[材料でみる株価]の記事一覧
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記事一覧 (09/17)モダリスが後場急伸、「遺伝⼦を標的とした筋ジストロフィーの治療⽅法」で特許との発表に注目集中
記事一覧 (09/17)フライトソリューションズが急伸、13〜16日に大阪城公園で開かれた屋台村フェスで同社の決済手段への注目高まったもよう、一時23%高
記事一覧 (09/13)石原ケミカルが14時頃から急伸、発行株数の6%規模の自社株買いなど好感
記事一覧 (09/13)ピー・ビーシステムズの出直り急激、発行株数の4.7%規模の自社株買いを好感
記事一覧 (09/13)京写は2日続伸基調、独自展開の「放熱ソリューション」が生成AI普及にともなうデータセンター向けにも期待
記事一覧 (09/12)ReYuu Japanが後場一段高、『iPhone16』登場で中古スマホ活性化など期待、10月末の株主優待を拡充
記事一覧 (09/12)キャンバスが後場ストップ高、「⽶国での特許」に期待度高いようで再び急伸
記事一覧 (09/12)ジェイテックコーポレーションが急反発、次世代半導体「ダイヤモンド半導体」に関連し注目集める
記事一覧 (09/12)三井物産は2日続伸基調で始まる、自社株買いの枠拡大と期間延長など好感
記事一覧 (09/11)インスペックは7日続落の後2日続伸、米金利動向によっては本格高の期待
記事一覧 (09/11)能美防災が一段高、大阪IR(カジノ統合リゾート)の防災受注に期待強まり高値を更新
記事一覧 (09/10)ティムコが戻り高値を更新、ひと頃に比べ円安が修正され注目再燃の様子
記事一覧 (09/10)ビューティガレージが急反発、第1四半期決算は増収減益だが自社株買いを好感
記事一覧 (09/09)常磐興産が後場ストップ高買い気配、米投資ファンド買収へ、「本日の取締役会に付議」
記事一覧 (09/09)Waqooは直近の3日続落を一気に奪回、「従来とは異なる活性を有する幹細胞培養上清液」に期待集まる
記事一覧 (09/09)日本ドライケミカルが高値に迫る、カジノ統合IRに期待強まり9月末の株主優待拡充も買い要因に
記事一覧 (09/09)オリンパスは一時2500円割るが回復、米国でAI内視鏡画像診断支援システム認可、期待集まる
記事一覧 (09/09)日清製粉G本社は再び出直って始まる、ディフェンシブ銘柄でコメ不足による代替需要にも期待
記事一覧 (09/06)オイシックス・ラ・大地が戻り高値、コメ不足を受け新米予約が昨対比140%、雨風太陽からの乗り換えも活発の様子
記事一覧 (09/06)Uniposが急伸、事業承継前後の企業向け変革支援サービスに期待強まる
2024年09月17日

モダリスが後場急伸、「遺伝⼦を標的とした筋ジストロフィーの治療⽅法」で特許との発表に注目集中

■バイオシミラーとの競争から当社事業を守る強固な知財権を確⽴

 モダリス<4883>(東証グロース)は9月17日、後場の取引開始から急伸相場となり、後場寄り後に21%高の111円(19円高)まで上げて急激に出直っている。前引け後に、「当社が開発し、出願した特許出願「DMPK遺伝⼦を標的とした筋ジストロフィーの治療⽅法」が⽇本で特許査定」と発表し、注目集中となっている。

 発表によると、筋硬直性ジストロフィー(DM1)は成⼈で最も頻度の⾼い(⽇本における発症頻度は10万⼈に5⼈程度)筋ジストロフィー症で、筋硬直および筋萎縮を特徴とする疾患。当特許は、既に中国で登録となっているが、当社にとって重要な市場である⽇本でこの特許が認められたことで、MDL202の発売後にバイオシミラー医薬品(別の会社によって製造された元の製品のほぼ同一のコピーである生物学的医療製品:ウィキペディア2025年9月17日12時現在)との競争から当社の事業を守る強固な知的財産権を確⽴することができた。また⽇本に続いて他の主要国でも特許成⽴が今後期待される。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:01 | 材料でみる株価

フライトソリューションズが急伸、13〜16日に大阪城公園で開かれた屋台村フェスで同社の決済手段への注目高まったもよう、一時23%高

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■独自のマルチ決済端末「案件開拓進み後半収益化」の評価も

 フライトソリューションズ<3753>(東証スタンダード)は9月17日、買い気配で始まった後23%高の272円(51円高)まで上げ、急伸相場となっている。9月13日から16日に大阪城公園で開催された屋台村フェスティバル「テレビ大阪YATAIフェス!2024」に同社開発のスマホ決済手段「Tap to Phone」ソリューションである「Tapion(タピオン)」を提供し、改めて利便性や機能が注目され、投資家からの注目が強まったたとの見方が出ている。

 また、9月13日発売の「四季報・秋号」(東洋経済新報社)では、「独自のマルチ決済端末は(中略)案件開拓進み後半収益化」などとしており、やはり注目が強まる要因になったようだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:50 | 材料でみる株価
2024年09月13日

石原ケミカルが14時頃から急伸、発行株数の6%規模の自社株買いなど好感

■前回の自社株買いで取得した株式の消却も発表

 石原ケミカル<4462>(東証プライム)は9月13日の14時に自己株式の取得(自社株買い)と、前回の自社株買いで取得した株式の消却を発表。今回発表した自社株買いは、上限株数が発行済株式総数の6.25%と大規模なこともあり、株価は発表前の2120円(61円安)前後から急激に値上がりして6%高の2320円(139円高)と出直りを強めている。

 自社株買いは、91万株(上限:自己株式を除く発行済株式総数の6.25%)、総額23億3000万円(上限)の枠内で2024年9月17日から同年11月30日まで実施するとした。また、前回実施した自社株買い(24年5月16日から同年9月2日まで実施)で取得した株式37万株(消却前の発行済株式総数に対する割合2.32%)を24年9月30日付で消却するとした。実質的な株式価値の向上が期待されている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:38 | 材料でみる株価

ピー・ビーシステムズの出直り急激、発行株数の4.7%規模の自社株買いを好感

■取得期間が3か月半のため短期速攻型と期待

 ピー・ビーシステムズ<4447>(東証グロース)は9月13日、11%高の595円(61円高)まで上げて8月1日以来、約1か月半ぶりに590円台を回復し、後場も13時にかけて580円台で売買されている。IT基幹システムのクラウド化を行うセキュアクラウドシステム事業(SCL事業)などを行い、12日の15時過ぎに発行済株式総数の4.7%の規模の30万株を上限とする自己株式の取得(自社株買い)を発表し、株式価値の向上に向けた期待が強まった。

 自社株買いは、取得上限株数30万株(自己株式を除く発行済株式総数の4.70%)、取得総額1億8000万円の枠で、2024年9月13日から同年12月24日までの予定で行うとした。取得期間が3ヵ月半のため短期速攻型で株価に寄与しやすいとの見方が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:37 | 材料でみる株価

京写は2日続伸基調、独自展開の「放熱ソリューション」が生成AI普及にともなうデータセンター向けにも期待

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■EVやHVなどの高出力化インバーターやコンバーター、産業ロボなどに拡大

 京写<6837>(東証スタンダード)は9月13日、337円(6円高)まで上げた後も堅調に売買され、2日続伸基調で再び出直る相場になっている。プリント配線板の世界的大手で、このところは、同社の研究開発による「放熱ソリューション」(高放熱メタルベース基板など)への注目と期待が強まっている模様だ。

 同社の「放熱ソリューション」製品は、EVやHVなどの高出力化したインバーターやコンバーター、産業用ロボットに搭載される高出力モーター、高輝度が必要なLED照明(屋外照明・車載用ヘッドライト等)、発電機(風力発電等)などの用途に需要が拡大している。また、生成AIの普及にともなうデータセンターの建設増加が世界的に拡大している中で、熱の発生と電力消費の増加が課題視されており、同社の「放熱ソリューション」の応用が期待されている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:34 | 材料でみる株価
2024年09月12日

ReYuu Japanが後場一段高、『iPhone16』登場で中古スマホ活性化など期待、10月末の株主優待を拡充

■日本テレホンから社名変更、中古スマホ通販サイト『ReYuuストア』

 ReYuu Japan(リユー・ジャパン)<9425>(東証スタンダード)は9月12日の後場一段と反発幅を広げ、13%高の326円(37円高)まで上げた後も値上がり率11%前後で売買され、再び出直っている。2024年2月に社名を日本テレホンから変更。中古スマホ・タブレット・パソコンの専門通販サイト『ReYuuストア(リユーストア)』を運営。米アップル社が10日から『iPhone16』シリーズを発売したことを受け、中古スマホ市場の活性化が促進されるとの期待が出ている。

 また、毎年10月末時点で100株以上を保有する株主を対象に実施している株主優待を、24年10月末から拡充すると発表済みで、10月末に向けての買い需要も注目されている。現行の割引券に加え、スマートフォン・タブレットのオンライン買取サービスで利用できる買取増額券を追加する。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:37 | 材料でみる株価

キャンバスが後場ストップ高、「⽶国での特許」に期待度高いようで再び急伸

■「免疫系抗がん剤」候補、買いそびれた向きが出動との見方

 キャンバス<4575>(東証グロース)は9月12日の後場一段と上げてストップ高の977円(150円高.、18%高)に達し、約2週間前につけた高値1004円に迫っている。9月10日に『IDO/TDO阻害剤』が⽶国特許庁から特許査定を受領と発表し、この日の株価は一時16%高(134円高の966円)まで急伸。翌日は一服模様だったが、期待度が高いようで買いそびれた向きが出動との見方があり、再び急伸する相場となっている。

 発表によると、『IDO/TDO阻害剤』は、共同研究先である静岡県公⽴⼤学法⼈静岡県⽴⼤学創薬探索センターが創出し開発中の抗癌剤候補で、「免疫系抗がん剤」のカテゴリに属す。製造原価を抑制できる低分⼦化合物であることが特徴。⽇本では既に2023年6⽉に特許査定を受領している。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:12 | 材料でみる株価

ジェイテックコーポレーションが急反発、次世代半導体「ダイヤモンド半導体」に関連し注目集める

■核融合関連株でもあり核融合に関する報道も買い材料に

 ジェイテックコーポレーション<3446>(東証プライム)は9月12日、急反発となり、午前10時にかけて11%高の1625円(159円高)まで上げ大きく出直っている。半導体・水晶ウェハ平坦化の新たな可能性を開拓する「プラズマCVM」などの先端技術なども手掛け、「次世代半導体『ダイヤモンド半導体』の実用化に向け、研究開発が加速している」とする日経ヴェリタス2024年9月8日号で同社に触れた部分があることや、核融合関連株のため、「核融合炉部品、中小に好機」(日本経済新聞9月12日付朝刊)と伝えられたことなどが買い材料になったようだ。 

 次世代半導体『ダイヤモンド半導体』に関連して、同社は「27年6月期までにダイヤモンド半導体材料の表面加工などを含めた『次世代研磨装置関連』事業の売上高を今期計画比2倍超の7億円に高める計画だ」と紹介された。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:08 | 材料でみる株価

三井物産は2日続伸基調で始まる、自社株買いの枠拡大と期間延長など好感

■取得上限株数は4000万株から一挙に1億8000万株へ

 三井物産<8031>(東証プライム)は9月12日、2日続伸基調で始まり、取引開始後は4%高の2947.5円(110.5円高)まで上げ、出直りを強めている。昨11日の午前10時に自社株買いの枠拡大と期間の延長を発表し、引き続き好感されている。今朝は為替が反落し円安に転じていることなども買い材料になる。

 2024年5月日から実施している自社株買いについて、取得しうる株式の総数(上限株数)をこれまでの4000万株から1億8000万株(発行済株式総数の6.0%)に拡大し、取得総額は同2000億円から4000億円に拡大するとした。また、取得期間は24年9月20日までの予定を25年2月28日までに延長するとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:21 | 材料でみる株価
2024年09月11日

インスペックは7日続落の後2日続伸、米金利動向によっては本格高の期待

■米17、18日のFOMCに向け半導体関連株に資金回帰の予想も

 インスペック<6656>(東証スタンダード)は9月11日、6%高の787円(42円高)まで上げた後も780円前後で推移し、2日続伸基調となっている。半導体検査装置の開発製造を行い、このところのNY株式市場で米金利の低下を受けたハイテク株買いが強まっていることなどを好感。2日続伸の前までの7日続落から切り返す相場となっている。

 7日続落後の2日続伸とあって、自律反発の域を出ないとの見方がある一方、NY株式市場では半導体関連株に資金がシフトする原動力とされる金利低下が続いており、米国9月17、18日に予定される金融政策決定会合FOMCでの利下げ幅が予想を上回るような場合は、半導体関連株への資金回帰が強まるとの期待も出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:41 | 材料でみる株価

能美防災が一段高、大阪IR(カジノ統合リゾート)の防災受注に期待強まり高値を更新

■関連銘柄は大運など上げ一服だがテックファームHDは連日急伸

 能美防災<6744>(東証プライム)は9月11日、再び一段高で始まり、取引開始後は6%高の2745円(149円高)まで上げ、年初来の高値を3日続けて更新している。大阪IR(カジノ統合リゾート)の準備工事が「月内にも着手」(日本経済新聞9月8日付朝刊)と伝えられた前後から上げピッチを強めており、防災関連設備の需要拡大などに期待の広がる相場となっている。

 大阪IR関連銘柄としては、9日にストップ高まで急伸するなどで先行高となった櫻島埠頭<9353>(東証スタンダード)杉村倉庫<9307>(東証スタンダード)大運<9363>(東証スタンダード)は上げ一服となっているが、マネーローンダリング対策関連のテックファームホールディングス<3625>(東証グロース)は3日連続大幅高。遠藤照明<6932>(東証プライム)は2日続けて大きく出直っている。日本金銭機械<6418>(東証プライム)オーイズミ<6428>(東証プライム)カプコン<9697>(東証プライム)くろがね工作所<7997>(東証スタンダード)なども関連銘柄として注目されている。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:54 | 材料でみる株価
2024年09月10日

ティムコが戻り高値を更新、ひと頃に比べ円安が修正され注目再燃の様子

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■包括協定を結ぶ群馬県上野村の「鮎の塩焼き」イベントもひと役

 ティムコ<7501>(東証スタンダード)は9月10日、782円(14円高)まで上げて約1週間ぶりに戻り高値を更新し、一段と出直りを強める相場となっている。7月に業績予想の下方修正を発表した際に、要因について「急激な円安による売上総利益率の低下」(発表リリースより)などとしており、その後、円安が相当程度修正されてきたことなどで注目する投資家が増えているようだ。

 2014年4月に、群馬県上野村、上野村漁業協同組合、スノーピーク(代表取締役社長執行役員:山井太、本社:新潟県三条市)と野村の地域循環共生圏の実現に向けた包括連携協定を締結した。上野村では、この秋、観光イベントとして『鍾乳洞不二洞リニューアル記念イベント』『生き鮎・魚の塩焼き』などを開催する予定で、『生き鮎・魚の塩焼き』(9月2日から11月24日)では、「1時間半かけてじっくり焼き上げた「生き鮎の塩焼き」を販売し、鮎が終わり次第、ヤマメ・イワナの塩焼きに変わる」(ホームページより)としている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:57 | 材料でみる株価

ビューティガレージが急反発、第1四半期決算は増収減益だが自社株買いを好感

■5〜7月の連結売上高は9.8%増加、営業利益は18.0%減

 ビューティガレージ<3180>(東証プライム)は9月10日、取引開始後に11%高の1609円(162円高)まで上げ、直近までの2日続落から急反発となっている。9日の15時に第1四半期決算(2024年5〜7月・連結)と自己株式の取得(自社株買い)を発表。第1四半期決算は営業利益が前年同期比18.0%減となるなどで各利益とも減益だったが、自社株買いが好感される形になった。

 第1四半期の連結売上高は前年同期比9.8%増加した。自社株買いは、取得株式総数16万株(自己株式を除く発行済株式総数の1.26%)、取得総額200百万円を各上限として、2024年9月10日から同年12月27日まで実施するとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:14 | 材料でみる株価
2024年09月09日

常磐興産が後場ストップ高買い気配、米投資ファンド買収へ、「本日の取締役会に付議」

■「企業価値向上に向けて同投資ファンドと様々な検討」

 常磐興産<9675>(東証スタンダード)は9月9日の後場、買い気配で始まったままストップ高の1540円(300円高、24%高)まで上げ、後場は14時にかけてまだ値のつかない相場となっている。前引け頃に「米投資ファンドのフォートレス・インベストメント・グループが(中略)常磐興産を買収することが9日、わかった」(日経電子版速報ユース)と伝えられ、常磐興産側は昼12時15分に東証IR開示で「本日の取締役会に付議する予定」などと発表。がぜん思惑含みの相場になった。

 常磐興産は「常磐ハワイ」で知られる温泉リゾート施設の運営などを行い、土地の含み益の大きい会社として位置付けられたことがある。IR開示では、「企業価値向上に向けてフォートレス・インベストメント・グループとの間で様々な検討を行っていますが、現時点で決定した事実はありません」などとし、企業価値向上に向けた取組みに期待が強まっている。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:09 | 材料でみる株価

Waqooは直近の3日続落を一気に奪回、「従来とは異なる活性を有する幹細胞培養上清液」に期待集まる

■新技術を開発し特許を取得、医薬品と化粧品等に応用

 Waqoo<4937>(東証グロース)は9月9日、午前11時頃から急動意となり、前引けにかけて14%高の1706円(207円高)まで上げた。「100%子会社セルプロジャパン株式会社(神奈川県藤沢市)が従来とは異なる活性を有する幹細胞培養上清液を製造する新しい技術を開発し、あわせて特許を取得」と発表しており、注目と期待が集中。後場は1642円(143円高)で始まり、直近までの3日続落を一気に奪回する急反発となっている。

 発表によると、セルプロジャパンでは、複数種類のMSC(間葉系幹細胞)を「共培養」することにより、従来とは異なる活性を有する幹細胞培養上清液を製造する技術を開発した。「脂肪×臍帯」・「臍帯×羊膜」・「脂肪×羊膜」といった、それぞれの幹細胞の組み合わせで培養を行った(共培養した)結果、幹細胞培養上清液中に単独培養の際には観察できなかった新しい成分が存在することを確認した。医薬品への応用と化粧品等への応用を進めるとした。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:53 | 材料でみる株価

日本ドライケミカルが高値に迫る、カジノ統合IRに期待強まり9月末の株主優待拡充も買い要因に

■防災設備や消火器の大手で選択式優待品を3品増の15品目に

 日本ドライケミカル<1909>(東証スタンダード)は9月9日、次第高となって午前10時50分にかけて6%高の3080円(184円高)まで上げ、今年2月につけた年初来の高値3105円に迫っている。建築防災設備や防災用品、消火器・消火用具などの大手で、カジノを含む統合型リゾート(IR)について、「大阪IR準備工事(中略)月内にも着手」(日本経済新聞9月8日付朝刊)などと伝えられ、大阪IR関連株として買い優勢になっている上、9月末の株主優待から優待品目の拡充を8月に発表済みで、優待を狙っていた投資家も株価の値上がりをみて浮足立ってきたとの見方が出ている。

 日本ドライケミカルは8月初旬に株主優待制度の内容変更を発表し、現行の選択品目(保存食や非常食、照明機器、ヘルメット、QUOかードなど12品目)に新たに3品目(長期保存食セット1日分、転倒防止シート、乾電池式スマホ充電器)を加えた。2024年9月30日現在で1単元(100株)以上を保有する株主を対象に開始するとした。100株以上300株未満保有の株主は1品目を選択。300株以上保有の株主は2品目選択できる。

 今年の9月末の優待や配当、株式分割の権利付最終日(買付期限)は9月26日(木)になる。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:13 | 材料でみる株価

オリンパスは一時2500円割るが回復、米国でAI内視鏡画像診断支援システム認可、期待集まる

■全体相場が再び大きく下押す中で底堅さ目立つ

 オリンパス<7733>(東証プライム)は9月9日、2500円を割って始まったもの15分ほどで2500円の大台を奪回し、2517.5円(12.0円安)まで持ち直している。前取引日の6日付で、「初のクラウド型AI内視鏡画像診断支援システムが米国FDAの認可を取得」と発表して注目されており、全体相場が日経平均1100円安などと再び大きく下押す中で底堅さが目立っている。

 9月6日、大腸内視鏡検査において病変の疑いがある部位を検出し、医師のサポートをする内視鏡画像のコンピューター支援検出(CADe)システム「CADDIE(キャディー)」が、米国食品医薬品局(FDA)より510(k)認可を取得したと発表した。開発したのは同社グループのOdin Vision社(オディン・ビジョン社、本社:英国ロンドン)で、オリンパスグループにとって、「CADDIE」が初めてのクラウドベースの大腸内視鏡検査に対するCAD製品になるとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:04 | 材料でみる株価

日清製粉G本社は再び出直って始まる、ディフェンシブ銘柄でコメ不足による代替需要にも期待

■日経平均1000円安、「四季報先取り」が好評価と注目し直す様子も

 日清製粉G本社(日清製粉グループ本社)<2002>(東証プライム)は9月9日、再び出直って始まり、取引開始後は1903.0円(31.0円高)まで上げて上値を指向している。全体相場が不安定なときに資金が入りやすいディフェンシブ銘柄である上、9月13日発売予定の会社四季報・秋号(東洋経済新報社)の「四季報先取り」が9日付で会社四季報WEBなどに掲載され、「増益続く」と好評価されたほか、株式市場にはコメ不足による代替需要の恩恵に期待して注目する様子もある。

 「四季報先取り」では、前号で「横ばい」だった評価が「増益続く」に変わった。国内が想定より堅調で米国事業が上ぶれる見通しとした。評価アップになったとして注目し直す様子がある。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:23 | 材料でみる株価
2024年09月06日

オイシックス・ラ・大地が戻り高値、コメ不足を受け新米予約が昨対比140%、雨風太陽からの乗り換えも活発の様子

■先行高の雨風太陽は信用取引の臨時措置が発動され反落模様

 オイシックス・ラ・大地<3182>(東証プライム)は9月6日、続伸基調となり、前引けにかけて1381円(53円高)まで上げて2日続けて戻り高値を更新している。コメ不足・価格高騰を受けて9月4日、「Oisixが『2025年度新米予約』の受付を早くも開始(9/5〜)」「2024年度新米予約は昨対比140%の予約量」と発表し、注目されている。

 発表によると、2025年度新米予約は9/5より情報公開となる。株式市場では、同様の株価材料で先行高となっていた雨風太陽<5616>(東証グロース)に東証が6日売買分から信用取引に係る臨時措置を発動したため、オイシックス・ラ・大地に乗り換える動きも活発とかで、買いが上乗せされているようだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:55 | 材料でみる株価

Uniposが急伸、事業承継前後の企業向け変革支援サービスに期待強まる

■第1四半期は売上高が15.7%増加し各利益とも損失が大幅改善

 Unipos<6550>(東証グロース)は9月6日、急伸相場となり、取引開始後に38%高の176円(48円高)まで上げ、約5か月ぶりの170円台に進んでいる。企業カルチャーや組織風土の面から人的資本経営コンサルティングなどを行い、5日付で、「事業承継前後の組織に特化したカルチャー変革支援サービス『カルチャー変革for跡継ぎ』の提供を開始」と発表、買い材料視されている。

 8月初旬に発表した第1四半期決算(2024年4〜6月)は売上高が前年同期比15.7%増加し、営業利益は前年同期の198百万円の損失から90百万円の損失へと大幅に増加するなど、各利益とも損失が大幅に改善した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:18 | 材料でみる株価