[材料でみる株価]の記事一覧
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記事一覧 (10/01)みずほFGなど大手銀行株が続伸、「石破関連銘柄」として買い継続の様子
記事一覧 (10/01)ソフトバンクグループは買い先行、米オープンAIに700億円投資と伝えられ注目強まる
記事一覧 (09/30)バルニバービは戻り高値を更新、淡路島で地方創生事業を行い「石破関連銘柄」の買い
記事一覧 (09/30)セーラー広告は一時ストップ高、中四国を地盤に展開し石破新総裁の「地方創生」政策で追い風の期待
記事一覧 (09/30)ムサシは昨年来の高値、衆議院の解散・総選挙迫るとの見方や兵庫県の知事選を買い材料視
記事一覧 (09/30)三菱重工は反落模様だが日経平均より強い、石破氏の防衛政策に期待の様子
記事一覧 (09/30)能美防災やホーチキなど高い、石破茂氏の「防災省」創設方針を材料視
記事一覧 (09/30)DeNAは年初来の高値に進む、グループ会社DeSCヘルスケアの学会出展に注目集まる
記事一覧 (09/30)鳥取銀行が独歩高、自民党・石破新総裁の地元で「石破関連銘柄」、島根銀行も高い
記事一覧 (09/27)JPホールディングスは高値後の調整から再び値上がり、東京都の第1子保育無償化や自民党の新総裁の政策などに期待強い
記事一覧 (09/27)日野自動車は10日続伸基調、中国子会社の解散に続きカナダで「和解」など好感
記事一覧 (09/27)アステリアが大きく出直る、NTTデータ・イントラマートとのパートナー契約など好感
記事一覧 (09/27)東邦亜鉛が一段高、群馬環境リサイクルセンターの株式譲渡を巡り期待と思惑
記事一覧 (09/27)キヤノンが高値に迫る、世界初技術を使用した半導体製造装置を出荷、NY株式市場でも値上がり
記事一覧 (09/26)マーケットエンタープライズは一時14%高、自治体との連携拡大し「月次売上高」の発表開始も好感
記事一覧 (09/26)Speeeが続伸一段高、業務提携を受け外壁塗装・リフォームマッチングプラットフォーム「ヌリカエ」の業容拡大に期待
記事一覧 (09/26)TOWAの出直り急激、9月末を基準日として株式3分割、米半導体株高を受け買い先行
記事一覧 (09/25)サニーサイドアップGが後場一段高、元サッカー日本代表選手の中田英寿氏を新執行役員に選任とし注目集まる
記事一覧 (09/25)資生堂の出直り目立つ、中国の景気刺激策をうけ中国市場の回復など期待、中国関連株が高い
記事一覧 (09/25)日本新薬が急伸、肺高血圧症薬に関する承認取得を好感
2024年10月01日

みずほFGなど大手銀行株が続伸、「石破関連銘柄」として買い継続の様子

■みずほFGには楽天カードとの提携が伝えられる

 みずほFG(みずほフィナンシャルグループ)<8411>(東証プライム)は10月1日、続伸基調で始まり、取引開始後は3010.0円(74.0円高)まで上げ、約1か月ぶりに3000円台を回復している。「楽天カードとみずほFG、戦略的資本業務提携の検討で合意」(日テレニュース10月1日朝)と伝えられ、期待が強まった。

 もっとも、今朝は同社株や三菱UFJフィナンシャルG<8306>(東証プライム)三井住友FG<8316>(東証プライム)などは続伸基調となっており、全体相場が大幅安だった昨9月30日も値上がりした。自民党の石破新総裁が日銀の独立性を重視する姿勢を示している上、社会人1年目は銀行に就職したと伝えられているため「石破関連銘柄」として人気化しているとみられている。銀行株は金利上昇が買い材料になる。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:40 | 材料でみる株価

ソフトバンクグループは買い先行、米オープンAIに700億円投資と伝えられ注目強まる

■投資事業のビジョン・ファンドが出資、エヌビディアも出資を検討とされる

 ソフトバンクグループ<9984>(東証プライム)は10月1日、買い先行で始まり、取引開始後は3%高の8639円(212円高)まで上げて反発している。「オープンAIに700億円投資へ、米報道」(日本経済新聞10月1日付朝刊)と伝えられ、買い材料視されている。

 報道によると、「ソフトバンクグループ(SBG)傘下のビジョン・ファンドが、米オープンAIに5億ドル(約710億円)を投資することで合意したことが明らかになった」。米半導体大手エヌビディアも出資を検討し、マイクロソフトは追加投資する方向だという。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:19 | 材料でみる株価
2024年09月30日

バルニバービは戻り高値を更新、淡路島で地方創生事業を行い「石破関連銘柄」の買い

■北西海岸に続き南岸エリアも開発、今期は各利益とも増益の見込み

 バルニバービ<3418>(東証グロース)は9月30日、8%高の1370円(100円高)まで上げた後伸びきれないが後場も7月31日以来の1300円台に進んだまま売買され、戻り高値を更新している。自民党の石破新総裁が掲げる政策「地方創生」を受け、「淡路島等での地方創生にも注力」(会社四季報・秋号、東洋経済新報社)とある点などをテコに買いが入ったもよう。今期・2025年7月期の連結業績予想は営業利益39%増など各利益とも増益に転じる見込みとしており、業績面から注目し直す様子もある。

 淡路島に関連する取組では、北西海岸を舞台に展開する食を通じた地方創再生プロジェクト「Frogs FARM ATMOSPHERE」として飲食店、宿泊施設など、現在20施設を展開している。さらに、24年7月に淡路島南岸に約900坪を占めるエリアを開発し、レストランを出店した。前7月期の連結決算は9月13日に発表し、売上高は前期比0.7%増の134億52百万円、営業利益は同44.2%減の6億47百万円で、各利益とも減益だっが、今期は、売上高を8.5%増加、営業利益は39.1%増加など各利益とも2ケタの伸び率で増益に転じる見込みとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:54 | 材料でみる株価

セーラー広告は一時ストップ高、中四国を地盤に展開し石破新総裁の「地方創生」政策で追い風の期待

■9月中旬には高知市の広告会社を子会社化

 セーラー広告<2156>(東証スタンダード)は9月30日、一時ストップ高の381円(80円高、27%高)まで上げる場面を見せて後場寄り後も350円前後で売買され、急伸相場となっている。本社が高松市(愛媛県)で、9月中旬に本社・高知市(高知県)の広告事業会社の子会社化を発表。自民党の石破新総裁が掲げる「地方創生」政策に関わる銘柄として買い集中となった。

 第1四半期決算(2024年4〜6月・連結)は売上高が前年同期比4.2%増加した一方、営業利益などの各利益は提案力強化に向けた分析ツールなどの先行投資や賃貸用不動産にかかわる減損処理などにより損失だったが、ほぼ計画線のようで今期・25年3月期通期の連結業績予想は7月24日に開示した期初の予想を継続し、総売上高は前期比3.6%増、営業利益は5.4倍の急回復を見込んでいる。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:04 | 材料でみる株価

ムサシは昨年来の高値、衆議院の解散・総選挙迫るとの見方や兵庫県の知事選を買い材料視

■選挙機材の最大手、衆議院は10月中に解散・投票の観測強まる

 ムサシ<7521>(東証スタンダード)は9月30日、一段と強含む相場になり、午前11時にかけて5%高の1917円(83円高)まで上げ、2023年10月以来の1900円台に進んでいる。選挙用の投票計数システムなどの選挙機材の最大手で、自民党の新総裁に就任した石破茂氏が10月中の衆議院解散・総選挙もあり得る姿勢を示したとされ、注目材料視されている。

 「衆院選『10月15日公示・27日投開票』、石破氏、方針固める」(朝日新聞デジタル9月29日 19時23分)などと伝えられており、早期解散・総選挙の観測が強まった。また、兵庫県の知事選も予定されている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:34 | 材料でみる株価

三菱重工は反落模様だが日経平均より強い、石破氏の防衛政策に期待の様子

■防衛力強化につながるとの見方、中東情勢も支援要因に

 三菱重工業<7011>(東証プライム)は9月30日、反落模様だが、午前11時にかけては2.5%安の2139.5円(54.4円安)前後で売買され、日経平均の4.3%安(1688円69銭安の3万8140円87銭)に比べると強い相場になっている。防衛関連株の代表格で、自民党の新総裁に就任した石破茂氏は「アジア版NATO」など独自の防衛構想を持っているとされ、先行きへの期待が強いようだ。

 石破氏の自民党総裁就任後、防衛関連政策については、「アジア版NATO」構想や「日米安保条約改定を提起、米シンクタンクに寄稿」(日経電子版9月29日)などと伝えられた。防衛力の強化につながる政策と受け止められている。また、イスラエルが武装勢力ヒズボラ攻撃を継続する姿勢を示し、隣国レバノンでの地上戦に踏み切る可能性が言われるなど、中東情勢が不安定なことも防衛関連株への注目を強める要因になっている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:13 | 材料でみる株価

能美防災やホーチキなど高い、石破茂氏の「防災省」創設方針を材料視

■帝繊維、モリタHD、ドライケミカル、櫻護謨なども値上げる、ワークマンも高い

 能美防災<6744>(東証プライム)は9月30日、一段高となり、10%高の3015円(262円高)をつけて2日ぶりに上場来の高値を更新している。自民党の総裁に就任した石破茂氏が総裁選中に発表した政策の中に「防災省」の創設があり、「石破関連銘柄」として期待が継続している。火災報知器などのホーチキ<6745>(東証プライム)、消防関連製品の帝国繊維<3302>(東証プライム)、モリタHD<6455>(東証プライム)、日本ドライケミカル<1909>(東証スタンダード)、櫻護謨<5189>(東証スタンダード)なども高い。

 石破氏は自民党総裁選の期間中に、「石破氏が政策発表、地方創生や『防災省』創設」(NHKニュースWEB9月10日)と伝えらえるなど、「防災省」の創設方針を明らかにした。地盤ネットHD<6072>(東証グロース)、ワークマン<7564>(東証スタンダード)なども高い。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:24 | 材料でみる株価

DeNAは年初来の高値に進む、グループ会社DeSCヘルスケアの学会出展に注目集まる

■データベースを始めとしたリアルワールドデータの利活用方法など紹介

 DeNA(ディー・エヌ・エー)<2432>(東証プライム)は9月30日、続伸基調となり、取引開始後は5%高の1769.5円(80.5円高)まで上げて約1か月ぶりに年初来の高値を更新している。27日付で、グループ会社のDeSCヘルスケア株式会社(東京都渋谷区)が日本薬剤疫学会と日本臨床疫学会でブースの出展などを行うと発表しており、注目されている。30日の東京株式市場は日経平均が取引開始後に一時1800円安と急落しているため、注目材料の出た銘柄や高業績の銘柄などの中でも値動きのいい銘柄に資金が集まる様子がある。

 発表によると、DeSCヘルスケアは、10月12日から14日に開催される第16回国際薬剤疫学会アジア会議、および第29回日本薬剤疫学会学術総会にブースを出展し、さらに、11月2日の日本臨床疫学会ではブースの出展とリアルワールドデータ研究に関するシンポジウムを共催する。DeSCヘルスケアのデータベースを始めとしたリアルワールドデータの利活用方法の紹介などになるもようだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:49 | 材料でみる株価

鳥取銀行が独歩高、自民党・石破新総裁の地元で「石破関連銘柄」、島根銀行も高い

■ただ日経平均は取引開始後に1500円安となり関連株の値動き重い

 鳥取銀行<8383>(東証スタンダード)は9月30日、買い気配で始まった後11%高の1392円(135円高)で始値をつけ、9月4日以来の1300円台を回復している。自民党の新総裁に就任した石破茂氏の地元とあって「石破関連銘柄」のひとつとして注目されている。石破氏は地方活性化を掲げており、地方活性化にかかわる銘柄と受け止められている。

 島根銀行<7150>(東証スタンダード)も高い。ただ、週明け30日は、円相場が1ドル142円台の円高に戻り、日経平均は取引開始後に1500円安の3万8290円前後へと急落している。関連株の値動きも重くなっている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:22 | 材料でみる株価
2024年09月27日

JPホールディングスは高値後の調整から再び値上がり、東京都の第1子保育無償化や自民党の新総裁の政策などに期待強い

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■保育園205園など計320施設を運営、幼児教育の最大手

 JPホールディングス<2749>(東証プライム)は9月27日、737円(30円高)まで上げた後も堅調に売買され、1週間前につけた2013年以来の高値772円の後の微調整から出直っている。保育園205園、学童クラブ96施設など合計320施設(2024年6月末現在)を運営する幼児教育の最大手で、「東京都が第1子の保育料を無償化へ」(朝日新聞デジタル9月25日16:46)と伝えられたことや、今日27日に投開票される自民党の総裁選を前に、少子化対策や子育て関連政策の拡充による恩恵に期待が再燃している。

 業績は増収増益基調が続く見込みだ。8月中旬に発表した第1四半期決算(2024年4〜6月・連結)は、売上高が前年同期比7.2%増の96億円で、営業利益は同61.1%増の13億98百万円と大幅に伸びた。今期・25年3月期の連結業績予想は5月に発表した前期決算時の予想を据え置き、売上高385億28百万円(前期比1.8%増)、営業利益47億51百万円(同3.6%増)、などを継続したが、自民党の新総裁や東京都の政策によっては来期の見通しに期待が強まるため注目度は強いようだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:01 | 材料でみる株価

日野自動車は10日続伸基調、中国子会社の解散に続きカナダで「和解」など好感

■体質強化に向けた取組を買う相場との見方

 日野自動車<7205>(東証プライム)は9月27日、一段と出直り、午前10時過ぎに6%高の491.6円(26.6円高)まで上げて7月につけた直近の高値492.4円に迫っている。26日の夕方、カナダで提起されている訴訟について和解することとし、本件和解の金額は55百万カナダドル(約60億円)になると発表。特損にはなるものの、相場心理に特有の懸念材料出尽くし感が働いて買いが優勢になったと見られている。

 同社株は9月12日から続伸中で、27日も値上がりすれば10連騰になる。9月13日付で中国子会社・上海日野発動機有限公司の解散について発表しており、体質強化に向けた取組を買う相場と見られている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:33 | 材料でみる株価

アステリアが大きく出直る、NTTデータ・イントラマートとのパートナー契約など好感

■今期は3期ぶりに完全黒字化を見込み期待材料への反応強い

 アステリア<3853>(東証プライム)は9月27日、再び大きく出直り、取引開始後に6%高の579円(33円高)まで上げて約1か月ぶりに戻り高値を更新している。26日付でNTTデータ・イントラマート<3850>(東証スタンダード)とのアライアンスパートナー契約を発表し、好感されている。

 発表によると、この連携により、企業内に存在する各種システムおよびデータを統合し、シームレスなシステム構築による業務プロセス全体の自動化など、迅速なDX推進と開発コストの削減を実現する。同社の業績は2023年3月期、24年3月期に各利益とも損失を計上したが、今期・25年3月期は完全黒字化の業績予想としている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:14 | 材料でみる株価

東邦亜鉛が一段高、群馬環境リサイクルセンターの株式譲渡を巡り期待と思惑

■35%保有、古河機械金属が10月1日付で完全子会社化へ

 東邦亜鉛<5707>(東証プライム)は9月27日、一段と出直って始まり、取引開始後は9%高の1070円(91円高)まで上げて約1か月前につけた高値1082円に迫っている。同社が35%保有し古河機械金属<5715>(東証プライム)が65%保有する群馬環境リサイクルセンター株式会社(群馬県高崎市、GKR社)の株式を巡り期待と思惑が強まっているもようだ。

 GKR社は古河機械金属の連結子会社。古河機械金属は9月初旬にGKR社の全株式の取得を発表し、10月1日付で「東邦亜鉛が保有するGKRの全株式を取得し完全子会社化する」としたが、金額には触れていない。一方、東邦亜鉛の「プレスリリース」には直近までGKR社の株式譲渡に係る開示が特段見受けられず、譲渡額などを巡って期待や思惑が漂っているという。株式市場関係者の中には、「10月1日」が迫ってきたため、近々何らかの開示がありそうと注目する動きが出ているもようだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:52 | 材料でみる株価

キヤノンが高値に迫る、世界初技術を使用した半導体製造装置を出荷、NY株式市場でも値上がり

■NIL(ナノインプリントリソグラフィ)技術

 キヤノン<7751>(東証プライム)は9月27日、再び上値を指向して始まり、取引開始後は4954円(59円高)をつけて約4週間前につけた2008年以来の高値5121円に向けて出直っている。26日付で、世界で初めて実用化したNIL技術を使用した半導体製造装置を米国テキサス州にある半導体コンソーシアム「Texas Institute for Electronics」(以下、TIE)に同日出荷すると発表し、注目されている。NY株式市場でも値上がりし、買い安心感が広がったようだ。

 発表によると、NIL(ナノインプリントリソグラフィ)技術は、これまでの投影露光技術とは異なる方式でパターンを形成するもの。従来の投影露光装置は、ウエハー上に塗布されたレジスト(樹脂)に光を照射し回路を焼き付けるのに対し、NIL技術を使用した半導体製造装置は、ウエハー上のレジストに回路パターンを刻み込んだマスク(型)をハンコのように押し付けて回路パターンを形成する。光学系という介在物がないため、マスク上の微細な回路パターンを忠実にウエハー上に再現でき、低消費電力・低コストで既存の最先端ロジック半導体製造レベルの5ナノノードにあたる最小線幅14nmのパターン形成が可能という。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:20 | 材料でみる株価
2024年09月26日

マーケットエンタープライズは一時14%高、自治体との連携拡大し「月次売上高」の発表開始も好感

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■7月の月次連結売上高は前年同月比47%増加

 マーケットエンタープライズ<3135>(東証プライム)は9月26日、一時14%高の1000円(126円高)まで上げて一段と出直る相場になっている。不要品を再利用するリユースプラットフォーム「おいくら」を活用して地域社会の課題解決を目指す自治体との連携が続々拡大している上、25日には「月次売上高」の発表を開始すると発表し、証券会社の調査関係者などからも好感されている。

 「月次売上高」は、8月度から、毎月の月次連結売上高について前年同月比ベースで開示するとし、25日は7月度と8月度の数字(前年同月比ベース)を発表した。7月の月次連結売上高は前年同月の147.4%(47.4%増加)、8月の月次連結売上高は前年同月の124.6%(24.6%増加)だった。毎月15日頃を目途に発表するとした。

■リユースプラットフォーム「おいくら」で提携する自治体は全国177に拡大

 また、26日は、リユースプラットフォーム「おいくら」の活用について、岩手県紫波郡矢巾町(町長:高橋 昌造)とリユース事業に関する協定を締結し、26日から連携をスタートすると発表した。これにより、「おいくら」導入自治体は全国で177に拡大した。

 「おいくら」は、不要品を売りたい方が「おいくら」を通して査定依頼をすると、全国の加盟リサイクルショップに一括査定依頼され、買取価格を比較することができる。一度の依頼だけで不要品の買取価格をまとめて比較し、売却できる手軽さが好評で、これまでおよそ120万人(2024年1月末日)が利用している。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:29 | 材料でみる株価

Speeeが続伸一段高、業務提携を受け外壁塗装・リフォームマッチングプラットフォーム「ヌリカエ」の業容拡大に期待

■22%高、2023年10月以来の2600円台に進む

 Speee(スピイー)<4499>(東証スタンダード)は9月26日、続伸一段高となり、22%高の2670円(479円高)まで上げて3日ぶりに年初来の高値を更新している。24日付で、財務支援、事業承継・M&A、金融支援などを行う株式会社シードコンサルティング(東京都中央区)との業務提携を発表し、連日買い材料視されて急伸。26日は2023年10月以来の2600円台に進んだ。

 発表によると、この提携によって、Speeeの運営する外壁塗装・リフォームマッチングプラットフォーム事業の「ヌリカエ」は、加盟企業ネットワーク内で、さらに健全な経営を目指す事業者に対し、財務コンサル・AI財務診断レポートのご提供や法人保険診断をご紹介することができるようになる。

 Speeeは、デジタル化による恩恵を受けにくいリフォームや不動産、介護領域などのレガシーな産業において、情報流通をリ・デザインし、バリューチェーンを再開発することを目指している。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:04 | 材料でみる株価

TOWAの出直り急激、9月末を基準日として株式3分割、米半導体株高を受け買い先行

■9月30日基準日の株式分割は26日が買付期限に

 TOWA<6315>(東証プライム)は9月26日、大きく出直って始まり、取引開始後は11%高の6620円(660円高)まで上げ、年初来の安値圏から持ち直している。半導体モールディング装置の大手で、9月30日を基準日として株式3分割を行う予定。この権利確保は26日が買付期限(権利付最終日)。また、米国25日のNY株式市場で半導体株の上げが再燃したこともあり、買いが先行する形になっている。

 米国25日のNY株式市場ではNASDAQ総合指数と半導体株指数SOXが3日続伸した。米金融政策当局が11月も大幅な利下げを行うとの観測が出たもよう。また、半導体大手のマイクロン・テクノロジーは四半期決算が好調で夜間取引で急伸と伝えられた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:48 | 材料でみる株価
2024年09月25日

サニーサイドアップGが後場一段高、元サッカー日本代表選手の中田英寿氏を新執行役員に選任とし注目集まる

■日本参入を検討する企業や海外進出企業に国際的な人脈など活用

 サニーサイドアップG(サニーサイドアップグループ)<2180>(東証スタンダード)は9月25日の後場、一段と強含む場面を見せ、昼12時半過ぎに11%高の609円(63円高)まで上げて約1か月ぶりに600円台を回復している。同日午前、元サッカー日本代表選手の中田英寿(なかたひでとし)氏を新たに執行役員として選任することを決議したと発表しており、期待が雇用したとみられている。

 発表では、「同氏は、日本サッカー界を世界へ導き、自らもヨーロッパサッカー界への扉を開いた国際人で」「世界そして日本全国を隈なく旅しながら深めた知見と、よりブラッシュアップされた同氏の独特のセンス、これを当社グループが経営に活かさないというのは、企業としても機会損失だと考え」る、などとし、「日本参入を検討されているグローバル企業様、海外進出を検討されている日本企業様に向けて、同氏が持つ国際的な人脈とそのセンスが活かされると確信して」いるとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:05 | 材料でみる株価

資生堂の出直り目立つ、中国の景気刺激策をうけ中国市場の回復など期待、中国関連株が高い

■中国人民銀行が「追加緩和、預金準備率・住宅ローン金利下げ」

 資生堂<4911>(東証プライム)は9月25日、連日出直る相場となり、午前11時を過ぎては6%高の3787.0円(227.0円高)前後で売買されている。「中国、景気刺激へ追加緩和、預金準備率・住宅ローン金利下げ、デフレ回避は不透明」(日本経済新聞9月25日付朝刊)と中国の景気対策が伝えられ、中国市場の回復に期待が強まったとみられている。米国24日のNY株式市場では同様の見方からエスティ・ローダーが大きく値上がりしたとされており、東京市場ではコーセー<4922>(東証プライム)も高い。また、中国景気敏感株とされる安川電機<6506>(東証プライム)なども高い。

 「中国人民銀行(中央銀行)の潘功勝総裁は24日、追加の景気刺激策を発表した。市中に出回るお金を増やしたり、融資済みの住宅ローン金利を引き下げたりする。内需を刺激しデフレ回避を急ぐ」(同)と伝えられた。2012年に黒田日銀総裁が就任した頃に似ているとの感想もある。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:38 | 材料でみる株価

日本新薬が急伸、肺高血圧症薬に関する承認取得を好感

■難病・希少疾患を注力領域とし、新たな製剤が加わり取りそろえ拡充

 日本新薬<4516>(東証プライム)は9月25日、急伸後も次第高となり、午前10時20分過ぎに13%高の3817円(429円高)まで上げて約4か月ぶりに3800円台を回復している。24日付で、「『ユバンシ配合錠』:Johnson & Johnsonによる肺動脈性肺高血圧症に係る製造販売承認取得のお知らせ」を発表し、買い材料視されている。

 発表によると、今回の承認は、Johnson & Johnson(ジョンソン&ジョンソン、J&J)が実施した国際共同第3相ピボタル試験(A DUE試験)の結果に基づくもので、同社は情報提供活動をJ&Jと共同で実施する。同社は、難病・希少疾患を注力領域として位置づけており、肺高血圧症(PAH)はそのひとつ。製品として、ウプトラビ(セレキシパグ)、オプスミット(マシテンタン)、アドシルカ(タダラフィル)を取りそろえており、今回新たにユバンシが加わることで、PAHの治療に一層貢献できるものと考えているとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:19 | 材料でみる株価