[材料でみる株価]の記事一覧
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記事一覧 (02/28)すららネットが再び急伸、小中高の一斉休校要請うけ家庭学習に注目集まる
記事一覧 (02/28)小中高校の一斉休校を受けライクキッズネクストやJPホールディングスが逆行高
記事一覧 (02/27)JMACSがストップ高、「非接触サイネージ」が注目される
記事一覧 (02/27)ファンデリーは健康食の宅配が不用不急の外出を控える動きに乗り出直り強める
記事一覧 (02/27)スプリックスは「在宅学習サービス」開始など注目され大きく反発
記事一覧 (02/27)タクミナは朝安の後大きく切り返す、「殺菌」向けポンプなど注目される
記事一覧 (02/27)ミズホメディーが出直り強める、新型コロナウイルス検査など材料視
記事一覧 (02/26)メイテックは後場一段と強含む、自己株式の消却が好感される
記事一覧 (02/26)チャットワークが戻り高値、ビジネスチャットツールがテレワークに寄与と注目強まる
記事一覧 (02/26)キョーリン製薬HDが高い、15分で新型コロナウイルス検出する検査機器が注目される
記事一覧 (02/26)キヤノンが大きく反発、自社株買いを発表し好感される
記事一覧 (02/26)理研ビタミンが大きく反発、3月末の株式分割など好感される
記事一覧 (02/26)サニックスが5日続伸、ビル消毒作業の需要増などに期待膨らむ
記事一覧 (02/25)システムサポートは朝安のあと大きく切り返す、増配・株式分割など注目される
記事一覧 (02/25)リプロセルが続伸し戻り高値、再生医療製品の臨床試験など注目される
記事一覧 (02/25)セグエグループが連日大幅高、テレワークソリューションが注目される
記事一覧 (02/25)メドレーは「クラウド診療支援システム」など注目され上場来の高値
記事一覧 (02/25)丸山製作所の出直り継続、薬剤散布機などの環境衛生製品が注目される
記事一覧 (02/25)富士フイルムHDは逆行高だが全体相場を見て退避心理を注視
記事一覧 (02/21)大幸薬品は社長が一部売却と伝えられて相場冷やされ最高値から2割強下げる
2020年02月28日

すららネットが再び急伸、小中高の一斉休校要請うけ家庭学習に注目集まる

■子供に読書習慣など身につきやすい住宅をケイアイスター不と取り組む

 すららネット<3998>(東マ)は2月28日、再び上値を追い、取引開始後に15%高の7370円(980円高)まで上げて同26日につけた高値7480円に迫っている。

 オンライン学習に関する事業を展開する。新型コロナウイルスの流行を受け、首相が全国の小中高校の一斉休校を要請したため、家庭学習にかかわる需要増加などへの期待が再燃した。

 同社は、2019年夏にデザイン住宅建築分譲などのケイアイスター不動産<3465>(東1)と提携し、子供に読書習慣などが身につきやすい生活のできる住宅の設計開発などに協力している。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:40 | 材料でみる株価

小中高校の一斉休校を受けライクキッズネクストやJPホールディングスが逆行高

■日経平均が700円安と下げ幅を広げる中で逆行高

 ライクキッズネクスト<6065>(東1)は2月28日、急反発で始まり、取引開始後に19%高の895円(144円高)まで上げて東証1部の値上がり率トップに躍り出た。日経平均は700円安と下げ幅を広げている。

 保育所の運営や企業内保育の受託などを行い、首相が全国の小中高校の一斉休校を要請したことを受け、連想や期待が集中した。  反発基調となり、2179円(112円高)まで上げた後も2100円台で堅調に推移している。

 また業界最大手のJPホールディングス<2749>(東1)も取引開始後の270円(10円安)を下値に281円(1円高)と切り返している。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:22 | 材料でみる株価
2020年02月27日

JMACSがストップ高、「非接触サイネージ」が注目される

■アスカネットは同じく非接触のタッチパネルを実用化中

 JMACS<5817>(東2)は2月27日の前場、10時頃から急伸し、ストップ高の536円(70円高)となった。電線業界の中のニッチ製品を手がけるほかソリューション事業などを行うが、新型コロナウイルスの流行を受け、「非接触サイネージシステム」に注目して手掛ける動きがあるようだ。

 「非接触サイネージシステム」は、空中に浮かんだ映像を操作可能な未来型インターフェースで、第6回ウェアラブルEXPO(2020年2月12〜14日、東京ビックサイト)に出展した。指先が接触せずに映像を操作するため、接触によるウイルス感染を防ぐことができる。

 一方、アスカネット<2438>(東マ)は、同じく非接触でイメージを直感的に操作可能なタッチパネルを「ファインテックジャパン」(19年12月)に出展し、衛生関係の分野からも注目を集めた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:37 | 材料でみる株価

ファンデリーは健康食の宅配が不用不急の外出を控える動きに乗り出直り強める

■食事療法を行っている人などに合わせた健康食で他と一線を画す

 ファンデリー<3137>(東マ)は2月27日の前場、1115円(99円高)まで上げて出直りを強め、2月10日以来の1100円台復帰となった。健康食の宅配事業を主力とし、新型コロナウイルスの流行を受けて不用不急の外出を控える場合に宅配が便利との見方で注目されている。

 栄養士・管理栄養士の監修により、食事療法などの栄養コントロールを行っている人などに合わせた食事を調製して提供している。医療機関や調剤薬局などを通じて配布する通販カタログ「ミールタイム」、そのインターネット版などを通じたサービスを行っている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:41 | 材料でみる株価

スプリックスは「在宅学習サービス」開始など注目され大きく反発

■新型コロナウイルス流行し春休み延長や休校が増え注目される

 スプリックス<7030>(東1)は2月27日、大きく反発し、10時30分にかけて一時14%高の1063円(129円高)まで上げて出来高も増加している。

 東京・池袋を発祥に小中高校生向けの「森塾」などを展開し、26日付で「『自立学習RED』における『在宅学習サービス』」開始のお知らせ」を発表。このところ、新型コロナウイルスの流行を受けて小中学校などで春休みの延長や休校に踏み切るところが増えているため、代替需要などに期待する様子がある。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:56 | 材料でみる株価

タクミナは朝安の後大きく切り返す、「殺菌」向けポンプなど注目される

■「精密ポンプのリーディングカンパニー」を掲げる

 タクミナ<6322>(東2)は2月27日、取引開始後の1562円(15円安)を下値に切り返し、9時30分にかけては1618円(41円高)と出直っている。

 「精密ポンプのリーディングカンパニー」を掲げ、流体ソリューション活用分野の中に「医薬・化粧品」や「殺菌」、「化学・バイオ」があり、浄水場や医食関連工場などでの需要に期待する様子がある。前期・19年3月期に最高益を更新し、今期は反落含みの予想としている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:42 | 材料でみる株価

ミズホメディーが出直り強める、新型コロナウイルス検査など材料視

■数日前まで続落模様だったため出遅れ感が強い様子

 ミズホメディー<4595>(東2)は2月27日、取引開始後に6%高の2205円(118円高)まで上げ、2日続伸基調で出直りを強めている。インフルエンザウイルス検査薬などの感染症検査で知られ、新型コロナウイルスの検査作業が全国で急増していることなどが材料視されている。

 数日前まで1ヵ月近く続落模様だったため、出遅れ感が強いようだ。今期・2020年12月期の業績予想は、「現時点で合理的な業績予想の算定が困難であると判断したため」(決算短信)開示していない。しかし、それだけに、いい予想値が出た場合の期待が大きいとの見方も出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:25 | 材料でみる株価
2020年02月26日

メイテックは後場一段と強含む、自己株式の消却が好感される

■発行株数の1.02%(30万株)を3月31日付で消却

 メイテック<9744>(東1)は2月26日の後場、一段と強含み、13時にかけて5430円(100円高)まで上げて反発基調を強めている。25日の取引終了後、自己株式の消却を発表し、注目されている。

 発行済株式総数の1.02%に相当する30万株を3月31日付で消却すると25日に発表した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:43 | 材料でみる株価

チャットワークが戻り高値、ビジネスチャットツールがテレワークに寄与と注目強まる

■資生堂は8000人規模、電通は5000人規模でと伝わる

 Chatwork(チャットワーク)<4448>(東マ)は2月26日、12%高の1122円(116円高)まで上げて戻り高値を更新し、後場寄り後も強い相場を続けている。ビジネスチャットツール「Chatwork」などを提供し、在宅勤務・テレワークにつながる銘柄として注目されている。

 新型コロナ肺炎の流行を受け、在宅勤務・テレワークを実施する事業体は増えており、電通グループ<4324>(東1)は25日付で「汐留電通本社ビルに勤務する全従業員を対象に、2月26日から在宅リモートワークを実施」と発表した。5000名規模になるという。また、26日には、資生堂<4911>(東1)も「約8000人がテレワーク、接客の美容部員は対策を徹底」(NHKニュースWEB2020年2月26日11時16分)と伝えられた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:11 | 材料でみる株価

キョーリン製薬HDが高い、15分で新型コロナウイルス検出する検査機器が注目される

■国会のニュース映像に杏林製薬の装置が映ったとされて話題に

 キョーリン製薬ホールディングス(キョーリン製薬HD)<4569>(東1)は2月26日、反発基調となり、2179円(112円高)まで上げた後も2100円台で堅調に推移している。

 25日の国会で、現在は4〜6時間かかる新型コロナウイルスの検出を15分前後に大幅短縮する検査機器を産業技術総合研究所が開発したと経産省の担当者が説明したもよう。

 これが25日夜のNHKニュースで報道され、「同報道の映像資料で紹介された機器は、杏林製薬のマイクロ流路型遺伝子定量装置『GeneSoC(ジーンソック)』。キョーリンの発表資料によると、昨年11月に発売を開始したジーンソックは5−15分程度で試料中のターゲット遺伝子を同定できるとしている」(ブルームバーグニュース2020年2月26日10:04)と伝えられ、注目された。

 このブルームバーグニュースは、同時に、キヤノン<7751>(東1)グループのキヤノンメディカルシステムズが25日付で、新型コロナウイルス感染症の診断法開発研究に参画し、迅速診断キットの開発を開始したとの発表にも触れた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:09 | 材料でみる株価

キヤノンが大きく反発、自社株買いを発表し好感される

■2月26日から5月27日まで実施

 キヤノン<7751>(東1)は2月26日、大きく反発し、取引開始後に2789.0円(65円高)まで上げて出直っている。25日の取引終了後、自己株式の取得(自社株買い)を発表し、注目されている。

 自社株買いは、自己株式を除く発行済株式総数の1.8%に相当する1920万株、または取得総額500億円を上限として、2月26日から5月27日まで実施する。

 なお、前回の自社株買いは19年5月10日から7月31日まで実施し、開始から9営業日で相当量を買い付けて終了宣言している。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:07 | 材料でみる株価

理研ビタミンが大きく反発、3月末の株式分割など好感される

■今期は3割増益の見込みで業績好調、一転、買い直される様子

 理研ビタミン<4526>(東1)は2月26日、大きく反発し、取引開始後に3930円(120円高)まで上げて出直っている。25日の夕方に株式分割を発表し、買い直される展開になっている。

 2020年3月31日(火)を基準日として、同日最終の株主名簿に記載または記録された株主の所有する普通株式を1株につき2株の割合をもって分割すると発表した。
 
 第3四半期連結決算(2019年4〜12月・累計)は営業利益が前年同期比25%増加し、純利益も同29%増加するなど好調だった。3月通期の業績予想は据え置いたが、営業利益は前期比36%増を想定するなど、全般V字型の回復になる。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:47 | 材料でみる株価

サニックスが5日続伸、ビル消毒作業の需要増などに期待膨らむ

■第3四半期決算は大幅増益、通期予想を増額

 サニックス<4651>(東1)は2月26日も上値を追って始まり、取引開始後に9%高の456円(36円高)まで上げて5日続伸基調となっている。シロアリ防除で知られるが、消毒作業サービスなども行い、新型コロナ肺炎の流行にともなうビル消毒作業の需要増加などに期待が膨らんでいる。

 第3四半期決算(2019年4〜12月・累計)は営業利益が前年同期の2.3倍になり、3月通期の予想を増額修正した。業績が好調なため好材料に乗りやすい面がある。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:29 | 材料でみる株価
2020年02月25日

システムサポートは朝安のあと大きく切り返す、増配・株式分割など注目される

■6月1日付で株式2分割を行い6月期末配当を増配、

 システムサポート<4396>(東1)は2月25日、朝寄りの8%安(265円安の3100円)を下値に切り返し、後場寄り後には2%高(75円高の3440円)まで上げて全体相場に逆行高となっている。

 第2四半期の連結決算が計画超の大幅増益となった上、6月期末配当の増配、6月1日付での株式2分割なども発表。増配・分割人気の強さを見せつけている。

 また、投資対象としては、在宅勤務・テレワーク関連株としての側面もあり、新型コロナウイルス肺炎の流行を受け、在宅勤務・テレワーク関連株としても注目されている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:03 | 材料でみる株価

リプロセルが続伸し戻り高値、再生医療製品の臨床試験など注目される

■大きく調整したが「相場の呼吸」は健全とされて注目再燃

 リプロセル<4978>(JQG)は2月25日の後場、10%高に迫る390円(34円高)で始まり、続伸基調となっている。前場は一時15%高の409円(53円高)まで上げる場面を見せて戻り高値に進んだ。

 同日朝、「再生医療製品『ステムカイマル』の第2相臨床試験における第一例目の被験者への投与開始」を発表し、注目集中となった。発表によると、治験実施医療機関は日本国内10ヵ所を予定しており、希少疾病用再生医療等製品に指定されているため、審査期間が通常よりも短縮されると見込んでいるという。

 このところは、大阪大学のiPS細胞シートによる心臓手術のニュースを契機に1月下旬から急伸し、2日連続ストップ高を交えて数日のうちに206円から475円まで2.3倍になった。その後は上げ幅の「3分の2押し」前後まで調整し、出直り基調に転じている。「3分の1押し」や「3分の2押し」「半値押し」などは、相場の呼吸にムリのない健全な調整メドとされている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:44 | 材料でみる株価

セグエグループが連日大幅高、テレワークソリューションが注目される

■新型コロナ肺炎を受け在宅勤務など働き方改革の分野も拡大

 セグエグループ<3968>(東1)は2月25日の前場、一段高となり、12%高の1082円(113円高)まで上げる場面を見せて昨年来の高値を連日更新した。

 ITセキュリティとITインフラ専門の企業グループで、新型コロナ肺炎の流行を受け、在宅勤務などの働き方改革向けテレワークソリューション「RevoWorks」(主要事業会社ジェイズ・コミュニケーションが自社開発)が注目材料視されている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:29 | 材料でみる株価

メドレーは「クラウド診療支援システム」など注目され上場来の高値

■新型コロナ肺炎の流行を機に注目度が高まる期待

 メドレー<4480>(東マ)は2月25日、一段高となり、10時40分にかけて8%高の1820円(133円高)まで上昇。2019年12月に上場して以来の高値に進んでいる。医療ITベンチャーとして「クラウド診療支援システムCLINICS」などを開発提供し、新型コロナウイルス肺炎の流行を機に注目度が高まる期待が出ている。

 12月決算で、2019年12月期の連結売上高の構成比はヘルスケア関連人材派遣などの「人材プラットフォーム事業」が8割を占めたが、「医療プラットフォーム事業」のクラウド診療支援システム「CLINICS」の利用先の医療機関は前期比22%増加して1180件を突破した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:01 | 材料でみる株価

丸山製作所の出直り継続、薬剤散布機などの環境衛生製品が注目される

■「街中を消毒して回る局面が訪れるかも」と想定し材料視する様子が

 丸山製作所<6316>(東1)は2月25日、2日続伸基調となり、10時を過ぎて1660円(28円高)前後で推移して出直りを継続している。薬剤散布機の大手で、新型コロナウイルス肺炎の流行を巡り、「韓国のように街中を消毒して回る局面が訪れるかもしれない」(市場関係者)といった想定から注目されている。

 同社HPの製品情報を見ると、「環境衛生・ビルメンテナンス関連商品」の中に、「モータセット動噴」「人力防除機」「メンテナンススプレー」などがあり、各々に「室内での使用にも適します」「女性でも軽快に消毒作業ができます」「食品工場機器の洗浄と消毒、防疫メンテナンスなどに使用できます」などとある。

 第1四半期(10〜12月)の業績は前年同期比で赤字が大きく改善し、株価は1月下旬から2月中旬にかけて大幅高。直近はその上げ幅の「3分の1押し」前後の調整から出直りに転じている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:27 | 材料でみる株価

富士フイルムHDは逆行高だが全体相場を見て退避心理を注視

■新型コロナ肺炎の治療に同社グループの新薬と伝わり注目される

 富士フイルムホールディングス(富士フイルムHD)<4901>(東1)は2月25日、逆行高で始まり、取引開始後に5890円(476円高)まで上げて約1ヵ月ぶりに上場来高値を更新した。

 新型コロナウイルス肺炎を巡り、「厚生労働相が22日、新型ウイルスの肺炎患者を対象に、新型インフルエンザ治療薬の投与を始めたと発表した」(日本経済新聞2020年2月23日付朝刊)と伝えられ、その治療薬が同社グループの富山化学工業の新型インフルエンザ薬「アビガン」とされ、注目されている。

 ただ、今朝の東京株式市場はほぼ全面安商状となっており、9時35分現在、東証1部2160銘柄のうち2123銘柄が下落(前日比変わらずが9銘柄、値上がりは28銘柄)。このような相場の中では、逆行高銘柄にも退避心理が働いて現金化の意欲にかられやすいとされ、様子見の姿勢もある。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:44 | 材料でみる株価
2020年02月21日

大幸薬品は社長が一部売却と伝えられて相場冷やされ最高値から2割強下げる

■3月末に株式3分割を予定、これ享受せずに売ったことになり憶測も

 大幸薬品<4574>(東1)は2月21日の後場、14時30分にかけて4915円(315円安)前後で推移し、3日前の2月18日につけた株式分割など調整後の上場来高値6500円から2割強の調整となっている。

 20日、「社長の柴田高氏が20日、保有する同社株の一部を売却したことがわかった」(日経QUICKニュース2020年2月20日14時台)と伝えられ、高値後の一服から一段下押す形になった。財務局に提出した変更報告書で判明し、共同保有分も含めた保有比率は2月13日時点で9.63%から8.59%に低下したという。

 同社株はこのところ、新型コロナ肺炎の流行を受けてウイルス除去・除菌剤「クレベリン」が注目され、一時は関連株の代表格のような活況高を演じてきた。また、先に発表した四半期決算は好調で、3月31日を基準日とする株式3分割も発表し、分割歓迎相場の様相もあった。それだけに、社長による売却は投資家心理を冷やす形になった。

 もっとも、3月31日を基準日とする株式3分割を享受するには、権利確定日(今年は2月26日)まで保有する必要がある、柴田社長は、3分割という妙味を得ずに売却したことになり、憶測を巡らせる向きもある。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:39 | 材料でみる株価