ゼネラル・オイスター<3224>(東マ)は、カキの直営レストランを全国展開している。4月5日発表した17年3月既存店売上は前年比プラスだった。株価は17年3月期業績予想の減額修正を嫌気して上場来安値圏だが、売り一巡して動意の可能性がありそうだ。
4月5日発表した月次売上によると、17年3月は全店売上1.6%減、既存店売上1.8%増となった。既存店は客単価が3.8%下落したが、客数が5.9%増加した。18年3月期4月度から月次営業報告を開始することにしており、参考のため17年3月期3月度の営業報告を開示した。
17年3月期連結業績予想は2月14日に減額修正し、16年3月期に比べて赤字が拡大する見込みとなった。宮城県の全海域からノロウイルスが検出されたことに伴う牡蠣出荷停止等に関する報道も影響して、第3四半期に客数が激減し、売上高が計画を下回った。また不採算店舗閉鎖損失を計上することも影響する。
なお17年3月期第3四半期累計決算において、継続企業の前提に疑義注記が付されている。ただし牡蠣出荷停止等に関する報道の影響が一時的にとどまれば、18年3月期は不採算店舗閉鎖による効果も寄与して収益改善が期待される。
株価は17年3月期業績予想減額修正を嫌気して2月14日の戻り高値1990円から2月16日の上場来安値1361円まで急落した。その後一旦は1500円近辺まで反発したが、3月期末の株主優待権利落ちも影響して上場来安値圏だ。ただし売り一巡し、17年3月既存店売上を好感して動意づく可能性がありそうだ。
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(04/06)【材料でみる株価】ゼネラル・オイスターは17年3月既存店売上は前年比プラス、売り一巡して動意の可能性
(03/28)【材料でみる株価】チエルは戻り高値を突破、上げ足速めて16年6月の上場来高値試す
(03/28)【材料でみる株価】ダイドーグループホールディングスは好業績見直して戻り試す、3月国内飲料販売105.5%と好調
(03/22)【材料でみる株価】インフォメーションクリエーティブは水準切り上げてモミ合い上放れ期待、17年9月期減益予想だが上振れ余地
(03/14)【材料でみる株価】パーカーコーポレーションは17年3月期期末配当予想を2回目の増額修正
(03/09)【材料でみる株価】インターアクションは自律調整一巡して上値試す、大口案件受注を発表
(03/08)【材料でみる株価】フュートレックは日柄調整完了して上値試す、17年3月期減益予想だが再増額余地
(02/27)【材料でみる株価】デジタル・インフォーメーション・テクノロジーは3月17日付で東証1部へ指定替え、記念配当を実施
(02/22)【材料でみる株価】日本水産は17年3月期配当予想の増額修正と株主優待制度の導入を発表
(02/22)【材料でみる株価】大和ハウス工業は足こぎ車いす「COGY」を開発・製造する株式会社TESSに出資
(02/22)【材料でみる株価】GSユアサは日本初の潜水艦搭載リチウムイオン電池の量産開始、上値を試す展開へ
(02/20)【材料で見る株価】ハピネス・アンド・デイは17年8月期第2四半期累計業績予想の増額修正を好感してストップ高
(02/16)【材料でみる株価】正栄食品工業は増収増益・大幅増配予想
(02/06)【材料でみる株価】エムアップはEMTGへの出資と業務提携を好感して3連騰
(01/24)【材料でみる株価】フィル・カンパニーは新たな事業スキームを発表
(01/24)【材料でみる株価】CBグループマネジメントはモミ合い上放れて08年来の高値圏、17年3月期予想は増額の可能性
(01/19)【材料でみる株価】モバイルクリエイトが一時ストップ高、エンルートと産業用ドローンの製造とAI・情報通信システムなどで共同開発
(01/19)【材料でみる株価】トライステージは株式4分割発表を好感、上場来高値を更新
(01/18)【材料でみる株価】ホープは自治体向け新サービス開始を発表
(01/18)【材料でみる株価】ストライダーズ株主優待制度導入を好感して動意の可能性
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2017年04月06日
【材料でみる株価】ゼネラル・オイスターは17年3月既存店売上は前年比プラス、売り一巡して動意の可能性
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:48
| 材料でみる株価
2017年03月28日
【材料でみる株価】チエルは戻り高値を突破、上げ足速めて16年6月の上場来高値試す
学校教育向けICT事業を展開しているチエル<3933>(JQ)は、3月13日に東大英数理教室の子会社化とコラボレーションシステムとの資本業務提携を発表し、これも好感して株価は16年11月の戻り高値を突破した。モミ合いから上放れた形であり、上げ足を速めて16年6月の上場来高値を試す展開が期待される。
3月13日に東大英数理教室の子会社化とコラボレーションシステムとの資本業務提携を発表した。東大英数理教室は、小中高校向けドリル型デジタル教材や、スマホ・タブレットに対応した教材システムの開発・制作を展開している。コラボレーションシステムは九州を拠点として、大学向けシステム構築・運用サービスを展開している。
また3月14日には高校・大学向け語学学修プラットフォーム「キャラボランゲージ」が東京都立高校50校の発音教育に採用されたと発表している。
17年3月期の連結業績予想については、売上高が16年3月期比4.2%増の18億円、営業利益が同7.7%増の2億円、経常利益が同7.6%増の2億円、純利益が同16.3%増の1億38百万円としている。さらに教育ICTの流れも背景として、18年3月期も好業績が予想される。
株価は東大英数理教室の子会社化とコラボレーションシステムとの資本業務提携も好感して水準を切り上げ、3月27日には2117円まで上伸して16年11月の戻り高値2029円を突破した。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって短期モミ合いから上放れの形となった。上げ足を速めて16年6月の上場来高値2920円を試す展開が期待される。(MM)
3月13日に東大英数理教室の子会社化とコラボレーションシステムとの資本業務提携を発表した。東大英数理教室は、小中高校向けドリル型デジタル教材や、スマホ・タブレットに対応した教材システムの開発・制作を展開している。コラボレーションシステムは九州を拠点として、大学向けシステム構築・運用サービスを展開している。
また3月14日には高校・大学向け語学学修プラットフォーム「キャラボランゲージ」が東京都立高校50校の発音教育に採用されたと発表している。
17年3月期の連結業績予想については、売上高が16年3月期比4.2%増の18億円、営業利益が同7.7%増の2億円、経常利益が同7.6%増の2億円、純利益が同16.3%増の1億38百万円としている。さらに教育ICTの流れも背景として、18年3月期も好業績が予想される。
株価は東大英数理教室の子会社化とコラボレーションシステムとの資本業務提携も好感して水準を切り上げ、3月27日には2117円まで上伸して16年11月の戻り高値2029円を突破した。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって短期モミ合いから上放れの形となった。上げ足を速めて16年6月の上場来高値2920円を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:29
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【材料でみる株価】ダイドーグループホールディングスは好業績見直して戻り試す、3月国内飲料販売105.5%と好調
コーヒーを主力とする飲料メーカーの持株会社のダイドーグループホールディングス<2590>(東1)が3月27日発表した17年3月度国内飲料事業の月次販売(函数)は105.5%と好調だった。18年1月期は大幅営業増益予想である。株価は18年1月期利益予想が市場予想に届かなかったことを悪材料視したが、売られ過ぎ感を強めている。好業績を見直して戻りを試す展開が期待される。
3月27日発表した17年3月度販売状況によると、国内飲料事業(函数ベースの前期比・速報値)は105.5%だった。主力のコーヒー飲料が107.7%、茶系飲料が113.8%と好調だった。なお2月〜3月累計では合計103.0%となった。
18年1月期連結業績予想は、売上高が17年1月期比2.4%増の1755億円、営業利益が同37.4%増の53億円、経常利益が同39.0%増の52億円、純利益が同8.2%減の30億円としている。特別利益が一巡して純利益は減益予想だが、国内飲料事業の好調が牽引し、海外事業の収益改善も寄与して大幅営業増益・経常増益予想である。国内飲料事業の販売数量は0.2%増の想定としている。
株価は1月の上場来高値6290円から反落して水準を切り下げ、さらに18年1月期利益予想が市場予想に届かなかったことを悪材料視して3月9日の5290円まで調整した。週足チャートで見ると一気に52週移動平均線まで割り込んで調整局面の形だ。ただし売られ過ぎ感を強めている。目先的な売りが一巡し、好業績を見直して戻りを試す展開が期待される。(MM)
3月27日発表した17年3月度販売状況によると、国内飲料事業(函数ベースの前期比・速報値)は105.5%だった。主力のコーヒー飲料が107.7%、茶系飲料が113.8%と好調だった。なお2月〜3月累計では合計103.0%となった。
18年1月期連結業績予想は、売上高が17年1月期比2.4%増の1755億円、営業利益が同37.4%増の53億円、経常利益が同39.0%増の52億円、純利益が同8.2%減の30億円としている。特別利益が一巡して純利益は減益予想だが、国内飲料事業の好調が牽引し、海外事業の収益改善も寄与して大幅営業増益・経常増益予想である。国内飲料事業の販売数量は0.2%増の想定としている。
株価は1月の上場来高値6290円から反落して水準を切り下げ、さらに18年1月期利益予想が市場予想に届かなかったことを悪材料視して3月9日の5290円まで調整した。週足チャートで見ると一気に52週移動平均線まで割り込んで調整局面の形だ。ただし売られ過ぎ感を強めている。目先的な売りが一巡し、好業績を見直して戻りを試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:10
| 材料でみる株価
2017年03月22日
【材料でみる株価】インフォメーションクリエーティブは水準切り上げてモミ合い上放れ期待、17年9月期減益予想だが上振れ余地
インフォメーションクリエーティブ<4769>(JQ)はソフトウェア開発を中心にソリューションサービスを提供している。17年9月期減益予想だが上振れ余地がありそうだ。連結子会社LOCOBEEが2月から新タイプのコミュニケーションアプリ「LocoBee」サービスを開始し、3月13日〜14日には実証実験を行った。株価は3月上旬に動意づいてやや乱高下する形となったが、徐々に水準を切り上げて戻り歩調だ。長期モミ合いから上放れの展開が期待される。
■ソフトウェア開発中心にソリューションサービスを提供
同社は、ソフトウェア開発事業、システム運用事業、その他(パッケージ開発・販売)事業を展開し、顧客に常駐する型で情報サービス分野における総合的なソリューションサービスを提供している。
16年9月期の事業別売上高構成比はITソリューション事業97.5%(ソフトウェア開発44.9%、システム運用52.6%)、ITサービス事業2.5%だった。顧客別に見ると日立システムズや日立ソリューションズなど、日立製作所<6501>グループ向けが全体の55%を占めて収益源となっている。
16年10月ITサービス事業拡大の一環として子会社LOCOBEEを設立した。訪日外国人旅行客に向けて魅力的な日本の文化、歴史、人々との交流を体験してもらうインターネットサービスを提供する。これに伴って17年9月期から連結決算に移行する。
17年2月には、連結子会社LOCOBEEが「世界で一番小さい旅の相棒」として、訪日外国人と地元の人(Loco)との新しいタイプのコミュニケーションアプリ「LocoBee」サービスを開始した。そして3月13日〜14日にはANA総合研究所の協力のもと、訪日外国人誘客事業に関する新しい取り組みとして、山形県鶴岡市において「LocoBee」の実証実験を行った。
■株価は徐々に水準切り上げて長期モミ合いから上放れ期待
株価の動きを見ると、800円〜900円近辺での長期モミ合いが続いている。ただし3月上旬に動意づき、やや乱高下する形となったが、3月13日には979円まで上伸する場面があり、モミ合い上放れの動きを強めている。
3月17日の終値954円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS42円46銭で算出)は22〜23倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間30円で算出)は3.1%近辺、前期実績PBR(前期実績の非連結BPS1017円90銭で算出)は0.9倍近辺である。時価総額は約37億円である。
日足チャートで見ると上向きに転じた25日移動平均線がサポートラインの形となった。また週足チャートで見ると13週移動平均線と26週移動平均線が下値を支える形だ。長期モミ合いから上放れの展開が期待される。(MM)
■ソフトウェア開発中心にソリューションサービスを提供
同社は、ソフトウェア開発事業、システム運用事業、その他(パッケージ開発・販売)事業を展開し、顧客に常駐する型で情報サービス分野における総合的なソリューションサービスを提供している。
16年9月期の事業別売上高構成比はITソリューション事業97.5%(ソフトウェア開発44.9%、システム運用52.6%)、ITサービス事業2.5%だった。顧客別に見ると日立システムズや日立ソリューションズなど、日立製作所<6501>グループ向けが全体の55%を占めて収益源となっている。
16年10月ITサービス事業拡大の一環として子会社LOCOBEEを設立した。訪日外国人旅行客に向けて魅力的な日本の文化、歴史、人々との交流を体験してもらうインターネットサービスを提供する。これに伴って17年9月期から連結決算に移行する。
17年2月には、連結子会社LOCOBEEが「世界で一番小さい旅の相棒」として、訪日外国人と地元の人(Loco)との新しいタイプのコミュニケーションアプリ「LocoBee」サービスを開始した。そして3月13日〜14日にはANA総合研究所の協力のもと、訪日外国人誘客事業に関する新しい取り組みとして、山形県鶴岡市において「LocoBee」の実証実験を行った。
■株価は徐々に水準切り上げて長期モミ合いから上放れ期待
株価の動きを見ると、800円〜900円近辺での長期モミ合いが続いている。ただし3月上旬に動意づき、やや乱高下する形となったが、3月13日には979円まで上伸する場面があり、モミ合い上放れの動きを強めている。
3月17日の終値954円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS42円46銭で算出)は22〜23倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間30円で算出)は3.1%近辺、前期実績PBR(前期実績の非連結BPS1017円90銭で算出)は0.9倍近辺である。時価総額は約37億円である。
日足チャートで見ると上向きに転じた25日移動平均線がサポートラインの形となった。また週足チャートで見ると13週移動平均線と26週移動平均線が下値を支える形だ。長期モミ合いから上放れの展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:33
| 材料でみる株価
2017年03月14日
【材料でみる株価】パーカーコーポレーションは17年3月期期末配当予想を2回目の増額修正
工業用洗剤の大手であるパーカーコーポレーション<9845>(東2)は、3月13日に期末配当予想の2回目の増額修正を発表。業績は2月7日に17年3月期通期連結業績予想の増額修正を発表している。
株価は2月22日に616円まで上伸して15年4月高値を突破した。その後は高値圏でもみ合う展開だが、日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドだ。指標面の割安感が強く、配当増額も評価して上値を試す展開が期待される。600円近辺のフシ突破の形となって上げ足を速める可能性もありそうだ。
17年3月期期末配当について、前回予想(11月8日に50銭増額修正)に対して特別配当1円を増額し、年間8円50銭(第2四半期末3円50銭、期末5円=普通配当4円+特別配当1円)とした。16年3月期の年間6円50銭との比較では2円増配となる。
17年3月期通期の連結業績予想は2月7日に増額修正して、売上高が16年3月期比2.1%増の465億円、営業利益が同31.5%増の37億円、経常利益が同33.4%増の37億50百万円、純利益が同20.8%増の23億円としている。
機械部門では自動車内装製造設備や塗装設備、化成品部門では中国の自動車業界向け、化学品部門では一般工業用ケミカルおよび特殊ケミカル、産業用素材部門では家電用防音材や自動車用防音材が好調に推移している。さらにグループ全体で推進している高付加価値製品の販売強化、原材料コストや生産効率見直しなど原価低減への取り組み強化による採算性改善も寄与する見込みだ。(MM)
株価は2月22日に616円まで上伸して15年4月高値を突破した。その後は高値圏でもみ合う展開だが、日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドだ。指標面の割安感が強く、配当増額も評価して上値を試す展開が期待される。600円近辺のフシ突破の形となって上げ足を速める可能性もありそうだ。
17年3月期期末配当について、前回予想(11月8日に50銭増額修正)に対して特別配当1円を増額し、年間8円50銭(第2四半期末3円50銭、期末5円=普通配当4円+特別配当1円)とした。16年3月期の年間6円50銭との比較では2円増配となる。
17年3月期通期の連結業績予想は2月7日に増額修正して、売上高が16年3月期比2.1%増の465億円、営業利益が同31.5%増の37億円、経常利益が同33.4%増の37億50百万円、純利益が同20.8%増の23億円としている。
機械部門では自動車内装製造設備や塗装設備、化成品部門では中国の自動車業界向け、化学品部門では一般工業用ケミカルおよび特殊ケミカル、産業用素材部門では家電用防音材や自動車用防音材が好調に推移している。さらにグループ全体で推進している高付加価値製品の販売強化、原材料コストや生産効率見直しなど原価低減への取り組み強化による採算性改善も寄与する見込みだ。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:59
| 材料でみる株価
2017年03月09日
【材料でみる株価】インターアクションは自律調整一巡して上値試す、大口案件受注を発表
インターアクション<7725>(東2)は、検査用光源装置の大手である。3月8日、大口案件の受注を発表した。17年5月期は主力の検査用光源装置が好調に推移して大幅営業増益予想である。18年5月期も好業績が期待される。株価は1月の昨年来高値から一旦反落したが、自律調整が一巡して上値を試す展開が期待される。
IoT関連事業におけるCCD(電荷結合素子)およびC−MOS(相補性金属酸化膜半導体)イメージセンサ向け検査用光源装置や瞳モジュール、インダストリー事業における精密除振装置を主力としている。
半導体メーカーや海外液晶パネルメーカーの活発な設備投資を背景に、受注が高水準に推移している。3月8日にはC−MOSイメージセンサ検査用光源装置の大口案件の受注を発表した。受注金額は144百万円で、19年5月期第4四半期に売上計上予定である。
17年5月期通期の連結業績予想は、売上高が前期比0.7%減の50億43百万円、営業利益が同27.7%増の5億97百万円、経常利益が同25.0%増の5億54百万円、純利益が同41.5%増の4億39百万円としている。
連結子会社BIJを17年2月に売却した影響を吸収して大幅増益予想である。半導体メーカーや海外液晶パネルメーカーが積極的な設備投資に転じ、CCDおよびC−MOSイメージセンサ向け検査用光源装置の受注が高水準であり、18年5月期も好業績が期待される。
株価は1月30日の昨年来高値756円から利益確定売りで一旦反落したが、大きく下押すことなく高値圏650円〜700円近辺で堅調に推移している。週足チャートで見るとサポートラインの13週移動平均線が接近してきた。自律調整が一巡して上値を試す展開が期待される。14年8月高値924円が視野に入りそうだ。(MM)
IoT関連事業におけるCCD(電荷結合素子)およびC−MOS(相補性金属酸化膜半導体)イメージセンサ向け検査用光源装置や瞳モジュール、インダストリー事業における精密除振装置を主力としている。
半導体メーカーや海外液晶パネルメーカーの活発な設備投資を背景に、受注が高水準に推移している。3月8日にはC−MOSイメージセンサ検査用光源装置の大口案件の受注を発表した。受注金額は144百万円で、19年5月期第4四半期に売上計上予定である。
17年5月期通期の連結業績予想は、売上高が前期比0.7%減の50億43百万円、営業利益が同27.7%増の5億97百万円、経常利益が同25.0%増の5億54百万円、純利益が同41.5%増の4億39百万円としている。
連結子会社BIJを17年2月に売却した影響を吸収して大幅増益予想である。半導体メーカーや海外液晶パネルメーカーが積極的な設備投資に転じ、CCDおよびC−MOSイメージセンサ向け検査用光源装置の受注が高水準であり、18年5月期も好業績が期待される。
株価は1月30日の昨年来高値756円から利益確定売りで一旦反落したが、大きく下押すことなく高値圏650円〜700円近辺で堅調に推移している。週足チャートで見るとサポートラインの13週移動平均線が接近してきた。自律調整が一巡して上値を試す展開が期待される。14年8月高値924円が視野に入りそうだ。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:38
| 材料でみる株価
2017年03月08日
【材料でみる株価】フュートレックは日柄調整完了して上値試す、17年3月期減益予想だが再増額余地
フュートレック<2468>(東2)に注目したい。音声認識・翻訳関連のアプリケーション開発を主力としている。GPS連動「多言語ガイドシステム」がテレビ東京3月6日放送「ワールドビジネスサテライト(WBS)」で紹介された。17年3月期減益予想だが増額余地がありそうだ。株価は急伸した1月高値から一旦反落したが、日柄調整が完了して上値を試す展開が期待される。
17年3月期連結業績予想は2月9日に増額修正(売上高を1億50百万円、営業利益を85百万円、経常利益を90百万円、純利益を60百万円増額修正)して、売上高が16年3月期比0.4%減の38億50百万円、営業利益が同56.2%減の2億05百万円、経常利益が同56.2%減の2億円、純利益が同64.6%減の1億10百万円としている。当初計画に織り込んでいなかったロイヤルティ収入等が寄与する。
第3四半期累計は大幅増収で黒字化した。そして修正後の通期会社予想に対する進捗率は、売上高67.3%、営業利益134.6%、経常利益130.5%、純利益133.6%で、利益は通期予想を超過達成している。通期予想に再増額余地がありそうだ。
株価は急伸した1月高値1436円から一旦反落したが、1000円近辺から切り返しの動きを強めている。週足チャートで見ると13週移動平均線近辺から切り返してサポートラインを確認した形だ。日柄調整が完了して上値を試す展開が期待される。(MM)
17年3月期連結業績予想は2月9日に増額修正(売上高を1億50百万円、営業利益を85百万円、経常利益を90百万円、純利益を60百万円増額修正)して、売上高が16年3月期比0.4%減の38億50百万円、営業利益が同56.2%減の2億05百万円、経常利益が同56.2%減の2億円、純利益が同64.6%減の1億10百万円としている。当初計画に織り込んでいなかったロイヤルティ収入等が寄与する。
第3四半期累計は大幅増収で黒字化した。そして修正後の通期会社予想に対する進捗率は、売上高67.3%、営業利益134.6%、経常利益130.5%、純利益133.6%で、利益は通期予想を超過達成している。通期予想に再増額余地がありそうだ。
株価は急伸した1月高値1436円から一旦反落したが、1000円近辺から切り返しの動きを強めている。週足チャートで見ると13週移動平均線近辺から切り返してサポートラインを確認した形だ。日柄調整が完了して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:39
| 材料でみる株価
2017年02月27日
【材料でみる株価】デジタル・インフォーメーション・テクノロジーは3月17日付で東証1部へ指定替え、記念配当を実施
デジタル・インフォーメーション・テクノロジー<3916>(東2)に注目したい。ソフトウェア開発が中心の独立系情報サービス会社である。2月24日に、3月17日付での東証1部への指定替え、株式売り出し、未定としていた配当予想を発表した。株価はやや上値が重くモミ合い展開だが、東証1部への指定替えや記念配当を好感して戻りを試す展開が期待される。
東京証券取引所から市場第一部指定の承認を受け、17年3月17日付で東証2部から東証1部へ指定替えとなる。これに伴って株式売り出し(53万株およびオーバーアロットメントによる株式売り出し7万株)を実施する。
未定としていた配当予想は、年間15円(期末一括=普通配当12円+東証1部指定記念配当3円)とした。前期の年間12円(16年10月1日付株式2分割調整後)との比較で3円増配となる。
17年6月期の連結業績予想は、売上高が16年6月期比7.2%増の100億12百万円、営業利益が同8.7%の5億70百万円、経常利益が同1.1%の5億58百万円、純利益が同2.6%増の3億60百万円している。主力のソフトウェア開発事業で金融機関、通信事業者、サービス事業者、車載機器メーカーなどからの受注が好調に推移する。
通期会社予想に対する第2四半期累計の進捗率は売上高が48.5%、営業利益が53.3%、経常利益が53.0%、純利益が53.6%と順調である。上振れ余地もありそうだ。
株価はやや上値が重く安値圏1800円近辺でモミ合う展開だ。ただし2月24日には2017円まで上伸してモミ合い上放れの動きを強めている。週足チャートで見ると13週移動平均線を突破した。続いて26週移動平均線突破の動きを強めている。東証1部への指定替えや記念配当を好感して戻りを試す展開が期待される。(MM)
東京証券取引所から市場第一部指定の承認を受け、17年3月17日付で東証2部から東証1部へ指定替えとなる。これに伴って株式売り出し(53万株およびオーバーアロットメントによる株式売り出し7万株)を実施する。
未定としていた配当予想は、年間15円(期末一括=普通配当12円+東証1部指定記念配当3円)とした。前期の年間12円(16年10月1日付株式2分割調整後)との比較で3円増配となる。
17年6月期の連結業績予想は、売上高が16年6月期比7.2%増の100億12百万円、営業利益が同8.7%の5億70百万円、経常利益が同1.1%の5億58百万円、純利益が同2.6%増の3億60百万円している。主力のソフトウェア開発事業で金融機関、通信事業者、サービス事業者、車載機器メーカーなどからの受注が好調に推移する。
通期会社予想に対する第2四半期累計の進捗率は売上高が48.5%、営業利益が53.3%、経常利益が53.0%、純利益が53.6%と順調である。上振れ余地もありそうだ。
株価はやや上値が重く安値圏1800円近辺でモミ合う展開だ。ただし2月24日には2017円まで上伸してモミ合い上放れの動きを強めている。週足チャートで見ると13週移動平均線を突破した。続いて26週移動平均線突破の動きを強めている。東証1部への指定替えや記念配当を好感して戻りを試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:05
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2017年02月22日
【材料でみる株価】日本水産は17年3月期配当予想の増額修正と株主優待制度の導入を発表
日本水産<1332>(東1)は、水産品冷食の大手で、鮭鱒養殖事業なども展開している。2月21日、17年3月期期末配当予想の増額修正と株主優待制度の増入を発表した。株価は戻り歩調である。配当予想増額と株主優待制度増入を好感して上値を試す展開が期待される。
17年3月期配当予想は、期末に1円増額して3円50銭とした。年間では6円(第2四半期末2円50銭、期末3円50銭)となる。また前期との比較では1円増配となる。
株主優待制度は、毎年3月31日現在500株以上保有株主を対象として、保有株数に応じて当社製品を贈呈する。17年3月31日現在の対象株主から実施する。保有株式数500株以上1000株未満の株主には3000円相当の同社商品2品(イマークS10本、又はびん詰・缶詰セット)から選択、保有株式数1000株以上の株主には5000円相当の同社商品2品(イマークS20本、又はびん詰・缶詰セット)からの選択となる。

17年3月期通期連結業績予想(2月3日に売上高、利益とも増額修正)は、売上高が前期比1.4%減の6280億円、営業利益が同10.6%増の215億円、経常利益が同13.8%増の235億円、純利益が同13.8%増の140億円としている。水産事業における鮭鱒価格の大幅な回復や、食品事業における原材料等輸入コストの低下が寄与する。
第3四半期累計(4〜12月)連結業績は前年同期比3.7%減収、7.9%営業増益、9.6%経常増益、10.2%最終増益となり、通期会社予想に対する進捗率は売上高が74.7%、営業利益が87.0%、経常利益が88.2%、純利益が88.4%と高水準である。通期ベースでも好業績が期待される。
株価は戻り歩調である。2月6日には608円円まで上伸する場面があった。日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形となった。配当予想増額と株主優待制度増入を好感して上値を試す展開が期待される。(MM)
17年3月期配当予想は、期末に1円増額して3円50銭とした。年間では6円(第2四半期末2円50銭、期末3円50銭)となる。また前期との比較では1円増配となる。
株主優待制度は、毎年3月31日現在500株以上保有株主を対象として、保有株数に応じて当社製品を贈呈する。17年3月31日現在の対象株主から実施する。保有株式数500株以上1000株未満の株主には3000円相当の同社商品2品(イマークS10本、又はびん詰・缶詰セット)から選択、保有株式数1000株以上の株主には5000円相当の同社商品2品(イマークS20本、又はびん詰・缶詰セット)からの選択となる。

17年3月期通期連結業績予想(2月3日に売上高、利益とも増額修正)は、売上高が前期比1.4%減の6280億円、営業利益が同10.6%増の215億円、経常利益が同13.8%増の235億円、純利益が同13.8%増の140億円としている。水産事業における鮭鱒価格の大幅な回復や、食品事業における原材料等輸入コストの低下が寄与する。
第3四半期累計(4〜12月)連結業績は前年同期比3.7%減収、7.9%営業増益、9.6%経常増益、10.2%最終増益となり、通期会社予想に対する進捗率は売上高が74.7%、営業利益が87.0%、経常利益が88.2%、純利益が88.4%と高水準である。通期ベースでも好業績が期待される。
株価は戻り歩調である。2月6日には608円円まで上伸する場面があった。日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形となった。配当予想増額と株主優待制度増入を好感して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:17
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【材料でみる株価】大和ハウス工業は足こぎ車いす「COGY」を開発・製造する株式会社TESSに出資
■株価は年初来高値3654円を目指す展開へ
大和ハウス工業<1925>(東1)は、20日、株式会社TESS(本社:仙台市、代表取締役:鈴木堅之)からの第三者割当増資による株式の割当てを引き受けた。また、同社は2017年4月1日から、TESSが開発・製造する足こぎ車いす「COGY(コギ―)」を、医療介護施設や福祉用具貸与事業者等に向け販売を開始する。21日の株価は、28円高の3137円。16年の2月3日につけた年初来高値3654円を目指す展開に期待したい。
■足こぎ車いす「COGY」

「COGY」は、ニューロモジュレーション技術を応用し、右足を出せば左足が出る「歩行反射」を応用した介護保険福祉用具レンタルの対象商品。大和ハウス工業は自立を支援できる機器の普及が必要であると考え、2017年2月にTESSへ出資し、2017年4月から、これまで取引のある約6100ヶ所の医療・介護施設向けに足こぎ車いす「COGY」を販売することとなった。今後も、新商品を共同開発・製造し、大和ハウス工業が総販売代理店を担っていくとしている。販売価格は32万9千円、販売目標は年間150台。(TU)
大和ハウス工業<1925>(東1)は、20日、株式会社TESS(本社:仙台市、代表取締役:鈴木堅之)からの第三者割当増資による株式の割当てを引き受けた。また、同社は2017年4月1日から、TESSが開発・製造する足こぎ車いす「COGY(コギ―)」を、医療介護施設や福祉用具貸与事業者等に向け販売を開始する。21日の株価は、28円高の3137円。16年の2月3日につけた年初来高値3654円を目指す展開に期待したい。
■足こぎ車いす「COGY」

「COGY」は、ニューロモジュレーション技術を応用し、右足を出せば左足が出る「歩行反射」を応用した介護保険福祉用具レンタルの対象商品。大和ハウス工業は自立を支援できる機器の普及が必要であると考え、2017年2月にTESSへ出資し、2017年4月から、これまで取引のある約6100ヶ所の医療・介護施設向けに足こぎ車いす「COGY」を販売することとなった。今後も、新商品を共同開発・製造し、大和ハウス工業が総販売代理店を担っていくとしている。販売価格は32万9千円、販売目標は年間150台。(TU)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:08
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【材料でみる株価】GSユアサは日本初の潜水艦搭載リチウムイオン電池の量産開始、上値を試す展開へ
■株価は上値を試す展開に期待
ジーエス・ユアサ コーポレーション<6674>(東1)の子会社である株式会社ジーエス・ユアサ テクノロジーは、防衛装備庁と契約し、「海上自衛隊向け潜水艦搭載リチウムイオン電池」の専用工場を2016年10月に滋賀県草津市に建設、2017年3月より量産を開始する予定。2017年3月に向けて量産体制を整え、2018年8月に海上自衛隊へ納入する予定としている。21日の株価は10円高(1.99%高)の511円まで上げて高値を更新した。電気自動車(EV)普及などの材料もあり、上値を試す展開が期待される。(TU)

そうりゅう型潜水艦(提供:海上自衛隊殿)
ジーエス・ユアサ コーポレーション<6674>(東1)の子会社である株式会社ジーエス・ユアサ テクノロジーは、防衛装備庁と契約し、「海上自衛隊向け潜水艦搭載リチウムイオン電池」の専用工場を2016年10月に滋賀県草津市に建設、2017年3月より量産を開始する予定。2017年3月に向けて量産体制を整え、2018年8月に海上自衛隊へ納入する予定としている。21日の株価は10円高(1.99%高)の511円まで上げて高値を更新した。電気自動車(EV)普及などの材料もあり、上値を試す展開が期待される。(TU)

そうりゅう型潜水艦(提供:海上自衛隊殿)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 06:34
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2017年02月20日
【材料で見る株価】ハピネス・アンド・デイは17年8月期第2四半期累計業績予想の増額修正を好感してストップ高
ハピネス・アンド・デイ<3174>(JQ)は20日、150円高(21.04%高)の863円とストップ高となっている。宝飾・時計・バッグ・雑貨などのセレクトショップを全国のSC内で展開している。2月17日、17年8月期第2四半期累計の非連結業績予想の増額修正を発表した。通期予想上振れに対する期待も高まる。
17年8月期第2四半期累計(9〜2月)の非連結業績予想について、売上高を4億05百万円増額して前年同期比9.5%増の100億42百万円、営業利益を1億24百万円増額して同66.1%増の3億92百万円、経常利益を1億30百万円増額して同73.5%増の3億80百万円、純利益を37百万円増額して同2.2倍の1億90百万円とした。
年末年始商戦が好調に推移して売上高が計画を上回った。増収効果に加えて、既存店の改装や好区画への移転を進め、前期末における不採算店の閉店・減損処理なども寄与して販管費や特別損失が縮減し、利益も計画を大幅に上回ったようだ。
通期の非連結業績予想は据え置いて、売上高が前期比4.7%増の178億37百万円、営業利益が同53.6%増の2億32百万円、経常利益が同66.9%増の1億97百万円、純利益が77百万円(前期は2億14百万円の赤字)としている。
クリスマス・年末年始商戦などで第2四半期(12〜2月)の構成比が高い季節要因があるが、第2四半期累計が計画を大幅に上回ったことで通期予想にも上振れ期待が高まる。(MM)
17年8月期第2四半期累計(9〜2月)の非連結業績予想について、売上高を4億05百万円増額して前年同期比9.5%増の100億42百万円、営業利益を1億24百万円増額して同66.1%増の3億92百万円、経常利益を1億30百万円増額して同73.5%増の3億80百万円、純利益を37百万円増額して同2.2倍の1億90百万円とした。
年末年始商戦が好調に推移して売上高が計画を上回った。増収効果に加えて、既存店の改装や好区画への移転を進め、前期末における不採算店の閉店・減損処理なども寄与して販管費や特別損失が縮減し、利益も計画を大幅に上回ったようだ。
通期の非連結業績予想は据え置いて、売上高が前期比4.7%増の178億37百万円、営業利益が同53.6%増の2億32百万円、経常利益が同66.9%増の1億97百万円、純利益が77百万円(前期は2億14百万円の赤字)としている。
クリスマス・年末年始商戦などで第2四半期(12〜2月)の構成比が高い季節要因があるが、第2四半期累計が計画を大幅に上回ったことで通期予想にも上振れ期待が高まる。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:54
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2017年02月16日
【材料でみる株価】正栄食品工業は増収増益・大幅増配予想
■日柄調整完了して上値試す
正栄食品工業<8079>(東2)は、製パン・製菓用材料等を扱う食品商社である。17年10月期は増収増益予想、そして大幅増配予想である。株価は急伸した16年12月の上場来高値後に上げ一服の形となったが、日柄調整が完了して上値を試す展開が期待される。
17年10月期連結業績予想は、売上高が前期比0.3%増の1020億円、営業利益が同2.0%増の48億円、経常利益が同3.7%増の48億円、純利益が同2.3%増の30億50百万円としている。
円高に伴う為替換算影響が一巡し、製菓・製パン業界やスナック・シリアル業界向けへの販売増、仕入・購買機能の強化、合理化効果などで増収増益予想である。保守的な印象も強い。
配当は記念配2円を含めて、同6円増配の年間30円(第3四半期末15円、期末15円)としている。大幅増配予想である。
株価は1700円近辺での中段保ち合いから上放れて、16年12月28日の上場来高値2279円まで急伸した。その後は上げ一服の形だが、2200円近辺で堅調に推移して日柄調整完了感を強めている。週足チャートで見るとサポートラインの13週移動平均線が接近してきた。需給面も良好であり、日柄調整が完了して上値を試す展開が期待される。(MM)
正栄食品工業<8079>(東2)は、製パン・製菓用材料等を扱う食品商社である。17年10月期は増収増益予想、そして大幅増配予想である。株価は急伸した16年12月の上場来高値後に上げ一服の形となったが、日柄調整が完了して上値を試す展開が期待される。
17年10月期連結業績予想は、売上高が前期比0.3%増の1020億円、営業利益が同2.0%増の48億円、経常利益が同3.7%増の48億円、純利益が同2.3%増の30億50百万円としている。
円高に伴う為替換算影響が一巡し、製菓・製パン業界やスナック・シリアル業界向けへの販売増、仕入・購買機能の強化、合理化効果などで増収増益予想である。保守的な印象も強い。
配当は記念配2円を含めて、同6円増配の年間30円(第3四半期末15円、期末15円)としている。大幅増配予想である。
株価は1700円近辺での中段保ち合いから上放れて、16年12月28日の上場来高値2279円まで急伸した。その後は上げ一服の形だが、2200円近辺で堅調に推移して日柄調整完了感を強めている。週足チャートで見るとサポートラインの13週移動平均線が接近してきた。需給面も良好であり、日柄調整が完了して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:59
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2017年02月06日
【材料でみる株価】エムアップはEMTGへの出資と業務提携を好感して3連騰
エムアップ<3661>(東1)は6日、107円高(13.06%高)の926円まで上げて3連騰し高値を更新している。同社は2月1日にスマートフォン・携帯向けアーティストファンサイトの企画・開発・運営をするEMTG社への出資と業務提携を発表したことを好感して3連騰している。2013年5月には1910円をつけており、さらに上値を試す展開が期待される。
EMTG社は、100アーティストを超える音楽アーティストのファンクラブ及びファンサイトの運営や、不正転売対策、集客プロモーションなどが可能な電子チケットの開発・運営を行ってる。同社の電子チケットは、既に約40アーティストの全国ツアーや単独ライブ、プロ野球球団やプロバスケットボールリーグのスポーツ団体、レジャー施設等で導入されている。
EMTG社は、100アーティストを超える音楽アーティストのファンクラブ及びファンサイトの運営や、不正転売対策、集客プロモーションなどが可能な電子チケットの開発・運営を行ってる。同社の電子チケットは、既に約40アーティストの全国ツアーや単独ライブ、プロ野球球団やプロバスケットボールリーグのスポーツ団体、レジャー施設等で導入されている。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:00
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2017年01月24日
【材料でみる株価】フィル・カンパニーは新たな事業スキームを発表
フィル・カンパニー<3267>(東マ)は、時間貸し駐車場の地主に上部「未利用」空間への貸店舗建設を提案する空中店舗フィル・パーク事業を展開している。1月23日には新たな事業スキーム開始を発表した。株価は16年11月IPO後の売りが一巡して戻り歩調の展開だ。新たな事業スキーム開始を好感して動意づく可能性がありそうだ。
土地オーナーだけでなく一般投資家や機関投資家の高まる不動産投資ニーズに応えるべく、土地オーナーの遊休地活用(不動産土地活用)としての空中店舗フィル・パークの企画・設計・建築スキームに加えて、投資対象としての空中店舗フィル・パークを当社グループが企画・開発・販売する新たな事業スキームを構築する。
事業開始は17年春頃を目途とする。なお開始初期については財務状況を勘案しながら、リピート顧客、一般投資家や機関投資家とのコネクションを持つ戦略的パートナーへの直接販売とする。そして段階的な販売チャネルの拡大や販売スキームの開発に取り組むとしている。主力事業である空中店舗フィル・パーク事業の成長速度が高まる効果も期待される。
株価は16年11月IPO直後の高値4470円から12月安値2610円まで調整したが、IPO後の売りが一巡して戻り歩調の展開だ。1月23日には3640円まで上伸する場面があった。新たな事業スキーム開始を好感して動意づく可能性がありそうだ。
土地オーナーだけでなく一般投資家や機関投資家の高まる不動産投資ニーズに応えるべく、土地オーナーの遊休地活用(不動産土地活用)としての空中店舗フィル・パークの企画・設計・建築スキームに加えて、投資対象としての空中店舗フィル・パークを当社グループが企画・開発・販売する新たな事業スキームを構築する。
事業開始は17年春頃を目途とする。なお開始初期については財務状況を勘案しながら、リピート顧客、一般投資家や機関投資家とのコネクションを持つ戦略的パートナーへの直接販売とする。そして段階的な販売チャネルの拡大や販売スキームの開発に取り組むとしている。主力事業である空中店舗フィル・パーク事業の成長速度が高まる効果も期待される。
株価は16年11月IPO直後の高値4470円から12月安値2610円まで調整したが、IPO後の売りが一巡して戻り歩調の展開だ。1月23日には3640円まで上伸する場面があった。新たな事業スキーム開始を好感して動意づく可能性がありそうだ。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:33
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【材料でみる株価】CBグループマネジメントはモミ合い上放れて08年来の高値圏、17年3月期予想は増額の可能性
日用雑貨・化粧品卸大手のCBグループマネジメント<9852、旧中央物産が16年10月持株会社に移行して社名変更>(JQ)は、17年3月期業績予想は増額の可能性が高いだろう。株価はモミ合いから上放れて08年来の高値圏だ。上値を試す展開が期待される。
17年3月期の連結業績予想は、売上高が16年3月期比3.1%増の1450億円、営業利益が同3.9%増の12億50百万円、経常利益が同3.5%増の12億50百万円、純利益が同13.9%減の9億円としている。
第2四半期累計はマーケティング&セールス活動強化や、物流合理化などの成果で計画超の大幅増益だった。そして通期予想に対する第2四半期累計の進捗率は売上高が51.8%、営業利益が63.1%、経常利益が63.5%、純利益が68.4%と高水準である。通期予想も増額の可能性が高いだろう。
株価は400円台でのモミ合いから上放れて13年3月483円を突破した。そして1月16日には595円まで上伸した。480円近辺のフシを突破して上げ足を速める形となり、08年来の高値圏だ。日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドだ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。
17年3月期の連結業績予想は、売上高が16年3月期比3.1%増の1450億円、営業利益が同3.9%増の12億50百万円、経常利益が同3.5%増の12億50百万円、純利益が同13.9%減の9億円としている。
第2四半期累計はマーケティング&セールス活動強化や、物流合理化などの成果で計画超の大幅増益だった。そして通期予想に対する第2四半期累計の進捗率は売上高が51.8%、営業利益が63.1%、経常利益が63.5%、純利益が68.4%と高水準である。通期予想も増額の可能性が高いだろう。
株価は400円台でのモミ合いから上放れて13年3月483円を突破した。そして1月16日には595円まで上伸した。480円近辺のフシを突破して上げ足を速める形となり、08年来の高値圏だ。日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドだ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:21
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2017年01月19日
【材料でみる株価】モバイルクリエイトが一時ストップ高、エンルートと産業用ドローンの製造とAI・情報通信システムなどで共同開発
車両向け移動体管理システムを提供するモバイルクリエイト<3669>(東1・売買単位100株)は後場に入り急騰。460円(80円高)ストップ高まで上げた。本日同社は株式会社エンルート(代表取締役 伊豆智幸)と産業用ドローンの製造並びにAI・情報通信システム等共同開発にて業務提携したと発表。これを材料視した買いが膨らんだ。
ドローンがモバイル通信網につながり、クラウドからの遠隔操作にて自律飛行を行い、ドローンで得られた情報をビッグデータとしてAIが学習することで、様々な分野でのサービス活用が可能となることから、期待先行となっている。
25日移動平均線がサポートする形で、380円を軸としたモミ合い上放れ方向となっている。
ドローンがモバイル通信網につながり、クラウドからの遠隔操作にて自律飛行を行い、ドローンで得られた情報をビッグデータとしてAIが学習することで、様々な分野でのサービス活用が可能となることから、期待先行となっている。
25日移動平均線がサポートする形で、380円を軸としたモミ合い上放れ方向となっている。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:48
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【材料でみる株価】トライステージは株式4分割発表を好感、上場来高値を更新
ダイレクトマーケティング支援を展開するトライステージ<2178>(東マ)は1月18日、株式4分割を発表した。株価は3670円高の2987円まで上げて上場来高値を更新した。前日18日大引け後に1対4の株式分割を実施すると発表。これを材料視した買いが入った。
株式分割は、17年2月28日を基準日(効力発生日17年3月1日)として、1株を4株に分割する。株式の流動性の向上と投資家層の拡大を図る。
17年2月期連結業績予想は12月28日に増額修正して、売上高が16年2月期比26.9%増の471億29百万円、営業利益が同47.0%増の13億20百万円、経常利益が同39.6%増の12億42百万円、純利益が同29.4%増の6億14百万円としている。
ダイレクトマーケティング支援事業におけるテレビ事業、およびダイレクトメール発送代行事業が好調に推移し、売上総利益率の改善も寄与する。配当予想は同15円増配の年間90円(期末一括)としている。
株式分割は、17年2月28日を基準日(効力発生日17年3月1日)として、1株を4株に分割する。株式の流動性の向上と投資家層の拡大を図る。
17年2月期連結業績予想は12月28日に増額修正して、売上高が16年2月期比26.9%増の471億29百万円、営業利益が同47.0%増の13億20百万円、経常利益が同39.6%増の12億42百万円、純利益が同29.4%増の6億14百万円としている。
ダイレクトマーケティング支援事業におけるテレビ事業、およびダイレクトメール発送代行事業が好調に推移し、売上総利益率の改善も寄与する。配当予想は同15円増配の年間90円(期末一括)としている。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:45
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2017年01月18日
【材料でみる株価】ホープは自治体向け新サービス開始を発表
自治体特化の広告代理業を展開するホープ<6195>(東マ)は1月17日、自治体向けの新サービス開始を発表した。株価は安値圏モミ合いから上放れの動きを強めている。16年6月IPO後の調整が一巡して戻りを試す展開が期待される。
新サービス「ビジネスプロセスコンサルティングサービス」は、自治体の課題を解消し、地域の活性化を図るため、自治体の具体的な課題を把握するための事前調査から、イベントなどの企画立案・実行、メディア・コンテンツの制作、広告プロモーション、効果検証、次の施策につながる提案までを、一貫したソリューションとして提供する。本サービス開始に先駆けて、16年12月28日付で佐賀県から「観光の担い手育成に係る観光動態調査業務」を受託した。
17年6月期の非連結業績予想は売上高が16年6月期比28.5%増の20億46百万円、営業利益が同17.5%増の1億40百万円、経常利益が同20.6%増の1億76百万円、純利益が同23.0%増の1億13百万円としている。第1四半期は赤字だったが、第4四半期に売上高・利益が偏重する季節要因があるため、通期ベースでは好業績が期待される。
株価は安値圏1500円〜1600円近辺でのモミ合いから上放れの動きを強めている。16年6月IPO後の調整が一巡したようだ。週足チャートで見ると13週移動平均線と26週移動平均線を一気に突破した。戻りを試す展開が期待される。
新サービス「ビジネスプロセスコンサルティングサービス」は、自治体の課題を解消し、地域の活性化を図るため、自治体の具体的な課題を把握するための事前調査から、イベントなどの企画立案・実行、メディア・コンテンツの制作、広告プロモーション、効果検証、次の施策につながる提案までを、一貫したソリューションとして提供する。本サービス開始に先駆けて、16年12月28日付で佐賀県から「観光の担い手育成に係る観光動態調査業務」を受託した。
17年6月期の非連結業績予想は売上高が16年6月期比28.5%増の20億46百万円、営業利益が同17.5%増の1億40百万円、経常利益が同20.6%増の1億76百万円、純利益が同23.0%増の1億13百万円としている。第1四半期は赤字だったが、第4四半期に売上高・利益が偏重する季節要因があるため、通期ベースでは好業績が期待される。
株価は安値圏1500円〜1600円近辺でのモミ合いから上放れの動きを強めている。16年6月IPO後の調整が一巡したようだ。週足チャートで見ると13週移動平均線と26週移動平均線を一気に突破した。戻りを試す展開が期待される。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:03
| 材料でみる株価
【材料でみる株価】ストライダーズ株主優待制度導入を好感して動意の可能性
不動産管理とホテル運営を柱とするストライダーズ<9816>(JQ)は1月17日、株主優待制度の導入を発表した。株価は調整一巡して切り返しの動きを強めている。動意づく可能性がありそうだ。
新たに導入した株主優待制度は年2回実施する。毎年3月末日および9月末日現在、株式2単元(2000株)以上保有株主を対象として、保有株数に応じて当社グループホテル(成田ゲートウェイホテルおよび倉敷ロイヤルアートホテル)利用券と当社の投資先である関門海<3372>のとらふぐ料理専門店「関門海」優待券を贈呈する。平成28年3月末現在の対象株主から実施する。
なお17年3月期連結業績予想は、売上高が16年3月期比9.0%増の55億円、営業利益が同17.8%増の3億50百万円、経常利益が同19.0%増の3億30百万円、純利益が同70.0%増の2億30百万円としている。通期予想に対する第2四半期累計の進捗率は売上高が55.6%、営業利益が54.6%、経常利益が56.4%、純利益が59.6%と順調であり、好業績が期待される。
株価は16年12月の昨年来高値91円から一旦反落したが、70円近辺から切り返す動きだ。調整が一巡したようだ。週足チャートで見ると26週移動平均線がサポートラインの形となって13週移動平均線を回復した。株主優待制度導入を好感して動意づく可能性がありそうだ。
新たに導入した株主優待制度は年2回実施する。毎年3月末日および9月末日現在、株式2単元(2000株)以上保有株主を対象として、保有株数に応じて当社グループホテル(成田ゲートウェイホテルおよび倉敷ロイヤルアートホテル)利用券と当社の投資先である関門海<3372>のとらふぐ料理専門店「関門海」優待券を贈呈する。平成28年3月末現在の対象株主から実施する。
なお17年3月期連結業績予想は、売上高が16年3月期比9.0%増の55億円、営業利益が同17.8%増の3億50百万円、経常利益が同19.0%増の3億30百万円、純利益が同70.0%増の2億30百万円としている。通期予想に対する第2四半期累計の進捗率は売上高が55.6%、営業利益が54.6%、経常利益が56.4%、純利益が59.6%と順調であり、好業績が期待される。
株価は16年12月の昨年来高値91円から一旦反落したが、70円近辺から切り返す動きだ。調整が一巡したようだ。週足チャートで見ると26週移動平均線がサポートラインの形となって13週移動平均線を回復した。株主優待制度導入を好感して動意づく可能性がありそうだ。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:22
| 材料でみる株価