | 材料でみる株価

豊田自動織機が再び急伸、再びトヨタグループによるTOBの観測報道、注目再燃

■「トヨタなど3兆円借り入れ」と伝えられ、買収の段取り着々の見方

 豊田自動織機<6201>(東証プライム)は5月20日、一段高で始まり、取引開始後は9%高の1万8000円(1480円高)まで上げ、約2週間ぶりに上場来の高値を更新している。トヨタ自動車<7203>(東証プライム)などが特別目的会社(SPC)を通じて豊田織機の株式にTOB(公開買付)を行うとの観測報道がまたもや伝えられ、買い材料としての注目が再燃している。

 19日夜、「豊田自動織機株式非公開化受け入れへ、トヨタなど3兆円借り入れ」(日経電子版)と伝えられ、再び注目が再燃した。株価は、4月下旬に「豊田織機、非公開化を検討、トヨタグループが出資」(日本経済新聞4月26日付朝刊)と伝えられたことを受けて急騰し、直近まで高値もみ合いを続けていたが、「トヨタなど3兆円借り入れ」と具体性を帯びてきた形のため再び注目再燃となった。直近の報道によると、「買収総額は6兆円規模とみられ、その半分程度を融資で賄う。買収資金を調達する際、三菱UFJ銀行などメガバンクから融資を受ける案が浮上している」と伝えられた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:26 | 材料でみる株価
2025年05月19日

フジ・メディアHDは後場もジリ高、業績は大幅減益予想だが株主総会に向け委任状の「囲い込み」激化の見方

■投資ファンド側の提案と会社側が対立、思惑材料視

 フジ・メディアHD(フジ・メディア・ホールディングス)<4676>(東証プライム)は5月19日、ジリ高傾向となり、午後2時半にかけて8%高の3178.0円(228.5円高)まで上げ、出直りを強めている。前取引日の午後に発表した3月決算(2025年3月期)は連結営業利益が前期比45.4%減の83億円で、今期の予想も営業利益を86.3%減とし、厳しい業績推移となったが、投資ファンド側が提案していた役員構成に関する案を会社側が受け入れなかったことなどで、来る株主総会に向けて委任状の囲い込みが激化すると見られており、思惑材料視されている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:17 | 材料でみる株価

ジモティーが昨年来の高値を更新、地域情報サイト「ジモティー」に新メール広告配信サービス

■不要品の譲り合いなどジモティー内で高い広告パフォーマンスを実現

 ジモティー<7082>(東証グロース)は5月19日、5%高の1870円(83円高)まで上げて約1週間ぶりに昨年来の高値を更新し、その後も1800円台で強い値動きを続けている。19日付で「地域情報サイト『ジモティー』1社独占型メール広告配信サービス『ジモティーダイレクトメール』を提供開始」と発表、期待材料視されている。

 同社は、地域の情報を無料で掲載できる情報サイト「ジモティー」を運営する。郵送するのに手間や費用がかかる家具や家電などサイズの大きな不要品、衣類や子供用品等の譲り合いだけでなく、地元企業の求人募集やサービス告知を行うサイトとして月間約1000万人が活用しているという。このたび新たに提供を開始する「ジモティーダイレクトメール」は、ジモティー内の行動履歴や登録情報を活用することで、ユーザーが「いま・どこで・何を」必要としているかを的確に捉え、高い広告パフォーマンスを実現できる点が特長とした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:56 | 材料でみる株価

大塚HDは年初来の安値圏から続伸、東洋紡と新ウイルス除去膜を開発、注目集まる

■「ウイルス除去工程での処理時間を3分の1以下に短縮」と発表

 大塚HD(大塚ホールディングス)<4578>(東証プライム)は5月19日、次第に強含む相場となり、前引けにかけて6704円(92円高)まで上げて年初来の安値圏から2日続伸基調となっている。後場は6680円で始まった。19日付で、東洋紡<3101>(東証プライム)と医薬原液の透過量を約2倍に増加させウイルス除去工程での処理時間を3分の1以下に短縮することができるウイルス除去膜について発表し、注目材料視されている。

 発表によると、新開発製品は4月末から医薬品メーカーや研究機関等に向けてサンプル提供を開始した。生物由来の原料から製造されるバイオ医薬品は、国際基準などに従って製造工程でのウイルスの除去や不活化が義務付けられており、医薬原液からウイルスを除去するプロセスでウイルス除去膜と呼ばれる分離膜を利用する。今後、世界のバイオ医薬品市場は年率8.5%で成長が見込まれており、生産効率の向上が求められている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:38 | 材料でみる株価

テラスカイは一気に年初来の高値を更新、「量子研究」で進展、石破首相も推進姿勢とされ期待高揚

■本田技術研究所と世界初の計算に成功

 テラスカイ<3915>(東証プライム)は5月19日、一段高となり、取引開始後に9%高の2907円(238円高)まで上げ、あと伸びきれないが一気に年初来の高値を更新している。14日にグループ会社Quemix(東京都中央区)がホンダ<7267>(東証プライム)の研究開発部門・本田技術研究所(埼玉県和光市)と量子化学計算分野での共同開発について開示し、続いて「石破茂首相『量子研究で年内5カ国と連携協定』産総研の拠点視察」(日経電子版5月18日夜)と伝えられ、「量子研究」を取り巻く追い風への期待が出ている。

 グループ会社Quemixは、本田技術研究所「量子状態を読み出す新技術」を共同開発し、世界初の量子コンピュータ実機を用いた計算に成功し、量子コンピュータの実機を使用した論理ビット上での材料開発に活用できる計算に成功したのは世界初になるとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:27 | 材料でみる株価

第一三共は昨年来の安値圏から出直る、「主力抗がん剤を改良」とされ期待強まる

■「点滴不要で負担軽く」「がん領域事業で世界トップ10目指す」と伝えられる

 第一三共<4568>(東証プライム)は5月19日、次第高となって午前10時40分過ぎに7%高の3686.0円(2320円高)まで上げ、2日続伸基調となり、昨年来の安値圏から出直っている。5月1日から自社株買いを開始している上、「第一三共、主力抗がん剤を改良、点滴不要で患者負担軽く」(日経電子版5月18日夜)と伝えられ、注目の強まる様子となった。

 報道によると、主力抗がん剤「エンハーツ」を改良し、点滴を不要にし、1回90分程度かかる投与を数分で済むようにして患者の負担を減らす。エンハーツの売上高を引き上げ、がん領域事業で世界トップ10入りを目指すという。また、自社株買いは2025年5月1日から26年3月24日までの予定で、8000万株(上限、自己株式を除く発行済株式総数の4.29%)、2000億円(上限)の規模で開始した。(HC)

■株式投資情報(総合版):記事アクセスランキング
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:58 | 材料でみる株価

マーケットエンタープライズが一段と出直る、会社説明動画を機に日々の上値を連日セリ上げる

zai1.jpg

■家庭に眠る『隠れ資産』は44兆円とされ今後リユース市場に

 マーケットエンタープライズ<3135>(東証プライム)は5月19日、一段高となり、午前10時過ぎには9%高の1679円(135円高)まで上げて3日連続大きく出直っている。ネット型リユース事業などを展開し、会社説明動画「10分で分かるマーケットエンタープライズ」を公開した5月15日に6%高(94円高の1480円)と目立って値上がりし、以後、日々の上値を連日セリ上げて出直りを強めている。

 リユースプラットフォーム「おいくら」を用いて不要品を捨てずに再利用する仕組みを全国の自治体と連携して推進しており、2025年3月31日現在で連携する自治体は全国で251に達した。中期経営戦略では、「人口減少と高齢化が一段と進むなか、今後44兆円分と推計される家庭に眠るいわゆる『隠れ資産』がリユース市場に出てくる」(同社HPより)ことなどを追い風に拡大成長を進めている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:33 | 材料でみる株価