[材料でみる株価]の記事一覧
  (ブログ内の記事検索は右サイドバーの検索窓から)

記事一覧 (11/20)ジェイテックが再び出直り強める、業績好調で「103万円の壁」引き上げも追い風の見方
記事一覧 (11/20)ID&Eホールディングスが急伸、東京海上HDによるTOBを受けストップ高買い気配
記事一覧 (11/20)ソフトクリエイトHDが高値を更新、「103万円の壁」撤廃は地方自治体の業務合理化を促進させ事業に追い風の見方
記事一覧 (11/20)東京ガスが急伸、米ファンド保有とされ7か月ぶり4000円台
記事一覧 (11/20)セブン&アイHDが再び一段高、「創業家、今年度中にMBO完了目指す」と伝えられ思惑強まる
記事一覧 (11/20)ソニーGが一段と出直って始まる、「KADOKAWA買収へ協議」と伝えられ期待高まる、KADOKAWAは連日急伸
記事一覧 (11/19)マーケットエンタープライズが出直り強める、生成AI活用で人材教育にかかる時間を30%以上削減
記事一覧 (11/19)クリングルファーマが後場一段高、脊髄損傷急性期に対する治療薬の第一種医薬品製造販売業許可を申請、急激に出直る
記事一覧 (11/19)メタプラネットが後場一段高、ビットコインの追加購入を発表、注目強まる
記事一覧 (11/19)エルテスは20周年記念の優待が好感されストップ高買い気配、800株以上の株主にQUOカード2万円分
記事一覧 (11/19)日清製粉G本社が堅調、大谷翔平さんと広告出演契約、注目集まる
記事一覧 (11/19)タイミーが2日続伸、石川県や能登官民連携復興センターと連携、「地方創生」に乗る期待
記事一覧 (11/19)ゼンショーHDが一段高で始まる、「すき家」の牛丼値上げなど買い材料視
記事一覧 (11/18)ベステラが出直り強める、業績好調な上「原発稼働、50年時代に」と伝えられ事業に追い風の見方
記事一覧 (11/18)科研製薬が再び一段高、スイス企業との共同研究契約に続き証券会社による目標株価も好感
記事一覧 (11/18)ミガロHDが後場買い気配で急伸、流通株式比率向上のための株式売却方針を「取り下げ」
記事一覧 (11/18)CYBERDYNEが10%高、ウクライナ復旧・復興向けサイバニクス製品の受注を好感
記事一覧 (11/18)良品計画が一段高、「経営方針説明会」で期待高まる、「世界で更なる成長に挑戦」
記事一覧 (11/15)マーチャント・バンカーズが出来高をともなって高い、地価に関するネット記事など材料視
記事一覧 (11/15)アクリートが急激に出直りストップ高、IoTエッジデバイス開発ベンチャーへの出資・提携など好感の様子
2024年11月20日

ジェイテックが再び出直り強める、業績好調で「103万円の壁」引き上げも追い風の見方

111.jpg

■今期は営業利益53%増、純利益18%増を見込み連続最高へ

 ジェイテック<2479>(東証グロース)は11月20日、前後場ともジリ高傾向となり、14時過ぎには145円(6円高)をつけて再び出直りを強めている。技術職知財リース事業でテクノロジスト派遣などを行い、「『103万円の壁』引き上げ明記、国民民主、経済対策を了承へ」(朝日新聞デジタル11月20日午前11:54)と伝えられ、事業に追い風との見方が出ている。

 業績は好調で、通期予想は純利益などが連続で最高を更新する見込み。10月末に発表した第2四半期決算(2024年4〜9月:中間期、連結)は、提供サービスの品質向上を図り、単価交渉も積極的に展開するなどで、売上高は前年同期比1.4%増加し、営業利益は同48.9%増加、親会社株主に帰属する中間純利益は同91.4%増加した。通期(25年3月期)予想は売上高が37億50百万円(前期比15.6%増)、営業利益3億50百万円(同52.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益1億93百万円(同17.8%増)を継続した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:46 | 材料でみる株価

ID&Eホールディングスが急伸、東京海上HDによるTOBを受けストップ高買い気配

■TOB価格は1株6500円、完全子会社をめざす

 ID&Eホールディングス<9161>(東証プライム)は11月20日、買い気配のままストップ高の4680円(700円高、18%高)に達し、午前11時を過ぎてもまだ売買が成立しないまま急伸相場となっている。総合建設コンサルタント・日本工営などの持株会社で、19日の夕方、東京海上HD(東京海上ホールディングス)<8766>(東証プライム)が同社株式の取得、TOB(公開買付)を発表。TOB価格を1株6500円としたため、TOB価格に向けて急伸した。

 発表によると、公開買付者はID&Eホールディングスの完全子会社を目的とし、ID&Eホールディングスも賛同の意を表明した。買付期間は2024年11月20日から2025年1月15日の予定。TOB成立後、ID&Eホールディングスの株式は上場取りやめになる。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:16 | 材料でみる株価

ソフトクリエイトHDが高値を更新、「103万円の壁」撤廃は地方自治体の業務合理化を促進させ事業に追い風の見方

zai11.jpg

■自治体は税収減になり公共サービスの一層のDX化が強まる期待

 ソフトクリエイトHD(ソフトクリエイトホールディングス)<3371>(東証プライム)は11月20日、再び上値を追う相場となり、2220円(87円高)まで上げた後も2200円台で売買され、約3週間ぶりに2022年以来の高値を更新している。業務合理化を支援するワークフローシステムの大手でもあり、「103万円の壁」を巡る与野党の協議で「引き上げ明記、自公国、経済対策合意へ」(共同通信11月20日6:00)と伝えられたことを受け、地方自治体の税収減と公共サービスへの影響が懸念されることになり、公共サービスの一層の業務合理化、DX化が進む方向になり、事業に追い風との見方が出ている。

 業績は好調で、今3月期の連結業績予想は売上高7.5%増、営業利益6.0%増など、連続で最高を更新する見込みを継続した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:55 | 材料でみる株価

東京ガスが急伸、米ファンド保有とされ7か月ぶり4000円台

■高寄り後は売買交錯だが米欧とロシアの緊張を受け天然ガス高の期待も

 東京ガス<9531>(東証プライム)は11月20日、一段高となり、15%高の4393円(573円高)で始値をつけたあと売買交錯だが約7か月ぶりの4000円台に進んでいる。「米ファンドのエリオット、東ガス株5.03%保有、12日時点」(日経QUICKニュース11月19日16:21)と伝えられ、買い材料視された。

 保有比率は12日時点で5.03%と伝えられた。加えて、買い材料としては、ウクライナによる長距離ミサイル攻撃を受けてロシアが対米、対欧への態度を硬化させていると伝えられ、国際天然ガス市況の再騰要因として注目する様子もあるようだ。(HC)

■株式投資情報(総合版):記事アクセスランキング
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:01 | 材料でみる株価

セブン&アイHDが再び一段高、「創業家、今年度中にMBO完了目指す」と伝えられ思惑強まる

■師走相場の主役銘柄と想定して注目強める様子も

 セブン&アイHD(セブン&アイ・ホールディングス)<3382>(東証プライム)は11月20日、再び一段高となり、取引開始後は10%高の2679.0円(241.0円高)まで上げ、1週間ぶりに年初来の高値を更新している。「セブン創業家、今年度中にMBO完了目指す」(毎日新聞のニュースサイト11月19日22:50)と伝えられており、カナダ企業による買収と創業家によるMBO(経営陣が参加する企業買収)との競合、株高の思惑が強まっている。

 報道によると、MBOは「今年度中に完了させる案で交渉を進めていることが19日、明らかになった」とされ、株式市場関係者からは、かなり具体的な買い材料になる可能性が高いといった受け止め方が出ている。師走相場の主役として注目を強める様子もある。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:37 | 材料でみる株価

ソニーGが一段と出直って始まる、「KADOKAWA買収へ協議」と伝えられ期待高まる、KADOKAWAは連日急伸

■「エンタメ分野で傘下企業を増やしたい考え」のもよう

 ソニーG(ソニーグループ)<6758>(東証プライム)は11月20日、一段と出直って始まり、取引開始後は4%高の3049.0円(113.0円高)まで上げ、約4か月前につけた年初来の高値3097.0円に向けて上値を追っている。19日午後、「ソニー、KADOKAWA買収へ協議=関係筋」(ロイターニュース11月19日14:49)と伝えられ、19日の値動きは緩慢だったが、思惑買いの強まる様子となっている。KADOKAWA<9468>(東証プライム)は19日の発表後に急伸したのに続き急伸しており、2日連続のストップ高に迫っている。

 両社とも、20日午前9時の時点では「東証適時開示」に特段の開示を行っていない。報道によると、「ソニーグループは電機メーカーから映画や音楽、ゲームといったエンタメや半導体など多くの事業を手がける複合企業に転換しており、エンタメ分野で傘下企業を増やしたい考え」という。(HC)

■株式投資情報(総合版):記事アクセスランキング
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:21 | 材料でみる株価
2024年11月19日

マーケットエンタープライズが出直り強める、生成AI活用で人材教育にかかる時間を30%以上削減

zai1.jpg

■第1四半期決算は売上高が過去最高、さらなる拡大に期待強まる

 マーケットエンタープライズ<3135>(東証プライム)は11月19日、944円(16円高)まで上げた後も堅調に売買され、このところの微調整相場から出直りを強めている。第1四半期決算の売上高がこの四半期として最高を更新するなど業績が好調な上、19日付で、「営業研修にSapeetのAIロープレシステム『カルティ ロープレ』を導入〜生成AI活用で人材教育にかかる時間を30%以上削減し、売上拡大へ〜」と発表し、さらなる売り上げ拡大に期待が強まっている。

 専門性の高いリユース業務の営業活動に必要な知識やスキルの効率的な習得と営業力・接客力強化を目的に、11月19日より、Sapeet<269A>(東証グロース)が開発・提供する生成AIを活用したロープレシステム「カルティ ロープレ」を導入した。

 第1四半期決算(2024年7〜9月、連結)は好調で、売上高が1Q(第1クォーター)としては過去最高となる54億92百万円(前年同期比33.7%増)を確保し、営業利益と経常利益は黒字に転換した。営業利益は69百万円だった。親会社株主に帰属する四半期純利益は損失が7分の1に改善し48百万円だった。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:18 | 材料でみる株価

クリングルファーマが後場一段高、脊髄損傷急性期に対する治療薬の第一種医薬品製造販売業許可を申請、急激に出直る

■許可され承認を取得できれば医薬品としての製造販売が可能に

 クリングルファーマ<4884>(東証グロース)は11月19日の後場、一段高となり、17%高の912円(132円高)まで上げた後も900円前後で売買され、急激に出直っている。正午前に「第一種医薬品製造販売業許可申請のお知らせ」を発表、開発ゥ中の脊髄損傷急性期に対する治療薬「オレメペルミン アルファ(遺伝子組換え)」の発売に備えたものとしたため注目と期待の強まる相場になった。

 発表によると、同社では、現在、脊髄損傷急性期を対象とする第V相臨床試験を終了し、製造販売承認申請に向けた準備を進めている。この度の第一種医薬品製造販売業許可申請が許可され、製造販売承認を取得出来れば、医薬品としての製造販売が可能になるとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:39 | 材料でみる株価

メタプラネットが後場一段高、ビットコインの追加購入を発表、注目強まる

■ビットコイン相場は最高値圏で推移しかなり利益の乗る状態

 メタプラネット<3350>(東証スタンダード)は11月19日の正午に「ビットコインの追加購入に関するお知らせ」を発表し、直近、12万4117ビットコインを総額17億5千万円で購入した結果、ビットコイン保有枚数は114万2287ビットコイン(平均購入価格995万5874円/1ビットコイン、購入総額113億7千2百万円)になったとした。

 株価は後場一段と強い値動きとなり、13時には17%高の2330円(336円高)まで上げて今年7月につけた高値3000円を展望する相場となっている。

 ビットコイン相場はドルベースで11月12日に初の9万ドル台に乗って最高値を更新し、円建てでは直近19日昼頃の相場が1410万3264円(11万100円高)前後。メタプラネットは24年4月から「ビットコイン蓄積戦略」を開始し、頻繁に「追加購入に関するお知らせ」を発表してきた。現段階では、かなり利益の乗る状態となっている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:20 | 材料でみる株価

エルテスは20周年記念の優待が好感されストップ高買い気配、800株以上の株主にQUOカード2万円分

■記念優待は今回限りだが配当、株主優待、自社株買いなど検討

 エルテス<3967>(東証グロース)は11月19日、買い気配のままストップ高の659円(100円高、18%高)に達し、午前10時40分にかけてもまだ始値がつかないまま急伸相場となっている。18日の夕方、「創業20周年記念株主優待の実施」を発表。買い集中となっている。20周年記念の株主優待は今回限りとしたが、今後も株主への利益還元を重要な課題と位置づけ、配当、株主優待、自社株買いなどの株主還元施策を継続的に検討して行くとした。

 同社は、2024年4月に創業20周年を迎え、株主の皆様の日頃のご支援に感謝するとともに、同社株式への投資の魅力をより一層高め、より多くの方に同社株式を保有いただくことを目的として、創業20周年記念株主優待を実施することとした。800株以上を保有する株主を対象に、25年2月末日を基準日として、一律にQUOカード20,000円分を贈呈するとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:48 | 材料でみる株価

日清製粉G本社が堅調、大谷翔平さんと広告出演契約、注目集まる

■日清製粉ウェルナが締結、食の大切さや、食のチカラ、食の楽しさをPR

 日清製粉G本社(日清製粉グループ本社)<2002>(東証プライム)は11月19日、1848.5円(12.0円高)まで上げたあとも底堅く、日々の下値をセリ上げる相場となっている。同日午前10時に「大谷翔平さんとの広告出演契約の締結について」を発表し、注目されている。

 発表によると、連結子会社である株式会社日清製粉ウェルナが、本日、メジャーリーグベースボール(MLB)のロサンゼルス・ドジャースに所属する大谷翔平さんとの広告出演契約の締結について決議し、契約を締結した。今後は本契約に基づき、食の大切さや、食のチカラ、食の楽しさを消費者に伝えていく活動を協力して行って行くとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:30 | 材料でみる株価

タイミーが2日続伸、石川県や能登官民連携復興センターと連携、「地方創生」に乗る期待

■人手不足をスキマバイトのマッチングなど活用し支援

 タイミー<215A>(東証グロース)は11月19日、8%高の1076円(83円高)まで上げた後も6%高前後で売買され、17日までの12日続落から2日続伸している。18日付で、「石川県と能登官民連携復興センターとの復興支援に係る連携協定を締結:スポットワークでの労働力確保による能登半島地震からの復興支援を実施」と発表。注目されている。15日付では、「タイミーと秋田銀行が県内の雇用促進のために業務提携契約を締結」とも発表しており、政府が指針する「地方創生」政策に乗る銘柄として見直す動きもあるようだ。

 石川県、および能登官民連携復興センターの連携協定では、能登半島の復興を、スキマバイトのマッチングによって支援することを目指す。また、秋田銀行<8343>(東証プライム)との提携では、タイミーを活用した短期的な人手不足の解消、及びその後の長期的な採用のための活用を提案。地域企業の継続的な成長を支援し、エリアの経済活性化に資する事を目指す、とした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:09 | 材料でみる株価

ゼンショーHDが一段高で始まる、「すき家」の牛丼値上げなど買い材料視

■「国産米の価格高騰などに対応」、11月22日AM9:00からと発表

 ゼンショーHD(ゼンショーホールディングス)<7550>(東証プライム)は11月19日、一段高で始まり、取引開始後は7%高の8879円(564円高)まで上げ、2023年11月につけた上場来の高値9274円に向けて上値を追っている。持株傘下の牛丼チェーン「すき家」(株式会社すき家)が18日付で「一部商品価格改定のお知らせ」を発表し、牛丼(ミニ、並盛、中盛、大盛、特盛、メガ)を各10円から50円値上げするとし、買い材料視されている。「昨今の国産米の価格高騰などに対応するため、11月22日(金)AM9:00より、一部商品について価格を改定」するとした。

 発表によると、同社の牛丼には、国産のコシヒカリ・ひとめぼれなど、厳選ブランド国産米を 100%使用。精米後5日以内に店舗に届いたものだけを使い丁寧に炊き上げることで、おいしくお召し上がりいただける牛丼に仕上げているとした。(HC)

■株式投資情報(総合版):記事アクセスランキング
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:18 | 材料でみる株価
2024年11月18日

ベステラが出直り強める、業績好調な上「原発稼働、50年時代に」と伝えられ事業に追い風の見方

zai1.jpg

■中間決算の売上高は会計期間、累計期間とも最高を達成

 ベステラ<1433>(東証プライム)は11月8日、後場一段と強い値動きとなり、949円(17円高)まで上げた後も945円前後で売買され、横ばい小動きの中で出直りを強めている。独自工法によるプラント解体の大手で、今期・2025年1月期の連結業績は続けて大幅に回復する見込み。「対応業界」には電力(火力・風力・水力・原子力)関連施設があり、前週後半、「原発稼働、50年時代に(中略)新増設・建て替え不可欠」(日本経済新聞11月15日位付朝刊)などと原発の老朽化が伝えられ、同社株にとっても買い材料になるとの見方が出ている。

 第3四半期決算の発表は12月10日の予定。9月に発表した第2四半期決算(2024年2〜7月:中間期、連結)は売上高が前年同期比73%増加し、「大型工事が順調に進捗し、会計期間、累計期間ともに過去最高売上を達成」(決算説明資料より)。各利益は前年同期比で黒字に転換した。1月通期の予想は売上高17.1%増、営業利益2.0倍を見込む。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:38 | 材料でみる株価

科研製薬が再び一段高、スイス企業との共同研究契約に続き証券会社による目標株価も好感

111.jpg

■約3年ぶり4500円台に進む、投資判断では目標株価6100円も

 科研製薬<4521>(東証プライム)は11月18日、再び一段と上げる相場となり、4519円(139円高)まで上げた後も4500円をはさんで売買され、3日ぶりに年初来の高値を更新、2021年11月以来の4500円台に進んでいる。炎症性腸疾患を対象疾患とする新規多重特異性抗体医薬『ND081』について、15日付でNumab Therapeutics AG(スイス、ニューマブ社)と共同研究契約を締結と発表し、注目が強まった上、18日にはモルガンスタンレーMUFG証券が目標株価6100円で投資判断を開始と伝えられ、買い安心感が強まっている。

 同社株は、第2四半期決算(中間期)発表の翌日・11月9日から急伸相場となり、直近数日は値固めのような小動きだったが、週明け18日になって再び一段高となってきた。期待材料に裏付けられた上げ相場だが、中間決算では知的財産権に関する一時金の受け取りなどで業績予想を増額修正しており、研究開発ポートフォリオが開花期を迎えてきたとの見方も出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:34 | 材料でみる株価

ミガロHDが後場買い気配で急伸、流通株式比率向上のための株式売却方針を「取り下げ」

■発行株数の5%規模の売り圧迫が解消され安堵感

 ミガロHD(ミガロホールディングス)<5535>(東証プライム)は11月18日の正午、流通株式比率向上のための代表取締役社長の株式売却方針の「取り下げ」を発表。後場は一転、買い気配で始まり、気配値のまま8%高の1600円(120円高)まで上げて急反発となっている。

 発表によると、同社は2024年11月7日付で「流通株式比率向上のための代表取締役社長の株式売却方針に関するお知らせ」を発表し、中西社長個人保有分74万3600株(自己株式を除く発行済株式総数の5.09%)を限度に売却する方針を明らかにした。ただ、続く11日付では、「なぜ約2か月という短期間で5%もの株式を売却するのか、というたくさんのご意見を頂き」、流通株式時価総額と上場基準に関する説明のリリースを発表した。そして、このほど、「同氏が株式の売却方針の取り下げをいたしました」と発表した。

 発表によると、「11月7日の公表以降、多くの株主・投資家の方からご意見等を頂戴」し、「株価動向にも注視して」きた結果、「これらを総合的に勘案し、現時点においては、プライム市場の上場維持基準適合に向けた対策としての本売却方針を取り下げる方が、株主・投資家の皆様及び当社にとって有益であるとの判断に」至った。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:54 | 材料でみる株価

CYBERDYNEが10%高、ウクライナ復旧・復興向けサイバニクス製品の受注を好感

■四半期決算発表後の下げを急反発で奪回

 CYBERDYNE(サイバーダイン)<7779>(東証グロース)は11月18日、次第高となり、午前11時過ぎには10%高の187円(17円高)まで上げて反発幅を拡げている。同日午前9時30分、「ウクライナ緊急復旧・復興向けサイバニクス製品受注に」と発表。前取引日の株価は四半期決算発表を受けて17円安だったが、これを急反発で奪回する相場になっている。

 発表によると、受注は独立行政法人国際協力機構(JICA)からで、JICAが実施するウクライナ緊急復旧・復興プロジェクト向けに、『HAL』シリーズ等のサイバニクス製品を受注した。
契約金額は約3.6億円。同社の連結売上高は、2024年3月期に43億54百万円(前期比32.4%増)となり、今期・25年3月期の第2四半期(24年4〜9月・累計、連結)は21億43百万円(前年同期比1.9%増)だった。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:31 | 材料でみる株価

良品計画が一段高、「経営方針説明会」で期待高まる、「世界で更なる成長に挑戦」

■出店拡大、マーケティング戦略、重点カテゴリーの強化など推進

 良品計画<7453>(東証プライム)は11月18日、再び一段高で始まり、取引開始後は4%高の2901.5円(116.5円高)まで上げて約4か月前につけた2018年以来の高値2926.0円に迫っている。前取引日の15日に「経営方針説明会」を開催し、「世界で更なる成長に挑戦」「世界での成長に向けた8つの成長ドライバー」(説明会資料より)などを披露し、期待材料視されている。

 8つの成長ドライバーとして、出店拡大、マーケティング戦略、重点カテゴリーの強化、OMO強化(オムニチャネル化、在庫一元化)、生産/SCM改革(生産の内製化、海外生産6拠点化)、などを掲げた。出店拡大策は、国内では生活圏への出店を継続し収益性を重視。海外では、東アジアは安定出店による規模拡大を進め、東南アジアでの出店を加速する。生産の内製化による原価低減への取組と、商品開発力の向上を進める。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:22 | 材料でみる株価
2024年11月15日

マーチャント・バンカーズが出来高をともなって高い、地価に関するネット記事など材料視

zai1.jpg

■「日本中で『地価の急上昇』が大発生」(現代ビジネス)に注目集まる

 マーチャント・バンカーズ<3121>(東証スタンダード)は11月15日、284円(9円高)まで上げた後も堅調に売買され、出来高をともなって出直る相場となっている。マーチャント・バンキング事業で年利5%台の賃貸用マンション29物件を保有し、年間家賃収入11.1億円体制(2024年5月7日現在)の安定運用を行っており、「日本中で『地価の急上昇』が大発生」(現代ビジネス11月15日7:04配信)と伝えられたことなどが買い要因になったとみられている。

 「『地価の急上昇』が大発生」は大げさな表記の印象だが、北海道・富良野市の事例や東京都内でのマンション高騰現象などに注目し、訪日観光客の急増やアジア地域の情勢変化とともに、地価急上昇の素地が着々と整っていると指摘する。マーチャント・バンカーズの不動産事業は、保有物件の売却により利益を確保しながら、積極的に好利回りの確保できる都市部のマンションの取得を行い、ポートフォリオを強化していく方針のため、このところの地価動向が追い風になることは確かなようだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:54 | 材料でみる株価

アクリートが急激に出直りストップ高、IoTエッジデバイス開発ベンチャーへの出資・提携など好感の様子

■第3四半期決算は減益だったが売上高は18%増加

 アクリート<4395>(東証グロース)は11月15日、急激に出直る相場となり、午前10時過ぎにストップ高の691円(100円高、17%高)まで上げ、約半月ぶりに600円台を回復している。SMS(ショートメッセージ)配信事業などを行い、14日の夕方に発表した第3四半期決算(2024年1〜9月・累計、連結)は各利益とも前年同期比24%前後の減益だったが、売上高は18%増加。同時にIoTエッジデバイス開発ベンチャー企業・株式会社スクーミー(山梨県甲府市)との資本業務提携も発表し、買い材料視されている。

 発表によると、資本業務提携するスクーミー社は、誰でも簡単にハードウェアとソフトウェアを組み合わせてDXできるIoTエッジデバイス「SchooMy(スクーミー)」を開発し、既に全国の高校90校以上に導入され、生徒のIT・デジタル教育を担うツールとして非常に期待されている。スクーミー社が販売する商品(SchooMy、SchooMy SPOT、関連するプロダクト等)の日本を含むアジア地域における総販売代理店になるとともに、スクーミー社の普通株式1000株を取得し、発行済み株式の8.3%を保有する。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:57 | 材料でみる株価