[材料でみる株価]の記事一覧
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記事一覧 (03/12)東宝が逆行高、「ゴジラ―1.0」の米アカデミー賞を好感、版権ビジネスなど拡大を期待
記事一覧 (03/11)アース製薬が後場一段高、トコジラミ関連株で前週末の自社株買い発表も好感
記事一覧 (03/11)TDCソフトが上場来高値に迫る、3月末に株式2分割、すぐに享受でき即効性ある株価材料として好感
記事一覧 (03/11)WASHハウスがストップ高、「トコジラミが発生した国内施設をまとめたGoogleマイマップ」など材料視の見方
記事一覧 (03/11)インフォコムが急伸、漫画家・鳥山明氏の逝去を受け『ドラゴンボール』など「めちゃコミ」で人気化の期待
記事一覧 (03/11)大日本印刷は大きく出直って始まる、発行株数の8%規模の自社株買いと5%規模の消却を好感
記事一覧 (03/08)住友金属鉱山がジリジリ出直る、NY金相場の連日最高値を受け注目し直される
記事一覧 (03/08)TORICOは後場一時ストップ高、「マンガ展」始まり期待強い様子
記事一覧 (03/08)ジェネレーションパスが急伸、ラオスに寝具の子会社、一時ストップ高まで1円に迫る
記事一覧 (03/08)ソシオネクストが高値に迫る、米半導体株指数SOX初の5000ポイントなど好感
記事一覧 (03/08)テクミラHDが一時ストップ高、「クレヨンしんちゃん『炭の町のシロ』」初動好調の見方で再び上値追う
記事一覧 (03/08)ソースネクストが急伸、連結子会社ポケトークの上場準備を開始、ストップ高買い気配
記事一覧 (03/08)日本カーボンが一段高、「CO2から高強度の繊維」報道を受け連想買い流入の見方
記事一覧 (03/07)WASHハウスがストップ高、「トコジラミ相談急増」とされ連想買い再燃、26%高
記事一覧 (03/07)ファンデリーが急動意、『日本人の食事摂取基準』(厚労省)を追い風に注目強まる
記事一覧 (03/07)川崎重工が一時11%高、防衛装備品「自民と維新が政策協議へ」などと伝えられ期待強まる
記事一覧 (03/07)日本コークス工業の出直り急、CCVD(触媒気相蒸着)技術によるカーボンナノファイバーなどの新製法に期待集まる
記事一覧 (03/07)ツムラが連日急伸、薬価改定で漢方薬業界への恩恵大と伝えられ注目強まる
記事一覧 (03/07)カプコンは一段高で始まる、株式2分割と期末増配を発表し上場来の高値に向け上値を追う
記事一覧 (03/06)ソースネクストは大きく出直る、出資先の株式上場やAI関連株の物色波及など材料視
2024年03月12日

東宝が逆行高、「ゴジラ―1.0」の米アカデミー賞を好感、版権ビジネスなど拡大を期待

■全体相場は大幅続落のため目先は上値の重い可能性だが沈静化を待つ

 東宝<9602>(東証プライム)は3月12日、反発基調で始まり、取引開始後は5001円(99円高)をつけて出直っている。同社制作の映画「ゴジラ−1.0」(ゴジラマイナスワン)」が日本時間の11日に米アカデミー賞の視覚効果賞を受賞と伝えられ、版権ビジネスなどが内外で拡大する期待が出ている。

 全体相場は日経平均が350円安で始まるなど、昨11日の一時1000円安に続いて軟弱。このため、目先は全体の地合いに押されて上値の重い相場になる可能性があるものの、全体相場の下げ沈静化とともに動意を強める期待がある。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:14 | 材料でみる株価
2024年03月11日

アース製薬が後場一段高、トコジラミ関連株で前週末の自社株買い発表も好感

■自社株買い発表銘柄の中には「寄り天」もみられる中で異彩の展開

 アース製薬<4985>(東証プライム)は3月11日の後場、一段高の4325円(155円高)で始まり、約1週間ぶりに4300円台を回復して出直りを強めている。トコジラミの発生拡大が再び伝えられて買い材料視されている上、前取引日・8日に自社株買い(自己株式の取得)を発表したことも好感買いの要因になっている。ほぼ同時に自社株買いを発表した銘柄の中には「寄り天」(朝寄りを高値に伸びきれず寄り付き天井)の銘柄も見受けられるのに対し、値動きの強さが注目されている。

 発表した自社株買いは、50万株(自己株式を除く発行済株式総数の2.26%)、取得総額20億円を各上限として、2024年3月11日から同年7月31日までの予定で行うとした。また、トコジラミについては、「トコジラミが発生した国内施設をまとめたGoogleマイマップ登場」(gooニュース3月8日12:03)との記事がみられるほか、11日には午前8時からのテレビ情報番組で「スーパートコジラミ」が取り上げられた。同社の殺虫剤への期待が再び強まったようだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:12 | 材料でみる株価

TDCソフトが上場来高値に迫る、3月末に株式2分割、すぐに享受でき即効性ある株価材料として好感

■3月期末配当は48円の予定(前期比18円の増配)

 TDCソフト<4687>(東証プライム)は3月11日、大きく出直る相場となり、午前11時にかけて9%高の2316円(189円高)まで上げ、株式分割を考慮した上場来の高値2345円(2024年2月19日)に迫っている。前取引日・8日に株式2分割を発表。分割割合は大きくないが、基準日を24年3月31日としたため、すぐに享受できる即効性のある株価材料として好感されている。

 また、同社は2月下旬に今3月期末(24年3月期末)の配当予想の増額修正を発表し、1株につき従来予想比8円増の48円の予定(前期比18円の増配)とした。これらを確保するには、3月末の権利付最終日(24年は3月27日)までに買い付けることになる。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:34 | 材料でみる株価

WASHハウスがストップ高、「トコジラミが発生した国内施設をまとめたGoogleマイマップ」など材料視の見方

■洗濯機の予約などできる「WASHハウスアプリ」好調、下期から新規出店を加速

 WASHハウス<6537>(東証グロース)は3月11日、再び急伸し、取引開始後から何度もストップ高の410円(80円高、24%高)で売買され、ここ2か月半ほど続いた小動き横ばい相場から動意を強めている。昨年来、トコジラミが話題になると関連株として値上がりするケースが多く、ネットを検索すると、3月8日付で「トコジラミが発生した国内施設をまとめたGoogleマイマップ登場」(gooニュース3月8日12:03)との記事がみられ、週明け11日は午前8時からのテレビ情報番組で「スーパートコジラミ」が取り上げられたため再び注目されたと見られている。

 前期・2023年12月期は、洗濯機・乾燥機の予約などができる「WASHハウスアプリ」の累計50万ダウンロードを計画より約2か月間前倒して達成し好評だった。今期は、連結子会社で開発中の新しい洗濯機・乾燥機を24年下期から導入し、以後新規出店を加速する計画。新機種は大型タッチモニターを搭載し、「広告配信の場所にもなることから、メディア事業に大きな飛躍をもたらす」(決算説明資料より)としている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:58 | 材料でみる株価

インフォコムが急伸、漫画家・鳥山明氏の逝去を受け『ドラゴンボール』など「めちゃコミ」で人気化の期待

■「漫画全巻ドットコム」などのTORICOは一時23%高

 インフォコム<4348>(東証プライム)は3月11日、急伸して始まった後も次第高となり、午前10時過ぎには17%高の2550円(365円高)をつけて約1か月半ぶりに2500円台を回復している。グループ企業のアムタスが提供するマンガ・コミック配信の「めちゃコミック(めちゃコミ)」で、前週末に逝去が伝えられた漫画家・鳥山明氏のヒット作『ドラゴンボール』や『ドクタースランプ』を扱っているため、引合い増加への期待が強まったと見られている。

 また、「漫画全巻ドットコム」などを展開するTORICO<7138>(東証グロース)は3月8日午後から急動意となり、11日は一時23%高の1536円(286円高)まで上げる場面を見せた。前週末は『ちびまる子ちゃん』の声優の逝去も伝えられたため、関連株探しが活発化しているようだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:29 | 材料でみる株価

大日本印刷は大きく出直って始まる、発行株数の8%規模の自社株買いと5%規模の消却を好感

■自社株買いは3月11日から9月30日までの予定

 大日本印刷<7912>(東証プライム)は3月11日、大きく出直って始まり、取引開始後は4488円(187円高)まで上げて3月1日以来の4400円台を回復している。前取引日・8日の15時に発行株数の8.3%規模の自社株買い(自己株式の取得)と同5%規模の株式償却を発表し、好感されている。ともに発行株数に対するパーゼンテージが高く大規模で、株式価値の向上効果への期待は強いようだ。

2000万株(自己株式を除く発行済み株式総数の8.31%)、500億円を各上限として、2024年3月11日から同年9月30日までの予定で実施するとした。

 また、24年3月19日付(予定)で普通株式1500万株(償却前の発行済株式総数の5.13%)を消却するとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:31 | 材料でみる株価
2024年03月08日

住友金属鉱山がジリジリ出直る、NY金相場の連日最高値を受け注目し直される

■中国人民銀行の金保有量は1年4カ月連続で増加とされる

 住友金属鉱山<5713>(東証プライム)は3月8日、前後場ともジリ高傾向となり、13時30分には4076円(72円高)前後で売買され、下値圏から再び出直っている。国内最大の金鉱山「菱刈鉱山」を擁し、NY金先物相場が米国時間の6日、約3か月ぶりに最高値を更新した後も続伸しているため注目し直されている。また、同社が国内外に特許を持つ近赤外線吸収ナノ微粒子を使った素材テクノロジー『SOLAMENT』(ソラメント)を世界最大規模のテクノロジーの祭典「SXSW」(サウス・バイ・サウスウエスト、米テキサス州オースティンで3月10日から3月13日まで開催)に出展する予定で、こちらへの期待も強いようだ。

 金を巡っては、中国人民銀行による金の保有量が1年4カ月連続で増加していると8日付の日本経済新聞朝刊が伝えたほか、中国人民の金購入ブームがワイドショーで伝えられた。不動産に代わる安全資産として注目が強まっているという。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:53 | 材料でみる株価

TORICOは後場一時ストップ高、「マンガ展」始まり期待強い様子

■2月中旬に今期業績予想を下方修正したが株価は数日で回復

 TORICO<7138>(東証グロース)は3月8日の後場一段と上げ、一時ストップ高の1323円(300円高、29%高)まで買われて約6か月ぶりの1300円台に進んでいる。「漫画全巻ドットコム」や「まんが王」などの提供に加えて関連イベントやコラボカフェの運営も行い、この日から「マンガ展(大阪」)3月8日から31日まで)を開催とされており、買い材料視されたとみられている。

 2月13日に発表した第3四半期決算では今3月期の予想を下方修正し、各利益とも赤字の見通しとしたが、株価への影響は限定的で、数日後には下げ幅を取り戻している。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:25 | 材料でみる株価

ジェネレーションパスが急伸、ラオスに寝具の子会社、一時ストップ高まで1円に迫る

■増加するクライアントニーズに対応、丸八HDとの協業も視野

 ジェネレーションパス<3195>(東証グロース)は3月8日、急伸相場となり、前場にストップ高まで1円に迫る321円(79円高、33%高)まで上げ、後場も17%高の284円(42円高)で始まり急激に出直っている。家具、インテリア製品などのネット通販を行い、7日、中国子会社がラオス人民民主共和国に全額出資の子会社を設立すると発表し、期待が強まった。

 発表によると、同社グループは、中期成長戦略として、「ECで蓄えたマーケティングデータをアジアに循環させることで顧客が望む商品開発や原材料の調達などアジア圏を跨ぐアジアン・バリューチェーンを構築する」戦略を進めており、増加するクライアントニーズに対応すべく、このたび、ラオスに寝具の製造子会社を設立することとした。ラオス進出にあたり、丸八HD(丸八ホールディングス)<3504>(名証メイン)と立ち上げ時の製造を委託することにつき協議を行っているとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:50 | 材料でみる株価

ソシオネクストが高値に迫る、米半導体株指数SOX初の5000ポイントなど好感

■レーザーテックや東エレに比べPER割安

 ソシオネクスト<6526>(東証プライム)は3月8日、次第高となって続伸幅を広げ、午前11時にかけて5%高の4159円(207円高)まで上げ、約3週間前につけた高値4381円に向けて出直りを続けている。先端半導体の設計開発を行い、米国7日に半導体株指数SOXが株価指数としては大幅高の4%高となり、終値で算出開始以来初の5000ポイントの大台に乗ったことなどが好感されている。

 PERは30倍台前半で、半導体関連株群の中ではレーザーテック<6920>(東証プライム)の60倍台、東京エレクトロン<8035>(東証プライム)の50倍台などと比較して割安に位置している。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:17 | 材料でみる株価

テクミラHDが一時ストップ高、「クレヨンしんちゃん『炭の町のシロ』」初動好調の見方で再び上値追う

■任天堂グループと調整し発売時期を年末年始ではなく2月に移行

 テクミラHD(テクミラホールディングス)<3627>(東証スタンダード)は3月8日、再び上値を追う相場となり、午前10時30分にかけて一時ストップ高の564円(80円高、17%高)まで上げ、約8か月ぶりに580円台を回復している。子会社ネオスが2月22日に発売したNintendo Switch(ニンテンドー・スイッチ)向けソフト「クレヨンしんちゃん『炭の町のシロ』」の初動が好調との見方が出ているもようで、業績回復への期待が言われている。

 テクミラHDは2月15日に業績予想の下方修正を発表したが、その要因として、「Switchソフトについては、最終的に販売元である任天堂グループとの調整を行った結果、大型タイトルの発売が集中する年末年始商戦を避け、2024年2月22日を発売日とすることと致しました」(発表リリースより)としていた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:56 | 材料でみる株価

ソースネクストが急伸、連結子会社ポケトークの上場準備を開始、ストップ高買い気配

■2025年中の上場をめざす

 ソースネクスト<4344>(東証プライム)は3月8日、気配値のまま急伸してストップ高(50円高の201円)に達し、午前10時にかけてまだ始値がついていない。同日朝、連結子会社ポケトークの株式上場準備開始を発表し、買い材料視されている。「ポケトーク」は手のひらサイズの自動翻訳機。

 みずほ証券を主幹事予定証券会社として決定し、2025年中の株式上場を目指して株式上場の準備を開始するとした。ソースネクストはポケトークの株式を約85%保有している。

 また、「ポケトーク」に部品を供給する株式会社ソラコム(東京都港区)の株式上場が2024年3月26日に予定されており、ソースネクストの保有割合は2.5%と開示済み。ソラコムの銘柄コード番号は「147A」(東証グロース)。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:02 | 材料でみる株価

日本カーボンが一段高、「CO2から高強度の繊維」報道を受け連想買い流入の見方

■直近は日本コークスのCCVD技術によるカーボン製造が話題になり材料株妙味

 日本カーボン<5302>(東証プライム)は3月8日、再び上値を追って始まり、取引開始後は7%高の5570円(370円高)まで上げ、約3週間ぶりに直近の高値を更新し、2018年以来の高値に進んでいる。「CO2から高強度の繊維、炭素の回収・利用後押し、米国立研、電池や航空機に応用」(日本経済新聞3月8日付朝刊)との報道を受けて連想買いが膨れたとの見方が出ている。

 報道によると、米ブルックヘブン国立研究所などが二酸化炭素(CO2)から高機能な炭素繊維を作る技術を開発した。類似した製造技術については、日本コークス工業<3315>(東証プライム)が6日付でCCVD(触媒気相蒸着)技術によるカーボンナノファイバー等の製造方法がNEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)に採択されたと発表し、株価が急伸した。このため、連想買いが働きやすい状況との見方が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:49 | 材料でみる株価
2024年03月07日

WASHハウスがストップ高、「トコジラミ相談急増」とされ連想買い再燃、26%高

■洗濯機の予約など可能な「WASHハウスアプリ」ダウンロード急拡大

 WASHハウス<6537>(東証グロース)は3月7日、急伸相場となり、朝の取引開始後にストップ高の389円(80円高、26%高)で売買されたあと買い気配を続け、後場はストップ高買い気配のまま13時30分を過ぎても値のつかない状態となっている。「トコジラミ、相談急増、春から活発化、薬剤抵抗型も―殺虫剤メーカー」(時事ドットコム3月7日7時05分)などと伝えられ、2023年12月初に続いてトコジラミを買い材料とする動きが活発化。主要な事業とするセルフランドリー事業の需要拡大に期待が強まった。きょくとう<2300>(東証スタンダード)も一時急動意となった。

 WASHハウスのセルフランドリー店舗数は23年12月末日時点で597店。九州エリアが428店と最も多い。「WASHハウスアプリ」は来店前に洗濯機を予約することで確実にランドリーを使えるなどで利用者の増加が目立ち、累計ダウンロード数は23年11月3日に計画値の50万ダウンロードに達し、約2か月前倒しで達成した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:58 | 材料でみる株価

ファンデリーが急動意、『日本人の食事摂取基準』(厚労省)を追い風に注目強まる

■業績は好調で回復を強める見通し、期待材料に反応しやすい

 ファンデリー<3137>(東証グロース)は3月7日、一時23%高の355円(67円高)まで上げて約7か月ぶりに350円台を回復し、後場も堅調な相場となっている。管理栄養士の監修による健康食の宅配などを行い、「食事から取るべきエネルギーや栄養素の摂取量の基準を定めた『日本人の食事摂取基準』の案について、厚生労働省は6日開かれた検討会で取りまとめました」(NHKニュースWEB3月6日18時07分)などと伝えられ、関連株として連想買いが集中した。

 業績は好調で、1月末に発表した第3四半期決算(2023年4〜12月・累計)は営業利益が前年同期比52.3%増加した。定期購入サービスの『栄養士おまかせ定期便』や健康食通販カタログ『ミールタイム』『ミールタイム ファーマ』による宅配を行うMFD事業は、売上高・営業利益が4〜6月に比べて7〜9月に大きく拡大し、旬の食材や国産の食材にこだわった冷凍食品をWEBサイトを通じて販売する『旬をすぐに』を核とするCID事業では、原価率改善と販売直接経費率の低減が進んだ。3月通期の業績見通しは、売上高が前期比8.1%増で各利益とも黒字化を見込み、4期ぶりに完全黒字化を実現する見通しとしている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:07 | 材料でみる株価

川崎重工が一時11%高、防衛装備品「自民と維新が政策協議へ」などと伝えられ期待強まる

■重工株は軒並み高い、大手証券による投資判断の引き上げも伝えられる

 川崎重工業<7012>(東証プライム)は3月7日、一段高となり、一時11%高の5056円(491円高)まで上げて一気に2015年12月以来の5000円台に進み、午前11時を過ぎては4800円前後で売買活況となっている。防衛装備品について、「自民と維新が第三国輸出を巡り政策協議へ、公明は慎重な姿勢で温度差」(産経新聞のニュースサイト3月6日19:27)などと伝えられており、一歩前進との受け止め方が出ている。また、7日朝には野村証券が投資判断を「ニュ−トラル」から「バイ」に引き上げ、目標株価を1500円引き上げて5000円に設定と伝えられた。株価はこれを上回る上げとなっているが、目標株価を引き上げたこと自体が高評価とされている。

 三菱重工業<7011>(東証プライム)も高値を更新し、IHI<7013>(東証プライム)も出直りを強めている。同証券は、三菱重工の目標株価についても2800円引き上げて1万1400円に見直し、IHI<7013>(東証プライム)の目標株価も700円引き上げて3600円に見直したと伝えられた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:23 | 材料でみる株価

日本コークス工業の出直り急、CCVD(触媒気相蒸着)技術によるカーボンナノファイバーなどの新製法に期待集まる

■NEDOに採択との発表を受け18%高、今3月期は復配を予定

 日本コークス工業<3315>(東証プライム)は3月6日、時間とともに上げ幅を広げ、午前10時30分を過ぎては18%高の146円(22円高)まで上げて2022年5月以来の140円台に進んでいる。6日付で、開発中のCCVD(触媒気相蒸着)技術によるカーボンナノファイバー等の製造がNEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)に採択されたと発表しており、買い材料視されている。今3月期の配当は2期ぶりの復配を予定している。

 発表によると、この新技術は、CO2から炭素材を製造する通常のプロセスと異なり、コークス炉ガスを使用する独自の方法で、従来の製法に比べ、炭素材を安価に製造することが可能。CO2排出量の削減にもつながる。製造した炭素材については、自動車業界でニーズのある電池の導電材や、タイヤの材料であるカーボンブラック等への利用が期待されている。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:53 | 材料でみる株価

ツムラが連日急伸、薬価改定で漢方薬業界への恩恵大と伝えられ注目強まる

■薬業専門紙が同社の改定品目の価格は「平均24%引き上げ」と

 ツムラ<4540>(東証プライム)は3月7日、一段高となり、取引開始後に17%高の3825.0円(559.0円高)まで上げ、2日連続の大幅高で2021年9月以来の3800円台に進んでいる。引き続き、2024年度の薬価改定では漢方薬業界への恩恵が大との観測報道が材料視され、注目が強まっている。

 3月6日、日刊薬業(株式会社じほう)のWEBサイトで、「2024年度薬価改定の影響について日刊薬業が製薬各社にアンケート調査を行ったところ、ツムラが改定品目の単純平均ベースで24%の大幅引き上げを受けることが明らかになった」と伝えられ、がぜん注目が強まった。この日の株価はストップ高(基準値から500円高、500.5円高の3266.0円)。この急伸が単発で終わらないため投機妙味が強まっているようだ。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:34 | 材料でみる株価

カプコンは一段高で始まる、株式2分割と期末増配を発表し上場来の高値に向け上値を追う

■今3月期末配当は38円の予定(従来予想比11円の増配)に

 カプコン<9697>(東証プライム)は3月7日、一段高で始まり、取引開始後は4%高の6223円(257円高)まで上げ、約1週間ぶりに直近の高値を更新し、実質的な上場来の高値6578円(2023年7月)に向けて上値を追っている。6日の夕方に株式2分割と期末増配を発表し、好感買いが先行している。

 株式分割は、2024年3月31日(日曜日)を基準日として普通株式1株につき2株の割合で分割する。実質的には3月29日(金曜日)が基準日になる。

 また、24年3月期末配当は1株38円の予定(従来予想比11円の増配)とした。株式分割前の株式が対象となる。前年同期は創業40周年記念配当10円が含まれ40円だった。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:14 | 材料でみる株価
2024年03月06日

ソースネクストは大きく出直る、出資先の株式上場やAI関連株の物色波及など材料視

■3月26日上場予定のソラコム、「重要な開発パートナー」

 ソースネクスト<4344>(東証プライム)は3月6日、次第高となって続伸幅を広げ、午前10時半にかけて12%高の152円(16円高)まで上げて下値圏から出直っている。出資先の株式会社ソラコム(東京都港区)が3月26日(予定)に東証グロース市場に株式上場することや、AI活用翻訳ソフトなどのAI関連商品への期待などが買い材料になっているもよう。このところ活況高だったAI関連株の売買人気が出遅れ株に波及する動きとの見方も出ている。

 3月26日に株式を上場する予定の株式会社ソラコム(東京都港区)は、IoT無線通信をグローバルに提供するプラットフォーム企業で、筆頭株主は58%強を保有するKDDI<9433>(東証プライム)。ソースネクストは2.2%の保有割合だが、AI通訳機「POCKETALK(ポケトーク)」を始めとするIoT製品について、ソラコム社より「eSIM(チップ型SIM)」の供給を受けており、重要な開発パートナーであることから、2021年6月に同社の株式を取得した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:28 | 材料でみる株価