[材料でみる株価]の記事一覧
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記事一覧 (04/22)日野自動車が一時9%高、三菱ふそうとの統合に関する報道を受け注目集まる
記事一覧 (04/22)木徳神糧が一段高、「コメ価格15週連続値上がり」など材料視、昨日は業績予想を大幅に増額修正
記事一覧 (04/22)王子HDが高値を更新、「中期経営計画」での配当性向50%など好感
記事一覧 (04/21)KLASSは後場一段高、大阪・関西万博にマルチディスペンサー採用、注目集まる
記事一覧 (04/21)ジェイエスエスが後場一段高、公共水泳施設の共同運営戦略に期待強まる
記事一覧 (04/21)ペットゴーが後場一段と出直る、個人投資家にも機関投資家と同列で決算説明会をオンライン配信、注目強まる
記事一覧 (04/21)ファンデリーが連日ストップ高、国産ハイブランド冷食「旬をすぐに」イズミヤなどでも販売開始
記事一覧 (04/21)日本航空は4日続伸基調、GW期間中の予約状況、国際線は13%増と伝えられる
記事一覧 (04/21)神戸物産が年初来の高値を更新、円高など材料視、日米関税交渉の2度目の会合に憶測
記事一覧 (04/21)松屋フーズHDは一段と出直る、「牛めし」など22日15時から価格改定、値上げ効果に期待
記事一覧 (04/18)東京メトロが上場来の高値を更新、メトロ有楽町線と東武スカイツリーラインとの相互直通運転などに注目集まる
記事一覧 (04/18)インテージHDは後場一段と強い値動き、トランプ関税により市場調査の需要が増える期待
記事一覧 (04/18)山崎製パンは9日続伸、「1食のコメ価格、パンの2倍」と伝えられパン食の増加に期待強まる
記事一覧 (04/18)巴工業は次第に強含む、4月末を基準日とする株式3分割が接近、10月期末配当を増配
記事一覧 (04/18)セルシードなど再生医療・iPS細胞関連株が一斉高、住友ファーマの2日連続ストップ高を受け連想買い拡大
記事一覧 (04/18)ヤマタネが一段高、5月末を基準日とする株式分割を好感、2日続けて上場来高値を更新
記事一覧 (04/18)中外製薬が急伸、同社創成の糖尿病新薬候補の開発進展、期待高まる
記事一覧 (04/18)フジ・メディアHDが上値を追う、SBI・北尾氏の会見を受け思惑買いなど強まる
記事一覧 (04/17)くすりの窓口は前場最高値を更新した後も堅調に推移、未承認薬に関する報道など好感
記事一覧 (04/17)ヤマタネが上場来の高値を更新、株式分割など発表、コメ高騰関連株としても注目再燃
2025年04月22日

日野自動車が一時9%高、三菱ふそうとの統合に関する報道を受け注目集まる

■会社側は朝、経営統合について検討を進めていることなどを開示

 日野自動車<7205>(東証プライム)は4月22日、取引開始後に9%高の468.3円(39.7円高)まで上げ、約1カ月ぶりに450円台を回復している。朝、「日野自動車と三菱ふそう統合へ、トヨタ・ダイムラーとトラック世界連合」(日経電子版4月22日5:00)と伝えられ、注目が集まった。「持ち株会社を設立し、2026年4月を目標に上場をめざす」(同)などと伝えられた。

 これに対し、日野自動車は22日朝、東証IR開示などで「当社に関する一部報道について」を発表し、同社が発表したものではないとした上で、2023年5月に「当社及び三菱ふそうトラック・バス株式会社の経営統合に係る基本合意書の締結に関するお知らせ」を公表した通り、経営統合について検討を進めているが、最終合意や持ち株会社上場の時期、持ち株会社への出資比率や議決権比率、持ち株会社の会計上の扱い等については現時点で決まっていない、などと現状を開示した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:02 | 材料でみる株価

木徳神糧が一段高、「コメ価格15週連続値上がり」など材料視、昨日は業績予想を大幅に増額修正

■今期予想経常利益は前回予想を57.7%上回る見込みに

 木徳神糧<2700>(東証スタンダード)は4月22日、一段高で始まり、取引開始後は11%高の9060円(930円高)まで上げ、2日続けて年初来の高値を更新している。昨21日の午前9時に業績予想の大幅な増額修正などを発表。22日は「コメ価格、最高値更新・・・15週連続値上がり」(日テレNEWS4月22日朝)などと伝えられ、さらなる収益拡大に期待の強まる相場になっている。

 2025年12月期の連結業績予想の大幅な増額修正を21日に発表し、売上高は前回予想を6.5%上回る見込みに、経常利益は同57.7%、親会社株主に帰属する当期純利益は同55.6%上回る見込みに見直した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:41 | 材料でみる株価

王子HDが高値を更新、「中期経営計画」での配当性向50%など好感

■「中期経営計画2027骨子」を発表、事業ポートフォリオ転換開始など掲げる

 王子HD(王子ホールディングス)<3861>(東証プライム)は4月22日、続伸基調で始まり、取引開始後は4%高の689.0円(29.4円高)まで上げ、年初来の高値を2日続けて更新している。昨21日午後の取引時間中に「中期経営計画2027骨子」を発表し、発表後から値動きを強める相場となっている。

 「中期経営計画2027骨子」は2025年度を初年度とする3か年計画で、既存事業の収益力強化、事業ポートフォリオ転換開始、などを行う。配当性向は50%(2025年度以降)、自己株式取得(中計期間累計)は1200億円(2024年度以降の累計1500億円)、2027年度ROE8%達成、などを掲げた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:23 | 材料でみる株価
2025年04月21日

KLASSは後場一段高、大阪・関西万博にマルチディスペンサー採用、注目集まる

■大屋根リング内パビリオンワールドの飲食店でみそ汁やうどんの提供に活躍

 KLASS<6233>(東証スタンダード)は4月21日の後場、一段高となり、ストップ高目前の474円(79円高、20%高)まで上げて約1か月ぶりに年初来の高値を更新している。4月15日に発表した「『大阪・関西万博』の食体験を支える!当社のマルチディスペンサーが採用」に注目が集まっているもようで、発表後、値下がりした日は一日だけで続伸基調を続けている。

 発表によると、マルチディスペンサーは、さまざまな濃縮スープの希釈に対応したディスペンサーで、
ボタンを押すだけで誰でも簡単に抽出することができ、慌ただしい厨房においても快適で便利な作業を実現するために設計されており、混雑時でもスムーズな商品の提供を可能にするという。万博では会場内大屋根リング内のパビリオンワールド内にある飲食店に導入され、期間中、みそ汁やうどんの提供に使用される予定とした。多くの人の目に留まり注目が強まる期待が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:42 | 材料でみる株価

ジェイエスエスが後場一段高、公共水泳施設の共同運営戦略に期待強まる

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■和歌山県有田市の市民水泳施設をミズノグループと共同運営

 ジェイエスエス<6074>(東証スタンダード)は4月21日の後場一段と強い値動きとなり、13時には12%高の457円(49円高)まで上げて今年2月につけた年初来の高値458円に急接近している。スイミングスクールの大手で、4月11日に和歌山県有田市の市民公共水泳施設「えみくるARIDA」の共同運営業務受託を発表。以後、日々の下値を毎日セリ上げながら出直り傾向を続けており、こうした値動きをみてさらに買いが強まったとみられている。

 「えみくるARIDA」の運営は、同施設の指定管理者であるミズノ<8022>(東証プライム)グループのミズノスポーツサービス株式会社と施設運営業務委託契約を締結し当該施設を共同運営する。ジェイエスエスは昨24年に株式会社ワカヤマアスレティックス(和歌山市)の全株式を取得し、今後もM&A戦略を強化する方針を明らかにしている。今回の共同運営受託は、M&A戦略と並行して行う成長戦略として注目されている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:47 | 材料でみる株価

ペットゴーが後場一段と出直る、個人投資家にも機関投資家と同列で決算説明会をオンライン配信、注目強まる

■ペットメディア運営会社の株式取得による新事業に期待強い

 ペットゴー<7140>(東証グロース)は4月21日、3日続伸基調となり、後場一段と強い値動きで10%高に迫る997円(87円高)まで上げ、出直りを強めている。16日に2025年3月期の決算説明会をオンライン配信(Zoomウェビナー)で個人投資家、機関投資家、アナリストを対象に行うと開示。個人投資家も同列に扱ってくれるのは珍しいとされ、株価は翌17日から連騰となっている。

 3月期の決算発表は5月14日(水)15:30以降を予定し、オンライン配信は5月16日午後の予定。4月1日を株式譲渡実行日として、SNSを中心に20万人以上のフォロワーを抱えるペットメディアを運営する株式会社FLAFFY(東京都渋谷区)を議決権所有割合にして80%取得すると3月に開示した。両社の強みを活かし、ペットゴーグループとして、ペット関連企業向けのマーケティング支援サービスを提供するとしており、今期はこうした新展開もある。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:07 | 材料でみる株価

ファンデリーが連日ストップ高、国産ハイブランド冷食「旬をすぐに」イズミヤなどでも販売開始

■4月に入り「イオン」や「ライフ」など連日のように販路拡大など発表中

 ファンデリー<3137>(東証グロース)は4月21日、一段高となり、799円(100円高)まで上げて連続ストップ高となっている。18日付でエイチ・ツー・オー リテイリング<8242>(東証プライム)グループ」の「イズミヤ」および「阪急オアシス」の17店舗にて2025年5月初旬より国産ハイブランド冷食「旬をすぐに」の販売を順次開始すると発表し、買い材料視されている。

 4月に入り、イオングループやライフコーポレーションなど、連日のように「旬をすぐに」の新規取引や販路拡大を発表している。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:15 | 材料でみる株価

日本航空は4日続伸基調、GW期間中の予約状況、国際線は13%増と伝えられる

■国内線はANA2%増、JAL4%増だが国内航空全体では1%減と伝えられる

 日本航空<9201>(東証プライム)は4月21日、2530.0円(12.0円高)まで上げた後も堅調に売買され4日続伸基調となっている。ゴールデンウイーク(GW)期間中の予約状況(4月26日〜5月6日)が国際線は比較的好調で「ANAは約24万人と前年同期比で11%増えた。(中略)JALの国際線も約22万人と前年同期比で13%増えた」(日本経済新聞4月19日付朝刊)と伝えられ、好感されている。

 一方、国内の予約状況については、「ANAが約119万人と2%増」「JALも予約数は約93万人と前年比4%増」だったが、国内航空13社の国内線の予約数は前年同期比1%減と伝えられた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:44 | 材料でみる株価

神戸物産が年初来の高値を更新、円高など材料視、日米関税交渉の2度目の会合に憶測

■2度目は4月24日の観測、自動車やコメなどの協議不調なら円高の懸念

 神戸物産<3038>(東証プライム)は4月21日、再び一段高となり、4499円(179円高)まで上げた後も170円高前後で売買され、年初来の高値を更新している。円高が追い風になる銘柄で、週明けの円相場が日米関税交渉の2度目の会合への憶測などから再び円高に振れていることなどを受け、2024年10月以来、約6カ月ぶりの4400円台に進んでいる。また、物価高を受けて節約志向が強まっていることも追い風のようだ。

 週明けの円相場は午前10時頃に1ドル141円20銭前後で推移し、前週末夕方の142円40銭前後から大幅な円高に転じている。日米関税交渉では、4月17日に開かれた初回の会合でトランプ大統領の予定外の出席にもかかわらず円相場に関する話は出なかったと伝えられ、17、18日の円相場は円安に傾いた。しかし、2度目の会合は4月24日に加藤財務相とベッセント財務長官が会談する模様と伝えられている。トランプ大統領は演説やSNSで自動車やコメなどを例示しているため、これらの品目で折り合いがつかない場合は為替が交渉材料になるとの見方が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:18 | 材料でみる株価

松屋フーズHDは一段と出直る、「牛めし」など22日15時から価格改定、値上げ効果に期待

■原材料などの高騰・上昇を受け商品の質を維持・向上し安定供給を図る

 松屋フーズHD(松屋フーズホールディングス)<9887>(東証プライム)は4月21日、再び出直って始まり、取引開始後は6230円(140円高)まで上げ、取引時間中としては今年1月16日以来、約3か月ぶりに6200円台を回復している。18日に「価格改定および深夜料金導入店舗拡大のご案内」を発表。『牛めし』(並盛)は現行価格430円(税込み)を460円(同)に改定するなどとし、値上げ効果に期待が出ている。

 改定は2025年4月22日(火)15時からで、松屋およびマイカリー食堂(松屋もしくは松のやとの併設店舗のみ)の一部商品で実施するとした。「原材料価格の高騰や光熱費、人件費、配送費、包材費などの上昇の影響を受け、慎重に検討した結果、商品の質を維持・向上し、安定供給を図る」(発表リリースより)。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:41 | 材料でみる株価
2025年04月18日

東京メトロが上場来の高値を更新、メトロ有楽町線と東武スカイツリーラインとの相互直通運転などに注目集まる

■「臨海副都心と東京・埼玉東部の飛躍的なアクセス向上」などに期待

 東京メトロ(東京地下鉄)<9023>(東証プライム)は4月18日、2018.5円(9.5円高)まで上げた後も堅調に売買され、小幅高だが取引時間中の上場来高値を更新している。直近発出したニュースリリースとしては、17日付で、メトロ有楽町線と東武鉄道<9001>(東証プライム)の東武スカイツリーライン・伊勢崎線・日光線との相互直通運転にかかる基本合意を発表しており、「臨海副都心と東京・埼玉東部の飛躍的なアクセス向上」(発表リリースより)に期待が出ているようだ。

 発表によると、有楽町線延伸区間(豊洲・住吉間)の、半蔵門線(住吉・押上間)を経由した東武スカイツリーライン・伊勢崎線・日光線との相互直通運転について基本合意した。有楽町線の延伸区間(豊洲・住吉間)の開業(2030年代半ば)に合わせて運転を開始する。直通運転効果の例としては、『草加→東陽町』間の所要時間が約40分から約29分に短縮される(乗換回数は2回から0回に)、『豊洲→春日部』間は所要時間が約61分から約53分に短縮される(乗換回数は2回から0回に)、などを例示した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:24 | 材料でみる株価

インテージHDは後場一段と強い値動き、トランプ関税により市場調査の需要が増える期待

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■90日間の猶予が終了した後はモノの値段や市場シェアなど変動する可能性

 インテージHD(インテージホールディングス)<4326>(東証プライム)は4月18日、再び出直りを強める相場となり、後場は13時半を過ぎて4%高に迫る1723円(59円高)をつけ、一段と強い値動きとなっている。市場調査の最大手で、2月に業績予想の増額修正を発表するなどで業績は好調。加えて、トランプ関税の90日間の猶予が終了した後はモノの値段や市場シェアに動きが出てくるので市場調査の需要が増えるといった期待が出ている。第3四半期の決算発表は5月8日を予定している。

 2025年6月期の第2四半期連結決算(24年7月〜12月・累計、中間期)は、期初に開示した予想を営業利益が62%上回り、親会社株主に帰属する中間純利益は0.9%上回った。ビジネスインテリジェンス事業が顧客企業のDX推進に伴うデータ活用ニーズの高まりを背景に好調に推移。マーケティング支援(消費財・サービス)事業およびマーケティング支援(ヘルスケア)事業は計画対比で減収となったものの、業務効率化や固定費削減などのコスト最適化施策により、利益面では計画を上回った。これを受け、25年6月期の連結業績予想を増額修正し、営業利益は従来予想を18%上回る見込みに見直し、親会社株主に帰属する当期純利益は同1.4%上回る見込みに見直した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:51 | 材料でみる株価

山崎製パンは9日続伸、「1食のコメ価格、パンの2倍」と伝えられパン食の増加に期待強まる

■ネットやテレビの情報番組で米飯の割高を伝える例が増加

 山崎製パン<2212>(東証プライム)は4月18日の後場、3285円(70円高)で始まり、値上がり率は小さいが9日続伸基調となっている。コメ価格の高騰を受け、ネット上やテレビの情報番組で「米と食パン1食分の価格を比較した結果」(3月12日14:20提供:Ameba News/ブログ発)といった情報が伝えられており、パン食の増加に注目した買いが広がっているようだ。

 日経電子版では、「『1食』のコメ価格、パンの2倍、小麦製品の割安さに注目」(4月15日)と伝えた。一方、直近のテレビ情報番組では、コメの輸入が急増し、2月の輸入だけで2023年の年間輸入量を超えたと伝えた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:06 | 材料でみる株価

巴工業は次第に強含む、4月末を基準日とする株式3分割が接近、10月期末配当を増配

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■4月末基準の買付期限(権利付き最終日)は4月25日

 巴工業<6309>(東証プライム)は4月18日、次第に強含む相場となり、午前10時半にかけて4230円(85円高)まで上げて出直りを強めている。遠心分離機の世界的大手で、4月30日を基準日として株式3分割を行うと発表済み。4月末基準の分割や配当などを確保するための買付期限(権利付き最終日)は、今年は4月25日のため、これを意識した買いが増えているようだ。ヤマタネ<9305>(東証プライム)が17日に株式分割を発表して活況高となっているため、分割銘柄への注目が再燃する様子がある。

 この株式分割にともない、2025年10月期の期末配当予想を1株当たり25円の予定に見直した。株式分割前に換算した1株当たりの期末配当予想は75円となり、前回予想の73円に比べて2円の増配となる。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:21 | 材料でみる株価

セルシードなど再生医療・iPS細胞関連株が一斉高、住友ファーマの2日連続ストップ高を受け連想買い拡大

■心臓関連のクオリプスやハートシードも大きく上げ、ヘリオスは住友ファーマと連携

 セルシード<7776>(東証グロース)は4月18日、再び急伸相場となり、午前10時過ぎには17%高の662円(99円高)まで上げ、「同種軟骨細胞シート(CLS2901C)の治験開始」に期待が集中して急伸した年初来の高値742円(3月27日)に迫っている。「同種軟骨細胞シート」に関する目新しい発表はないが、18日は住友ファーマ<4506>(東証プライム)が京都大学のiPS細胞によるパーキンソン病治療に関する報道で協力企業とされて2日連続ストップ高となり、クオリプス<4894>(東証グロース)ヘリオス<4593>(東証グロース)ハートシード(HEARTSEED)<219A>(東証グロース)なども連想買いなどで大幅高となっている。こうした買い人気が波及して「iPS細胞」「再生医療」に関連する銘柄として注目が再燃したとみられている。

 住友ファーマについては、日本経済新聞4月17日付朝刊が伝えた「iPS細胞使い『パーキンソン』治療、京大など、治験で症状改善」との報道の中で「協力企業」とされ注目が集中した。また、同日付の同紙には、「肝臓再現したミニ臓器〜慶応大学など作製〜」との報道もあり、同大とJSR(2024年に上場を取りやめ株式非公開化)が作製に成功と伝えられた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:57 | 材料でみる株価

ヤマタネが一段高、5月末を基準日とする株式分割を好感、2日続けて上場来高値を更新

■5月31日を基準日として普通株式を1株につき2株の割合で分割

 ヤマタネ<9305>(東証プライム)は4月18日、一段高となり、午前10時にかけて7%高の4440円(255円高)まで上げ、2日続けて上場来の高値を更新している。昨17日の13時半前に株式分割などを発表。その後急伸し、翌18日も買い先行となっている。

 株式分割は、2025年5月31日を基準日として、同日時点の株主の所有する普通株式を1株につき2株の割合で分割するとした。5月末を基準とする分割や配当などを確保するための買付期限(権利付最終日)は、今年は5月28日になる。

 また、分割にともない、現在実施中の自社株買いの上限株数(取得し得る株式の総数)も90万株から180万株に拡大した。取得価額の総額は従来のまま30億円を継続した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:12 | 材料でみる株価

中外製薬が急伸、同社創成の糖尿病新薬候補の開発進展、期待高まる

■米イーライ・リリー社が開発中、臨床試験でポジティブなトップライン結果

 中外製薬<4519>(東証プライム)は4月18日、買い気配で始まり、16%高の8232円(1147円高)まで上げて約2か月ぶりに実質的な上場来の高値を更新している。同日朝、2型糖尿病を対象とする新薬候補の臨床試験で統計学的に有意な有効性が示されたと発表し、注目が集中している。

 発表によると、同社が創成し、米Eli Lilly and Company(イーライ・リリー社)が開発中の非ペプチド型経口GLP−1受容体作動薬orforglipronについて、イーライ・リリー社が米国時間の4月17日にプレスリリースを発出し、食事療法および運動療法のみでは血糖コントロールが不十分な成人2型糖尿病患者を対象とした第V相ACHIEVE−1試験におけるポジティブなトップライン結果を開示した。イーライ・リリー社は、orforglipronについて体重管理に対して今年末までに世界の規制当局に申請する予定で、2型糖尿病に対する申請は2026年を予定しているとしたため、期待が高まっている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:48 | 材料でみる株価

フジ・メディアHDが上値を追う、SBI・北尾氏の会見を受け思惑買いなど強まる

■会見で米投資ファンド側に立ち動向に注目集まる

 フジ・メディアHD(フジ・メディア・ホールディングス)<4676>(東証プライム)は4月18日、反発して始まり、取引開始後は10%高の3347.0円(316.0円高)まで上げて昨17日の取引時間中につけた高値3433.0円に向けて出直っている。17日午後、SBIホールディングス<8473>(東証プライム)の北尾吉孝会長兼社長が会見を開いてフジ・メディアHDの経営陣を批判。北尾氏は、米投資ファンドのダルトン・インベストメンツがフジ・メディアHDに宛てた書簡の中で新たな経営陣の候補の一人とされているため、思惑材料視する買いや、何らかの展開に期待する買いが入っている。

 「SBIホールディングス(HD)の北尾吉孝会長兼社長は17日、東京都内で記者会見し、フジテレビの親会社フジ・メディア・ホールディングス(HD)が先月発表した新体制について「不十分だ」と批判した。その上で、再生に向けて組織や事業の改革が必要との認識を示した」(時事ドットコム4月17日午後)と伝えられた。「現経営陣が敵対するなら勝負する」とも語った。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:27 | 材料でみる株価
2025年04月17日

くすりの窓口は前場最高値を更新した後も堅調に推移、未承認薬に関する報道など好感

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■3月から『くすりの窓口ポイント』と『dポイント』連携し利便性が一層拡大

 くすりの窓口<5592>(東証グロース)は4月17日、朝方に7%高の2276円(143円高)まで上げて約半月ぶりに上場来の高値を更新し、後場も2200円台で堅調に売買されている。17日の買い材料としては、日本経済新聞で「日本未承認薬の『ロス』解消へ、厚労省、11品目製品化支援」と伝えられたことなどが言われているが、3月から電子お薬手帳『EPARKお薬手帳アプリ』で貯まる『くすりの窓口ポイント』とNTTドコモの共通ポイントサービス『dポイント』との連携が開始され、さらに利便性が高まったことで期待の強い相場になっている。

 業績は好調で、2025年3月期は、第3四半期までで「営業利益は期初計画をほぼ四半期前倒しで達成」(決算説明資料より)した。2月14日には業績予想の上方修正も発表。親会社株主に帰属する当期純利益などが最高益を連続更新する見込みだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:27 | 材料でみる株価

ヤマタネが上場来の高値を更新、株式分割など発表、コメ高騰関連株としても注目再燃

■5月末の株主の所有する普通株式を1株につき2株の割合で分割

 ヤマタネ<9305>(東証プライム)は4月17日の13時半前に株式分割などを発表、株価は一段と強い値動きになり、4260円(150円高)まで上げ、約2か月ぶりに上場来の高値を更新している。株式分割は、2025年5月31日(土曜日)を基準日として、同日時点の株主の所有する普通株式を1株につき2株の割合で分割する。

 コメ高騰を受けて注目されている銘柄の一つで、第3四半期決算短信(2024年4〜12月・累計、連結)では、コメ卸売販売については、「引き続き原料玄米調達環境は厳しい状況が続き」「精米販売は44千玄米トン(前年同期比18.7%減)、玄米販売は12千玄米トン(同21.8%減)と前期を下回った」(決算短信より)。3月決算の発表は5月13日を予定しており、コメの卸売販売事業も注視されている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:35 | 材料でみる株価