■5000億ドル(約78兆円)規模、データセンター建設なども推進
古河電気工業<5801>(東証プライム)は1月22日、再び上値を追う相場となり、午前10時にかけて10%高の7753円(720円高)まで上げて2日ぶりに上場来の高値を更新している。トランプ米大統領が21日に巨額投資をともなうAI開発事業「スターゲート」を発表し、「米南部テキサス州などでAI開発に使うデータセンターの建設を計画」(日経電子版速報ニュース1月22日08:02)などと伝えられたことを受け、導電線などの需要拡大に期待が高まっている。住友電気工業<5802>(東証プライム)、フジクラ<5803>(東証プライム)、SWCC<5805>(東証プライム)なども軒並み値上がりし、ソフトバンクグループ<9984>(東証プライム)も8%高となっている。
「トランプ米大統領は21日(日本時間22日朝)、ソフトバンクグループ(SBG)や米オープンAIなどによる米国の人工知能(AI)開発事業への巨額投資を発表した」(同)と伝えられた。報道によると、ソフトバンクGグループと米オープンAI、オラクルの3社は「スターゲート」と呼ぶAI開発の共同出資事業を始め、5000億ドル(約78兆円)規模の投資を行い、テキサス州などでAI開発に使うデータセンターの建設を計画しているという。(HC)
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(01/22)古河電工が最高値など電線株が全面高、トランプ米大統領の巨額AI開発事業「スターゲート」を好感
(01/22)フジ・メディアHDは4日続伸基調、「CM差し止め350本」などと伝えられたが買い続く、業界再編などの思惑あるもよう
(01/22)ソフトバンクGが買い気配、トランプ米大統領が孫正義氏らと「スターゲート」事業を発表と伝えられ注目集まる
(01/21)イフジ産業やホクリヨウが後場一段高、鳥インフル「垂直上昇に近いぐらいの発生状況」とされ連想買い
(01/21)SWCCの出直り目立つ、GS証券が新規に投資評価を開始と伝えられ注目再燃
(01/21)DeNAが反発幅を広げる、「ポケポケ」カード総獲得枚数400億枚と伝えられる
(01/21)クリーク・アンド・リバー社が6カ月ぶりの高値に進む、フジテレビを巡る報道を受け事業に追い風の期待
(01/21)BlueMemeが急伸、成長戦略など紹介する動画公開、注目再燃の様子
(01/21)ヤマシンフィルタが一段と出直って始まる、トランプ大統領の「掘って、掘って、掘りまくれ」を好感
(01/20)京写が後場一段高、米中の緊張緩和やスズキのインド戦略など材料視の見方
(01/20)アマテイは株主優待の発表を受けて急動意、1000株以上の株主にQUOカード3000円分
(01/20)ノーリツが後場急動意、英国系投資ファンドの保有拡大が伝えられ1700円台を回復
(01/20)gumiが急反発、トランプ次期米大統領の暗号資産政策に期待強まる
(01/20)第一三共が急反発、手術不能または転移性乳がんを適応とする新薬の販売承認を取得、昨年来の安値圏から急激に出直る
(01/20)三井不など不動産大手が高い、アジア系ファンドが日本の不動産に1兆円投資とされ期待高まる
(01/20)フジ・メディアHDは2日続伸で始まる、「CM差し止め」相次ぐと伝えられたが影響ない様子
(01/17)ネクセラファーマは昨年来の安値圏から連日出直る、臨床試験の開始時期や証券会社の投資判断を好感
(01/17)太平洋セメントが後場一段と強含む、事業ポートフォリオ改革にスピード感あるとの見方
(01/17)ホシデンやメガチップスが高い、任天堂「Nintendo Switch」の後継機種を発表し期待高まる
(01/17)日野自動車は昨年来の高値を更新、排ガス認証試などの問題で米国当局と和解、連日大幅高
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2025年01月22日
古河電工が最高値など電線株が全面高、トランプ米大統領の巨額AI開発事業「スターゲート」を好感
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:27
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フジ・メディアHDは4日続伸基調、「CM差し止め350本」などと伝えられたが買い続く、業界再編などの思惑あるもよう
■MBO(自社による買収)による株式非公開化の可能性なども想定か
フジ・メディアHD(フジ・メディア・ホールディングス)<4676>(東証プライム)は1月22日、4日続伸基調で始まり、取引開始後は5%高の1925.0円(102.0円高)まで上げ、約1か月ぶりに戻り高値を更新している。タレント・中居正広さんのトラブルにフジテレビの社員が関与していたと伝えられた件を巡り、「フジテレビCM差し止め75社に、ACジャパン差し替え350本超」(毎日新聞のニュースサイト1月21日20:27)などと伝えられたが、株価は連騰となっている。一説では、業界再編への連想や株式の非公開化への連想などが働いているとの見方が出ている。
同社株を買う理由として、同業他社によるM&A(買収)をイメージする動きや、投資ファンドなどとともに行うMBO(自社による買収)で株式を非公開化して再建をめざす可能性への期待などが出ているもようだ。どちらにしてもTOB(株式の公開買付)が行われる可能性があるため、TOBへの応募などを想定して先回り買いする動きが出てるようだ。(HC)
フジ・メディアHD(フジ・メディア・ホールディングス)<4676>(東証プライム)は1月22日、4日続伸基調で始まり、取引開始後は5%高の1925.0円(102.0円高)まで上げ、約1か月ぶりに戻り高値を更新している。タレント・中居正広さんのトラブルにフジテレビの社員が関与していたと伝えられた件を巡り、「フジテレビCM差し止め75社に、ACジャパン差し替え350本超」(毎日新聞のニュースサイト1月21日20:27)などと伝えられたが、株価は連騰となっている。一説では、業界再編への連想や株式の非公開化への連想などが働いているとの見方が出ている。
同社株を買う理由として、同業他社によるM&A(買収)をイメージする動きや、投資ファンドなどとともに行うMBO(自社による買収)で株式を非公開化して再建をめざす可能性への期待などが出ているもようだ。どちらにしてもTOB(株式の公開買付)が行われる可能性があるため、TOBへの応募などを想定して先回り買いする動きが出てるようだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:45
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ソフトバンクGが買い気配、トランプ米大統領が孫正義氏らと「スターゲート」事業を発表と伝えられ注目集まる
■米国のAI開発事業、AI開発に使うデータセンター建設を計画
ソフトバンクG(ソフトバンクグループ)<9984>(東証プライム)は1月22日、買い気配で始まったあと5%高の9713円(465円高)で始値をつけ、昨年11月につけた戻り高値9842円に向けて大きく出直っている。トランプ米大統領が「孫正義氏らとAI開発に78兆円投資表明」(日経電子版速報ニュース1月22日08:02)と伝えられ、注目が集まった。
報道によると、「トランプ米大統領は21日(日本時間22日朝)、ソフトバンクグループ(SBG)や米オープンAIなどによる米国の人工知能(AI)開発事業への巨額投資を発表した」。「3社は「スターゲート」と呼ぶAI開発の共同出資事業を始める」「米半導体大手エヌビディアや米マイクロソフトも技術面で連携する。米南部テキサス州などでAI開発に使うデータセンターの建設を計画している」という。(HC)
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ソフトバンクG(ソフトバンクグループ)<9984>(東証プライム)は1月22日、買い気配で始まったあと5%高の9713円(465円高)で始値をつけ、昨年11月につけた戻り高値9842円に向けて大きく出直っている。トランプ米大統領が「孫正義氏らとAI開発に78兆円投資表明」(日経電子版速報ニュース1月22日08:02)と伝えられ、注目が集まった。
報道によると、「トランプ米大統領は21日(日本時間22日朝)、ソフトバンクグループ(SBG)や米オープンAIなどによる米国の人工知能(AI)開発事業への巨額投資を発表した」。「3社は「スターゲート」と呼ぶAI開発の共同出資事業を始める」「米半導体大手エヌビディアや米マイクロソフトも技術面で連携する。米南部テキサス州などでAI開発に使うデータセンターの建設を計画している」という。(HC)
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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:19
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2025年01月21日
イフジ産業やホクリヨウが後場一段高、鳥インフル「垂直上昇に近いぐらいの発生状況」とされ連想買い
■鶏卵市況の上昇が想起され株価材料視
イフジ産業<2924>(東証スタンダード)は1月21日、前後場ともジリ高傾向のまま15時にかけて5%高の1641円(75円高)まで上げ、2日続伸基調の出直り相場となっている。液卵事業の大手で、鳥インフルエンザの影響拡大が伝えられるとともに鶏卵市況の上昇が想起され、株価材料視されているようだ。養鶏の大手ホクリヨウ<1384>(東証スタンダード)も続伸基調で約1週間前につけた高値に向けて出直っている。
鳥インフルエンザについては、きょう21日も報道が相次いでおり、「鳥インフル感染拡大防止へ『やれることは全部やる』農相」(NHKニュースWER1月21日13時42分)、「鳥インフル『垂直上昇に近いぐらいの発生状況』江藤農水大臣」(TBSニュース1月21日14時17分)、などと伝えられた。(HC)
イフジ産業<2924>(東証スタンダード)は1月21日、前後場ともジリ高傾向のまま15時にかけて5%高の1641円(75円高)まで上げ、2日続伸基調の出直り相場となっている。液卵事業の大手で、鳥インフルエンザの影響拡大が伝えられるとともに鶏卵市況の上昇が想起され、株価材料視されているようだ。養鶏の大手ホクリヨウ<1384>(東証スタンダード)も続伸基調で約1週間前につけた高値に向けて出直っている。
鳥インフルエンザについては、きょう21日も報道が相次いでおり、「鳥インフル感染拡大防止へ『やれることは全部やる』農相」(NHKニュースWER1月21日13時42分)、「鳥インフル『垂直上昇に近いぐらいの発生状況』江藤農水大臣」(TBSニュース1月21日14時17分)、などと伝えられた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:06
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SWCCの出直り目立つ、GS証券が新規に投資評価を開始と伝えられ注目再燃
■投資判断「Buy」、目標株価は9600円と伝えられる
SWCC(旧・昭和電線ホールディングス)<5805>(東証プライム)は1月21日の前場、9%高の7700円(620円高)をつけた後も7600円前後で売買され、昨年12月につけた高値8520円に向けて出直る相場となった。ゴールドマン・サックス(GS)証券が新規に投資評価を開始し、投資判断「Buy(買い)」、目標株価は9600円、と伝えられ、買い安心感が広がった。後場は7560円(480円高)始まった。
GS証券では、データセンター市場の急拡大とこれに向けた光ケーブルなどの拡大などに注目しているもよう。第3四半期決算の発表は2月7日の予定で、第2四半期(中間期)はエネルギー・インフラ事業が好調で、自動車向けはEV高機能製品の需要が調整局面、通信ケーブルは堅調に推移した。(HC)
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SWCC(旧・昭和電線ホールディングス)<5805>(東証プライム)は1月21日の前場、9%高の7700円(620円高)をつけた後も7600円前後で売買され、昨年12月につけた高値8520円に向けて出直る相場となった。ゴールドマン・サックス(GS)証券が新規に投資評価を開始し、投資判断「Buy(買い)」、目標株価は9600円、と伝えられ、買い安心感が広がった。後場は7560円(480円高)始まった。
GS証券では、データセンター市場の急拡大とこれに向けた光ケーブルなどの拡大などに注目しているもよう。第3四半期決算の発表は2月7日の予定で、第2四半期(中間期)はエネルギー・インフラ事業が好調で、自動車向けはEV高機能製品の需要が調整局面、通信ケーブルは堅調に推移した。(HC)
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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:33
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DeNAが反発幅を広げる、「ポケポケ」カード総獲得枚数400億枚と伝えられる
■スマートフォン向けポケモンカードゲーム好調を再確認
DeNA(ディー・エヌ・エー)<2432>(東証プライム)は1月21日、反発して始まった後も次第高となり、午前11時にかけて5%高の2674.0円(138.0円高)まで上げて昨年12月30日につけた高値3214.0円に向けて出直っている。スマートフォン向けポケモンカードゲーム『Pokémon Trading Card Game Pocket(ポケポケ)』について、「全世界のプレーヤーのカード総獲得枚数が400億枚を達成」(日経速報ニュース)と伝えられ、注目が再燃している。
同ゲームは、DeNAと株式会社ポケモン(東京都港区)、株式会社クリーチャーズ(東京都千代田区)が共同開発したゲームアプリ。昨2024年12月17日に初の追加拡張パック「幻のいる島」が全世界で6000万ダウンロードを突破と発表している。(HC)
DeNA(ディー・エヌ・エー)<2432>(東証プライム)は1月21日、反発して始まった後も次第高となり、午前11時にかけて5%高の2674.0円(138.0円高)まで上げて昨年12月30日につけた高値3214.0円に向けて出直っている。スマートフォン向けポケモンカードゲーム『Pokémon Trading Card Game Pocket(ポケポケ)』について、「全世界のプレーヤーのカード総獲得枚数が400億枚を達成」(日経速報ニュース)と伝えられ、注目が再燃している。
同ゲームは、DeNAと株式会社ポケモン(東京都港区)、株式会社クリーチャーズ(東京都千代田区)が共同開発したゲームアプリ。昨2024年12月17日に初の追加拡張パック「幻のいる島」が全世界で6000万ダウンロードを突破と発表している。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:16
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クリーク・アンド・リバー社が6カ月ぶりの高値に進む、フジテレビを巡る報道を受け事業に追い風の期待

■TV・映像分野や各専門分野のエージェンシー事業などを展開
クリーク・アンド・リバー社<4763>(東証プライム)は1月21日、再び上値を追う相場となり、取引開始後に1659円(53円高)まで上げた後も1650円前後で売買され、2024年7月10日以来の1650円台に進んでいる。連結子会社でTV・映像分野のエージェンシー事業やTV番組を企画制作するプロデュース事業などを行っており、タレント・中居正広さんとフジ・メディア・HD<4676>(東証プライム)のフジテレビを巡る一連の報道を受けて、株式市場関係者から「テレビ業界で改革が起これば事業に追い風となるのでは」といった推測と期待が出ている。
1月9日に発表した第3四半期決算(2024年3〜11月・累計/連結)では、3か月ごとに見た損益が改善傾向をみせ、「来期以降を含めた案件獲得は着実に進展」(決算説明資料より)とした。通期の連結業績予想を下方修正したが、発表翌日の株価は4%高(62円高の1630円)と好反応を示した。来期以降への展望が強い展開となっている。自己株式の取得(自社株買い)も実施中だ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:48
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BlueMemeが急伸、成長戦略など紹介する動画公開、注目再燃の様子
■IT業界が抱える技術者の高齢化や人材不足に対応
BlueMeme<4069>(東証グロース)は1月21日、1円高(1228円)で始まった後246円高(1473円、20%高)と急伸し、大きく出直る相場となっている。20日付で(株)IR Roboticsが運営するIR動画メディア「IRTV」に同社の事業概要および成長戦略を紹介するインタビュー動画が公開されたと開示しており、注目が強まったとみられている。
ローコード技術とアジャイル手法を中心としたDX事業を行い、動画では、IT業界が抱える技術者の高齢化やIT需要の急増に伴う「IT人材不足」の課題に対し、同社独自の開発手法である「Agile DX」と「ローコード技術」を組み合わせて対応することで、市場における独自のポジションを確立している点について解説している。(HC)
BlueMeme<4069>(東証グロース)は1月21日、1円高(1228円)で始まった後246円高(1473円、20%高)と急伸し、大きく出直る相場となっている。20日付で(株)IR Roboticsが運営するIR動画メディア「IRTV」に同社の事業概要および成長戦略を紹介するインタビュー動画が公開されたと開示しており、注目が強まったとみられている。
ローコード技術とアジャイル手法を中心としたDX事業を行い、動画では、IT業界が抱える技術者の高齢化やIT需要の急増に伴う「IT人材不足」の課題に対し、同社独自の開発手法である「Agile DX」と「ローコード技術」を組み合わせて対応することで、市場における独自のポジションを確立している点について解説している。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:59
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ヤマシンフィルタが一段と出直って始まる、トランプ大統領の「掘って、掘って、掘りまくれ」を好感
■建機用フィルターの世界的大手、米国のエネルギー政策に期待強まる
ヤマシンフィルタ<6240>(東証プライム)は1月21日、一段と出直って始まり、取引開始後は5%高の645円(30円高)まで上げ、3日続伸基調となっている。建機用フィルターの世界的大手で、米国20日に就任したトランプ大統領が就任式の演説で改めて「掘って、掘って、掘りまくれ」と「非常エネルギー危機宣言」を行ったことなどが買い材料視されている。
就任式では、「トランプ氏、大統領演説で『掘って、掘って、掘りまくれ!』、非常エネルギー危機を宣言」(ロイターニュース1月21日)などと伝えられた。同社は、米国の建機大手キャタピラー社にもエンジン用フィルターを提供する。(HC)
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ヤマシンフィルタ<6240>(東証プライム)は1月21日、一段と出直って始まり、取引開始後は5%高の645円(30円高)まで上げ、3日続伸基調となっている。建機用フィルターの世界的大手で、米国20日に就任したトランプ大統領が就任式の演説で改めて「掘って、掘って、掘りまくれ」と「非常エネルギー危機宣言」を行ったことなどが買い材料視されている。
就任式では、「トランプ氏、大統領演説で『掘って、掘って、掘りまくれ!』、非常エネルギー危機を宣言」(ロイターニュース1月21日)などと伝えられた。同社は、米国の建機大手キャタピラー社にもエンジン用フィルターを提供する。(HC)
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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:20
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2025年01月20日
京写が後場一段高、米中の緊張緩和やスズキのインド戦略など材料視の見方

■プリント配線基板の世界的大手、12月にインド駐在員事務所を発表
京写<6837>(東証スタンダード)は1月20日、前後場とも次第高となり、14時50分にかけて8%高の379円(28円高)まで上げ、昨年8月以来の水準に進んでいる。プリント配線基板の世界的大手で、米トランプ次期大統領と中国の習近平国家主席が17日に電話会談を行ったと伝えられ、米中の緊張緩和などに期待が強まったことや、台湾のTSMC(積体電路製造)の巨額の設備投資計画、スズキ<7269>(東証プライム)がインドから世界に販売するクルマを発表したこと、などが材料視されている模様だ。
同社は24年12月にインド駐在員事務所の開設を発表しており、スズキは「インドのニューデリーで開幕した国際自動車ショーで電気自動車(EV)の世界戦略車『eビターラ」』を発表した。同国を輸出拠点として強化し、欧州や日本、アフリカなどの開拓を進める」(日経電子版速報ニュース1月17日夜)と伝えられた。京写の配線基板は車載の電装関係に広く使われているため連想か強まっている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:08
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アマテイは株主優待の発表を受けて急動意、1000株以上の株主にQUOカード3000円分
■保有期間1年以上だが初回として今3月末の株主には保有期間なしで優待を実施
アマテイ<5952>(東証スタンダード)は1月20日の14時に株主優待制度の導入を発表し、株価は急動意となって一時9%高の152円(12円高)まで上げ、約2か月ぶりに150円台を回復している。
クギ、ネジの大手。優待は、毎年3月末日(基準日)時点の株主名簿に記載または記録された1000株(10単元)以上の株式を1年以上継続保有する株主を対象に実施し、QUOカード3000円分を進呈する。ただし、初回として、2025年3月末日時点の株主名簿に記載または記録された1000株(10単元)以上を保有する株主には、保有期間にかかわらず株主優待を実施するとした。(HC)
アマテイ<5952>(東証スタンダード)は1月20日の14時に株主優待制度の導入を発表し、株価は急動意となって一時9%高の152円(12円高)まで上げ、約2か月ぶりに150円台を回復している。
クギ、ネジの大手。優待は、毎年3月末日(基準日)時点の株主名簿に記載または記録された1000株(10単元)以上の株式を1年以上継続保有する株主を対象に実施し、QUOカード3000円分を進呈する。ただし、初回として、2025年3月末日時点の株主名簿に記載または記録された1000株(10単元)以上を保有する株主には、保有期間にかかわらず株主優待を実施するとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:24
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ノーリツが後場急動意、英国系投資ファンドの保有拡大が伝えられ1700円台を回復
■「株主提案に関する書面受領」について発表、思惑強まる
ノーリツ<5943>(東証プライム)は1月20日の13時、「株主提案に関する書面受領」について発表し、株価は直後から急動意となって7%高の1772円(122円高)まで上げ、約2週間ぶりに1700円台を回復している。同社株主のNIPPON ACITVE VALUE FUND PLC(ニッポン・アクティブ・バリュー・ファンド)より、2025年3月27日開催予定の同社第75回定時株主総会で株主提案する旨の書面を1月20日付で受領したと発表し、思惑が渦巻く形になった。
ニッポン・アクティブ・バリュー・ファンドは英国発の投資ファンドで、保有するノーリツの株式数は、1月10日時点の「5%ルール報告書」で6.01%に拡大したと伝えられていた。(HC)
ノーリツ<5943>(東証プライム)は1月20日の13時、「株主提案に関する書面受領」について発表し、株価は直後から急動意となって7%高の1772円(122円高)まで上げ、約2週間ぶりに1700円台を回復している。同社株主のNIPPON ACITVE VALUE FUND PLC(ニッポン・アクティブ・バリュー・ファンド)より、2025年3月27日開催予定の同社第75回定時株主総会で株主提案する旨の書面を1月20日付で受領したと発表し、思惑が渦巻く形になった。
ニッポン・アクティブ・バリュー・ファンドは英国発の投資ファンドで、保有するノーリツの株式数は、1月10日時点の「5%ルール報告書」で6.01%に拡大したと伝えられていた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:01
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gumiが急反発、トランプ次期米大統領の暗号資産政策に期待強まる
■NYで20日就任早々に暗号資産規制緩和の観測報道
gumi<3903>(東証プライム)は1月20日、急反発となり、8%高の408円(30円高)まで上げた後も1月9日以来の400円台で売買されている。昨2024年12月に「暗号資産評価益の計上」を発表したことがあり、米国でトランプ次期大統領が1月20日に就任するため、トランプ氏が唱えてきた「ビットコイン大国」や「暗号資産備蓄」などの政策が推し進められて追い風になる期待が出ている。
ロイターニュースは1月20日午前、「トランプ氏、就任早々に暗号資産規制緩和の大統領令発出へ=関係者」(1月20日午前7:21)と伝えた。「20日の就任後早々に暗号資産(仮想通貨)業界向けの規制負担を軽減する大統領令を発出することを計画」「『暗号資産評議会』の創設を定めた大統領令に署名する見通し」(同)などとした。ビットコイン相場の値上がり要因になるとみられている。(HC)
gumi<3903>(東証プライム)は1月20日、急反発となり、8%高の408円(30円高)まで上げた後も1月9日以来の400円台で売買されている。昨2024年12月に「暗号資産評価益の計上」を発表したことがあり、米国でトランプ次期大統領が1月20日に就任するため、トランプ氏が唱えてきた「ビットコイン大国」や「暗号資産備蓄」などの政策が推し進められて追い風になる期待が出ている。
ロイターニュースは1月20日午前、「トランプ氏、就任早々に暗号資産規制緩和の大統領令発出へ=関係者」(1月20日午前7:21)と伝えた。「20日の就任後早々に暗号資産(仮想通貨)業界向けの規制負担を軽減する大統領令を発出することを計画」「『暗号資産評議会』の創設を定めた大統領令に署名する見通し」(同)などとした。ビットコイン相場の値上がり要因になるとみられている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:28
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第一三共が急反発、手術不能または転移性乳がんを適応とする新薬の販売承認を取得、昨年来の安値圏から急激に出直る
■薬物をがん細胞内に直接届け薬物の全身曝露を抑えるよう設計
第一三共<4568>(東証プライム)は1月20日、急反発となり、午前10時過ぎに9%高の4437円(356円高)まで上げた後も4430円前後で売買され、昨年来の安値圏から急激に出直っている。同日午前、「DATROWAY(ダトポタマブ デルクステカン)の米国における販売承認取得のお知らせ」を発表し、注目が集まっている。
発表によると、同製剤は、手術不能または転移性乳がんを適応として販売承認を取得した。薬物をがん細胞内に直接届けることで、薬物の全身曝露を抑えるよう設計されている。(HC)
第一三共<4568>(東証プライム)は1月20日、急反発となり、午前10時過ぎに9%高の4437円(356円高)まで上げた後も4430円前後で売買され、昨年来の安値圏から急激に出直っている。同日午前、「DATROWAY(ダトポタマブ デルクステカン)の米国における販売承認取得のお知らせ」を発表し、注目が集まっている。
発表によると、同製剤は、手術不能または転移性乳がんを適応として販売承認を取得した。薬物をがん細胞内に直接届けることで、薬物の全身曝露を抑えるよう設計されている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:45
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三井不など不動産大手が高い、アジア系ファンドが日本の不動産に1兆円投資とされ期待高まる
■三井不は20日グループ系列ホテル間の即日バゲージ輸送を開始
三井不動産<8801>(東証プライム)は1月20日、一段と出直って始まり、取引開始後は1301.5円(29.5円高)まで上げ、値上がり率は2%台だが約2か月ぶりに1300円台を回復している。「日本の不動産に1兆円投資、アジア系ファンドのPAG」(日本経済新聞1月19日付朝刊)と伝えられたほか、20日からグループ系列ホテル間での即日バゲージ輸送サービス(宿泊ゲストの荷物を当日中に輸送するサービス)を開始と2024年12月に発表しており、こちらも買い材料視されているようだ。三菱地所<8802>(東証プライム)、住友不動産<8830>(東証プライム)も高い。
アジア系ファンドPAGは、「22年にはハウステンボスを約1000億円で買収した」(同)実績があり、「今後3年程度で、日本の不動産に約70億ドル(約1兆900億円)を投じる」(同)という。「大型の商業不動産のほかに、数十億円規模の集合住宅やオフィスなどにも投資する方針を示した」(同)と伝えられた。(HC)
三井不動産<8801>(東証プライム)は1月20日、一段と出直って始まり、取引開始後は1301.5円(29.5円高)まで上げ、値上がり率は2%台だが約2か月ぶりに1300円台を回復している。「日本の不動産に1兆円投資、アジア系ファンドのPAG」(日本経済新聞1月19日付朝刊)と伝えられたほか、20日からグループ系列ホテル間での即日バゲージ輸送サービス(宿泊ゲストの荷物を当日中に輸送するサービス)を開始と2024年12月に発表しており、こちらも買い材料視されているようだ。三菱地所<8802>(東証プライム)、住友不動産<8830>(東証プライム)も高い。
アジア系ファンドPAGは、「22年にはハウステンボスを約1000億円で買収した」(同)実績があり、「今後3年程度で、日本の不動産に約70億ドル(約1兆900億円)を投じる」(同)という。「大型の商業不動産のほかに、数十億円規模の集合住宅やオフィスなどにも投資する方針を示した」(同)と伝えられた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:47
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フジ・メディアHDは2日続伸で始まる、「CM差し止め」相次ぐと伝えられたが影響ない様子
■トヨタ・日本生命などCM差し止めとされ週明けの株価に注目集まる
フジ・メディアHD(フジ・メディア・ホールディングス)<4676>(東証プライム)は1月20日、2日続伸基調で始まり、取引開始後は6%高に迫る1785.0円(94.5円高)まで上げる場面を見せて出直っている。タレント・中居正広さんのトラブルを巡り、フジテレビの番組のスポンサー企業の中にCMを中止する企業が出始めたと伝えられたが、朝寄り後の時点で株価への影響はみられない展開になっている。
この週末に「トヨタ自動車などフジテレビで放送のCMを差し止め」(ANNニュース)、「トヨタ・日本生命・明治安田生命・NTT東日本がフジテレビへのCM差し止め」(TBSニュース)などと伝えられたことを受け、週明けの株式市場の反応が注目されたが、CMを差し止める動きは限定的とみる投資家が多いようだ。トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は18日までに公益社団法人のものに差し替えたと伝えられた。(HC)
フジ・メディアHD(フジ・メディア・ホールディングス)<4676>(東証プライム)は1月20日、2日続伸基調で始まり、取引開始後は6%高に迫る1785.0円(94.5円高)まで上げる場面を見せて出直っている。タレント・中居正広さんのトラブルを巡り、フジテレビの番組のスポンサー企業の中にCMを中止する企業が出始めたと伝えられたが、朝寄り後の時点で株価への影響はみられない展開になっている。
この週末に「トヨタ自動車などフジテレビで放送のCMを差し止め」(ANNニュース)、「トヨタ・日本生命・明治安田生命・NTT東日本がフジテレビへのCM差し止め」(TBSニュース)などと伝えられたことを受け、週明けの株式市場の反応が注目されたが、CMを差し止める動きは限定的とみる投資家が多いようだ。トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は18日までに公益社団法人のものに差し替えたと伝えられた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:23
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2025年01月17日
ネクセラファーマは昨年来の安値圏から連日出直る、臨床試験の開始時期や証券会社の投資判断を好感
■みずほ証券は「買い」継続で目標株価4500円と伝えられる
ネクセラファーマ<4565>(東証プライム)は1月17日、8%高の1013円(77円高)まで上げた後も堅調に売買され、昨年来の安値圏から2日続けて出直る相場となっている。16日に第43回JPモルガンヘルスケアカンファレンスのプレゼンテーション資料を開示し、注目し直されている様子。また、17日は、みずほ証券が同社株の投資判断を「買い」継続とし、目標株価は600円引き上げて4500円に見直したと伝えられ、買い安心感が広がったようだ。
第43回JPモルガンヘルスケアカンファレンスでは、提携先のニューロクライン社(Neurocrine Biosciences Inc.)がムスカリン受容体作動薬ポートフォリオの進捗を発表し、NBI−1117568(M4受容体選択的作動薬)について2025年上半期に統合失調症を対象とした第V相臨床試験を開始する予定であること、25年下半期には極端な感情の変化を引き起こす精神疾患である双極性障害を対象とした第U相臨床試験を開始する予定であることなどを披露した。(HC)
ネクセラファーマ<4565>(東証プライム)は1月17日、8%高の1013円(77円高)まで上げた後も堅調に売買され、昨年来の安値圏から2日続けて出直る相場となっている。16日に第43回JPモルガンヘルスケアカンファレンスのプレゼンテーション資料を開示し、注目し直されている様子。また、17日は、みずほ証券が同社株の投資判断を「買い」継続とし、目標株価は600円引き上げて4500円に見直したと伝えられ、買い安心感が広がったようだ。
第43回JPモルガンヘルスケアカンファレンスでは、提携先のニューロクライン社(Neurocrine Biosciences Inc.)がムスカリン受容体作動薬ポートフォリオの進捗を発表し、NBI−1117568(M4受容体選択的作動薬)について2025年上半期に統合失調症を対象とした第V相臨床試験を開始する予定であること、25年下半期には極端な感情の変化を引き起こす精神疾患である双極性障害を対象とした第U相臨床試験を開始する予定であることなどを披露した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:26
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太平洋セメントが後場一段と強含む、事業ポートフォリオ改革にスピード感あるとの見方
■中国子会社の売却に続き米国での事業買収を発表、PBR向上も期待
太平洋セメント<5233>(東証プライム)は1月17日の後場一段と強含む相場となり、13時過ぎに5%高の3633円(174円高)まで上げ、3日続けて出直りを強めている。12月下旬に中国の連結子会社・大連小野田水泥有限公司の全持分の売却を発表したのに続き、1月6日には米カリフォルニア州の骨材及び生コン事業用資産の買収を発表。事業ポートフォリオの改革にスピード感があるとの見方が出ている。株価の位置はPBR(株価純資産倍率)が0.7倍弱のため、引き続き資本効率の向上に向けた施策を打つ期待もある。
米国での生コン事業用資産買収では、「今後も経済成長や慢性的な住宅不足等を背景に旺盛な需要の継続が見込まれている」(発表リリース)とした。一方、大連小野田は、2022年12月に中国遼寧省大連市におけるセメント製造販売事業を停止し、大連小野田の解散・清算に向けて撤退業務を進めていたが、吉林鵬霖より当社が保有する全持分の取得に関する提案があり、提案内容の検討を進めてきたとした。(HC)
太平洋セメント<5233>(東証プライム)は1月17日の後場一段と強含む相場となり、13時過ぎに5%高の3633円(174円高)まで上げ、3日続けて出直りを強めている。12月下旬に中国の連結子会社・大連小野田水泥有限公司の全持分の売却を発表したのに続き、1月6日には米カリフォルニア州の骨材及び生コン事業用資産の買収を発表。事業ポートフォリオの改革にスピード感があるとの見方が出ている。株価の位置はPBR(株価純資産倍率)が0.7倍弱のため、引き続き資本効率の向上に向けた施策を打つ期待もある。
米国での生コン事業用資産買収では、「今後も経済成長や慢性的な住宅不足等を背景に旺盛な需要の継続が見込まれている」(発表リリース)とした。一方、大連小野田は、2022年12月に中国遼寧省大連市におけるセメント製造販売事業を停止し、大連小野田の解散・清算に向けて撤退業務を進めていたが、吉林鵬霖より当社が保有する全持分の取得に関する提案があり、提案内容の検討を進めてきたとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:28
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ホシデンやメガチップスが高い、任天堂「Nintendo Switch」の後継機種を発表し期待高まる
■「任天堂向けの比率高い」銘柄で関連株買いが波及
ホシデン<6804>(東証プライム)は1月17日の後場、2116円(54円高)で始まり、前場の高値2157円には及ばないが3日ぶりに2100円台を回復して堅調に売買されている。「ゲーム機関連は任天堂向けの比率高い」(会社四季報・最新号)ため、任天堂<7974>(東証プライム)が16日午後、「Nintendo Switchの後継機種である『NintendoSwitch2』を2025年に発売」と発表したため、関連銘柄として期待の強まる相場になっている。やはり任天堂のゲーム機向けで知られるメガチップス<6875>(東証プライム)も高い。
任天堂は同時に、「NintendoSwitch2」の予告映像もアップした。「くわしい情報は、2025年4月2日に公開する『Nintendo Direct:NintendoSwitch2–2025.4.2」でお伝え」するとした。ゲームソフト関連としてユビキタスAI<3858>(東証スタンダード)も値上がりしている。(HC)
■株式投資情報(総合版):記事アクセスランキング
ホシデン<6804>(東証プライム)は1月17日の後場、2116円(54円高)で始まり、前場の高値2157円には及ばないが3日ぶりに2100円台を回復して堅調に売買されている。「ゲーム機関連は任天堂向けの比率高い」(会社四季報・最新号)ため、任天堂<7974>(東証プライム)が16日午後、「Nintendo Switchの後継機種である『NintendoSwitch2』を2025年に発売」と発表したため、関連銘柄として期待の強まる相場になっている。やはり任天堂のゲーム機向けで知られるメガチップス<6875>(東証プライム)も高い。
任天堂は同時に、「NintendoSwitch2」の予告映像もアップした。「くわしい情報は、2025年4月2日に公開する『Nintendo Direct:NintendoSwitch2–2025.4.2」でお伝え」するとした。ゲームソフト関連としてユビキタスAI<3858>(東証スタンダード)も値上がりしている。(HC)
■株式投資情報(総合版):記事アクセスランキング
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:02
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日野自動車は昨年来の高値を更新、排ガス認証試などの問題で米国当局と和解、連日大幅高
■刑事和解で798億円を支払い民事和解でも約677億円以上としたが「出尽し感」
日野自動車<7205>(東証プライム)は1月17日、2日続けて大きく上げる相場となり、10%高に迫る611.7円(53.1円高)まで上げて昨年来の高値を更新している。16日午前、米国当局との間でエンジン排ガス認証試験及び性能の問題について和解に至ったと発表し、この日から出来高をともなう急伸となっている。
発表によると、米司法省(DOJ)との刑事和解では、調査協力による大幅な減額を反映した総額5億2176万米ドル(約798億円)の刑事制裁金を支払うことに合意し、民事和解では、米国司法省(DOJ)、米国環境保護庁(EPA)、米国運輸省道路交通安全局(NHTSA)及び米国国土安全保障省税関・国境取締局(CBP)を含む米国当局に対し総額4億4250万米ドル(約677億円)ほかを支払うとした。本和解全般にかかる業績への影響は精査中で、今後開示すべき事項が発生した場合には速やかに発表するとした。株式市場の受け止め方は「懸念出尽し」の形になっている。(HC)
日野自動車<7205>(東証プライム)は1月17日、2日続けて大きく上げる相場となり、10%高に迫る611.7円(53.1円高)まで上げて昨年来の高値を更新している。16日午前、米国当局との間でエンジン排ガス認証試験及び性能の問題について和解に至ったと発表し、この日から出来高をともなう急伸となっている。
発表によると、米司法省(DOJ)との刑事和解では、調査協力による大幅な減額を反映した総額5億2176万米ドル(約798億円)の刑事制裁金を支払うことに合意し、民事和解では、米国司法省(DOJ)、米国環境保護庁(EPA)、米国運輸省道路交通安全局(NHTSA)及び米国国土安全保障省税関・国境取締局(CBP)を含む米国当局に対し総額4億4250万米ドル(約677億円)ほかを支払うとした。本和解全般にかかる業績への影響は精査中で、今後開示すべき事項が発生した場合には速やかに発表するとした。株式市場の受け止め方は「懸念出尽し」の形になっている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:50
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