[材料でみる株価]の記事一覧
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記事一覧 (02/27)トナミHDはストップ高買い気配、日本郵政グループによるTOBを受け買い殺到
記事一覧 (02/27)セブン&アイ・HDが急落、買収を巡り「伊藤忠が離脱」と伝えられ動向を注視
記事一覧 (02/26)日本アンテナが再び出直る、業績急改善、エレコムグループとの経営統合に向け期待強い
記事一覧 (02/26)JR東日本は7日続伸、送電ロス防ぐ超電導送電やライドシェア、小売り事業の強化など材料視
記事一覧 (02/26)アディッシュがストップ高、韓国の代表的なAIマーケティング自動化企業と提携、期待高まる
記事一覧 (02/26)トーラス・オン・プロダクトが急伸、加賀電子グループとAI電力削減ソリューションを展開、一時ストップ高
記事一覧 (02/26)ケンコーマヨネーズが再び出直り強める、発行株数の6.6%相当の自社株買いの効果に期待
記事一覧 (02/26)サンマルクHDは出直り強める、発行株数の19%超の規模の自社株買いを好感
記事一覧 (02/25)ゼリア新薬が次第高、目標株価の引き上げが伝えられ買い安心感、ディフェンシブ株買いも追い風に
記事一覧 (02/25)キオクシアHDが上場来高値に迫る、「第10世代」の新技術に期待と注目集まる
記事一覧 (02/25)クレスコがしっかり、自己株式の消却を完了、発行株数の4.55%、買い優勢
記事一覧 (02/25)メドレーは昨年来の安値圏から反発、香港の資産運用管理会社が買い増す、ナンピン買いだが思惑含みに
記事一覧 (02/25)アンジェスは一段と出直る、米著名医師が3月の会社説明会に来日予定とし期待続く
記事一覧 (02/25)And Doホールディングスは堅調に推移、「ハウス・リースバック」抑制の可能性を示唆、金融環境に即した機動的な対応を評価
記事一覧 (02/25)大手商社株が軒並み高い、米バフェット氏が再び注目とされ日経平均500円安の中で逆行高
記事一覧 (02/25)ブルーイノベーションが一段高で始まる、道路陥没事故や水道管の破裂事故を受け材料株妙味
記事一覧 (02/21)エスクローAJは新中期計画など好感され一段高、一気に10か月ぶりの高値に進む
記事一覧 (02/21)日産自が14時過ぎから急伸、米テスラが日産自に投資する計画と伝わり注目再燃
記事一覧 (02/21)新都HDが急伸、米NVIDIAの最先端AIサーバーを導入、急激に出直る
記事一覧 (02/21)エンビプロ・HDは急激に出直る、業績予想を下方修正したが自社株買いの規模に注目集まる
2025年02月27日

トナミHDはストップ高買い気配、日本郵政グループによるTOBを受け買い殺到

■1株1万200円でTOB、社名は「JPトナミグループ」に

 トナミHD(トナミホールディングス)<9070>(東証プライム)は2月27日、買い気配のままストップ高の6870円(1000円高、17%高)に達し、急伸相場となっている。26日の夕方、日本郵政<6178>(東証プライム)が子会社(JWT株式会社)によるトナミホールディングス株式に対するTOB(公開買付)を発表し、トナミHDもMBO(経営側による買収)の実施及び応募の推奨を発表、買い材料視されている。トナミHD株の買付価格は1株につき10,200円とした。

 発表によると、公開買付者(JWT株式会社)は、対象者(トナミHD)をその完全子会社とした後に、商号を「JPトナミグループ株式会社」に変更する予定。対象者経営陣等は、当初は対象者の現経営陣や創業家のみが出資し外部資本による出資を仰がない方式での非公開化を検討していたが、資金負担が抑えられ、シナジーが見込める外部のパートナーの資金力を活用する方がよりメリットがあると考え、外部の経営資源をも活用することが必須であると2024年5月に判断するに至ったという。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:53 | 材料でみる株価

セブン&アイ・HDが急落、買収を巡り「伊藤忠が離脱」と伝えられ動向を注視

■セブンは「資金調達の目途が立たなくなったとの連絡を受領」などと開示

 セブン&アイ・HD(セブン&アイ・ホールディングス)<3382>(東証プライム)は2月27日、売り気配で始まり、12%安の2110.0円(288.5円安)で始値をつけ売買交錯となっている。同日付の日本経済新聞に「伊藤忠が離脱、セブン買収、仕切り直し」との記事が載り、セブン&アイ・HDは朝、東証のIR開示で「一部報道について」を発表。「資金調達の目途が立たなくなったとの連絡を受領したことをお知らせ」するなどとしたため、注目集中となった。
 
 IR開示は、セブン&アイ・HDの代表取締役副社長である伊藤順朗氏及び伊藤興業株式会社から、当社買収に関する正式提案に必要となる資金調達の目途が立たなくなったとの連絡を受領したことをお知らせするとし、これを受け、現時点においては、伊藤順朗氏及び伊藤興業からは当社が検討しうる提案がなされていないことになるとした。引き続き株主にとっての価値実現のために、アリマンタシォン・クシュタール社からの提案を含め、全ての戦略的選択肢を精査・検討していく方針とした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:22 | 材料でみる株価
2025年02月26日

日本アンテナが再び出直る、業績急改善、エレコムグループとの経営統合に向け期待強い

■統合を要因に今3月期の業績を未定とし遠からず動きがあるとの見方も

 日本アンテナ<6930>(東証スタンダード)は2月26日、再び出直りを強める相場となり、629円(22円高)まで上げた後も堅調な気配値を続け、ここ半年間の安値圏から持ち直している。エレコム<6750>(東証プライム)グループとの経営統合に向けて動いており、2月13日に発表した第3四半期決算で営業・経常損益の赤字が15分の1に急改善したことなどと合わせて注目が強いようだ。

 第3四半期決算では、今3月期の業績見通しを開示しなかったが、理由として「現在エレコムグループとの経営統合に向けて検討・協議を進めており、当社グループの業績予想を合理的に算定することが困難であると判断した」(決算短信より)。3月末までに遠からず動きがあるとの見方もあり、株式市場関係者の中には、「仕込んでおいて損のない銘柄」とみて注目する様子もある。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:04 | 材料でみる株価

JR東日本は7日続伸、送電ロス防ぐ超電導送電やライドシェア、小売り事業の強化など材料視

■「超電導送電システム」中央線で検証とされコスト低下への期待強まる

 JR東日本(東日本旅客鉄道)<9020>(東証プライム)は2月26日、2962.5円(67.5円高)まで上げた後も堅調に売買され、7日続伸基調となって約2か月半ぶりの2950円台に進んでいる。25日に「JR東、送電ロス防ぐ『超電導送電システム』中央線で検証」(日経電子版2月日午後)と伝えられ、26日は「JR東がライドシェア、運用コストを抑制、人口減地域の交通補う」(日本経済新聞2月26日付朝刊)とされ、注目の強まる相場になっている。

 このところは、2月初旬に第3四半期決算を発表した後、ひと呼吸入れて上昇相場に転じ、19日に株式会社ルミネ(東京都渋谷区)などの完全子会社化と自己株式の取得(自社株買い)を発表してから上げピッチを強めている。「ルミネ」については、株式会社ルミネ(東京都渋谷区)と「グランデュオ立川」などを運営するジェイアール東日本商業開発株式会社(東京都立川市)を完全子会社化し、「これまで以上にグループ一体となった運営体制を構築し、小売りのプロフェッショナルとして拡大をはかる」とした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:43 | 材料でみる株価

アディッシュがストップ高、韓国の代表的なAIマーケティング自動化企業と提携、期待高まる

■VCAT AI社、アディッシュは販路拡大支援などのカスタマーサービスを提供

 アディッシュ<7093>(東証グロース)は2月26日、午前11時頃から急伸してストップ高の576円(80円高、16%高)まで上げ、後場は買い気配のまま値のつかない相場となっている。同時刻頃、「韓国の代表的なAIマーケティング自動化企業であるVCAT AIとパートナーシップを締結」と発表、注目集中となった。

 発表によると、VCAT AI社は韓国の代表的なAIマーケティング自動化企業で、2019年の設立以来、世界中の企業にマーケティング自動化を活用したAI広告画像や映像制作、広告運営の自動化などのマーケティングソリューションを提供している。このほど、その日本オフィス(東京都港区)とパートナーシップ契約を締結した。本パートナーシップにより、アディッシュは、VCAT AIの販路拡大支援や「VCAT.AI」の代理販売、「VCAT.AI」導入企業へカスタマーサクセスサービスを提供する。一方、VCAT AIは、「VCAT.AI」の顧客へアディッシュのカスタマーサクセスサービスを販売する。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:54 | 材料でみる株価

トーラス・オン・プロダクトが急伸、加賀電子グループとAI電力削減ソリューションを展開、一時ストップ高

■大手電子機器メーカー事業所に導入決定、導入エリア拡大も

 トーラス・オン・プロダクト<6696>(東証グロース)は2月26日、急伸相場となり、朝寄り後にストップ高の531円(80円高、18%高)まで上げた後も500円をはさんで売買され、2024年10月以来の500円台に進んでいる。25日午後、AI電力削減ソリューション「AIrux8(エーアイラックスエイト)」について、「大手電子機器メーカー事業所へ導入決定のお知らせ」を発表、売上計上は2026年1月期第1四半期を予定とし、買い材料視されている。「導入エリアの拡大が進んだ場合、26年1月期以降、中長期的に業績向上に資するとした。

 発表によると、昨年来、戦略販売パートナーである加賀電子<8154>(東証プライム)グループの加賀FEI株式会社(神奈川県横浜市)と連携し、AIrux8による空調消費電力量削減効果およびその機能性について、大手電子機器メーカーからご関心をいただいたことから、提案を進めてきた。本提案では、加賀FEIと共に、大手電子機器メーカーが希望する事業所における空調消費電力量削減効果の期待値や現在の空調運用状況について、詳しいヒアリングを実施し、その上で、事業所内の施設図面や空調設備に関する情報を基に現地調査を行い、AIrux8の最適な導入シミュレーションなどを提示した。また、施設内で働く従業員が快適に業務を行えるよう、空調の自動制御による適温維持を図りつつ、空調消費電力量の抑制を実現する運用方針についても提案した。(’HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:33 | 材料でみる株価

ケンコーマヨネーズが再び出直り強める、発行株数の6.6%相当の自社株買いの効果に期待

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■実質的な株式価値が向上、株主還元の充実に寄与

 ケンコーマヨネーズ<2915>(東証プライム)は2月26日、再び出直りを強める相場となり、1935円(53円高)まで上げた後も堅調に売買され、4日ぶりに1900円台を回復している。2月17日に東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT−3」を通じて発行済株式総数の6.6%に相当する106万6800株の自社株買いを実施。実質的な株式価値の向上を通じた株主還元の充実などにつながるため、好感されている。

 2月14日に発表した第3四半期決算(24年4〜12月・累計/連結)は、前期に鳥インフルエンザの影響を受けてタマゴ加工品の販売制限などを行った事態が正常化し、価格改定の効果もあり、売上高は前年同期比5.1%増の705億37百万円となった。営業利益は同97.3%増の45億90百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益も同96.5%増の32億44百万円となった。3月通期の予想は純利益などが過去最高を更新する見通しを継続した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:51 | 材料でみる株価

サンマルクHDは出直り強める、発行株数の19%超の規模の自社株買いを好感

■取得上限株数400万株、取得総額104億円

 サンマルクHD(サンマルクホールディングス)<3395>(東証プライム)は2月26日、出直りを強めて始まり、取引開始後は2375円(72円高)まで上げて続伸基調となっている。25日の17時に発行済株式総数の19%超の400万株を上限とする自己株式の取得(自社株買い)を発表し、好感されている。

 自社株買いは400万株(自己株式を除く発行済株式総数の19.56%)、取得総額104億円を各上限として、2025年2月14日から同年8月31日までの間に東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT−3)による買付にて行うとした。2月13日に発表した第3四半期決算では、今3月期の連結売上高の予想を増額修正した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:24 | 材料でみる株価
2025年02月25日

ゼリア新薬が次第高、目標株価の引き上げが伝えられ買い安心感、ディフェンシブ株買いも追い風に

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■東海東京証券が200円引き上げて3370円にと伝えられる

 ゼリア新薬工業<4559>(東証プライム)は2月25日、次第高となり、14時過ぎには6%高の2115円(126円高)まで上げて急反発となっている。この日は、東海東京証券が同社株の目標株価を200円引き上げて3370円に見直したと伝えられており、買い安心感が広がった。全体相場が日経平均500円安などと不安定なため、ディフェンシブ株とされる医薬品、食品株などに資金退避が広がる可能性があり、この面でも注目度が強まっているようだ。

 第3四半期決算(2024年4〜12月・累計/連結)は2月初旬に発表済みで、売上高が前年同期比11.8%増加し、営業利益は同8.0%増加した。主力の潰瘍性大腸炎治療剤「アサコール」は、国内市場では24年4月に実施された薬価改定の影響などを受け苦戦したが、海外では北欧などで好調に推移したことや為替の影響などにより、全体では増収となった。24年9月に高カリウム血症治療薬「ビルタサ」の国内における製造販売承認を取得し、販売開始に向けた準備を進めている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:24 | 材料でみる株価

キオクシアHDが上場来高値に迫る、「第10世代」の新技術に期待と注目集まる

■半導体株が全体に安い中で逆行高

 キオクシアHD(キオクシアホールディングス)<285A>(東証プライム)は2月25日、朝方の5%安(106円安の2227円)から次第に切り返し、14時過ぎには9%高(203円高の2536円)まで上げている。20日付で「4.8Gb/秒のNANDインターフェース速度とさらなる低消費電力化、高密度化を実現する新しい3次元フラッシュメモリ技術を開発」と発表し、買い材料視されており、半導体株がトランプ関税と中国向け規制強化の動きから全体に安い中で逆行高となっている。上場来の高値2570円(2025年2月19日)に迫っている。

 発表によると、新開発の3次元フラッシュメモリ技術は、現在量産中の第8世代3次元フラッシュメモリに対し「第10世代」に相当するようで、「第8世代3次元フラッシュメモリと比較してNANDインターフェース速度は33%の向上となる4.8Gb/秒を実現」「データ入出力の電力効率を、入力時に10%、出力時に34%改善し、低消費電力と高性能が両立」「これらの技術を導入する第10世代3次元フラッシュメモリは、積層数を332層に増やし、フロアプランの最適化による平面方向の高密度化をすることで、ビット密度が59%向上」などとしている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:37 | 材料でみる株価

クレスコがしっかり、自己株式の消却を完了、発行株数の4.55%、買い優勢

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■200万株を消却、実質的な株式価値が向上

 クレスコ<4674>(東証プライム)は2月25日の13時に自己株式の消却完了を発表し、朝方に16円安(1107円)と軟調だった株価は後場寄り後に1137円(14円高)まで上げる場面を見せて買い優勢となっている。

 自己株式の消却は2月6日に発表し、消却予定日は2月25日、消却する株式の数は200万株(消却前の発行済株式総数に対する割合4.55%)としていた。この分だけ実質的な株式価値の向上につながる。このため、全体相場の下げに押された形で下げた場面では絶好の仕込み場となったようだ。

第3四半期決算(2024年4〜12月・累計/連結)は売上高が前年同期比11.8%増の431億2百万円となり、営業利益は同25.9%増の41億54百万円だった。ITサービス事業の部門売上高が同12.1%増加し、デジタルソリューション事業も同8.3%増加するなど好調に推移。親会社株主に帰属する連結四半期純利益は同22.0%増の29億26百万円だった。今期・25年3月期の連結業績予想は、売上高、各利益とも連続で最高を更新する見透しを継続した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:57 | 材料でみる株価

メドレーは昨年来の安値圏から反発、香港の資産運用管理会社が買い増す、ナンピン買いだが思惑含みに

■昨年12月に5%保有が明らかになり今回10.8%に

 メドレー<4480>(東証プライム)は2月25日、小安く始まった後切り返して5%高の3045円(149円高)まで上げ、後場も堅調で昨年来の安値圏から反発相場となっている。午前11時30分に「主要株主の異動」を発表し、オーエルピー・キャピタル・マネジメント・リミテッド(OLP Capital Management Limited、香港)の保有割合が従来の9.82%から10.83%(2025年2月14日現在)に増加したとし、注目されている。

 発表によると、オーエルピー・キャピタルの事業内容は「資産運用管理業務」。2024年12月にメドレー株式を5.06%保有と「5%ルール報告書」を提出したと報じられたことがある。この頃の株価は3700円前後だったため、今回は一段値下がりしたところで買い足すナンピン買いになるが、株価が下がっても買い増す姿勢が続くとすれば、コツコツ買い占める可能性が出てくるとの見方もあり、思惑含みになっている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:17 | 材料でみる株価

アンジェスは一段と出直る、米著名医師が3月の会社説明会に来日予定とし期待続く

■米国で評価が高まる期待、営業損益は連続改善の見通し

 アンジェス<4563>(東証グロース)は2月25日、一時16%高の80円(11円高)まで上げて2024年9月以来の水準に進み、後場は12%高の78円(9円高)で始まった。3日続伸基調の出直り相場となっている。中旬に発表した12月決算で今期も売上高の大幅続伸と営業損益の連続改善見通しを示したほか、3月下旬に「HGF遺伝子治療用製品の米国臨床開発の立役者、デイビッド・アームストロング教授が当社の会社説明会に来日予定」と発表済みで、これを機に同社の取り組みへの評価が米国で高まる期待が出ている。

 3月28日に開催する予定の株主総会の後に開催する会社説明会に向けて、HGF遺伝子治療用製品の米国臨床開発の主導医師である南カリフォルニア大学ケック医科大学デイビッド・アームストロング教授が来日すると2月19日付で発表した。HGF遺伝子治療用製品(一般名:ベペルミノゲンペルプラスミド)の開発では、「米国での後期第U相臨床試験の結果が良好であったことを踏まえ、今後は米国での開発を優先」(決算短信より)していくとしている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:42 | 材料でみる株価

And Doホールディングスは堅調に推移、「ハウス・リースバック」抑制の可能性を示唆、金融環境に即した機動的な対応を評価

■午前開催のオンライン決算説明会で表明、、金利上昇が続く場合

 And Doホールディングス<3457>(東証プライム)は2月25日、朝方の7円安(1164円)を下値に切り返し、午前11時には4円高(1175円)前後で堅調相場となっている。午前に開催したオンライン決算説明会で、金利水準の上昇が続く場合「ハウス・リースバック」を抑制することもあり得ることを明らかにし、金融・経済環境に即した機動的な対応が評価されている。

 「ハウス・リースバック」は、自宅などの不動産を活用して資金を融通する方法のひとつで、不動産を売却した後もそのまま居住し、死去後に不動産の売却が行われるシステム。同社ではこれまで、成長強化4事業(フランチャイズ事業、ハウス・リースバック事業、金融事業、不動産売買事業)のひとつとして位置づけ、経営資源を集中してきた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:23 | 材料でみる株価

大手商社株が軒並み高い、米バフェット氏が再び注目とされ日経平均500円安の中で逆行高

■「日本の商社株買い増し意欲」と伝わる、6年前も買い表明し長期で大相場に

 2月25日の東京株式市場では、日経平均500円安の中で大手商社株が軒並み続伸基調となっている。伊藤忠商事<8001>(東証プライム)は2日続伸基調で始まり、取引開始後は7%高の6557円(416円高)まで上げて2月14日以来の6500円台を回復。三菱商事<8058>(東証プライム)も2日続伸基調で始まり2月10日以来の2500円台を回復。「バフェット氏、日本の商社株買い増し意欲、株主への手紙」(日経電子版2月23日早朝)と伝えられ、2019年に続いて再び大手商社株を買い増す期待が強まっている。

 「米著名投資家ウォーレン・バフェット氏は22日、毎年恒例の『株主への手紙』を公表し、日本の5大商社への投資拡大に意欲を示した。各社の株式保有上限は10%未満としていたが『上限を適度に緩和することで5社は合意した』と明らかにした」(同)と伝えられた。「株主への手紙」は、バフェット氏が率いる投資会社バークシャー・ハザウェイの株主に対する事業報告書のようなものとされる。同氏は、2019年のこの時期にも、「株主への手紙」で日本の大手商社株への投資方針を示し、大手商社株は年末にかけて次第高となった。さらに数年がかりで伊藤忠商事は4倍に、三菱商事は3倍に値上がりするなど各銘柄とも大相場に発展した。

 もっとも、株式市場では、「あの人が買っているから買う」「みんながいい株だというから買う」といった投資姿勢はゆくゆく高値をつかんでしまいかねないとされ、自分なりの選別眼を養うべきとの意見が少なくない。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:44 | 材料でみる株価

ブルーイノベーションが一段高で始まる、道路陥没事故や水道管の破裂事故を受け材料株妙味

■NY株式の大幅安などあり中小型の材料株に資金が向く

 ブルーイノベーション<5597>(東証グロース)は2月25日、一段高で始まり、取引開始後は1198円(145円高)をつけ、2024年8月以来の1100円台に進んでいる。航空ドローン、水中ドローンなどにょる点検・測量・巡回などを行い、2月12日、「埼玉県八潮市道路陥没事故現場において屋内点検用ドローン『ELIOS3』による下水管内調査を実施」と発表し、一段と注目を集めた。国土交通省が全国の下水道管の点検を行う方針を示したことや、24日午後に埼玉県所沢市で道路脇の上水道管が破裂し噴水したとの報道も買い材料視されている。

 同社は2月12日、「埼玉県八潮市道路陥没事故現場において屋内点検用ドローン『ELIOS3』による下水管内調査を実施」と発表し、注目を集めた。発表によると、「GPSが届かない環境でも安定して飛行可能な『ELIOS3』を活用し、事故現場の下流約600m付近のマンホールから下水管内の状況を調査」した。25日の株式市場はNY株式の大幅安を受けて日経平均が417円安で始まったこともあり、日経平均構成銘柄を避けて中小型の材料株に資金がシフトする様子がある。こうした資金も流入しているようだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:19 | 材料でみる株価
2025年02月21日

エスクローAJは新中期計画など好感され一段高、一気に10か月ぶりの高値に進む

■「中期経営計画2027」収益力強化を目的に変革する3年間

 エスクローAJ(エスクロー・エージェント・ジャパン)<6093>(東証スタンダード)は2月21日、一段高となり、11%高の166円(17円高)まで上げて一気に2024年4月以来の160円台に進み、後場も160円をはさんで売買活況となっている。20日に「中期経営計画2027」と子会社の株式会社NewDeal(ニューディール)設立を発表し、期待が強まっている。

 同社は、司法書士・土地家屋調査士・不動産行政書士、鑑定士・一級建築士の士業専門家の合同事務所として創業後、士業専門家の高度化支援に始まり、金融機関・不動産事業者・建築事業者へとビジネスサービスの領域を拡大している。「中期経営計画2027」(26年2月期から28年2月期までの3ヶ年)では、「収益力強化を目的に業務改革による生産性向上に重点をおき、サービスを強化・変革する3年間」と位置づけた。業績目標として、連結売上高は25.2月期比で130%、連結営業利益は同247%を設定。株主資本コストを上回るROE15%超(24年2月期は8.8%)の達成も掲げた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:15 | 材料でみる株価

日産自が14時過ぎから急伸、米テスラが日産自に投資する計画と伝わり注目再燃

■菅元首相を含む日本のハイレベルグループも関与と伝えられ憶測広がる

 日産自動車<7201>(東証プライム)は2月21日、14時過ぎから急動意となり、12%高の471.0円(51.9円高)まで上げて大きく出直っている。「菅義偉元首相を含む日本のハイレベルグループが、米電気自動車(EV)メーカー、テスラが日産自動車に投資する計画を策定したと英紙フィナンシャル・タイムズが報じた」(ブルームバーグニュース2月21日14:30)と伝えられ、再び注目が強まった。

 ニュースは上段の引用がほぼ全文で短いものだが、「菅義偉元首相」「日本のハイレベルグループ」と伝えられたため、株式市場関係者からは「国家レベルで国策として日産自を救済する動きがあるのではないか」といった憶測が出ている。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:50 | 材料でみる株価

新都HDが急伸、米NVIDIAの最先端AIサーバーを導入、急激に出直る

■1000台を優先導入しAIデータセンター構築と発表

 新都HD(新都ホールディングス)<2776>(東証スタンダード)は2月21日、買い気配で始まり、一時24%高の182円(35円高)まで急伸して急激に出直っている。午前10時に「最先端AIサーバーNVIDIA HGX B200の取り扱い開始について」を発表。発表後は一進一退だが、一時約2か月ぶりの180円台に進んで売買活況となっている。

 発表によると、HGX B200 GPUは、米国NVIDIA社の最新製品。同社は2月20日、静岡県で開催した「新都富士AI交流会」で、HASHCAT JAPAN(以下「HASHCAT」)とNVIDIA製HGX B200 GPUの調達に関する覚書(MOU)を締結した。これに基づき、HASHCATはNVIDIA製HGX B200 GPUを搭載したAIサーバー1000台を新都HDに優先供給し、新都HDのAIデータセンターの構築と運用を支援する。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:43 | 材料でみる株価

エンビプロ・HDは急激に出直る、業績予想を下方修正したが自社株買いの規模に注目集まる

■鉄スクラップ軟調、自社株買いは発行株数の6.6%200万株

 エンビプロ・HD(エンビプロ・ホールディングス)<5698>(東証プライム)は2月21日、急激に出直る相場となり、取引開始後に13%高の435円(51円高)まで上げて6取引日ぶりに400円台を回復している。20日の夕方に第2四半期決算と通期業績予想の下方修正、自己株式の取得(自社株買い)などを発表し、自社株買いの規模(上限株数)が発行済み株式総数の6.6%に相当する200万株と大きいことなどが注目されている。

 自社株買いの期間は2025年3月7日から同年8月7日までとした。取得総額は10億円(上限)。この第2四半期(24年7〜12月・中間期、連結)は海外の鉄鋼需要の減退による鉄スクラップ輸出の鈍化や、国内の鉄スクラップ価格の下押しなどにより減収減益となり、営業利益は前年同期比47.7%減だった。今3月期の連結営業利益の予想は24年8月に開示した前回予想を33.3%下回る見込みに見直した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:19 | 材料でみる株価