■1年で7倍近い値上がりだが時価総額増え機関投資家の買い強まる余地
さくらインターネット<3778>(東証プライム)は1月16日、一段高となり、15%高の3550円(450円高)まで上げて株式分割を考慮した2010年以降の高値を連日更新し、午前10時を過ぎても3400円前後で売買されている。15日付で、デジタル庁の『政府クラウド』に認定された「さくらのクラウド」に関わる新製品を発表など期待材料が豊富な上、生成AI関連銘柄として今年・2024年の株式市場の「出世テ―マ株」と位置付ける動きもあるもよう。息の長い成長株としての期待が強いようだ。
株価は2023年初の500円前後から7倍に近い値上がりとなっており、目先は一服しても不自然ではないとの見方が出ている。ただ、値上がりにともなって時価総額も増加しており、直近は1200億円を超えてきた。機関投資家の大口資金をこなせる規模になったとの見方があり、機関投資家の買いが強まる可能性が言われている。(HC)
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(01/16)さくらインターネットが一段高、『政府クラウド』関連で今年の株式市場の「テ―マ株」の見方
(01/15)扶桑薬品が後場急動意、株主優待制度の新設に好感買い集まる
(01/15)日本取引所Gが上場来の高値に進む、日経平均の34年ぶり高値など好感、大相場の前兆の見方も
(01/12)ドーンは後場も次第高、自社株買いなど好感され半年ぶり2100円台に進む、能登半島が北西方向に広がったとされ復興関連の期待も
(01/12)ジェーソンは後場も気配値のままストップ高続く、株主優待の新設と第3四半期決算を好感
(01/12)Jトラストが大きく出直る、アジア子会社の勝訴がシンガポールで確定とし注目強まる
(01/12)ルネサスエレが続伸、米パワー半導体企業の買収など好感され出直り拡大
(01/12)東京エレクトロンが最高値、NY市場で連日値上がりし日経平均の上げも寄与
(01/11)日本取引所Gが上場来の高値に迫る、日経平均34年ぶり3万5000円台など株式市場の活況を好感
(01/11)ユシロ化学はビタミンB2を活用した光触媒型除菌消臭剤に注目集まり上値を指向
(01/11)マネックスグループは2年ぶりの高値、米国でビットコインETF承認とされ期待強まる
(01/11)カネカは2か月ぶりに3800円台を回復、外壁・窓での発電など注目されPBR向上に向けた取組も期待
(01/11)スズキは大きく出直って始まる、インドでの大型投資を好感、3月末の株式4分割も材料視
(01/10)TDKが後場一段と上げ出直りを強める、米グッドイヤー・タイヤと提携、日経平均の大幅高を受け連動買いも膨らむ様子
(01/10)キッコーマンが1か月ぶりに9000円台を回復、3月末に株式5分割を予定し期末配当も増額済み
(01/10)東洋水産が一段と出直る、目標株価の引き上げ好感、上場来の高値に向け上値を指向
(01/10)コーエーテクモHDはサウジ政府系ファンドの買いなど材料視され次第高
(01/10)吉野家HDは4日続伸、「はなまるうどん」の値上げ好感、2月期末配当も意識
(01/10)東京エレクトロンデバイスが連日高値、半導体の世界需要回復を期待、NY株式市場での半導体株高もアト押し
(01/10)エーザイが出直りを強める、中国でもアルツハイマー病治療「レカネマブ」承認を取得
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(01/16)さくらインターネットが一段高、『政府クラウド』関連で今年の株式市場の「テ―マ株」の見方
(01/15)扶桑薬品が後場急動意、株主優待制度の新設に好感買い集まる
(01/15)日本取引所Gが上場来の高値に進む、日経平均の34年ぶり高値など好感、大相場の前兆の見方も
(01/12)ドーンは後場も次第高、自社株買いなど好感され半年ぶり2100円台に進む、能登半島が北西方向に広がったとされ復興関連の期待も
(01/12)ジェーソンは後場も気配値のままストップ高続く、株主優待の新設と第3四半期決算を好感
(01/12)Jトラストが大きく出直る、アジア子会社の勝訴がシンガポールで確定とし注目強まる
(01/12)ルネサスエレが続伸、米パワー半導体企業の買収など好感され出直り拡大
(01/12)東京エレクトロンが最高値、NY市場で連日値上がりし日経平均の上げも寄与
(01/11)日本取引所Gが上場来の高値に迫る、日経平均34年ぶり3万5000円台など株式市場の活況を好感
(01/11)ユシロ化学はビタミンB2を活用した光触媒型除菌消臭剤に注目集まり上値を指向
(01/11)マネックスグループは2年ぶりの高値、米国でビットコインETF承認とされ期待強まる
(01/11)カネカは2か月ぶりに3800円台を回復、外壁・窓での発電など注目されPBR向上に向けた取組も期待
(01/11)スズキは大きく出直って始まる、インドでの大型投資を好感、3月末の株式4分割も材料視
(01/10)TDKが後場一段と上げ出直りを強める、米グッドイヤー・タイヤと提携、日経平均の大幅高を受け連動買いも膨らむ様子
(01/10)キッコーマンが1か月ぶりに9000円台を回復、3月末に株式5分割を予定し期末配当も増額済み
(01/10)東洋水産が一段と出直る、目標株価の引き上げ好感、上場来の高値に向け上値を指向
(01/10)コーエーテクモHDはサウジ政府系ファンドの買いなど材料視され次第高
(01/10)吉野家HDは4日続伸、「はなまるうどん」の値上げ好感、2月期末配当も意識
(01/10)東京エレクトロンデバイスが連日高値、半導体の世界需要回復を期待、NY株式市場での半導体株高もアト押し
(01/10)エーザイが出直りを強める、中国でもアルツハイマー病治療「レカネマブ」承認を取得
2024年01月16日
さくらインターネットが一段高、『政府クラウド』関連で今年の株式市場の「テ―マ株」の見方
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:28
| 材料でみる株価
2024年01月15日
扶桑薬品が後場急動意、株主優待制度の新設に好感買い集まる
■400株以上の株主を対象に2024年3月末現在の株主から実施
扶桑薬品工業<4538>(東証プライム)は1月15日の13時に株主優待制度の新設を発表し、株価は発表前の1990円(20円高)前後から一気に6%高の2080円(110円高)まで上げ、約3か月半ぶりに2000円台を回復している。
毎年3月31日現在で400株(4単元)以上を保有する株主を対象とし、保有株式数に応じて優待ポイントを進呈、株主は、特設ウェブサイト「扶桑薬品工業・プレミアム優待倶楽部」において、約5000種の掲載商品から商品を選択する。保有株数が400株から499株の場合は4000ポイント(4000円相当)、500株から599株の場合は6000ポイント(6000円相当)、など。2024年3月31日現在の株主名簿に記載または記録された株主を対象として開始する。(HC)
扶桑薬品工業<4538>(東証プライム)は1月15日の13時に株主優待制度の新設を発表し、株価は発表前の1990円(20円高)前後から一気に6%高の2080円(110円高)まで上げ、約3か月半ぶりに2000円台を回復している。
毎年3月31日現在で400株(4単元)以上を保有する株主を対象とし、保有株式数に応じて優待ポイントを進呈、株主は、特設ウェブサイト「扶桑薬品工業・プレミアム優待倶楽部」において、約5000種の掲載商品から商品を選択する。保有株数が400株から499株の場合は4000ポイント(4000円相当)、500株から599株の場合は6000ポイント(6000円相当)、など。2024年3月31日現在の株主名簿に記載または記録された株主を対象として開始する。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:29
| 材料でみる株価
日本取引所Gが上場来の高値に進む、日経平均の34年ぶり高値など好感、大相場の前兆の見方も
■証券株も高い、辰年は十二支の中で上昇率が最大とのデータ
日本取引所G(日本取引所グループ)<8697>(東証プライム)は1月15日、一段高となり、後場は5%高の3351.0円(164.0円高)で取引を開始、株式分割を考慮した実質的な上場来の高値を2日連続更新している。このところの株式市場が活況高を続け、日経平均は前週半ばからバブル相場崩壊後の高値に進み、15日は1990年2月以来の高値を5日連続更新したことを受け、『胴元』である同社株にも注目が強まっている。
証券株にも高値更新や戻り高値更新が目立ち、大和証券G本社(大和証券グループ本社)<8601>(東証プライム)は15日、5%高となって2008年以来の高値に進み、野村HD(野村ホールディングス)<8604>(東証プライム)も5%高で2018年以来の高値に進んでいる。
証券株や取引所の株が活況を呈するのは、ひとつの相場の最終局面との見方がある一方、さらなる大相場が始まる前兆・前触れとの見方もある。直近は、日経平均が5日間で2000円高の連騰となっているため、上げ一服の反落が到来しても不自然ではない局面といえるが、今年(2024年)は『辰年』で、辰年は「十二支のなかで最も上昇率が高いというデータがある」(日経電子版2023年12月22日より)とされ、1950年以降の日経平均の年間騰落率をみると、辰年は2012年のアベノミクス相場までで平均28.0%高と最高を維持しているという。こうした経験則から、今回の取引所株・証券株高は、さらなる大相場の前兆との見方が優勢のようだ。(HC)
日本取引所G(日本取引所グループ)<8697>(東証プライム)は1月15日、一段高となり、後場は5%高の3351.0円(164.0円高)で取引を開始、株式分割を考慮した実質的な上場来の高値を2日連続更新している。このところの株式市場が活況高を続け、日経平均は前週半ばからバブル相場崩壊後の高値に進み、15日は1990年2月以来の高値を5日連続更新したことを受け、『胴元』である同社株にも注目が強まっている。
証券株にも高値更新や戻り高値更新が目立ち、大和証券G本社(大和証券グループ本社)<8601>(東証プライム)は15日、5%高となって2008年以来の高値に進み、野村HD(野村ホールディングス)<8604>(東証プライム)も5%高で2018年以来の高値に進んでいる。
証券株や取引所の株が活況を呈するのは、ひとつの相場の最終局面との見方がある一方、さらなる大相場が始まる前兆・前触れとの見方もある。直近は、日経平均が5日間で2000円高の連騰となっているため、上げ一服の反落が到来しても不自然ではない局面といえるが、今年(2024年)は『辰年』で、辰年は「十二支のなかで最も上昇率が高いというデータがある」(日経電子版2023年12月22日より)とされ、1950年以降の日経平均の年間騰落率をみると、辰年は2012年のアベノミクス相場までで平均28.0%高と最高を維持しているという。こうした経験則から、今回の取引所株・証券株高は、さらなる大相場の前兆との見方が優勢のようだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:02
| 材料でみる株価
2024年01月12日
ドーンは後場も次第高、自社株買いなど好感され半年ぶり2100円台に進む、能登半島が北西方向に広がったとされ復興関連の期待も
■自社株買いは6万株(発行株数の1.9%)など上限に3月末まで実施
ドーン<2303>(東証スタンダード)は1月12日、後場も次第高となり、13時30分を過ぎて9%高の2174円(174円高)まで上げ、2023年7月以来の2100円台に進んでいる。11日の15時過ぎに第2四半期決算と自己株式の取得(自社株買い)を発表し、好感されている。地理情報システムなどを提供するため、能登半島の北西方向側に新たな陸地帯ができたと伝えられたことなども期待材料視されている。
自社株買いは、6万株(自己株式を除く発行済株式総数の1.9%)、取得総額1億円を各上限に、2024年1月12日から同年3月31日まで実施するとした。
第2四半期決算(2023年6〜11月・累計)は売上高が前年同期比6.4%増加し、営業利益は同23.0%増の1億65百万円、四半期純利益は同32.4%増の1億25百万円だった。5月通期の予想は営業利益を4億93百万円(前期比11.3%増)とするなど全体に据え置いた。売上高、各利益とも連続で最高を更新する見込みになる。(HC)
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ドーン<2303>(東証スタンダード)は1月12日、後場も次第高となり、13時30分を過ぎて9%高の2174円(174円高)まで上げ、2023年7月以来の2100円台に進んでいる。11日の15時過ぎに第2四半期決算と自己株式の取得(自社株買い)を発表し、好感されている。地理情報システムなどを提供するため、能登半島の北西方向側に新たな陸地帯ができたと伝えられたことなども期待材料視されている。
自社株買いは、6万株(自己株式を除く発行済株式総数の1.9%)、取得総額1億円を各上限に、2024年1月12日から同年3月31日まで実施するとした。
第2四半期決算(2023年6〜11月・累計)は売上高が前年同期比6.4%増加し、営業利益は同23.0%増の1億65百万円、四半期純利益は同32.4%増の1億25百万円だった。5月通期の予想は営業利益を4億93百万円(前期比11.3%増)とするなど全体に据え置いた。売上高、各利益とも連続で最高を更新する見込みになる。(HC)
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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:06
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ジェーソンは後場も気配値のままストップ高続く、株主優待の新設と第3四半期決算を好感
■優待は500株以上保有の株主を対象に今2月期末から実施
ジェーソン<3080>(東証スタンダード)は1月12日、朝の取引開始から気配値のままストップ高となる621円(100円高、19%高)で推移し、13時を回っても売買が成立しないまま急伸商状となっている。首都圏でスーパー「ジェーソン」を展開し、株主優待の新設と第3四半期決算が好感されている。値がつけば2022年12月以来の600円台になる。
第3四半期連結決算(2023年3〜11月・累計)は、売上高が前年同期比6.8%増加し、営業利益は同10.4%増の8億32百万円だった。2月通期の予想は全体に据え置き、営業利益は960百万円(前期比19.8%増)。営業利益は第3四半期までで通期予想の87%に達した。第4四半期は年末年始の需要があり「書き入れ時」になるため、通期予想は上振れ濃厚との見方が出ている。
株主優待は、500株(5単元)以上を保有する株主を対象に、一律で(1)当社店舗でご利用いただける株主優待券8000円分(1000円券×8枚)、または(2)ナチュラルミネラルウォーター「尚仁沢の天然水」(500㎖24本入×4箱)のいずれか一つを選択する。24年2月末日現在の対象株主への贈呈をもって毎年実施する。(HC)
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ジェーソン<3080>(東証スタンダード)は1月12日、朝の取引開始から気配値のままストップ高となる621円(100円高、19%高)で推移し、13時を回っても売買が成立しないまま急伸商状となっている。首都圏でスーパー「ジェーソン」を展開し、株主優待の新設と第3四半期決算が好感されている。値がつけば2022年12月以来の600円台になる。
第3四半期連結決算(2023年3〜11月・累計)は、売上高が前年同期比6.8%増加し、営業利益は同10.4%増の8億32百万円だった。2月通期の予想は全体に据え置き、営業利益は960百万円(前期比19.8%増)。営業利益は第3四半期までで通期予想の87%に達した。第4四半期は年末年始の需要があり「書き入れ時」になるため、通期予想は上振れ濃厚との見方が出ている。
株主優待は、500株(5単元)以上を保有する株主を対象に、一律で(1)当社店舗でご利用いただける株主優待券8000円分(1000円券×8枚)、または(2)ナチュラルミネラルウォーター「尚仁沢の天然水」(500㎖24本入×4箱)のいずれか一つを選択する。24年2月末日現在の対象株主への贈呈をもって毎年実施する。(HC)
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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:34
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Jトラストが大きく出直る、アジア子会社の勝訴がシンガポールで確定とし注目強まる
■相手方が124474854米ドル(約181億73百万円)支払う判決確定
Jトラスト<8508>(東証スタンダード)は1月12日、大きく出直って始まり、取引開始後に6%高の488円(27円高)をつけて昨年来の戻り高値505円(2023年9月26日)に向けて上値を追っている。朝、グループ会社Jトラストアジアが提起していた海外での訴訟について「開示事項の経過」を発表し、シンガポール高等法院で相手方が124474854米ドル(約181億73百万円:1ドル146円で換算)を支払う判決が11日付で確定したことなどを開示し、改めて注目されている。
発表によると、訴訟は、相手方が3回にわたって発行した転換社債によってJトラストアジアが損害を受けたとしてJトラストアジア側が提訴していたもので、シンガポール高等法院は2023年4月に相手方に対し連帯して124474854米ドルを支払うよう命じた。相手方は控訴していたが、控訴裁判所が24年1月11日付で相手方の申立を棄却し、判決が確定した。(HC)
Jトラスト<8508>(東証スタンダード)は1月12日、大きく出直って始まり、取引開始後に6%高の488円(27円高)をつけて昨年来の戻り高値505円(2023年9月26日)に向けて上値を追っている。朝、グループ会社Jトラストアジアが提起していた海外での訴訟について「開示事項の経過」を発表し、シンガポール高等法院で相手方が124474854米ドル(約181億73百万円:1ドル146円で換算)を支払う判決が11日付で確定したことなどを開示し、改めて注目されている。
発表によると、訴訟は、相手方が3回にわたって発行した転換社債によってJトラストアジアが損害を受けたとしてJトラストアジア側が提訴していたもので、シンガポール高等法院は2023年4月に相手方に対し連帯して124474854米ドルを支払うよう命じた。相手方は控訴していたが、控訴裁判所が24年1月11日付で相手方の申立を棄却し、判決が確定した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:00
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ルネサスエレが続伸、米パワー半導体企業の買収など好感され出直り拡大
■重要な次世代素材であるGaN(窒化ガリウム)を自社技術に
ルネサスエレクトロニクス<6723>(東証プライム)は1月12日、続伸基調で始まり、取引開始後は3%高の2479.5円(82.5円高)をつけて出直りを強めている。11日に米トランスフォーム社の買収とパワー半導体のポートフォリオ拡充を発表しており、このところの日米株式市場での半導体関連株高にも乗る形になっている。
発表によると、買収する米トランスフォーム社(Transphorm,Inc.:米国カリフォルニア州ゴレタ)はGaN(窒化ガリウム)パワー半導体のグローバルリーダーで、このたび、子会社を通じてTransphorm社を現金によって買収する合併契約を締結した。本件買収により、ルネサスはパワー半導体に用いられる重要な次世代素材であるGaNを自社技術として獲得し、EV、コンピューティング(データセンター、AI、インフラ)、再生可能エネルギー、産業用電力変換、急速充電・アダプター等の成長著しい市場機会を捉られるようになる。(HC)
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ルネサスエレクトロニクス<6723>(東証プライム)は1月12日、続伸基調で始まり、取引開始後は3%高の2479.5円(82.5円高)をつけて出直りを強めている。11日に米トランスフォーム社の買収とパワー半導体のポートフォリオ拡充を発表しており、このところの日米株式市場での半導体関連株高にも乗る形になっている。
発表によると、買収する米トランスフォーム社(Transphorm,Inc.:米国カリフォルニア州ゴレタ)はGaN(窒化ガリウム)パワー半導体のグローバルリーダーで、このたび、子会社を通じてTransphorm社を現金によって買収する合併契約を締結した。本件買収により、ルネサスはパワー半導体に用いられる重要な次世代素材であるGaNを自社技術として獲得し、EV、コンピューティング(データセンター、AI、インフラ)、再生可能エネルギー、産業用電力変換、急速充電・アダプター等の成長著しい市場機会を捉られるようになる。(HC)
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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:36
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東京エレクトロンが最高値、NY市場で連日値上がりし日経平均の上げも寄与
■日経平均連動投信や先物の上げとともに機械的な買いも流入
東京エレクトロン<8035>(東証プライム)は1月12日、一段高で始まり、取引開始後は4%高の2万7090円(1010円高)をつけ、株式分割を考慮した実質的な最高値を2日続けて更新している。NY市場で米半導体株高などを受けて連日値上がりした上、米長期金利が消費者物価指数の発表を受けて4%を割り込んだため、いわゆるグロース株への買いが強まった。半導体関連株は軒並み続伸基調となっている。
また、日経平均への影響度の高い銘柄の代表格でもあり、日経平均が11日に1990年2月以来、約34年ぶりに3万5000円台を回復し、日経平均に連動する投信や日経平均先物の上げとともに平均株価構成銘柄に機械的な買いが流入する環境となっている。(HC)
東京エレクトロン<8035>(東証プライム)は1月12日、一段高で始まり、取引開始後は4%高の2万7090円(1010円高)をつけ、株式分割を考慮した実質的な最高値を2日続けて更新している。NY市場で米半導体株高などを受けて連日値上がりした上、米長期金利が消費者物価指数の発表を受けて4%を割り込んだため、いわゆるグロース株への買いが強まった。半導体関連株は軒並み続伸基調となっている。
また、日経平均への影響度の高い銘柄の代表格でもあり、日経平均が11日に1990年2月以来、約34年ぶりに3万5000円台を回復し、日経平均に連動する投信や日経平均先物の上げとともに平均株価構成銘柄に機械的な買いが流入する環境となっている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:21
| 材料でみる株価
2024年01月11日
日本取引所Gが上場来の高値に迫る、日経平均34年ぶり3万5000円台など株式市場の活況を好感
■大和、野村など証券株も続々高値、大相場が始まる前触れの見方も
日本取引所G(日本取引所グループ)<8697>(東証プライム)は1月11日、一段と強含む相場となり、午前11時過ぎに3148.0円(96.0円高)まで上げて株式分割を考慮した実質的な上場来の高値3193円(2023年11月6日)に迫り、後場寄り後も3160.0円前後で売買活発となっている。日経平均が11日午前、1990年2月以来、約34年ぶりに3万5000円台を回復し、株式市場が活況を呈してきたため、「胴元」の実入りも増えるといった見方で注目が強まる様子がある。
株式市場の活況を受けて証券株も続々と高値に進んでいる。11日は、大和証券G本社(大和証券グループ本社)<8601>(東証プライム)が2015年以来の高値を2日ぶりに更新し、野村HD(野村ホールディングス)<8604>(東証プライム)は2021年以来の高値を2日ぶりに更新。SBIホールディングス<8473>(東証プライム)は2018年以来の高値を更新し、松井証券<8628>(東証プライム)は約3か月ぶりに780円台を回復して戻り高値に進んでいる。
証券株や取引所の株が活況を呈するのは、その局面での相場の最終局面との見方はあるが、一方で、大相場が始まる前触れとして動意を強める例もあるとの指摘が出ている。(HC)
日本取引所G(日本取引所グループ)<8697>(東証プライム)は1月11日、一段と強含む相場となり、午前11時過ぎに3148.0円(96.0円高)まで上げて株式分割を考慮した実質的な上場来の高値3193円(2023年11月6日)に迫り、後場寄り後も3160.0円前後で売買活発となっている。日経平均が11日午前、1990年2月以来、約34年ぶりに3万5000円台を回復し、株式市場が活況を呈してきたため、「胴元」の実入りも増えるといった見方で注目が強まる様子がある。
株式市場の活況を受けて証券株も続々と高値に進んでいる。11日は、大和証券G本社(大和証券グループ本社)<8601>(東証プライム)が2015年以来の高値を2日ぶりに更新し、野村HD(野村ホールディングス)<8604>(東証プライム)は2021年以来の高値を2日ぶりに更新。SBIホールディングス<8473>(東証プライム)は2018年以来の高値を更新し、松井証券<8628>(東証プライム)は約3か月ぶりに780円台を回復して戻り高値に進んでいる。
証券株や取引所の株が活況を呈するのは、その局面での相場の最終局面との見方はあるが、一方で、大相場が始まる前触れとして動意を強める例もあるとの指摘が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:18
| 材料でみる株価
ユシロ化学はビタミンB2を活用した光触媒型除菌消臭剤に注目集まり上値を指向
■有機分子からなる光触媒製品としては初めて『PIAJ認証』取得
ユシロ化学工業<5013>(東証スタンダード)は1月11日、午前10時頃から一段と強い相場になり、1793円(67円高)まで上げた後も1780円前後で売買され、約1か月半前につけた2018年以来の高値1813円(2023年11月27日)を指向している。11日午前、ビタミンB2を活用した光触媒型除菌消臭剤「ぴきゃみん」が、有機分子からなる光触媒製品としては初めて光触媒工業会の『PIAJ製品認証』を取得したと発表し、注目が集まっている。
発表によると、「ぴきゃみん」は、現在は業務⽤製品として販売しているが、今後はコンシューマー向けへの販路拡⼤を⽬指す。また、これを⽪切りに有機分⼦光触媒メーカーのパイオニアとして、『PIAJ製品認証』を取得した様々な機能を有する製品の市場投⼊を⽬指すとした。(HC)
ユシロ化学工業<5013>(東証スタンダード)は1月11日、午前10時頃から一段と強い相場になり、1793円(67円高)まで上げた後も1780円前後で売買され、約1か月半前につけた2018年以来の高値1813円(2023年11月27日)を指向している。11日午前、ビタミンB2を活用した光触媒型除菌消臭剤「ぴきゃみん」が、有機分子からなる光触媒製品としては初めて光触媒工業会の『PIAJ製品認証』を取得したと発表し、注目が集まっている。
発表によると、「ぴきゃみん」は、現在は業務⽤製品として販売しているが、今後はコンシューマー向けへの販路拡⼤を⽬指す。また、これを⽪切りに有機分⼦光触媒メーカーのパイオニアとして、『PIAJ製品認証』を取得した様々な機能を有する製品の市場投⼊を⽬指すとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:47
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マネックスグループは2年ぶりの高値、米国でビットコインETF承認とされ期待強まる
■証券会社と暗号資産事業を擁し存在感が高まる期待
マネックスグループ<8698>(東証プライム)は1月11日、朝方の787円(46円高)を上値に売買交錯だが2021年以来の780円台に進み、高値を更新している。グル−プ企業にビットコインなどの暗号資産(仮想通貨)を扱うコインチェックがあり、「米SEC、ビットコイン現物ETFを承認」(日経電子版1月11日朝)と伝えられ、買い材料視された。
「米証券取引委員会(SEC)は米東部時間10日、代表的な暗号資産(仮想通貨)であるビットコインの現物に連動した上場投資信託(ETF)の上場申請を承認した」(同)と伝えられた。ETFは証券取引所で売買されることになり、日本でも仮想通貨のETFが取引所に上場されれば、証券会社のマネックス証券を擁する同社の存在感が高まるとの期待が出ている。(HC)
■株式投資情報(総合版):記事アクセスランキング
マネックスグループ<8698>(東証プライム)は1月11日、朝方の787円(46円高)を上値に売買交錯だが2021年以来の780円台に進み、高値を更新している。グル−プ企業にビットコインなどの暗号資産(仮想通貨)を扱うコインチェックがあり、「米SEC、ビットコイン現物ETFを承認」(日経電子版1月11日朝)と伝えられ、買い材料視された。
「米証券取引委員会(SEC)は米東部時間10日、代表的な暗号資産(仮想通貨)であるビットコインの現物に連動した上場投資信託(ETF)の上場申請を承認した」(同)と伝えられた。ETFは証券取引所で売買されることになり、日本でも仮想通貨のETFが取引所に上場されれば、証券会社のマネックス証券を擁する同社の存在感が高まるとの期待が出ている。(HC)
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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:29
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カネカは2か月ぶりに3800円台を回復、外壁・窓での発電など注目されPBR向上に向けた取組も期待
■東証が資産効率を意識する銘柄を公表の方針とされる点も材料視
カネカ<4118>(東証プライム)は1月11日、飛び出すように大きく出直って始まり、取引開始後は6%高の3828.0円(217.0円高)をつけて約2か月ぶりに3800円台を回復している。このところ「面白い技術や製品の発表が続いている」(株式市場関係者)とされ、1月8日に発表した「外壁・窓で発電する外装システム」、9日に発表した「脳血栓回収用機器の日本独占販売契約」、10日に発表した生分解性バイオポリマー製品のホテル初納入、などが材料視されている。
また、同社株はPBR(株価純資産倍率)が0.6倍前後のため、東証が進めているPBR向上に向けた取組への期待もある。東証は1月15日に資産効率と株価を意識する経営方針を発表した銘柄を公表すると伝えられており、引き続き注目度の高い相場が続くとの見方が出ている。(HC)
カネカ<4118>(東証プライム)は1月11日、飛び出すように大きく出直って始まり、取引開始後は6%高の3828.0円(217.0円高)をつけて約2か月ぶりに3800円台を回復している。このところ「面白い技術や製品の発表が続いている」(株式市場関係者)とされ、1月8日に発表した「外壁・窓で発電する外装システム」、9日に発表した「脳血栓回収用機器の日本独占販売契約」、10日に発表した生分解性バイオポリマー製品のホテル初納入、などが材料視されている。
また、同社株はPBR(株価純資産倍率)が0.6倍前後のため、東証が進めているPBR向上に向けた取組への期待もある。東証は1月15日に資産効率と株価を意識する経営方針を発表した銘柄を公表すると伝えられており、引き続き注目度の高い相場が続くとの見方が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:46
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スズキは大きく出直って始まる、インドでの大型投資を好感、3月末の株式4分割も材料視
■6600億円を投じ新工場、インドで発表と伝えられる
スズキ<7269>(東証プライム)は1月11日、再び大きく出直って始まり、取引開始後は4%高の6365円(232円高)まで上げ、昨年11月につけた2018年以来の高値6577円に向けて上値を指向している。鈴木社長がインドで10日、「3820億ルピー(約6600億円)を投じ、西部グジャラート州での四輪生産を拡大すると発表した」(日本経済新聞1月11日付朝刊)と伝えられ、成長国での積極投資が好感されている。2024年3月末日を基準日とする株式4分割も発表済みで、分割期待の買いも入っているようだ。
同社株は昨年11、12月にダイハツ工業の認証不正問題を受けて「軽」車種の需要が回ってくる期待などが強まり、人気化する場面があった。株式分割は、24年3月31日(日)(実質的には24年3月29日(金))を基準日として、同日付の株主の所有する当社普通株式1株につき4株の割合をもって分割する。(HC)
スズキ<7269>(東証プライム)は1月11日、再び大きく出直って始まり、取引開始後は4%高の6365円(232円高)まで上げ、昨年11月につけた2018年以来の高値6577円に向けて上値を指向している。鈴木社長がインドで10日、「3820億ルピー(約6600億円)を投じ、西部グジャラート州での四輪生産を拡大すると発表した」(日本経済新聞1月11日付朝刊)と伝えられ、成長国での積極投資が好感されている。2024年3月末日を基準日とする株式4分割も発表済みで、分割期待の買いも入っているようだ。
同社株は昨年11、12月にダイハツ工業の認証不正問題を受けて「軽」車種の需要が回ってくる期待などが強まり、人気化する場面があった。株式分割は、24年3月31日(日)(実質的には24年3月29日(金))を基準日として、同日付の株主の所有する当社普通株式1株につき4株の割合をもって分割する。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:22
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2024年01月10日
TDKが後場一段と上げ出直りを強める、米グッドイヤー・タイヤと提携、日経平均の大幅高を受け連動買いも膨らむ様子
■インテリジェントタイヤで連携、世界最大のエレクトロニクス展示会CESで紹介
TDK<6762>(東証プライム)は1月10日、前後場ともジリ高傾向となり、14時過ぎに6754円(287円高)まで上げ、昨年11月につけた実質的な上場来の高値6879円に向けて出直りを強めている。9日付で、米グッドイヤー・タイヤ(The Goodyear Tire & Rubber Company)とタイヤおよび自動車向けの統合型インテリジェントハードウェア&ソフトウェアの開発と普及を加速するために、次世代のタイヤソリューションの開発に向け「インテリジェントタイヤ技術の開発で連携」と発表し、注目されている。また、日経平均との相関度が比較的高い銘柄で、日経平均の約33年ぶり3万4000円乗せ、大幅高を受け、日経平均との連動運用を目指すファンドなどからの機械的な買いも入っているとみられている。
八票では、ソフトウェア、センサ、および電子部品に関するTDKの技術力と、タイヤ開発、インテリジェントソリューション、および業界の動向に関するGoodyearのノウハウを組み合わせることにより、高性能なタイヤセンシングシステムの市場投入を目指すとした。米ラスベガスで毎新年に開催される世界最大のエレクトロニクス展示会CES(コンシューマー・エレクトロニクスショー、2024年1月9日〜12日)で最新の技術とシステムソリューションを紹介しているとした。(HC)
TDK<6762>(東証プライム)は1月10日、前後場ともジリ高傾向となり、14時過ぎに6754円(287円高)まで上げ、昨年11月につけた実質的な上場来の高値6879円に向けて出直りを強めている。9日付で、米グッドイヤー・タイヤ(The Goodyear Tire & Rubber Company)とタイヤおよび自動車向けの統合型インテリジェントハードウェア&ソフトウェアの開発と普及を加速するために、次世代のタイヤソリューションの開発に向け「インテリジェントタイヤ技術の開発で連携」と発表し、注目されている。また、日経平均との相関度が比較的高い銘柄で、日経平均の約33年ぶり3万4000円乗せ、大幅高を受け、日経平均との連動運用を目指すファンドなどからの機械的な買いも入っているとみられている。
八票では、ソフトウェア、センサ、および電子部品に関するTDKの技術力と、タイヤ開発、インテリジェントソリューション、および業界の動向に関するGoodyearのノウハウを組み合わせることにより、高性能なタイヤセンシングシステムの市場投入を目指すとした。米ラスベガスで毎新年に開催される世界最大のエレクトロニクス展示会CES(コンシューマー・エレクトロニクスショー、2024年1月9日〜12日)で最新の技術とシステムソリューションを紹介しているとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:29
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キッコーマンが1か月ぶりに9000円台を回復、3月末に株式5分割を予定し期末配当も増額済み
■全体相場の上げとともに同社株にも注目が再燃してきたとの見方
キッコーマン<2801>(東証プライム)は1月10日の後場一段と強含んで出直りを強め、13時にかけて9120円(226円高)まで上げ、約1か月ぶりに9000円台を回復している。11月以降は値動きが重く、半導体・AI関連株などのグロース株活況の陰に隠れて調整含みの相場だが、2024年3月31日を基準日とする株式5分割を発表済み。また、11月初には配当予想の増額修正も発表しており、3月末にかけて買い需要が膨らむ要因になってくる。日経平均の33年ぶり3万4000円台回復を受け、全体相場の上げとともに同社株にも注目が再燃してきたとの見方が出ている。
今期・24年3月期の連結業績は、各利益とも連続最高を更新する見込み。株主還元を充実させる観点から、24年3月期から配当性向の35%目標への変更も発表し、24年3月期末の配当予想は、従来予想に対し1株24円増の59円の予定(前期は普通配当38円、記念配当10円)に見直した。(HC)
キッコーマン<2801>(東証プライム)は1月10日の後場一段と強含んで出直りを強め、13時にかけて9120円(226円高)まで上げ、約1か月ぶりに9000円台を回復している。11月以降は値動きが重く、半導体・AI関連株などのグロース株活況の陰に隠れて調整含みの相場だが、2024年3月31日を基準日とする株式5分割を発表済み。また、11月初には配当予想の増額修正も発表しており、3月末にかけて買い需要が膨らむ要因になってくる。日経平均の33年ぶり3万4000円台回復を受け、全体相場の上げとともに同社株にも注目が再燃してきたとの見方が出ている。
今期・24年3月期の連結業績は、各利益とも連続最高を更新する見込み。株主還元を充実させる観点から、24年3月期から配当性向の35%目標への変更も発表し、24年3月期末の配当予想は、従来予想に対し1株24円増の59円の予定(前期は普通配当38円、記念配当10円)に見直した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:15
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東洋水産が一段と出直る、目標株価の引き上げ好感、上場来の高値に向け上値を指向
■みずほ証券は1万200円に見直したと伝えられ注目強まる
東洋水産<2875>(東証プライム)は1月10日、一段と出直りを強める相場となり、午前11時にかけて8046円(337円高)まで上げて約1か月ぶりに8000円台を回復し、実質的な上場来の高値8286円(2023年11月7日)に向けて上値を指向している。今3月期も各利益が連続最高を更新する見込みで上振れ期待がある上、10日はみずほ証券が投資判断を「買い」継続のまま目標株価を引き上げ、これまでの8600円を1万200円に見直したと伝えられ、買い安心感が強まる形になった。
第2四半期累計期間(2024年4〜9月・上期)は海外即席麺事業等が想定を上回り、10月に3月通期の連結業績予想、配当予想を増額修正した。1953年に水産事業を開始してから70周年。「上期の海外即席麺の上乗せ分を通期でも上乗せ」(決算説明資料より)する勢いとなっている。(HC)
東洋水産<2875>(東証プライム)は1月10日、一段と出直りを強める相場となり、午前11時にかけて8046円(337円高)まで上げて約1か月ぶりに8000円台を回復し、実質的な上場来の高値8286円(2023年11月7日)に向けて上値を指向している。今3月期も各利益が連続最高を更新する見込みで上振れ期待がある上、10日はみずほ証券が投資判断を「買い」継続のまま目標株価を引き上げ、これまでの8600円を1万200円に見直したと伝えられ、買い安心感が強まる形になった。
第2四半期累計期間(2024年4〜9月・上期)は海外即席麺事業等が想定を上回り、10月に3月通期の連結業績予想、配当予想を増額修正した。1953年に水産事業を開始してから70周年。「上期の海外即席麺の上乗せ分を通期でも上乗せ」(決算説明資料より)する勢いとなっている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:26
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コーエーテクモHDはサウジ政府系ファンドの買いなど材料視され次第高
■アカツキへの出資も評価し保有を増やしたとの見方で注目強まる
コーエーテクモHD(コーエーテクモホールディングス)<3635>(東証プライム)は1月10日、次第高となって出直りを強め、午前10時20分過ぎに6%高の1795.0円(109.5円高)まで上げて約1か月ぶりに1790円台を回復している。「サウジ政府系ファンド、コーテクHD株を買い増し、保有比率6.60%に」(日経電子版1月9日午後)と伝えられており、憶測の強まる展開になっている。
コーエーテクモHDは昨2023年12月20日にスマートフォンゲーム開発などのアカツキ<3932>(東証プライム)への出資と業務提携に向けた関係を構築を発表した。この翌日の株価は下落したが、サウジ政府系ファンドは、この提携も含めてコーエーテクモHDを好評価したものとみられている。(HC)
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コーエーテクモHD(コーエーテクモホールディングス)<3635>(東証プライム)は1月10日、次第高となって出直りを強め、午前10時20分過ぎに6%高の1795.0円(109.5円高)まで上げて約1か月ぶりに1790円台を回復している。「サウジ政府系ファンド、コーテクHD株を買い増し、保有比率6.60%に」(日経電子版1月9日午後)と伝えられており、憶測の強まる展開になっている。
コーエーテクモHDは昨2023年12月20日にスマートフォンゲーム開発などのアカツキ<3932>(東証プライム)への出資と業務提携に向けた関係を構築を発表した。この翌日の株価は下落したが、サウジ政府系ファンドは、この提携も含めてコーエーテクモHDを好評価したものとみられている。(HC)
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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:54
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吉野家HDは4日続伸、「はなまるうどん」の値上げ好感、2月期末配当も意識
■2月期末配当は1株につき前回予想比3円増配し8円に
吉野家HD(吉野家ホールディングス)<9861>(東証プライム)は1月10日、3379円(46円高)まで上げた後も堅調に推移し、4日続伸基調となって出直りを継続している。9日付で「はなまるうどん、新価格のお知らせ」を発表し、値上げ効果への期待が強まったほか、2月期末配当を1株につき前回予想の5円から3円増配し8円の予定と開示済み。配当利回りを意識して、まだ大きく値上がりしていない内に仕込んでおきたいといった意向が強まっているとの見方もある。
全国の「はなまるうどん」店舗で1月16日(火)から商品価格の改定を実施するとした。「異常気象、エネルギー高騰、為替の影響による原材料高に加え、物流費、人件費等の上昇により、現行価格でのご提供が困難」になったとし、改定幅は、うどん類10円から80円、天ぷら類は10円、おにぎり類も10円、などとした。「かけ(中)」は現在の430円から480円になる。一方で、利用者からは、ワンコイン(500円硬貨)では足りなくなってきた、との声が出ている。(HC)
吉野家HD(吉野家ホールディングス)<9861>(東証プライム)は1月10日、3379円(46円高)まで上げた後も堅調に推移し、4日続伸基調となって出直りを継続している。9日付で「はなまるうどん、新価格のお知らせ」を発表し、値上げ効果への期待が強まったほか、2月期末配当を1株につき前回予想の5円から3円増配し8円の予定と開示済み。配当利回りを意識して、まだ大きく値上がりしていない内に仕込んでおきたいといった意向が強まっているとの見方もある。
全国の「はなまるうどん」店舗で1月16日(火)から商品価格の改定を実施するとした。「異常気象、エネルギー高騰、為替の影響による原材料高に加え、物流費、人件費等の上昇により、現行価格でのご提供が困難」になったとし、改定幅は、うどん類10円から80円、天ぷら類は10円、おにぎり類も10円、などとした。「かけ(中)」は現在の430円から480円になる。一方で、利用者からは、ワンコイン(500円硬貨)では足りなくなってきた、との声が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:02
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東京エレクトロンデバイスが連日高値、半導体の世界需要回復を期待、NY株式市場での半導体株高もアト押し
■「4〜6月に需要好転へ」と年初に伝えられ注目強まる
東京エレクトロン デバイス<2760>(東証プライム)は1月10日、一段高で始まり、取引開始後は6%高の5940円(360円高)まで上げ、実質的な上場来の高値を2日連続更新している。半導体商社の大手で、年初に「半導体、4〜6月に需要好転へ、AIやEVがけん引」(日経電子版1月4日)と伝えられ、期待の膨らむ相場が続いている。NY株式市場でも9日はエヌビディアが連日最高値など年初から半導体株の勢いが強く、買い安心感があるようだ。
報道によると、半導体の世界需要は、生成AI(人工知能)向けデータセンターや電気自動車(EV)向け半導体などが需要をけん引し、24年4〜6月期に好転する見通し。米調査会社ガートナーの予測では、26年までに世界の企業の8割が生成AIを業務で活用するようになる。(HC)
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東京エレクトロン デバイス<2760>(東証プライム)は1月10日、一段高で始まり、取引開始後は6%高の5940円(360円高)まで上げ、実質的な上場来の高値を2日連続更新している。半導体商社の大手で、年初に「半導体、4〜6月に需要好転へ、AIやEVがけん引」(日経電子版1月4日)と伝えられ、期待の膨らむ相場が続いている。NY株式市場でも9日はエヌビディアが連日最高値など年初から半導体株の勢いが強く、買い安心感があるようだ。
報道によると、半導体の世界需要は、生成AI(人工知能)向けデータセンターや電気自動車(EV)向け半導体などが需要をけん引し、24年4〜6月期に好転する見通し。米調査会社ガートナーの予測では、26年までに世界の企業の8割が生成AIを業務で活用するようになる。(HC)
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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:39
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エーザイが出直りを強める、中国でもアルツハイマー病治療「レカネマブ」承認を取得
■米、日に続き3カ国目の承認、24年度第2四半期中の発売に向け準備
エーザイ<4523>(東証プライム)は1月10日、出直りを強めて始まり、取引開始後は3%高の7513円(248円高)まで上げ、下値圏から6日続伸基調となっている。9日午後、「『レケンビ』(レカネマブ)、中国でアルツハイマー病治療剤として承認を取得」と発表、米国、日本に続いて世界で3カ国目の承認になったとし、期待が強まっている。
発表によると、同製剤の中国での製品名は「乐意保」(一般名:レカネマブ)になる。中国国家薬品監督管理局(NMPA)より「アルツハイマー病による軽度認知障害及び軽度の認知症の治療」の適応で、承認を取得した。2024年度第2四半期中の発売に向けて準備を進めていく。(HC)
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エーザイ<4523>(東証プライム)は1月10日、出直りを強めて始まり、取引開始後は3%高の7513円(248円高)まで上げ、下値圏から6日続伸基調となっている。9日午後、「『レケンビ』(レカネマブ)、中国でアルツハイマー病治療剤として承認を取得」と発表、米国、日本に続いて世界で3カ国目の承認になったとし、期待が強まっている。
発表によると、同製剤の中国での製品名は「乐意保」(一般名:レカネマブ)になる。中国国家薬品監督管理局(NMPA)より「アルツハイマー病による軽度認知障害及び軽度の認知症の治療」の適応で、承認を取得した。2024年度第2四半期中の発売に向けて準備を進めていく。(HC)
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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:18
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