■リチウム回収期間、環境影響、温室効果ガスなど改善の見込みと
住友金属鉱山<5713>(東証プライム)は11月15日、続伸基調となり、午前10時過ぎに4352円(110円高)まで上げた後も堅調に売買され、約1週間ぶりに4300円台を回復している。11月8日に第2四半期決算と3月通期の業績・配当予想の増額修正を発表し、翌日から出直り傾向。14日には「塩湖からリチウムを回収する実証試験を開始」と発表し、注目が強まっている。
14日の夕方、「南米の塩湖かん水(塩分を含む天然水)からリチウムを回収する新しい技術の実証試験を、2023年中にチリ共和国で開始」すると発表した。発表によると、従来法と比べて短期間かつ環境負荷の低い方法でリチウムを回収することを可能にする技術で、北九州市立大学と共同開発したマンガン系の吸着剤を使用。回収期間、水資源利用に伴う地域環境への影響、温室効果ガス排出において改善が見込まれる。また、現在は不純物が多くリチウム回収が難しい塩湖からもリチウムを抽出できるようになる可能性があり、リチウム資源の安定調達に寄与することが期待される。
配当は9月中間配当を1株につき35円の予定(従来予想比8円増)とし、3月期末と配当は36円の予定(同9円増)とした。(HC)
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(11/15)住友金属鉱山が続伸、業績・配当予想の増額修正に続き「塩湖からリチウムを回収する実証試験」にも期待集まる
(11/15)「丸亀製麺」のトリドールHDが一段高、中国でラーメン店を本格展開、好決算に続き期待強まる
(11/15)出光興産が急伸、業績予想の大幅増額修正と株式5分割、自社株買いなど材料満載
(11/14)ストレージ王が再び一段高、アーバネットコーポとの提携で急伸した高値を抜き期待の強さ見せつける
(11/14)大成建設は反発一段高、ピーエス三菱の株式取得など改めて好感
(11/13)Welbyがストップ高、スズケンとの提携を拡大、新サービスなどに期待
(11/10)オーウエルが後場動意強める、塗料で航空機の燃費改善・CO2削減をめざす実地検証に期待強まる
(11/10)ゼットは「大谷選手グローブ6万個寄贈」と大幅上振れ決算が材料視され連日上値試す
(11/09)ストレージ王が12%高、アーバネットコーポレーションと提携、期待強まる
(11/08)スカイマークは再上場後の安値圏から出直る、筆頭株主に鈴与ホールディングス、期待強い
(11/07)ボルテージは一時17%高、、「Nintendo Switch」オリジナルタイトルに新作タイトル3作品とし注目と期待
(11/07)ガーラが急伸、「HTML5ゲーム」に注目集中、ダウンロード不要ですぐ遊べ次世代ゲームプラットフォームとして脚光
(11/07)そーせいグループは日々次第に上げ幅を拡げ5日続伸基調、ジェネンテック社からのマイルストン受領やファイザー社による臨床試験など材料視
(11/06)クリーク・アンド・リバー社は自社株買い発表から毎日値上がりし6日続伸
(11/06)マルハニチロは戻り高値に進む、「培養魚肉」かまぼこのような練り製品と伝えられ注目強まる
(11/06)プロ野球「阪神タイガース」日本一となりエイチ・ツー・オーリテイリングなど値上がり
(11/02)石油資源開発は石油株安に逆行高、CCS(CO2回収・貯留)関連事業への取組に期待
(11/02)京セラは業績予想を下方修正したが高値を更新、12月の株式4分割を買う動きが決算を通過して再燃の見方
(11/01)三井住友FGは3%高など銀行株が続伸基調、日銀の金融調節を受け追い風続く
(10/31)京写は再び上値を探る、京写ベトナム第2生産ラインが稼働開始、生産能力2倍に
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(11/15)住友金属鉱山が続伸、業績・配当予想の増額修正に続き「塩湖からリチウムを回収する実証試験」にも期待集まる
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(11/10)オーウエルが後場動意強める、塗料で航空機の燃費改善・CO2削減をめざす実地検証に期待強まる
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(11/08)スカイマークは再上場後の安値圏から出直る、筆頭株主に鈴与ホールディングス、期待強い
(11/07)ボルテージは一時17%高、、「Nintendo Switch」オリジナルタイトルに新作タイトル3作品とし注目と期待
(11/07)ガーラが急伸、「HTML5ゲーム」に注目集中、ダウンロード不要ですぐ遊べ次世代ゲームプラットフォームとして脚光
(11/07)そーせいグループは日々次第に上げ幅を拡げ5日続伸基調、ジェネンテック社からのマイルストン受領やファイザー社による臨床試験など材料視
(11/06)クリーク・アンド・リバー社は自社株買い発表から毎日値上がりし6日続伸
(11/06)マルハニチロは戻り高値に進む、「培養魚肉」かまぼこのような練り製品と伝えられ注目強まる
(11/06)プロ野球「阪神タイガース」日本一となりエイチ・ツー・オーリテイリングなど値上がり
(11/02)石油資源開発は石油株安に逆行高、CCS(CO2回収・貯留)関連事業への取組に期待
(11/02)京セラは業績予想を下方修正したが高値を更新、12月の株式4分割を買う動きが決算を通過して再燃の見方
(11/01)三井住友FGは3%高など銀行株が続伸基調、日銀の金融調節を受け追い風続く
(10/31)京写は再び上値を探る、京写ベトナム第2生産ラインが稼働開始、生産能力2倍に
2023年11月15日
住友金属鉱山が続伸、業績・配当予想の増額修正に続き「塩湖からリチウムを回収する実証試験」にも期待集まる
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:48
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「丸亀製麺」のトリドールHDが一段高、中国でラーメン店を本格展開、好決算に続き期待強まる
■中国に11月下旬合弁会社、まずは上海周辺と華東エリアで
トリドールHD(トリドールホールディングス)<3397>(東証プライム)は11月15日、一段高となり、午前9時30分過ぎに11%高の4358円(448円高)まで上げて約3か月ぶりに実質的な上場来の高値を更新している。セルフサース方式のうどん店「丸亀製麺」などを展開し、14日の取引時間中に第2四半期連結決算(2023年4〜9月・累計、IFRS)と通期業績予想の大幅な増額修正などを発表し活況高となった。続いて15日朝には「ラー麺『ずんどう屋』が中国に初進出」と発表したことも好感され、2日続けて大幅高となっている。
発表によると、中国のプライベート・エクイティ・ファンドと設立する合弁会社を拠点として、「ラー麺『ずんどう屋』」の展開を本格的に進める。設立は11月下旬の予定。まずは上海周辺および華東エリアに出店、当面の目標として、中国本土で200店舗超のフランチャイズ出店をめざす。
23年4〜9月・累計の連結業績は、「丸亀製麺、国内その他、海外事業の全セグメントで上期最高となり」「事業利益も上期最高」(発表資料より)となった。今3月期の連結業績予想を全体に大幅に引き上げ、親会社の所有者に帰属する当期利益は従来予想を84.6%上回る48億円の見込み(同27.9%増)に引き上げた。(HC)
トリドールHD(トリドールホールディングス)<3397>(東証プライム)は11月15日、一段高となり、午前9時30分過ぎに11%高の4358円(448円高)まで上げて約3か月ぶりに実質的な上場来の高値を更新している。セルフサース方式のうどん店「丸亀製麺」などを展開し、14日の取引時間中に第2四半期連結決算(2023年4〜9月・累計、IFRS)と通期業績予想の大幅な増額修正などを発表し活況高となった。続いて15日朝には「ラー麺『ずんどう屋』が中国に初進出」と発表したことも好感され、2日続けて大幅高となっている。
発表によると、中国のプライベート・エクイティ・ファンドと設立する合弁会社を拠点として、「ラー麺『ずんどう屋』」の展開を本格的に進める。設立は11月下旬の予定。まずは上海周辺および華東エリアに出店、当面の目標として、中国本土で200店舗超のフランチャイズ出店をめざす。
23年4〜9月・累計の連結業績は、「丸亀製麺、国内その他、海外事業の全セグメントで上期最高となり」「事業利益も上期最高」(発表資料より)となった。今3月期の連結業績予想を全体に大幅に引き上げ、親会社の所有者に帰属する当期利益は従来予想を84.6%上回る48億円の見込み(同27.9%増)に引き上げた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:21
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出光興産が急伸、業績予想の大幅増額修正と株式5分割、自社株買いなど材料満載
■株式5分割は12月末を基準日として実施へ
出光興産<5019>(東証プライム)は11月15日、買い気配の後15%高の4000円(533円高)で始まり、一気に2022年6月以来の4000円台に進み、急伸相場となっている。14日の15時に第2四半期決算と3月通期連結業績予想の大幅な増額修正、自己株式の取得、株式5分割などを発表し、買い材料満載となった。
株式5分割は2023年12月31日(日曜日のため実質は同月29日)最終の株主名簿に記録された株主の所有する普通株式を1株につき5株とする。自己株式の取得(自社株買い)は、取得株式総数7500万株(自己株式を除く発行済株式総数の5.3%)、取得総額350億円を各上限に、23年11月15日から24年8月14日の予定で行うとした。(HC)
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出光興産<5019>(東証プライム)は11月15日、買い気配の後15%高の4000円(533円高)で始まり、一気に2022年6月以来の4000円台に進み、急伸相場となっている。14日の15時に第2四半期決算と3月通期連結業績予想の大幅な増額修正、自己株式の取得、株式5分割などを発表し、買い材料満載となった。
株式5分割は2023年12月31日(日曜日のため実質は同月29日)最終の株主名簿に記録された株主の所有する普通株式を1株につき5株とする。自己株式の取得(自社株買い)は、取得株式総数7500万株(自己株式を除く発行済株式総数の5.3%)、取得総額350億円を各上限に、23年11月15日から24年8月14日の予定で行うとした。(HC)
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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:43
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2023年11月14日
ストレージ王が再び一段高、アーバネットコーポとの提携で急伸した高値を抜き期待の強さ見せつける
■安定した用地確保が見込めるようになり新規開発を加速
ストレージ王<2997>(東証グロース)は11月14日の後場、一段と強含む相場になり、13時にかけて8%高の691円(54円高)まで上げて戻り高値に進んでいる。8日の15時、投資用マンション開発のアーバネットコーポレーション<3242>(東証スタンダード)との業務提携を発表し、翌9日は急伸ストップ高。その後新たな発表はない中で、14日になって9日のストップ高の値段を上回ってきた。提携効果への期待が衰えない相場と見られている。アーバネットコーポレーションの株価も396円(2円高)と上値を指向し、こちらは9月につけた2019年以来の高値405円に迫っている。
業務提携の発表によると、ストレージ王は「首都圏において安定した不動産用地確保等が見込めるようになり、新規開発案件の加速につながる」(ストレージ王の発表資料より)とした。また、アーバネットコーポレーションは、「都心におけるセルフストレージ(個人向けのレンタル収納スペース)に対するニーズは高まっており」としている。同社が開発・提供する投資用1棟マンションにセルフストレージの設備を設けるなどで高付加価値化が図れるとみられている。(HC)
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ストレージ王<2997>(東証グロース)は11月14日の後場、一段と強含む相場になり、13時にかけて8%高の691円(54円高)まで上げて戻り高値に進んでいる。8日の15時、投資用マンション開発のアーバネットコーポレーション<3242>(東証スタンダード)との業務提携を発表し、翌9日は急伸ストップ高。その後新たな発表はない中で、14日になって9日のストップ高の値段を上回ってきた。提携効果への期待が衰えない相場と見られている。アーバネットコーポレーションの株価も396円(2円高)と上値を指向し、こちらは9月につけた2019年以来の高値405円に迫っている。
業務提携の発表によると、ストレージ王は「首都圏において安定した不動産用地確保等が見込めるようになり、新規開発案件の加速につながる」(ストレージ王の発表資料より)とした。また、アーバネットコーポレーションは、「都心におけるセルフストレージ(個人向けのレンタル収納スペース)に対するニーズは高まっており」としている。同社が開発・提供する投資用1棟マンションにセルフストレージの設備を設けるなどで高付加価値化が図れるとみられている。(HC)
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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:33
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大成建設は反発一段高、ピーエス三菱の株式取得など改めて好感
■ピーエス三菱の1、2位株主からその保有全株式を取得へ
大成建設<1801>(東証プライム)は11月14日、反発一段高の相場となり、午前9時40分過ぎに8%高の5520円(418円高)まで上げて約4か月ぶりに2018年以来の高値を更新している。13日の午後、取引時間中に第2四半期決算とピーエス三菱<1871>(東証プライム)の公開買付による株式取得を発表し、買い材料視されている。3月通期の連結業績予想は売上高と受注高を下方修正し、純利益を増額修正した。13日の株価は発表後に一時5%高(255円高の5387円)まで上げたが終値は30円安。14日は改めて期待される形になっている。
13日午後、ピーエス三菱の筆頭株主(2023年9月30日時点)であるUBE三菱セメント株式会社(所有株式数:15,860,354株、所有割合33.46%)、2位株主である太平洋セメント<5233>(東証プライム)との間で公開買付応募契約を結び、公開買付を通じて両社の保有するピーエス三菱の全株式(合計2035万1654株、所有割合:42.94%)を取得すると発表した。ピーエス三菱の株式は引き続き上場されるとした。
発表によると、ピーエス三菱は「高速道路リニューアル分野やPC・プレキャストコンクリート分野において、高い技術力を有している」(発表資料より)ため、「資本関係を構築し提携することにより、新たな取り組みを実践することで、公開買付者グループの重点課題である、国内土木事業における強固な事業基盤確立のための体制整備や国内建築事業における競争優位性の確立等への対応が可能となるとともに両社の企業価値向上にも資する」(同)という。(HC)
大成建設<1801>(東証プライム)は11月14日、反発一段高の相場となり、午前9時40分過ぎに8%高の5520円(418円高)まで上げて約4か月ぶりに2018年以来の高値を更新している。13日の午後、取引時間中に第2四半期決算とピーエス三菱<1871>(東証プライム)の公開買付による株式取得を発表し、買い材料視されている。3月通期の連結業績予想は売上高と受注高を下方修正し、純利益を増額修正した。13日の株価は発表後に一時5%高(255円高の5387円)まで上げたが終値は30円安。14日は改めて期待される形になっている。
13日午後、ピーエス三菱の筆頭株主(2023年9月30日時点)であるUBE三菱セメント株式会社(所有株式数:15,860,354株、所有割合33.46%)、2位株主である太平洋セメント<5233>(東証プライム)との間で公開買付応募契約を結び、公開買付を通じて両社の保有するピーエス三菱の全株式(合計2035万1654株、所有割合:42.94%)を取得すると発表した。ピーエス三菱の株式は引き続き上場されるとした。
発表によると、ピーエス三菱は「高速道路リニューアル分野やPC・プレキャストコンクリート分野において、高い技術力を有している」(発表資料より)ため、「資本関係を構築し提携することにより、新たな取り組みを実践することで、公開買付者グループの重点課題である、国内土木事業における強固な事業基盤確立のための体制整備や国内建築事業における競争優位性の確立等への対応が可能となるとともに両社の企業価値向上にも資する」(同)という。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:21
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2023年11月13日
Welbyがストップ高、スズケンとの提携を拡大、新サービスなどに期待
■スズケンはファーマライズHDの株式取得も発表、思惑含みに
Welby<4438>(東証グロース)は11月13日、取引開始から気配値のままストップ高の452円(80円高、22%高)に達して推移し、年初来の安値圏から急伸相場となっている。10日の15時にスズケン<9987>(東証プライム)との資本業務提携の更新を発表し、より高度なシステム連携や新サービスを行うとしたため注目集中となった。スズケンは同日付でファーマライズホールディングス<2796>(東証プライム)の株式取得・提携も発表したため、提携事業の拡大が期待されている。スズケンも急伸し、11%高の4973円(496円高)まで上げる場面を見せて2019年以来の4900円台に進んでいる。
発表によると、両社は2019年11月に業務提携契約を締結して以降、Welbyが展開する「Welbyマイカルテ」の医療機関への普及や、スズケンが展開する「コラボポータル」との連携、さらには保険薬局や製薬企業向けのソリューションの検討など、協業に向けた取り組みを実践してきた。今回、スズケンはWelbyの株式を追加取得し、デジタルガレージ<4819>(東証プライム)から130万株(議決権割合の16.61%)を取得する。議決権割合は4.57%から21.18%に拡大する。(HC)
Welby<4438>(東証グロース)は11月13日、取引開始から気配値のままストップ高の452円(80円高、22%高)に達して推移し、年初来の安値圏から急伸相場となっている。10日の15時にスズケン<9987>(東証プライム)との資本業務提携の更新を発表し、より高度なシステム連携や新サービスを行うとしたため注目集中となった。スズケンは同日付でファーマライズホールディングス<2796>(東証プライム)の株式取得・提携も発表したため、提携事業の拡大が期待されている。スズケンも急伸し、11%高の4973円(496円高)まで上げる場面を見せて2019年以来の4900円台に進んでいる。
発表によると、両社は2019年11月に業務提携契約を締結して以降、Welbyが展開する「Welbyマイカルテ」の医療機関への普及や、スズケンが展開する「コラボポータル」との連携、さらには保険薬局や製薬企業向けのソリューションの検討など、協業に向けた取り組みを実践してきた。今回、スズケンはWelbyの株式を追加取得し、デジタルガレージ<4819>(東証プライム)から130万株(議決権割合の16.61%)を取得する。議決権割合は4.57%から21.18%に拡大する。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:13
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2023年11月10日
オーウエルが後場動意強める、塗料で航空機の燃費改善・CO2削減をめざす実地検証に期待強まる
■独自の塗膜技術によるJAL、JAXAとの飛行実証試験を発表
オーウエル<7670>(東証スタンダード)は11月10日、13時頃から動意を強める相場となり、13時過ぎに4%高の772円(29円高)まで上げ、出直りを強めている。同時刻頃、「リブレット形状を大面積施工した航空機での燃費改善効果を計る飛行実証実験の開始」について発表し、注目されている。
発表によると、同社は、日本航空<9201>(東証プライム)(JAL)、宇宙航空研究開発機構(JAXA)と共に、航空機の燃費改善によるCO2排出量削減を目指し、独自の塗膜形成技術を活用したリブレット技術(塗膜に凹凸を形成する手法)を用いて機体外板の塗膜上にリブレットを施工した航空機(ボーイング737−800型機)による飛行実証試験を2022年7月より進めてきた。23年6月時点で施工後約2300時間が経過し、十分な耐久性を有することが段階的に確認されている。このたび、航空機外板への大面積施工が完了し、実際の燃費改善効果の検証を進めることとなった。来年度以降、より燃費削減効果の高い国際線機材へのリブレット形状の施工を展開することで、更なるCO2排出量の削減に取り組んでいく。また、今後、塗膜形成技術を活用した他業界への応用展開にも取り組む。(HC)
オーウエル<7670>(東証スタンダード)は11月10日、13時頃から動意を強める相場となり、13時過ぎに4%高の772円(29円高)まで上げ、出直りを強めている。同時刻頃、「リブレット形状を大面積施工した航空機での燃費改善効果を計る飛行実証実験の開始」について発表し、注目されている。
発表によると、同社は、日本航空<9201>(東証プライム)(JAL)、宇宙航空研究開発機構(JAXA)と共に、航空機の燃費改善によるCO2排出量削減を目指し、独自の塗膜形成技術を活用したリブレット技術(塗膜に凹凸を形成する手法)を用いて機体外板の塗膜上にリブレットを施工した航空機(ボーイング737−800型機)による飛行実証試験を2022年7月より進めてきた。23年6月時点で施工後約2300時間が経過し、十分な耐久性を有することが段階的に確認されている。このたび、航空機外板への大面積施工が完了し、実際の燃費改善効果の検証を進めることとなった。来年度以降、より燃費削減効果の高い国際線機材へのリブレット形状の施工を展開することで、更なるCO2排出量の削減に取り組んでいく。また、今後、塗膜形成技術を活用した他業界への応用展開にも取り組む。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:39
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ゼットは「大谷選手グローブ6万個寄贈」と大幅上振れ決算が材料視され連日上値試す
■話題的な買い材料に過ぎないようだが美津濃が安いため注目余地
ゼット<8135>(東証スタンダード)は11月10日、続伸基調で始まり、取引開始後に5%高の294円(14円高)まで上げて上値を試す相場になっている。野球用品の大手で、「大谷翔平選手が9日に自身のSNSで、日本国内の全小学校約2万校に各3個、合計約6万個のグローブを寄贈することを報告した」(11月9日午後の日テレNEWS)と伝えられたことや、同日15時に発表した第2四半期連結決算(2023年4〜9月)が5月に開示した従来予想を大幅に上振れたことなどが買い材料視されている。
4〜9月の連結業績は、5月に開示した従来予想を売上高が3.7%上回り、営業利益は28.3%、経常利益は49.4%上回った。ただ、3月通期の予想は「見直しを検討したが現時点では変更しない」(発表リリースより)とした。
株価は9日午後に一時13%高(35円高の311円)まで急激に上げたが、終値は4円高の280円にとどまった。10日は、まだこの高値を抜けていないため、大谷選手のグローブ6万個寄贈は話題的な買い材料に過ぎないとの見方はある。ただ、美津濃<8022>(東証プライム)の株価が10日は一時11%安(510円安の4025円)まで下押しており、やはり9日に発表した四半期決算は増収増益だったため、大谷選手のグローブ寄贈はゼットに追い風と受け止められている。(HC)
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ゼット<8135>(東証スタンダード)は11月10日、続伸基調で始まり、取引開始後に5%高の294円(14円高)まで上げて上値を試す相場になっている。野球用品の大手で、「大谷翔平選手が9日に自身のSNSで、日本国内の全小学校約2万校に各3個、合計約6万個のグローブを寄贈することを報告した」(11月9日午後の日テレNEWS)と伝えられたことや、同日15時に発表した第2四半期連結決算(2023年4〜9月)が5月に開示した従来予想を大幅に上振れたことなどが買い材料視されている。
4〜9月の連結業績は、5月に開示した従来予想を売上高が3.7%上回り、営業利益は28.3%、経常利益は49.4%上回った。ただ、3月通期の予想は「見直しを検討したが現時点では変更しない」(発表リリースより)とした。
株価は9日午後に一時13%高(35円高の311円)まで急激に上げたが、終値は4円高の280円にとどまった。10日は、まだこの高値を抜けていないため、大谷選手のグローブ6万個寄贈は話題的な買い材料に過ぎないとの見方はある。ただ、美津濃<8022>(東証プライム)の株価が10日は一時11%安(510円安の4025円)まで下押しており、やはり9日に発表した四半期決算は増収増益だったため、大谷選手のグローブ寄贈はゼットに追い風と受け止められている。(HC)
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2023年11月09日
ストレージ王が12%高、アーバネットコーポレーションと提携、期待強まる
■「安定した用地確保が見込め新規開発の加速につながる」と
ストレージ王<2997>(東証グロース)は11月9日、再び出直って始まり、午前9時半にかけては12%高の636円(69円高)まで上げ、グロース市場の値上がり率2位に躍り出ている。8日の15時、投資用マンション開発のアーバネットコーポレーション<3242>(東証スタンダード)との業務提携を発表し、期待の高揚する相場となっている。アーバネットコーポレーションの株価も389円(4円高)と堅調で買い優勢になっている。
ストレージ王にとっては、「この取り組みにより、当社は首都圏において安定した不動産用地確保等が見込めるようになり、新規開発案件の加速につながる」(ストレージ王の発表資料より)。また、アーバネットコーポレーションは、「都心におけるセルフストレージ(個人向けのレンタル収納スペース)に対するニーズは高まっており」とし、アーバネットコーポが提供するマンションとの共同展開などが予想される。(HC)
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ストレージ王<2997>(東証グロース)は11月9日、再び出直って始まり、午前9時半にかけては12%高の636円(69円高)まで上げ、グロース市場の値上がり率2位に躍り出ている。8日の15時、投資用マンション開発のアーバネットコーポレーション<3242>(東証スタンダード)との業務提携を発表し、期待の高揚する相場となっている。アーバネットコーポレーションの株価も389円(4円高)と堅調で買い優勢になっている。
ストレージ王にとっては、「この取り組みにより、当社は首都圏において安定した不動産用地確保等が見込めるようになり、新規開発案件の加速につながる」(ストレージ王の発表資料より)。また、アーバネットコーポレーションは、「都心におけるセルフストレージ(個人向けのレンタル収納スペース)に対するニーズは高まっており」とし、アーバネットコーポが提供するマンションとの共同展開などが予想される。(HC)
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2023年11月08日
スカイマークは再上場後の安値圏から出直る、筆頭株主に鈴与ホールディングス、期待強い
■投資ファンドなどが譲渡、13%保有の1位株主に
スカイマーク<9204>(東証グロース)は11月8日の後場、1038円(38円高)で始まり、前場に続いて再上場後の安値圏から出直る相場となっている。7日の夕方、筆頭株主のインテグラル2号投資事業有限責任組合などが市場外取引によってスカイマーク株式を鈴与ホールディングス株式会社(静岡県静岡市、鈴与HD)に譲渡すると発表し、新たな大株主の元での展開などが買い材料視されている。
この譲渡は株式の売出しに該当し、売出株式数は合計785万株(議決権割合13.01%)、売出価格は1株895円。鈴与HDは新たに1位株主になる。
空運業界では、ANAホールディングス<9202>(東証プライム)が日本貨物航空をグループ化しているほか、11月6日位には、日本航空<9201>(東証プライム)からヤマトホールディングス<9064>(東証プライム)にリースされた貨物航空機の最初の機体が同日「成田空港に到着」(NHKニュースWEB11月6日11時48分)と伝えられ、貨物航空事業の拡充が目立っている。(HC)
スカイマーク<9204>(東証グロース)は11月8日の後場、1038円(38円高)で始まり、前場に続いて再上場後の安値圏から出直る相場となっている。7日の夕方、筆頭株主のインテグラル2号投資事業有限責任組合などが市場外取引によってスカイマーク株式を鈴与ホールディングス株式会社(静岡県静岡市、鈴与HD)に譲渡すると発表し、新たな大株主の元での展開などが買い材料視されている。
この譲渡は株式の売出しに該当し、売出株式数は合計785万株(議決権割合13.01%)、売出価格は1株895円。鈴与HDは新たに1位株主になる。
空運業界では、ANAホールディングス<9202>(東証プライム)が日本貨物航空をグループ化しているほか、11月6日位には、日本航空<9201>(東証プライム)からヤマトホールディングス<9064>(東証プライム)にリースされた貨物航空機の最初の機体が同日「成田空港に到着」(NHKニュースWEB11月6日11時48分)と伝えられ、貨物航空事業の拡充が目立っている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:03
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2023年11月07日
ボルテージは一時17%高、、「Nintendo Switch」オリジナルタイトルに新作タイトル3作品とし注目と期待
■2024年以降順次発売予定、新事業分野は初期基盤がほぼ整う
ボルテージ<3639>(東証スタンダード)は11月7日、大きく出直りを試す相場となり、取引開始後に17%高の306円(45円高)まで上げ、午前11時を過ぎても6%高の280円前後で堅調に売買されている。6日、「Nintendo Switch」オリジナルタイトルに新作タイトル3作品を2024年以降順次発売予定!」と発表し、期待と注目が集まった。300円台は9月15日以来、約2か月ぶり。前6月期の連結決算は各利益とも小幅赤字となり、今期予想の開示はしなかったが、今期は「新分野は初期基盤がほぼ整った。拡大狙う第2投資フェーズへ」(決算説明資料)と積極推進を計画する。
発表によると、現在、マフィアの若者たちが巨悪に挑む「Project Code ネオンマフィア」、夢幻の塔を舞台に人の心を暴く「Project Code カレイドタワー」、ヴァンパイアハンターたちが世界の命運を賭けて戦う「Project Code ヴァンパイアハンター」を制作中で、2024年以降に順次発売を予定している。また、ゲームに続く新展開を予定しているとした。(HC)
ボルテージ<3639>(東証スタンダード)は11月7日、大きく出直りを試す相場となり、取引開始後に17%高の306円(45円高)まで上げ、午前11時を過ぎても6%高の280円前後で堅調に売買されている。6日、「Nintendo Switch」オリジナルタイトルに新作タイトル3作品を2024年以降順次発売予定!」と発表し、期待と注目が集まった。300円台は9月15日以来、約2か月ぶり。前6月期の連結決算は各利益とも小幅赤字となり、今期予想の開示はしなかったが、今期は「新分野は初期基盤がほぼ整った。拡大狙う第2投資フェーズへ」(決算説明資料)と積極推進を計画する。
発表によると、現在、マフィアの若者たちが巨悪に挑む「Project Code ネオンマフィア」、夢幻の塔を舞台に人の心を暴く「Project Code カレイドタワー」、ヴァンパイアハンターたちが世界の命運を賭けて戦う「Project Code ヴァンパイアハンター」を制作中で、2024年以降に順次発売を予定している。また、ゲームに続く新展開を予定しているとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:36
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ガーラが急伸、「HTML5ゲーム」に注目集中、ダウンロード不要ですぐ遊べ次世代ゲームプラットフォームとして脚光
■韓国カジュアルゲーム開発契約を発表、一時26%高
ガーラ<4777>(東証スタンダード)は11月7日、大きく出直る相場となり、取引開始後に一時26%高の379円(79円高)まで急伸し、午前11時にかけても16%高の350円前後で堅調に売買されている。6日、「韓国カジュアルゲーム『AniPang3』HTML5版開発契約締結のお知らせ」を発表し、注目が集まった。370円台は9月12日以来、約2ヵ月ぶりになる。
発表によると、「HTML5ゲーム」は、『HTML5』を用いて開発されたゲームで、インターネットの環境さえあればPC・スマートフォン・タブレットなど端末問わずに同じキャラクターでプレイすることが可能。従来のアプリゲームとは異なり、ダウンロードも不要でゲーム開始URLをタップすればすぐに遊ぶことができるため、読み込み時間のストレスを感じることなく楽しむことができ、次世代ゲームプラットフォームとして脚光を浴びているという。(HC)
ガーラ<4777>(東証スタンダード)は11月7日、大きく出直る相場となり、取引開始後に一時26%高の379円(79円高)まで急伸し、午前11時にかけても16%高の350円前後で堅調に売買されている。6日、「韓国カジュアルゲーム『AniPang3』HTML5版開発契約締結のお知らせ」を発表し、注目が集まった。370円台は9月12日以来、約2ヵ月ぶりになる。
発表によると、「HTML5ゲーム」は、『HTML5』を用いて開発されたゲームで、インターネットの環境さえあればPC・スマートフォン・タブレットなど端末問わずに同じキャラクターでプレイすることが可能。従来のアプリゲームとは異なり、ダウンロードも不要でゲーム開始URLをタップすればすぐに遊ぶことができるため、読み込み時間のストレスを感じることなく楽しむことができ、次世代ゲームプラットフォームとして脚光を浴びているという。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:11
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そーせいグループは日々次第に上げ幅を拡げ5日続伸基調、ジェネンテック社からのマイルストン受領やファイザー社による臨床試験など材料視
■マイルストン約562百万円などの発表を受け動意を強める
そーせいグループ<4565>(東証プライム)は11月7日、取引開始後に11%高の1675円(168円高)まで上げて5日続伸基調となり、日々次第に上げ幅を拡げて出直りを強めている。10月31日に米ジェネンテック社からのマイルストン3.75百万米ドル(約562百万円)などを発表したのに続き、6日には提携先のファイザー社が新薬候補の第T相臨床試験を開始と発表し、期待と注目が強まっている。
ジェネンテック社からのマイルストン受領は、2019年に契約を締結した複数ターゲットを対象にした創薬提携に係るもので、総額1000百万米ドル(約1499億円)を超えるマイルストンを受領する権利を有しているとした。また、ファイザー社の第T相臨床試験については、マイルストンの支払いは発生しないが経済的な権利を有しており、今後進展があった際には改めて開示するとした。(HC)
そーせいグループ<4565>(東証プライム)は11月7日、取引開始後に11%高の1675円(168円高)まで上げて5日続伸基調となり、日々次第に上げ幅を拡げて出直りを強めている。10月31日に米ジェネンテック社からのマイルストン3.75百万米ドル(約562百万円)などを発表したのに続き、6日には提携先のファイザー社が新薬候補の第T相臨床試験を開始と発表し、期待と注目が強まっている。
ジェネンテック社からのマイルストン受領は、2019年に契約を締結した複数ターゲットを対象にした創薬提携に係るもので、総額1000百万米ドル(約1499億円)を超えるマイルストンを受領する権利を有しているとした。また、ファイザー社の第T相臨床試験については、マイルストンの支払いは発生しないが経済的な権利を有しており、今後進展があった際には改めて開示するとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:59
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2023年11月06日
クリーク・アンド・リバー社は自社株買い発表から毎日値上がりし6日続伸
■取得が積極的との見方、投資家の好感かなり強い様子
クリーク・アンド・リバー社<4763>(東証プライム)は11月6日、次第に強含む相場となり、14時過ぎには2039円(33円高)まで上げる場面を見せて6日続伸基調となった。10月26日に自己株式の取得(自社株買い)を発表し、株価はその翌取引日から連日値上がり。11月1日にはその取得状況も開示し、株式市場関係者からは、好感度の強さを見せつけられる、といった感想が出ている。
今回の自社株買いは、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を遂行する目的で、取得株式総数26万5000株(自己株式を除く発行済株式総数の1.2%)、取得総額5億円を各上限として、2023年10月27日から24年2月29日までの予定で実施するとした。続いて、11月1日には「自己株式の取得状況」を開示し、10月の累計取得株式数(10月27日から31日)は4万5000株とした。取得が積極的との受け止め方が出ている。(HC)
クリーク・アンド・リバー社<4763>(東証プライム)は11月6日、次第に強含む相場となり、14時過ぎには2039円(33円高)まで上げる場面を見せて6日続伸基調となった。10月26日に自己株式の取得(自社株買い)を発表し、株価はその翌取引日から連日値上がり。11月1日にはその取得状況も開示し、株式市場関係者からは、好感度の強さを見せつけられる、といった感想が出ている。
今回の自社株買いは、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を遂行する目的で、取得株式総数26万5000株(自己株式を除く発行済株式総数の1.2%)、取得総額5億円を各上限として、2023年10月27日から24年2月29日までの予定で実施するとした。続いて、11月1日には「自己株式の取得状況」を開示し、10月の累計取得株式数(10月27日から31日)は4万5000株とした。取得が積極的との受け止め方が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:04
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マルハニチロは戻り高値に進む、「培養魚肉」かまぼこのような練り製品と伝えられ注目強まる
■きょう6日、第2四半期決算を発表の予定で期待も強まる
マルハニチロ<1333>(東証プライム)は11月6日、2650.0円(47.0円高)で始まったあと売買交錯状態だが、このところの出直り相場で再び戻り高値に進み、今年9月につけた2021年以来の高値2688.5円に向けて出直る相場となっている。きょう6日の取引終了後に第2四半期決算の発表を予定して期待が強まる局面である上、「マルハニチロ、『培養魚肉』27年度にも販売」(日本経済新聞11月6日付朝刊)と伝えられており、材料株妙味も強まる形になっている。
業績動向は年度で連続最高益を更新する見通しを出しており、市場関係者の予想を上回るかどうかが焦点になると見られている。「培養魚肉」については、2023年8月に「細胞培養パイオニアのシンガポール企業、UMAMI Bioworks社とともに魚類の細胞培養技術の確立に向けた協業を開始」と発表し、開発に取り組んでいる。報道は、「かまぼこのような練り製品を低コストで生産できる技術を確立する」「ハタなどでは試食できる段階まで開発が進んでいる」と伝えた。(HC)
マルハニチロ<1333>(東証プライム)は11月6日、2650.0円(47.0円高)で始まったあと売買交錯状態だが、このところの出直り相場で再び戻り高値に進み、今年9月につけた2021年以来の高値2688.5円に向けて出直る相場となっている。きょう6日の取引終了後に第2四半期決算の発表を予定して期待が強まる局面である上、「マルハニチロ、『培養魚肉』27年度にも販売」(日本経済新聞11月6日付朝刊)と伝えられており、材料株妙味も強まる形になっている。
業績動向は年度で連続最高益を更新する見通しを出しており、市場関係者の予想を上回るかどうかが焦点になると見られている。「培養魚肉」については、2023年8月に「細胞培養パイオニアのシンガポール企業、UMAMI Bioworks社とともに魚類の細胞培養技術の確立に向けた協業を開始」と発表し、開発に取り組んでいる。報道は、「かまぼこのような練り製品を低コストで生産できる技術を確立する」「ハタなどでは試食できる段階まで開発が進んでいる」と伝えた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:35
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プロ野球「阪神タイガース」日本一となりエイチ・ツー・オーリテイリングなど値上がり
■優勝セールなどで約15億円の効果と伝えられ改めて期待
エイチ・ツー・オー リテイリング<8242>(東証プライム)は11月6日、反発基調で始まり、取引開始後は5%高の1659円(78円高)まで上げて出直りを強めている。阪急阪神百貨店の持株会社で、プロ野球の「阪神タイガース」が5日、1985年以来、2度目の「日本一」に輝いたことを受けて経済効果への期待が再燃している。一説では、優勝セールなどで約15億円の効果とされる。株価はタイガーズのリーグ優勝が見えてきた9月中旬を高値にダレ模様となってきたが、それだけに、まだ株価には織り込まれていないとの期待がある。阪急阪神ホールディングス<9042>(東証プライム)も高い。
10月に「関西大学の宮本勝浩名誉教授は16日、プロ野球の日本シリーズが阪神タイガース対オリックス・バファローズの「関西ダービー」となった場合、全国での経済効果は約1449億円になるとの試算を発表した」(日本経済新聞10月17日付関西版朝刊)と伝えられており、この中で、「球場で観戦した人の飲食費などで約31億円、放映権料などで約10億円、優勝セールなどで約15億円の直接の上乗せ効果」なととの推計が伝えられた。(HC)
エイチ・ツー・オー リテイリング<8242>(東証プライム)は11月6日、反発基調で始まり、取引開始後は5%高の1659円(78円高)まで上げて出直りを強めている。阪急阪神百貨店の持株会社で、プロ野球の「阪神タイガース」が5日、1985年以来、2度目の「日本一」に輝いたことを受けて経済効果への期待が再燃している。一説では、優勝セールなどで約15億円の効果とされる。株価はタイガーズのリーグ優勝が見えてきた9月中旬を高値にダレ模様となってきたが、それだけに、まだ株価には織り込まれていないとの期待がある。阪急阪神ホールディングス<9042>(東証プライム)も高い。
10月に「関西大学の宮本勝浩名誉教授は16日、プロ野球の日本シリーズが阪神タイガース対オリックス・バファローズの「関西ダービー」となった場合、全国での経済効果は約1449億円になるとの試算を発表した」(日本経済新聞10月17日付関西版朝刊)と伝えられており、この中で、「球場で観戦した人の飲食費などで約31億円、放映権料などで約10億円、優勝セールなどで約15億円の直接の上乗せ効果」なととの推計が伝えられた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:19
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2023年11月02日
石油資源開発は石油株安に逆行高、CCS(CO2回収・貯留)関連事業への取組に期待
■米国のCCS事業会社に資本参加、国内でも30年までに圧入実現めざす
石油資源開発<1662>(東証プライム)は11月2日、5290円(160円高)まで上げた後も5200円(70円高)前後で堅調に売買され、原油相場の下落に逆行高となり、INPEX<1605>(東証プライム)や出光興産<5019>(東証プライム)などが軟調な中でも目立つ相場になっている。CCS/CCUS(CO2の回収・貯留/CO2の回収・有効活用・貯留)の実用化・事業化の検討で独自の展開を行っており、将来的な新事業分野への期待と注目が強いようだ。第2四半期決算の発表は11月10日(14時)を予定している。
10月20日、「先進国におけるCCS事業検討案件へ参入(米ワイオミング州南西部の鉱区を保有するBSO社へ資本参加)」を発表し、「ガス埋蔵量・CO2貯留可能量評価や、生産井・圧入井、生産施設やパイプラインの設計を含む技術面の検討、ならびに販売戦略を含むビジネス面の検討に携わっていく」とした。CCSを当社のカーボンニュートラル社会実現への貢献項目の一つに位置付けるとともに、2030年までの「JAPEX経営計画2022−2030」では、30年までの国内におけるCO2圧入の実現と、早期の収益貢献、CCS商業案件への参入を目指すことを掲げている。(HC)
石油資源開発<1662>(東証プライム)は11月2日、5290円(160円高)まで上げた後も5200円(70円高)前後で堅調に売買され、原油相場の下落に逆行高となり、INPEX<1605>(東証プライム)や出光興産<5019>(東証プライム)などが軟調な中でも目立つ相場になっている。CCS/CCUS(CO2の回収・貯留/CO2の回収・有効活用・貯留)の実用化・事業化の検討で独自の展開を行っており、将来的な新事業分野への期待と注目が強いようだ。第2四半期決算の発表は11月10日(14時)を予定している。
10月20日、「先進国におけるCCS事業検討案件へ参入(米ワイオミング州南西部の鉱区を保有するBSO社へ資本参加)」を発表し、「ガス埋蔵量・CO2貯留可能量評価や、生産井・圧入井、生産施設やパイプラインの設計を含む技術面の検討、ならびに販売戦略を含むビジネス面の検討に携わっていく」とした。CCSを当社のカーボンニュートラル社会実現への貢献項目の一つに位置付けるとともに、2030年までの「JAPEX経営計画2022−2030」では、30年までの国内におけるCO2圧入の実現と、早期の収益貢献、CCS商業案件への参入を目指すことを掲げている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:53
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京セラは業績予想を下方修正したが高値を更新、12月の株式4分割を買う動きが決算を通過して再燃の見方
■今3月期の連結営業利益は従来予想を18%下回る見込みに
京セラ<6971>(東証プライム)は11月2日、一段高で始まり、取引開始後は8%高の8140円(585円高)まで上げて約5か月ぶりに8000円台を回復し、年初来の高値に進んでいる。1日の15時に第2四半期決算と通期業績予想の下方修正を発表し、きょうの値動きが注目されたが、12月末を基準日として1株を4株にする株式分割を予定するため、決算発表まで様子を見ていた投資家が分割取りの買いを再燃させたと見られている。決算はさえないが値動きは強いため、意外感から目先筋の買いも招く展開に発展しているようだ。
第2四半期連結決算(2023円4〜9月・累計)は売上高が前年同期比2.7%減となり、営業利益は同29.4%減だった。3月通期の連結業績予想を全体に下方修正し、5月に開示した従来予想を売上高は2.4%下回る2兆500億円の見込みに、営業利益は同18.4%下回る1200億円の見込みに見直した。
株式分割は、2023年12月31日(日曜日のため実質的には2023年12月29日の金曜日)を基準日として、同日最終の株主名簿に記録された株主の所有する普通株式を、1株につき4株の割合をもって分割すると9月29日に発表した。(HC)
京セラ<6971>(東証プライム)は11月2日、一段高で始まり、取引開始後は8%高の8140円(585円高)まで上げて約5か月ぶりに8000円台を回復し、年初来の高値に進んでいる。1日の15時に第2四半期決算と通期業績予想の下方修正を発表し、きょうの値動きが注目されたが、12月末を基準日として1株を4株にする株式分割を予定するため、決算発表まで様子を見ていた投資家が分割取りの買いを再燃させたと見られている。決算はさえないが値動きは強いため、意外感から目先筋の買いも招く展開に発展しているようだ。
第2四半期連結決算(2023円4〜9月・累計)は売上高が前年同期比2.7%減となり、営業利益は同29.4%減だった。3月通期の連結業績予想を全体に下方修正し、5月に開示した従来予想を売上高は2.4%下回る2兆500億円の見込みに、営業利益は同18.4%下回る1200億円の見込みに見直した。
株式分割は、2023年12月31日(日曜日のため実質的には2023年12月29日の金曜日)を基準日として、同日最終の株主名簿に記録された株主の所有する普通株式を、1株につき4株の割合をもって分割すると9月29日に発表した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:19
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2023年11月01日
三井住友FGは3%高など銀行株が続伸基調、日銀の金融調節を受け追い風続く
■長期金利は一時0.960%まで上昇(11月1日午前)
三井住友FG(三井住友フィナンシャルグループ)<8316>(東証プライム)は11月1日、ジリ高基調となり、午前11時にかけて3%高の7412円(192円高)まで上げ、前引けにかけても7320円前後で売買され続伸基調となっている。日銀が10月31日に長短金利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC)の柔軟運用を発表したことを受け、市中金利の一段上昇を容認したとされ、預貸利ザヤなどの面で業務に追い風との見方が強まっている。
日銀の金融調節を受け、1日の長期金利は一時0.960%まで上昇(新発10年国債の利回り)した。これを受け、みずほFG(みずほフィナンシャルグループ)<8411>(東証プライム)や三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>(東証プライム)も続伸基調。東京きらぼしフィナンシャルグループ<7173>(東証プライム)や千葉銀行<8331>(東証プライム)などの地銀も続伸基調となっている。(HC)
三井住友FG(三井住友フィナンシャルグループ)<8316>(東証プライム)は11月1日、ジリ高基調となり、午前11時にかけて3%高の7412円(192円高)まで上げ、前引けにかけても7320円前後で売買され続伸基調となっている。日銀が10月31日に長短金利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC)の柔軟運用を発表したことを受け、市中金利の一段上昇を容認したとされ、預貸利ザヤなどの面で業務に追い風との見方が強まっている。
日銀の金融調節を受け、1日の長期金利は一時0.960%まで上昇(新発10年国債の利回り)した。これを受け、みずほFG(みずほフィナンシャルグループ)<8411>(東証プライム)や三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>(東証プライム)も続伸基調。東京きらぼしフィナンシャルグループ<7173>(東証プライム)や千葉銀行<8331>(東証プライム)などの地銀も続伸基調となっている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:36
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2023年10月31日
京写は再び上値を探る、京写ベトナム第2生産ラインが稼働開始、生産能力2倍に
■31日、新商品「金属基板」など3本のニューストピックスを発表
京写<6837>(東証スタンダード)は10月31日、6%高の436円(25円高)まで上げた後も堅調に売買され、中段もちあいから再び上値を探る相場となっている。同日午前、3本のニューストピックス「京写ベトナム、第2生産ライン稼働開始」「京写広州、新商品『金属基板』の紹介」「三和電子、太陽光発電設備導入」を発表し、注目が再燃する形になった。
京写ベトナム(Kyosha Vietnam Co.,Ltd、ハノイ)では、需要拡大が続く両面プリント配線板のグローバル供給拠点として増設を進めていた第2生産ラインが2023年8月に完成し、生産能力はこれまでの2倍の月産4万uに拡大した。京写広州の新商品『金属基板』は、アルミベースで、コア技術である「スクリーン印刷」を用いており、他社製法の「写真法」と比べ約2倍の生産性があり、順調に生産量を拡大させているとした。(HC)
【京写の3本のニューストピックス】
・京写ベトナム第2生産ライン稼働開始(PDF)
・京写広州 新製品「金属基板」の紹介(PDF)
・三和電子 太陽光発電設備導入(PDF)
京写<6837>(東証スタンダード)は10月31日、6%高の436円(25円高)まで上げた後も堅調に売買され、中段もちあいから再び上値を探る相場となっている。同日午前、3本のニューストピックス「京写ベトナム、第2生産ライン稼働開始」「京写広州、新商品『金属基板』の紹介」「三和電子、太陽光発電設備導入」を発表し、注目が再燃する形になった。
京写ベトナム(Kyosha Vietnam Co.,Ltd、ハノイ)では、需要拡大が続く両面プリント配線板のグローバル供給拠点として増設を進めていた第2生産ラインが2023年8月に完成し、生産能力はこれまでの2倍の月産4万uに拡大した。京写広州の新商品『金属基板』は、アルミベースで、コア技術である「スクリーン印刷」を用いており、他社製法の「写真法」と比べ約2倍の生産性があり、順調に生産量を拡大させているとした。(HC)
【京写の3本のニューストピックス】
・京写ベトナム第2生産ライン稼働開始(PDF)
・京写広州 新製品「金属基板」の紹介(PDF)
・三和電子 太陽光発電設備導入(PDF)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:07
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