[材料でみる株価]の記事一覧
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記事一覧 (07/18)デジタルガレージが再び上値を指向、業績好調で手掛かり材料も多いとの見方
記事一覧 (07/17)リネットジャパンGが急反発、パソコンリサイクル事業の好転見通し注目される
記事一覧 (07/17)マツモトキヨシHDは香港とベトナムでの展開に期待集まり戻り高値に進む
記事一覧 (07/16)【材料でみる株価】日本アンテナは後場一段高、「5G」市場への展開に期待が再燃
記事一覧 (07/16)【材料でみる株価】バーチャレクスHDがストップ高、かんぽ生命「全顧客意向確認」で連想買いの見方
記事一覧 (07/16)【材料でみる株価】そーせいグループがストップ高、ジェネンテック社と提携し一時金28.2億円
記事一覧 (07/16)【材料でみる株価】自律制御システム研究所はドローンの自律制御技術に強み
記事一覧 (07/12)【材料でみる株価】フェニックスバイオが再び急伸、「PXBマウス」関連研究が技術賞を受賞
記事一覧 (07/12)ゼロが急伸ストップ高、日産自に続き三菱自の完成車輸送も開始
記事一覧 (07/11)イトーキが3日続伸、働き方改革に関連する銘柄としての注目が再燃
記事一覧 (07/11)【材料でみる株価】小惑星探査機「はやぶさ2」着陸成功と伝わり明星電気が一時急伸
記事一覧 (07/11)モブキャストHDがストップ高、スマートフォン向け新作ゲームに注目集中
記事一覧 (05/08)【材料でみる株価】ヨシムラ・フード・HDは年初来の高値、鮎(アユ)養殖の大手を子会社化
記事一覧 (05/08)【材料でみる株価】NEW ART(ニューアート)HDが急伸、連続大幅増益や自社株買いなど好感
記事一覧 (05/05)【材料で見る株価】ソースネクストは注目度が強まる、自動AI通訳機が40万台越え
記事一覧 (04/25)ジェイエスエスに割安感、「スイミングスクール単一事業」のため競泳・瀬戸選手などの活躍がブランドに直結する可能性
記事一覧 (09/27)【材料で見る株価】エイトレッドは「ワークフローシステム」好調で戻り高値に進む
記事一覧 (09/20)【材料でみる株価】<加賀電子>富士通エレクトロニクスを子会社化し世界に伍して戦える企業を目指す
記事一覧 (06/28)【材料で見る株価】ストリーム:組織を再編し業績は大幅回復し東証2部に昇格
記事一覧 (03/12)【材料で見る株価】サインポストはレジ無人化を図る「スーパーワンダーレジ」脚光を集め大幅増益の業績も注目
2019年07月18日

デジタルガレージが再び上値を指向、業績好調で手掛かり材料も多いとの見方

■EC向けマーケティングソリューションにNTTドコモのAI画像解析機能

 デジタルガレージ<4819>(東1)は7月18日、再び出直りを強め、取引開始後に3735円(155円高)まで上昇。5月につけた年初来の高値3925円に向けて動きを活発化させている。2019年3月期の決算からIFRS(国際会計基準)を導入し、今期・20年3月期は連結純利益などが最高を更新する見込み。EC向けマーケティングソリューション事業や、観光地で人の動きを可視化する取り組みなどに注目が再燃したとの見方が出ている。

 EC向けマーケティングソリューションを提供する子会社ナビプラスが、自社開発・提供のパーソナライズド・レコメンドサービス「NaviPlusレコメンド」に、NTTドコモ<9437>(東1)のAI技術「類似画像検索システム」による画像解析レコメンド機能「レコピク」を追加し、6月から提供を開始した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:47 | 材料でみる株価
2019年07月17日

リネットジャパンGが急反発、パソコンリサイクル事業の好転見通し注目される

PCネットが「Windows7のサポート終了に伴い排出台数が増加」と展望

 リネットジャパングループ(リネットジャパンG)<3556>(東マ)は7月17日の後場寄り後に一段高となり、10%高の1121円(104円高)まで上下幅を拡大。16日までの7日続落から急反発となっている。

 宅配便で廃パソコンなどの回収・リサイクルを行う「都市鉱山リサイクル事業」「ネットリユース事業」、カンボジアでの「モビリティファイナンス事業」などを行い、パソコンリサイクルの大手・パシフィックネット(PCネット)<3021>(東2)が16日の夕方に発表した「中期経営計画「SHIFT2021」の進捗、及び一部修正」の中で、「2020年5月期については、Windows7のサポート終了に伴い排出台数が増加するため、リマーケティング事業も拡大する見込み」としたことが注目されている様子だ。

 このところは、米投信会社ブラックロック・ジャパンが7月5日現在で提出した大量保有報告書により保有株数が減っていたことが判明したとされて続落してきたが、2019年9月期の連結業績は純利益などが3期ぶりに最高を更新する見込みのため、さすがに売られ過ぎ感が強まってきたとの見方が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:37 | 材料でみる株価

マツモトキヨシHDは香港とベトナムでの展開に期待集まり戻り高値に進む

■香港では現地法人を開設し、ベトナムでは現地企業と合弁で展開

 マツモトキヨシホールディングス(マツモトキヨシHD)<3088>(東1)は7月17日、時間とともに上げ幅を広げ、10時50分にかけて3%高の3515円(115円高)まで上昇し、戻り高値に進んだ。16日の取引終了後、香港、ベトナムでのドラッグストア展開に向けた現地法人の開設(香港)、現地企業との基本合意(ベトナム)を発表。材料視されている。

 同社は、すでに台湾、タイで海外事業を展開している。発表によると、香港では、2007年に市場調査を目的として設立したマツモトキヨシ香港(株)をベースに展開する。また、ベトナムでは、同国のロータス・フード・グループ(ホーチミン市)との間で合弁事業の推進を目的とする基本合意を7月16日付で結んだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:58 | 材料でみる株価
2019年07月16日

【材料でみる株価】日本アンテナは後場一段高、「5G」市場への展開に期待が再燃

■収益見通しは慎重だが「第2回5G/IoT通信展」への出展など材料視

 日本アンテナ<6930>(JQS)は7月16日、時間とともに上げ幅を広げ、後場は一段高の13%高は1140円(131円高)で始まった。JQ市場の値がり率ランキング1位。「第2回5G/IoT通信展」(2019年7月17日〜19日、東京ビッグサイト・青海展示棟:ブースNo17−19)に出展することを同社ホームページに掲示しており、「5G」(第5世代移動通信)関連株としての注目が再燃したとの見方が出ている。

 業績動向は17年3月期を底に回復傾向が続く見通しで、連結売上高は19年3月期に16.3%増加し、今期・20年3月期は3.6%の増加を予想する。営業利益は前期に7.8倍の大幅増益となり、今期は、「5G」(第5世代移動通信)関連市場の動向について「当社グループが販売する製品カテゴリや収益に貢献する時期等につきましては未定」(前3月期決算短信より)として43%減を想定する。第1四半期の決算発表は8月1日を予定する。(HC)

【特集記事情報】
・【5G(第5世代移動通信システム)関連銘柄】人気突出が目立った注目銘柄&波及銘柄
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:06 | 材料でみる株価

【材料でみる株価】バーチャレクスHDがストップ高、かんぽ生命「全顧客意向確認」で連想買いの見方

■コールセンター向けCRMソフトウェアなど手掛ける

 バーチャレクス・ホールディングス(バーチャレクス・HD)<6193>(東マ)は7月16日、2日続けて大幅高となり、朝方にから何度もストップ高の1131円(150円高)で売買されている。コールセンター向けCRMソフトウェアなどを手掛け、「かんぽ生命、不適切販売、不利益受けた顧客への対応急ぐ」(NHKニュースWEB7月11日4時42分)などと伝えられたことが連想買いを招いたとの見方が出ている。

 かんぽ生命保険<7181>(東1)の保険販売を巡るニュースでは、その後も「かんぽ生命、全顧客意向確認へ『どれだけ時間がかかるか…』」(毎日新聞ニュース2019年7月14日21時08分(最終更新7月14日21時18分)より)などと伝えられた。コールセンター開設などに関する特需を期待する動きがある。かんぽ生命保険<7181>(東1)日 本郵政<6178>(東1)はともに上場来安値を更新している。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:13 | 材料でみる株価

【材料でみる株価】そーせいグループがストップ高、ジェネンテック社と提携し一時金28.2億円

■さらに定められた目標達成に応じて総額1085億円を超えるマイルストンと発表

 そーせいグループ<4565>(東マ)は7月16日、10時前後から急伸し、一時ストップ高の2773円(500円高)まで上げて大商いとなっている。同日付で、「ジェネンテック社との複数のターゲットを対象にした共同研究およびライセンスに関する提携のお知らせ」を発表し、契約一時金など26百万米ドル(約2822百万円)を受領するとした。注目殺到となっている。

 発表によると、ロシュ・グループのジェネンテック社(Genentech Inc.)と、複数ターゲットを対象にした共同研究およびライセンスに関する提携契約を締結した。この提携により、ジェネンテック社が選定したGタンパク質共役受容(以下「GPCR」)ターゲットに作用する新規医薬品(低分子および/またはバイオ医薬品)の開発を目指す。本提携により、契約一時金と初期マイルストン合計で26百万米ドル(約2822百万円)を受領する。さらに、あらかじめ定められた開発および販売の目標の達成に応じて、総額1000百万米ドル(約1085億円)を超えるマイルストンや、本提携から生み出された製品が上市されれば販売高に応じたロイヤルティを受領する権利を有している、などとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:46 | 材料でみる株価

【材料でみる株価】自律制御システム研究所はドローンの自律制御技術に強み

 自律制御システム研究所<6232>(東マ)は商業用ドローンの製造販売、および自律制御技術を活用したインダストリアル向け無人化・IoT化に係るソリューションを提供している。20年3月期黒字化予想である。株価は急伸した5月の高値から反落した。IPO後の落ち着きどころを探る段階だが、目先的な売り一巡して上値を試す可能性もありそうだ。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 05:06 | 材料でみる株価
2019年07月12日

【材料でみる株価】フェニックスバイオが再び急伸、「PXBマウス」関連研究が技術賞を受賞

■7月初から学会での発表など材料に急伸相場

 フェニックスバイオ<6190>(東マ)は7月12日、一段高となり、一時23%高の1490円(276円高)まで急伸して3日ぶりに昨年来の高値を更新した。同日付で、「PXBマウス」(同社の登録商標)などに関する研究発表の技術賞受賞を発表し、再び注目集中となった。

 2019年6月の第46回日本毒性学会学術年会で、同社の「PXBマウス」(ヒト肝臓キメラマウス)を用いた研究を発表した仁平開人氏(協和キリン株式会社)らが受賞した。

 同社株はこのところ急伸相場となっている。7月5日付で、日本核酸医薬学会第5回年会(2019年7月10〜12日)にて「PXBマウス」及び「PXB−cells」関連の研究発表を行うと発表し、翌日から2日連続ストップ高。小反落を交えて再び上値を追う展開になっている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:24 | 材料でみる株価

ゼロが急伸ストップ高、日産自に続き三菱自の完成車輸送も開始

■2020年6月期の業績から反映され8月の決算発表が待たれることに

 自動車陸送の大手ゼロ<9028>(東2)は7月12日、急伸し、10時30分頃にストップ高の972円(150円高)で売買されたまま買い気配に張り付いている。11日付で、三菱自動車工業<7211>(東1)の日本国内の完成車輸送を今年8月中をメドに請負開始すると発表し、注目集中となった。

 同社は、すでに日産自動車<7201>(東1)の日本国内の完成車輸送を担っているが、日産自と三菱自は2016年に戦略的アライアンスと資本業務提携を開始しており、このほど、三菱自の完成車輸送を請負開始することになった。新車および中古車の輸送を通じて構築した当社の自動車輸送ネットワークを活用することによって、輸送体制の最適化などのシナジーを創出していく。

 2020年6月期の業績から反映されることになり、19年8月の決算発表時に業績予測へ適切に反映させた上で開示するとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:06 | 材料でみる株価
2019年07月11日

イトーキが3日続伸、働き方改革に関連する銘柄としての注目が再燃

■新開発の医局向けワークステーション8月に発売開始と発表

 イトーキ<7972>(東1)は7月11日、3日続伸基調となり、13時を過ぎては465円(5円高)前後で推移している。同日付で、「医師の働き方改革に最適な空間を提供、医局向けワークステーション『STORTA(ストルタ)シリーズ』新発売」と発表しており、働き方改革に関連する銘柄として注目が再燃している。

 医局向けワークステーション(パネル/天板一体化書棚システム)「STORTA(ストルタ)シリーズ」を2019年8月1日に発売開始する。

 医師の労働時間短縮・健康確保と必要な医療の確保の両立という観点で、医師の働き方改革が進められている。その中で、従来の医局では、「周囲が気になり自席で集中できない」「打ち合わせスペースが少なくチーム内のコミュニケーションが取りづらい」「休憩スペースがなく疲れやストレスをためやすい」ことなどが課題だった。パネル/天板と一体化した書棚システム「STORTA」は、医療機関全体の効率化やチーム医療の推進のために、医師一人ひとりやチームの働き方に合わせた最適な空間づくりで、医師の働き方改革の実現をサポートする。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:19 | 材料でみる株価

【材料でみる株価】小惑星探査機「はやぶさ2」着陸成功と伝わり明星電気が一時急伸

■分離カメラや近赤外分光計を担当

 明星電気<6709>(東2)は7月11日、11時前に一時7%高の669円(41円高)まで上げ、前引けも639円(11円高)となった。小惑星探査機「はやぶさ2」に搭載の分離カメラ「DCAM3」や「近赤外分光計(NIRS3)」を担当し、この日、「はやぶさ2、着陸成功、世界初のミッションで」(NHKニュースWEB2019年7月11日10時54分)と伝えられ、注目が再燃した。

 同ニュースは、「10日、高度2万メートルから降下を開始した探査機「はやぶさ2」は、11日午前10時前には高度30メートル付近に到達し、事前に地表に落としておいたボール状の目印をカメラでとらえながら細かく姿勢や位置を制御する、着陸に向けた最終局面に入りました」「そして、自動制御により、着陸地点に向けて最後の降下を行い、JAXAは、送られてきた詳細なデータを確認した結果、午前10時50分すぎ、着陸に成功したと発表しました」などと伝えた。

 着陸は数秒間で、探査機の下から伸びる筒状の装置の先端を地表につけて、その瞬間に弾丸を発射し、砕けて舞い上がった岩石を採取する仕組みになっているという。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:19 | 材料でみる株価

モブキャストHDがストップ高、スマートフォン向け新作ゲームに注目集中

■「エヴァンゲリオンシリーズ」を題材とした新作ゲームを2020年に配信と発表

 モブキャストホールディングス(モブキャストHD)<3664>(東1)は7月11日、買い気配で始まった後一気にストップ高の361円(80円高)で売買が成立し、年初来の高値を更新した。同日朝、子会社モブキャストゲームスがスマートフォン向け新作ゲームを2020年に配信する予定都発表し、注目集中となった。

 発表によると、人気アニメ「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」を含む「エヴァンゲリオンシリーズ」を題材とした、スマートフォン向け新作ゲームを2020年に配信する予定。さらに、スマートフォン向けゲームに留まらない、「新しい遊び」をユーザーに提供する。ゲーム概要、配信エリア等を含む具体的なプロジェクト内容については、順次発表するとした。

 7月3日には、国内では数少ないアニメや漫画・ゲームを中心としたエンタメIPコンテンツのライツマネジメント事業を手掛ける株式会社ゲームゲートの株式取得(子会社化)にを発表し、取引時間中に一時22%高まで急伸する場面があった。ゲームゲート社の株式取得については、具体的な条件等の交渉を経て、2019年11月を目標として、株式取得に関する正式合意に向けて準備を進めてまいる予定、とした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:12 | 材料でみる株価
2019年05月08日

【材料でみる株価】ヨシムラ・フード・HDは年初来の高値、鮎(アユ)養殖の大手を子会社化

■年初来高値を更新

 ヨシムラ・フード・ホールディングス(ヨシムラ・フード・HD)<2884>(東1)は5月8日、一時8%高の984円(75円高)まで上げて年初来の高値に進み、午後は13時を過ぎて940円(31円高)前後で推移している。同日付で、鮎(アユ)養殖の大手・森養魚場(岐阜県)の株式取得・子会社化を発表。注目集中となった。

■森養魚場は全国トップクラスの規模と設備力

 発表によると、近年、天然鮎の収穫量は全国的に減少傾向にある中で、森養魚場は、岐阜県内3カ所に養魚場を構える全国でもトップクラスの規模と設備力を誇る鮎(アユ)養殖企業として拡大している。農林水産省による2017年漁業・養殖業生産統計における全国の年間養殖鮎収穫量が5053トンであるのに対し、同年の森養魚場の収穫量は約800トン(15.8%)と、高いシェアを誇っている。

■今期は営業利益82%増加など大幅な増益転換を想定

 ヨシムラ・フード・HDの2019年2月期の連結業績は、売上高が18%増加した一方、各利益は減益だった。しかし、今期・20年2月期の見通し(4月15日発表)は、売上高を前期比18.8%増加の281.81億円、営業利益は同82.0%増加の6.45億円、純利益は同29.5%増加の3.41億円、1株利益は15円58銭とした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:21 | 材料でみる株価

【材料でみる株価】NEW ART(ニューアート)HDが急伸、連続大幅増益や自社株買いなど好感

【好材料の連打】

■今期の連結純利益は93%の増加を想定、10月に株式併合を実施

 NEW ART HOLDINGS(ニューアートHD)<7638>(JQS)は5月8日、急伸し、36%高の38円(10円高)で始まったあとも35円前後で大商いとなっている。7日の取引終了後に2019年3月期の連結決算、今期・20年3月期の見通し、中期計画、自己株式の取得(自社株買い)、株式併合(10月)などを発表し、好材料の連打となった。

■国内ブライダルジュエリー事業が好調に推移

 19年3月期の連結決算は、国内ブライダルジュエリー事業の好調推移などにより、売上高が前期比22.8%増加して175.85億円となり、純利益は同9.7倍の9.16億円となった。会社側の予想を純利益は35%超過した。今3月期の見通しは、売上高が4.6%増の184.0億円、純利益は93.1%増の17.7億円、1株利益は5円43銭。

 自社株買いは、3700万株(自己株式を除く発行済株式総数11.35%)または総額10億円を上限に、2019年5月8日から20年5月7日まで実施。

 また、2019年10月1日をもって、2019年9月30日の最終の株主名簿に記録された株主の所有株式数20株につき1株の割合で併合するとした。業績が黒字続きであるにもかかわらず株価水準が2ケタ状態を続けており、併合後は1株の価格が20倍になる。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:40 | 材料でみる株価
2019年05月05日

【材料で見る株価】ソースネクストは注目度が強まる、自動AI通訳機が40万台越え

【AI通訳機、世界74言語のほか大阪弁や名古屋弁にも対応!?】

■「ポケトーク」シリーズ累計出荷台数が1年半で40万台超える

 ソースネクスト<4344>(東1)は4月初旬の423円を安値に下げ止まり、半年近く続いた調整相場から出直り基調に転換している。20年3月期の業績は大きく回復する見通し。株価はこれを先取る様子があるが、決算発表は5月15日の予定で、ここで発表する今期・20年3月期の見通しによっては回復に弾みがつく可能性があり、注目度が強まっている。



 4月24日、手のひらサイズの自動AI通訳機「POCKETALK(ポケトーク)」シリーズの累計出荷台数(サンプル等除く)が、2017年12月の初代機の発売以来、この4月23日時点で40万台を越えたと発表した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:52 | 材料でみる株価
2019年04月25日

ジェイエスエスに割安感、「スイミングスクール単一事業」のため競泳・瀬戸選手などの活躍がブランドに直結する可能性

■男子高飛び込みで最年少優勝の玉井選手も所属、東京オリンピックに向けて層が厚く

 ジェイエスエス<6074>(JQS)はスイミングスクール運営の大手で、競泳の五輪メダリスト・瀬戸大也選手(ANA/JSS毛呂山)ほかが所属する。2019年3月期の業績見通しは、純利益を3.76億円(前期比3.7%増)、1株利益を93円42銭と想定し、連続して最高更新を見込む。株価は630円前後で推移し、PERは6倍台。フィットネスクラブやスポーツクラブを運営する銘柄のPERは11倍から13倍前後のため割安さが顕著だ。決算発表は例年5月10日頃になり、今期・20年3月期の見通し数字次第では一段と割安さが強まる可能性がある。

■4月の日本選手権で「瀬戸3冠、すべて派遣標準突破」「渡部香生子選手(JSS)が3度目の優勝」などと大活躍

 4月に開かれた水泳の日本選手権(第95回日本選手権水泳競技大会など)では、同社のスイミングクラブに所属する競泳陣が大活躍した。まず、競泳では、「女子200メートル平泳ぎは渡部香生子選手(JSS)が2分24秒28で4年ぶり3度目の優勝」(日本経済新聞4月8日付朝刊)と伝えられ、続いて、瀬戸大也選手が「瀬戸3冠、すべて派遣標準突破」(日本経済新聞4月9日付朝刊より)と伝えられた。さらに、男子高飛び込みでは、12歳の玉井陸斗選手(JSS宝塚)が「史上最年少の優勝」(日本経済新聞4月22日付朝刊)と伝えられた。

 同社は「スイミングスクール運営事業の単一事業」(決算短信より)であるため、所属選手の活躍はスクールの人気向上とともに業績にも直結する。男子高飛び込みで最年少の優勝となった玉井選手は、「年齢制限により世界選手権に出場できない」(同)というが、株式市場関係者の間では、瀬戸大也選手や渡部香生子選手に続く未来のけん引役として一躍注目されているところだ。東京オリンピックに向けて、彼らの活躍が同スイミングクラブのブランドを一段と輝かせる可能性は濃厚といえそうである。>>>記事の全文を読む
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 17:16 | 材料でみる株価
2018年09月27日

【材料で見る株価】エイトレッドは「ワークフローシステム」好調で戻り高値に進む

■売上高も含め連続最高を更新する見込み、好業績株を選別買い

 エイトレッド<3969>(東マ)は27日、2日続伸基調となって出直りを強め、11時にかけて1492円(59円高)まで上げて戻り高値に進んだ。

 事務的な届出や承認などの手続きを電子化・自動化する「ワークフローシステム」開発の専業大手で、今期・2019年3月期の業績見通しは売上高、各利益とも連続最高を更新する見通し。全体相場が米国の利上げに敬意を表するように上げ一服のため、好業績株を改めて選別買いする動きが再燃している。

 今期・2019年3月期の会社側の業績見通しは、売上高が前期比14%増の12.6億円、営業利益は同17%増の38億円、純利益は同7%増の2.4億円と、各々連続で最高を更新する見込み。業績は絶好調であり、キッカケがあればいつ動意を強めても不自然ではないとの見方が出ている。

 同社によると、ワークフローシステム関連ソフトの国内市場は年率10%から15%の成長を続けており、同社の主力製品「X−point Cloud(エックスポイント・クラウド)」などの伸びはこの上限数字の前後で拡大しているという。国内市場の平均伸び率をけん引し引き上げている格好になる。しかも、成長率は、「RPA」(ロボティクス・プロセス・オートメーション:事務処理関連業務の自動化」の概念の浸透とともに拡大しつつあるようだ。最高益の業績予想に上振れ期待が出てくる可能性がありそうだ。

 値動きを見ると、つい最近までの日経平均に似てなくもない雰囲気がある。日経平均は、半年近く2万3000円前後で上値を抑えられてきたが、9月14日頃からこの上値抵抗ゾーンをブレイクして上値を追い始め、いわゆる「もみ合い離脱相場」に移行した。

 エイトレッドの場合は、2018年6月の高値1525円以降、1500円に近づくと上げ止まり、今日に至るまで1400円台後半の水準が上値抵抗ゾーンになっている。全体相場が水準を上方に訂正するにつれ、高業績株には割負け感が強まってくるため、この上値抵抗ゾーンが破られる日はそれほど遠くないと見たいところだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:18 | 材料でみる株価
2018年09月20日

【材料でみる株価】<加賀電子>富士通エレクトロニクスを子会社化し世界に伍して戦える企業を目指す

◆3年後メドに100%取得、売上高5000億円級になり国内トップに迫る

 加賀電子<8154>(東1)は9月中旬から断続的に戻り高値を更新する相場になり、20日は一時2385円(35円高)まで上げて5日続伸基調となっている。2400円台に迫ってきた。

 さる9月10日、富士通エレクトロニクス(横浜市、非上場)の段階的な株式取得と2021年12月をメドとする100%子会社化を発表し、18日にはアナリスト向けの説明会を実施した。本件買収により、加賀電子は売上高5000億円規模の企業グループを形成することとなり、売上高の規模では現在業界1位のマクニカ・富士エレホールディングス<3132>(東1)と肩を並べる有力企業になる。

 富士通エレクトロニクスの現在の大株主は富士通セミコンダクター(100%保有)となっており、加賀電子は、これを3段階に分けて取得する。第1段階は2019年1月1日を譲渡実行予定日として議決権所有割合の70.0%を取得。第2段階は同じく2020年12月28日を予定日として議決権所有割合の85.0%を取得。第3段階は同じく2021年12月28日を譲渡実行予定日として議決権所有割合の100.0%を取得する予定だ。取得価額は205億4300万円の見込み(後段参照)とした。

◆加賀電子のEMS事業と富士通エレのネットワーク技術などで相乗効果めざす

 加賀電子は、独立系のエレクトロニクス総合商社としての強みを活かした電子部品・半導体販売にはじまり、多品種・小ロットを得意とするEMSビジネス(電装基板の製造受託サービス)、さらには、顧客製品の企画・開発や設計支援、ソフトウェア・映像制作、ネットワークソリューションを中心としたシステムサポートなど、国内外を問わず多様なサービスを提供している。

 一方、富士通エレクトロニクスには、富士通グループとしてのバックボーンがあり、IoT関連分野での高度な技術力、ソリューション対応力、グローバルサポート体制などがあり、広範な顧客基盤をもつ。
 
 今回の富士通エレクトロニクス株式の取得は、「中期経営計画2018」(15年11月公表)で描く成長戦略の一環として実施するもので、両社の強みを相乗的に発揮することにより、(1)電子部品・半導体ビジネスのシェア拡大、(2)EMS(受託製造)ビジネスの事業規模拡大、(3)両社事業協業にともなう経営効率の更なる向上、などの効果を目指す。

 同社・門良一代表取締役社長は、「中期経営計画で目指す「我が国業界No.1企業」としての経営基盤を固めるとともに、これを足場にして、売上高「兆円」級の海外競合企業とも伍して戦える「世界に通用する企業」としてさらに成長」すべく、「引き続き、グループ経営の規模および質の両面から向上に取り組んでいく」とした。>>>記事の全文を読む
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:34 | 材料でみる株価
2018年06月28日

【材料で見る株価】ストリーム:組織を再編し業績は大幅回復し東証2部に昇格

■このところの調整によりPERが低下し待ち伏せ買いゾーンに迫る動き

 家電やIT機器のネット通販事業などを展開するストリーム<3071>(東2)は、2018年5月1日付で完全子会社2社を吸収合併し、大きく見るとグループ企業をストリーム本体および化粧品開発販売などの連結子会社エックスワンの2社体制に再編成した。
 
■「運が向いてきたというか、勢いが出てきた印象」との受け止め方も

 また、6月1日には、同社株式が東証マザーズから東証2部に昇格(市場変更)した。6月8日に発表した第1四半期(2018年2月〜4月)の連結業績は、売上高が前年同期比10.2%増加して57億2900万円となり、営業利益は同じく73.0%増の3200万円となるなど、大幅な増収増益となった。

 そして2019年7月には設立20周年を迎える。証券会社の調査筋の中には、「運が向いてきたというか、勢いが出てきた印象があり、アナリストの僕が言うと変だが、こうしたことも含めて評価すべきかもしれない」といった意見も出ている。

 主な事業を概観すると、「インターネット通販」事業は、独自開発したローコスト・オペレーション・システムにより、オリジナル・サイト「ECカレント」などを運営するほか、「楽天市場」「Yahooショッピング」「Amazonマーケットプレイス」などの大手外部サイトにも出店する。中でも、自社サイトの「ECカレント」は、米グーグル社から世界の優良ネットショップとして日本で初めて選ばれた5社に入った実績があり、日本におけるリーディング・カンパニーとしての位置づけを獲得している。>>>記事の全文を読む
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:51 | 材料でみる株価
2018年03月12日

【材料で見る株価】サインポストはレジ無人化を図る「スーパーワンダーレジ」脚光を集め大幅増益の業績も注目

■2月に業績見通しを一段と増額し全体相場の調整進めば高値更新も視野に

 サインポスト<3996>(東マ)は前週末取引日の9日、再び上値を追って大きく出直り、取引時間中に13%高の4380円(495円高)まで上げ、終値も3月1日以来の4000円台回復となった。スーパーなどのレジの無人化を図る「スーパーワンダーレジ」を手がけ、直接の手がかり材料としては、「国内大手ドラッグストアが2025年までにすべての店舗で無人レジを導入する」(日本経済新聞3月9日付朝刊より)と伝えられたことが挙げられている。業績が好調なため(今2月期の連結売上高は前期比58%増の見込み)、買い出動する直前で迷っていた投資家の背中をポンと押すような形になった。 3月6〜9日にかけて、東京ビッグサイトで実演展示した。

■「スーパーワンダーレジ」、レジ待ち時間の短縮に加え深刻化する人手不足など解決

 同社は、金融機関や公共機関向けを中心とするシステム開発コンサルティングやソリューションサービス事業を中軸に、研究開発を中心するイノベーション事業では、スーパーなどのレジの無人化を目指し、AI(人工知能)や画像認識技術を活用した「完全スルー型レジシステム(スーパーワンダーレジ)」の製品化などに取り組んでいる。

 ワンダーレジはイノベーション事業の一環で企画が進められている人工知能を搭載したレジスターだ。現在主流のPOSレジは、販売時点でのスピーディーな商品管理をウリとして、広く普及しているが、1台ごとにレジ業務を行う人員が必要な上、商品のバーコードを個々に読み取る必要があるのは皆さんも買い物で検証済みだ。清算まで意外に時間がかかるほか、機器のサイズが大きいため、レジのスペースが限られる店舗では台数を増やせない、といった問題が、人手不足の中で次第に深刻化している。

 この点で、ワンダーレジは、既存のPOSレジとのハイブリッド化によって店舗の人手不足に対応できる上、AIが複数商品を一括認識し、スピード会計を実現する。また、設置台数の増加が可能なため、レジ待ち行列の解消に貢献する。

 報道によると、「人手不足を背景に、ドラッグストア各店舗では在庫の管理や会計を担当するパートや従業員らが足りず薬剤師が調剤や相談などの業務以外に時間をとられている状況がある。一方で高齢化などに伴う需要拡大で、全国の店舗数は今の1・9万店から25年には3万店にまで膨らむ見通しだ」(同)という。

 こうした状況が差し迫ってくる中で、「スーパーワンダーレジ」は、2017年11月下旬、JR東日本(東日本旅客鉄道)<9020>(東1)のオープンイノベーション型ビジネス創造活動「JR東日本スタートアッププログラム」に採用され、JR大宮駅(埼玉県)で一般消費者も体験できる実証実験を行った。独自開発のAI(人工知能)「SPAI」が商品を特定し、決済ゲート到着前に精算を完了させることでレジ待ちを解消することができた。
 
■4月中旬に発表予定の2月決算は売上高が前期比75%増、純利益は同2.4倍に増額

 業績は絶好調で、2月13日に2018年2月期の業績見通しを全体に大きく増額修正して発表し、売上高は従来予想を11%増額して30億2000万円の見込み(前期比では75.3%の増加)とし、営業利益は同じく20%増額して3億9100万円の見込み(同2.3倍)、純利益は同24%増額して2億5000万円の見込み(同2.4倍)とした。増額後の1株利益は108円30銭。決算発表は4月中旬としている。

 同社は17年11月に株式を上場し、上場来の高値は17年12月の4987.5円(18年2月末に株式4分割を実施後の値段)。18年に入ってからは、2月初旬の3442円(同)を基点として再び下値をセリ上げる展開になっている。上場来の高値をつけた頃よりも業績見通しが大きく上ぶれており、米国発の世界株安による全体相場の調整が一巡するにつれ、高値を更新する展開になっても不自然ではないといえる。(HC)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 06:13 | 材料でみる株価