東北地盤にドラッグストアをチェーン展開する薬王堂<3385>(東1)は6日、96円高の2310円と急反発した。1月5日発表した16年12月の既存店売上は21ヶ月連続プラスと好調だ。17年2月期増収増益予想で、さらに増額期待が高まる。株価は16年10月の上場来高値から一旦反落したが、自律調整一巡して上値を試す展開が期待される。
1月5日発表した月次営業速報によると、16年12月度は全店売上高が前年比9.0%増、既存店売上高が3.5%増となった。客数、客単価とも順調だった。既存店売上高は15年4月から21ヶ月連続前年比プラスと好調に推移している。
17年2月期の連結業績予想は売上高が前期比10.3%増の738億円、営業利益が同12.0%増の29億70百万円、経常利益が同10.4%増の32億18百万円、そして純利益が同8.0%増の19億30百万円としている。第2四半期累計の進捗率が売上高51.0%、営業利益58.0%、経常利益57.5%、純利益59.8%と高水準であり、既存店の好調が牽引して通期増額期待が高まる。
株価(16年12月1日付で株式3分割)は16年10月の上場来高値2496円から利益確定売りで一旦反落したが、12月の直近安値圏2000円近辺から切り返す動きだ。週足チャートで見ると13週移動平均線近辺から切り返してサポートラインを確認した形だ。自律調整一巡して上値を試す展開が期待される。
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(01/06)【材料でみる株価】薬王堂は16年12月の既存店売上は3.5%増で21ヶ月連続プラス
(12/26)【材料でみる株価】ケイアイスター不動産は12月26日東証1部に市場変更、上場来高値更新の展開
(12/22)【材料でみる株価】ブイ・テクノロジーは新規大口案件を受注、豊富な受注残で18年3月期も収益拡大期待
(12/16)【材料でみる株価】バルニバービは17年7月期配当予想を増額修正
(12/14)【材料でみる株価】オープンドアは12月19日付で東証1部に市場変更
(10/21)【材料でみる株価】クラウドワークスは働き方革命関連という国策に沿ったテーマ性に注目
(10/21)【材料でみる株価】神栄は5日続伸、ロケット関連を材料視して動意
(10/05)【材料でみる株価】アサヒペンは自己株式取得を好感して上値を試す展開へ
(10/04)【材料でみる株価】マイスターエンジニアリングは割安感強く、好業績も評価して上値を試す展開へ
(09/30)【材料でみる株価】マルマエは受注環境良好で業績は好調、上値を試す展開へ
(09/30)【材料でみる株価】デジタル・インフォーメーション・テクノロジーは年初来高値更新、好業績や株式分割を評価
(09/27)【材料でみる株価】セレスは東京証券取引所本則市場への市場変更申請を発表
(09/23)【材料でみる株価】エスアールジータカミヤは新たな自己株式取得を発表、続伸展開期待
(09/23)【材料でみる株価】上村工業は自己株式取得評価して切り返し、基調転換の可能性
(09/13)【材料でみる株価】扶桑化学工業は17年3月期配当予想の増額修正と株主優待制度の廃止を発表
(09/12)【材料でみる株価】アドソル日進は急続伸、1月の上場来高値試す
(09/09)【材料でみる株価】ヨロズは自己株式取得を発表を好感して急続伸
(09/02)【材料でみる株価】ユーグレナは国内最大級の燃料用微細藻類培養プールの建設を発表
(09/02)【材料でみる株価】日本アジアグループは新たな自己株式取得を発表
(09/01)【材料でみる株価】ディップは26週移動平均線から切り返して自律調整一巡、7月高値試す
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2017年01月06日
【材料でみる株価】薬王堂は16年12月の既存店売上は3.5%増で21ヶ月連続プラス
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:29
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2016年12月26日
【材料でみる株価】ケイアイスター不動産は12月26日東証1部に市場変更、上場来高値更新の展開
北関東地盤で1次取得層向け分譲住宅が主力のケイアイスター不動産<3465>(東1)は、12月26日付で東証2部から東証1部に市場変更した。株価は市場変更、配当予想増額修正、株式2分割(17年2月1日付)を好感して上場来高値更新の展開だ。
17年3月期(連結決算開始)の連結業績予想は、売上高が493億円、営業利益が38億50百万円、経常利益が37億円、純利益が26億円としている。16年3月期非連結業績との比較で大幅増収増益予想である。
そして12月2日に株式分割と配当予想の増額修正を発表している。株式分割は17年1月31日を基準日(効力発生日17年2月1日)として1株を2株に分割する。配当予想(17年2月1日付株式2分割後)は、期末に東証1部上場記念配当3円を実施し、年間58円(普通配当55円+記念配当3円)とした。なお16年3月期の年間35円(17年2月1日付株式2分割遡及修正後)との比較で23円増配となる。
株価は12月5日の上場来高値3630円まで上伸した。その後は利益確定売りで一旦反落したが自律調整の範囲だろう。日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形だ。需給面も良好であり、自律調整が一巡して上値を試す展開だろう。
17年3月期(連結決算開始)の連結業績予想は、売上高が493億円、営業利益が38億50百万円、経常利益が37億円、純利益が26億円としている。16年3月期非連結業績との比較で大幅増収増益予想である。
そして12月2日に株式分割と配当予想の増額修正を発表している。株式分割は17年1月31日を基準日(効力発生日17年2月1日)として1株を2株に分割する。配当予想(17年2月1日付株式2分割後)は、期末に東証1部上場記念配当3円を実施し、年間58円(普通配当55円+記念配当3円)とした。なお16年3月期の年間35円(17年2月1日付株式2分割遡及修正後)との比較で23円増配となる。
株価は12月5日の上場来高値3630円まで上伸した。その後は利益確定売りで一旦反落したが自律調整の範囲だろう。日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形だ。需給面も良好であり、自律調整が一巡して上値を試す展開だろう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:33
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2016年12月22日
【材料でみる株価】ブイ・テクノロジーは新規大口案件を受注、豊富な受注残で18年3月期も収益拡大期待
FPD(フラットパネルディスプレイ)製造装置のブイ・テクノロジー<7717>(東1)は、12月20日に新規大口案件受注を発表した。海外大手パネルメーカーからの大型受注が相次ぎ、豊富な受注残で18年3月期も収益拡大が期待される。株価は調整一巡して戻りを試す展開だろう。
FPD製造装置メーカーで検査装置と露光装置を主力としている。海外大手パネルメーカーからの大型受注が相次いでいる。なお輸出販売は原則円建てで行っているため、装置販売に関する為替レート変動による影響は軽微としている。
17年3月期業績に寄与する案件として、15年9月連結子会社VNシステムズがカラーフィルター用露光装置(総額51億円)受注、15年11月VNシステムズがカラーフィルター用露光装置(総額70億円と総額40億円の2件)受注、16年5月検査装置(総額60億円)受注、16年8月検査装置(総額60億円)受注、また18年3月期以降の業績に寄与する案件として、16年3月VNシステムズがカラーフィルター用露光装置(総額150億円)受注、16年8月製造装置(総額80億円)受注した。
そして12月20日には、海外大手FPD(フラットパネルディスプレイ)メーカー複数社から製造装置を受注(総額180億円)したと発表している。18年3月期以降の業績に貢献する。
17年3月期連結業績予想は、売上高が16年3月期比14.9%増の450億円、営業利益が同55.2%増の40億円、経常利益が同70.0%増の38億円、純利益が同92.0%増の19億円としている。16年4月子会社化した非接触センサーを用いた検査装置メーカーOHTの新規連結も寄与する。
FPDパネル製造装置市場に関しては、特に中国において、有機ELディスプレイ(OLED)およびテレビ用大型液晶パネルの工場新設等に係る大規模設備投資が続く見通しだ。豊富な受注残で18年3月期も収益拡大が期待される。
株価は12月中旬の直近安値圏1万700円近辺から切り返し、12月21日には1万3100円まで上伸する場面があった。日足チャートで見ると25日移動平均線を突破し、週足チャートで見ると26週移動平均線近辺から切り返している。調整一巡して戻りを試す展開だろう。
FPD製造装置メーカーで検査装置と露光装置を主力としている。海外大手パネルメーカーからの大型受注が相次いでいる。なお輸出販売は原則円建てで行っているため、装置販売に関する為替レート変動による影響は軽微としている。
17年3月期業績に寄与する案件として、15年9月連結子会社VNシステムズがカラーフィルター用露光装置(総額51億円)受注、15年11月VNシステムズがカラーフィルター用露光装置(総額70億円と総額40億円の2件)受注、16年5月検査装置(総額60億円)受注、16年8月検査装置(総額60億円)受注、また18年3月期以降の業績に寄与する案件として、16年3月VNシステムズがカラーフィルター用露光装置(総額150億円)受注、16年8月製造装置(総額80億円)受注した。
そして12月20日には、海外大手FPD(フラットパネルディスプレイ)メーカー複数社から製造装置を受注(総額180億円)したと発表している。18年3月期以降の業績に貢献する。
17年3月期連結業績予想は、売上高が16年3月期比14.9%増の450億円、営業利益が同55.2%増の40億円、経常利益が同70.0%増の38億円、純利益が同92.0%増の19億円としている。16年4月子会社化した非接触センサーを用いた検査装置メーカーOHTの新規連結も寄与する。
FPDパネル製造装置市場に関しては、特に中国において、有機ELディスプレイ(OLED)およびテレビ用大型液晶パネルの工場新設等に係る大規模設備投資が続く見通しだ。豊富な受注残で18年3月期も収益拡大が期待される。
株価は12月中旬の直近安値圏1万700円近辺から切り返し、12月21日には1万3100円まで上伸する場面があった。日足チャートで見ると25日移動平均線を突破し、週足チャートで見ると26週移動平均線近辺から切り返している。調整一巡して戻りを試す展開だろう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:35
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2016年12月16日
【材料でみる株価】バルニバービは17年7月期配当予想を増額修正
レストランなどを直営展開するバルニバービ<3418>(東マ)は、17年7月期大幅増収増益予想で、12月15日には17年7月期配当予想の増額修正を発表した。株価は10月の上場来高値から反落したが、配当予想増額修正を好感して戻りを試す展開が期待される。
レストランやカフェ・バーなどの飲食店を運営するレストラン事業を主力に、ロールケーキ専門店などのスイーツショップを運営するスイーツ事業、産官学連携プロジェクトのアスリート食堂事業、レストラン企画・開発コンサルティング事業も展開している。16年7月期末グループ運営店舗数は71店舗である。
17年7月期の連結業績予想は売上高が16年7月期比20.5%増の102億円、営業利益が同36.6%増の7億90百万円、経常利益が同35.8%増の8億円、純利益が同31.8%増の4億70百万円としている。16年10月オープンの滋賀県・JR大津駅リニューアルプロジェクトの複合施設「ザ カレンダー」など、新規出店効果で大幅増収増益予想である。
12月15日には17年7月期配当予想の増額修正を発表した。第2四半期末に中間配当5円を実施し、年間ベースでは前回予想から5円増額して15円(第2四半期末5円、期末10円)とした。16年7月期との比較でも5円増配となる。
株価は10月の上場来高値3865円から反落して調整局面だが、週足チャートで見ると26週移動平均線近辺から切り返す動きを見せている。調整が一巡したようだ。配当予想増額修正を好感して戻りを試す展開が期待される。
レストランやカフェ・バーなどの飲食店を運営するレストラン事業を主力に、ロールケーキ専門店などのスイーツショップを運営するスイーツ事業、産官学連携プロジェクトのアスリート食堂事業、レストラン企画・開発コンサルティング事業も展開している。16年7月期末グループ運営店舗数は71店舗である。
17年7月期の連結業績予想は売上高が16年7月期比20.5%増の102億円、営業利益が同36.6%増の7億90百万円、経常利益が同35.8%増の8億円、純利益が同31.8%増の4億70百万円としている。16年10月オープンの滋賀県・JR大津駅リニューアルプロジェクトの複合施設「ザ カレンダー」など、新規出店効果で大幅増収増益予想である。
12月15日には17年7月期配当予想の増額修正を発表した。第2四半期末に中間配当5円を実施し、年間ベースでは前回予想から5円増額して15円(第2四半期末5円、期末10円)とした。16年7月期との比較でも5円増配となる。
株価は10月の上場来高値3865円から反落して調整局面だが、週足チャートで見ると26週移動平均線近辺から切り返す動きを見せている。調整が一巡したようだ。配当予想増額修正を好感して戻りを試す展開が期待される。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:27
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2016年12月14日
【材料でみる株価】オープンドアは12月19日付で東証1部に市場変更
格安旅行比較サイト運営が主力のオープンドア<3926>(東マ)は、12月12日に、12月19日付で東証マザーズから東証1部に市場変更すると発表した。株価は戻り高値圏でモミ合う形だが、17年3月期増収増益予想も評価して16年6月の上場来高値を目指す展開が期待される。
17年3月期の連結業績予想は、売上高が16年3月期比23.6%増の30億50百万円、営業利益が同8.4%増9億20百万円、経常利益が同9.5%増の9億20百万円、純利益が同3.0%増の5億52百万円としている。
効率的かつ速やかに新たなユーザー層を獲得するため、格安旅行比較サイト「トラベルコちゃん」の一段の知名度向上に向けて、テレビCMを含むマス広告を実施することを決定したため、10月17日に利益を減額修正したが、大幅増収基調に変化はなく増収増益予想である。
株価は11月24日の戻り高値3520円から一旦反落したが、3000円近辺から素早く切り返している。週足チャートで見ると上向きに転じた13週移動平均線近辺がサポートラインの形だ。16年6月の上場来高値3690円を目指す展開が期待される。
17年3月期の連結業績予想は、売上高が16年3月期比23.6%増の30億50百万円、営業利益が同8.4%増9億20百万円、経常利益が同9.5%増の9億20百万円、純利益が同3.0%増の5億52百万円としている。
効率的かつ速やかに新たなユーザー層を獲得するため、格安旅行比較サイト「トラベルコちゃん」の一段の知名度向上に向けて、テレビCMを含むマス広告を実施することを決定したため、10月17日に利益を減額修正したが、大幅増収基調に変化はなく増収増益予想である。
株価は11月24日の戻り高値3520円から一旦反落したが、3000円近辺から素早く切り返している。週足チャートで見ると上向きに転じた13週移動平均線近辺がサポートラインの形だ。16年6月の上場来高値3690円を目指す展開が期待される。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:52
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2016年10月21日
【材料でみる株価】クラウドワークスは働き方革命関連という国策に沿ったテーマ性に注目
■戻り歩調で14年の上場来高値目指す
クラウドソーシング大手のクラウドワークス<3900>(東マ)の株価が戻り歩調だ。主要サービスの好調で16年9月期業績予想を8月10日に増額修正している。働き方革命関連という国策に沿ったテーマ性としても注目され、14年12月IPO直後の上場来高値を目指す展開だろう。
16年9月期業績予想は8月10日に増額修正(売上高を1億80百万円増額、営業利益を2億60百万円増額、経常利益を2億60百万円増額、純利益を2億24百万円増額)している。先行投資負担で各利益とも赤字だが、主要サービスが好調に推移し、期初計画に比べて赤字が縮小する見込みだ。
クラウドソーシング市場は今後も持続的な成長が見込まれるため、事業拡大に向けた積極投資を継続して、クラウドソーシング市場における圧倒的なシェアを確保する方針だ。当面は赤字でも中期成長期待が高まる。
株価は2月の上場来安値330円から切り返して戻り歩調だ。そして16年9月期業績予想の増額修正後は上げ足を速めている。10月18日には1490円まで上伸した。日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドだ。働き方革命関連という国策に沿ったテーマ性も注目され、中期成長力を評価して14年12月IPO直後の上場来高値2040円を目指す展開だろう。
クラウドソーシング大手のクラウドワークス<3900>(東マ)の株価が戻り歩調だ。主要サービスの好調で16年9月期業績予想を8月10日に増額修正している。働き方革命関連という国策に沿ったテーマ性としても注目され、14年12月IPO直後の上場来高値を目指す展開だろう。
16年9月期業績予想は8月10日に増額修正(売上高を1億80百万円増額、営業利益を2億60百万円増額、経常利益を2億60百万円増額、純利益を2億24百万円増額)している。先行投資負担で各利益とも赤字だが、主要サービスが好調に推移し、期初計画に比べて赤字が縮小する見込みだ。
クラウドソーシング市場は今後も持続的な成長が見込まれるため、事業拡大に向けた積極投資を継続して、クラウドソーシング市場における圧倒的なシェアを確保する方針だ。当面は赤字でも中期成長期待が高まる。
株価は2月の上場来安値330円から切り返して戻り歩調だ。そして16年9月期業績予想の増額修正後は上げ足を速めている。10月18日には1490円まで上伸した。日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドだ。働き方革命関連という国策に沿ったテーマ性も注目され、中期成長力を評価して14年12月IPO直後の上場来高値2040円を目指す展開だろう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:54
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【材料でみる株価】神栄は5日続伸、ロケット関連を材料視して動意
■好材料相次ぎ上値を試す展開
神栄<3004>(東1)は21日、24円高の153円まで上げて5日続伸している。10月14日発表したJAXAとの共同研究がロケット関連銘柄として材料視されたようだ。そして10月20日には17年3月期第2四半期累計の利益予想の増額修正も発表した。好材料が相次いで上値を試す展開となりそうだ。
■17年3月期第2四半期累計利益増額も発表
10月14日、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)が募集する研究提案に、子会社で各種センサ・計測器を製造販売する神栄テクノロジーが応募した「ガス中微量水分計の小型・軽量・ロバスト化技術の研究」が選定されたと発表した。惑星探査機への搭載が可能となるように小型・軽量化した計測器の開発に向けた研究である。
さらに10月20日には17年3月期第2四半期累計連結業績予想の修正を発表した。前回予想(5月13日公表)に対して、売上高は1億31百万円減額して前年同期比12.1%増の235億68百万円だが、営業利益は1億49百万円増額して同3.1倍の3億99百万円、経常利益は90百万円増額して同2.2倍の2億40百万円、純利益は38百万円増額して同7.3倍の1億38百万円とした。電子関連事業で中国向け空気清浄機用途のホコリセンサの受注が堅調だった。食品関連事業でも冷凍食品分野が順調に推移した。通期予想は不透明感が強いとして据え置いた。
株価はロケット関連を材料視して動意づき、10月17日に142円まで急伸する場面があった。その後も終値ベースでの水準を切り上げ、21日は24円高の153円まで上げて5日続伸している。週足チャートで見ると110円台でのモミ合いから上放れの形となり、戻りを押さえていた52週移動平均線を突破した。第2四半期累計の利益増額修正も好感して上値を試す展開となりそうだ。
神栄<3004>(東1)は21日、24円高の153円まで上げて5日続伸している。10月14日発表したJAXAとの共同研究がロケット関連銘柄として材料視されたようだ。そして10月20日には17年3月期第2四半期累計の利益予想の増額修正も発表した。好材料が相次いで上値を試す展開となりそうだ。
■17年3月期第2四半期累計利益増額も発表
10月14日、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)が募集する研究提案に、子会社で各種センサ・計測器を製造販売する神栄テクノロジーが応募した「ガス中微量水分計の小型・軽量・ロバスト化技術の研究」が選定されたと発表した。惑星探査機への搭載が可能となるように小型・軽量化した計測器の開発に向けた研究である。
さらに10月20日には17年3月期第2四半期累計連結業績予想の修正を発表した。前回予想(5月13日公表)に対して、売上高は1億31百万円減額して前年同期比12.1%増の235億68百万円だが、営業利益は1億49百万円増額して同3.1倍の3億99百万円、経常利益は90百万円増額して同2.2倍の2億40百万円、純利益は38百万円増額して同7.3倍の1億38百万円とした。電子関連事業で中国向け空気清浄機用途のホコリセンサの受注が堅調だった。食品関連事業でも冷凍食品分野が順調に推移した。通期予想は不透明感が強いとして据え置いた。
株価はロケット関連を材料視して動意づき、10月17日に142円まで急伸する場面があった。その後も終値ベースでの水準を切り上げ、21日は24円高の153円まで上げて5日続伸している。週足チャートで見ると110円台でのモミ合いから上放れの形となり、戻りを押さえていた52週移動平均線を突破した。第2四半期累計の利益増額修正も好感して上値を試す展開となりそうだ。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:53
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2016年10月05日
【材料でみる株価】アサヒペンは自己株式取得を好感して上値を試す展開へ
■17年3月期通期予想増額余地も評価材料
アサヒペン<4623>(東2)は9月28日発表の自己株式取得を好感して急動意の展開となり、年初来高値を一気に更新する場面があった。17年3月期通期業績予想の増額余地も評価材料であり、上値を試す展開だろう。
9月28日発表した自己株式取得は、取得株式総数の上限50万株(自己株式除く発行済株式総数に対する割合1.13%)で、取得価額総額の上限1億円、取得期間16年10月3日〜17年1月31日としている。
17年3月期第1四半期の連結業績は前年同期比0.3%増収、同42.3%営業増益、同31.4%経常増益、同43.2%最終増益だった。家庭用塗料の販売が好調に推移し、円高による原材料費低減効果も寄与して大幅増益だった。
通期予想は据え置いて、売上高が前期比1.6%増の143億円、営業利益が同3.6%減の6億円、経常利益が同3.0%減の6億40百万円、そして純利益が同0.6%減の4億20百万円としている。ただし通期予想に対する第1四半期の進捗率は売上高27.4%、営業利益46.7%、経常利益44.1%、純利益43.8%と高水準である。通期業績予想に増額余地がありそうだ。
株価は自己株式取得を好感して急動意の展開となり、9月28日に175円まで急伸して年初来高値を一気に更新する場面があった。その後はやや乱高下の形だが、週足チャートで見ると13週移動平均線、26週移動平均線、52週移動平均線を一気に突破した。そして13週移動平均線が26週移動平均線を上抜くゴールデンクロスも接近している。基調転換して上値を試す展開だろう。
アサヒペン<4623>(東2)は9月28日発表の自己株式取得を好感して急動意の展開となり、年初来高値を一気に更新する場面があった。17年3月期通期業績予想の増額余地も評価材料であり、上値を試す展開だろう。
9月28日発表した自己株式取得は、取得株式総数の上限50万株(自己株式除く発行済株式総数に対する割合1.13%)で、取得価額総額の上限1億円、取得期間16年10月3日〜17年1月31日としている。
17年3月期第1四半期の連結業績は前年同期比0.3%増収、同42.3%営業増益、同31.4%経常増益、同43.2%最終増益だった。家庭用塗料の販売が好調に推移し、円高による原材料費低減効果も寄与して大幅増益だった。
通期予想は据え置いて、売上高が前期比1.6%増の143億円、営業利益が同3.6%減の6億円、経常利益が同3.0%減の6億40百万円、そして純利益が同0.6%減の4億20百万円としている。ただし通期予想に対する第1四半期の進捗率は売上高27.4%、営業利益46.7%、経常利益44.1%、純利益43.8%と高水準である。通期業績予想に増額余地がありそうだ。
株価は自己株式取得を好感して急動意の展開となり、9月28日に175円まで急伸して年初来高値を一気に更新する場面があった。その後はやや乱高下の形だが、週足チャートで見ると13週移動平均線、26週移動平均線、52週移動平均線を一気に突破した。そして13週移動平均線が26週移動平均線を上抜くゴールデンクロスも接近している。基調転換して上値を試す展開だろう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:47
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2016年10月04日
【材料でみる株価】マイスターエンジニアリングは割安感強く、好業績も評価して上値を試す展開へ
■業績予想を増額修正、通期も増額余地
マイスターエンジニアリング<4695>(東2)は4日、6円高の585円まで上げて続伸している。9月30日に17年3月期第2四半期累計(4〜9月)連結業績予想の増額修正を発表。通期予想にも増額余地がありそうだ。株価は戻り歩調で上値を試す展開だろう。
17年3月期第2四半期累計の連結業績予想は、前回予想(5月12日公表)に対して、売上高を1億円増額して前年同期比1.8%増の88億円、営業利益を1億20百万円増額して同30.3%増の4億円、経常利益を1億20百万円増額して同30.6%増の4億10百万円、純利益を65百万円増額して同42.4%増の2億25百万円とした。
営業減益予想から一転して営業増益予想となった。ファシリティ関連事業の新規工事案件などが堅調に推移し、メカトロ関連事業における原価低減策も寄与した。通期予想は据え置いたが、期初時点で下期偏重の計画であり、通期予想にも増額余地がありそうだ。
株価は下値固めが完了して戻り歩調の展開だ。そして9月28日には593円まで上伸し、4日は6円高の585円まで上げて続伸、1月の年初来高値632円に接近している。指標面の割安感も強く、好業績を評価して上値を試す展開だろう。
マイスターエンジニアリング<4695>(東2)は4日、6円高の585円まで上げて続伸している。9月30日に17年3月期第2四半期累計(4〜9月)連結業績予想の増額修正を発表。通期予想にも増額余地がありそうだ。株価は戻り歩調で上値を試す展開だろう。
17年3月期第2四半期累計の連結業績予想は、前回予想(5月12日公表)に対して、売上高を1億円増額して前年同期比1.8%増の88億円、営業利益を1億20百万円増額して同30.3%増の4億円、経常利益を1億20百万円増額して同30.6%増の4億10百万円、純利益を65百万円増額して同42.4%増の2億25百万円とした。
営業減益予想から一転して営業増益予想となった。ファシリティ関連事業の新規工事案件などが堅調に推移し、メカトロ関連事業における原価低減策も寄与した。通期予想は据え置いたが、期初時点で下期偏重の計画であり、通期予想にも増額余地がありそうだ。
株価は下値固めが完了して戻り歩調の展開だ。そして9月28日には593円まで上伸し、4日は6円高の585円まで上げて続伸、1月の年初来高値632円に接近している。指標面の割安感も強く、好業績を評価して上値を試す展開だろう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:30
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2016年09月30日
【材料でみる株価】マルマエは受注環境良好で業績は好調、上値を試す展開へ
■調整一巡して5月高値に接近、好業績を評価して上値試す
マルマエ<6264>(東マ)の株価は調整一巡して5月高値に接近してきた。受注環境良好で業績は好調だ。上値を試す展開だろう。
半導体・FPD製造装置に使用される真空部品などの精密切削加工事業を展開している。業績は好調だ。16年8月期業績予想(9月10日に3回目の増額修正)は15年8月期比5.5%増収、8.9%営業増益、5.8%経常増益、35.6%最終減益としている。純利益は税負担が増加して減益だが、営業利益と経常利益は減益予想から一転して増益予想となった。また9月10日には配当予想も増額修正し、実質的に同3円増配の年間15円とした。
受注環境は良好だ。半導体分野は微細化投資関連や3D NAND関連、FPD分野は有機EL関連やテレビ向け第10.5世代大型パネル関連の投資が拡大し、今後一段と受注拡大傾向が強まる見通しだ。17年8月期も収益拡大が期待される。
株価は700円近辺での短期モミ合いから上放れの動きを強めている。9月29日には814円まで上伸した。そして5月の年初来高値904円に接近してきた。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって水準を切り上げている。上値を試す展開だろう。
マルマエ<6264>(東マ)の株価は調整一巡して5月高値に接近してきた。受注環境良好で業績は好調だ。上値を試す展開だろう。
半導体・FPD製造装置に使用される真空部品などの精密切削加工事業を展開している。業績は好調だ。16年8月期業績予想(9月10日に3回目の増額修正)は15年8月期比5.5%増収、8.9%営業増益、5.8%経常増益、35.6%最終減益としている。純利益は税負担が増加して減益だが、営業利益と経常利益は減益予想から一転して増益予想となった。また9月10日には配当予想も増額修正し、実質的に同3円増配の年間15円とした。
受注環境は良好だ。半導体分野は微細化投資関連や3D NAND関連、FPD分野は有機EL関連やテレビ向け第10.5世代大型パネル関連の投資が拡大し、今後一段と受注拡大傾向が強まる見通しだ。17年8月期も収益拡大が期待される。
株価は700円近辺での短期モミ合いから上放れの動きを強めている。9月29日には814円まで上伸した。そして5月の年初来高値904円に接近してきた。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって水準を切り上げている。上値を試す展開だろう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:05
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【材料でみる株価】デジタル・インフォーメーション・テクノロジーは年初来高値更新、好業績や株式分割を評価
■IPO直後の15年6月高値を目指す展開
デジタル・インフォーメーション・テクノロジー<3916>(東2)に注目したい。株価は年初来高値を更新した。なお9月30日を基準日(効力発生日10月1日)として1株を2株に分割している。好業績や株式分割を評価して、IPO直後の15年6月高値を目指す展開だろう。
業績は好調だ。17年6月期の連結業績予想は16年6月期比7.2%増収、同8.7%営業増益、同1.1%経常増益、同2.6%最終増益としている。主力のソフトウェア開発事業で金融機関、通信事業者、サービス事業者、車載機器メーカーなどからの受注が好調に推移する。会社予想は保守的な印象も強く、増額余地があるだろう。
株価(10月1日付株式2分割遡及修正後)は8月の直近安値圏1600円近辺から切り返し、6月高値2365円を突破して9月30日に年初来高値2378円まで上伸した。日足チャートで見ると上向きに転じた25日移動平均線がサポートラインの形となった。また週足チャートで見ると26週移動平均線がサポートラインの形だ。好業績や株式分割を評価して、IPO直後の15年6月高値3600円を目指す展開だろう。
デジタル・インフォーメーション・テクノロジー<3916>(東2)に注目したい。株価は年初来高値を更新した。なお9月30日を基準日(効力発生日10月1日)として1株を2株に分割している。好業績や株式分割を評価して、IPO直後の15年6月高値を目指す展開だろう。
業績は好調だ。17年6月期の連結業績予想は16年6月期比7.2%増収、同8.7%営業増益、同1.1%経常増益、同2.6%最終増益としている。主力のソフトウェア開発事業で金融機関、通信事業者、サービス事業者、車載機器メーカーなどからの受注が好調に推移する。会社予想は保守的な印象も強く、増額余地があるだろう。
株価(10月1日付株式2分割遡及修正後)は8月の直近安値圏1600円近辺から切り返し、6月高値2365円を突破して9月30日に年初来高値2378円まで上伸した。日足チャートで見ると上向きに転じた25日移動平均線がサポートラインの形となった。また週足チャートで見ると26週移動平均線がサポートラインの形だ。好業績や株式分割を評価して、IPO直後の15年6月高値3600円を目指す展開だろう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:12
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2016年09月27日
【材料でみる株価】セレスは東京証券取引所本則市場への市場変更申請を発表
セレス<3696>(東マ)は27日、92円高の1905円まで上げて3日続伸している。同社は26日、東京証券取引所本則市場への市場変更申請を発表した。
社会的な認知度や信用力を高め、さらなる企業規模拡大と企業価値向上を図る目的で、市場変更申請を行うこととした。なお東京証券取引所による承認の可否および時期については現時点で不確定であり、東京証券取引所本則市場への市場変更を確約するものではないとしている。
スマホ向けポイントサイト運営が主力のスマートフォンメディア事業を展開している。16年12月期の非連結業績予想は売上高が前期比15.3%増の36億52百万円、営業利益が同11.8%増の5億20百万円、経常利益が同10.6%増の5億07百万円、純利益が同20.1%増の3億23百万円と2桁増収増益予想である。ポイントサイト登録会員数が増加基調であり、さらに増額余地もありそうだ。
株価は6月の上場来高値から反落したが、調整一巡して下値を切り上げている。9月16日にはビットコイン送金サービス開始を発表した。FinTech・O2O関連などのテーマ性も注目点であり、出直りの動きを強めそうだ。
社会的な認知度や信用力を高め、さらなる企業規模拡大と企業価値向上を図る目的で、市場変更申請を行うこととした。なお東京証券取引所による承認の可否および時期については現時点で不確定であり、東京証券取引所本則市場への市場変更を確約するものではないとしている。
スマホ向けポイントサイト運営が主力のスマートフォンメディア事業を展開している。16年12月期の非連結業績予想は売上高が前期比15.3%増の36億52百万円、営業利益が同11.8%増の5億20百万円、経常利益が同10.6%増の5億07百万円、純利益が同20.1%増の3億23百万円と2桁増収増益予想である。ポイントサイト登録会員数が増加基調であり、さらに増額余地もありそうだ。
株価は6月の上場来高値から反落したが、調整一巡して下値を切り上げている。9月16日にはビットコイン送金サービス開始を発表した。FinTech・O2O関連などのテーマ性も注目点であり、出直りの動きを強めそうだ。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:11
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2016年09月23日
【材料でみる株価】エスアールジータカミヤは新たな自己株式取得を発表、続伸展開期待
エスアールジータカミヤ<2445>(東1)は23日、23円高の528円まで上げて続伸している。9月21日、新たな自社株取得と連結子会社新建ナガキタの吸収合併を発表した。株価は2月安値で底打ちして戻り歩調だ。続伸展開が期待される。
8月5日発表の自己株式取得は9月5日に終了したが、9月21日に新たな自社株取得を発表した。取得株式総数の上限40万株(自己株式除く発行済株式総数に対する割合0.93%)、取得価額総額の上限2億円、取得期間16年10月3日〜16年10月31日としている。
業績は回復基調である。17年3月期連結業績予想は16年3月期比13.0%増収、13.3%営業増益、13.5%経常増益、9.4%最終増益としている。次世代足場Iqシステムや移動昇降式足場リフトクライマーのレンタルが好調であり、景気対策による公共投資増加も追い風だろう。
株価は水準切り上げの動きを強めている。9月2日には年初来高値となる537円まで上伸した。その後利益確定売りで一旦反落したが急反発している。週足チャートで見ると2月の年初来安値306円で底打ちし、その後は上向きに転じた13週移動平均線と26週移動平均線がサポートラインの形だ。新たな自己株式取得を評価して続伸展開が期待される。
8月5日発表の自己株式取得は9月5日に終了したが、9月21日に新たな自社株取得を発表した。取得株式総数の上限40万株(自己株式除く発行済株式総数に対する割合0.93%)、取得価額総額の上限2億円、取得期間16年10月3日〜16年10月31日としている。
業績は回復基調である。17年3月期連結業績予想は16年3月期比13.0%増収、13.3%営業増益、13.5%経常増益、9.4%最終増益としている。次世代足場Iqシステムや移動昇降式足場リフトクライマーのレンタルが好調であり、景気対策による公共投資増加も追い風だろう。
株価は水準切り上げの動きを強めている。9月2日には年初来高値となる537円まで上伸した。その後利益確定売りで一旦反落したが急反発している。週足チャートで見ると2月の年初来安値306円で底打ちし、その後は上向きに転じた13週移動平均線と26週移動平均線がサポートラインの形だ。新たな自己株式取得を評価して続伸展開が期待される。
IR-Solution
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:12
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【材料でみる株価】上村工業は自己株式取得評価して切り返し、基調転換の可能性
上村工業<4966>(東2)は23日、135円高(3.05%高)の4560円まで上げて、変わらずをはさんで3日続伸している。株価は9月9日発表した自己株式取得を好感して切り返す動きだ。
9月9日に自己株式取得を発表した。取得株式総数の上限12万株(自己株式除く発行済株式総数に対する割合1.32%)で、取得価額総額の上限は5億円、取得期間は16年9月15日〜16年12月30日としている。
業績面で見ると、17年3月期第1四半期(4〜6月)は前年同期比15.8%減収、7.1%営業減益、17.3%経常減益、21.4%最終増益だった。純利益は税金費用の減少で増益だったが、ハイエンドスマートフォンの生産調整や新興国経済の影響で、主力の表面処理用資材事業(プリント基板用・パッケージ基板用めっき薬品、ハードディスク用めっき薬品など)が低調だった。
ただし通期はカーエレクトロニクス分野への拡販も推進して、前期比4.7%減収ながら、4.9%営業増益、5.4%経常増益、6.6%最終減益予想としている。
株価の動きを見ると、9月1日の年初来安値3970円から切り返しの動きを強めている。9月9日発表の自己株式取得も好感して9月20日には4645円まで上伸する場面があった。週足チャートで見ると13週移動平均線に続いて、戻りを押さえていた26週移動平均線突破の動きを強めている。4000円近辺の下値支持線を確認して基調転換した可能性があり、戻りを試す展開が期待される。
9月9日に自己株式取得を発表した。取得株式総数の上限12万株(自己株式除く発行済株式総数に対する割合1.32%)で、取得価額総額の上限は5億円、取得期間は16年9月15日〜16年12月30日としている。
業績面で見ると、17年3月期第1四半期(4〜6月)は前年同期比15.8%減収、7.1%営業減益、17.3%経常減益、21.4%最終増益だった。純利益は税金費用の減少で増益だったが、ハイエンドスマートフォンの生産調整や新興国経済の影響で、主力の表面処理用資材事業(プリント基板用・パッケージ基板用めっき薬品、ハードディスク用めっき薬品など)が低調だった。
ただし通期はカーエレクトロニクス分野への拡販も推進して、前期比4.7%減収ながら、4.9%営業増益、5.4%経常増益、6.6%最終減益予想としている。
株価の動きを見ると、9月1日の年初来安値3970円から切り返しの動きを強めている。9月9日発表の自己株式取得も好感して9月20日には4645円まで上伸する場面があった。週足チャートで見ると13週移動平均線に続いて、戻りを押さえていた26週移動平均線突破の動きを強めている。4000円近辺の下値支持線を確認して基調転換した可能性があり、戻りを試す展開が期待される。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:59
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2016年09月13日
【材料でみる株価】扶桑化学工業は17年3月期配当予想の増額修正と株主優待制度の廃止を発表
扶桑化学工業<4368>(東1)は9月12日、17年3月期配当予想の増額修正と株主優待制度の廃止を発表した。株価は上場来高値圏だ。配当予想増額修正も好感して上値を追う展開だろう。
17年3月期の配当予想は、前回予想の年間30円(第2四半期末15円、期末15円)に6円増額して年間36円(第2四半期末18円、期末18円)とした。前期(記念配当10円含む年間35円)との比較では1円増配となる。
株主優待制度については、株主に対する利益還元の公平性の観点について検討を重ねた結果、配当金による利益還元を充実させていくことがより適切であるとの判断に至り、17年3月期から廃止することとした。
業績は好調だ。17年3月期第1四半期の連結業績は、海外子会社の円換算影響などで前年同期比1.5%減収だが、ライフサイエンス事業における円高に伴う原材料・商品仕入価格低下やコスト削減、電子材料・機能性化学品事業の大規模設備投資工事に備えた前倒し生産に伴う原価低減などが寄与して、同41.1%営業増益、同32.4%経常増益、同44.5%最終増益だった。そして8月1日には第2四半期累計の利益予想を増額修正している。通期業績予想は据え置いているが、円高メリットも寄与して増額の可能性があるだろう。
株価は9月7日に上場来高値1949円まで上伸した。利益確定売りで12日に1785円まで調整する場面があったが、週足チャートで見ると1800円近辺のフシを突破してレンジから上放れた形であり、配当予想の増額修正も好感して上値を追う展開となりそうだ。
17年3月期の配当予想は、前回予想の年間30円(第2四半期末15円、期末15円)に6円増額して年間36円(第2四半期末18円、期末18円)とした。前期(記念配当10円含む年間35円)との比較では1円増配となる。
株主優待制度については、株主に対する利益還元の公平性の観点について検討を重ねた結果、配当金による利益還元を充実させていくことがより適切であるとの判断に至り、17年3月期から廃止することとした。
業績は好調だ。17年3月期第1四半期の連結業績は、海外子会社の円換算影響などで前年同期比1.5%減収だが、ライフサイエンス事業における円高に伴う原材料・商品仕入価格低下やコスト削減、電子材料・機能性化学品事業の大規模設備投資工事に備えた前倒し生産に伴う原価低減などが寄与して、同41.1%営業増益、同32.4%経常増益、同44.5%最終増益だった。そして8月1日には第2四半期累計の利益予想を増額修正している。通期業績予想は据え置いているが、円高メリットも寄与して増額の可能性があるだろう。
株価は9月7日に上場来高値1949円まで上伸した。利益確定売りで12日に1785円まで調整する場面があったが、週足チャートで見ると1800円近辺のフシを突破してレンジから上放れた形であり、配当予想の増額修正も好感して上値を追う展開となりそうだ。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:04
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2016年09月12日
【材料でみる株価】アドソル日進は急続伸、1月の上場来高値試す
■東証1部指定承認、配当増額、株式分割を発表
アドソル日進<3837>(東2)は12日、234円高の2018円まで上げて急続伸している。9月9日、東証1部指定承認、配当増額修正、株式分割、および株式分割に伴う配当修正と株主優待制度一部変更を発表した。株価は第1四半期の大幅増収増益や第2四半期累計予想の増額修正を好感して動意づいている。新たな材料も好感して1月の上場来高値を試す展開だろう。
9月9日東京証券取引所から東証1部指定承認を受け、16年9月16日付で東証2部から東証1部へ指定替えとなる。そして17年3月期中間期(9月)末に東証1部指定記念配当4円を実施し、配当予想を前回予想の年間27円から、年間31円(第2四半期末18円=普通配当14円+記念配当4円、期末13円)に増額修正した。前期との比較では5円増配となる。
さらに16年9月30日を基準日(効力発生日16年10月1日)として1株を2株に分割する。この株式2分割に伴って17年3月期配当予想は年間15円50銭(第2四半期末9円=普通配当7円+記念配当2円、期末6円50銭)となる。また株式2分割に伴って毎年9月末および3月末に実施している株主優待制度の対象・優待内容が一部変更(詳細は会社HPを参照)となる。
>>>記事の全文を読む
アドソル日進<3837>(東2)は12日、234円高の2018円まで上げて急続伸している。9月9日、東証1部指定承認、配当増額修正、株式分割、および株式分割に伴う配当修正と株主優待制度一部変更を発表した。株価は第1四半期の大幅増収増益や第2四半期累計予想の増額修正を好感して動意づいている。新たな材料も好感して1月の上場来高値を試す展開だろう。
9月9日東京証券取引所から東証1部指定承認を受け、16年9月16日付で東証2部から東証1部へ指定替えとなる。そして17年3月期中間期(9月)末に東証1部指定記念配当4円を実施し、配当予想を前回予想の年間27円から、年間31円(第2四半期末18円=普通配当14円+記念配当4円、期末13円)に増額修正した。前期との比較では5円増配となる。
さらに16年9月30日を基準日(効力発生日16年10月1日)として1株を2株に分割する。この株式2分割に伴って17年3月期配当予想は年間15円50銭(第2四半期末9円=普通配当7円+記念配当2円、期末6円50銭)となる。また株式2分割に伴って毎年9月末および3月末に実施している株主優待制度の対象・優待内容が一部変更(詳細は会社HPを参照)となる。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:54
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2016年09月09日
【材料でみる株価】ヨロズは自己株式取得を発表を好感して急続伸
■底打ちしてから反発展開
ヨロズ<7294>(東1)は9日、1497円の104円高まで上げて急続伸している。9月8日、自己株式取得を発表。株価は年初来安値圏だが、底打ちして反発展開が期待される。
9月8日発表した自己株式取得は、取得株式総数の上限100万株(自己株式除く発行済株式総数に対する割合4.04%)、取得価額総額の上限20億円、取得期間16年9月14日〜17年3月13日としている。
株価は17年3月期減収減益予想を嫌気する形で水準を切り下げ、8月18日の年初来安値1228円まで調整した。その後は9月6日に1399円まで上伸して切り返しの動きを強めている。15年12月高値2871円から約4割の水準で底打ちした可能性がありそうだ。自己株式取得を好感して反発展開が期待され、13週移動平均線を突破すれば出直りの動きが本格化しそうだ。
ヨロズ<7294>(東1)は9日、1497円の104円高まで上げて急続伸している。9月8日、自己株式取得を発表。株価は年初来安値圏だが、底打ちして反発展開が期待される。
9月8日発表した自己株式取得は、取得株式総数の上限100万株(自己株式除く発行済株式総数に対する割合4.04%)、取得価額総額の上限20億円、取得期間16年9月14日〜17年3月13日としている。
株価は17年3月期減収減益予想を嫌気する形で水準を切り下げ、8月18日の年初来安値1228円まで調整した。その後は9月6日に1399円まで上伸して切り返しの動きを強めている。15年12月高値2871円から約4割の水準で底打ちした可能性がありそうだ。自己株式取得を好感して反発展開が期待され、13週移動平均線を突破すれば出直りの動きが本格化しそうだ。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:32
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2016年09月02日
【材料でみる株価】ユーグレナは国内最大級の燃料用微細藻類培養プールの建設を発表
ユーグレナ<2931>(東1)は9月1日、国内最大級の燃料用微細藻類培養プールを三重県に建設すると発表した。株価は年初来安値圏から切り返しの動きを強めている。さらにバイオ燃料実用化に向けた進展を好感する動きが強まりそうだ。
中部プラントサービス、三重県、多気町の協力のもと「バイオ燃料用藻類生産実証プロジェクト」を実施する。実証プロジェクトでは、経済産業省資源エネルギー庁「平成28年度微細藻類燃料生産実証事業費補助金」を活用し、国内最大級の燃料用微細藻類培養プールを多気クリスタルタウン(三重県多気郡多気町)に建設して、燃料用微細藻類の大規模・低コスト生産技術の確立を目指す。
実証期間は2016年10月1日〜2019年3月31日で、培養プールはスケールアップを経て2018年には総面積3000平方メートル以上の国内最大級の燃料用微細藻類培養プールとなる予定だ。
株価は年初来安値圏だが、1300円台で下値固めが完了し、16年9月期業績予想上方修正なども好感して切り返しの動きを強めている。さらにバイオ燃料実用化に向けた進展を好感する動きが強まりそうだ。
中部プラントサービス、三重県、多気町の協力のもと「バイオ燃料用藻類生産実証プロジェクト」を実施する。実証プロジェクトでは、経済産業省資源エネルギー庁「平成28年度微細藻類燃料生産実証事業費補助金」を活用し、国内最大級の燃料用微細藻類培養プールを多気クリスタルタウン(三重県多気郡多気町)に建設して、燃料用微細藻類の大規模・低コスト生産技術の確立を目指す。
実証期間は2016年10月1日〜2019年3月31日で、培養プールはスケールアップを経て2018年には総面積3000平方メートル以上の国内最大級の燃料用微細藻類培養プールとなる予定だ。
株価は年初来安値圏だが、1300円台で下値固めが完了し、16年9月期業績予想上方修正なども好感して切り返しの動きを強めている。さらにバイオ燃料実用化に向けた進展を好感する動きが強まりそうだ。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:06
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【材料でみる株価】日本アジアグループは新たな自己株式取得を発表
日本アジアグループ<3751>(東1)は9月1日、8月10日発表の自己株式取得終了と、新たな自己株式取得を発表した。株価は年初来安値更新の展開だったが、新たな自己株式取得を好感する動きが期待されそうだ。
8月10日発表の自己株式取得(取得株式総数の上限25万株、取得価額総額の上限1億円、取得期間16年8月12日〜16年8月31日)については、8月31日時点で取得株式総数25万株、取得価額総額9136万8600円となって終了した。
そして9月1日、新たな自己株式取得を発表した。取得価額総額の上限25万株(自己株式除く発行済株式総数に対する割合0.9%)で、取得価額総額の上限1億円、取得期間16年9月2日〜16年9月30日としている。
株価は水準を切り下げて9月1日には年初来安値352円まで調整したが、新たな自己株式取得を好感する動きが期待されそうだ。
8月10日発表の自己株式取得(取得株式総数の上限25万株、取得価額総額の上限1億円、取得期間16年8月12日〜16年8月31日)については、8月31日時点で取得株式総数25万株、取得価額総額9136万8600円となって終了した。
そして9月1日、新たな自己株式取得を発表した。取得価額総額の上限25万株(自己株式除く発行済株式総数に対する割合0.9%)で、取得価額総額の上限1億円、取得期間16年9月2日〜16年9月30日としている。
株価は水準を切り下げて9月1日には年初来安値352円まで調整したが、新たな自己株式取得を好感する動きが期待されそうだ。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:29
| 材料でみる株価
2016年09月01日
【材料でみる株価】ディップは26週移動平均線から切り返して自律調整一巡、7月高値試す
ディップ<2379>(東1)に注目したい。7月25日の上場来高値3350円から一旦反落したが、26週移動平均線近辺から切り返して自律調整一巡感を強めている。8月31日は終値で前日比134円(4.71%)高の2980円まで上伸した。
企業の求人需要は高水準であり、求人情報媒体のネットへのシフトも背景として業績は好調だ。アルバイト求人情報サイト「バイトル」や、派遣社員求人情報サイト「はたらこネット」を中心に、契約社数、求人広告掲載件数とも増加基調である。社員求人情報専門サイト「バイトルNEXT」も拡大している。
17年2月期第1四半期(3〜5月)は前年同期比30.0%増収、同22.5%営業増益だった。通期も前期比19.4%増収、同18.7%営業増益予想である。人件費や広告宣伝費の増加、本社移転(17年1月予定)費用などを増収効果で吸収する。
7月の上場来高値3350円を突破すれば、中段保ち合いから上放れの形となって上げ足を速める可能性がありそうだ。
企業の求人需要は高水準であり、求人情報媒体のネットへのシフトも背景として業績は好調だ。アルバイト求人情報サイト「バイトル」や、派遣社員求人情報サイト「はたらこネット」を中心に、契約社数、求人広告掲載件数とも増加基調である。社員求人情報専門サイト「バイトルNEXT」も拡大している。
17年2月期第1四半期(3〜5月)は前年同期比30.0%増収、同22.5%営業増益だった。通期も前期比19.4%増収、同18.7%営業増益予想である。人件費や広告宣伝費の増加、本社移転(17年1月予定)費用などを増収効果で吸収する。
7月の上場来高値3350円を突破すれば、中段保ち合いから上放れの形となって上げ足を速める可能性がありそうだ。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:52
| 材料でみる株価