[材料でみる株価]の記事一覧
  (ブログ内の記事検索は右サイドバーの検索窓から)

記事一覧 (09/06)セコムが高い、株式2分割と株主優待の新設、パスコ株式へのTOBを好感
記事一覧 (09/05)ABEJAの出直り急激、米エヌビディアが出資した初の日本企業と伝えられ注目再燃
記事一覧 (09/05)イシンが再びストップ高、自治体向けサービス拡大など好感され上場後の低迷相場が一変の期待
記事一覧 (09/05)ジェリービーンズGが後場ストップ高、太陽光パネル無害化リサイクル新製品への取組に期待高揚
記事一覧 (09/05)野村総研が高値を更新、日経平均に採用され好感買い、ただ除外の日本製紙なども高い
記事一覧 (09/05)ACCESSが値上がり率1位、「IOWN」ネットワークソリューションの提供を開始、期待強まる、400Gbps高速データセンタ間接続
記事一覧 (09/05)インフォマートが戻り高値を更新、電子商取引サービスの合理化など好感
記事一覧 (09/05)神戸物産が再び一段高、「円高は仕入に大きなコストメリット」、円1ドル143円台を好感
記事一覧 (09/04)雨風太陽が後場一段高、「コメ不足」の中、生産者から直接買える点で注目集中
記事一覧 (09/04)うかいは後場一段高、JR東京駅のエキナカ商業施設に9⽉13⽇出店予定で期待強い
記事一覧 (09/04)東武鉄道は朝安のあとジリジリ回復、日立製作所と生体認証サービスを拡大、全国100カ所以上に順次導入
記事一覧 (09/04)カンロは次第高、英語版アニュアルレポート米国で最高評価とされ海外投資家の注目高まる期待
記事一覧 (09/04)GFAが急伸、戦略連携するルミライズ社の特許出願など注目材料視
記事一覧 (09/04)スペースマーケットの出直り目立つ、東急グループの貸し会議室「インフィールド」も掲載開始など材料視
記事一覧 (09/04)亀田製菓が戻り高値を更新、コメ高騰への対策などテレビで放送されたもようで好調な業績を再評価
記事一覧 (09/03)生化学工業は再び出直り基調、『SI−6603』の米国での生物製剤承認に期待続く
記事一覧 (09/03)Jトラストが年初来の高値に迫る、約182億円の判決債権に注目強まる
記事一覧 (09/03)大阪チタニウムが13%高、スポンジチタン生産能力増強など材料視
記事一覧 (09/03)イシンが2日連続ストップ高、自治体向けサービスをタイミーが採用、連日、好感買い
記事一覧 (09/03)サトウ食品が高値に迫る、「サトウのごはん」11〜14%値上げ、買い気配で始まる
2024年09月06日

セコムが高い、株式2分割と株主優待の新設、パスコ株式へのTOBを好感

■株式2分割は9月30日を基準日として実施、買付期限は9月26日

 セコム<9735>(東証プライム)は9月6日、再び上値を追って始まり、取引開始後は1万870円(115円高)まで上げ、3日前につけた戻り高値に顔合わせとなっている。5日15時に株式分割と株主優待制度の新設、パスコ<9232>(東証スタンダード)株式への公開買付(TOB)を発表。好感されている。株式分割は、2024年9月30日を基準日として1株につき2株の割合をもって分割するとした。9月末の分割、配当・優待の権利付最終日(買付期限)は9月26日(木)になる。

 株主優待制度は、100株以上を保有する株主を対象に、保有株式数および継続保有年数に応じて3000円から3万円相当の当社防災備蓄品を贈呈することを予定。詳細については、後日、当社ホームページ等でご案内する予定とした。

 パスコ株式への公開買付(TOB)は、伊藤忠商事<8001>(東証プライム)との共同公開買付で、TOB価格は1株2140円、買付期間は9月6日から10月22日までの予定とした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:15 | 材料でみる株価
2024年09月05日

ABEJAの出直り急激、米エヌビディアが出資した初の日本企業と伝えられ注目再燃

■サカナAI社にエヌビディア出資との発表を受け「エヌビディアグループ」に期待

 ABEJA<5574>(東証グロース)は9月5日、午前11時に17%高の2407円(357円高)まで上げて7月31日以来の2400円台を回復し、その後も2300円台で推移して急激な出直り相場となっている。4日夕方配信の日経電子版速報ニュースが「米グーグル出身の研究者らが設立したサカナAI(東京・港)は4日、米エヌビディアなど複数の投資家から資金を調達したと発表した」「エヌビディアによる日本企業への投資は、17年に実施したAIスタートアップのABEJA向けが初めて」などと伝え、米エヌビディアグループとして期待が強まったと見られている。

 8月決算は10月半ばになるもようで、7月に発表した第3四半期決算(2023年9月〜24年5月・累計)は売上高が前年同期比2.6%減、営業利益は同49.5%減だった。「第1四半期から取組みを始めた社内の運営体制の見直し等の効果は、第2四半期に過去最高の売上高を達成するなど、徐々に成果が表れているものの、四半期単位では変動が生じており、現状、巡航速度にのせる過程にある」(決算短信より)とした。安定的な増益基調へと変貌する楽しみがあるとの指摘も出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:37 | 材料でみる株価

イシンが再びストップ高、自治体向けサービス拡大など好感され上場後の低迷相場が一変の期待

■円高やNY株乱高下の影響が相対的に小さく退避的な買いも

 イシン<143A>(東証グロース)は9月5日、急反発となって再びストップ高の1551円(300円高、24%高)に達し、後場は買い気配のまま約5か月ぶりの1500円台に進んでいる。2日付で、自治体向けBtoGマーケティングサービスがスキマバイト情報のタイミー<215A>(東証グロース)に採用されたと発表したことなどが買い材料視されており、2日、3日は連日ストップ高。4日は反落したが、ひと呼吸入れて再びストップ高となった。

 円高やNY株乱高下の影響が相対的に小さい業態のため、株式市場に常に滞留して素早い投資を行う資金が退避的に流入して北との見方が出ている。2024年3月の株式上場後、直近まで低迷相場が続いていたが、直近の急伸によって場味(ばあじ)が一変したとの見方もあり、テクニカル的な妙味も出てきたようだ。初値は2234円、高値は2785円(3月28日)。自律反騰とみても、まずは2000円台の回復が見込めると期待する様子もある。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:00 | 材料でみる株価

ジェリービーンズGが後場ストップ高、太陽光パネル無害化リサイクル新製品への取組に期待高揚

■旧・アマガサから9月に社名変更、業務提携し新規事業に進出

 ジェリービーンズG(ジェリービーンズグループ)<3070>(東証グロース)は9月5日の後場急伸スタートとなり、昼12時40分過ぎにストップ高の129円(30円高、30%高)まで上げ、あと、そのまま買い気配となっている。同日午前、近畿電電輸送株式会社(大阪府)と「サステナブル事業協業に向けた業務提携」を発表し、期待が高揚した。

 令和6年9月に旧・アマガサから社名を変更。業務提携の発表では、近畿電電輸送が行う廃太陽光パネルの運搬回収・リユース・リサイクル事業において協業を進めることや、無害化リサイクル技術により製造する多孔質ガラス発泡材「POROUSα」の清掃用途への普及に向け、ジェリービーンズグループ独自のネットワークを活用し、販売先の紹介事業を行うとした。新規事業への進出になり、期待が集まっている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:31 | 材料でみる株価

野村総研が高値を更新、日経平均に採用され好感買い、ただ除外の日本製紙なども高い

■定期入替、採用は野村総研、良品計画、除外は日本製紙とDIC

 野村総合研究所<4307>(東証プライム)は9月4日、一段高となり、取引開始後に5%高の5255円(271円高)まで上げて2021年12月につけた上場来の高値を更新した。日本経済新聞社が4日夕方に日経平均株価(225種)の構成銘柄の定期入れ替えを発表し、新規採用は同社株と良品計画<7453>(東証プライム)の2銘柄、除外は日本製紙<3863>(東証プライム)DIC<4631>(東証プライム)とし、買い材料となった。各々10月1日の算出から指数に反映される。

 ただ、採用される良品計画は朝方を除いて軟調に推移。除外される日本製紙は937円(33円高)まで上げて堅調に推移し、同じくDICも3164円(42円高)まで上げて堅調に推移している。入れ替えを巡っては、毎回、NRI(野村総研)など大手証券系から予想レポートが出ており、除外される日本製紙については、ほとんど「当確」だったため売り材料が出尽したとみて買い直す動きが強まったとの見方が出ている。一方、急反発の三菱倉庫<9301>(東証プライム)は除外の予想が外れたためとの見方が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:05 | 材料でみる株価

ACCESSが値上がり率1位、「IOWN」ネットワークソリューションの提供を開始、期待強まる、400Gbps高速データセンタ間接続

■「構築運用コスト50%削減・電力消費量40%削減」

 ACCESS<4813>(東証プライム)は9月4日、再び出直りを強め、17%高の1451円(209円高)まで上げて東証プライム銘柄の値上がり率1位に躍り出ている。同日朝、「IOWN」のネットワークソリューションの提供を開始と発表し、買い材料視されている。「IOWN」は、NTT<9432>(東証プライム)の「IOWN」技術と米先端ソフトウェア企業IP Infusion社の技術等を組み合わせることで高速大容量・低消費電力通信を実現するソリューション。

 発表によると、同ソリューションは、400Gbps高速データセンタ間接続と構築運用コスト50%削減・電力消費量40%削減を実現する。今回、NTT、NTTアドバンステクノロジ株式会社(以下、NTT−AT)、ACCESS、IP Infusion、Broadcom Inc.(以下、Broadcom)、Edgecore Networks Corporation(以下、Edgecore)、UfiSpace Co.,Ltd.(以下、UfiSpace)、富士通オプティカルコンポーネンツ株式会社(以下、FOC)、日本電気株式会社(以下、NEC)の9社による体制が整った。各社が持つ技術や製品を組み合わせて400Gbpsの高速データセンタ間接続を実現する本ソリューションを提供する。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:04 | 材料でみる株価

インフォマートが戻り高値を更新、電子商取引サービスの合理化など好感

111.jpg

■業績好調で投資ファンドに関連する思惑的な買いも

 インフォマート<2492>(東証プライム)は9月4日、再び上値を追う相場となり、取引開始後は9%高の334円(28円高)まで上げて戻り高値を更新している。『BtoBプラットフォーム請求書』『BtoBプラットフォーム受発注』など、企業間電子商取引サービスの大手。好調な業績に加え、同日付で、仕入強化応援サイトの『ネット卸.com』をクローズし、「BtoBプラットフォーム商談」にて引き続き支援すると発表。更なる合理化と利便性向上効果などが好感されている。

 今12月通期の連結業績見通しは、売上高を前期比20.4%増とし、営業利益も同20.4%増などとし、連続最高を更新する見込み。8月上旬には投資ファンドのシンフォニー・フィナンシャル・パートナーズの保有拡大が伝えられており、引き続き思惑的な買いも入っているようだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:41 | 材料でみる株価

神戸物産が再び一段高、「円高は仕入に大きなコストメリット」、円1ドル143円台を好感

■7月の売上総利益は5.6%増加、これまでの円安局面でも業績好調

 神戸物産<3038>(東証プライム)は9月5日、再び一段高で始まり、取引開始後は5%高の4428円(195円高)まで上げ、約1週間ぶりに年初来の高値を更新している。世界の食材を取りそろえる「業務スーパー」の全国展開などで業績好調な上、今朝の円相場が1ドル143円台に入り、前日夕方に比べ1円30銭ほどの円高となっていることも買い材料視されているようだ。

 8月21日に開示した月次動向「2024年7月度月次IRニュース」では、7月の売上高が前年同月比11.5%増加し、売上総利益も同5.6%増加などと好調だった。経常利益は為替予約の都合で損失だったが、講評では、「円高が進んだ場合は輸入商品の仕入に大きなコストメリットがあり、営業利益の押し上げが期待できると考えている」とした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:20 | 材料でみる株価
2024年09月04日

雨風太陽が後場一段高、「コメ不足」の中、生産者から直接買える点で注目集中

■コメ販売額は直近週で前年比11倍、9月分の予約販売額30倍と

 雨風太陽<5616>(東証グロース)は9月4日、再び一段高となり、13時40分にかけて26%高の1438円(299円高)をつけて今年3月1日以来、約6か月ぶりの1400円台に進んでいる。「全国の農家さん・漁師さんから、新鮮な旬の食材を直接購入できるアプリ」(同社ホームページより)『ポケットマルシェ』などを運営し、昨今の「コメ不足」に関連し、おコメを生産者から直接買える点で買い材料視されている。

 株価は8月28日から動意を強めて急騰相場に発展。テレビ朝日「スーパーJチャンネル」の8月27日放送分で「農家から直接、米を買うことができる『産地直送の通販』です」とナレーション入りで紹介され、注目が強まる契機になったようだ。「コメ不足」について、農水省は新米が出回り始めれば不足は解消に向かうとの見解と伝えられているが、8月中旬から台風5、7、10号が毎週のように上陸したため、東日本や東北地方のコメの作柄は良くない可能性が言われている。

 こうした中、30日には、コメの販売額が直近週で前年比11倍に拡大中で米穀類の2024年9月発送分の予約販売額は前年比約30倍にまで増加していること、ポケットマルシェ8周年を記念し、米の送料OFFキャンペーンも実施することなどを発表。さらに注目されている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:34 | 材料でみる株価

うかいは後場一段高、JR東京駅のエキナカ商業施設に9⽉13⽇出店予定で期待強い

■NYダウ大幅安や円高にディフェンシブ特性

 うかい<7621>(東証スタンダード)は9月4日、朝寄り値の3875円(50円安)を下値に次第に強含み、後場は13時を過ぎて3940円(15円高)まで上げている。高級和食レストランや洋食・洋菓子店を展開し、9⽉13⽇にJR東日本<9020>(東証プライム)で最⼤規模のエキナカ商業施設「グランスタ東京」に洋菓子店を初出店すると発表済みで、期待する動きが強まっている。NYダウの大幅安や円高の影響を直接的には受けにくいディフェンシブ特性も言われている。

 第1四半期決算(2024年4〜6月、8月9日発表)は、売上高は前年同期比1.0%減となり、営業利益は採用強化などの先行費用があり同37.7%減、四半期純利益は同53.2%減だったが、株価は発表翌日から3日続伸し好反応だった。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:01 | 材料でみる株価

東武鉄道は朝安のあとジリジリ回復、日立製作所と生体認証サービスを拡大、全国100カ所以上に順次導入

■カードやスマートフォンを用いることなく「手ぶら」で決済

 東武鉄道<9001>(東証プライム)は9月4日、朝寄り直後の2505.0円(40.5円安)を下値に持ち直し、前引けにかけては2542.5円(3.0円安)まで回復して底堅い相場となっている。3日付で、日立製作所<6501>(東証プライム)と連名で「決済やポイント獲得などが手ぶらでできる生体認証サービスを多様な業種に本格展開(ファミリーマート、上新電機、ソラリアステージ(西鉄)、東京スカイツリー、東武東上線TJライナーなど全国100カ所以上に順次導入)」と発表し、期待されている。

 発表によると、両社は、より便利で豊かにする社会インフラの構築をめざし、4月11日から提供している生体認証を活用したデジタルアイデンティティの共通プラットフォーム(以下:本サービス)を、このたび、コンビニ、家電量販店、ショッピングモール、東京スカイツリー、鉄道などさまざまな業種で本格展開し、全国の100カ所以上に順次導入する。これにより、カードやスマートフォンを用いることなく、多様な業種で手ぶらでの決済やポイント獲得などができるようになる。東京スカイツリーの「東京ソラマチ」1Fでは9月3日から開始するとした。(HC)

■株式投資情報(総合版):記事アクセスランキング
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:33 | 材料でみる株価

カンロは次第高、英語版アニュアルレポート米国で最高評価とされ海外投資家の注目高まる期待

■世界最大規模のアニュアルレポートコンペの5部門で「Gold」受賞

 カンロ<2216>(東証スタンダード)は9月4日、小安く始まったあと次第高となり、午前10時40分過ぎに3115円(105円高)まで上げ、昨3日につけた事実上の上場来高値3125円に迫っている。直近、「ピュレグミ」の新製品の発表が相次ぎ、期待されている上、9月4日付で、5月に発刊した「アニュアルレポート2023」(英語版)が世界最大規模のアニュアルレポートコンペティションの5部門で「Gold」を受賞、などと発表。海外投資家の注目が高まる期待が出ている。

 アニュアルレポートは、内外の投資家や大口取引先など「あらゆるステークホルダーにとって必要かつ様々な情報をまとめたIR(投資家広報)冊子」(発表リリースより)。このほど、米国の独立評価機関MerComm,Inc.が主催する世界最大規模のアニュアルレポートコンペティション「International ARCアワード2024」の5部門で「Gold」を受賞し、2部門で「Silver/Honors」を受賞と発表した。海外投資家の注目が高まる期待が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:14 | 材料でみる株価

GFAが急伸、戦略連携するルミライズ社の特許出願など注目材料視

■中国の貿易機関との戦略的パートナー協定や連携の推進なども期待材料に

 GFA<8783>(東証スタンダード)は9月4日、急伸相場となり、25%高の337円(68円高)まで上げた後も310円前後で売買され、底練り圏から急激に出直っている。3日付で、戦略的業務連携を行っている株式会社ルミライズ(東京都千代田区)が「国内における脱分化脂肪細胞の新たな製法に関する特許出願」と発表し、注目材料視されている。

 また、9月2日付では「中国国際貿易促進委員会(石景山区支会)との戦略的パートナー協定に関するお知らせ」を発表し、8月29日付では「訴訟の判決に関するお知らせ」(勝訴)を、8月28日付では開示事項の経過として「青島磊鑫集団有限公司との戦略的業務連携の推進に関するお知らせ」を発表。同様に注目材料視されている。(HC)

■株式投資情報(総合版):記事アクセスランキング
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:55 | 材料でみる株価

スペースマーケットの出直り目立つ、東急グループの貸し会議室「インフィールド」も掲載開始など材料視

■NY株安や円高の影響を直接には受けない銘柄として注目集まる

 スペースマーケット<4487>(東証グロース)は9月4日、大幅に出直る相場となり、午前10時には9%高の310円(26円高)前後で売買され、約2週間ぶりに300円台を回復している。レンタルスペース情報サイトを運営し、9月2日付で「大型貸し会議室の利用シーン需要増!、東急グループの貸し会議室『インフィールド』がスペースマーケットで掲載開始」と発表したことなどを受けて期待が強まっている。午前10時過ぎには日経平均が1300円安などと全体相場の下げが拡大しており、NY株安や円高の影響を直接的には受けない銘柄としても注目されているようだ。

 発表によると、同社では、貸し会議室をはじめとしたレンタルスペースの法人利用が2年で2.4倍に増加しており、研修、セミナー、社員総会などの企業イベントにも数多く利用されている。株式会社インフィールド(東京都千代田区)は、イベントホール・コンファレンスの「企画・運営」専門会社で、会議室・貸しホールなど東京の3施設21スペースの「インフィールド」を9月2日からスペースマーケットでも掲載開始するとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:19 | 材料でみる株価

亀田製菓が戻り高値を更新、コメ高騰への対策などテレビで放送されたもようで好調な業績を再評価

■全体相場が大きく下押す中、高業績株を選別買い

 亀田製菓<2220>(東証プライム)は9月4日、再び一段高で始まり、取引開始後は4575円(50円高)まで上げ、2日ぶりに戻り高値を更新している。コメ高騰に関連した朝のテレビ情報番組で同社の対策や取組が放送されたもようで注目が再燃したとされている。8月初に発表した第1四半期決算では第2四半期と通期の業績予想を増額修正するなど、業績は好調で、全体相場が下押している中、高業績株を選別買いする動きが波及しているようだ。

 第1四半期決算(2024年4〜6月・連結)は、国内で「原材料などの価格上昇を増収効果と価格改定、効率化の推進により打ち返し」(決算説明資料より)、北米でも好調が続き、営業利益は前年同期比53.5%増などと大幅に拡大した。第2四半期と通期の業績予想を増額修正し、第2四半期累計(4〜9月)の営業利益は従来予想を55.6%上回る見込みとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:50 | 材料でみる株価
2024年09月03日

生化学工業は再び出直り基調、『SI−6603』の米国での生物製剤承認に期待続く

za11.jpg

■腰椎椎間板ヘルニア治療剤、全身麻酔の必要なく侵襲が小さい

 生化学工業<4548>(東証プライム)は9月3日、再び出直る相場となり、860円(20円高)まで上げた後も850円前後で堅調に売買されている。日経平均が過去最大の下げ幅を記録した8月5日は全体相場の下げに巻き込まれるように下押したが、下旬にはこの下げをほぼ完全に回復し、直近は小休止の様相を呈している。『SI−6603』(腰椎椎間板ヘルニア治療剤、一般名:コンドリアーゼ)に関する米国での生物製剤承認申請(BLA)が5月に米国食品医薬品局(FDA)によって受理された。「現在、承認取得に向けて準備を進めている」(決算短信より)ところで、株価にも『SI−6603』承認への期待が込められているようだ。

 『SI−6603』は、コンドリアーゼを有効成分とし、椎間板内に直接注射する治療剤。全身麻酔の必要がなく、手術療法と比較して身体的侵襲が小さいという特徴を有している。1回の投与で腰椎椎間板ヘルニアの症状改善効果が期待できることから、米国において新たな治療選択肢の提供を目指す。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:30 | 材料でみる株価

Jトラストが年初来の高値に迫る、約182億円の判決債権に注目強まる

111.jpg

■アジア子会社のシンガポールでの訴訟で相手方が控訴を撤回

 Jトラスト<8508>(東証スタンダード)は9月3日、再び一段高となり、午前11時にかけて7%高の487円(33円高)まで上げ、今年1月につけた年初来の高値500円に迫っている。国内と韓国、モンゴル、東南アジアで金融事業などを行い、第2四半期決算(2024年1〜6月・累計、連結)の営業収益は「中間期としては過去最大」(決算短信より)などと好調。8月28日、約182億円の判決債権を保有するアジア事業子会社のシンガポールでの訴訟案件で相手方による控訴が撤回されたと発表。この賠償額の業績上乗せにも期待が強まっている。

 また、8月9日に自社株買いの枠拡大を発表。24年3月27日から同年11月30日までの予定で行っている自社株買いについて、取得上限株数をこれまでの400万株から600万株(自己株式を除く発行済株式総数の4.36%)に拡大した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:25 | 材料でみる株価

大阪チタニウムが13%高、スポンジチタン生産能力増強など材料視

■特定重要物資としての供給確保計画認定にも注目集まる

 大阪チタニウム(大阪チタニウムテクノロジーズ)<5726>(東証プライム)は9月3日、一段と出直る相場となり、午前10時過ぎに13%高の2832円(320円高)まで上げて今年6月28日以来、約2か月ぶりに2800円台を回復し、その後も2800円に近い位置で活況高となっている。2日15時にスポンジチタンの生産能力増強と経済安全保障推進法に基づく供給確保計画の認定を発表し、買い材料視された。

 本社尼崎工場のスポンジチタン製造設備の生産能力を現行の年4万トン規模から同5万トン規模に増強する。投資額は約330億円。2027年度末までの完工を目標とする。発表によると、要因として、航空機向けのスポンジチタンの需要は強まっており、一般産業用途向けも順調な中で、「取引先は生産能力の増強を推進、併せて、今後のスポンジチタンの需給逼迫を見据え当社に対し高品質スポンジチタンの安定供給を強く要請している」などとした。また、特定重要物資として供給確保計画の認定を8月30日付で受け、航空機用スポンジチタン生産能力確保を目指し、事業開始年度と比して25%の生産能力を増強することとなった。最大助成額は約80.4億円。(HC)

■株式投資情報(総合版):記事アクセスランキング
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:02 | 材料でみる株価

イシンが2日連続ストップ高、自治体向けサービスをタイミーが採用、連日、好感買い

■長期低迷相場から起き上がる印象になり新たな相場の予感も

 イシン<143A>(東証グロース)は9月2日、取引開始後に30%高の1307円(300円高)まで上げ、2日連続ストップ高となっている。2日付で、自治体向けBtoGマーケティングサービスがスキマバイト情報のタイミー<215A>(東証グロース)に採用されたと発表、連日、好感買いが先行する相場となった。

 イシン株式の上場は2024年3月25日で、初値は2234円、高値は2785円(3月28日)。以後、長期低迷相場が続いてきたが、直近2日間の上げによって長期低迷から起き上がる印象になった。これまで続いた底練り相場から新たな相場に移行する可能性をイメージする様子もある。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:30 | 材料でみる株価

サトウ食品が高値に迫る、「サトウのごはん」11〜14%値上げ、買い気配で始まる

■原料米の急激な高騰など受け12月2日出荷分から改定と発表

 サトウ食品<2923>(東証スタンダード)は9月3日、買い気配で始まった後6%高の8200円(440円高)で始値がつき、出直りを強めている。2日、「パックごはんの価格改定〜サトウのごはん全商品値上げへ」と発表。このところのコメ不足・高騰もあって買い材料視され、8月21日につけた2000年以降の実質的な最高値8290円に迫っている。

 発表によると、「原料米の急激な価格高騰および、資材費・人件費・物流費の上昇により、このまま自社の企業努力だけで吸収し続けることは極めて困難であるとの判断に至り、やむを得ず」パックごはん全商品を2024年12月2日出荷分から約11〜14%アップ(希望小売価格より)するとした。「新潟県魚沼産こしひかり3食パック」(600g)は現在の727円を803円に、「秋田県産あきたこまち3食パック」(600g)は同498円を563円に改定するとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:59 | 材料でみる株価