■3Dインベストメントが5.0%保有、サッポロHDや東北新社の事例を想起
日鉄SOL(日鉄ソリューションズ)<2327>(東証プライム)は8月27日、飛び出すように一段と上げて始まり、取引開始後は10%高の3975円(370円高)まで上げて約2週間ぶりに実質的な上場来の高値を更新している。「5%ルール」に基づく26日付の報告で、同社株式を投資ファンドの3Dインベストメント・パートナーズ・プライベート・リミティッドが5.00%保有していることが伝えられ、注目が強まっている。報告義務発生日は8月19日だという。
3Dインベストメント・パートナーズは、最近では東北新社<2329>(東証スタンダード)が7月24日付で開示した「3D Investment Partners Pte. Ltd.様による当社普通株式の非公開化に関する提案の受領及び特別委員会の設置に関するお知らせ」によって注目された。また、2023年にはサッポロHD<2501>(東証プライム)の上位株主として登場して注目を集め、24年7月には「サッポロ経営陣が不動産事業を実質的に切り離す決断を行ったことについて、心から歓迎しております」との文言を含むリリースを発表している。(HC)
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(08/27)日鉄SOLは突飛高、投資ファンドによる株式保有が判明し注目強まる
(08/27)大塚HDが上場来高値に向けて出直る、抗精神病薬のアルツハイマー型認知症への適用を好感、「近く正式に承認」
(08/26)アイリックコーポが後場一時ストップ高、延期していた6月決算発表を8月26日とし安堵感と期待高揚
(08/26)エイチ・アイ・エスが一段と出直る、円高を受け海外旅行客の増加に期待強まる
(08/26)くふうカンパニーが急伸、連結子会社キッズスターの株式上場が承認され期待強まる
(08/26)ピアラが急伸、業務提携により2000名のVTuberとタイアップ可能な環境を構築
(08/26)日本航空が戻り高値に進む、週明けの円相場など好感、国内貨物やLCCに収益力
(08/26)ギフティが一段高、イオン銀行の口座開設キャンペーンを支援、5か月ぶりに1300円台を回復
(08/23)ispaceは後場一段と強含む、「ミッション2記念」株主優待を好感
(08/23)フライトソリューションズが一時18%高、電子決済システムの拡大など注目され8月初旬の下げを完全に回復
(08/23)川本産業がストップ高など「エムポックス」感染拡大報道で衛生関連株が活況高
(08/23)大成建設が昨年来の高値に迫る、黒字化決算に続き世界初の環境配慮コンクリと3Dプリンティングによる高機能柱部材も好感
(08/23)シャープが一段と出直る、境工場を巡りソフトバンクG出資の観測や任天堂から受注の観測、7%高
(08/22)ベステラの株価が一段と回復、業績好調な上、原発の「デブリ取り出し」を受け工事進展への期待も強まる
(08/22)システナが高値を更新、自社株買いを満額取得し完了、新たな自社株買いと取得株式の消却も発表し好感される
(08/22)SBIレオスひふみがストップ高、9月末に株式8分割、未定だった配当も大幅増配
(08/22)さくらインターネットが値上がり率1位、レンタルサーバ拡大の新方式など好感、16%高
(08/22)JTは再び出直って始まる、米4位のたばこ会社VGR社の買収で合意、買い材料視
(08/21)スポーツフィールドは後場一段と出直る、自社株買いに好反応、回復相場の途上で売り物が出尽くしたとの見方
(08/21)メガチップスが戻り高に迫る、発行株数の5.6%規模の自社株買いなど好感
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2024年08月27日
日鉄SOLは突飛高、投資ファンドによる株式保有が判明し注目強まる
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:59
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大塚HDが上場来高値に向けて出直る、抗精神病薬のアルツハイマー型認知症への適用を好感、「近く正式に承認」
■自社株買いを実施中、取得した全株数を12月に消却する予定
大塚HD(大塚ホールディングス)<4578>(東証プライム)は8月27日、再び上値を指向して始まり、取引開始後は8497円(61円高)まで上げ、8月23日につけた上場来の高値8598円に向けて出直っている。同社の抗精神病薬「レキサルティ」について、厚生労働省の専門部会が「アルツハイマー型認知症に伴う攻撃的な言動などの改善を追加することを了承した。近く正式に承認される」との共同通信の配信を各メディアが26日夜に伝え、注目が再燃した。
同社は、24年8月2日から同年12月20日までの予定で上限1000万株の自社株買いを行っており、これにより取得した自己株式の全株式数を同年12月24日(予定)に消却すると発表済み。この株式需給好転要因とともに買い材料視されている。(HC)
大塚HD(大塚ホールディングス)<4578>(東証プライム)は8月27日、再び上値を指向して始まり、取引開始後は8497円(61円高)まで上げ、8月23日につけた上場来の高値8598円に向けて出直っている。同社の抗精神病薬「レキサルティ」について、厚生労働省の専門部会が「アルツハイマー型認知症に伴う攻撃的な言動などの改善を追加することを了承した。近く正式に承認される」との共同通信の配信を各メディアが26日夜に伝え、注目が再燃した。
同社は、24年8月2日から同年12月20日までの予定で上限1000万株の自社株買いを行っており、これにより取得した自己株式の全株式数を同年12月24日(予定)に消却すると発表済み。この株式需給好転要因とともに買い材料視されている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:27
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2024年08月26日
アイリックコーポが後場一時ストップ高、延期していた6月決算発表を8月26日とし安堵感と期待高揚
■ソフトウェア償却の処理等で検討と時間を要するとして延期していた
アイリックコーポレーション<7325>(東証グロース)は8月23日の後場一段と上げ、14時30分にかけて一時ストップ高の850円(150円高、21%高)まで上げて約5か月ぶりに800円台を回復する相場となっている。発表を延期していた2024年6月期の決算短信について、正午に「発表予定日は24年8月26日」と開示し、安堵感と期待が高揚する形になった。
24年6月期の決算発表日については、8月14日に開示延期を発表し、「子会社においてソフトウェア償却の処理等において検討を要する事象が発生し、連結決算手続きに時間を要しているため」としていた。(HC)
アイリックコーポレーション<7325>(東証グロース)は8月23日の後場一段と上げ、14時30分にかけて一時ストップ高の850円(150円高、21%高)まで上げて約5か月ぶりに800円台を回復する相場となっている。発表を延期していた2024年6月期の決算短信について、正午に「発表予定日は24年8月26日」と開示し、安堵感と期待が高揚する形になった。
24年6月期の決算発表日については、8月14日に開示延期を発表し、「子会社においてソフトウェア償却の処理等において検討を要する事象が発生し、連結決算手続きに時間を要しているため」としていた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:56
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エイチ・アイ・エスが一段と出直る、円高を受け海外旅行客の増加に期待強まる

■円高は訪日旅行に逆風だが取扱高は「海外旅行>訪日旅行」
エイチ・アイ・エス<9603>(東証プライム)は8月23日、一段と出直りを強め、7%高の1865円(114円高)まで上げ手約2か月ぶりに1860円台を回復し、後場、14時を過ぎても1850円前後で強い相場となっている。米金融政策当局FRBトップの9月利下げ発言を受けて円相場が前週末比で2円超の円高となり、海外旅行客の増加に期待が強まったもようだ。円高は訪日外国人には逆風だが、エイチ・アイ・エスの取扱い状況は海外旅行が197億円、訪日旅行が9.7億円(日本国内における旅行区分別取扱高、2024年6月度、7月31日開示)。圧倒的に海外旅行が多い。
また、同時点での海外旅行の取り扱い高は、新型コロナ前の2019年同月の68.6%にとどまっている。このため、株式市場関係者からは、為替が追い風になれば一気に回復する余地があるとして期待する様子もある。23日は、エアトリ<6191>(東証プライム)、KNT−CTホールディングス<9726>(東証スタンダード)、HANATOUR JAPAN<6561>(東証グロース)など旅行社株の値上がりが目立っている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:37
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くふうカンパニーが急伸、連結子会社キッズスターの株式上場が承認され期待強まる
■キッズスターは知育アプリなど提供、上場予定日は9月26日
くふうカンパニー<4376>(東証グロース)は8月26日、一段と出直る相場となり、取引開始後に24%高の295円(57円高)まで上げて約1か月ぶりに290円台を回復し、その後も280円台で売買されている。23日の夕方、連結子会社の株式会社キッズスター(東京都渋谷区)の東証グロース市場への新規上場が同日付で承認されたと発表し、買い材料視されている。
キッズスターはファミリー向けデジタルコンテンツ事業を行い、子ども向け社会体験アプリ(知育アプリ)「ごっこランド」など、子どもに寄り添ったサービスを展開している。東証グロース市場への上場予定日は9月26日、銘柄コード番号は「248A」。公開価格決定は9月17日の予定。(HC)
くふうカンパニー<4376>(東証グロース)は8月26日、一段と出直る相場となり、取引開始後に24%高の295円(57円高)まで上げて約1か月ぶりに290円台を回復し、その後も280円台で売買されている。23日の夕方、連結子会社の株式会社キッズスター(東京都渋谷区)の東証グロース市場への新規上場が同日付で承認されたと発表し、買い材料視されている。
キッズスターはファミリー向けデジタルコンテンツ事業を行い、子ども向け社会体験アプリ(知育アプリ)「ごっこランド」など、子どもに寄り添ったサービスを展開している。東証グロース市場への上場予定日は9月26日、銘柄コード番号は「248A」。公開価格決定は9月17日の予定。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:29
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ピアラが急伸、業務提携により2000名のVTuberとタイアップ可能な環境を構築
■VTuber及びライブコマース市場の拡大に向けて取り組みの強化を図る
ピアラ<7044>(東証スタンダード)は8月26日、取引開始後にストップ高の420円(80円高、24%高)まで上げて2日ぶりに年初来の高値を更新し、約9か月ぶりの400円台に進んでいる。23日付で、VTuberをはじめとするインフルエンサーに特化したエンターテインメント企業の株式会社ClaN Entertainment(東京都港区)との業務提携を発表し、買い材料視されている。
ピアラが提供するライブコマースサービス「LiveBuzz」のパートナーとして業務連携し、同社を含む約2000名のVTuberとタイアップ可能な環境構築による、VTuber及びライブコマース市場の拡大に向けて取り組みの強化を図っていくとした。(HC)
ピアラ<7044>(東証スタンダード)は8月26日、取引開始後にストップ高の420円(80円高、24%高)まで上げて2日ぶりに年初来の高値を更新し、約9か月ぶりの400円台に進んでいる。23日付で、VTuberをはじめとするインフルエンサーに特化したエンターテインメント企業の株式会社ClaN Entertainment(東京都港区)との業務提携を発表し、買い材料視されている。
ピアラが提供するライブコマースサービス「LiveBuzz」のパートナーとして業務連携し、同社を含む約2000名のVTuberとタイアップ可能な環境構築による、VTuber及びライブコマース市場の拡大に向けて取り組みの強化を図っていくとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:03
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日本航空が戻り高値に進む、週明けの円相場など好感、国内貨物やLCCに収益力
■「円高は間違いなく歓迎」の事業構造とされ注目強まる
日本航空<9201>(東証プライム)は8月26日、続伸基調で始まり、午前10時30分にかけては2473.5円(53.5円高)で売買され、このところの回復相場で高値に進んでいる。23日付の日本経済新聞が同社の斎藤祐二CFO副社長の談話として「燃油や航空機材、エンジン整備は外貨建てだ。国内線でも費用の4割を外貨建てで占める。円高は間違いなく歓迎」と伝えており、26日の円相場が対ドルで前週末比2円近き円高になったことなどが好感されている。
第1四半期は、国内貨物事業が「4月からのヤマトホールディングス<9064>(東証プライム)との協業によりA321型貨物機運航を開始し、前年対比の大幅増収に寄与」(決算説明資料)したほか、格安航空(LCC)事業でも「SPRING JAPANが8月以降、需要の大きい北京・上海にてJALとのコードシェアを開始、通期で黒字化を見込む」(同)など、着実に収益力の強化が進んでいる。(HC)
■株式投資情報(総合版):記事アクセスランキング
日本航空<9201>(東証プライム)は8月26日、続伸基調で始まり、午前10時30分にかけては2473.5円(53.5円高)で売買され、このところの回復相場で高値に進んでいる。23日付の日本経済新聞が同社の斎藤祐二CFO副社長の談話として「燃油や航空機材、エンジン整備は外貨建てだ。国内線でも費用の4割を外貨建てで占める。円高は間違いなく歓迎」と伝えており、26日の円相場が対ドルで前週末比2円近き円高になったことなどが好感されている。
第1四半期は、国内貨物事業が「4月からのヤマトホールディングス<9064>(東証プライム)との協業によりA321型貨物機運航を開始し、前年対比の大幅増収に寄与」(決算説明資料)したほか、格安航空(LCC)事業でも「SPRING JAPANが8月以降、需要の大きい北京・上海にてJALとのコードシェアを開始、通期で黒字化を見込む」(同)など、着実に収益力の強化が進んでいる。(HC)
■株式投資情報(総合版):記事アクセスランキング
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:46
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ギフティが一段高、イオン銀行の口座開設キャンペーンを支援、5か月ぶりに1300円台を回復
■来店時に対面でデジタルギフトを効果的かつ効率的に付与する施策として採用
ギフティ<4449>(東証プライム)は8月26日、一段高となり、取引開始後に7%高の1305円(87円高)まで上げた後も1300円前後で売買され、約5か月ぶりに1300円台を回復している。23日付で、デジタルギフト関連サービス「giftee for Business」がイオン銀行の口座開設キャンペーンに採用されたと発表し、注目を集めている。
発表によると、イオン銀行では、来店を促進し総合口座を作った方に即時ギフトを贈呈する施策を検討していた。そこで、在庫を抱えることなく、来店時に対面でデジタルギフトを効果的かつ効率的に付与する施策として、ギフティのサービスを採用した。「giftee for Business」は、2016年のサービス開始以来、アンケートの謝礼や来店促進、SNSを活用したキャンペーン等、業界を問わず様々な法人のキャンペーンやプロモーション・マーケティング施策のニーズに対応している。(HC)
ギフティ<4449>(東証プライム)は8月26日、一段高となり、取引開始後に7%高の1305円(87円高)まで上げた後も1300円前後で売買され、約5か月ぶりに1300円台を回復している。23日付で、デジタルギフト関連サービス「giftee for Business」がイオン銀行の口座開設キャンペーンに採用されたと発表し、注目を集めている。
発表によると、イオン銀行では、来店を促進し総合口座を作った方に即時ギフトを贈呈する施策を検討していた。そこで、在庫を抱えることなく、来店時に対面でデジタルギフトを効果的かつ効率的に付与する施策として、ギフティのサービスを採用した。「giftee for Business」は、2016年のサービス開始以来、アンケートの謝礼や来店促進、SNSを活用したキャンペーン等、業界を問わず様々な法人のキャンペーンやプロモーション・マーケティング施策のニーズに対応している。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:08
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2024年08月23日
ispaceは後場一段と強含む、「ミッション2記念」株主優待を好感
■「ミッション2記念」は今回限りだが次回以降も決まり次第お知らせ
ispace<9348>(東証グロース)が8月23日の後場、一段と強含んで始まり、後場寄り後は5%高の623円(31円高)まで上げて本日の現在高となっている。同日午前9時に株主優待の実施を発表し、好感買いが優勢。8月初旬には全体相場の急落に巻き込まれる形で5日に430円まで下押したが、14日には600円台を回復して今回の下げを完全に奪回、一段の出直りをうかがう相場となっている。
23日午前9時、「ミッション2記念」株主優待の実施を発表し、2024年9月末時点で1単元(100株)以上を保有する株主を対象に「RESILIENCE(レジリエンス)ランダーのLEDアクリルスタンド」(500株以上1000株未満の場合)などを贈呈するとした。2024年冬に打上げを予定している「ミッション2」に先立ち、日頃のご声援・ご支援に感謝するとともに、より一層、当社と一体となってミッション2の挑戦を共感いただく機会をご提供することを目的に実施する。「ミッション2」の実施に関する株主優待は今回のみとするが、次回以降の株主優待については内容や時期が未定なため、詳細が決まり次第お知らせするとした。(HC)
ispace<9348>(東証グロース)が8月23日の後場、一段と強含んで始まり、後場寄り後は5%高の623円(31円高)まで上げて本日の現在高となっている。同日午前9時に株主優待の実施を発表し、好感買いが優勢。8月初旬には全体相場の急落に巻き込まれる形で5日に430円まで下押したが、14日には600円台を回復して今回の下げを完全に奪回、一段の出直りをうかがう相場となっている。
23日午前9時、「ミッション2記念」株主優待の実施を発表し、2024年9月末時点で1単元(100株)以上を保有する株主を対象に「RESILIENCE(レジリエンス)ランダーのLEDアクリルスタンド」(500株以上1000株未満の場合)などを贈呈するとした。2024年冬に打上げを予定している「ミッション2」に先立ち、日頃のご声援・ご支援に感謝するとともに、より一層、当社と一体となってミッション2の挑戦を共感いただく機会をご提供することを目的に実施する。「ミッション2」の実施に関する株主優待は今回のみとするが、次回以降の株主優待については内容や時期が未定なため、詳細が決まり次第お知らせするとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:12
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フライトソリューションズが一時18%高、電子決済システムの拡大など注目され8月初旬の下げを完全に回復
■「テレビ大阪 YATAI フェス!2024」に採用、公的認定も広がる
フライトソリューションズ<3753>(東証スタンダード)は8月23日の前場、18%高の270円(41円高)まで上げる場面をみせて出来高も急増し、日経平均が過去最大の下げ幅を記録した8月5日にかけての下げを完全に回復した。スマートデバイスを活用したカード決済ソリューションや自社決済端末の開発・販売などを行い、「テレビ大阪 YATAI フェス!2024」(9月13〜16日)利用可能な「Visa」のタッチ決済に、同社開発の決済ソリューション「Tapion(タピオン)」が採用されたことなどを受けて期待が強まる相場になった。
同社は、2010年9月に日本で初めてiPhoneでのクレジットカード決済ソリューションを市場投入した電子決済ビジネスのリーディングカンパニー。2021年には国内初となるAndroid端末でタッチ決済を実現する「Tapion(タピオン)」の提供を開始した。本人確認、電子契約からクレジットカード決済まで対応可能な「myVerifist」は総務省・デジタル庁の公的個人認証プラットフォーム事業者認定を取得している。(HC)
フライトソリューションズ<3753>(東証スタンダード)は8月23日の前場、18%高の270円(41円高)まで上げる場面をみせて出来高も急増し、日経平均が過去最大の下げ幅を記録した8月5日にかけての下げを完全に回復した。スマートデバイスを活用したカード決済ソリューションや自社決済端末の開発・販売などを行い、「テレビ大阪 YATAI フェス!2024」(9月13〜16日)利用可能な「Visa」のタッチ決済に、同社開発の決済ソリューション「Tapion(タピオン)」が採用されたことなどを受けて期待が強まる相場になった。
同社は、2010年9月に日本で初めてiPhoneでのクレジットカード決済ソリューションを市場投入した電子決済ビジネスのリーディングカンパニー。2021年には国内初となるAndroid端末でタッチ決済を実現する「Tapion(タピオン)」の提供を開始した。本人確認、電子契約からクレジットカード決済まで対応可能な「myVerifist」は総務省・デジタル庁の公的個人認証プラットフォーム事業者認定を取得している。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:46
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川本産業がストップ高など「エムポックス」感染拡大報道で衛生関連株が活況高
■中京医薬品、PSS、アゼアスも動意強める
川本産業<3604>(東証スタンダード)は8月23日、次第に上げ幅を広げて午前10時過ぎにストップ高の945円(150円高、19%高)をつけ、一気に年初来の高値を更新している。衛生材料の製造販売を行い、新型コロナ流行の時には中京医薬品<4558>(東証スタンダード)とともに大相場を演じた実績がある。直近は、「重症化しやすいエムポックス(サル痘)アジアで初確認か」(NHKニュースWEB8月22日夜)と伝えられ、買い材料視されている。アゼアス<3161>(東証スタンダード)、PSS(プレシジョン・システム・サイエンス)<7707>(東証グロース)なども買い先行となっている。(HC)
川本産業<3604>(東証スタンダード)は8月23日、次第に上げ幅を広げて午前10時過ぎにストップ高の945円(150円高、19%高)をつけ、一気に年初来の高値を更新している。衛生材料の製造販売を行い、新型コロナ流行の時には中京医薬品<4558>(東証スタンダード)とともに大相場を演じた実績がある。直近は、「重症化しやすいエムポックス(サル痘)アジアで初確認か」(NHKニュースWEB8月22日夜)と伝えられ、買い材料視されている。アゼアス<3161>(東証スタンダード)、PSS(プレシジョン・システム・サイエンス)<7707>(東証グロース)なども買い先行となっている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:02
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大成建設が昨年来の高値に迫る、黒字化決算に続き世界初の環境配慮コンクリと3Dプリンティングによる高機能柱部材も好感
■4〜6月の連結売上高は39%増加し各利益とも大幅黒字化、野村證券が投資判断を上げる
大成建設<1801>(東証プライム)は8月23日、一段高となり、午前9時40分を過ぎて6590円(223円高)まで上げ、今年7月につけた昨年来の高値6600円に迫っている。野村證券から投資判断の引き上げが出ているほか、22日付で「世界初、環境配慮コンクリートと3Dプリンティング技術を融合し高機能な柱部材を開発」と発表し、期待されている。8月9日に発表した第1四半期決算(2024年4〜6月・連結)は各利益とも大幅な黒字に転換。買い安心感があるところに期待材料が飛び出す形になった。
環境配慮コンクリートと3Dプリンティング技術による新たな柱部材は、現在建設中の「大成建設グループ次世代技術研究所」(埼玉県幸手市)の研究管理棟(ゼロカーボンビル)のエントランス柱に初適用した。複数層を重ねた波形の凹凸模様をずらし、波形の起伏が交互になるように配置することで隙間を作り、隙間を透過する漏れ光や染み出し空調によって、従来の建材にはないまったく新しい意匠性と機能性を兼ね備えているという。
4〜6月の連結売上高は前年同期比39.0%増加し、営業利益は187.9億円となり、前年同期の80.4億円の損失から大幅に改善した。(HC)
大成建設<1801>(東証プライム)は8月23日、一段高となり、午前9時40分を過ぎて6590円(223円高)まで上げ、今年7月につけた昨年来の高値6600円に迫っている。野村證券から投資判断の引き上げが出ているほか、22日付で「世界初、環境配慮コンクリートと3Dプリンティング技術を融合し高機能な柱部材を開発」と発表し、期待されている。8月9日に発表した第1四半期決算(2024年4〜6月・連結)は各利益とも大幅な黒字に転換。買い安心感があるところに期待材料が飛び出す形になった。
環境配慮コンクリートと3Dプリンティング技術による新たな柱部材は、現在建設中の「大成建設グループ次世代技術研究所」(埼玉県幸手市)の研究管理棟(ゼロカーボンビル)のエントランス柱に初適用した。複数層を重ねた波形の凹凸模様をずらし、波形の起伏が交互になるように配置することで隙間を作り、隙間を透過する漏れ光や染み出し空調によって、従来の建材にはないまったく新しい意匠性と機能性を兼ね備えているという。
4〜6月の連結売上高は前年同期比39.0%増加し、営業利益は187.9億円となり、前年同期の80.4億円の損失から大幅に改善した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:06
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シャープが一段と出直る、境工場を巡りソフトバンクG出資の観測や任天堂から受注の観測、7%高
■約2か月ぶりに1000円台を回復
シャープ<6753>(東証プライム)は8月23日、一段と出直って始まり、取引開始後は7%高の1016.5円(64.2円高)まで上げ、約2か月ぶりに1000円台を回復している。
テレビ向け液晶パネルなどを生産していた堺工場(堺市)でテレビ向け液晶パネルの生産が終了と21日に伝えられたのに続き、「1千億円の出資案、ソフトバンク、堺工場巡り」(共同通信ニュース8月22日夜)と伝えられたほか、「任天堂から、ゲーム機『ニンテンドースイッチ』の後継機向けのパネル受注を目指すとみられる」(日経電子版速報ニュース22日朝)との観測も伝えられ、期待の膨れる始まりとなった。(HC)
シャープ<6753>(東証プライム)は8月23日、一段と出直って始まり、取引開始後は7%高の1016.5円(64.2円高)まで上げ、約2か月ぶりに1000円台を回復している。
テレビ向け液晶パネルなどを生産していた堺工場(堺市)でテレビ向け液晶パネルの生産が終了と21日に伝えられたのに続き、「1千億円の出資案、ソフトバンク、堺工場巡り」(共同通信ニュース8月22日夜)と伝えられたほか、「任天堂から、ゲーム機『ニンテンドースイッチ』の後継機向けのパネル受注を目指すとみられる」(日経電子版速報ニュース22日朝)との観測も伝えられ、期待の膨れる始まりとなった。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:22
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2024年08月22日
ベステラの株価が一段と回復、業績好調な上、原発の「デブリ取り出し」を受け工事進展への期待も強まる
■今期は期首から潤沢な受注残高がある状況、新規客先の獲得も進む
ベステラ<1433>(東証プライム)は8月22日、3日続伸基調となり、後場は一段と強含んで14時前には893円(13円高)まで上げ、本日の現在高。日経平均が過去最大の下げ幅を記録した8月5日にかけての下げから回復を続けている。電力、石油精製、石油化学、製鉄、ガスなどのプラント解体の大手で、6月に業績予想の上方修正を発表するなど、業績は好調。直近は、東京電力HD<9501>(東証プライム)の福島第一原発で核燃料デブリの取り出しが行われることを受け、福島第一原発の再生に向けた工事の進展を期待して同社株に注目に注目を強める動きもあるようだ。
6月7日に今期・2025年1月期の連結業績予想(7月第2四半期、1月通期)の上方修正を発表した。「第1四半期は期首より、潤沢な受注残高がある状況で工事を進めており、さらに売上規模拡大を目指した積極的な新規営業活動により電力、石油・石油化学の分野において新規客先の獲得が進んでおり」「また、前連結会計年度に受注した大型工事が想定を上回るペースで順調に進捗していることなどを踏まえ」(発表リリースより)、1月通期の予想売上高は3月に開始した従来予想を10.0%上回る見込みに見直し、営業利益と経常利益は各々19.0%、15.4%上回る見込みに見直し、親会社株主に帰属する当期純利益は同14.3%上回る見込みに見直した。第2四半期の決算発表は9月9日に予定している。(HC)
ベステラ<1433>(東証プライム)は8月22日、3日続伸基調となり、後場は一段と強含んで14時前には893円(13円高)まで上げ、本日の現在高。日経平均が過去最大の下げ幅を記録した8月5日にかけての下げから回復を続けている。電力、石油精製、石油化学、製鉄、ガスなどのプラント解体の大手で、6月に業績予想の上方修正を発表するなど、業績は好調。直近は、東京電力HD<9501>(東証プライム)の福島第一原発で核燃料デブリの取り出しが行われることを受け、福島第一原発の再生に向けた工事の進展を期待して同社株に注目に注目を強める動きもあるようだ。
6月7日に今期・2025年1月期の連結業績予想(7月第2四半期、1月通期)の上方修正を発表した。「第1四半期は期首より、潤沢な受注残高がある状況で工事を進めており、さらに売上規模拡大を目指した積極的な新規営業活動により電力、石油・石油化学の分野において新規客先の獲得が進んでおり」「また、前連結会計年度に受注した大型工事が想定を上回るペースで順調に進捗していることなどを踏まえ」(発表リリースより)、1月通期の予想売上高は3月に開始した従来予想を10.0%上回る見込みに見直し、営業利益と経常利益は各々19.0%、15.4%上回る見込みに見直し、親会社株主に帰属する当期純利益は同14.3%上回る見込みに見直した。第2四半期の決算発表は9月9日に予定している。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:07
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システナが高値を更新、自社株買いを満額取得し完了、新たな自社株買いと取得株式の消却も発表し好感される
■消却は9月20日付で2500万株(発行式数の5.54%)
システナ<2317>(東証プライム)は8月22日、一段高となり、午前10時過ぎに7%高の398円(27円高)まで上げた後も390円台で売買され、2日ぶりに年初来の高値を更新している。21日の夕方に自社株買いの満額取得完了と取得した株式の消却、新たな自己株式取得(自社株買い)の開始、などを発表し、好感買いが先行している。
2024年5月14日から25年5月13日までの予定で取得上限2500万株、総額100億円の規模で実施してきた自社株買いの累計取得株数が24年8月21日(約定ベース)現在で上限の2500万株に達したため、これをもって終了すると発表した。同時に、24年9月20日を消却予定日として2500万株(消却前の発行済株式総数に対する割合5.54%)を消却するとした。また、新たな自己株式取得(自社株買い)を、上限500万株(自己株式を除く発行済株式総数の1.37%)、総額20億円(上限)の規模で24年8月22日から同年10月31日までの予定で開始するとした。(HC)
システナ<2317>(東証プライム)は8月22日、一段高となり、午前10時過ぎに7%高の398円(27円高)まで上げた後も390円台で売買され、2日ぶりに年初来の高値を更新している。21日の夕方に自社株買いの満額取得完了と取得した株式の消却、新たな自己株式取得(自社株買い)の開始、などを発表し、好感買いが先行している。
2024年5月14日から25年5月13日までの予定で取得上限2500万株、総額100億円の規模で実施してきた自社株買いの累計取得株数が24年8月21日(約定ベース)現在で上限の2500万株に達したため、これをもって終了すると発表した。同時に、24年9月20日を消却予定日として2500万株(消却前の発行済株式総数に対する割合5.54%)を消却するとした。また、新たな自己株式取得(自社株買い)を、上限500万株(自己株式を除く発行済株式総数の1.37%)、総額20億円(上限)の規模で24年8月22日から同年10月31日までの予定で開始するとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:28
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SBIレオスひふみがストップ高、9月末に株式8分割、未定だった配当も大幅増配
■値がつけば一気に上場来の高値を更新することに
SBIレオスひふみ<165A>(東証グロース)は8月22日、気配値のままストップ高の1344円(300円高、29%高)に達し、午前10時30分を回っても買い気配で推移している。「投資信託委託業務」「投資顧問業務」などを行い、21日の15時に株式8分割と増配などを発表し、好感買いが殺到。値がつけば上場来の高値1338円(2024年4月5日:現社名での上場初日)を一気に更新する急伸相場となっている。
2024年9月30日を基準日として、同日の最終の株主名簿に記載又は記録された株主の所有普通株式1株につき、8株の割合をもって分割するとした。同基準日の権利落ち日になる9月27日から株価は8分の1になって取引が開始されるが、保有株数は100株保有する投資家の場合800株になる。最低投資金額が8分の1になるため、新たな投資家層の注目・参入が拡大する。
また、未定としていた第2四半期末(24年9月中間期末)と期末(25年3月期末)の配当予想を、株式分割を考慮しない状態で各々1株27円20銭の予定(各々9円20銭の増配)とした。、配当の変動を抑えるため、株主還元方針としてDOE(株主資本配当率)が10%以上となるように年間の配当金を設定し、中間配当及び期末配当として年2回の剰余金の配当を行うこととした。(HC)
SBIレオスひふみ<165A>(東証グロース)は8月22日、気配値のままストップ高の1344円(300円高、29%高)に達し、午前10時30分を回っても買い気配で推移している。「投資信託委託業務」「投資顧問業務」などを行い、21日の15時に株式8分割と増配などを発表し、好感買いが殺到。値がつけば上場来の高値1338円(2024年4月5日:現社名での上場初日)を一気に更新する急伸相場となっている。
2024年9月30日を基準日として、同日の最終の株主名簿に記載又は記録された株主の所有普通株式1株につき、8株の割合をもって分割するとした。同基準日の権利落ち日になる9月27日から株価は8分の1になって取引が開始されるが、保有株数は100株保有する投資家の場合800株になる。最低投資金額が8分の1になるため、新たな投資家層の注目・参入が拡大する。
また、未定としていた第2四半期末(24年9月中間期末)と期末(25年3月期末)の配当予想を、株式分割を考慮しない状態で各々1株27円20銭の予定(各々9円20銭の増配)とした。、配当の変動を抑えるため、株主還元方針としてDOE(株主資本配当率)が10%以上となるように年間の配当金を設定し、中間配当及び期末配当として年2回の剰余金の配当を行うこととした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:49
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さくらインターネットが値上がり率1位、レンタルサーバ拡大の新方式など好感、16%高
■「さくらのレンタルサーバ取次店制度」設立など発表し注目強まる
さくらインターネット<3778>(東証プライム)は8月22日、3日続伸基調で始まり、取引開始後は16%高の4055円(570円高)まで上げ、午前9時30分過ぎには東証プライム銘柄の値上がり率1位となっている。20日付で、「さくらのレンタルサーバ取次店制度」の設立など2件のニュースリリースを発表。中期的には、生成AIの普及にともなうサーバー設置需要の拡大や、政府・デジタル庁が推進する国策の「政府クラウド」にも乗る銘柄として期待されている。
発表によると、「レンタルサーバ取次店制度」は、取次店登録をした事業者が「さくらのレンタルサーバ」を紹介し、紹介されたお客様が「さくらのレンタルサーバ」を利用した際はインセンティブが付与される制度。Web制作会社や広告代理店、個人事業者から法人に至るまで、さまざまな業種にて「さくらのレンタルサーバ」の利用機会を創出することを目的に設立した。(HC)
さくらインターネット<3778>(東証プライム)は8月22日、3日続伸基調で始まり、取引開始後は16%高の4055円(570円高)まで上げ、午前9時30分過ぎには東証プライム銘柄の値上がり率1位となっている。20日付で、「さくらのレンタルサーバ取次店制度」の設立など2件のニュースリリースを発表。中期的には、生成AIの普及にともなうサーバー設置需要の拡大や、政府・デジタル庁が推進する国策の「政府クラウド」にも乗る銘柄として期待されている。
発表によると、「レンタルサーバ取次店制度」は、取次店登録をした事業者が「さくらのレンタルサーバ」を紹介し、紹介されたお客様が「さくらのレンタルサーバ」を利用した際はインセンティブが付与される制度。Web制作会社や広告代理店、個人事業者から法人に至るまで、さまざまな業種にて「さくらのレンタルサーバ」の利用機会を創出することを目的に設立した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:48
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JTは再び出直って始まる、米4位のたばこ会社VGR社の買収で合意、買い材料視
■総額約24億米ドル(約3780億円)で100%子会社を目指す
JT(日本たばこ産業)<2914>(東証プライム)は8月22日、4159円(52円高)で始まった後4190円と上値を追い、再び出直りを強める始まりとなっている。21日夜、米国第4位のたばこ会社Vector Group Ltd.(VGR社、ベクター社)を買収することについて合意し、これに係る契約を締結したと発表、買い材料視されている。
発表によると、VGR社を100%連結子会社とすることを目指し、VGR社の完全希薄化後の発行済株式総数の100%を1株当たり15.00米ドルで取得する予定。取引総額は約24億米ドル(約3780億円)となる見込み。独占禁止法上の承認やその他クロージング条件の充足が必要となるが、本買収の完了時期は24年度中を予定。VGR社の取締役会は、本公開買付けについて全会一致で支持しているとした。
JT株式は2024年1月に始まった新NISA(少額投資非課税制度)を利用する個別株式への投資でNTT(日本電信電話)<9432>(東証プライム)と並ぶ2大人気銘柄とされている。1月初の始値は3645円。6月には4622円まで上げたが、8月初に日経平均が過去最大の下げ幅を記録したときに一時3453円まで下押し、以後急激な回復相場となっている。(HC)
JT(日本たばこ産業)<2914>(東証プライム)は8月22日、4159円(52円高)で始まった後4190円と上値を追い、再び出直りを強める始まりとなっている。21日夜、米国第4位のたばこ会社Vector Group Ltd.(VGR社、ベクター社)を買収することについて合意し、これに係る契約を締結したと発表、買い材料視されている。
発表によると、VGR社を100%連結子会社とすることを目指し、VGR社の完全希薄化後の発行済株式総数の100%を1株当たり15.00米ドルで取得する予定。取引総額は約24億米ドル(約3780億円)となる見込み。独占禁止法上の承認やその他クロージング条件の充足が必要となるが、本買収の完了時期は24年度中を予定。VGR社の取締役会は、本公開買付けについて全会一致で支持しているとした。
JT株式は2024年1月に始まった新NISA(少額投資非課税制度)を利用する個別株式への投資でNTT(日本電信電話)<9432>(東証プライム)と並ぶ2大人気銘柄とされている。1月初の始値は3645円。6月には4622円まで上げたが、8月初に日経平均が過去最大の下げ幅を記録したときに一時3453円まで下押し、以後急激な回復相場となっている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:14
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2024年08月21日
スポーツフィールドは後場一段と出直る、自社株買いに好反応、回復相場の途上で売り物が出尽くしたとの見方
■8月初旬の急落後いったん大きく戻したが押し返され再び戻す
スポーツフィールド<7080>(東証グロース)は8月21日の後場、一段と出直りを強めて始まり、後場寄り後に13%高の668円(78円高)まで上げ幅を拡大。20日の15時に発表した自己株式の取得(自社株買い)が好感され、再び回復を強める相場となっている。
株価は7月末まで800円前後で推移していたが、日経平均が過去最大の下げ幅を喫した8月5日にかけて575円まで下押した。その後、9日には一時730円まで回復したが、15日に一時571円まで下押し、小動きを続けていた。最初の出直り局面では戻り売りが厚く押し返されたが、その結果、売り物が出尽くし、自社株買いという買い材料への反応が大きくなったとの見方が出ている。
20日の15時に発表した自社株買いは、取得株式総数18万5000株(上限、自己株式を除く発行済株式総数の2.5%)、取得金額1億円(上限)。取得期間は2024年8月21日から同年10月31日までの予定。(HC)
スポーツフィールド<7080>(東証グロース)は8月21日の後場、一段と出直りを強めて始まり、後場寄り後に13%高の668円(78円高)まで上げ幅を拡大。20日の15時に発表した自己株式の取得(自社株買い)が好感され、再び回復を強める相場となっている。
株価は7月末まで800円前後で推移していたが、日経平均が過去最大の下げ幅を喫した8月5日にかけて575円まで下押した。その後、9日には一時730円まで回復したが、15日に一時571円まで下押し、小動きを続けていた。最初の出直り局面では戻り売りが厚く押し返されたが、その結果、売り物が出尽くし、自社株買いという買い材料への反応が大きくなったとの見方が出ている。
20日の15時に発表した自社株買いは、取得株式総数18万5000株(上限、自己株式を除く発行済株式総数の2.5%)、取得金額1億円(上限)。取得期間は2024年8月21日から同年10月31日までの予定。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:00
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メガチップスが戻り高に迫る、発行株数の5.6%規模の自社株買いなど好感
■発行株数に対する割合が大きく好感度も大
メガチップス<6875>(東証プライム)は8月21日、5%高の4340円(200円高)で始まった後も上値を試す相場となり、午前10時過ぎには8%高の4465円(325円高)まで上げ、約1か月前につけた今年の戻り高値4490円に迫っている。20日の15時に発行済み株式総数の5.6%、100万株を上限とする自社株買い(自己株式取得)を発表、発行株数に対する割合が大きく好感されている。
発行株数に対する割合が大きいため、一部には大株主などからの売却意向を疑う様子もあるようだが、こうした特殊要因は特段ないもようだ。
発表した自社株買いは、取得上限株数100万株(自己株式を除く発行済株式数の5.6%、上限)、取得総額45億円(上限)。この分だけ実質的な株式価値が向上する。2024年8月21日から25年3月31日までの予定で実施するとした。(HC)
メガチップス<6875>(東証プライム)は8月21日、5%高の4340円(200円高)で始まった後も上値を試す相場となり、午前10時過ぎには8%高の4465円(325円高)まで上げ、約1か月前につけた今年の戻り高値4490円に迫っている。20日の15時に発行済み株式総数の5.6%、100万株を上限とする自社株買い(自己株式取得)を発表、発行株数に対する割合が大きく好感されている。
発行株数に対する割合が大きいため、一部には大株主などからの売却意向を疑う様子もあるようだが、こうした特殊要因は特段ないもようだ。
発表した自社株買いは、取得上限株数100万株(自己株式を除く発行済株式数の5.6%、上限)、取得総額45億円(上限)。この分だけ実質的な株式価値が向上する。2024年8月21日から25年3月31日までの予定で実施するとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:37
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