[材料でみる株価]の記事一覧
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記事一覧 (04/08)花王は3年ぶりの高値に進む、香港のファンド、オアシス・マネジメントの動向を巡り再び一段高
記事一覧 (04/08)ソシオネクストが高値を更新、米半導体株高を受け再び一段高、「もみ離脱」のチャート妙味も
記事一覧 (04/05)アルインコが年初来の高値を更新、中期計画で「累進配当」を実施、新型足場「アルバトロス」の旺盛な需要に対応
記事一覧 (04/05)TWOSTONE&Sonsは6日続伸基調で高値に迫る、Web3領域の新事業に期待強い
記事一覧 (04/05)ヨネックスは下値圏から連日出直る、「小学生ジュニアゴルフ選手権大会」に注目集まる
記事一覧 (04/05)ヤマト・インダストリーは日々上げ幅を広げ遂にストップ高、「かご台車」の大手で「物流の2024年問題」など材料視
記事一覧 (04/05)助川電工が高値を更新、日米首脳会談で核融合の実用化へ連携と伝えられ注目強まる
記事一覧 (04/05)ユニチカは一段高で始まる、「ハイエントロピー合金」に期待集中、材料株妙味を発揮
記事一覧 (04/04)花王は朝高の後一進一退、ヘッジファンドのオアシスが要求と伝えられたがやや消化難の様子
記事一覧 (04/04)ユニチカが一時21%高、世界最高レベルのハイエントロピー合金を開発とし注目集中
記事一覧 (04/04)ソシオネクストが一段高、「目標株価」好感、4月から日経平均採用で一時700円高も上げ増幅要因に
記事一覧 (04/04)DeNAが高値に迫る、ポケモンカードゲームで上げた後一進一退だったが「目標株価」伝わり買い安心感
記事一覧 (04/04)住友金属鉱山は年初来の高値を4日連続更新、金や銅が最高値、「わかりやすい買い材料」で注目度強まる
記事一覧 (04/04)ソニーGは満額に近い自社株買いと消却が好感され出直り強める
記事一覧 (04/03)ステラファーマが後場急伸、再発乳がんを対象としたホウ素中性子捕捉療法の臨床研究に期待強まる
記事一覧 (04/03)NANO MRNAが急伸、「裸のmRNA」からなる安全な新型コロナワクチン開発に成功とし注目集まる
記事一覧 (04/03)日本航空が一段と強含む、ANAとグランドハンドリング業務資格の相互承認を4月開始、業務効率化などで前進
記事一覧 (04/03)DOWAホールディングスが出直り強める、貴金属・非鉄相場の上昇を好感
記事一覧 (04/03)北海道電力が一段高、原油高、業績予想の増額、原発巡る動き、国産半導体の千歳進出など材料視
記事一覧 (04/03)イオン北海道が年初来の高値を更新、札幌市内の西友9店舗を取得、さらなる拡大に期待高まる
2024年04月08日

花王は3年ぶりの高値に進む、香港のファンド、オアシス・マネジメントの動向を巡り再び一段高

■今度は「来年株主総会での株主提案も」と伝えられる

 花王<4452>(東証プライム)は4月8日、再び一段高となり、6300円(155円高)まで上げて2日ぶりに年初来の高値を更新し、2021年以来の6300円台をつけて売買活発となっている。「オアシス、花王株3%超保有、来年株主総会での株主提案も選択肢」(ロイターニュース4月8日午前10:29)と伝えられており、来年の株主総会の話ではあるものの思惑含みの相場となっている。

 4月4日に香港を拠点とするヘッジファンドのオアシス・マネジメント・カンパニーが「花王にマーケティングの改善要求」(ロイターニュース4月4日午前)と伝えられ、この日は298円高の6099円と動意を強め、がぜん注目のマトになった。花王は同日付で「当社株主による主張について」を発表し、オアシス・マネジメントの主張は残念ながら十分な理解がなされていないこと、中期経営計画「K27」において、主力ブランドへの投資によるグローバルな成長を追求していること、オアシス・マネジメント及びすべての株主と直接かつ建設的に関わり、また、課題を解決するための新たな視点を歓迎すること、などを開示している。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:11 | 材料でみる株価

ソシオネクストが高値を更新、米半導体株高を受け再び一段高、「もみ離脱」のチャート妙味も

■半導体関連株が全体に高い中で先行して高値を更新

 ソシオネクスト<6526>(東証プライム)は4月8日、再び一段高となり、午前10時30分にかけては8%高に迫る4980円(360円高)台で売買され、実質的な上場来の高値に進んでいる。4月4日に、モルガンスタンレーMUFG証券が目標株価を2100円引き上げて5200円に見直したと伝えられ、注目度が強まった上、前週末のNY株式市場でエヌビディアなどの半導体関連株が再び活況高となり、買いが再燃した。

また、半導体関連株の中ではチャート妙味がともなってきたとして注目を強める様子もある。値動きを見ると、2、3月はもみ合い相場だったが、4月に入ってこのもみ合いを抜け出して高値に進んできた。このため、しばらくは「もみ離脱」「上離れ」の軽快な値動きが期待できるとの見方が出ている。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:38 | 材料でみる株価
2024年04月05日

アルインコが年初来の高値を更新、中期計画で「累進配当」を実施、新型足場「アルバトロス」の旺盛な需要に対応

■PBR1倍達成に取り組む、枠組み足場から新型足場への買い替えを促進

 アルインコ<5933>(東証プライム)は4月5日、6%高の1136円(961円高)まで上げて2日続伸し、約2か月ぶりに年初来の高値を更新して2020年以来の高値に進んでいる。建設資材の大手でレンタルも展開。4月3日に業績予想の修正と「中期経営計画2027」(25年3月期から27年3月期までの3カ年)を発表し、24年3月期の連結業績予想は売上高と営業利益を下方修正したが、新型足場「アルバトロス」などは拡大する見通し。配当については、中期計画の期間中に「利益成⻑に応じて増加させる累進配当を実施」としたことなどが好感されている。

 「中期経営計画2027」では、コア事業において枠組み足場から新型足場「アルバトロス」への買い替えを促進し、新型足場「アルバトロス」の旺盛な需要に対応するとともに、住宅機器・電子機器関連事業の収益基盤の再構築にも取り組むとした。資本効率と株価を意識した経営も推し進め、「PBR1倍達成に向けてROEとPERを高める取り組みを最重要課題として推進」し、連結配当性向は40%を目標に、「計画期間中については、一株当たり配当額を、前年度実績を下限として、利益成⻑に応じて増加させる累進配当を実施」するとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:33 | 材料でみる株価

TWOSTONE&Sonsは6日続伸基調で高値に迫る、Web3領域の新事業に期待強い

■4月12日「先着500名様」で四半期決算説明および質疑応答をWeb発信

 TWOSTONE&Sons<7352>(東証グロース)は4月5日、6日続伸基調となり、後場一段と上げて13%高の1888円(219円高)をつけ、約1か月ぶりに1800円台を回復して上場来の高値1950円(2024年3月7日)に向けて出直っている。直近の手掛かり材料としては、子会社のYellowstone ConsultingとWeb3領域で専門知識を有するプロフェッショナルファームのDeFimans(東京都港区北青山)との協業開始を4月3日に発表したことなどが注目されており、日経平均900円安の中、新領域の事業に取り組む銘柄として資金がシフトしているようだ。

 また、4月12日に第2四半期決算説明および質疑応答を「先着500名様」でWeb会議ツール「Zoom」によるオンライン配信する予定と開示済み。このため、今回の協業も含めた事業展望などをどのように示すか、期待が高揚してきたとの見方が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:49 | 材料でみる株価

ヨネックスは下値圏から連日出直る、「小学生ジュニアゴルフ選手権大会」に注目集まる

■第1回大会を開催、『草の根販促活動』による将来の寄与を期待

 ヨネックス<7906>(東証スタンダード)は4月5日、3日続伸基調となり、1230円(44円高)まで上げて約2か月ぶりに1200円台を回復し、下値もみあいから出直りを続けている。4日、「第1回:関東小学生ヨネックスジュニアゴルフ選手権大会開催」と発表し、第2回、第3回と開催を重ねれば、同社得意の『草の根販促活動』による業績拡大がさらに強まる期待が出ている。

 業績は好調で、第3四半期累計決算(2023年1〜12月、連結)は、「国際大会等の再開や、当社の草の根販促活動、契約選手の活躍によりスポーツ需要が堅調に推移したことに加え、当社製品への注目も高まり連結売上高は3Q累計で過去最高値を計上」(決算説明資料)した。収益的には、円安が外貨建て費用の増加に影響するなどで北米、アジア、国内が減益だったが欧州は大幅増益。3月通期は各利益とも連続最高を更新する見通しを据え置いた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:05 | 材料でみる株価

ヤマト・インダストリーは日々上げ幅を広げ遂にストップ高、「かご台車」の大手で「物流の2024年問題」など材料視

■4月に入り連日高、需要拡大の期待強まる

 ヤマト・インダストリー<7886>(東証スタンダード)は4月5日、一段高となり、午前11時過ぎにストップ高の1134円(150円高、15%高)まで上げ、5日続伸基調で日々上げ幅を広げる相場となっている。物流機器事業ユニットで「かご台車」や「運搬車」の開発製造を行い、「かご台車」の大手。4月1日に施行された残業規制による「物流の2024年問題」によって需要が拡大する期待が強まっている。

 第3四半期連結決算(2023年4〜12月・累計)は24年2月13日に発表し、3月通期の予想を全体に下方修正した。ただ、その要因は合成樹脂成型関連事業でOA業界からの受注が回復しないことや為替差損、海外子会社の構造改革費用などとした。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:34 | 材料でみる株価

助川電工が高値を更新、日米首脳会談で核融合の実用化へ連携と伝えられ注目強まる

■阪大発スタートアップ企業が初の実証設備とも伝えられ関連銘柄に期待

 助川電気工業<7711>(東証スタンダード)は4月5日、次第に上げ幅を広げ、午前10時50分にかけて5%高の1448円(72円高)まで上げて約ゥ1か月ぶりに年初来の高値を更新し、2023年4月以来の水準に進んでいる。原子炉や核融合関連株と位置付けられ、「日米『核融合』実用へ連携、次世代発電の開発主導狙い…首脳会談での合意に向け調整」(読売新聞オンライン4月4日)などと伝えられたことを受け、日米首脳会談で核融合の実用化に向けた取組が積極化する気待が広がり注目が強まっている。

 「日米両政府は10日にワシントンで行う首脳会談に合わせ、次世代エネルギーとして期待される核融合発電技術を巡る「戦略的パートナーシップ(協力関係)」締結で合意する調整に入った」(同)と伝えられた。また、5日には、「核融合新興、浜松に初の実証設備」(日本経済新聞4月5日付朝刊)と伝えられ、「大阪大学発スタートアップで核融合発電を目指すEX―Fusion(エクスフュージョン、大阪府吹田市)は4日、浜松市の研究開発拠点を公開した」(同)とされた。関連銘柄探しが活発化する様子がある。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:07 | 材料でみる株価

ユニチカは一段高で始まる、「ハイエントロピー合金」に期待集中、材料株妙味を発揮

■高性能な水素生成電極など創出可能とし注目強い

 ユニチカ<3103>(東証プライム)は4月5日、一段高で始まり、取引開始後は11%高の242円(24円高)まで上げて昨4日のストップ高に続き年初来の高値を更新している。4日午前、「世界最高レベルの高表面積を有するハイエントロピー合金の開発に成功<次世代エネルギーに貢献できる新たな材料開発>」と発表、直後に急動意となり、同日午後は一段高の急伸となった。5日は日経平均が急反落で始まり、主力株の動向に不透明感があるため材料株に資金がシフトしやすい状況といえそうだ。

 発表によると、ハイエントロピー合金は、5種類以上の元素が同程度含まれる多元系合金で、近年、新しい金属材料として注目されている。新開発の技術は、様々な組成のハイエントロピー合金に応用できるため、次世代エネルギーとして期待される水素利用を促進する高性能な水素生成電極や燃料電池用電極触媒などの創出が期待されるとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:13 | 材料でみる株価
2024年04月04日

花王は朝高の後一進一退、ヘッジファンドのオアシスが要求と伝えられたがやや消化難の様子

■マーケティング改善しだいで株価は1万円を超えるとみているもようだが

 花王<4452>(東証プライム)は4月4日、もみ合いを抜け出すように出直る相場となり、朝の取引開始後に7%高の6224円(423円高)まで上げて約3か月ぶりに6000円台を回復、その後は伸びきれないが年初来の高値を更新している。香港を拠点とするヘッジファンドのオアシス・マネジメント・カンパニーが「花王にマーケティングの改善要求」(ロイターニュース4月4日午前9:29)と伝えられ、がぜん注目のマトになった。

 報道によると、「主要な化粧品とスキンケアブランドの国際的な成長に重点を置くよう要請」し、「声明の中で、主要化粧品などの成長に重点を置いてマーケティングを改善させた場合、『花王の株価は1万円を超え、現在の株価水準から76%以上上昇する』との試算を示した」(同)という。ただ、花王からの発信は「東証適時開示閲覧サービス」を見る限り13時40分現在まで特段みられず、投資家にとっては、やや消化難の様子があるようだ。同社株はPBRが3倍近いなどでスペックの高い優良銘柄とされており、多少のことでは動じないのでは、といった見方もある。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:54 | 材料でみる株価

ユニチカが一時21%高、世界最高レベルのハイエントロピー合金を開発とし注目集中

■多元系合金、高性能な水素生成電極などに近年、新しい金属材料として注目

 ユニチカ<3103>(東証プライム)は4月4日、一時21%高の204円(36円高)まで上げて約5か月ぶりに200円台を回復している。同日午前、「世界最高レベルの高表面積を有するハイエントロピー合金の開発に成功<次世代エネルギーに貢献できる新たな材料開発>」と発表し、買い気配を交えて上値を追った。

 発表によると、ハイエントロピー合金は、5種類以上の元素が同程度含まれる主成分を持たない多元系合金で、近年、新しい金属材料として注目されている。新開発の技術は、様々な組成のハイエントロピー合金に応用できるため、次世代エネルギーとして期待される水素利用を促進する高性能な水素生成電極や燃料電池用電極触媒などの創出が期待されるとした。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:35 | 材料でみる株価

ソシオネクストが一段高、「目標株価」好感、4月から日経平均採用で一時700円高も上げ増幅要因に

■日経平均は一時700円高、台湾の地震でも半導体供給に支障なしの見方

 ソシオネクスト<6526>(東証プライム)は4月4日、次第高となって一段と上値を追い、午前11時には17%高の4687円(698円高)まで上げて年初来の高値を更新し、東証プライム銘柄の値上がり率1位に躍り出る場面を見せて活況高となっている。朝、モルガンスタンレーMUFG証券が投資判断を引き上げ、目標株価は2100円引き上げて5200円に見直したと伝えられ、注目度が強まった。さらに、4月1日から日経平均(225種)採用になり、4日の日経平均が一時700円高の大幅反発となる中で採用銘柄に機械的な買いが入っているとされ、値上がりが増幅されたと見られている。

 日経平均は昨3日に一時621円87銭安(3万9217円04銭)まで下押し、イスラエルとイランの緊張に加え、台湾で発生した地震を受けて半導体の供給や大陸からの干渉などが懸念されたとみられているが、半導体の供給については大きな被害がないとされ、4日の株式市場は買い直す動きが活発化している。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:23 | 材料でみる株価

DeNAが高値に迫る、ポケモンカードゲームで上げた後一進一退だったが「目標株価」伝わり買い安心感

■JPモルガン、700円引き上げ2000円に見直したと伝わる

 DeNA(ディー・エヌ・エー)<2432>(東証プライム)は4月4日、大きく出直る相場となり、9%高の1629.5円(139.5円高)まで上げて2月下旬につけた年初来の高値1648.5円に迫っている。2月下旬にスマートフォン向けポケモンカードゲームの発表を受けて急伸した後一進一退だったが、4日はJPモルガン証券が投資判断を引き上げ、目標株価を700円引き上げて2000円に見直したと伝えられ、買い安心感が広がる形になった。

 第3四半期決算(2023年4〜12月・累計、連結)は各利益とも赤字で、これを発表した2月7日時点で3月通期の連結業績予想の開示を見合わせた。このため株価は陥没型の下げとなり、2月下旬には1200円台だったが、スマホ向けポケモンカードゲームの発表を受けてこの下げを完全に奪回。その後も期待の強さをうかがわせていた。1月には配車アプリの開発運営を行う持分会社GO株式会社(東京都港区)の株式上場に向けた準備開始を発表した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:40 | 材料でみる株価

住友金属鉱山は年初来の高値を4日連続更新、金や銅が最高値、「わかりやすい買い材料」で注目度強まる

■カナダの金鉱山開発プロジェクトでも生産を開始

 住友金属鉱山<5713>(東証プライム)は4月4日、一段高の出直り継続となり、取引開始後は7%高の5190円(361円高)まで上げ、年初来の高値を4日連続更新。約7か月ぶりに5000円台を回復している。米国3日のNY金先物が連日最高値を更新したと伝えられ、銅の国内地金相場もプライスリーダーのJX金属が3日に建値を1トン140万円とし最高値を更新したとされるなどで市況高の追い風に期待が強まっている。

 国内では菱刈金山(鹿児島県)を保有し、海外でも4月1日にカナダの「コテ金鉱山開発プロジェクトにて生産開始」と発表するなど、「金」関連株としての注目が強まっている。わかりやすい買い材料とされており、昨3日までで6日続伸となっている。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:07 | 材料でみる株価

ソニーGは満額に近い自社株買いと消却が好感され出直り強める

■2000億円の予算で実施してきた自社株買いで1999億9932万円執行

 ソニーG(ソニーグループ)<6758>(東証プライム)は4月4日、反発基調で始まり、取引開始後は1万3125円(120円高)まで上げて出直りを強めている。3日の夕方、2023年5月から24年5月までの予定で実施してきた自社株買い(自己株式の取得)について、ほぼ予定買付額に達したため終了すると発表し、自己株式の消却も発表、好感されている。

 2023年5月から実施してきた自社株買いの上限は株数を2500万株、総額を2000億円としてきたが、24年4月3日までで総額1999億9932万6000円を執行し、1544万1700株を取得した。また、自己株式の消却は1261万2300株(24年3月31日現在の発行済株式総数に対する割合1.0%)を24年4月10日(予定)に消却する。保有する自己株式の総数の上限は発行済株式総数の3%程度を目安とし、それを超える部分は原則として消却を行うことを基本方針としているとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:41 | 材料でみる株価
2024年04月03日

ステラファーマが後場急伸、再発乳がんを対象としたホウ素中性子捕捉療法の臨床研究に期待強まる

■新しい乳がん治療の選択肢の基礎確立に加え胸部領域のBNCT分野にも大きく貢献

 ステラファーマ<4888>(東証グロース)は4月3日の午後、「再発乳がんを対象としたホウ素中性子捕捉療法の臨床研究に関する論文掲載のお知らせ」を発表し、注目が集中。株価は14時過ぎに一時16%高の311円(43円高)まで上げて急伸し、約1週間ぶりに300円台を回復した。

 発表によると、同社がBNCT(Boron Neutron Capture Therapy:ホウ素中性子捕捉療法)用ホウ素医薬品「ステボロニン」の提供を行っている社会福祉法人仁生社江戸川病院(東京都江戸川区)で実施された再発乳がんを対象とした研究者主導の特定臨床研究(以下、本研究)に関する論文が「Cureus」(注:症例報告を共有するプラットフォーム)の電子版に掲載された。論文題目は「The Effects of Boron Neutron Capture Therapy on the Lungs in Recurrent Breast Cancer Treatment」。本研究は、新しい乳がん治療の選択肢の基礎を確立するだけでなく、胸部領域のBNCT分野にも大きく貢献すると評価されているとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:56 | 材料でみる株価

NANO MRNAが急伸、「裸のmRNA」からなる安全な新型コロナワクチン開発に成功とし注目集まる

■ナノ医療イノベーションセンター中心に複数の大学などと共同で開発

 NANO MRNA<4571>(東証グロース)は4月3日、急伸相場となり、午前10時過ぎにストップ高の229円(50円高、28%高)に達し、後場はそのまま買い気配を続けている。同日午前、「mRNAワクチンに関する論⽂公開のお知らせ」を発表しており、注目されている。感染症を対象としたmRNAワクチンに関する共同研究論⽂が、国際的医学誌「Molecular Therapy」オンライン版(2024年4⽉3⽇付)に掲載されたとした。

 発表によると、論文は「裸のmRNA」からなる安全な新型コロナウイルスワクチンの開発に成功したとするもので、「ナノ粒子製剤化していない「裸のmRNA」が全身性の副作用を伴わず強力な免疫を誘導できることを世界で初めて実証」したという。本発表は、公益財団法⼈・川崎市産業振興財団ナノ医療イノベーションセンターの内⽥ラボ(ラボ⻑:内⽥智⼠、主幹研究員/東京医科⻭科⼤学難治疾患研究所教授)のグループを中⼼に、東京都医学総合研究所、東京医科⻭科⼤学、杏林⼤学、NANO MRNA株式会社らと進めた共同研究になるとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:54 | 材料でみる株価

日本航空が一段と強含む、ANAとグランドハンドリング業務資格の相互承認を4月開始、業務効率化などで前進

■教育訓練時間の大幅短縮、資格者の早期養成、繁忙緩和などに寄与

 日本航空<9201>(東証プライム)は4月3日の後場、一段と強含む相場となり、13時を過ぎては2902.0円(28.0円高)まで上げて出直り幅を広げている。2日、「ANAとJALがグランドハンドリング業務における作業資格の相互承認を開始」、「『JAL Pay』がクレジットカードチャージに対応」と発表しており、ANAホールディングス<9202>(東証プライム)とともに業務の効率化や集客拡大に期待が強まっている。

 グランドハンドリング(地上支援)業務におけるANAとJALの相互承認は、発表によると、業務における基礎的な資格を中心とした7資格について、ANAまたはJALどちらかの資格を取得した後に、他方の資格取得をする際、差異部分の知識確認・座学教育のみで資格を付与する仕組み。これにより、両社の委託先事業者が同一であるランプハンドリング作業(飛行機の地上移動や、貨物・手荷物を搭降載・搬送する業務等)における教育訓練の時間が大幅に短縮できるとともに、ANAとJAL両社の作業に従事できる資格者の早期養成を図ることができ、グランドハンドリング事業者にとって、業務の効率化と繁忙緩和に繋げることができるようになる。4月1日から、両社の委託先事業者が同一である国内10空港でこの仕組みの運用を開始した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:23 | 材料でみる株価

DOWAホールディングスが出直り強める、貴金属・非鉄相場の上昇を好感

■「資源循環」「都市鉱山会社」、国内金価格は5日続けて最高値と伝えられる

 DOWAホールディングス<5714>(東証プライム)は4月3日の前場、5421円(148円高)まで上げて約1週間ぶりに5400円台を回復し、もみ合い相場の中で再び出直りを強めた。「資源循環」と「優れた素材・技術の提供」を掲げ、高効率な金属回収技術で多数の金属をリサイクルする「都市鉱山会社」のイメージがあり、イスラエルとイランの緊張を受けて金相場が連日最高値を更新し、銅などの非鉄金属も大きく上げたため業績への寄与に期待が強まった。

 金相場については、「日本時間3日早朝の取引で、ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である6月物は一時1トロイオンス2301.9ドルと心理的な節目の2300ドルを上回り、再び最高値を更新した」(日経電子版より)と伝えられた。国内相場も、「地金大手の田中貴金属工業が3日発表した金の店頭小売価格は、前日から168円高い1グラム1万2298円だった。同社が公表している価格の指標としては5日続けて最高値を更新した」(同)と伝えられた。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:38 | 材料でみる株価

北海道電力が一段高、原油高、業績予想の増額、原発巡る動き、国産半導体の千歳進出など材料視

■原油高はコスト高要因だが電気料金の値上げにつながる点で好材料の見方

 北海道電力<9509>(東証プライム)は4月3日、一段高となり、午前10時40分を回っては10%高の928.6円(81.8円高)まで上げてこの銘柄としては大幅高となり、2017年以来の900円台に進んでいる。イスラエルとイランの緊張激化を受けた原油相場の急伸などが買い材料視されているほか、このところは3月下旬に発表した業績予想の増額修正や東京電力HD<9501>(東証プライム)の原発再稼働に関連する動きを受けて値動きが軽快になっていたため、買い材料への反応が強まったと見られている。電力株は軒並み高いが、北海道電力については、「次世代半導体工場の千歳進出を契機として、苫小牧から札幌・石狩にかけての一帯でデジタルや再生可能エネルギーを軸とする関連産業の集積等による経済波及効果が期待されている」(イオン北海道の西友9店舗買収のリリースより)という固有の期待材料も底流にあるようだ。

 原油高は電力会社にとってコスト高の要因になるが、電気料金の値上げの環境が整うため買い材料とされ、証券会社の新人研修でも株価変動要因の事例として取り上げられたことがあるようだ。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:18 | 材料でみる株価

イオン北海道が年初来の高値を更新、札幌市内の西友9店舗を取得、さらなる拡大に期待高まる

■3月下旬に業績予想を増額修正、株価軽快になり好反応

 イオン北海道<7512>(東証スタンダード)は4月3日、一段高となり、4%高の984円(35円高)まで上げて2か月半ぶりに年初来の高値を更新し、2023年1月以来の水準を回復している。3月下旬に業績予想の増額修正を発表して値動きが軽快になっている上、4月2日午後、「西友が札幌市内の優良立地に展開する9店舗のGMSを取得」と発表し、更なる業績拡大に期待が強まっている。

 西友を分割会社とし、イオン北海道を承継会社とする吸収分割により、対価170億円で西友が札幌市内の優良立地に展開する9店舗のGMSを取得するとした。承継する部門の売上高は261億16百万円(2022年12月期)。吸収分割契約締結日は24年4月2日。これにより、優秀な人材と店舗アセットを確保するとともに、店舗価値の最大化を図り、スケールメリット等のシナジーを追求することにより、直営売上高及び食品売上高北海道NO.1の実現を果たすとした。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:47 | 材料でみる株価