[材料でみる株価]の記事一覧
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記事一覧 (04/17)アスカネットが戻り高値に進む、大阪・関西万博で空中ディスプレイパネルを活用した「デジPOS」が稼働中、注目集まる
記事一覧 (04/17)売れるネット広告社Gがストップ高、「売れるAIアパレル試着」で手軽にモデル着用画像を生成、期待強まる
記事一覧 (04/17)タウンニュース社が年初来の高値を更新、新事業の外国人材支援サービスに期待強い
記事一覧 (04/17)住友ファーマは買い気配のままストップ高、iPS細胞を使ったパーキンソン病の治療で「協力企業」と伝えられ注目集中
記事一覧 (04/17)日本農薬が急動意、旧・村上ファンド系の投資会社から提案を受領とし思惑買い集まる
記事一覧 (04/17)日本製鉄は反発で始まる、、日米関税交渉でUSスチール買収の件は出なかったもようで安堵感
記事一覧 (04/17)三菱重工が続伸スタート、日米関税交渉でトランプ大統領「大きな進展」とし防衛費増額などに期待強まる
記事一覧 (04/16)ヤーマンは年初来高値の後も底堅い、株主優待の「期限」を4月末に控え下値買い旺盛の見方
記事一覧 (04/16)くら寿司は年初来高値の後も底堅い、復活した株主優待の権利確定日が4月30日で下値に買いの見方
記事一覧 (04/16)プロディライトは2日連続ストップ高、株主優待制度の導入など連日好感
記事一覧 (04/16)ファンデリーがストップ高、国産ハイブランド冷食「旬をすぐに」の販路拡大など好感
記事一覧 (04/16)WASHハウスは一段と出直って始まる、太陽光発電システム企業との連携に期待強まる
記事一覧 (04/16)エーザイは続伸スタート、欧州で早期アルツハイマー病治療剤の承認を取得、注目集まる
記事一覧 (04/15)ケイアイスター不動産は年初来の高値に迫る、「人口増加は東京と埼玉のみ」と伝えられ注目再燃
記事一覧 (04/15)キッズウェル・バイオが急伸、国際細胞治療学会での「SQ−SHED」に関する発表に期待強まる
記事一覧 (04/15)フレンドリーが急伸、「大阪・関西万博」の開幕を受けうどん店事業に追い風の期待
記事一覧 (04/15)京都ホテルは直近の下げを完全に回復、「ホテル客室単価最高」報道や「万博景気」に期待
記事一覧 (04/15)ホンダが戻り高値に進む、「トランプ氏、自動車関税の一部見直し検討」とされ自動車は軒並み高い
記事一覧 (04/14)アマテイが後場急伸、大阪・関西万博で「雨風しのぐ場所ない」とされ増設特需を期待の見方
記事一覧 (04/14)日本エム・ディ・エムは続伸基調、過度な円安に是正の期待あり安値圏から出直る
2025年04月17日

アスカネットが戻り高値に進む、大阪・関西万博で空中ディスプレイパネルを活用した「デジPOS」が稼働中、注目集まる

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■会場内のコンビニ店内で「未来社会の買い物体験」が可能に

 アスカネット<2438>(東証グロース)は4月17日、小安く始まったが次第に値を上げて後場寄り後には5%高に迫る447円(20円高)まで上げ、トランプ関税に端を発して全体相場が急落した後の回復相場で高値に進んでいる。13日に開幕した大阪・関西万博(2025年日本国際博覧会)のコンビニ店内で同社の空中ディスプレイパネル『ASKA3D』を活用した「デジPOS」(空中ディスプレイ技術を採用したキャッシュレスセルフレジ)が使われており、各国パビリオン内の展示物とは別の視点で注目を集めているようだ。4月8日には業績予想の下方修正を発表したが、その前につけた7日の安値を割り込まなかった。株価は業績動向を消化済みだったと受け止められている。

 『ASKA3D』を活用した「デジPOS」は、万博会場内の「セブン−イレブン西ゲート店」に設置されている。営業時間は午前9時から午後9時までで、店舗の休業日はなし。同店では、万博が掲げる「未来社会の共創」や「新たなアイデアの創造・発信」といったコンセプトのもと、「環境」「商品」「買い物体験」の3つの視点で未来に向けた新たな取り組みが行われている。その「買い物体験」の一つとして、『デジPOS』の利便性が同店舗で実際に体験できる形だ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:04 | 材料でみる株価

売れるネット広告社Gがストップ高、「売れるAIアパレル試着」で手軽にモデル着用画像を生成、期待強まる

■大手EC事業者しかできなかったモデル着用画像による販売力強化を提供

 売れるネット広告社グループ<9235>(東証グロース)は4月17日、再び急伸相場となり、午前10時前にストップ高の603円(100円高、20%高)まで上げてストップ高を続けている。16日に「『売れるAIアパレル試着』をついに完全自社アプリ化!、2.9兆円アパレルEC市場に向けた『革命的サービス』ついに誕生」と発表し、注目されている。

 発表によるとこれまで、ECサイトにモデルが着用しているイメージを掲載したい場合、撮影の手配に時間や費用がかかるため、一定規模以上のEC企業でないとモデル撮影を実施することが困難だった。小規模ECサイト運用者は平置き画像や仕入れ元から提供を受けた画像を用いてECサイトに掲載することが通例だった。しかし、「売れるAIアパレル試着」は、同社が開発した複数の最新生成AIモデルを活用する独自のシステムで、アパレルEC運営企業に代わり、ECサイト向けのモデル着用画像を生成する。商品点数1点からAIで画像合成が可能となり、手軽にモデル着用画像をECサイトに掲載できるという。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:30 | 材料でみる株価

タウンニュース社が年初来の高値を更新、新事業の外国人材支援サービスに期待強い

■第3四半期決算は4月25日に発表の予定

 タウンニュース社<2481>(東証スタンダード)は4月17日、再び出直りを探る相場となり、午前10時半を過ぎて8%高の774円(59円高)まで上げ、約2か月半ぶりに年初来の高値を更新している。4月25日に第3四半期決算を発表する予定。この1月に新事業として外国人材支援サービスを開始しており、期待する動きが強まっているようだ。

 完全子会社「株式会社タウンニュース・ヒューマンキャピタル」(旧:タウンニュース・エンターテイメント株式会社)が「特定技能外国人登録支援機関」に登録され、2025年1月より本格的な事業をスタートさせた。「特定技能外国人登録支援機関」は、外国人材の雇用を希望する企業と日本で働きたいと願う外国人との橋渡しをする機関で、同社では、入国手続きから日本での生活オリエンテーション、日本語教育、さらには受け入れ企業と外国人双方への受け入れ後の継続サポートまでをトータルかつワンストップで支援して行くとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:47 | 材料でみる株価

住友ファーマは買い気配のままストップ高、iPS細胞を使ったパーキンソン病の治療で「協力企業」と伝えられ注目集中

■京大などが治験で安全性と有効性を示唆する成果、同社が実用化めざす

 住友ファーマ<4506>(東証プライム)は4月17日、買い気配のままストップ高の608円(100円高、20%高)に達し、午前10時を過ぎてもまだ値がつかないまま急伸相場となっている。「iPS細胞使い『パーキンソン』治療、京大など、治験で症状改善」(日本経済新聞4月17日付朝刊)と伝えられた中で「協力企業の住友ファーマが実用化を目指す」とひとこと触れられており、買い材料視されている。

 「iPS細胞を使ったパーキンソン病の臨床試験(治験)で安全性と有効性を示唆する結果を得た」「治験などの成果は16日付の英科学誌『ネイチャー』に掲載された」などと伝えられた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:20 | 材料でみる株価

日本農薬が急動意、旧・村上ファンド系の投資会社から提案を受領とし思惑買い集まる

■16日18時「株主提案に関する書面受領のお知らせ」を発表

 日本農薬<4997>(東証プライム)は4月17日、取引開始後に11%高の798円(82円高)まで上げて急激に出直る相場となっている。16日の18時に「株主提案に関する書面受領のお知らせ」を発表し、提案株主は株式会社シティインデックスイレブンスとしたため思惑買いが集まった。シティインデックスイレブンスは旧・村上ファンド系の投資会社とされている。

 発表によると、提案された議題は(1)少数株主を保護し、株主価値向上策について検討するための特別委員会の設置に係る定款変更の件、(2)取締役の過半数を社外取締役とする定款変更の件、のもよう。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:55 | 材料でみる株価

日本製鉄は反発で始まる、、日米関税交渉でUSスチール買収の件は出なかったもようで安堵感

■関税交渉では円相場も「議論せず」と伝えられ一転、円安基調

 日本製鉄<5401>(東証プライム)は4月17日、反発相場となり、取引開始後は2948.0円(19.5円高)まで上げて再び出直っている。トランプ関税を巡る日米交渉が日本時間の17日朝5時半頃から開かれ、懸念されていた円安に対する批判や日本製鉄による米USスチール買収への反対は出なかったもようと伝えられ、安堵感が広がる雰囲気がある。

 交渉には予定外でトランプ大統領が出席し、「『大きな進展』があったと自身のSNSに投稿した」(ブルームバーグニュース4月17日6:58)と伝えられた。また、「円が売られる、日米関税交渉で円相場『議論せず』」(日経電子版4月17日朝)と伝えられた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:40 | 材料でみる株価

三菱重工が続伸スタート、日米関税交渉でトランプ大統領「大きな進展」とし防衛費増額などに期待強まる

■「円安是正」の件は出なかったもようと伝えられ円相場は軟化

 三菱重工業<7011>(東証プライム)は4月17日、続伸基調で始まり、取引開始後は2607.0円(43.0円高)まで上げて出直り継続となっている。トランプ関税を巡る日米交渉が日本時間の17日朝5時半頃から開かれ、予定外で出席したトランプ大統領が「『大きな進展』があったと自身のSNSに投稿した」(ブルームバーグニュース4月17日6:58)と伝えられたため、米国側の要望とされる防衛費の増額やアラスカの資源開発など、同社の事業にも追い風になる案件が進展する期待が出ている。

 日米関税交渉を巡っては、「円安是正」の件は出なかったもようと伝えられ、円相場は一転軟化している。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:23 | 材料でみる株価
2025年04月16日

ヤーマンは年初来高値の後も底堅い、株主優待の「期限」を4月末に控え下値買い旺盛の見方

■優待はオンラインストアに加え一部店舗のフェイス・リフト・ジムでも利用可能

 ヤーマン<6630>(東証プライム)は4月16日の後場、14時にかけて909円(前日比変わらず)の前後で売買され、2日前につけた年初来の高値925円を視界にとらえたまま底堅い相場となっている。4月30日を権利確定日として株主優待を実施しており、今年4月30日を権利確定日とする場合の買付期限(権利付最終日)は4月25日のため、下値買いが旺盛との見方が出ている。

 同社の株主優待は、100株以上を保有する株主を対象に実施しており、2024年度の株主優待より、同社公式通販サイト「ヤーマンオンラインストア」に加え、「YA−MAN the store GINZA」及び「なんばスカイオ店」限定で直営店(フェイス・リフト・ジム含む)でもクーポンを利用できるようになった。保有株数が100株以上500株未満の株主には、保有期間が1年未満の場合5000円の優待割引券1枚、同1年以上2年未満の場合は同7000円1枚、同2年以上5年未満の場合は同1万円、同5年以上は同1万3000円となっている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:02 | 材料でみる株価

くら寿司は年初来高値の後も底堅い、復活した株主優待の権利確定日が4月30日で下値に買いの見方

■昨年12月に廃止を発表したが今年2月に復活再導入を発表

 くら寿司<2695>(東証プライム)は4月16日の後場、13時を過ぎて3340円(5円安)前後で売買され、2日前に年初来の高値を更新した後も底堅い相場となっている。2024年12月に株主優待制度の廃止を発表したが、25年2月に復活再導入を発表。4月30日を権利確定日として「株主ご優待割引券」を電子チケットにて発行(希望に応じ「紙」での発行にも対応)するとしており、今年4月30日を権利確定日とする場合の買付期限(権利付最終日)になる4月25日に向け、下値買いの厚い相場が続くとの見方が出ている。

 「株主ご優待割引券」は、所有株式数100〜199株の場合は株主ご優待割引金額2500円分。同200〜399株の場合は同5000円分。同400〜999株の場合は同1万円分、などとなっている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:38 | 材料でみる株価

プロディライトは2日連続ストップ高、株主優待制度の導入など連日好感

■400株超を6ヶ月以上継続保有する株主に年2回各1万5000円分を贈呈

 プロディライト<5580>(東証グロース)は4月16日、買い気配を上げてストップ高の1318円(300円高、29%高)で始まり、2日連続ストップ高となっている。14日午後に第2四半期決算と株主優待制度の導入を発表し、翌日から連日急伸している。

 スマホやPCなどで固定電話・ビジネスフォン機能が使えるDX時代に最適のクラウド電話システム『INNOVERA(イノベラ)』の提供などを行う。株主優待は、8月末日と2月末日の各基準日に400株(4単元)以上を6ヶ月以上継続して保有されている株主を対象に、各々1万5000円分(年間合計3万円分)のデジタルギフトを贈呈する。、初回(2025年8月末日基準)に限り、同基準日に400株(4単元)以上を保有する株主を対象として実施するとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:32 | 材料でみる株価

ファンデリーがストップ高、国産ハイブランド冷食「旬をすぐに」の販路拡大など好感

■このところ「イオン」「ライフコーポ」「クイーンズ伊勢丹」など矢継ぎ早に発表

 ファンデリー<3137>(東証グロース)は4月16日、再び一段高となり、ストップ高の532円(80円高、17%高)まで上げている。国産ハイブランド冷食「旬をすぐに」について、15日に「クイーンズ伊勢丹との取引に関するお知らせ」を発表。販路拡大が好感されている。日証金の新規売り停止も売買需給面で寄与しているとみられている。

 国産ハイブランド冷食「旬をすぐに」については、このところ「イオングループとの取引に関するお知らせ」(4月10日)、「ライフコーポレーションとの取引に関するお知らせ」(4月11日)など、矢継ぎ早に取り扱い開始や店舗網の拡大を発表している。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:08 | 材料でみる株価

WASHハウスは一段と出直って始まる、太陽光発電システム企業との連携に期待強まる

■「洗濯を無料で提供」に向けセルフランドリー店舗に再生可能エネ導入を推進

 WASHハウス<6537>(東証グロース)は4月16日、一段と出直って始まり、取引開始後は14%高の393円(47円高)まで上げて半月ぶりに390円台を回復している。15日に連結子会社WASHハウスサステナブル(宮崎県宮崎市)とEV向け急速充電太陽光発電システムの販売等を行うスターチャージエネルギージャパン(東京都港区)との協業合意を発表し、買い材料視されている。

 発表によると、WASHハウスグループは、創業当時より目指している「洗濯を無料で提供する」ことの実現に向け、各セルフランドリー店舗に再生可能エネルギー設備等の導入を推進している。協業により、同社店舗等に蓄電池・充電一体型ステーションの導入を進め、サステナブル事業の推進基盤を構築する。この取り組みは、災害時にセルフランドリー店舗やホテル等を避難所及び充電ステーションとして地域のみなさまに活用いただけるよう準備を進めていく試みでもある。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:44 | 材料でみる株価

エーザイは続伸スタート、欧州で早期アルツハイマー病治療剤の承認を取得、注目集まる

■「レケンビ」(レカネマブ)、EU27か国に加えノルウェーなどで展開可能に

 エーザイ<4523>(東証プライム)は4月16日、続伸基調で始まり、取引開始後は3806.0円(79円高)をつけて下値圏から出直っている。16日朝、アルツハイマー病治療薬「レケンビ」(レカネマブ)が欧州連合(EU)で早期アルツハイマー病の進行を抑制する初めての治療剤として承認を取得と発表し、注目が集まっている。

 発表によると、「レケンビ」がEUにおいて取得した適応は、「アミロイド病理が確認されたApoEε4が非保有またはヘテロ接合体である成人におけるアルツハイマー病(AD)による軽度認知障害(MCI)または軽度認知症(総称して早期AD)の治療」。本販売承認は、EU加盟国全27か国に加え、アイスランド、リヒテンシュタイン、ノルウェーに適用される。

 「レケンビ」は、毒性の高いプロトフィブリル(可溶性Aβ凝集体)に選択的に結合して除去するとともにAβプラーク(不溶性Aβ凝集体)を標的として減少させる、唯一の承認を取得した抗Aβモノクローナル抗体。プロトフィブリルは、脳内に蓄積し、神経損傷を引き起こす、Aβの凝集体の中でも毒性を有する主要な形態。Aβはアミロイドベータ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:22 | 材料でみる株価
2025年04月15日

ケイアイスター不動産は年初来の高値に迫る、「人口増加は東京と埼玉のみ」と伝えられ注目再燃

■「中期計画2028」で売上高5000億円(24年3月期比77%増)めざす

 ケイアイスター不動産<3465>(東証プライム)は4月15日の後場、一段と強含む相場になり、13時20分過ぎに4745円(45円高)まで上げて年初来の高値4810円(2025年2月14日)に迫っている。埼玉県を発祥に住宅事業を展開し、15日は、総務省が14日発表した「人口推計」(2024年10月1日時点)で、都道府県別にみた「人口増加は東京と埼玉のみ、34の道府県で前年より減少率拡大」(NHKニュースWEB4月14日)と伝えられたことなどが買い材料視されたとみられている。

「中期経営計画2028」では、2028年3月期の連結売上高5000億円(24年3月期比77%増)、経常利益300億円(同2.9売倍)などを目指す。25年3月期の決算発表は5月15日を予定している。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:15 | 材料でみる株価

キッズウェル・バイオが急伸、国際細胞治療学会での「SQ−SHED」に関する発表に期待強まる

■独自の製法によるSQ−SHED(乳歯歯髄幹細胞)の新たな大量培養法

 キッズウェル・バイオ<4584>(東証グロース)は4月15日、前引けにかけて一時ストップ高の165円(50円高、43%高)まで上げ、後場も155円前後で売買されて急伸相場となっている。14日、国際細胞治療学会で独自の製法によるSQ−SHED(乳歯歯髄幹細胞)の新たな大量培養法についての発表を行うと開示し、買い材料視されている。

 発表によると、2025年5月7日〜10日に米国ルイジアナ州ニューオリンズで開催される「ISCT2025国際細胞治療学会」で、子会社のS−Quatre(エスカトル)株式会社がSQ−SHEDの新たな大量培養法について、世界的な培養機器メーカーである米コーニング社と共同で発表を行う。S−Quatre社は、この新規大量培養法に基づき、今後の後期臨床試験及び商用製造への適用に向け、本格的なプロセス開発を行うべく、製造受託事業を展開するニプロ<8086>(東証プライム)と共同開発契約を締結、開発を進めている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:20 | 材料でみる株価

フレンドリーが急伸、「大阪・関西万博」の開幕を受けうどん店事業に追い風の期待

■「万博景気」の追い風に期待する買い増加の見方

 フレンドリー<8209>(東証スタンダード)は4月15日、再び急動意となり、午前10時40分にかけて27%高の372円(79円高)まで上げ、ストップ高目前となっている。大阪・神戸・京都を中心に釜揚げうどん店「香の川製麺」をチェーン展開。直近は目新しい開示情報などがないため、「大阪・関西万博」の4月13日開幕を受け、「万博景気」の追い風に期待する買いが増加したとみられている。

 このところの株価は、取引時間中に一時的に急伸する日が多く見受けられる。人工的との見方もあるが、上場来安値圏で「上ひげ」を伸ばす値動きのため、下げ止まりから出直りを模索する「斥候(せっこう)足」として注目する様子がもあった。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:19 | 材料でみる株価

京都ホテルは直近の下げを完全に回復、「ホテル客室単価最高」報道や「万博景気」に期待

■すでに業績好調で2月に大幅増額修正、さらなる上乗せを期待

 京都ホテル<9723>(東証スタンダード)は4月15日、3日続伸基調となり、7%高の736円(50円高)まで上げた後も730円前後で売買され、トランプ関税によって全体相場とともに下げた分を完全に回復している。「大阪・関西万博」(EXPO2025国際博覧会)の13日開幕や、「ホテル客室単価、2月の最高2万723円、訪日客けん引」(日経電子版4月14日)と伝えられたことなどで注目が強まっている。2月中旬に2025年3月期の業績予想の大幅な増額修正を発表しており、さらに「万博景気」などによる上乗せが期待されている。

 2月12日、25年3月期の決算予想の大幅な増額修正を発表し、営業利益は従来予想を95.6%上回る見込みに見直した。「これまでの想定を大幅に超えるインバウンド需要により、特に宿泊部門が当初の売上予想を上回ることが見込まれることとなり」(発表リリースより)などと好調ぶりがうかがえる増額修正だった。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:02 | 材料でみる株価

ホンダが戻り高値に進む、「トランプ氏、自動車関税の一部見直し検討」とされ自動車は軒並み高い

■トランプ政権発足後、最初に「標的」にされてきた印象あり暗雲晴れた印象

 ホンダ<7267>(東証プライム)は4月15日、一段と出直って始まり、取引開始後は6%高に迫る1395.5円(76.0円高)まで上げ、直近の回復相場で高値に進んでいる。「トランプ氏、自動車関税の一部見直し検討、国内移転へ救済措置」(ロイターニュース4月15日朝)と伝えられ、買い先行となっている。自動車株は、トランプ政権の発足後、最初に「標的」にされてきた印象があるため、買い材料としてのインパクトは大きいようだ。

 トヨタ<7203>(東証プライム)SUBARU<7270>(東証プライム)マツダ<7261>(東証プライム)は5%高、三菱自<7211>(東証プライム)スズキ<7269>(東証プライム)は4%高、日産自<7201>(東証プライム)は3%高、自動車株は軒並み高い。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:20 | 材料でみる株価
2025年04月14日

アマテイが後場急伸、大阪・関西万博で「雨風しのぐ場所ない」とされ増設特需を期待の見方

■ネジ、グギの大手、自動車、家電、遊技関係向け好調

 アマテイ<5952>(東証スタンダード)は4月14日の後場、急激に値動きが活発化し、13時過ぎには31%高の204円(48円高)まで上げる場面を見せて急伸相場となっている。尼崎市に本社を置くネジ、グギの大手で、13日に開幕した「大阪・関西万博」(EXPO2025国際博覧会)が悪天候に見舞われ、「入場も退場も大行列、ネットつながらない、雨風をしのぐ場所ない、最寄り駅大混雑、課題続々、万博初日」(FNNプライムオンラインより)と伝えられたことを受け、柵やベンチの増設に関する特需を期待する動きが強まったとの見方が出ている。

 2025年3月期の連結ベースの業績予想は、第3四半期決算を発表した25年2月に増額修正し、電気・輸送機器向の自動車用高付加価値製品の需要が引き続き顕著であること、家電や遊技関係向けの需要も堅調であること等により、営業利益を前回予想比9.5%増の2.3億円(前期比では21.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は同11.5%増の1.45億円(同8.8%増)に見直した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:48 | 材料でみる株価

日本エム・ディ・エムは続伸基調、過度な円安に是正の期待あり安値圏から出直る

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■国内事業は米子会社の製品を輸入するため円安時には原価上昇

 日本エム・ディ・エム<7600>(東証プライム)は4月14日、続伸基調となり、4%高の518円(19円高)まで上げた後も516円前後で売買され、下値圏から出直っている。人工関節などを開発製造し、国内事業は米国子会社で製造した製品をドル建てで輸入するため「円安時には仕入原価が上昇」(決算説明会の質疑応答資料より)する特性がある。しかし、このところの円相場は、日本に対するトランプ関税への「取引材料」として「円安是正」が取り沙汰されており、これまでの円安傾向に転機が訪れる可能性が言われている。同社株も安値圏から出直る値動きとなっている。

 日本国内事業は、米国子会社ODEV社で製造した製品をドル建てで輸入しているため、円安時には仕入原価が上昇し、利益水準の低下につながる主要な要因となっている。人工関節については、最大市場である米国において、引き続き米国子会社での開発・製造を継続する予定。製造原価の低減を目的とした「SAICOプロジェクト」を推進しており、米国子会社の製造能力強化に加え、コストの高い米国を除く地域(アジア地域や日本)からの調達を検討している。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:01 | 材料でみる株価