[材料でみる株価]の記事一覧
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記事一覧 (12/30)JTOWERが上場来の高値、来年のテーマ「5G」関連として注目される
記事一覧 (12/30)日本アビオニクスはTOB価格を大きく上回る、「エボラ出血熱」を材料視
記事一覧 (12/30)扶桑化学が高値を更新、「5G」関連の出遅れ株として注目の様子
記事一覧 (12/30)レオパレス21は村上世彰氏系とされる投資会社などからの要求が注目されて急伸
記事一覧 (12/27)太陽誘電が後場一段高、来年の世界半導体市場の回復予測など注目される
記事一覧 (12/27)ダブルスタンダードはSBIグループとの資本業務提携が好感され活況高
記事一覧 (12/27)多摩川HDが一段高、ソーラー事業会社の持分売却を連日好感
記事一覧 (12/27)セキドが連日ストップ高、中国の人材獲得事業への本格進出に期待高揚
記事一覧 (12/27)コスモスイニシアが7%高、三菱地所のホテル賃借運営など注目される
記事一覧 (12/27)吉野家HDと安楽亭が高い、「ステーキのどん」などの運営会社を譲渡
記事一覧 (12/26)FRACTALEは後場もストップ高気配続く、国内初の医療機器を承認申請
記事一覧 (12/26)フェローテックHDが出直り強める、来年の「変貌」妙味に期待する様子が
記事一覧 (12/25)KDDIは「auの資産運用」25日提供開始など注目され後場も高い
記事一覧 (12/25)「ウィンドウズ7」まだ1492万台残るとされパシフィックネットが高い
記事一覧 (12/25)ブライトパス・バイオが急伸、阪大などと免疫賦活化剤TLR9の研究開発を契約
記事一覧 (12/24)サンコーテクノが後場一段と強含む、「5G」基地局などの需要にも期待強まる
記事一覧 (12/24)参天製薬が後場一段高、開発中の近視薬が第2相臨床試験で主要評価項目を達成
記事一覧 (12/24)ジョルダンは後場もストップ高続く、「MaaS」事業で電通と子会社が提携
記事一覧 (12/24)Eストアーが急伸ストップ高、ヤフーの子会社コマース21を連結化
記事一覧 (12/24)ネクストジェンが連日急伸、「ローカル5G」強化めざし資本業務提携
2019年12月30日

JTOWERが上場来の高値、来年のテーマ「5G」関連として注目される

 12月に上場した22銘柄の中でも値動きが強く見直す動きも

 JTOWER(ジェイタワー)<4485>(東マ)は12月30日、7%高の4440円(275円高)まで上げて12月18日の新規上場以来の高値を更新し、11時にかけても4330円(165円高)前後で推移している。2020年の大きな物色テーマとされる「5G」関連株のひとつとして注目する動きがあるようだ。公開価格は1600円、初値は2620円。

 携帯キャリア各社(「ドコモ」「au」「ソフトバンク」など)が単独で行ってきた携帯基地局関連インフラに係る装置、アンテナ、工事、構築物、電源、ファイバー等の設備投資を、JTOWERグループで一本化し、各社にシェアリングする事業を展開。

 今期・2020年3月期の連結業績見通しは、売上高が24.39億円(前期比77.0%増)、営業利益は1.65億円の損失(前期は1.69億円の損失)、親会社株主に帰属する当期純利益は2.89億円の損失(同2.14億円の損失)とするが、12月に上場した22銘柄の中でも値動きが強く、見直す動きもあるようだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:09 | 材料でみる株価

日本アビオニクスはTOB価格を大きく上回る、「エボラ出血熱」を材料視

■日本産業パートナーズ傘下企業が1株1100円で20日からTOBを開始、上場は維持

 日本アビオニクス<6946>(東2)は12月30日、9%高の1225円(101円高)をつけて戻り高値を更新したあとも活況高となり、10時30分にかけても5%高前後で推移している。空港などで発熱者をチェックする赤外線サーモグラフィによるスクリーニングシステムで先行し、「エボラ出血熱、死者2200人超、コンゴ」(時事ドットコム12月30日6:18)との報道が材料視されたとの見方が出ている。

 同社株を巡っては、日本産業パートナーズ株式会社(東京都千代田区)の傘下企業が1株1100円でTOB(株式公開買付)を行うと12月16日に発表している。日本産業パートナーズは、本邦企業の事業再編及び再構築に寄与する日本型プライベートエクイティ事業などを行い、大手電機企業の事業部門のカーブアウト(事業分社化又は子会社の独立)や非公開化でも実績がある。
TOB期間は2019年12月20日から20年1月24日まで。引き続き対象者普通株式の上場を維持する方針。このため、TOB価格を大きく上回る値段でも買いが入るようだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:47 | 材料でみる株価

扶桑化学が高値を更新、「5G」関連の出遅れ株として注目の様子

■このところは世界半導体市場の回復予想に乗り高値をうかがう

 扶桑化学工業<4368>(東1)は12月30日、再び上値を指向し、10時にかけて4%高の3225円(135円高)まで上げて年初来の高値に進んだ。シリコンウェハーの仕上げ工程に用いられる研磨剤を開発製造し、12月上旬、WSTS(世界半導体市場統計)による2020年の世界半導体市場予想が増加に転じると伝えられたことや、20年新春相場の物色テーマとされる「5G」関連の出遅れ株として注目が強まったとの見方が出ている。

 同社が開発した「超高純度コロイダルシリカ」は、シリコンウェハーのファイナルポリッシングスラリーの主原料としてトップシェアを持っている。また、関連技術は、ナノレベルの精度が要求されるCMP(化学的機械的平坦化)分野でメモリやCPUなどの中枢部品の多層化・高集積化に活かされている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:06 | 材料でみる株価

レオパレス21は村上世彰氏系とされる投資会社などからの要求が注目されて急伸

■取締役10名の解任と3名の選任などの要求を受けたと金曜夜に発表

 レオパレス21<8848>(東1)は12月30日、飛び出すように上げて始まり、取引開始後に390円(38円高)台に乗って戻り高値を更新した。27日(金)の夕方、「株主による臨時株主総会の招集請求に関するお知らせ」を発表。取締役10名の解任と3名の選任などの要求を受けたとし、注目されている。

 臨時株主総会の招集を請求した株主は、例の村上世彰氏の影響を受けているとの見方がある投資会社・株式会社レノ、および株式会社エスグラントコーポレーション。発表リリースによると、両社は、総株主の議決権の100分の3以上の議決権を6ヵ月前から引き続き有する株主であるとしているという。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:24 | 材料でみる株価
2019年12月27日

太陽誘電が後場一段高、来年の世界半導体市場の回復予測など注目される

■18年7月以来の高値、「5G」関連で来年のテーマ株のひとつ

 太陽誘電<6976>(東1)は12月27日の後場、一段と強い値動きを見せ、13時40分にかけては3385円(35円高)前後で推移。その前には45円高まで上げて2018年7月以来の高値に進んだ。

 次世代通信規格「5G」関連株として来年のテーマ株の一つに位置付けられているほか、WSTS(世界半導体市場統計)による2020年の世界半導体市場予想が増加に転じると伝えられていることも材料視されているようだ。米中貿易摩擦が緩和の方向に向いたことも支援材料視されている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:53 | 材料でみる株価

ダブルスタンダードはSBIグループとの資本業務提携が好感され活況高

■SBIグループが合わせて約15%資本参加することに

 ダブルスタンダード<3925>(東1)は12月27日の前場、12%高の5530円(600円高)まで上げて活況高となり、前引けも5120円(120円高)と大きく出直った。

 26日の取引終了後、SBIホールディングス<8473>(東1)の100%子会社で金融サービス事業の中間持ち株会社・SBIファイナンシャルサービシーズとの資本業務提携を発表し、材料視されている。

 ダブルスタンダードの主要株主である中島正三氏より、同社株式95万1500株(自己株式を除く発行済株式数に対する割合14.14%)をSBIファイナンシャルサービシーズが取得し、同じく6万7000株(自己株式を除く発行済株式総数に対する割合1.00%)をSBIグループが市場外取引により取得する予定。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:28 | 材料でみる株価

多摩川HDが一段高、ソーラー事業会社の持分売却を連日好感

■譲渡価額の公表は控えたが業績予想への期待が強まる

 多摩川ホールディングス(多摩川HD)<6838>(JQS)は12月27日、一段高となり、一時7%高の3050円(206円高)まで上げて昨年来の高値を更新。2014年以来の水準に達している。

 12月25日の取引終了後、30%出資する持分適用関連会社エトリオン・エネルギー5合同会社(東京都港区)の持分をすべて譲渡すると発表。譲渡価額は守秘義務を踏まえ公表を控えるとしたが、業績への影響は判明次第速やかに公表するとしたため、期待が強まった。

 譲渡先は、エトリオン・エネルギー5社に60%出資するエトリオン・ジャパン株式会社。譲渡実行日は12月25日。持分を譲渡するエトリオン・エネルギー5社は、発電・送電・電力供給に関する事業を行い、青森県三沢市で太陽光発電(ソーラー)事業などを展開する。過去の発表を見ると、2016年に持分の取得と追加出資を計約5340万円実施した。さらに、劣後ローンの貸付を約1.6億円実施している。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:00 | 材料でみる株価

セキドが連日ストップ高、中国の人材獲得事業への本格進出に期待高揚

■中国・新幹線教育グループと合弁会社との発表に注目集中

 セキド<9878>(東2)は12月27日、一時2日連続ストップ高の753円(100円高)まで上げ、10月2日以来の750円台回復となった。23日付で、中国人の人材獲得の本格的事業化に向け、中国・新幹線教育グループ(新干线教育集团)との合弁会社の設立を発表。連日材料視されている。

 合弁会社は日本に設立し、株式会社リニアスタッフ(東京都渋谷区)、関戸正実代表取締役、資本金2千万円、出資比率はセキド70%・新幹線グループ30%、設立年月日(予定)2020年1月。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:21 | 材料でみる株価

コスモスイニシアが7%高、三菱地所のホテル賃借運営など注目される

■「暮らすように滞在する」都市型アパートメントホテル戦略の一環

 コスモスイニシア<8844>(東1)は12月27日、出直りを強め、引開始後に7%高の764円(53円高)まで上げて11月8日以来の750円台回復となっている。23日付で、三菱地所<8802>(東1)が東京・浅草に建設するホテルの賃借計画と着工開始を発表しており、拡大基調の業績とともに注目が再燃したとの見方が出ている。

 発表によると、三菱地所はこのほど、東京メトロ「浅草」駅徒歩1分の土地で「(仮称)浅草雷門二丁目ホテル計画」の新築工事に着手した。竣工後はコスモスイニシアが建物を賃借し、都市型アパートメントホテルを2021年春に開業するという。

 コスモスイニシアは、「暮らすように滞在する」をコンセプトに、訪日外国人旅行者などファミリー・グループでの中長期滞在ニーズに対応した都市型アパートメントホテル「MIMARU(ミマル)」を2018年2月から展開し、現在、東京都内や京都などにおいて12施設を開業・運営している。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:50 | 材料でみる株価

吉野家HDと安楽亭が高い、「ステーキのどん」などの運営会社を譲渡

■吉野家HDがアークミール社を安楽亭に譲渡すると発表

 吉野家ホールディングス(吉野家HD)<9861>(東1)は12月27日、取引開始後に2896円(49円高)をつけ、12月24日につけた2001年以降の高値2908円(株式分割など調整後)に迫っている。26日の取引終了後、子会社で「ステーキのどん」「フォルクス」などを運営するアークミールを安楽亭<7562>(東2)に譲渡すると発表。注目されている。安楽亭は5120円(90円高)で始まった。

 株式譲渡日は12月29日、譲渡額は非開示としたが、今後、業績予想の修正の必要性および公表すべき事項が生じた場合には速やかに開示するとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:32 | 材料でみる株価
2019年12月26日

FRACTALEは後場もストップ高気配続く、国内初の医療機器を承認申請

■再生(幹)細胞による男性腹圧性尿失禁の医療機器

 FRACTALE(フラクタル)<3750>(東2)は12月26日、後場も買い気配のままストップ高(150円高)を続け、値がつけば株式分割などを考慮した上場来の高値を更新する水準で買い先行となっている。25日付で、「男性腹圧性尿失禁治療に関する医療機器の国内承認申請のお知らせ」を発表。注目集中となった。

 連結子会社サイトリ・セラピューティクス株式会社が、同日、同社が開発した高度管理医療機器であるセルーションセルセラピーキットについて、男性腹圧性尿失禁の治療の医療機器として、厚生労働省に製造販売承認申請を行った。

 これが承認を得た場合、国内では初の脂肪組織由来再生(幹)細胞(Adipose DerivedRegenerative Cells、)を用いた男性腹圧性尿失禁の治療になるという。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:46 | 材料でみる株価

フェローテックHDが出直り強める、来年の「変貌」妙味に期待する様子が

■一部事業の終息と戦略4事業の強化を推進、将来を展望する相場に移行

 フェローテックホールディングス(フェローテックHD)<6890>(JQS)は12月26日、10時20分にかけて5%高の980円(48円高)まで上げ、再び出直りを強めている。一部事業の終息と戦略4事業の強化などを進めており、来年の「変貌」妙味の大きい銘柄として業績回復などを展望する買いが流入との見方が出ている。

 太陽電池関連事業からは撤退中で、11月7日に20年3月期連結業績予想の減額修正を発表した。しかし、株価は同月下旬の847円を下値に回復傾向に転換した。このため、相場そのものを重視する投資家からは「マイナス材料が織り込まれて将来を展望する段階に移った」と受け止めて注目し直す様子がある。

 戦略4事業(半導体マテリアル、ウェーハ、パワー半導体、部品洗浄)へのシフトを進めており、11月には中国・杭州市に半導体ウェーハの新工場が竣工した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:01 | 材料でみる株価
2019年12月25日

KDDIは「auの資産運用」25日提供開始など注目され後場も高い

■スマホ金融に証券を追加、auWALLETアプリからauカブコム証券に直結

 KDDI<9433>(東1)は12月25日の後場、3291.0円(34円高)で始まり、12月20日につけた2016年以来の高値3312.0円に迫っている。同日付で、auカブコム証券とともに、「auの資産運用」の提供を25日から開始と発表し、材料視されている。

 発表によると、「auの資産運用」は、auWALLETアプリからauカブコム証券の証券口座開設の申込みが可能なのに加え、auカブコム証券が提供するさまざまな投資ラインアップが利用できる。

 2020年春には「auの資産運用」で投資信託を利用している顧客に、auならではのポイント還元の実施を予定している。

 さらに今後、資産形成に寄与するキャンペーンや、auWALLETアプリに「口座残高確認」機能を具備するなど、資産形成をより身近に感られるサービスの提供も検討していく。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:22 | 材料でみる株価

「ウィンドウズ7」まだ1492万台残るとされパシフィックネットが高い

■サポート終了は来年1月だが一般家庭にはまだ638万台と伝えられる

 パシフィックネット<3021>(東2)は12月25日、出直りを強め、10時を過ぎては1833円(54円高)前後で推移し、12月20日につけた高値1881円に迫っている。

 「日本マイクロソフトは24日、2020年1月14日にサポートが終了する基本ソフト(OS)「ウィンドウズ7」が稼働しているパソコン(PC)が現時点で国内に1492万台残っていると発表した」(日本経済新聞12月25日付朝刊)と伝えられ、受注増加などに期待が強まった。

 報道によると、この7〜12月の6カ月で500万台以上のPCがウィンドウズ10に移行し、OSシェアはウィンドウズ10が68%に達したとみられる。「それでもウィンドウズ7の搭載PCは現時点で法人が813万台、一般家庭では679万台残っており、ウィンドウズ全体で19%を占めているという。同社はサポートが終了する20年1月時点で法人が753万台、一般家庭は638万台のウィンドウズ7搭載PCが残ると予想している」(同)という。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:30 | 材料でみる株価

ブライトパス・バイオが急伸、阪大などと免疫賦活化剤TLR9の研究開発を契約

■大阪大学、BIKEN財団(一般財団法人阪大微生物病研究会)、帝京大学と共同研究契約を締結

 ブライトパス・バイオ<4594>(東マ)は12月25日、大きく出直り、取引開始後に7%高の317円(21円高)まで上げ、出来高も増勢となっている。24日の18時、免疫賦活化剤TLR9アゴニスト脂質核酸製剤について、大阪大学、BIKEN財団(一般財団法人阪大微生物病研究会)、帝京大学と共同研究契約を結んだと発表。注目されている。

 発表によると、TLR9は、特定の自然免疫系細胞のエンドソーム膜上に存在し、ウイルスなどの外来物の侵入を察知する受容体タンパク質。その中のTLR9アゴニストは、現在B型肝炎ワクチンとしてすでに米国で承認されており、がん治療薬としては米国を中心とした複数の企業によって臨床試験が進められ、その初期的な臨床上の効果が示唆されてきている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:04 | 材料でみる株価
2019年12月24日

サンコーテクノが後場一段と強含む、「5G」基地局などの需要にも期待強まる

■3Gから4Gに移行する際にはまとまった受注があった実績

 サンコーテクノ<3435>(東1)は12月24日の後場、一段と強含み、1081円(30円高)まで上げて3日続伸基調となっている。完成したコンクリート建物などに後から機械や機器などを固定する「あと施工アンカー」の大手で、業績は好調。次世代高速通信技術「5G」の2020年供用開始を前に、基地局やアンテナの新増設に関連する需要「3Gから4Gに移行する際にはまとまった受注があった」(同社)とのこと。5G関連需要の上乗せにも注目する必要がありそうだ。

 この第2四半期の連結売業績(4〜9月、累計)は、東京オリンピック・パラリンピックに関連する需要などを受け、売上高が上期として最高を更新し、利益面では15年3月期に次ぐ高水準となった。東京オリ・パラ関連施設の建設はヤマを越えたが、同社製品については、事業特性として建造物の完成が迫ってから需要が増加する傾向があるという。

 一方、値動きを見ると、12月17日には取引時間中に一時的に急伸して1223円まで上げ、長い「上ひげ」を示現した。経験則では「斥候足」と呼ぶこともあるようで、地相場が遠からずこの水準まで上がる兆候になることもあるとされている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:38 | 材料でみる株価

参天製薬が後場一段高、開発中の近視薬が第2相臨床試験で主要評価項目を達成

■2018年以来の2100円台に進む

 参天製薬<4536>(東1)は12月24日の後場、一段と強含み、13時30分を回っては2121円(52円高)前後で推移。2018年以来の2100円台に進んでいる。23日付で、開発中の新薬候補「DE−127」について、「軽度・中等度の近視を対象とした第2相臨床試験において主要評価項目を達成した」と発表。注目が再燃した。

 発表によると、「DE−127」は、同社とシンガポールの国立眼科・視覚研究所であるシンガポールアイリサーチインスティテュート(以下:SERI)が共同開発している新製剤。同社では、この試験および日本における第2/3相試験を実施している。今後、日本およびアジアで製造販売申請を行う予定。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:50 | 材料でみる株価

ジョルダンは後場もストップ高続く、「MaaS」事業で電通と子会社が提携

■近未来の新たなサービス分野に積極進出

 ジョルダン<3710>(JQS)は12月24日、朝方から買い気配のままストップ高の1433円(300円高)に貼りついて推移し、13時現在、まだ売買が成立していない。23日付で、子会社J MaaS株式会社と電通<4324>(東1)との資本業務提携を発表。注目集中となった。

 ネット検索の「乗り換え案内」などで知られるが、このほど、子会社J MaaSが電通からの出資を受け入れるとともに、「MaaS」(マース:電車やバス、クルマなどの異動手段と経路、天候、混雑状況などの要因を総合的に判断して提供するサービス)サプライヤーとしての各種業務に関する提携を行うとした。「MaaS」は、近未来の新たなサービスとして、自動運転システムの開発とともに注目されている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:20 | 材料でみる株価

Eストアーが急伸ストップ高、ヤフーの子会社コマース21を連結化

■大企業から中小企業までECシステムをフルラインナップで提供

 Eストアー<4304>(JQS)は12月24日、急伸し、9時13分にストップ高の1099円(150円高)で売買されたまま10時を過ぎても買い気配を続けている。23日の取引終了後、ヤフー株式会社(Zホールディングス<4689・東1>)の完全子会社・株式会社コマースニジュウイチ(以下、コマース21)の株式を全株取得し、連結子会社化することを決議したと発表。注目集中となっている。Zホールディングスも高い。

 これにより、従来から提供している汎用型のECシステムに対し、拡張性の高さを求める大企業のニーズに柔軟に対応できるコマース21のパッケージ型インテグレーションECシステムの提供が可能になることで、大企業から中小企業まで、ECシステムをフルラインナップで提供できるようになり、多様な顧客ニーズへの対応が可能になるという。

 また、パッケージ型インテグレーションECシステムに相対する、より大型で強固な販促サービスの提供が出来ることから、コマース21は顧客に対して総合的なECソリューションの提供が可能になる。双方の顧客に対して質と幅の高いサービスの提供と、今後の成長戦略をより促進していくことが期待できるとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:21 | 材料でみる株価

ネクストジェンが連日急伸、「ローカル5G」強化めざし資本業務提携

■第三者割当増資を行い協和エクシオが筆頭株主に

 ネクストジェン<3842>(JQG)は12月24日、2日続けて大幅高となり、取引開始後に21%高の2740円(476円高)まで急伸している。20日の夕方、協和エクシオ<1951>(東1)などへの新株発行を含む資本業務提携を発表し調達資金を「ローカル5G」関連のビジネス加速費用などに充当するとし、注目集中となっている。

 協和エクシオ、および業務用通話録音装置で国内トップシェアを誇る株式会社タカコム(岐阜県、代表取締役中尾正人社長)と資本業務提携する。各々に第三者割当増資を行う。協和エクシオはネクストジェンの普通株式422,000株を引き受け、ネクストジェンの議決権の25.67%を所有する筆頭株主になる。また、タカコム社は同じく78,000株を引き受け、議決権の3.03%を所有する予定。

 株式市場では23日から「ローカル5G」「5G」関連銘柄の値動きが活発化しており、この提携が契機になったとの見方が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:25 | 材料でみる株価