[材料でみる株価]の記事一覧
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記事一覧 (11/22)ヤマシタヘルスケアHDは後場一段と出直り強める、地盤の九州で半導体産業の興隆が追い風の見方
記事一覧 (11/22)インタートレードが後場一段と上げストップ高、金融庁の「仮想通貨仲介業」新設を好感
記事一覧 (11/22)セブン&アイHDは続落模様、買収提案のカナダ企業「敵対的買収は検討せず」と伝えられ肩すかしの様子
記事一覧 (11/22)ミロク情報サービスが戻り高値に進む、「103万円のカベ」変更などの経済対策が追い風になる期待
記事一覧 (11/22)京写がジリ高、高放熱性など特色の『超厚銅基板』、パワー半導体や生成AI用データセンター向けに期待
記事一覧 (11/21)ティムコは後場一段と強い値動き、11月末の株主優待を拡充、ほぼ全商品で利用可能に
記事一覧 (11/21)ネオジャパンが3日続伸、「働き方改革EXPO」で『desknet’s NEO』など注目し直されている様子
記事一覧 (11/21)三櫻工が連日出直る、データセンター向け水冷冷却装置の新機種に注目集まり3日続伸
記事一覧 (11/21)リミックスポイントが一段高、「暗号資産の追加購入」を材料視
記事一覧 (11/21)カイオム・バイオサイエンスは買い気配のままストップ高、治療用抗体のライセンス供与を好感
記事一覧 (11/21)住友ファーマが再び出直る、開発中の抗がん剤と白血病剤に期待強まる
記事一覧 (11/21)藤田観光が出直り強める、10月の訪日外国人数31.6%増など好感
記事一覧 (11/20)建設技術研究所が再び出直り強める、同業にTOB、連想波及の様子だが業績好調で改めて見直される
記事一覧 (11/20)ジェイテックが再び出直り強める、業績好調で「103万円の壁」引き上げも追い風の見方
記事一覧 (11/20)ID&Eホールディングスが急伸、東京海上HDによるTOBを受けストップ高買い気配
記事一覧 (11/20)ソフトクリエイトHDが高値を更新、「103万円の壁」撤廃は地方自治体の業務合理化を促進させ事業に追い風の見方
記事一覧 (11/20)東京ガスが急伸、米ファンド保有とされ7か月ぶり4000円台
記事一覧 (11/20)セブン&アイHDが再び一段高、「創業家、今年度中にMBO完了目指す」と伝えられ思惑強まる
記事一覧 (11/20)ソニーGが一段と出直って始まる、「KADOKAWA買収へ協議」と伝えられ期待高まる、KADOKAWAは連日急伸
記事一覧 (11/19)マーケットエンタープライズが出直り強める、生成AI活用で人材教育にかかる時間を30%以上削減
2024年11月22日

ヤマシタヘルスケアHDは後場一段と出直り強める、地盤の九州で半導体産業の興隆が追い風の見方

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■M&A積極的で今期は増収減益予想だが第1四半期順調

 ヤマシタヘルスケアHD(ヤマシタヘルスケアホールディングス)<9265>(東証スタンダード)は11月22日、次第に出直りを強める相場になり、13時30分にかけて2319円(77円高)まで上げて出直りを強めている。九州地区を地盤とする医療機器の卸商社で、台湾積体電路製造(TSMC)の進出をはじめとする九州の産業活性化による需要増加などに期待の強い相場になっている。

 第1四半期決算(2024年6〜8月・連結)は、中核事業である医療機器販売業で放射線機器等の設備投資需要が前年同期よりも増加し、検査・手術件数の増加により診療材料等の医療機器消耗品の需要が増加したことなどにより売上高が前年同期比8.3%増の151億83百万円となったが、営業利益は同9.1%減の1億78百万円だった。ただ、今期は、23年12月の(株)鹿児島オルソ・メディカルの連結子会社化、24年6月のマイクロソニック(株)の連結子会社化などがあり、通期の連結業績予想は期初から増収減益を見込む。第1四半期はほぼ計画通りとして期初に開示した連結業績予想を継続した。中期計画の最終年度となる2027年5月期の経営目標に向け、6つの重点施策を推進している。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:46 | 材料でみる株価

インタートレードが後場一段と上げストップ高、金融庁の「仮想通貨仲介業」新設を好感

■株式取引システムに加えコモディティや暗号資産の分野にも領域を拡大

 インタートレード<3747>(東証スタンダード)は11月22日、後場一段高となってストップ高の452円(80円高、22%高)まで上げ、約2週間ぶりに450円を回復している。株式取引システムや外国為替取引(FX)システムなどのサービスを提供し、「近年では金や原油、大豆などのコモディティ(商品先物)や暗号資産をはじめとしたデジタルアセットの取引システムの分野にも領域を拡大」(同社ホームページより)。22日は、「金融庁、仮想通貨仲介業を新設へ、交換業より規制軽く」(日本経済新聞11月22日付朝刊)と伝えられており、買い材料視されている。

 報道によると、「事業会社が自社のサービス内で仮想通貨を扱いたいというニーズが高まっている」ことを受け、「金融庁は暗号資産(仮想通貨)や法定通貨などに価値が連動するステーブルコインの仲介業を新設する検討に入った」。インタートレードが進める領域拡大戦略にピタリ合致することになり、期待が高揚した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:48 | 材料でみる株価

セブン&アイHDは続落模様、買収提案のカナダ企業「敵対的買収は検討せず」と伝えられ肩すかしの様子

■買収合戦による株価つり上げの思惑が後退

 セブン&アイHD(セブン&アイ・ホールディングス)<3382>(東証プライム)は11月22日、続落模様となり、朝寄り後の2500.0円(56.0円安)を下値に後場寄り後は2547.5円(8.5円安)前後で売買されている。朝、「セブン買収提案のカナダ社会長『敵対的買収は検討せず』」(日経電子版11月22日8:20)と伝えられ、買収合戦による株価つり上げの思惑が後退する形になった。

 セブン&アイHDを巡っては、「当社がアリマンタシォン・クシュタール社から法的拘束力のない非公開の再提案を受領したことは事実」(10月9日発表)と、カナダ企業アリマンタシォン・クシュタール社から買収の手が伸びているほか、「当社の代表取締役副社長の伊藤順朗氏及び同氏が関係する会社である伊藤興業株式会社から、当社の買収に関する法的拘束力のない非公表の提案を受領しております」(10月13日発表)と、創業家を軸とする側からの買収の動きもある。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:57 | 材料でみる株価

ミロク情報サービスが戻り高値に進む、「103万円のカベ」変更などの経済対策が追い風になる期待

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■新規顧客増加とサブスクモデル推進により業績順調

 ミロク情報サービス<9928>(東証プライム)は11月22日、次第高となって続伸幅を拡げ、午前11時過ぎに1960円(31円高)まで上げて約1か月ぶりに戻り高値を更新している。ERP(統合業務ソフト)や会計事務所向けのITソリューションなどを提供し、「Galileopt」は年末調整業務のペーパーレス化や業務の早期化を実現。「103万円のカベ」変更が22日にも決定される政府の経済対策に盛り込まれることになり、基礎控除などの制度変更は同社の事業にとって追い風との見方が出ている。

 第2四半期決算(2024年4〜9月:中間期、連結)は親会社株主に帰属する中間純利益が12.5%増加するなどで好調だった。新規顧客開拓とサブスクリプションモデル(利用料方式)の推進により、ストック型のサービス収入は15.8%増加した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:31 | 材料でみる株価

京写がジリ高、高放熱性など特色の『超厚銅基板』、パワー半導体や生成AI用データセンター向けに期待

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■さくらインターネットや日東紡が活況高のなか関連株として注目集まる

 京写<6837>(東証スタンダード)は11月22日、345円(4円高)まで上げた後も堅調に売買され、上げ幅は小さいが4日続けて日々の上値と下値をセリ上げている。プリント配線基板の世界的大手で、高付加価値製品の一つとして「高放熱性」「高絶縁性」を実現した『超厚銅基板』を開発しており、パワー半導体や生成AI用の高圧サーバー、データセンター向けに注目されている。

 22日は、旧・東芝メモリのキオクシアホールディングスの株式上場を巡り、「データセンター需要照準」「2025年に人工知能(AI)向けのデータセンター需要が拡大すると判断」(に帆経済新聞11月22日付朝刊)と伝えられ、データセンター関連株のさくらインターネット<3778>(東証プライム)日東紡績<3110>(東証プライム)が活況高となっている。京写もその一角として注目度が高まる可能性が言われている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:44 | 材料でみる株価
2024年11月21日

ティムコは後場一段と強い値動き、11月末の株主優待を拡充、ほぼ全商品で利用可能に

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■今年の11月末の「権利付最終日(買付期限)」は11月27日

 ティムコ<7501>(東証スタンダード)は11月21日の後場一段と強い値動きとなり、13時30分にかけて755円(4円高)をつけて堅調に推移している。フライフィッシングやルアーフィッシングなどの釣り用品、アウトドア衣料などで知られ、毎年11月30日現在の株主を対象に配当と株主優待を実施。株主優待については、11月8日に「ご利用商品の拡充」を発表しており、これに注目するフィッシングファンが少なくないとの見方が出ている。今年の11月末の配当・優待を確保する権利付最終日(買付期限)は11月27日になる。

 同社では、毎年11月30日現在の株主名簿に記載または記録された株主を対象に株主優待制度を実施している。「日頃のご支援にお応えするとともに、事業をより深くご理解いただく」ことが目的。このたび、「Foxfireオンラインストア」を「TIEMCOオンラインストア」としてリニューアルしたことにともないい、アウトドア衣料の『Foxfire』ブランドに加えて、フィッシング用品についても取扱いを開始した。これにより、同社のほぼ全商品に株主優待制度を利用することが可能になった。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:58 | 材料でみる株価

ネオジャパンが3日続伸、「働き方改革EXPO」で『desknet’s NEO』など注目し直されている様子

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■第2四半期は営業利益41%増など各利益とも計画を大幅に上回る

 ネオジャパン<3921>(東証プライム)は11月21日、1929円(42円高)まで上げた後も堅調に売買され、日々小幅だが3日続伸基調でジリジリ出直っている。業務効率化を支援するグループウェア『desknet’s NEO(デスクネッツネオ)』で知られ、11月20日から22日まで「第9回・関西・働き方改革EXPO」(インテックス大阪)に出展しているため、改めて注目し直されたとの見方が出ている。

 業績は好調で、今期・2025年1月期は各利益とも連続最高益の見通し。第3四半期決算の発表は例年12月中旬になるが、9月に発表した第2四半期決算(2024年2〜7月:中間期、連結)は売上高が前年同期比4.4%増加し、「第1四半期に引続き計画通り」(決算説明資料)となり、営業利益は同40.8%増加し、各利益とも計画を大幅に上回る進ちょくとなった。売り上げベースでは、「システム開発サービス事業は計画を下回るものの第3四半期以降復調の見通し」(同)とし、注目されている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:18 | 材料でみる株価

三櫻工が連日出直る、データセンター向け水冷冷却装置の新機種に注目集まり3日続伸

■奥行寸法を4分の1に、重量は2分の1に大幅削減

 三櫻工業<6584>(東証プライム)は11月21日、7%高の809円(53円高)まで上げた後も堅調に売買され、後場は797円で売買を開始。20日に発表した「データセンター向け水冷冷却装置、新機種を開発」などが買い材料視され、下値圏から3日続けて出直る相場となっている。

 発表によると、データセンター向け冷却装置の新機種は、「フィンパイプタイプ冷却装置」で、2024年2月に発表したパイプタイプ冷却装置(リアドア式)と同様にデータセンターのサーバーラック背面に取り付け、排熱される高熱を水冷冷却する機能を持つ製品の新機種となる。構造上の特長としては、パイプ表面をフィン付き加工とすることで熱交換率を高め、それにより前機種同等の熱交換性能のまま機器の奥行寸法を4分の1に大幅削減、重量も2分の1に大幅削減した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:42 | 材料でみる株価

リミックスポイントが一段高、「暗号資産の追加購入」を材料視

■キャッシュ・マネジメント戦略の一環として暗号資産の購入を推進

 リミックスポイント<3825>(東証スタンダード)は11月21日、次第に上げ幅を広げる相場となり、午前11時過ぎには15%高の315円(42円高)まで上げ、2023年4月以来の300円台に進んでいる。20日午前に続いて21日の午前11時にも「暗号資産の追加購入に関するお知らせ」を発表。このところビットコイン相場が断続的に最高値を更新しているため注目材料視されている。

 発表によると、同社では、9月にキャッシュ・マネジメント戦略の一環として暗号資産の購入を行っている。20日、新たに5億円の暗号資産を追加購入することを決議した。これにより暗号資産の総投資額は30億円になる。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:34 | 材料でみる株価

カイオム・バイオサイエンスは買い気配のままストップ高、治療用抗体のライセンス供与を好感

■旭化成ファーマに提供、契約一時金2億円、将来最大248億円の可能性

 カイオム・バイオサイエンス<4583>(東証グロース)は11月21日、買い気配のままストップ高の150円(50円高、50%高)に達し、午前11時にかけてもまだ始値がつかないまま急伸相場となっている。20日の15時30分に「抗CX3CR1抗体に関する独占的ライセンス契約締結」を発表し、買い材料視されている。

 発表によると、同社の治療用抗体「ヒト化抗CX3CR1抗体」の全世界における独占的な開発、製造および販売権をサブライセンス権付きで旭化成<3407>(東証プライム)グル−プの旭化成ファーマに提供する。契約一時金として2億円を受領するほか、将来的な開発および販売の進捗に応じてマイルストーンを最大で約248億円受領することになる。受領する契約一時金は2024年12月期第4四半期における創薬事業の売上高に計上する。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:02 | 材料でみる株価

住友ファーマが再び出直る、開発中の抗がん剤と白血病剤に期待強まる

■12月初旬に米国血液学会で発表する予定、材料含みに

 住友ファーマ<4506>(東証プライム)は11月21日、取引開始後に8%高の641円(48円高)まで上げて再び出直る相場となっている。11月30日付で早期退職を実施するほか、12月初旬には米国血液学会(ASH:American Society of Hematology)の2024年年次総会(開催時期:12月7日〜12月10日、サンディエゴ)で開発中の抗がん剤と白血病剤について発表すると開示済みで、期待が強まりやすい情勢になっている。

 米国での発表は、開発中の抗がん剤nuvisertib(TP−3654)と、再発または難治性の急性白血病を対象としたメニン−MLLタンパク質結合阻害剤enzomenib(一般名、開発コード:DSP−5336)に関する最新の臨床データ。総会では、開発をさらに支持する新たなデータを共有できるようだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:56 | 材料でみる株価

藤田観光が出直り強める、10月の訪日外国人数31.6%増など好感

■好調な業績に拍車かかる期待

 藤田観光<9722>(東証プライム)は11月21日、続伸基調で始まり、取引開始後は9220円(290円高)をつけて出直りを強めている。第3四半期決算(2024年1〜9月・累計、連結)が「全事業においてADR(客室平均単価)は高い水準を維持」(決算説明資料)など好調だった上、日本政府観光局が20日夕方に発表した10月の訪日外国人数が前年同月比で31.6%増加し、さらなる追い風が期待されている。

 10月の訪日外国人数は、1〜10月の累計が3019万2600人で「過去最速で3000万人を突破した」(日本経済新聞)と伝えられた。藤田観光の1〜9月・連結決算は、売上高が前年同期比18.9%増加し、親会社株主に帰属する四半期純利益は同16.9%増加、営業利益は前年同期の2.1倍だった。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:26 | 材料でみる株価
2024年11月20日

建設技術研究所が再び出直り強める、同業にTOB、連想波及の様子だが業績好調で改めて見直される

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■日本で最初の総合建設コンサル会社、12月末に株式2分割を予定

 建設技術研究所<9621>(東証プライム)は11月20日、4%高に迫る4740円(165円高)まで上げた後も4700円前後で堅調に売買され、再び出直りを強める相場となっている。日本で最初の総合建設コンサルタント企業で、東京海上HD<8766>(東証プライム)が19日の夕方、同じ総合建設コンサルの日本工営の持株会社ID&Eホールディングス<9161>(東証プライム)に対するTOB(株式公開買付)を発表したため連想買いが入ったもようだ。

 ただ、ID&Eホールディングスの7〜9月決算は赤字だったのに対し、建設技研は8月に業績予想の増額修正を発表など業績が好調。東京海上HDによるTOBを受けて、改めて建設技研を評価し直す動きが強まる形になったとみられている。12月31日時点の株主の保有株式を1株につき2株の割合で分割すると発表済み。

 第3四半期決算(2024年1〜9月、連結)は、売上高が前年同期比4.6%増の721億97百万円となり、営業利益は同11.0%減の74億19百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同14.0%減の52億66百万円だった。8月に増額修正した計画に対し、売上高は概ね7.5割を確保し、営業利益・親会社株主に帰属する四半期純利益は修正計画の概ね8割を確保した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:24 | 材料でみる株価

ジェイテックが再び出直り強める、業績好調で「103万円の壁」引き上げも追い風の見方

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■今期は営業利益53%増、純利益18%増を見込み連続最高へ

 ジェイテック<2479>(東証グロース)は11月20日、前後場ともジリ高傾向となり、14時過ぎには145円(6円高)をつけて再び出直りを強めている。技術職知財リース事業でテクノロジスト派遣などを行い、「『103万円の壁』引き上げ明記、国民民主、経済対策を了承へ」(朝日新聞デジタル11月20日午前11:54)と伝えられ、事業に追い風との見方が出ている。

 業績は好調で、通期予想は純利益などが連続で最高を更新する見込み。10月末に発表した第2四半期決算(2024年4〜9月:中間期、連結)は、提供サービスの品質向上を図り、単価交渉も積極的に展開するなどで、売上高は前年同期比1.4%増加し、営業利益は同48.9%増加、親会社株主に帰属する中間純利益は同91.4%増加した。通期(25年3月期)予想は売上高が37億50百万円(前期比15.6%増)、営業利益3億50百万円(同52.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益1億93百万円(同17.8%増)を継続した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:46 | 材料でみる株価

ID&Eホールディングスが急伸、東京海上HDによるTOBを受けストップ高買い気配

■TOB価格は1株6500円、完全子会社をめざす

 ID&Eホールディングス<9161>(東証プライム)は11月20日、買い気配のままストップ高の4680円(700円高、18%高)に達し、午前11時を過ぎてもまだ売買が成立しないまま急伸相場となっている。総合建設コンサルタント・日本工営などの持株会社で、19日の夕方、東京海上HD(東京海上ホールディングス)<8766>(東証プライム)が同社株式の取得、TOB(公開買付)を発表。TOB価格を1株6500円としたため、TOB価格に向けて急伸した。

 発表によると、公開買付者はID&Eホールディングスの完全子会社を目的とし、ID&Eホールディングスも賛同の意を表明した。買付期間は2024年11月20日から2025年1月15日の予定。TOB成立後、ID&Eホールディングスの株式は上場取りやめになる。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:16 | 材料でみる株価

ソフトクリエイトHDが高値を更新、「103万円の壁」撤廃は地方自治体の業務合理化を促進させ事業に追い風の見方

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■自治体は税収減になり公共サービスの一層のDX化が強まる期待

 ソフトクリエイトHD(ソフトクリエイトホールディングス)<3371>(東証プライム)は11月20日、再び上値を追う相場となり、2220円(87円高)まで上げた後も2200円台で売買され、約3週間ぶりに2022年以来の高値を更新している。業務合理化を支援するワークフローシステムの大手でもあり、「103万円の壁」を巡る与野党の協議で「引き上げ明記、自公国、経済対策合意へ」(共同通信11月20日6:00)と伝えられたことを受け、地方自治体の税収減と公共サービスへの影響が懸念されることになり、公共サービスの一層の業務合理化、DX化が進む方向になり、事業に追い風との見方が出ている。

 業績は好調で、今3月期の連結業績予想は売上高7.5%増、営業利益6.0%増など、連続で最高を更新する見込みを継続した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:55 | 材料でみる株価

東京ガスが急伸、米ファンド保有とされ7か月ぶり4000円台

■高寄り後は売買交錯だが米欧とロシアの緊張を受け天然ガス高の期待も

 東京ガス<9531>(東証プライム)は11月20日、一段高となり、15%高の4393円(573円高)で始値をつけたあと売買交錯だが約7か月ぶりの4000円台に進んでいる。「米ファンドのエリオット、東ガス株5.03%保有、12日時点」(日経QUICKニュース11月19日16:21)と伝えられ、買い材料視された。

 保有比率は12日時点で5.03%と伝えられた。加えて、買い材料としては、ウクライナによる長距離ミサイル攻撃を受けてロシアが対米、対欧への態度を硬化させていると伝えられ、国際天然ガス市況の再騰要因として注目する様子もあるようだ。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:01 | 材料でみる株価

セブン&アイHDが再び一段高、「創業家、今年度中にMBO完了目指す」と伝えられ思惑強まる

■師走相場の主役銘柄と想定して注目強める様子も

 セブン&アイHD(セブン&アイ・ホールディングス)<3382>(東証プライム)は11月20日、再び一段高となり、取引開始後は10%高の2679.0円(241.0円高)まで上げ、1週間ぶりに年初来の高値を更新している。「セブン創業家、今年度中にMBO完了目指す」(毎日新聞のニュースサイト11月19日22:50)と伝えられており、カナダ企業による買収と創業家によるMBO(経営陣が参加する企業買収)との競合、株高の思惑が強まっている。

 報道によると、MBOは「今年度中に完了させる案で交渉を進めていることが19日、明らかになった」とされ、株式市場関係者からは、かなり具体的な買い材料になる可能性が高いといった受け止め方が出ている。師走相場の主役として注目を強める様子もある。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:37 | 材料でみる株価

ソニーGが一段と出直って始まる、「KADOKAWA買収へ協議」と伝えられ期待高まる、KADOKAWAは連日急伸

■「エンタメ分野で傘下企業を増やしたい考え」のもよう

 ソニーG(ソニーグループ)<6758>(東証プライム)は11月20日、一段と出直って始まり、取引開始後は4%高の3049.0円(113.0円高)まで上げ、約4か月前につけた年初来の高値3097.0円に向けて上値を追っている。19日午後、「ソニー、KADOKAWA買収へ協議=関係筋」(ロイターニュース11月19日14:49)と伝えられ、19日の値動きは緩慢だったが、思惑買いの強まる様子となっている。KADOKAWA<9468>(東証プライム)は19日の発表後に急伸したのに続き急伸しており、2日連続のストップ高に迫っている。

 両社とも、20日午前9時の時点では「東証適時開示」に特段の開示を行っていない。報道によると、「ソニーグループは電機メーカーから映画や音楽、ゲームといったエンタメや半導体など多くの事業を手がける複合企業に転換しており、エンタメ分野で傘下企業を増やしたい考え」という。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:21 | 材料でみる株価
2024年11月19日

マーケットエンタープライズが出直り強める、生成AI活用で人材教育にかかる時間を30%以上削減

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■第1四半期決算は売上高が過去最高、さらなる拡大に期待強まる

 マーケットエンタープライズ<3135>(東証プライム)は11月19日、944円(16円高)まで上げた後も堅調に売買され、このところの微調整相場から出直りを強めている。第1四半期決算の売上高がこの四半期として最高を更新するなど業績が好調な上、19日付で、「営業研修にSapeetのAIロープレシステム『カルティ ロープレ』を導入〜生成AI活用で人材教育にかかる時間を30%以上削減し、売上拡大へ〜」と発表し、さらなる売り上げ拡大に期待が強まっている。

 専門性の高いリユース業務の営業活動に必要な知識やスキルの効率的な習得と営業力・接客力強化を目的に、11月19日より、Sapeet<269A>(東証グロース)が開発・提供する生成AIを活用したロープレシステム「カルティ ロープレ」を導入した。

 第1四半期決算(2024年7〜9月、連結)は好調で、売上高が1Q(第1クォーター)としては過去最高となる54億92百万円(前年同期比33.7%増)を確保し、営業利益と経常利益は黒字に転換した。営業利益は69百万円だった。親会社株主に帰属する四半期純利益は損失が7分の1に改善し48百万円だった。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:18 | 材料でみる株価