[材料でみる株価]の記事一覧
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記事一覧 (06/18)AMNはAIカメラで「3密」検知する新製品が注目され連日ストップ高
記事一覧 (06/18)タカラバイオが3日続伸、遺伝子治療薬の希少疾病指定が好感され新型コロナウイルスワクチンに期待強い
記事一覧 (06/17)イワキが後場一段高、新型コロナに効く既存薬を岩城製薬が取り扱っているとの見方
記事一覧 (06/17)ラクーンHDが後場一段高、BtoB決済サービス「Paid」がIoTリハビリ支援サービスの決済にも広がる
記事一覧 (06/17)ナノキャリアが急伸、10時30分に「キイトルーダ」臨床結果発表し注目集中
記事一覧 (06/17)AMNがストップ高、AIで「3蜜」を検知・共有する独自ソリューションが注目される
記事一覧 (06/17)カナモトは鹿島・竹中の大型タワークレーン遠隔操作システム開発への参画が注目されて高い
記事一覧 (06/17)ギグワークスはサブスク型「ITトータルサポート」など注目され再び上値を追う
記事一覧 (06/17)細谷火工が12%高など北朝鮮情勢を受け防衛関連株が一斉高
記事一覧 (06/17)ミクシィは東証1部への移籍が好感され買い気配で始まる
記事一覧 (06/16)イナリサーチは後場もストップ高続く、新型コロナ関連薬の開発試験受託が注目される
記事一覧 (06/16)ダイキンとコロナが「換気エアコン」注目されて高い
記事一覧 (06/16)ソレイジア・ファーマは新規抗がん剤「SP−02」主要評価項目達成が注目されストップ高
記事一覧 (06/16)オンコリスバイオファーマは総額3億ドル(330億円)のライセンスに注目集中しストップ高
記事一覧 (06/16)ユーグレナは新型コロナウイルス感染症の抗体検査系の共同開発が注目され大きく出直る
記事一覧 (06/15)ビリングシステムはスマホ決済アプリ導入の自治体拡大など注目され後場一段高
記事一覧 (06/15)ネクストウェアは後場「マスク装着顔認証の強化とサーモグラフィーとの組合せ」など注目され一段高
記事一覧 (06/15)科研製薬が値動き強める、日常生活に支障をきたす大量発汗症薬が注目される
記事一覧 (06/15)Olympicグループが一段高、特許の動力アシスト自転車など材料視される
記事一覧 (06/15)JMACSが連日急伸、アスカネットの製品を用いた非接触サイネージシステム「ナディス」に注目集中
2020年06月18日

AMNはAIカメラで「3密」検知する新製品が注目され連日ストップ高

■商業施設やイベントの復活に向け安全対策として需要大の見方

 アジャイルメディア・ネットワーク(AMN)<6573>(東マ)は6月18日も買い気配のままストップ高となり、10時現在は904円(150円高)で買い気配。16日付で、「密集・発熱・マスク着用」をAIカメラで検知・共有するコロナ対策の独自AIソリューションの提供開始を発表。2日連続ストップ高となっている。

 「緊急事態宣言」や「東京アラート」の解除と共に、商業施設の営業再開が増えており、イベント参加者や施設来店者、従業員の安全対策として需要は大きいとみられている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:08 | 材料でみる株価

タカラバイオが3日続伸、遺伝子治療薬の希少疾病指定が好感され新型コロナウイルスワクチンに期待強い

■阪大とアンジェスなどが進める新型コロナワクチンの主製造元に

 タカラバイオ<4974>(東1)は6月18日、3日続伸基調で始まり、取引開始後に3330円(55円高)まで上げて出直りを継続している。

 17日付で、大塚HD<4578>(東1)の大塚製薬と共同開発を進めているNY−ESO−1・siTCR遺伝子治療薬(開発コード:TBI−1301)が、厚生労働省より希少疾病用再生医療等製品に指定することが了承されたと発表。引き続き材料視されている。

 また、タカラバイオは、大阪大学とアンジェス<4563>(東マ)が進める新型コロナウイルスDNAワクチン開発で主要な製造元になる予定。6月末にも臨床試験を開始と伝えられ、期待が強まっている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:19 | 材料でみる株価
2020年06月17日

イワキが後場一段高、新型コロナに効く既存薬を岩城製薬が取り扱っているとの見方

■オックスフォード大「デキサメタゾン」で臨床試験との報道が注目される

 イワキ<8095>(東1)は6月17日の後場も次第高となり、取引開始後に7%高の494円(34円高)まで上げて再び大きく出直っている。

 「イギリス、オックスフォード大学の研究チームは、炎症を抑える作用のある既存の薬を新型コロナウイルスの複数の患者に投与した結果、一定の割合で死亡率が下がったとする研究結果を発表しました」(NHKニュースWEB2020年6月17日11時14分)と伝えられた。その既存の薬「デキサメタゾン」を同社グループの岩城製薬が取り扱っているとの見方が株式市場で出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:38 | 材料でみる株価

ラクーンHDが後場一段高、BtoB決済サービス「Paid」がIoTリハビリ支援サービスの決済にも広がる

■介護向けIoTリハビリ支援サービスなどを行うMoff社が導入と発表

 ラクーンホールディングス(ラクーンHD)<3031>(東1)は6月17日の後場寄り後に13%高の948円(111円高)まで上げて一段高となり、3月以降の回復相場で4日ぶりに高値を更新した。

 業績が好調な上、同日付で、BtoB掛売り決済サービス「Paid(ペイド)」が、介護予防・運動・教育向けのセンサー端末・アプリ・システムの開発などを行う株式会社Moff(東京都港区)の介護向けIoTリハビリ支援サービスの決済手段として導入されたと発表。材料視されている。

 「Paid(ペイド)」を導入したMoff社は、5月に神戸市と>>>記事の全文を読む
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:10 | 材料でみる株価

ナノキャリアが急伸、10時30分に「キイトルーダ」臨床結果発表し注目集中

■結果詳細を6月下旬から世界的な学会で発表するとし一段高の期待

 ナノキャリア<4571>(東マ)は6月17日の10時30分、「キイトルーダ」に関する臨床試験の主要評価項目達成を発表。株価は急伸し、11時にかけて11%高に迫る752円(73円高)まで上げて出来高も増勢となっている。

 「欧米地域で推進している「NC−6004」の免疫チェックポイント阻害剤「キイトルーダ」併用頭頸部がん第2相試験について、第2a相の主要評価項目(キイトルーダ併用時のNC−6004推奨⽤量の決定)を達成した」(発表リリースより)。結果詳細は、6月29日から7月2日に開催される世界的に有名な学会で発表する予定とした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:28 | 材料でみる株価

AMNがストップ高、AIで「3蜜」を検知・共有する独自ソリューションが注目される

■「緊急事態宣言」解除による商業施設やイベントの営業再開に対応

 アジャイルメディア・ネットワーク(AMN)<6573>(東マ)は6月17日、買い気配のままストップ高の754円(100円高)に達し、11時にかけてもまだ売買が成立していない。

 16日付で、「密集・発熱・マスク着用」をAIカメラで検知・共有するコロナ対策の独自AIソリューションの提供開始を発表。注目集中となった。

 発表によると、同社のAI分析ソリューション「SkyREC(スカイレック)」を応用し、イベント参加者や施設来店者、従業員の安全対策として、密集検知・発熱検知・マスク検知などの機能を提供する。レンタルモデルで提供開始した。

 「緊急事態宣言」や「東京アラート」の解除と共に、商業施設の営業再開が増え、今後は大規模イベントなどについても徐々に開催が可能になる見込み。市場関係者からは、こうしたシーンで安心して利用してもらうための需要は大きいと期待する様子がある。(HC)


提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:02 | 材料でみる株価

カナモトは鹿島・竹中の大型タワークレーン遠隔操作システム開発への参画が注目されて高い

■「TawaRemo」大阪から名古屋の大型タワークレーンを操作、2020年度中に本格運用

 カナモト<9678>(東1)は6月17日、続伸基調となり、10時過ぎに2378円(32円高)まで上げて売買されている。

 建機レンタルの大手で、鹿島<1812>(東1)が6月16日、同社と竹中工務店がカナモトほかとともに遠隔でタワークレーンを操作できる「TawaRemo」を開発したと発表。注目されている。

 発表によると、「このほど、大阪に設置した地上の専用コックピットから、名古屋に設置した大型タワークレーンを操作し、材料移動、積み込み・積み下ろし作業等の遠隔操作が可能であることを確認」した。2020年度中に本格的な運用を目指し、カナモトは、コックピットおよび通信システムのレンタル運用保守を担当する。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:31 | 材料でみる株価

ギグワークスはサブスク型「ITトータルサポート」など注目され再び上値を追う

■今10月期の業績予想はしっかり開示し営業利益は15%増を想定

 ギグワークス<2375>(東2)は6月17日、再び上値を追い、9時30分には14%高に迫る1740円(208円)まで上げ、出来高も増勢となっている。

 6月15日、「定額で何度でも相談できるサブスク型の『ITトータルサポート』サービスの提供開始」と、「ICT教育などをサポーとする『GIGAスクール対応パッケージ』の開始」を発表し、連日注目されている。

 先に発表した第2四半期の連結決算(2019年11月〜20年4月、累計)は売上高が前年同期比6.7%増加するなど好調で、10月通期の予想はしっかり開示。従来通り売上高を前期比8.0%増、営業利益を同14.8%増、純利益は同22.7%増の見込みとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:54 | 材料でみる株価

細谷火工が12%高など北朝鮮情勢を受け防衛関連株が一斉高

■今朝は軍事境界線付近に軍を展開との観測報道が伝えられ連想膨らむ

 6月17日の東京株式市場では、取引開始後に防衛関連株が一斉高となり、9時30分にかけて石川製作所<6208>(東1)は8.6%高、豊和工業<6203>(東1)は6.0%高、東京計器<7721>(東1)は4.3%高、細谷火工<4274>(JQS)は12.3%高などとなり、各々戻り高値を更新している。

 北朝鮮による南北連絡事務所の爆破報道に続き、17日朝は、軍事境界線付近に軍を展開させるとの観測報道が伝えられ、連想買いが膨らむ形になった。(HC)


提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:34 | 材料でみる株価

ミクシィは東証1部への移籍が好感され買い気配で始まる

■6月23日の売買から東証1部銘柄に

 ミクシィ<2121>(東マ)は6月17日、買い気配で始まり、9時15分には1930円(243円高)まで上げている。16日の取引終了後、東証1部への移籍決定を発表し注目されている。本日のストップ高は400円高の2087円。

 16日の取引終了後、東京証券取引所市場第一部(東証1部)への上場市場変更が承認され、2020年6月23日をもって、同社株式の上場市場が東京証券取引所マザーズ市場から東京証券取引所市場第一部へ市場変更されることとなったと発表した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:17 | 材料でみる株価
2020年06月16日

イナリサーチは後場もストップ高続く、新型コロナ関連薬の開発試験受託が注目される

■同社を日本国内代理店とする米SR社に日本からも発注が増加

 イナリサーチ<2176>(JQS)は6月16日、後場もストップ高買い気配の788円(100円高)で始まり、本日はまだ売買が成立しない展開になっている。

 朝8時50分、新型コロナウイルス感染症のワクチンや治療薬の開発を支援する受託試験サービスを展開し、イナリサーチを日本国内代理店としている米SR社(SouthernResearchInstitute)が最近は日本からも多数の引き合いを得て受託にも至ったと発表。材料視されている。

 今後も日本国内のワクチンおよび治療薬開発を行っている機関から米SR社への試験委託が増加し、以後の業績に影響を与えることが判明した場合は、速やかに開示するとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:00 | 材料でみる株価

ダイキンとコロナが「換気エアコン」注目されて高い

■コロナ禍の夏本番を前に「3蜜」回避の需要拡大の様子

 ダイキン工業<6367>(東1)は6月16日、取引開始後に1万6475円(560円高)まで上げて10時を過ぎては1万6300円(385円高)前後で推移。大きく反発している。

 朝のテレビニュース番組で、外気と換気できるエアコンの売れ行きが家電量販店で昨年の倍以上と伝えられたもよう。映像に同社の「うるさらX」が大写しになったようで注目する様子がある。コロナ禍の夏本番を前に、「3蜜」回避の需要が想定されるのはのは、お店などで使う業務用のようだが、家庭用の需要も旺盛のようだ。「うるさらX」は、同社HPによると、家庭用の壁掛け型エアコンとしては業界で唯一、換気できるエアコンになるという。

 なお、窓に取り付けられるウインドエアコンでは、コロナ<5909>(東1)の製品に「換気(強制換気)機能」付のタイプがある。コロナの株価は、全体相場が大幅安となった6月15日に1001円(35円高)と逆行高。16日も続伸基調となっている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:34 | 材料でみる株価

ソレイジア・ファーマは新規抗がん剤「SP−02」主要評価項目達成が注目されストップ高

■アジア国際共同第2相臨床試験で安全性とともに好結果と発表

 ソレイジア・ファーマ<4597>(東マ)は6月16日、買い気配のまま早々にストップ高の212円(50円高)に達し、今朝は10時にかけてまだ売買が成立していない。新規抗がん剤候補がアジア国際共同第2相臨床試験で主要評価項目を達成したと発表し、注目集中となっている。

 6月15日の15時、開発品「SP−02」(新規抗がん剤、国際一般名:darinaparsin、一般名:ダリナパルシン)の、再発又は難治性の末梢性T細胞リンパ腫(以下、「PTCL」)を対象としたアジア国際共同第2相臨床試験(以下、本試験)について、このたび、主要評価項目(SP−02抗腫瘍効果)を達成し、安全性についても新たな安全性上の懸念は確認されなかったことなどを発表した。承認申請の準備を開始するとした。

 5月初につけた年初来の高値217円に一気に迫り、材料株妙味が強まる展開になっている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:02 | 材料でみる株価

オンコリスバイオファーマは総額3億ドル(330億円)のライセンスに注目集中しストップ高

■ここ期待材料が相次ぎ材料株妙味が強まる

 オンコリスバイオファーマ<4588>(東マ)は6月16日、買い気配のまま9時30分前にストップ高の2317円(400円高)に達し、6月10日につけた年初来の高値2450円に向けて急伸となった。

 6月15日の取引終了後、核酸系逆転写酵素阻害剤「OBP−601」(Censavudine:センサブジン)に関して、米Transposon社(Transposon Therapeutics, Inc.)との間で総額3億米国ドル(330億円:$=110円)以上の全世界における再許諾権付き独占的ライセンス契約を締結すると発表。注目集中となった。

 10日にかけての株高は、「テロメライシン」の食道がんなどに対する治験を米社と行うとの発表が材料視された。過去の高値と同じ買い材料でさらに高値を更新するのはムリがあるが、16日は、新たな期待材料の登場によって高値に迫ったため、明日以降の展開が注目されている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:48 | 材料でみる株価

ユーグレナは新型コロナウイルス感染症の抗体検査系の共同開発が注目され大きく出直る

■取引開始後に9%高

 ユーグレナ<2931>(東1)は6月16日、大きく出直って始まり、取引開始後に9%高の832円(70円高)をつけ、上値を指向している。15日付で、「新型コロナウイルス感染症の抗体検査系の共同開発を開始」と発表。注目されている。

 発表によると、2001年に15人の理工系学生によって創立され研究者の集団で、新規事業の創出などに重点を置き、世界中のパートナー企業・公的機関と300を超える多角的なプロジェクトに取り組む株式会社リバネス(東京本社:東京都新宿区、大阪本社:大阪市)と共同で行う。

 東京理科大学村上康文教授の技術指導のもと検査系の開発に着手し、検査に同意を得たボランティアによるサンプル203検体を用いた試験から、陽性者を判別できるレベルで抗体検査ができることを確認したという。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:26 | 材料でみる株価
2020年06月15日

ビリングシステムはスマホ決済アプリ導入の自治体拡大など注目され後場一段高

■業績も回復が目立ちジリ高相場を経て値動き強める期待

 ビリングシステム<3623>(東マ)は6月15日の後場、一段と強含み、18%高の1429円(222円高)まで上げた後も1400円前後で推移。年初来の高値を更新している。

 6月5日付で、同社のスマートフォン決済アプリ「PayB」の提携地方公共団体数が6月5日時点で570団体(自治体326、水道局244)となり、民間収納企業と合わせて6035社・団体(申込受領済み、取り扱い開始前含む)に達したと発表した。さらなる拡大への期待が強まったとの見方が出ている。

 5月中旬に発表した第1四半期連結決算(2020年1〜3月)は売上高が前年同期比26.5%増加し、営業利益は同2.7倍になるなど回復が目立った。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:57 | 材料でみる株価

ネクストウェアは後場「マスク装着顔認証の強化とサーモグラフィーとの組合せ」など注目され一段高

■「JAL、羽田空港第1ターミナル全面再開」と伝えられ連想買い

 ネクストウェア<4814>(JQS)は6月15日の後場、一段高となり、13時過ぎに25%高の277円(55円高)まで上げて3月以降の回復相場の高値を更新している。

 4月に「顔認証ソリューション、コロナ対応強化:マスク装着認証の強化とサーモグラフィーとの組合せ」を発表し、数日で6割近い急伸相場を演じたことがあり、15日は、「JAL、羽田空港第1ターミナル来月1日から全面再開へ」(NHKニュースWEB6月15日午前11時22分)と伝えられ、同社製品への需要拡大などに期待が強まったとの見方が出ている。

 前3月期の連結決算は各利益とも赤字だったが、株価は5月22日の発表後むしろ強含んで推移した。このため、期待材料で買える銘柄との見方が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:28 | 材料でみる株価

科研製薬が値動き強める、日常生活に支障をきたす大量発汗症薬が注目される

■10時、国内製造販売承認申請中と発表

 科研製薬<4521>(東1)は6月15日の午前10時、「原発性腋窩多汗症外用治療剤「BBI−4000」の国内第3相試験、主要評価項目を達成」を発表し、株価は発表前の5530円(40円安)前後から一気に5640円(70円高)まで上げた。

 発表によると、「原発性腋窩多汗症」は、温熱や精神的な負荷、またそれらによらず、わきの下に、日常生活や仕事に支障をきたすほどの大量の発汗を生じる状態。この治療剤「BBI−4000」(一般名:ソフピロニウム臭化物)の国内第3相臨床試験の結果を、第119回日本皮膚科学会総会(6月4日から7日)および2020年米国皮膚科学会(6月12日から14日)で発表した。現在、科研製薬が同症治療向けの外用剤として国内製造販売承認申請中とした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:45 | 材料でみる株価

Olympicグループが一段高、特許の動力アシスト自転車など材料視される

■電気など使わずシリコン弾力で自転車の動力をアシスト

 Olympicグループ<8289>(東1)は6月15日、一段高となり、9時30分過ぎに15%高の888円(113円高)まで上げて昨年来の高値に顔合わせとなっている。業績が拡大基調である上、「コロナ新常態」の通勤・通学などに自転車が見直されていることが材料視されているようだ。

 首都圏を中心にホームセンターなどを展開し、電気などを使わずシリコンの弾力で自転車の動力をアシストするギアの特許を開発者とともに2019年秋に取得。これに基づき、100%子会社サイクルオリンピックでギア本体及びギア搭載車両を販売する。連結売上高が1000億円規模のため、自転車だけで今すぐ業績が大きくアップすることはないにしても、株価材料としての注目度は小さくないようだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:20 | 材料でみる株価

JMACSが連日急伸、アスカネットの製品を用いた非接触サイネージシステム「ナディス」に注目集中

■アスカネット製「ASKA3Dプレート」を使用し「ウィズ・コロナ」に乗る

 JMACS<5817>(東2)は6月15日、一段高で始まり、9時30分前には4日連続ストップ高となる1074円(150円高)で売買され、そのまま買い気配となっている。

 アスカネット<2438>(東マ)製『ASKA3Dプレート』を使用した「非接触サイネージシステム『Nadis』(ナディス)」が「ウィズ・コロナ」時代の非接触タッチパネル新製品として注目され、2017年以来の高値に進んだ。

 アスカネット<2438>(東マ)も9時30分にかけて8%高の1641円(116円高)まで上げ、6月9日につけた年初来の高値1698円に迫っている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:34 | 材料でみる株価