■今期も連続増益・増配を見込む
TDK<6762>(東証プライム)は7月3日、一段高となり、前場3%高の5759円(192円高)まで上げて約2週間ぶりに2021年以来の高値を更新し、後場も13時30分を過ぎてほぼ高値圏の5740円前後で売買されている。直近発表のリリースとしては、伝送信号の高速インターフェース差動伝送向けのノイズ対策用コモンモードフィルタ「TCM0403Tシリーズ」(0.45mm×0.3mm×0.23mm)を開発し、2023年6月より量産を開始と6月27日に発表して注目されているが、直近は、NY株の全面高により米国の景気回復期待が再燃したこと、NY市場で上げたこと、などを受けて買いが再燃した面が強いと見られている。株価指数連動型の買いも増加しているようで、同社株には買いが入りやすい状況になっている。
今期・24年3月期の連結業績予想は、売上高を前期比7.4%減とするものの、営業利益は同12.5%増、当期純利益は同28.7%増を見込み、配当は年116円(前期比10円の増配)を見込む。(HC)
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(07/03)TDKが高値を更新、NY株高に加え日銀短観も改善し株価指数連動型の買いも増加
(07/03)コマツが高値を更新、NY株の全面高を受け北米市場での拡大などに期待強まる
(07/03)明治HDは次世代mRNA技術を使用した新型コロナワクチンに注目集まり再び出直って始まる
(06/30)ソーシャルワイヤーは企業の採用ミスマッチを減らす新サービスなど好感され再び急伸
(06/30)アイモバイルは後場一段と出直る、発行株数の5%規模の自社株買いと消却を好感
(06/30)ティムスが急伸、新たな医薬品候補を公益財団・微生物化学研究会と共同研究、一時27%高
(06/30)マーケットエンタープライズが高値を更新、京都府で初めて長岡京市がリユースプラットフォーム「おいくら」を開始、導入自治体は48になり拡大を好感
(06/30)日本郵政は小高い、「楽天G株で損失800億円計上へ」と伝わるが瞬間安にとどまる
(06/29)プライム・ストラテジーは後場一段高、直近3本のリリース好感され7月中旬の四半期決算発表にも期待
(06/29)リプロセルは後場もしっかり、子宮頸がんを対象としたTIL療法で慶應大学と共同研究契約
(06/29)fonfunは一時ストップ高、公開買付終了、上場維持を改めて強調し好感買い再燃
(06/29)三菱自動車とヤマダHDが続伸、7月からヤマダデンキで三菱製EVを販売、好感買い先行
(06/29)日本航空が連日高値、円安を受け海外観光客の増加期待など強い、ANAも高値更新
(06/28)サンケン電気は次第高で続伸、シナネンHDのワイヤレス充電事業を受けパワー半導体への注目再燃
(06/28)松竹は2日続けて出直る、市川猿之助さん逮捕だが「七月大歌舞伎」の予約好調で見直し感
(06/28)NTTは6月末に株式25分割、28日が買付期限、買い活発の様子
(06/28)ニデックが5日ぶりに反発、ソフトバンクと成層圏通信プラットフォーム用モーター開発を好感
(06/27)マイクロ波化学は三井物産と連名の「低炭素リチウム鉱石製錬技術」に注目集まり出直り拡大
(06/27)JSRはTOB価格4350円に向け急伸、産業革新投資機構が買収、国策で保護育成へ
(06/27)パナソニックHDは2日続伸基調で始まる、「PBR2倍から3倍目標」に期待
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2023年07月03日
TDKが高値を更新、NY株高に加え日銀短観も改善し株価指数連動型の買いも増加
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:03
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コマツが高値を更新、NY株の全面高を受け北米市場での拡大などに期待強まる
■大型ブルドーザーの遠隔操作による商用稼働をブラジルで開始
コマツ(小松製作所)<6301>(東証プライム)は7月3日、反発基調となって出直りを強め、3975円(94円高)まで上げて2取引日ぶりに2018年以来の高値を更新している。前週末のNY市場で値上がりし、米景気の持ち直しによる北米市場での拡大などに期待が強まったことや、6月中旬に大型ブルドーザーの遠隔操作による商用稼働をブラジルの鉄鉱山で開始と発表したことなどが買い材料に視されている。
前週末30日のNY株式はダウが285ドル高となりNASDAQ指数や半導体株指数も上げて全面高となった。「経済指標でインフレ鈍化が示され米利上げサイクルが終了に近いとの見方が強まったことも追い風に」(ロイターニュース)と伝えられた。米国景気の持ち直しは、北米で稼ぐ銘柄にとっても追い風になるため、半導体関連株や機械株などの他、ソニーグループ<6758>(東証プライム)、キヤノン<7751>(東証プライム)、任天堂<7974>(東証プライム)、なども値上がりしている。(HC)
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コマツ(小松製作所)<6301>(東証プライム)は7月3日、反発基調となって出直りを強め、3975円(94円高)まで上げて2取引日ぶりに2018年以来の高値を更新している。前週末のNY市場で値上がりし、米景気の持ち直しによる北米市場での拡大などに期待が強まったことや、6月中旬に大型ブルドーザーの遠隔操作による商用稼働をブラジルの鉄鉱山で開始と発表したことなどが買い材料に視されている。
前週末30日のNY株式はダウが285ドル高となりNASDAQ指数や半導体株指数も上げて全面高となった。「経済指標でインフレ鈍化が示され米利上げサイクルが終了に近いとの見方が強まったことも追い風に」(ロイターニュース)と伝えられた。米国景気の持ち直しは、北米で稼ぐ銘柄にとっても追い風になるため、半導体関連株や機械株などの他、ソニーグループ<6758>(東証プライム)、キヤノン<7751>(東証プライム)、任天堂<7974>(東証プライム)、なども値上がりしている。(HC)
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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:03
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明治HDは次世代mRNA技術を使用した新型コロナワクチンに注目集まり再び出直って始まる
■『レプリコンワクチン』欧米に先駆けて実用化へ
明治HD(明治ホールディングス)<2269>(東証プライム)は7月3日、続伸基調で始まり、取引開始後は3251円(33円高)をつけて再び出直る相場となっている。前取引日・6月30日の17時、「欧米に先駆けて実用化される初めての『レプリコンワクチン』」の国内製造販売承認申請に関して発表し、注目されている。
発表によると、同ワクチンは新型コロナウイルス感染症に対するワクチンで、米Arcturus Therapeutics Inc.社が開発し、「次世代のmRNA技術を使用」。明治HDの事業子会社であるMeiji Seikaファルマ株式会社が申請した。早期に供給できるように取り組み、新型コロナウイルス感染症に対するワクチンの新たな選択肢を提供する。(HC)
明治HD(明治ホールディングス)<2269>(東証プライム)は7月3日、続伸基調で始まり、取引開始後は3251円(33円高)をつけて再び出直る相場となっている。前取引日・6月30日の17時、「欧米に先駆けて実用化される初めての『レプリコンワクチン』」の国内製造販売承認申請に関して発表し、注目されている。
発表によると、同ワクチンは新型コロナウイルス感染症に対するワクチンで、米Arcturus Therapeutics Inc.社が開発し、「次世代のmRNA技術を使用」。明治HDの事業子会社であるMeiji Seikaファルマ株式会社が申請した。早期に供給できるように取り組み、新型コロナウイルス感染症に対するワクチンの新たな選択肢を提供する。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:16
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2023年06月30日
ソーシャルワイヤーは企業の採用ミスマッチを減らす新サービスなど好感され再び急伸
■発表後4か月半ぶりに300円台を回復、値幅妙味強まる
ソーシャルワイヤー<3929>(東証グロース)は6月30日、再び急伸し、13時にかけて15%高の310円(40円高)前後で売買されV字型の急反発となっている。2日前の28日、「企業の採用ミスマッチを減らすリファレンスチェックサービス『プルコン』を6月28日より開始し、新たに6962億円と言われる採用市場へ参入」と発表。この日、一時ストップ高(80円高の328円)となって約4か月半ぶりに300円台を回復し、その後もボラタイルな相場が続いている。
業績は回復傾向を見込み、今期・2024年3月期の連結業績は各利益とも黒字に転換する予想としている。(HC)
ソーシャルワイヤー<3929>(東証グロース)は6月30日、再び急伸し、13時にかけて15%高の310円(40円高)前後で売買されV字型の急反発となっている。2日前の28日、「企業の採用ミスマッチを減らすリファレンスチェックサービス『プルコン』を6月28日より開始し、新たに6962億円と言われる採用市場へ参入」と発表。この日、一時ストップ高(80円高の328円)となって約4か月半ぶりに300円台を回復し、その後もボラタイルな相場が続いている。
業績は回復傾向を見込み、今期・2024年3月期の連結業績は各利益とも黒字に転換する予想としている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:34
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アイモバイルは後場一段と出直る、発行株数の5%規模の自社株買いと消却を好感
■正午に発表、期間は9月末まで約3か月間、期待強まる
アイモバイル<6535>(東証プライム)は6月30日の後場、一段と強含んで始まり、後場寄り後は1218円(37円高)まで上げて出直り幅を広げている。正午に自己株式取得(自社株買い)と自己株式の消却について発表し、好感されている。
自社株買いの上限株数は自己株式を除く発行済株式総数の4.97%(100万株)。1度に発表する自社株買いとしては大規模な部類に入る。取得総額は13億円(上限)、取得期間は2023年7月4日から同年9月30日まで。東証での市場買付と自己株式立会外買付取引(ToSTNeT−3)への委託を併用する。
さらに、これにより取得する自己株式の全数を消却するとした。株式価値が最大で4.97%向上することになる。消却日は未定で、改めてお知らせするとした。(HC)
アイモバイル<6535>(東証プライム)は6月30日の後場、一段と強含んで始まり、後場寄り後は1218円(37円高)まで上げて出直り幅を広げている。正午に自己株式取得(自社株買い)と自己株式の消却について発表し、好感されている。
自社株買いの上限株数は自己株式を除く発行済株式総数の4.97%(100万株)。1度に発表する自社株買いとしては大規模な部類に入る。取得総額は13億円(上限)、取得期間は2023年7月4日から同年9月30日まで。東証での市場買付と自己株式立会外買付取引(ToSTNeT−3)への委託を併用する。
さらに、これにより取得する自己株式の全数を消却するとした。株式価値が最大で4.97%向上することになる。消却日は未定で、改めてお知らせするとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:55
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ティムスが急伸、新たな医薬品候補を公益財団・微生物化学研究会と共同研究、一時27%高
■「今後のパイプライン拡充に貢献」とし期待強まる
ティムス<4891>(東証グロース)は6月30日、急伸相場となって大きく出直り、前引け間際に27%高356円(76円高)まで上げて後場も355円で売買開始。約1週間ぶりに350円台を回復している。29日付で、公益財団法人微生物化学研究会との共同研究契約の締結を発表しており、「新たな医薬品候補化合物の探索」の進展などに期待が出ている。
発表では、「微生物化学研究会が有する微生物ライブラリーや化合物ライブラリーの一部をご提供いただき、当社が検討しているターゲットに作用する天然由来化合物のスクリーニングを行う」とし、「当社の今後のパイプライン拡充に貢献するものと期待」しているとした。(HC)
ティムス<4891>(東証グロース)は6月30日、急伸相場となって大きく出直り、前引け間際に27%高356円(76円高)まで上げて後場も355円で売買開始。約1週間ぶりに350円台を回復している。29日付で、公益財団法人微生物化学研究会との共同研究契約の締結を発表しており、「新たな医薬品候補化合物の探索」の進展などに期待が出ている。
発表では、「微生物化学研究会が有する微生物ライブラリーや化合物ライブラリーの一部をご提供いただき、当社が検討しているターゲットに作用する天然由来化合物のスクリーニングを行う」とし、「当社の今後のパイプライン拡充に貢献するものと期待」しているとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:36
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マーケットエンタープライズが高値を更新、京都府で初めて長岡京市がリユースプラットフォーム「おいくら」を開始、導入自治体は48になり拡大を好感
■今6月期は黒字化の期待、騰勢に弾みつく
マーケットエンタープライズ<3135>(東証プライム)は6月30日、次第に上げて一段高となり、午前10時過ぎに12%高の1696円(185円高)まで上げる場面を見せて2021年3月以来の高値に進んでいる。今6月期の黒字化期待に加え、29日付で、リユースプラットフォーム「おいくら」を用いた不要品再利用システムを京都府では初めて長岡京市が導入と発表しており、「おいくら」の自治体への拡大が好感されている。
長岡京市の「おいくら」サービス導入により、「おいくら」の導入自治体は全国で48に達した。長岡京市では、6月29日から同市ホームページ内に「おいくら」の情報が掲載され、直接不要品の一括査定申し込みが可能になった。(HC)
マーケットエンタープライズ<3135>(東証プライム)は6月30日、次第に上げて一段高となり、午前10時過ぎに12%高の1696円(185円高)まで上げる場面を見せて2021年3月以来の高値に進んでいる。今6月期の黒字化期待に加え、29日付で、リユースプラットフォーム「おいくら」を用いた不要品再利用システムを京都府では初めて長岡京市が導入と発表しており、「おいくら」の自治体への拡大が好感されている。
長岡京市の「おいくら」サービス導入により、「おいくら」の導入自治体は全国で48に達した。長岡京市では、6月29日から同市ホームページ内に「おいくら」の情報が掲載され、直接不要品の一括査定申し込みが可能になった。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:27
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日本郵政は小高い、「楽天G株で損失800億円計上へ」と伝わるが瞬間安にとどまる
■かねて「減損処理」の必要性が言われていたようで一歩進む形に
日本郵政<6178>(東証プライム)は6月30日、反発歩調で始まり、取引開始後は1036.0円(4.0円高)まで上げる場面を見せて小高い相場となっている。「楽天G株で損失800億円計上へ、4〜6月」(日本経済新聞6月30日付朝刊)と伝えられ注目されたが、瞬間的に6.5円安の1025.5円をつけただけで切り返した。
日本郵政は2021年に楽天G(楽天グループ)<4755>(東証プライム)と資本業務提携した。この頃の楽天Gの株価は1400円前後だったが、直近は500円を割り込み上場来の安値圏で推移している。資金運用者などの間では、かねてから「減損処理」の必要性が言われていたようだ。800億円という具体的な数字が出てきたことにより一歩進むことになり、不透明感が幾分は晴れた形になったようだ。(HC)
日本郵政<6178>(東証プライム)は6月30日、反発歩調で始まり、取引開始後は1036.0円(4.0円高)まで上げる場面を見せて小高い相場となっている。「楽天G株で損失800億円計上へ、4〜6月」(日本経済新聞6月30日付朝刊)と伝えられ注目されたが、瞬間的に6.5円安の1025.5円をつけただけで切り返した。
日本郵政は2021年に楽天G(楽天グループ)<4755>(東証プライム)と資本業務提携した。この頃の楽天Gの株価は1400円前後だったが、直近は500円を割り込み上場来の安値圏で推移している。資金運用者などの間では、かねてから「減損処理」の必要性が言われていたようだ。800億円という具体的な数字が出てきたことにより一歩進むことになり、不透明感が幾分は晴れた形になったようだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:51
| 材料でみる株価
2023年06月29日
プライム・ストラテジーは後場一段高、直近3本のリリース好感され7月中旬の四半期決算発表にも期待
■第1四半期は営業利益89%増加、第2の発表は7月13日の予定
プライム・ストラテジー<5250>(東証スタンダード)は6月29日の後場、一段と強含む相場となり、13時30分過ぎに8%高の円(285円高)まで上げて4日続伸基調となり、2日続けて戻り高値を更新している。27日、同社の超高速CMS実行マシン『KUSANAGI』の次世代高速通信HTTP/3(QUIC)への対応を発表するなど、23日から『KUSANAGI』関連のニュースを3本発表しており、次第に注目が強まる様子を見せている。
クラウドインテグレーションサービスやマネージドサービスなどを行い、第1四半期連結決算(2022年12月〜23年2月)は前年同期との単純比較で売上高が52%増加し、営業利益は89%増加した。11月通期の予想数字は期初予想を継続したが、7月13日に第2四半期決算発表を予定し、7月19日にはオンライン形式(Zoomウェビナー)で個人投資家ならびに機関投資家向けの決算説明会を予定する。これらへの期待が強まる可能性が言われている。(HC)
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プライム・ストラテジー<5250>(東証スタンダード)は6月29日の後場、一段と強含む相場となり、13時30分過ぎに8%高の円(285円高)まで上げて4日続伸基調となり、2日続けて戻り高値を更新している。27日、同社の超高速CMS実行マシン『KUSANAGI』の次世代高速通信HTTP/3(QUIC)への対応を発表するなど、23日から『KUSANAGI』関連のニュースを3本発表しており、次第に注目が強まる様子を見せている。
クラウドインテグレーションサービスやマネージドサービスなどを行い、第1四半期連結決算(2022年12月〜23年2月)は前年同期との単純比較で売上高が52%増加し、営業利益は89%増加した。11月通期の予想数字は期初予想を継続したが、7月13日に第2四半期決算発表を予定し、7月19日にはオンライン形式(Zoomウェビナー)で個人投資家ならびに機関投資家向けの決算説明会を予定する。これらへの期待が強まる可能性が言われている。(HC)
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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:27
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リプロセルは後場もしっかり、子宮頸がんを対象としたTIL療法で慶應大学と共同研究契約
■これを起点として、がん免疫療法の分野にも事業を展開
リプロセル<4978>(東証グロース)は6月29日、2日ぶりに300円台を回復する相場となり、5%高の309円(16円高)まで上げた後も堅調に推移している。28日、子宮頸がんを対象とした腫瘍浸潤リンパ球(TIL)輸注療法に関する慶應義塾大学医学部産婦人科学教室との共同研究契約を発表し、期待する動きが再燃した。「今後は、TIL療法を起点として、がん免疫療法の分野にも事業を展開して」いくとし、期待が強まっている。
発表によると、TIL療法は、高度なTILの培養技術が必要なため、実施可能な施設は世界でも約10施設程度にとどまる。同社は、TILの製造法に関する技術移転を受け、同臨床試験の細胞加工を実施する予定とした。(HC)
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リプロセル<4978>(東証グロース)は6月29日、2日ぶりに300円台を回復する相場となり、5%高の309円(16円高)まで上げた後も堅調に推移している。28日、子宮頸がんを対象とした腫瘍浸潤リンパ球(TIL)輸注療法に関する慶應義塾大学医学部産婦人科学教室との共同研究契約を発表し、期待する動きが再燃した。「今後は、TIL療法を起点として、がん免疫療法の分野にも事業を展開して」いくとし、期待が強まっている。
発表によると、TIL療法は、高度なTILの培養技術が必要なため、実施可能な施設は世界でも約10施設程度にとどまる。同社は、TILの製造法に関する技術移転を受け、同臨床試験の細胞加工を実施する予定とした。(HC)
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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:53
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fonfunは一時ストップ高、公開買付終了、上場維持を改めて強調し好感買い再燃
■大株主にサイブリッジグループ、ニチリョクと業務提携
fonfun<2323>(東証スタンダード)は6月29日、急反発となり、取引開始後に一時ストップ高の490円(80円高、20%高)まで上げる場面を見せて2022年8月以来の490円を回復した。28日、同社社長・水口翼氏が代表のサイブリッジ合同会社(東京都品川区)による公開買付が6月27日をもって終了したことなどを発表し、あらためて「引き続き上場が維持される予定」としたことなどが好感されている。水口翼氏は社外取締役だったが6月28日付で社長に就いた。
この公開買付の発表(2023年5月15日)では、シナジー効果として、受託開発ソフトウェア事業の販売拡大、受託開発ソフトウェア事業に係るコストの削減などが期待できること、サイブリッジグループが支配株主として支援することで、さらに業績を向上させることにより流通株式時価総額の基準を充たすことが可能であると考えること、などが示された。サイブリッジグループは21年にニチリョク<7578>(東証スタンダード)とシニアビジネスのDX化に関する業務提携契約を結んでいるとした。(HC)
fonfun<2323>(東証スタンダード)は6月29日、急反発となり、取引開始後に一時ストップ高の490円(80円高、20%高)まで上げる場面を見せて2022年8月以来の490円を回復した。28日、同社社長・水口翼氏が代表のサイブリッジ合同会社(東京都品川区)による公開買付が6月27日をもって終了したことなどを発表し、あらためて「引き続き上場が維持される予定」としたことなどが好感されている。水口翼氏は社外取締役だったが6月28日付で社長に就いた。
この公開買付の発表(2023年5月15日)では、シナジー効果として、受託開発ソフトウェア事業の販売拡大、受託開発ソフトウェア事業に係るコストの削減などが期待できること、サイブリッジグループが支配株主として支援することで、さらに業績を向上させることにより流通株式時価総額の基準を充たすことが可能であると考えること、などが示された。サイブリッジグループは21年にニチリョク<7578>(東証スタンダード)とシニアビジネスのDX化に関する業務提携契約を結んでいるとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:12
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三菱自動車とヤマダHDが続伸、7月からヤマダデンキで三菱製EVを販売、好感買い先行
■まずは都内5店舗で法人向けから開始だが全国展開に期待強い
三菱自動車工業<7211>(東証プライム)は6月29日、続伸基調で始まり、取引開始後は497.0円(8.6円高)まで上げ、出直りを強めている。ヤマダHD(ヤマダホールディングス)<9831>(東証プライム)が「7月から三菱自動車の電気自動車(EV)を販売する」(日本経済新聞6月29日付・朝刊)と伝えられ、注目されている。ヤマダHDも続伸基調で始まり6月19日以来の430円台回復となっている。
ヤマダHDの三菱製EV販売については、「法人向けから入り、将来は個人向けにも広げる。修理や車検もヤマダが請け負う」「まずは首都圏の家電店『ヤマダデンキ』の5店舗で売る」「取扱店舗は2023年秋までに11店舗に広げ、順次拡大する」(同)という。EVも広義の家電製品との発想になるようで、全国展開への期待が強いようだ。(HC)
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三菱自動車工業<7211>(東証プライム)は6月29日、続伸基調で始まり、取引開始後は497.0円(8.6円高)まで上げ、出直りを強めている。ヤマダHD(ヤマダホールディングス)<9831>(東証プライム)が「7月から三菱自動車の電気自動車(EV)を販売する」(日本経済新聞6月29日付・朝刊)と伝えられ、注目されている。ヤマダHDも続伸基調で始まり6月19日以来の430円台回復となっている。
ヤマダHDの三菱製EV販売については、「法人向けから入り、将来は個人向けにも広げる。修理や車検もヤマダが請け負う」「まずは首都圏の家電店『ヤマダデンキ』の5店舗で売る」「取扱店舗は2023年秋までに11店舗に広げ、順次拡大する」(同)という。EVも広義の家電製品との発想になるようで、全国展開への期待が強いようだ。(HC)
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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:42
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日本航空が連日高値、円安を受け海外観光客の増加期待など強い、ANAも高値更新
■対ユーロでも欧州の7月利上げ観測は円安要因に
日本航空<9201>(東証プライム)は6月29日、一段高で始まり、取引開始後は3190.0円(15.0円高)まで上げ、2020年以来の高値を2日続けて更新している。脱コロナによる需要回復期待に加え、円安の再燃を受けて海外からの観光客の増加期待が加わっていると見られている。ANAホールディングス<9202>(東証プライム)も高値に進んでいる。
円相場は29日朝の取引が1ドル144円40銭前後で本格化し、前日比30銭前後の円安となっている。一方、対ユーロでは157円60銭前後で取引され、円高方向に反発しているが、ECBラガルド総裁は7月の利上げを示唆と28日に伝えられており、円安支援要因になっている。(HC)
日本航空<9201>(東証プライム)は6月29日、一段高で始まり、取引開始後は3190.0円(15.0円高)まで上げ、2020年以来の高値を2日続けて更新している。脱コロナによる需要回復期待に加え、円安の再燃を受けて海外からの観光客の増加期待が加わっていると見られている。ANAホールディングス<9202>(東証プライム)も高値に進んでいる。
円相場は29日朝の取引が1ドル144円40銭前後で本格化し、前日比30銭前後の円安となっている。一方、対ユーロでは157円60銭前後で取引され、円高方向に反発しているが、ECBラガルド総裁は7月の利上げを示唆と28日に伝えられており、円安支援要因になっている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:23
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2023年06月28日
サンケン電気は次第高で続伸、シナネンHDのワイヤレス充電事業を受けパワー半導体への注目再燃
■連続最高益基調、パワーモジュールの生産体制を増強
サンケン電気<6707>(東証プライム)は6月28日、時間とともに上げ幅を広げて2日続伸基調となり、午前11時にかけて6%高の1万2290円(660円高)まで上げ、6月13日につけた上場来の高値1万3240円に向けて出直っている。「パワー半導体の大手」(会社四季報・東洋経済新報社)で、NY株高を受けて半導体関連株が全面高となっている事に加え、26日にシナネンHD(シナネンホールディングス)<8132>(東証プライム)がEV(電気自動車)のワイヤレス充電システムに関する米社との提携を発表した事を受け、「ワイヤレス給電」に不可欠とされるパワー半導体の有力株として注目を集めている。
シナネンHDが輸入販売するワイヤレス充電システムは、マサチューセッツ工科大学発のワイトリシティ社(マサチューセッツ州)の先端技術製品で、EV(電動車)を送電パッドの上に停車させ、エンジン(パワースイッチ)を切るだけで、自動で給電が開始される。将来は、充電装置を道路などに埋め込んで設置することによる走行中充電も期待されているという。
サンケン電気の2023年3月期の連結業績は売上高、営業利益、経常利益、純利益とも過去最高を達成した。今期も続伸を見込み、パワーデバイス、業務用空調向けパワーモジュールが伸長の見込み、OA向けパワーデバイスも堅調な見通し為替は130円/$で設定。石川サンケン堀松工場のライン拡充、新潟サンケン新設などパワーモジュール戦略強化を進める。(HC)
サンケン電気<6707>(東証プライム)は6月28日、時間とともに上げ幅を広げて2日続伸基調となり、午前11時にかけて6%高の1万2290円(660円高)まで上げ、6月13日につけた上場来の高値1万3240円に向けて出直っている。「パワー半導体の大手」(会社四季報・東洋経済新報社)で、NY株高を受けて半導体関連株が全面高となっている事に加え、26日にシナネンHD(シナネンホールディングス)<8132>(東証プライム)がEV(電気自動車)のワイヤレス充電システムに関する米社との提携を発表した事を受け、「ワイヤレス給電」に不可欠とされるパワー半導体の有力株として注目を集めている。
シナネンHDが輸入販売するワイヤレス充電システムは、マサチューセッツ工科大学発のワイトリシティ社(マサチューセッツ州)の先端技術製品で、EV(電動車)を送電パッドの上に停車させ、エンジン(パワースイッチ)を切るだけで、自動で給電が開始される。将来は、充電装置を道路などに埋め込んで設置することによる走行中充電も期待されているという。
サンケン電気の2023年3月期の連結業績は売上高、営業利益、経常利益、純利益とも過去最高を達成した。今期も続伸を見込み、パワーデバイス、業務用空調向けパワーモジュールが伸長の見込み、OA向けパワーデバイスも堅調な見通し為替は130円/$で設定。石川サンケン堀松工場のライン拡充、新潟サンケン新設などパワーモジュール戦略強化を進める。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:33
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松竹は2日続けて出直る、市川猿之助さん逮捕だが「七月大歌舞伎」の予約好調で見直し感
■「1階桟敷席」9割以上の日が「空席わずか」と「空席なし」で埋まる
松竹<9601>(東証プライム)は6月28日、次第に強含む相場となり、午前10時過ぎには1万1055円(230円高)まで上げ、下値圏から2日続けて出直っている。「市川猿之助容疑者に逮捕状」(NHKニュースWEB6月27日午前9時57分)、「市川猿之助容疑者を逮捕、母親の自殺をほう助した疑い」(テレ朝NEWS6月7日午前10時44分)などと伝えられたことを受け、株価への影響を気にする向きはあったものの、相場心理特有の「出尽くし感」が働いたとみられている。また、『七月大歌舞伎』などの観覧は好調と見られており、歌舞伎全体の興行収入にとって「逮捕」の影響は限定的との受け止め方が少なくないようだ。
東京・歌舞伎座の『七月大歌舞伎』(公演期間7/3〜7/28)の予約状況を「チケットWeb松竹(24時間受付)」の空席照会でみると、6月28日午前9時現在で、料金が最も安い「3階B席」(4000円)はすべての日で昼の部・夜の部とも満席となっている。また、高額な「1階桟敷席」も、9割以上の日が「△」(空席わずか)と「×」(空席なし)で埋まっている。(HC)
松竹<9601>(東証プライム)は6月28日、次第に強含む相場となり、午前10時過ぎには1万1055円(230円高)まで上げ、下値圏から2日続けて出直っている。「市川猿之助容疑者に逮捕状」(NHKニュースWEB6月27日午前9時57分)、「市川猿之助容疑者を逮捕、母親の自殺をほう助した疑い」(テレ朝NEWS6月7日午前10時44分)などと伝えられたことを受け、株価への影響を気にする向きはあったものの、相場心理特有の「出尽くし感」が働いたとみられている。また、『七月大歌舞伎』などの観覧は好調と見られており、歌舞伎全体の興行収入にとって「逮捕」の影響は限定的との受け止め方が少なくないようだ。
東京・歌舞伎座の『七月大歌舞伎』(公演期間7/3〜7/28)の予約状況を「チケットWeb松竹(24時間受付)」の空席照会でみると、6月28日午前9時現在で、料金が最も安い「3階B席」(4000円)はすべての日で昼の部・夜の部とも満席となっている。また、高額な「1階桟敷席」も、9割以上の日が「△」(空席わずか)と「×」(空席なし)で埋まっている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:38
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NTTは6月末に株式25分割、28日が買付期限、買い活発の様子
■新NISAに向け幅広い世代に投資家層の拡大をめざす
NTT(日本電信電話)<9432>(東証プライム)は6月28日、出直って始まり、取引開始後は4280円(94円高)まで上げて5月15日につけた年初来の高値4334円に向けて出直っている。2023年6月30日(金)を基準日として1株につき25株の割合で株式分割を行うと5月に発表しており、この分割を享受するための買付期限(権利付最終日)は6月28日のため、分割取りの買いが再び増加したと見られている。29日からは25分の1の株価で売買される。
5月の分割発表では、「2024年から新しいNISA制度が導入されることも踏まえ、株式分割を行い、投資単位当たりの金額を引き下げることにより、より投資しやすい環境を整え、当社グループの持続的な成長に共感していただける投資家層を幅広い世代において拡大することを目的として」行うとした。また、今回の分割を行うことで東証が明示している望ましい投資単位の水準(5万円以上50万円未満)を外れることになるが、単元未満株主が増加している現状などを踏まえ、投資環境を整えることで、議決権を有する株主として当社株式を保有していただきたいと考えているとした。(HC)
NTT(日本電信電話)<9432>(東証プライム)は6月28日、出直って始まり、取引開始後は4280円(94円高)まで上げて5月15日につけた年初来の高値4334円に向けて出直っている。2023年6月30日(金)を基準日として1株につき25株の割合で株式分割を行うと5月に発表しており、この分割を享受するための買付期限(権利付最終日)は6月28日のため、分割取りの買いが再び増加したと見られている。29日からは25分の1の株価で売買される。
5月の分割発表では、「2024年から新しいNISA制度が導入されることも踏まえ、株式分割を行い、投資単位当たりの金額を引き下げることにより、より投資しやすい環境を整え、当社グループの持続的な成長に共感していただける投資家層を幅広い世代において拡大することを目的として」行うとした。また、今回の分割を行うことで東証が明示している望ましい投資単位の水準(5万円以上50万円未満)を外れることになるが、単元未満株主が増加している現状などを踏まえ、投資環境を整えることで、議決権を有する株主として当社株式を保有していただきたいと考えているとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:37
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ニデックが5日ぶりに反発、ソフトバンクと成層圏通信プラットフォーム用モーター開発を好感
■「空の携帯基地局」実現に向けて期待が強まる
ニデック<6594>(東証プライム)は6月28日、反発基調で始まり、取引開始後は7766円(183円高)まで上げ、6月19日につけた年初来の高値8084円に向けて出直っている。27日までの4日続落から5日ぶりの反発基調。27日にソフトバンク<9434>(東証プライム)と共同で成層圏通信プラットフォーム(High Altitude Platform Station、以下「HAPS」)向けモータを開発と発表し、「空の携帯基地局」実現に向けて期待が強まっている。ソフトバンクも値上がりしている。
ニデックは、2023年4月1日、日本電産株式会社から社名を変更した。株価は3月中旬の6145円を下値に回復傾向を続けており、EV電動化時代の本格化とともに小型精密モーターから産業用の強力なモーターへの展開などが注目されている。(HC)
ニデック<6594>(東証プライム)は6月28日、反発基調で始まり、取引開始後は7766円(183円高)まで上げ、6月19日につけた年初来の高値8084円に向けて出直っている。27日までの4日続落から5日ぶりの反発基調。27日にソフトバンク<9434>(東証プライム)と共同で成層圏通信プラットフォーム(High Altitude Platform Station、以下「HAPS」)向けモータを開発と発表し、「空の携帯基地局」実現に向けて期待が強まっている。ソフトバンクも値上がりしている。
ニデックは、2023年4月1日、日本電産株式会社から社名を変更した。株価は3月中旬の6145円を下値に回復傾向を続けており、EV電動化時代の本格化とともに小型精密モーターから産業用の強力なモーターへの展開などが注目されている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:16
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2023年06月27日
マイクロ波化学は三井物産と連名の「低炭素リチウム鉱石製錬技術」に注目集まり出直り拡大
■環境負荷の低い、世界初となるマイクロ波を利用したリチウム製錬
マイクロ波化学<9227>(東証グロース)は6月27日の後場寄り後に7%高の2005円(134円高)をつけ、前場の一時2047円に続いて約2ヵ月ぶりに2000円台を回復し、出直りを強めている。27日午前、三井物産<8031>(東証プライム)と連名で、「マイクロ波を用いた低炭素リチウム鉱石製錬技術の共同開発契約を締結」と発表しており、独自技術の実践の場がまたひとつ増えたと好感されている。2026年の商業化を目指すとした。
発表によると、本共同開発では、リチウム製錬におけるCO2排出の主要因となっているV焼のプロセスを電化し、環境負荷の低い、世界初となるマイクロ波を利用したリチウム製錬技術の確立に取り組む。今後、パイロット実証を進め、新規リチウム鉱山や製錬工場への適用を検討していく。
マイクロ波化学は、2014年に世界で初めてマイクロ波を用いて加熱する大型化学プラントでの製造プロセス開発に成功した。このところは電気料金の大幅な値上がりが逆風とされているが、株価は織り込みつつあるようで4、5月を下値に出直り基調に転じている。(HC)
マイクロ波化学<9227>(東証グロース)は6月27日の後場寄り後に7%高の2005円(134円高)をつけ、前場の一時2047円に続いて約2ヵ月ぶりに2000円台を回復し、出直りを強めている。27日午前、三井物産<8031>(東証プライム)と連名で、「マイクロ波を用いた低炭素リチウム鉱石製錬技術の共同開発契約を締結」と発表しており、独自技術の実践の場がまたひとつ増えたと好感されている。2026年の商業化を目指すとした。
発表によると、本共同開発では、リチウム製錬におけるCO2排出の主要因となっているV焼のプロセスを電化し、環境負荷の低い、世界初となるマイクロ波を利用したリチウム製錬技術の確立に取り組む。今後、パイロット実証を進め、新規リチウム鉱山や製錬工場への適用を検討していく。
マイクロ波化学は、2014年に世界で初めてマイクロ波を用いて加熱する大型化学プラントでの製造プロセス開発に成功した。このところは電気料金の大幅な値上がりが逆風とされているが、株価は織り込みつつあるようで4、5月を下値に出直り基調に転じている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:47
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JSRはTOB価格4350円に向け急伸、産業革新投資機構が買収、国策で保護育成へ
■前週末に伝えられ26日の夕方に発表、2日連続大幅高
JSR<4185>(東証プライム)は6月27日、買い気配の後9%高の4300円(366円高)で始まり、昨26日のストップ高に続いて2日連続大幅高となっている。前週末に「革新機構、半導体材料大手のJSRを1兆円で買収、供給網を強化」(日本経済新聞6月24日付朝刊)と伝えられ、週明けはストップ高となった。26日の夕方、JSRはJICC−02株式会社(産業革新投資機構、官民ファンド)による公開買付(TOB)を発表し、これへの賛同・応募推奨も発表。TOB価格は1株4350円としたため、株価はこれに向けて急伸している。
JSRは半導体製造用の高純度フォトレジストで東京応化工業<4186>(東証プライム)と合わせて世界シェア五十数%を占める世界的大手で、経済制裁などを行う場合には戦略産業と位置付けられている。国策に沿って産業の保護育成が図られる見通し。TOBの開始は12月の予定で、TOB成立後は上場廃止になる予定とした。東京応化工業は急反落となっている(HC)
JSR<4185>(東証プライム)は6月27日、買い気配の後9%高の4300円(366円高)で始まり、昨26日のストップ高に続いて2日連続大幅高となっている。前週末に「革新機構、半導体材料大手のJSRを1兆円で買収、供給網を強化」(日本経済新聞6月24日付朝刊)と伝えられ、週明けはストップ高となった。26日の夕方、JSRはJICC−02株式会社(産業革新投資機構、官民ファンド)による公開買付(TOB)を発表し、これへの賛同・応募推奨も発表。TOB価格は1株4350円としたため、株価はこれに向けて急伸している。
JSRは半導体製造用の高純度フォトレジストで東京応化工業<4186>(東証プライム)と合わせて世界シェア五十数%を占める世界的大手で、経済制裁などを行う場合には戦略産業と位置付けられている。国策に沿って産業の保護育成が図られる見通し。TOBの開始は12月の予定で、TOB成立後は上場廃止になる予定とした。東京応化工業は急反落となっている(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:48
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パナソニックHDは2日続伸基調で始まる、「PBR2倍から3倍目標」に期待
■26日の株主総会で社長が展望と伝えられる
パナソニックHD(パナソニック ホールディングス)<6752>(東証プライム)は6月27日、2日続伸基調で始まり、取引開始後は1705.5円(16.5円高)まで上げて6月22日につけた2017年以来の高値1724.5円に向けて出直っている。26日に開催した定時株主総会で楠見雄規社長がPBR(株価純資産倍率)2倍から3倍を目標にしたいと語ったと伝えられ、現在の1倍台からの向上策などに期待が強まっている。
PBRは、株価が1株当たり純資産の何倍になっているかを示す指標。1倍割れは解散価値を下回っている事になるため、東証プライム上場銘柄は1倍以上が最低条件との見方もある。(HC)
パナソニックHD(パナソニック ホールディングス)<6752>(東証プライム)は6月27日、2日続伸基調で始まり、取引開始後は1705.5円(16.5円高)まで上げて6月22日につけた2017年以来の高値1724.5円に向けて出直っている。26日に開催した定時株主総会で楠見雄規社長がPBR(株価純資産倍率)2倍から3倍を目標にしたいと語ったと伝えられ、現在の1倍台からの向上策などに期待が強まっている。
PBRは、株価が1株当たり純資産の何倍になっているかを示す指標。1倍割れは解散価値を下回っている事になるため、東証プライム上場銘柄は1倍以上が最低条件との見方もある。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:19
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