[材料でみる株価]の記事一覧
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記事一覧 (03/16)アドバンテストは2000年以降の高値まで10円に接近、韓国の大規模半導体製造拠点構想などに期待強まる
記事一覧 (03/16)ヤオコーはイタリア大使館との年間タイアップなど好感され続伸、朝安のあと次第に持ち直す
記事一覧 (03/16)NTTは朝安を切り返し2日続伸、時価総額型指数の売り浴びるが安全性への買い優勢
記事一覧 (03/16)ニチレイは時間とともに強含む、円高など好感の見方、投資判断引き上げの観測も
記事一覧 (03/15)シャノンは6日ぶり反発基調、マーケティング課題を解決するソリューション・サービスなど材料視
記事一覧 (03/15)日本和装HDは創業40周年の記念企画に期待強まり上値を探る
記事一覧 (03/15)サッポロHDは「海外ファンドからの公開書簡」を受け材料含みになってきたとの見方
記事一覧 (03/13)アルファパーチェスは3日続伸しストップ高、メディアへの露出で注目し直され動意強める
記事一覧 (03/13)サイバーセキュリティクラウドは後場5%高、CSPとの提携発表から出直りを強める
記事一覧 (03/13)セルシードがストップ高、決算説明資料など公開し「2023年春に治験届を提出予定」に期待強まる
記事一覧 (03/13)ワットマンは株式4分割と増配など好感され急伸、日経平均構成銘柄から退避してくる資金も
記事一覧 (03/13)日本色材工業研究所は「マスク着用の個人判断」など買い材料視されストップ高
記事一覧 (03/10)日本色材工業研究所が後場一段高、「マスク自由化」を受け化粧品の需要回復に期待強まる
記事一覧 (03/10)ENECHANGEは早速反発、東京都のEV充電器拡充政策に対応する新プランに注目強い
記事一覧 (03/10)イメージワンは出直り活発、原発処理水のトリチウム分離技術に関する進捗状況に注目集まる
記事一覧 (03/10)TBグループはJTBとの富裕層向け医療ツーリズム事業に注目集まりストップ高
記事一覧 (03/10)ホソカワミクロンが今年の高値を更新、日清製粉グループの政策保有株見直しを自社株買いで吸収
記事一覧 (03/10)イトーキが高値に迫る、オフィス空室率「東京都心5区」で2ヵ月連続低下と伝えられ好感
記事一覧 (03/10)大日本印刷が一段高、発行株数の15%規模の自社株買いなど好感され2006年以来の4000円台に進む
記事一覧 (03/09)大谷工業は後場一段と上げストップ高、北陸電力・志賀原発の再稼働への期待強い
2023年03月16日

アドバンテストは2000年以降の高値まで10円に接近、韓国の大規模半導体製造拠点構想などに期待強まる

■投資額300兆ウォン(31兆円)と伝えられ経済協力を注視

 アドバンテスト<6857>(東証プライム)は3月16日の前場、1万1600円(270円高)まで上げ、株式分割を考慮した2000年以降の最高値1万16110円(2023年3月9日)まで10円に迫る場面を見せ、後場も1万1540円(210円高)で堅調な始まりとなっている。半導体検査装置の世界的大手で、業績は連続最高を更新する見込み。韓国・尹錫悦大統領の大規模半導体製造拠点構想などが買い材料視されている。

 また、三菱電機<6503>(東証プライム)が14日にパワー半導体の新工場の建設を発表したことも買い促進要因になっている。韓国の尹錫悦大統領は直近、ソウル首都圏に投資額300兆ウォン(31兆円)規模で世界最大級の先端的半導体製造拠点を建設する構想を発表したと伝えられた。尹大統領は16日に来日すると伝えられている。経済協力に関する踏み込んだ展開に期待する様子がある。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:54 | 材料でみる株価

ヤオコーはイタリア大使館との年間タイアップなど好感され続伸、朝安のあと次第に持ち直す

■24年3月まで約1年間、過去最大規模の『イタリアフェア』を開催

 ヤオコー<8279>(東証プライム)は3月16日、始値の6720円(50円安)を下値に持ち直し、午前10時過ぎに6790円(20円高)まで上げて2日続伸基調に転じている。15日付でイタリア大使館とのタイアップによる1年間の「メイド・イン・イタリー」プロモーションを発表し、16日にはサミット・マルエツ・ヤオコー・ライフの4社による「持続可能な食品物流構築に向けた取り組み宣言」を発表、期待が強まっている。イタリア大使館とのタイアップによるプロモーションは、2023年3月から24年3月までの期間実施するとした。

 3月15日、「イタリア大使館貿易促進部×YAOKO GDOプロジェクト、2024年3月まで過去最大規模の『イタリアフェア』開催!」を発表した。イタリア大使館貿易促進部(通称ITA)とのパートナーシップ締結に基づき、GDOプロジェクト(GDO:大型小売流通組織)として、「メイド・イン・イタリー」食品およびワインのプロモーションを開催する。このプロジェクトは、イタリア製品の価値を高め、促進する目的で実施されるもので、小売食品分野においては日本で3回目、過去最大の規模で実施されるものになるとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:30 | 材料でみる株価

NTTは朝安を切り返し2日続伸、時価総額型指数の売り浴びるが安全性への買い優勢

■為替や海外金利などの影響が相対的に大きくなく退避資金が流入の見方

 日本電信電話(NTT)<9432>(東証プライム)は3月16日、1.3%安(50円安の3897円)で始まった後急激に切り返し、午前10時過ぎには1.3%高(52円高の3999円)まで上げて2日続伸基調に転じている。TOPIX(東証株価指数)などの時価総額型指数への寄与度・影響度の大きい銘柄で、朝一番は、欧州の銀行大手クレディ・スイスの経営危機説と急激な円高などを受けた指数連動型の売りに押されたようだが、これら一巡後は、為替や海外金利など外部要因の影響が相対的に大きくない銘柄として「安全性」が注目され、退避的な買いが優勢になったと見られている。

 時系列的には、2日続伸基調のため、NTTデータが3月14日に発表した「モバイルレジ(登録商標)の利用で全1788地方公共団体のキャッシュレス納税が可能に」や、同じくNTTデータが15日に連名で発表した「MR技術を活用した遠隔作業支援ソリューション『NTT XR Real Support』の提供を開始」などに期待する買いも少なくないと見られている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:26 | 材料でみる株価

ニチレイは時間とともに強含む、円高など好感の見方、投資判断引き上げの観測も

■第3四半期、加工食品事業は円安でコスト増加、原油安も追い風

 ニチレイ<2871>(東証プライム)は3月16日、時間とともに強含んで始まり、午前9時30分にかけて2744円(39円高)まで上げ、2日続伸基調となっている。どちらかといえば円高がプラスに働く銘柄とされ、今朝の円相場が欧州の大手銀行クレディ・スイスの経営危機報道によるドル売り、ユーロ売りを受けて2円近い円高の1ドル132円台前半に入ったことなどが買い材料視されている。証券会社による投資判断引き上げの観測も言われている。

 第3四半期決算(2022年4〜12月・累計)では、連結売上高の4割超を占める加工食品事業が「円安による原材料・仕入コスト増加」(決算説明資料)に見舞われた。また、3割超を占める低温物流事業は「電力コスト増」(同)などの影響を受けた。NY原油先物は一時5%安の67ドル/バレル台と大幅に下げており、円高は電力料金の上昇抑制要因にもなるため、この傾向が続くとすれば、同社にとっては追い風に作用しそうだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:58 | 材料でみる株価
2023年03月15日

シャノンは6日ぶり反発基調、マーケティング課題を解決するソリューション・サービスなど材料視

■昨年の国際工作機械見本市に製品が採用と発表し注目再燃

 シャノン<3976>(東証グロース)は3月15日、前後場とも何度か890円(16円高)まで上げる場面を見せて出直りを探る相場となり、6日ぶりの反発基調となっている。同日、マーケティング課題を解決する製品・ソリューション・サービス「SHANON MARKETING PLATFORM」が第31回日本国際工作機械見本市『JIMTOF2022』(2022年11月8〜13日)で来場者管理などのプラットフォームとして採用されたと発表し、昨年の出来事ではあるものの、注目されている。

 同社では、子会社の株式会社ジクウ(東京都港区)が提供する、バーチャル空間上でのアバターで“出会える/つながる/体験する”メタバースイベントプラットフォーム「ZIKU」をバーチャル空間での展示会などのプラットフォームとして展開している。株式市場でも買い材料として注目を集めたことがある。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:07 | 材料でみる株価

日本和装HDは創業40周年の記念企画に期待強まり上値を探る

■配当も連想、3⽉15⽇に創業40周年、記念企画を続々

 日本和装ホールディングス(日本和装HD)<2499>(東証スタンダード)は3月15日、再び上値を探る相場となり、朝方に303円(5円高)まで上げた後も300円(2円高)前後で売買され、出直り基調で堅調に推移している。同日付で創業40周年の記念企画を発表し、業績などへの寄与が期待されている。

 3月15日、「おかげさまで⽇本和装は創業40周年!、1年間にわたって記念企画が続々と登場(〜40周年プレミアムナンバーズで1200名にプレゼント〜)」と発表した。この1年、「創業40周年」をテーマに様々なイベントやツアーを盛り上げていけるような新たな企画を予定しているとした。また、創業・設立の周年記念では記念配当を実施する銘柄が少なくないため、こちらへの期待にも連想が波及している。(HC)

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:43 | 材料でみる株価

サッポロHDは「海外ファンドからの公開書簡」を受け材料含みになってきたとの見方

■3月30日に株主総会の予定、思惑買いが入りやすく

 サッポロホールディングス(サッポロHD)<2501>(東証プライム)は3月15日、切り返して始まり、取引開始後に3335円(80円高)まで上げた後も堅調で4日ぶりの反発相場となっている。「サッポロHDへ公開書簡を公表、海外ファンドの3D」(日本経済新聞3月15日付朝刊)と伝えられ、材料含みになってきたとの見方が出ている。シンガポール拠点の投資ファンド、3Dインベストメント・パートナーズがサッポロHDの株主向けに14日、公開書簡を公表したと伝えた。

 報道によると、公表した公開書簡は、「同業他社と比較したサッポロHDの酒類事業の低収益性を指摘。不動産事業についても』コア事業として位置付け直したことは致命的な誤り』と表明した」(同)。同社では3月30日に株主総会(第99回定時株主総会)を予定しており、思惑買いが入りやすい相場に発展する可能性を期待する様子がある。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:49 | 材料でみる株価
2023年03月13日

アルファパーチェスは3日続伸しストップ高、メディアへの露出で注目し直され動意強める

■前週末に上場来の高値を更新し値動き一段と活発化

 アルファパーチェス<7115>(東証スタンダード)は3月13日の後場一段高となり、13時20分にかけてストップ高の1091円(150円高、16%高)まで上げ、2022年12月に上場して以来の高値を更新、3日続伸基調となっている。3月8日付で、資産運用メディア「わたしのIFA」(アドバイザーナビ株式会社)にIR情報として同社代表取締役・多田雅之社長兼CEOのインタビューが掲載されたと開示しており、株価は翌9日から続伸。何らかのインパクトがあったと見られている。

 上場来の高値は22年12月26日の899円で、この高値を23年3月10日に更新した。このため、参加者全員の資金が回転の効く状態になり、一段高しやすくなったとの見方がある。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:11 | 材料でみる株価

サイバーセキュリティクラウドは後場5%高、CSPとの提携発表から出直りを強める

■クラウド型WAF『攻撃遮断くん』の展開加速などに期待強い

 サイバーセキュリティクラウド<4493>(東証グロース)は3月10日、次第に堅調な相場となり、後場は一段と強含んで5%高の1924円(90円高)まで上げ、出直りを強めている。CSP(セントラル警備保障)<9740>(東証プライム)との取次店契約を発表した3月7日頃から出直りを強めており、全体相場がさえない中で材料株として注目を集めているようだ。業績は好調で、当期純利益などが連続最高を更新する見通しだ。

 3月7日、サイバーセキュリティクラウドのクラウド型WAF『攻撃遮断くん』について、セントラル警備保障と取次店契約を締結と発表した。CSPは中小企業を支援する目的で開始した「CSPサイバーガード」を提供している。今後は、取次店としてだけに留まらず、両社の強みを融合することで、従来からの警備サービスの機能向上だけでなく、サイバー領域を絡めた新たなビジネス展開を検討していくとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:29 | 材料でみる株価

セルシードがストップ高、決算説明資料など公開し「2023年春に治験届を提出予定」に期待強まる

■「同種軟骨細胞シート」、2022年4月に共同特許、事業化に期待

 セルシード<7776>(東証グロース)は3月13日、再び一段高となり、後場は一段と上げて昼12時40分過ぎにストップ高の572円(80円高、16%高)に達した。2019年以来の高値に進んでいる。同日付で2022年12月期の決算説明資料、決算説明動画を同社ホームページの「お知らせ」コーナーにアップし、再生医療への取組などが改めて好感されている。「同種軟骨細胞シートは、AMEDの支援を受けながら開発を進めており、2023年春に治験届を提出予定」(決算説明資料より)で、期待が強まっている。

 2022年12月期の営業利益は7.43億円の赤字となり、今期・2023年12月期の営業利益は8.40億円の赤字を見込む。しかし、バイオベンチャー株は将来展望を買うもので足元の業績は大きな問題にならないとされる。全体相場が冴えない局面では、これまで「迷った時のバイオ株」などとして注目を集めることがあったため、今回も思惑的な買いを集めやすくなったとみられている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:57 | 材料でみる株価

ワットマンは株式4分割と増配など好感され急伸、日経平均構成銘柄から退避してくる資金も

■3月31日現在の株主の保有株を1株につき4株に

 ワットマン<9927>(東証スタンダード)は3月13日、急伸相場となり、13%高の2690円(314円高)まで上げて高値を更新している。10日15時に発表した株式4分割と増配などが好感され、日経平均400円安を受けて日経平均構成銘柄から退避してくる資金もあるようだ。

 2023年3月31日(金曜日)最終の株主名簿に記載または記録された株主の有する株式数を1株につき4株の割合をもって分割するとした。23年の3月31日に株主になっておくための買付期限(権利付最終日)は3月29日になる。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:31 | 材料でみる株価

日本色材工業研究所は「マスク着用の個人判断」など買い材料視されストップ高

■化粧品の需要回復に期待、第3四半期は黒字化など業績も復調

 日本色材工業研究所<4920>(東証スタンダード)は3月13日、一段高で始まり、午前9時35分にストップ高の1700円(300円高)で売買されたまま買い気配を続けている。化粧品の受託開発や製造を行い、3月13日からマスク着用が個人判断になったことを受け、化粧品の需要回復に期待が強まっている。1700円台は2020年以来。同様の発想では大手化粧品株も注目対象になるが、13日は日経平均が一時400円安など全体相場の下げが大きく、日経平均構成銘柄は買いにくい雰囲気のようだ。

 1月に発表した第3四半期決算(2022年3〜11月・累計)は前年同期比で売上高が33%増加し、各利益は黒字化した。2月通期決算の発表は例年4月12日から15日頃となっている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:04 | 材料でみる株価
2023年03月10日

日本色材工業研究所が後場一段高、「マスク自由化」を受け化粧品の需要回復に期待強まる

■マスク着用が13日から個人判断に、コーセーは対応型の新商品

 日本色材工業研究所<4920>(東証スタンダード)は3月10日の後場、一段と強含んで出直り幅を広げ、13時30分にかけて7%高の1430円(99円高)まで上げ、昨年来の高値1456円(2023年1月27日)に迫っている。化粧品の受託開発や製造を行い、3月13日からマスク着用が個人判断になることを受け、化粧品の需要が回復する期待が強まったとの見方が出ている。

 松野官房長官は10日午前、「13日以降の閣議から出席する閣僚にマスクの着用を求めないと発表した。同日から国民のマスク着用を個人の判断に任せるのに合わせる」(日経速報ニュース)と伝えられた。また、コーセー<4922>(東証プライム)は10日、マスクの着用が個人判断になるなど、社会や生活が変容する中でのニーズをとらえた新商品の限定販売を発表した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:46 | 材料でみる株価

ENECHANGEは早速反発、東京都のEV充電器拡充政策に対応する新プランに注目強い

■国の補助金を活用しより幅広いマンションへの導入が可能に

 ENECHANGE<4169>(東証グロース)は3月10日の後場寄り後に4%高の1440円(55円高)前後で推移し、昨9日の大引け反落相場から切り返し、早速反発している。9日付でEV充電器の設置に時間して「東京都が目指す『集合住宅にZEV充電設備を6万基設置』の推進に貢献する」マンション専用の新プランを発表し、政策の追い風を受ける期待が出ている。3月9日(木)から、国の補助金を活用した「マンション専用車室ゼロプラン」の提供を開始するとした。

 発表によると、同社のEV充電エネチェンジは、2022年11月より、マンション管理組合が導入検討をしやすいように、駐車場の車室が40台以上のマンション共用駐車区画への設置に限り、設置費用・月額費用・電気代負担をオールゼロにする「マンション(共用車室)ゼロプラン」を展開してきた。このたび、より幅広いマンションへの導入が可能になった。

 2月中旬に発表した2022年12月の連結決算は前期比で売上高が23.7%増加し、今期・23年12月期は40.6%増を計画する。新プランは、こうした大幅増収増益の見通しを濃厚なものにするとして注目されている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:12 | 材料でみる株価

イメージワンは出直り活発、原発処理水のトリチウム分離技術に関する進捗状況に注目集まる

■福島第一原発の処理水の海洋放出に関連し期待再燃

 イメージ ワン<2667>(東証スタンダード)は3月10日の後場、5%高に迫る680円(28円高)で始まり、このところの調整相場から大きく出直っている。午前11時、原発処理水からトリチウムを分離する技術に関する進捗状況を発表し、この夏にも開始とされる東京電力ホールディングス<9501>(東証プライム)傘下の福島第一原子力発電所の処理水の海洋放出に関連して注目を集めている。「国内2件のうち選定された1社として、当社も引き続き本案件に取り組んでいく」とした。
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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:37 | 材料でみる株価

TBグループはJTBとの富裕層向け医療ツーリズム事業に注目集まりストップ高

■値動きの軽さと値幅の大きさが再認識されたとの見方が

 TBグループ<6775>(東証スタンダード)は3月10日、急伸相場となり、取引開始後まもなくストップ高の226円(50円高)で売買された後そのまま買い気配となっている。9日付で、100%子会社の株式会社スマートヘルスネットが株式会社JTBと富裕層向け医療ツーリズム(メディカルツーリズム)事業に関する基本契約を締結したと発表し、買い集中となった。200円台は2ヵ月半ぶりになり、目先は戻り待ちの売りが増えるとの見方はあるが、値動きの軽さと値幅の大きさが再認識されたため注目度はましたとの見方が出ている。

 発表によると、スマートヘルスネットは2021年9月に設立され、病院、ホテル、介護市場に向けにAI、IOTによる健診データなどを活かした事業やVIP医療ツーリズム事業を推進している。両社のノウハウ及びネットワークを活かし、JTBが設立した医療コーディネーター部門のジャパン・メディカル&ヘルスツーリズムセンター(JMHC)を通じて、訪日外国人向けメディカルツーリズム事業に関して、両社で医療ツーリズムの受診者及び患者に対するスムーズ且最善のサービスを提供することを目的としたメディカルツーリズムの取り扱いに関する基本契約を締結した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:40 | 材料でみる株価

ホソカワミクロンが今年の高値を更新、日清製粉グループの政策保有株見直しを自社株買いで吸収

■出資関係を一部見直すが業務提携は継続

 ホソカワミクロン<6277>(東証プライム)は3月10日、一段高となり、3040円(125円高)まで上げて今年の高値を更新したあとも3000円台で売買されている。9日の17時前、日清製粉グループ本社<2002>(東証プライム)系の日清エンジニアリング株式会社との業務提携の継続と日清エンジニアリングが所有しているホソカワミクロン株式の一部を自社株買いで取得することを発表し、買い材料視されている。自社株買いは、10日朝に『ToSTNeT−3』(東証の自己株式立会外買付取引)を通じて実施するとした。

 発表によると、日清製粉グループ本社が2022年10月に発表した中期計画の中で、資本効率向上に向けて「政策保有株式については、業務提携や共同事業の強化等の取引関係の構築を踏まえつつ見直しを行い、着実に縮減していく」方針が掲げられ、今般、この方針に従い、出資関係を一部見直すこととした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:08 | 材料でみる株価

イトーキが高値に迫る、オフィス空室率「東京都心5区」で2ヵ月連続低下と伝えられ好感

■きょう開業の「東京ミッドタウン八重洲」はすでに満床と伝えられる

 イトーキ<7972>(東証プライム)は3月10日、再び上値を指向して始まり、取引開始後は5%高に迫る800円(34円高)まで上げ、1カ月ほど前につけた2018年以来の高値812円に迫っている。「オフィス空室率」で知られる三鬼商事(東京都中央区)が9日発表した2月のオフィス空室率が東京都心5区で2ヵ月連続低下したと伝えられ、オフィス機器の需要にもプラス要因とされ注目が再燃している。

 2月のオフィス空室率は「東京都心5区(千代田、中央、港、新宿、渋谷)で6・15%と、前月比0・11ポイント下がった。低下は2カ月連続」(日本経済新聞3月10日付朝刊)などと伝えられた。きょう、3月10日は東京駅前の大規模再開発事業「東京ミッドタウン八重洲」が全面開業する予定だが、すでに満床と伝えられた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:50 | 材料でみる株価

大日本印刷が一段高、発行株数の15%規模の自社株買いなど好感され2006年以来の4000円台に進む

■向こう3年間で合計3000億円の自社株買いを行う方針

 大日本印刷<7912>(東証プライム)は3月10日、買い気配で始まった後8%高の4100円(310円高)で始値をつけ、一段高の急伸となって2006年以来の4000円台に進んでいる。9日の15時、発行済株式総数の15%の4000万株、1000億円を上限とする自己株式の取得(自社株買い)と消却などを発表し、好感買いが先行している。さらに、向こう3年間の中期計画では、この自社株買いを含めて合計3000億円の自社株買いを行う方針とした。

 9日発表の自社株買いは、取得する株式の総数4000万株(上限:自己株式を除く発行済株式総数の15.05%)、取得総額1000億円(上限)、取得期間は2023年3月10日から24年3月8日までの予定。

 また、23年3月20日付(予定)で2500万株(消却前発行済株式総数の7.88%)を消却するとした。計算上はこの分だけ株式価値が向上する。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:19 | 材料でみる株価
2023年03月09日

大谷工業は後場一段と上げストップ高、北陸電力・志賀原発の再稼働への期待強い

■業績は好調、営業利益など第3四半期までで通期予想を超過

 大谷工業<5939>(東証スタンダード)は3月9日の後場、一段高となって9日続伸の幅を広げ、14時にかけてストップ高の6060円(1000円高、20%高)まで上げ、そのまま買い気配となっている。大手販売先のひとつが北陸電力<9505>(東証プライム)で、3月初旬に「北陸電力志賀原発の敷地断層『活断層でない』、規制委審査で了承」「2号機の審査が進展」(NHKニュースWEB3月3日19時43分)などと伝えられて以降、動意づき、日増しに上げ幅を広げる相場になっている。

 業績自体は好調で、2月14日に発表した第3四半期決算では、2022年4〜12月・累計の連結営業利益が前年同期比29%増の1.8億円となり、今期・23年3月期の予想額1.73億円を超過した。経常利益、当期利益も通期予想を上回った。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:04 | 材料でみる株価