[材料でみる株価]の記事一覧
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記事一覧 (04/19)クリングルファーマが逆行高、筋萎縮性側索硬化症に関する東北大との治験に期待強まる
記事一覧 (04/19)明治HDは後場一段と強含む、本業好調でチョコレートの健康効果のテレビ放送も材料視
記事一覧 (04/19)INPEXなど石油株が急反発、イスラエルがイラン攻撃と伝わり原油相場が急動意
記事一覧 (04/19)重松製作所や細谷火工など急動意、「イランの空港で爆発音」と伝えられる
記事一覧 (04/19)東京ボード工業は続伸し出直り強める、「炭素固定」のSDGs関連株で評価不足の見方
記事一覧 (04/18)鉄鋼株が後場一段と上げる、中国製の鉄鋼とアルミの関税を米国が3倍にと伝えられ競争力を増す期待、神鋼商事も高い
記事一覧 (04/18)日本マイクロニクスは次第に切り返し出直り強める、米政府がマイクロン・テクノロジーに60億ドル(9200億円)規模の補助金とされ関連株に期待
記事一覧 (04/18)藤田観光が高値に向け出直る、「訪日客、初の300万人超」など好感、今期は5期ぶりに復配を予定
記事一覧 (04/18)イオンファンタジーは7日ぶり反発基調、オンラインクレーンゲームの新景品19日展開、月次好調も再評価
記事一覧 (04/18)デサントが7日ぶりに反発、夏の日差し近赤外線を防ぐ独自開発の新素材製品に注目集まる
記事一覧 (04/18)ツルハHDは4日ぶり反発基調、統合協議のウエルシアHDトップ辞任で予想分かれる
記事一覧 (04/17)アエリアはポニーキャニオンとの共同展開などに注目集まり後場一段高、民泊事業も再認識
記事一覧 (04/17)アジャイルメディア・ネットワークが急伸、明治HD製品のアンバサダープログラム運営を支援、あらためて注目集まる
記事一覧 (04/17)ベクターHDは23%高急伸、新株発行の「希薄化率」23%でも株価下げず注目強まる
記事一覧 (04/17)川崎汽船が5%高、カタールとのLNG長期契約など材料視、海運大手の中で値上がり目立つ
記事一覧 (04/17)トリケミカル研究所の反発目立つ、新工場の概要を発表、竣工は2025年3月、期待が再燃
記事一覧 (04/17)ネオジャパンは再び一段高、業績拡大傾向に加え価格改定を発表し期待強まる
記事一覧 (04/16)オープンワークは後場一段高、「従業員クチコミレポート」の提供を開始、期待強い
記事一覧 (04/16)ヤクルト本社が後場一段高、「国立長寿医療研究センター」の研究に参画、3日続伸
記事一覧 (04/16)ダイヤモンドエレクトリックHDが急伸、「超高エネルギー点火システム開発」に注目集まる
2024年04月19日

クリングルファーマが逆行高、筋萎縮性側索硬化症に関する東北大との治験に期待強まる

■研究開発費に占める割合は軽微

 クリングルファーマ<4884>(東証グロース)は4月19日、6%高の600円(36円高)まで上げて4日ぶりに600円台を回復し、後場も590円をはさんで堅調に売買されている。同日朝、筋萎縮性側索硬化症(ALS)を対象とする第2相臨床試験について発表し、次相試験のデザイン策定に重要な情報が得られることが期待されるとし注目されている。

 このほど、東北大学と、筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者に対して組換えヒトHGFタンパク質製剤を投与する第U相臨床試験(医師主導治験、以下「本治験」)の追加解析として、検体試料のバイオマーカー解析に関する共同研究契約を締結した。本治験が業績へ与える影響について、研究開発費に占める割合は軽微とした。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:50 | 材料でみる株価

明治HDは後場一段と強含む、本業好調でチョコレートの健康効果のテレビ放送も材料視

■18日放送の「トリセツショー」(NHK総合)で高カカオチョコの効果など採り上げられる

 明治HD(明治ホールディングス)<2269>(東証プライム)は4月19日の後場、一段と強含んで始まり、東証プライム1652銘柄のうち1533銘柄が値下がり(13時現在)する中で3432円(36円高)まで上げて逆行高となっている。カカオポリフェノールで健康を応援する「高カカオ習慣」キャンペーンを6月下旬まで展開するなど、チョコレートの効果を積極的にPRしており、昨18日にNHK総合テレビが放送した「あしたが変わるトリセツショー」でチョコレートの健康効果や料理への活用事例などが採り上げられたことを受けて買い材料視する動きがあるようだ。

 業績は本業レベルが好調で、4月9日に今期・2024年3月期の連結業績予想のうち売上高と営業利益の見通しを増額発表した。経常利益は下方修正したが、これは中国で牧場を運営する持分法適用関連会社が減損損失を計上することになったため。主事業は「幅広いカテゴリーで価格改定効果が発現したことに加え、各種経費が当初想定していた水準を下回って推移」(発表リリースより)したことなどが寄与した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:33 | 材料でみる株価

INPEXなど石油株が急反発、イスラエルがイラン攻撃と伝わり原油相場が急動意

■NYの時間外取引で原油先物が85ドル台に上昇と伝えられ買い材料視

 INPEX<1605>(東証プライム)は4月19日、急反発となり、前引けにかけて2490.5円(117.5円高)まで上げて昨18日までの4日続落から大きく切り返している。午前10時半頃からイスラエルがイランの空港にミサイル攻撃と伝えられ、原油相場が急伸とのことで買い材料視された。

 「NYMEXの時間外取引で原油先物相場が急伸し(中略)期近の5月物は一時、前日比2.78ドル高い85.51ドルまで上昇した」(日経速報ニュース)と伝えられた。石油資源開発<1662>(東証プライム)なども急動意となっている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:36 | 材料でみる株価

重松製作所や細谷火工など急動意、「イランの空港で爆発音」と伝えられる

■イスラエルが攻撃のもよう、海運株も高い

 重松製作所<7980>(東証スタンダード)は4月19日、午前10時半頃から次第高となり、11時を過ぎて776円(21円高)と約3週間ぶりに770円台を回復して出直っている。「イスラエルのミサイル、イランの拠点直撃、空港で爆発音」(ロイターニュース4月19日午前11:11)と伝えられており、軍需関連株として注目が強まった。細谷火工<4274>(東証スタンダード)なども動意を強めている。日本郵船<9101>(東証プライム)などの海運株も高い。

「イランのファルス通信は、中部イスファハンの空港で爆発音が聞かれたと報道。現時点で理由は不明としている」などと伝えられた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:22 | 材料でみる株価

東京ボード工業は続伸し出直り強める、「炭素固定」のSDGs関連株で評価不足の見方

■一部には仮設住宅用などの災害対策需要が活発と注目強める様子も

 東京ボード工業<7815>(東証スタンダード)は4月19日、続伸一段高となり、午前10時を過ぎては22%高の1235円(221円高)まで上げて約1週間ぶりに1200円台を回復し、出直りを強めている。パーティクルボードなどの住宅用資材を手掛け、積極的なリサイクル材料の活用が脱炭素・SDGs関連株として環境投資ファンドなどから注目されているもよう。また、このところは仮設住宅向けの需要が活発化との見方も出ているもようで、材料株妙味があるようだ。

 同社の「E・V・Aボード」は、「ほぼ100%木質廃棄物を原材料」(ホームページより)とする「マテリアルリサイクル」製品。廃材を消却せず再利用するため、大気中にCO2を放出することがなく、ボードの中にCO2を閉じ込める形で「炭素固定」ができる。調査筋の中には、もっと注目されていい銘柄との評価も出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:36 | 材料でみる株価
2024年04月18日

鉄鋼株が後場一段と上げる、中国製の鉄鋼とアルミの関税を米国が3倍にと伝えられ競争力を増す期待、神鋼商事も高い

■トランプ政権時代に始まった措置とされ大統領選後も好環境が続く可能性

 4月18日後場の東京株式市場では、鉄鋼株が一段と上げて始まり、神戸製鋼所<5406>(東証プライム)は取引開始後は1.9%高の1915.0円(35.0円高)まで上げ、日本製鉄<5401>(東証プライム)は1.6%高、JFEホールディングス<5411>(東証プライム)は前場の高値を抜いていないが0.2%高と強含んでいる。「米政府は17日、中国製の鉄鋼とアルミにかけている制裁関税を3倍の20%超に引き上げると発表した」(日本経済新聞4月18日付朝刊)と伝えられ、日本の鉄鋼メーカーの製品が相対的に競争力を増すとの期待が強まっている。東京製鐵<5423>(東証プライム)大阪製鐵<5449>(東証スタンダード)神鋼商事<8075>(東証プライム)も高い。

 報道によると、この制裁関税の引き上げは、「バイデン米大統領が17日(日本時間18日未明)、東部ペンシルベニア州ピッツバーグの全米鉄鋼労働組合(USW)で演説して表明する」「トランプ前政権時代の2018年から始まった措置で、バイデン米政権下で期限を迎えた22年以降も継続した」。このため、米国の大統領選でトランプ氏が勝利した場合でも、鉄鋼株にとっては好環境が続くとの期待が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:15 | 材料でみる株価

日本マイクロニクスは次第に切り返し出直り強める、米政府がマイクロン・テクノロジーに60億ドル(9200億円)規模の補助金とされ関連株に期待

■半導体関連株はASMLの四半期決算を受け重いが次第に回復

 日本マイクロニクス<6871>(東証プライム)は4月18日、小安く始まったあと次第に切り返す相場となり、午前11時を過ぎては6%高の7560円(450円高)まで上げ、約3週間前につけた高値8940円に向けて出直りを強めている。ブルームバーグニュースの報道として、米政府が米マイクロン・テクノロジーに60億ドル(9200億円)規模の補助金を与えるもようと伝えられており、米半導体産業の拡大、その恩恵などに連想が広がり、関連銘柄として注目が強まった。

 18日の半導体関連株は、世界的大手ASML(オランダ)の四半期決算を受けて続落模様で始まる銘柄が目立ったが、レーザーテック<6920>(東証プライム)などが次第に持ち直して小高くなるなど堅調な銘柄が目立っている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:41 | 材料でみる株価

藤田観光が高値に向け出直る、「訪日客、初の300万人超」など好感、今期は5期ぶりに復配を予定

■前12月期は営業・経常利益が4期ぶり黒字、業績回復期待強い

 藤田観光<9722>(東証プライム)は4月18日、4日ぶりの反発基調となり、午前10時過ぎに6%高の7280円(420円高)まで上げて約1週間前につけた2008年以来の高値7910円に向けて出直っている。「訪日客、初の300万人超、3月『コト消費』円安で沸く」(日本経済新聞4月18日付朝刊)とインバウンド(訪日観光客)の増加が伝えられており、追い風として期待が再燃した。

 12月決算(2023年12月期・連結)は売上高が前期比47%も増加し、各利益とも前期比で黒字に転換、営業・経常利益は4期ぶりの黒字となった。今期・24年12月期は各利益とも反落減の見込みとしたが、黒字は継続の予想で、配当は19年12月期以来5期ぶりに復活する予定とした。業績回復への期待は強いようだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:38 | 材料でみる株価

イオンファンタジーは7日ぶり反発基調、オンラインクレーンゲームの新景品19日展開、月次好調も再評価

■各ブランドや店舗ごとだった「LINEアカウント」をひとつに集約し発信力拡大

 イオンファンタジー<4343>(東証プライム)は4月18日、次第に値を上げて午前10時前には6%高の2250円(133円高)前後で売買され、17日までの6日続落からの反発を強めている。17日にファッションブランド「GYDA」のキャラクター「GYDA BUNNY」やロゴデザインをあしらった限定カプセルトイ用商品の5月開始を発表した上、4月19日からは、TVアニメ「五等分の花嫁∬」の描き下ろしイラストを使用した限定フィギュアをオンラインクレーンゲーム「モーリーオンライン」のプライズゲーム用景品として新展開すると発表済みで、期待材料視されている。

 15日に開示した3月の売上概況「月次売上高の前年比状況(国内事業)」は、既存店が前年同月比18.1%増加し、全店も同19.8%増加した3月21日から、これまでストアブランドや店舗で個別に運用をしていた「LINEアカウント」をひとつに集約させ、「イオンファンタジーLINE公式アカウント」を開始した。これにより、同社のサービスやクーポンを幅広く案内することが可能になった。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:09 | 材料でみる株価

デサントが7日ぶりに反発、夏の日差し近赤外線を防ぐ独自開発の新素材製品に注目集まる

■プレミアムスポーツウェアカテゴリー『PRO(プロ)』から2024年春夏コレクション

 デサント<8114>(東証プライム)は4月18日、反発基調で始まり、取引開始後は8%高の3265円(235円高)まで上げ、17日までの6日続落から大きく切り返している。16日付で、「プレミアムスポーツウェアカテゴリー『PRO(プロ)』より2024年春夏コレクション第3弾Schematech SOLAR BLOCK(スキーマテック ソーラーブロック)」シリーズを公式通販(オンライン)にて同日新発売と発表しており、業績への寄与などに期待が強まっている。

 発表によると、新製品では、夏の屋外スポーツシーンでパフォーマンスを妨げる一因となるのは、太陽光による「熱」や「日焼け」のため、その影響を軽減できないかとの想いから、自社研究開発拠点「DISC OSAKA(以下DISC)」で太陽光、中でもジリジリとした熱さの原因となる「近赤外線(NIR)」をカットできる素材「SUNSCREEN(サンスクリーン)」を使用した生地を独自開発した。独自開発した生地は、「ウェア内の温度上昇を抑え、−3℃差のクーリング機能を発揮。未着用時に比べて50倍以上の時間日焼けを防止する効果があるUPF50+も備えている」という。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:36 | 材料でみる株価

ツルハHDは4日ぶり反発基調、統合協議のウエルシアHDトップ辞任で予想分かれる

■週刊新潮は「『ウエルシア』社長が『取引先』中国人女性と『危険な情事』」と

 ツルハHD(ツルハホールディングス)<3391>(東証プライム)は4月18日、1万50円(50円安)で始まった後1万125円(25円高)と切り返し、4日ぶりの反発基調となっている。経営統合に向けた協議を検討する相手のウエルシアHD(ウエルシアホールディングス)<3141>(東証プライム)が17日に代表取締役社長松本忠久氏の辞任を発表し、経営統合に向けた風向きが変わる可能性を含めて先行きの予想が分かれているようだ。ウエルシアHDの株価も高い。

 ウエルシアHDの社長辞任の理由は、「私生活において不適正な行為があり弊社の信用を傷つけるものであると判断したため」(発表リリースより)で、「週刊新潮」の最新号(4月18日発売)は「『ウエルシア』社長が『取引先』中国人女性と『危険な情事』」との記事を掲載している。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:17 | 材料でみる株価
2024年04月17日

アエリアはポニーキャニオンとの共同展開などに注目集まり後場一段高、民泊事業も再認識

■近未来おもてなしアドベンチャー『18TRIP(エイティーントリップ)』始動

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 アエリア<3758>(東証スタンダード)は4月17日、続伸基調となり、後場は370円(24円高)まで一段と強含んで出直りを強めている。16日付で、連結子会社リベル・エンタテインメントが株式会社ポニーキャニオンと共同で開発中の近未来おもてなしアドベンチャー『18TRIP(エイティーントリップ)』について、4月15日から東京・愛知・大阪・福岡の大型ビジョンでプロモーションムービーを放映するとともに、大阪・阪急梅田駅にて広告を掲出したことなどを発表し、期待が強まる相場になっている。

 16日付では、もう一本、連結子会社トータルマネージメントの国内旅行者・訪日外国人旅行者向け大阪市特区民泊、「エポックイン心斎橋」(大阪府大阪市西区)が年3月25日にオープンしていると発表し、民泊事業についても改めて注目されている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:32 | 材料でみる株価

アジャイルメディア・ネットワークが急伸、明治HD製品のアンバサダープログラム運営を支援、あらためて注目集まる

■「こだわりレシピ、合うお酒」などなど、スマートチーズの魅力発信を「お手伝い」

 アジャイルメディア・ネットワーク<6573>(東証グロース)は4月17日、次第高となって急伸し、後場寄り後は一段と上げて33%高の183円(45円高)をつけ、下値もみ合い相場から再び出直っている。同日付で、ブランドのファン育成・活性化の事例として、明治HD(明治ホールディングス)<2269>(東証プライム)の『明治北海道十勝スマートチーズ スマチー部「世界最速!先行試食会」』の紹介リリースを発表し、あらためて注目されている。

 リリースによると、「スマートチーズアンバサダースマチー部」は、明治HDの株式会社明治が企画展開しているアンバサダープログラムで、「おいしい食べ方、こだわりレシピ、合うお酒」などなど、スマートチーズの魅力を発信していただけるファンである「スマチー部員」を募集し、商品に関する限定キャンペーン・イベントやモニターなどの活動を展開している。アジャイルメディア・ネットワークは、「スマチー部」運営のお手伝いをしている。

 AMNは『個の力を最大化し、“小さな経済”を成長させる』をミッションに、ブランドの熱心なファンを「アンバサダー」と定義し、ファン育成・活性化を通じて製品/サービスのマーケティング活動を推進する、アンバサダーマーケティング事業を展開している。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:32 | 材料でみる株価

ベクターHDは23%高急伸、新株発行の「希薄化率」23%でも株価下げず注目強まる

■第三者割当でシンガポール企業が1位株主に、期待や思惑が膨らむ

 ベクターHD(ベクターホールディングス)<2656>(東証スタンダード)は4月17日、急伸相場となり、34%高の163円(41円高)まで上げた後も23%高の150円台で売買され、このところの下値もみ合いから大幅に出直っている。12日にシンガポール企業を引受先とする第三者割当の新株式、新株予約権の発行を発表し、これによる「希薄化率」は23.38%としたが、通例に反して発表後の株価は下げずに底堅いため、調達資金による新事業への注力などに期待が強まったと見られている。

 また、「募集後の大株主」として、第三者割当先のシンガポール企業Seacastle Singapore Pte.Ltdが18.95%を保有し第1位になるとした。このため、海外から新たな資本が入る点で期待や思惑を膨らませる投資家もあるようだ。

 ベクターHDはSDGs(持続可能な開発目標)をテーマとした事業領域の開拓を推進しており、これらにより調達する資金は、誰でも自宅で気軽に継続的に実施できる効果的な運動代替セルフケアデバイス「e−Nudge(イーナッジ)」デバイスを開発する株式会社 INSURE TECH INDUSTRIES(東京都千代田区)と連携する新事業などに充当する予定とした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:42 | 材料でみる株価

川崎汽船が5%高、カタールとのLNG長期契約など材料視、海運大手の中で値上がり目立つ

■イランからのエネルギー調達に不透明感が漂う中で期待する様子が

 川崎汽船<9107>(東証プライム)は4月17日、次第に反発幅を広げる相場となり、午前10時30分にかけて5%高の2055.0円(97.0円高)まで上げ、海運大手株の中で値上がりが目立っている。4月初に世界最大のLNG生産者・カタール国営エネルギー会社QatarEnergyとLNG船の長期定期傭船契約を締結と発表しており、イランのイスラエル攻撃を受けてイランからのエネルギー調達に不透明感が漂っている中で、注目材料として期待する動きがあるようだ。

 株価判断としては、10日、みずほ証券が目標株価を167円引き上げて2100円に見直したと伝えられた。同証券は、同時に日本郵船<9101>(東証プライム)の目標株価は300円引き上げて4100円に引き上げたが、商船三井<9104>(東証プライム)の株価は400円引き下げて4300円に見直したと伝えられた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:48 | 材料でみる株価

トリケミカル研究所の反発目立つ、新工場の概要を発表、竣工は2025年3月、期待が再燃

■操業は25年前半、次世代半導体用新規エッチング材料など生産

 トリケミカル研究所<4369>(東証プライム)は4月17日、次第に反発幅を広げる相場となり、午前10時にかけて5%高の4500円(195円高)まで上げた後も150円高前後で売買され、出直りを強めている。半導体製造に用いられる高純度化合物を開発・製造し、15日に新工場建設に関する設計及び建築工事の概要を決定したと発表し、期待が再燃している。

 新工場は、2022年12月に山梨県南アルプス市に建設する計画を明らかにしていた。今回は、竣工予定が2025年3月になること、操業予定は2025年前半になること、生産品目は次世代半導体用新規エッチング材料・CVD材料等になること、などを明らかにした。建設資金は自己資金でまかない、投資額は約90億円、うち、土地及び建物約40億円、設備及び機器等約50億円(2027 年1月まで)とした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:21 | 材料でみる株価

ネオジャパンは再び一段高、業績拡大傾向に加え価格改定を発表し期待強まる

■グループウェア『desknet’s NEO』最新版の投入も期待要因に

 ネオジャパン<3921>(東証プライム)は4月17日、再び一段高となり、取引開始後は12%高の1477円(154円高)まで上げ、4日ぶりに昨年来の高値を更新し、2022年10月以来の高値に進んでいる。16日にグループウェア『desknet’s NEO』のクラウド版に関する価格改定を発表し、業績への寄与が期待されている。3月下旬には『desknet’s NEO』最新バージョン発表や、米社とのサブライセンス契約によるAI VoC(Voice of Customer)サービス開始を発表。株価は4月5日頃から動意を強めている。

 業績は拡大傾向で、2024年1月期の連結営業利益は12億96百万円(前期比4.5%増)、今期・25年1月期は16億05百万円(同23.8%増)を見込む。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:40 | 材料でみる株価
2024年04月16日

オープンワークは後場一段高、「従業員クチコミレポート」の提供を開始、期待強い

■情報プラットフォーム『OpenWork』に掲載されたクチコミをAIで分析・スコア化

 オープンワーク<5139>(東証グロース)は4月16日の後場一段高となり、13時40分にかけて14%高の730円(92円高)まで上げ、前日比で反発幅を拡大。約2週間ぶりに700円台を回復している。15日付で「従業員クチコミレポートの提供を開始」と発表しており、新事業への期待が強まっている。

 発表によると、転職・就職のための情報プラットフォーム『OpenWork』に掲載されたクチコミをAIで分析・スコア化し、企業の組織風土を可視化する「従業員クチコミレポート」の提供を開始した。信用リスク・企業分析に優れた株式会社クレジット・プライシング・コーポレーションと共同で開発した。

 先の決算発表によると、「OpenWork」サービスは、2023年12月末時点で約7万社、約1620万件の社員クチコミデータが掲載され、登録ユーザー数は約605万人。また、「OpenWorkリクルーティング」サービスは同時点で契約社数(登録エージェント企業数含む)は約2830社、累計Web履歴書登録数(社会人・学生)は約101万件となった。2024年2月期の業績は営業利益が前期比40.0%増加し、今期は16.8%の増加を見込む。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:19 | 材料でみる株価

ヤクルト本社が後場一段高、「国立長寿医療研究センター」の研究に参画、3日続伸

■腸内細菌叢と認知機能や睡眠状態との関係性の解明めざす

 ヤクルト本社<2267>(東証プライム)は4月16日の後場一段と強い相場と13時30分にかけて3059円(101円高)まで上げて3日続伸基調の出直り継続となっている。会社側発表の期待材料としては、12日に国立研究開発法人の国立長寿医療研究センターのヘルシーエイジング社会の実現に向けた長期縦断疫学研究への参画を発表しており、新種製品開発への応用などに期待が強まっているようだ。

 国立研究開発法人国立長寿医療研究センターが実施する「東浦研究」に参画し、乳酸菌摂取が高齢者の脳やからだの健康に果たす役割を解明することを目的とした共同研究を新たに開始した。乳酸菌の摂取が高齢者の認知機能や睡眠に及ぼす影響や、腸内細菌叢と認知機能および睡眠状態との関係性の解明を目指す。共同研究は2027年度末までの期間を予定し、その中で得られた情報は予防医学に基づく乳酸菌摂取の生理的意義の解明に役立てられる。その成果をもとに、商品やサービスを通じて健康長寿の実現に貢献していくとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:57 | 材料でみる株価

ダイヤモンドエレクトリックHDが急伸、「超高エネルギー点火システム開発」に注目集まる

■「体積当たり出力エネルギー世界最大」

 ダイヤモンドエレクトリックHD(ダイヤモンドエレクトリックホールディングス)<6699>(東証プライム)は4月16日、次第高となって上げ幅を広げ、午前11時にかけては15%高の850円(110円高)まで上げて急伸相場となっている。同日付で、「超高エネルギー点火システム開発<体積当たり出力エネルギー世界最大に>」と発表し、注目されている。全体相場が大きく下押していることもあり、目先資金は材料株へのシフトを強める様子がある。
 
 持株傘下のダイヤゼブラ電機株式会社が、アンモニアなど燃焼し難い燃料を安定燃焼させる事が可能な超高エネルギー点火システムの試作品を完成させた。従来のガソリンなどに対し、アンモニアのような燃焼し難い燃料を安定燃焼させる為のファクターの1つとして、点火系には非常に高いエネルギーの火花放電が求められており、本点火システムは、超高エネルギー出力化とエンジン搭載可能なサイズへの小型化を両立し、体積当たりの出力エネルギーは世界最大になるとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:23 | 材料でみる株価