[材料でみる株価]の記事一覧
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記事一覧 (03/22)レーザーテックが上場来の高値に進む、約1か月ぶり、米NASDAQの最高値など好感
記事一覧 (03/22)ブリヂストンが上場来の高値を更新、円安再燃し業績上乗せなど期待、事業の選択と集中も推進
記事一覧 (03/21)And Doホールディングスが連日高値を更新、リバースモーゲージ拡大、日銀の金融政策も追い風の見方
記事一覧 (03/21)住友金属鉱山が出直り拡大、金の最高値など材料に7日続伸基調
記事一覧 (03/21)三菱製紙が高値に迫る、日本製紙の株主還元を受け連想買い強まる
記事一覧 (03/21)日本マイクロニクスが出直り強める、ドイツ新拠点の活動準備整うと開示し高業績などへの注目再燃
記事一覧 (03/21)日立製作所が上場来高値を更新、米エヌビディアとの協業や米地下鉄車両の大型受注など好感
記事一覧 (03/21)レーザーテックが一段高、半導体株が軒並み高で始まる、米NASDAQの最高値など好感
記事一覧 (03/19)レーザーテックが後場一段高、日銀の政策会合を受け円安再燃、半導体株は前場に比べ軒並み一段と上げる
記事一覧 (03/19)アイネットが上場来高値に迫る、増配に加えAIサーバー市場の拡大予想を好感
記事一覧 (03/19)INPEXが2018年以来の高値など石油株が高い、「イラクとサウジの輸出減少を受け」原油市況に先高観測
記事一覧 (03/19)日立製作所がNVIDIA(エヌビディア)との協業を発表し上場来の高値に向け出直り継続
記事一覧 (03/19)熊谷組が一段高、香港の投資ファンドの保有拡大と伝わる、昨年5月は同じファンドから株主提案を受領
記事一覧 (03/19)住友不動産が9年ぶりの高値、金利上昇は逆風だが日銀「市場との対話」良好の見方、不動産株は軒並み高い
記事一覧 (03/18)pluszeroが高値を更新、4月末の株式3分割に加え三井物産ケミカルとの新事業に期待強まる
記事一覧 (03/18)ジェイ・イー・ティが後場一段と強含む、3月末の株式3分割など好感
記事一覧 (03/18)さくらインターネットがストップ高、信用取引規制の解除を受け生成AI関連株相場が再燃
記事一覧 (03/18)三菱商事が上場来の高値を更新、日銀「マイナス金利」解除後も超低利継続の予想、商社株に追い風
記事一覧 (03/18)エフ・コードが上場来高値に接近、グロースエンジニアリング企業の全株式取得に期待強まる
記事一覧 (03/18)しまむらは「株主提案」など材料視され実質的な2000年以降の最高値を更新
2024年03月22日

レーザーテックが上場来の高値に進む、約1か月ぶり、米NASDAQの最高値など好感

■米国で年内3度の利下げ観測が強まり円安も再燃、半導体関連株に追い風

 レーザーテック<6920>(東証プライム)は3月22日、一段高で始まり、取引開始後は4万3880円(820円高)まで上げ、今年2月につけた上場来の高値を約1か月ぶりに更新している。米国20日に金融政策当局が年内に3度の利下げを示唆とされ、NY株式市場で半導体・AI関連株が再び活況高となり、買い安心感が強まっている。

 米国21日のNY株式市場ではNASDAQ総合指数やダウ平均、S&P500種が2日連続で最高値を更新した。また、円相場は1ドル151円台に入り円安が再燃し、やはり日本の半導体関連株への追い風となっている。東京エレクトロン<8035>(東証プライム)も続伸し高値に進んでいる。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:49 | 材料でみる株価

ブリヂストンが上場来の高値を更新、円安再燃し業績上乗せなど期待、事業の選択と集中も推進

■2月下旬、中国でのトラック・バス用タイヤビジネスから撤退と発表

 ブリヂストン<5108>(東証プライム)は3月22日、続伸基調で始まり、取引開始後は6780円(185円高)まで上げて約1か月ぶりに上場来の高値を更新している。円相場が日米の金融政策を受けて1ドル151円台の円安再燃となっており、一説では155円までフシ目がなくなったと一段の円安を想定する見方も出ている様子。業績上乗せ要因として注目度が強まっている。

 同社は2月下旬に「中国におけるトラック・バス用タイヤビジネスから撤退」と発表しており、グローバル事業の選択と集中を進めている。 前期・2023年12月期の連結営業利益は前期比0.4%減の4806億円だったが、今期・24年12月期は10.3%増の5300億円を見込む。創立100周年となる2031年へ向けて実現したい姿を描いた「2030年長期戦略アスピレーション(実現したい姿)」を道筋として成長をめざす。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:18 | 材料でみる株価
2024年03月21日

And Doホールディングスが連日高値を更新、リバースモーゲージ拡大、日銀の金融政策も追い風の見方

■リバースモーゲージ保証で提携する金融機関は50行庫に

 And Doホールディングス<3457>(東証プライム)は3月21日、1230円(36円高)まで上げて2024年に入っての高値を3日連続更新し、後場も1225円前後で堅調に売買され、5日続伸基調となっている。『ハウスドゥ』のブランドで不動産事業を全国展開し、とりわけ「不動産プラス金融」の分野で先行。そのリバースモーゲージ保証事業で保証提携する金融機関数が銀行、信用金庫あわせて全国50行庫に達したと2月29日に発表し、拡大純増が好感されている。リバースモーゲージは持ち家を担保に資金を融通する不動産活用法のため、市中金利が上がれば事業者にとって追い風とみられる。日銀が19日にマイナス金利を撤廃し「金利のある世界」に軸足を移したことで注目が強まったとの見方も出ている。

 リバースモーゲージ保証事業は連結子会社である株式会社フィナンシャルドゥ(大阪府大阪市)が行い、瀧野川信用金庫(東京都北区)の「たきしんリバースモーゲージローン」に対する不動産担保評価および債務保証を3月1日から開始。これにより、保証提携する金融機関数は全国50行庫に達した。また、保証残高も、2017年10月に本格的に開始してから純増を続け、23年10月末の時点で150億円を突破し153億48百万円に増加している。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:47 | 材料でみる株価

住友金属鉱山が出直り拡大、金の最高値など材料に7日続伸基調

■金、銅、ニッケル相場や円安に反応しやすいとされ注目強まる

 住友金属鉱山<5713>(東証プライム)は3月21日の後場、一段と上げて始まり、4617円(161円高)をつけて7日続伸基調の出直り相場となっている。菱刈金山(鹿児島県)を運営し、金、銅、ニッケル相場や円安に反応しやすいとされる。21日は、米国20日の金先物相場の最高値更新を受け、日本でも21日午前に金の小売価格が最高を更新と伝えられたことなどが買い材料視されている。

 NY金先物は米国時間20日に一時3%急伸する場面を交えて3月8日につけた最高値を更新した。20日まで開催の米国の金融政策決定会合FOMC(連邦公開市場委員会)では政策金利が5会合連続据え置かれ、会見では年内3回の利下げに含みを持たせたとされた。また、21日の国内金相場は、「指標となる田中貴金属工業(東京都千代田区)の金小売価格は21日、前営業日に比べ2.6%高い1グラム1万1752円と最高値を更新した。買い取り価格も1万1643円と最高値だった」(日経電子版)と伝えられた。純金積立商品を取り扱う三菱マテリアル<5711>(東証プライム)は2019年以来の高値に進んでいる。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:09 | 材料でみる株価

三菱製紙が高値に迫る、日本製紙の株主還元を受け連想買い強まる

■日本紙は未定だった今3月期末配当を1株当たり10円と発表

 三菱製紙<3864>(東証プライム)は3月21日、一段と出直りを強める相場となり、午前10時にかけて6%高の634円(37円高)まで上げて昨年9月につけた2018年以来の高値664円(2023年9月22日)に迫っている。PBR向上に向けた取組の積極化に期待の強い銘柄の一つとされ、日本製紙<3863>(東証プライム)が19日に未定だった今3月期末配当を1株当たり10円と発表したことを受け、三菱製紙にも期待が強まっているという。王子HD<3861>(東証プライム)も値上がりしている。

 三菱製紙の今期・2024年3月期末配当は、第3四半期決算発表の時点(24年2月14日)で1株5円の予定(前年同期も5円)としている。この決算発表と同時に八戸工場で発生したボイラー事故にともなう特損約27億円とドイツ事業での再構築費用9億円を発表したが、3月通期の連結業績予想は営業利益を6.2倍、親会社株主に帰属する当期純利益は40億円の黒字に転換の見込みとした。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:38 | 材料でみる株価

日本マイクロニクスが出直り強める、ドイツ新拠点の活動準備整うと開示し高業績などへの注目再燃

■2月には「目標株価1万円」予想、上場来の高値に向け動きだす

 日本マイクロニクス<6871>(東証プライム)は3月21日、出直りを強めて始まり、取引開始後は7%高の8050円(560円高)まで上げ、実質的な上場来の高値8620円(2024年3月7日)に向かっている。19日付で、ドイツ現地法人の新拠点での営業活動の準備が整ったと発表し、注目し直される様子がある。2月下旬にはモルガンスタンレーMUFG証券が目標株価を4200円から一気に1万円に引き上げたと伝えられている。

 プローブカード、ウェーハプローバなどの半導体関連製品を開発製造し、12月決算は2月14日に発表。翌日の株価はストップ高の急伸となった。2023年12月期は連結営業利益が42%減など各利益とも減益だったが、3か月ごとにみると、「第4四半期は直前の四半期に比べて売上高が約50%増、営業利益は190%増という結果」(決算説明資料より)。今期・24年12月期の予想(第2四半期までの予想のみ開示)は売上高を44%増加、営業利益を2.6倍などとし、注目が強まった。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:12 | 材料でみる株価

日立製作所が上場来高値を更新、米エヌビディアとの協業や米地下鉄車両の大型受注など好感

■NYダウ最高値、日経平均500円高、円安、同社株にとって好環境に

 日立製作所<6501>(東証プライム)は3月21日、一段高で始まり、取引開始後は5%高に迫る1万3665円(595円高)まで上げ、3月5日につけた上場来の高値を約半月ぶりに更新している。19日に米半導体大手NVIDIA(エヌビディア)との協業を発表して注目を集めたのに続き、20日には米ワシントンと近隣の州を結ぶ地下鉄向け新車両を現地で公開し、最大22億ドルの受注と伝えられ、好感されている。

 NYダウの最高値更新、日経平均の500円高、円安など、同社株への買いが盛り上がりやすい相場環境になっていることも買いを助長しているようだ。発表によると、米NVIDIA(エヌビディア)との協業では、米国子会社Hitachi Vantara LLCが新世代の革新的なAIソリューションを共同開発する。生成AIのような新しく革新的な大量のデータを処理するテクノロジーは、ビジネス変革を加速させる一方で、稼働システムのインフラ環境の負荷を一層高めている。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:42 | 材料でみる株価

レーザーテックが一段高、半導体株が軒並み高で始まる、米NASDAQの最高値など好感

■米FOMCの政策金利据え置き、インテルへの巨額補助なども材料視

 レーザーテック<6920>(東証プライム)は3月21日、一段と出直って始まり、取引開始後は4万2800円(1080円高)まで上げ、上場来の高値4万3710円(2024年2月16日)に向けて出直りを強めている。NY株式市場で半導体・AI関連株が再び活況高となり、エヌビディアは朝方軟調だったものの上げに転じ、NASDAQ総合指数が約20日ぶりに最高値を更新、好感されている。半導体関連株は東京エレクトロン<8035>(東証プライム)SCREENホールディングス<7735>(東証プライム)など、ほぼ全面高で始まっている。

 米国の金融政策当局FOMCは20日、5会合連続で政策金利を据え置いた。また、18日に「台湾TSMCが日本に『後工程』拠点検討」(ロイターニュース)と伝えられたこと、20日には米政府がインテルに巨額の補助と伝えられたことなども好感されているようだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:18 | 材料でみる株価
2024年03月19日

レーザーテックが後場一段高、日銀の政策会合を受け円安再燃、半導体株は前場に比べ軒並み一段と上げる

■台湾TSMCの「後工程」拠点設置構想も材料視

 レーザーテック<6920>(東証プライム)は3月19日の後場、一段と出直りを強め、14時を過ぎて4%高に迫る4万1900円(1480円高)まで上げ、前場の一時620円安から次第高となっている。日銀の金融政策決定会合の結果発表を控えて様子見姿勢があったものの、金融政策会合の結果が昼12時半過ぎから伝えられ、為替が再び円安に振れたことなどを受けて買いが再燃する形になった。半導体関連株は前場に比べて軒並み一段高となっている。

 日銀はマイナス金利を解除したものの、引き続き超低金利を継続する姿勢とされ、為替市場で円安が再燃した。18日の午後には、「台湾TSMCが日本に『後工程』拠点検討」(ロイターニュース)と伝えられていたため、日銀の政策会合の結果を踏まえて買い材料視し直す動きも活発化したようだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:59 | 材料でみる株価

アイネットが上場来高値に迫る、増配に加えAIサーバー市場の拡大予想を好感

■東京エレクのAIサーバー向け拡大報道など好感

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 アイネット<9600>(東証プライム)は3月19日、4日続伸基調となり、日々値上がり幅を広げて6%高の2339円(142円高)まで上げて1か月前につけた実質上場来の高値2500円に向けて出直りを強めている。独立系のデータセンター、サーバー開発企業で、東京エレクトロン<8035>(東証プライム)に関する19日の報道の中に「25年には、AIサーバー関連の成長やスマートフォン・パソコン需要の回復などに伴い、演算用ロジック・製造受託(ファウンドリー)向けも上向く」「AIサーバー向けについては、23年の約40億ドルから24年に約100億ドル、25年に約160億ドルと予想する」(日経電子版3月18日18:00)などとあることを手掛かりに注目を強める様子がある。データセンター、サーバーのさくらインターネット<3778>(東証プライム)も続伸基調となっている。

 また、アイネットは3月15日に今期・2024年3月期の配当予想の増額修正などを発表した。今3月期末配当を1株27円の予定(前年同期比3円の増配)とし好感された。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:30 | 材料でみる株価

INPEXが2018年以来の高値など石油株が高い、「イラクとサウジの輸出減少を受け」原油市況に先高観測

■石油資源開発、出光興産なども高値を更新

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 INPEX<1605>(東証プライム)は3月19日、続伸一段高となり、取引開始後に1056.0円(32.5円高)まで上げて2018年以来の高値に進み、午前11時にかけても1040円前後で堅調に売買されている。「原油先物4カ月ぶり高値、イラクとサウジの輸出減少受け」(ロイターニュース3月19日午前5:44)などと原油相場の続伸が伝えられ、買い材料視された。石油資源開発<1662>(東証プライム)出光興産<5019>(東証プライム)も高値を更新している。

 NY原油先物は米国18日に1.68ドル(2.1%)高の1バレル82.72ドルとなり、北海ブレントは1.55ドル(1.8%)高の86.89ドルになったと伝えられた。また、「アジア市場の指標となる中東産ドバイ原油のスポット価格は19日午前、ドバイ原油は日本時間の19日午前(中略)85.40ドル前後と前日に比べ1.30ドル高い水準で推移している」(日経速報ニュース3月19日午前9時台)と伝えられた。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:59 | 材料でみる株価

日立製作所がNVIDIA(エヌビディア)との協業を発表し上場来の高値に向け出直り継続

■生成AIによるDX加速

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 日立製作所<6501>(東証プライム)は3月19日、4日続伸基調となり、午前10時過ぎに1万3040円(340円高)まで上げて約2週間前につけた上場来の高値1万3330円に向けて出直りを続けている。18日午前、米半導体大手NVIDIA(エヌビディア)との協業と生成AIによるDX加速を発表し、注目が強まっている。

 日立のミッションクリティカルなプロダクト・サービスにおけるリーダーシップと、NVIDIAのAIプラットフォームのノウハウを融合し、DXによる社会イノベーションを加速するとした。今回の協業により、生成AIのケイパビリティをエネルギーやモビリティ、産業などの領域へと拡大し、工場やプラント、都市インフラなどを制御するIOTシステムであるOT領域においてセンサーやデバイス、機器・設備から生成される膨大なデータを取り込み、生成AIを適用することで、パフォーマンスを効率化し、洞察(インサイト)を深め、これまでは不可能であったアクションを自動化することができるようにする。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:36 | 材料でみる株価

熊谷組が一段高、香港の投資ファンドの保有拡大と伝わる、昨年5月は同じファンドから株主提案を受領

■株主還元の積極化などに期待と思惑が強まる

 熊谷組<1861>(東証プライム)は3月19日、一段高で始まり、取引開始後は6%高の4275円(230円高)まで上げ、2014年以来の4200円台に進んでいる。香港の投資ファンド、オアシス・マネジメントが保有割合を増やしたことが判明したと18日の夕方に伝えられ、思惑含みになった。これまでの保有比率7.07%から「14日時点で10.21%まで高めた」(日経速報ニュース3月18日18:42)と伝えられた。

 熊谷組は、2023年5月に「株主提案に関する書面受領および当社取締役会意見に関するお知らせ」を発表し、OASIS INVESTMENTS U MASTER FUND LTD.より株主提案を受領したと開示している。建設株は、このところ、大林組<1802>(東証プライム)が3月4日に今期末配当予想の大幅な増額修正を発表して以降、株主還元の積極化やPBR(株価純資産倍率)向上に向けた取組の積極化が期待されて動意を強める銘柄が増えている。投資ファンドの動きはこうした思惑買いを助長させるとみられている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:49 | 材料でみる株価

住友不動産が9年ぶりの高値、金利上昇は逆風だが日銀「市場との対話」良好の見方、不動産株は軒並み高い

■日銀、引き続き超緩和的な金融政策を継続の期待

 住友不動産<8830>(東証プライム)は3月19日、一段高の4日続伸基調で始まり、取引開始後は3%高の4976円(135円高)まで上げて約1か月ぶりに直近の高値を更新し、2015年以来の高値に進んでいる。会社発表の期待材料としては、14日付で発表したTOPPANホールディングス<7911>(東証プライム)のプロジェクトへの参画などがある上、19日は、通例なら昼頃にも日銀の金融政策決定会合(3月18、19日)の結果が伝わり始めるため、引き続き緩和的な金融政策の継続に期待する買いが優勢とみられている。

 不動産株の事業にとって金利上昇は逆風になるが、日銀はマイナス金利の解除などを行う一方で引き続き超低金利政策を継続すると見られている。バブル相場の頃は「首相の解散と日銀の利上げはウソをついてもいい」などと言われたが、現在の植田日銀総裁は「市場との対話」をスムーズに進めて影響を抑制できているとの見方が出ている。不動産株は軒並み高い。(HC)

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2024年03月18日

pluszeroが高値を更新、4月末の株式3分割に加え三井物産ケミカルとの新事業に期待強まる

■共同で全国の企業や自治体のDX推進を伴走・支援

 pluszero<5132>(東証グロース)は3月18日の後場一段と上げて一時ストップ高の9110円(1500円高、19%高)をつけ、2023年6月以来の高値に進んでいる。AIの受託開発や研究開発を行い、3月14日に4月30日を基準日とする株式3分割を発表したのに続き、15日には三井物産ケミカル(東京都千代田区)とのDX推進支援サービス事業の開始を発表し、期待が強まった。

 pluszeroが持つ数多くのAIやITシステムの開発、導入、コンサルティング経験から蓄積された、DXの成功パターン、適切な導入順序、内製・外注の判断基準、ベンダーとの協働方法などの知見と、三井物産ケミカルが持つ化学業界での情報・知見、三井物産グループの広範囲に渡るネットワークを組み合わせることで、全国の企業を対象にDXの推進を支援するサービスを提供するとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:11 | 材料でみる株価

ジェイ・イー・ティが後場一段と強含む、3月末の株式3分割など好感

■半導体洗浄装置メーカー、生成AIによる新たな設備投資が追い風

 ジェイ・イー・ティ<6228>(東証スタンダード)は3月18日の後場寄り後に一段と強含み、5%高の7560円(390円高)をつけて反発幅を広げている。半導体製造の前⼯程で使⽤されるバッチ式半導体洗浄装置の開発メーカーで、2024年3月31日を基準日として1株を3株に分割すると15日に発表し、好感買いが先行している。

 23年9月に株式を上場し、4期連続で増収増益を達成。「DRAMは生成AI向けサーバー需要などから価格上昇、新たな設備投資も始まる」(決算説明資料)とし、設備需要への対応を進めている。(HC)

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さくらインターネットがストップ高、信用取引規制の解除を受け生成AI関連株相場が再燃

■急激な調整だったが出直りの勢い強い

 さくらインターネット<3778>(東証プライム)は3月18日、急激に出直る相場となり、午前10時過ぎにストップ高の7140円(1000円高、16%高)まで上げて売買活発となっている。日証金が7日売買分から発動していた信用取引規制(新規売りおよび買いの現引きにともなう申込みの停止)について18日売買分から解除と発表しており、生成AI関連株相場の再燃期待が高揚している。

 同社株は2024年1月初の2100円台だったが、生成AIの普及にともなうサーバー需要の急拡大などを見込む買いが年初から活発化し、3月7日に1万980円も高値をつけていた。その後、米国での半導体・AI関連株相場の一服と東証や日証金による信用取引規制を受けて一時5560円まで急激に調整していた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:41 | 材料でみる株価

三菱商事が上場来の高値を更新、日銀「マイナス金利」解除後も超低利継続の予想、商社株に追い風

■新NISAで高人気とされ日経平均の上げにともなう連動買いも支援

 三菱商事<8058>(東証プライム)は3月18日、再び上値を追う相場となり、午前10時30分にかけて4%高の3430円(122円高)まで上げて約2週間ぶりに実質的な上場来の高値を更新している。3月期末配当銘柄の配当権利付き最終日(買付期限)が2024年は3月27日になり、これに向けて同社株は新NISA対象として人気が高いとされている上、日経平均の大幅高を受け、日経平均連動型の運用を行う上で中核銘柄の一つとして買いが増幅しているとの見方もある。

 また、商社株にとっては低金利が追い風とされ、日銀が3月18、19日に開催する予定の金融政策決定会合では、「マイナス金利」を解除しても金融政策自体は引き続き超低金利を継続との予想が支配的のようで、買いをアト押しする要因とされている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:11 | 材料でみる株価

エフ・コードが上場来高値に接近、グロースエンジニアリング企業の全株式取得に期待強まる

■取得費用(概算額)は4億25百万円

 エフ・コード<9211>(東証グロース)は3月18日、出直りを強めて始まり、取引開始後に8%高の5210円(390円高)まで上げて約2週間前につけた上場来の高値5650円に向けて出直っている。同日朝、グロースエンジニアリング事業を行うラグナロク株式会社(東京都渋谷区)の全株式を取得、連結子会社化を発表し、買い材料視されている。取得費用(概算額)は4億25百万円。株式取得日は2024年4月1日の予定。

 発表によると、ラグナロク社は起業やリードエンジニアとしての経験を豊富に有するトップエンジニア集団による新規事業開発や開発チーム内製化支援サービスを提供している。事業とエンジニアリング双方の知見を武器に、大手クライアントを中心に継続型の業務支援実績を積み重ねている。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:55 | 材料でみる株価

しまむらは「株主提案」など材料視され実質的な2000年以降の最高値を更新

■マネックス・アクティビスト・マザーファンドから受領

 しまむら<8227>(東証プライム)は3月18日、再び上値を追って始まり、取引開始後は4%高の8999円(367円高)まで上げ、2005年につけた実質的な2000年以降の最高値を更新している。連続最高益の高業績に加え、「マネックス系の投資ファンド、しまむらに株主提案」(日本経済新聞3月16日付朝刊)と伝えられ、買い先行となった。しまむらの発表によると、るマネックス・アクティビスト・マザーファンドから、5月開催予定の株主総会において、定款一部変更の件(剰余金の配当方針)に関する株主提案を行う旨の24年3月14日付けの書面を受領しているという。

 同社2024年3月期の配当予定は1株につき前期比10円増の年270円(23年12月の第3四半期決算発表時点)としている。通期決算の発表は4月1日を予定している。(HC)

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