[材料でみる株価]の記事一覧
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記事一覧 (06/20)ワコールHDが上場来の高値を連日更新、投資ファンドの保有拡大と伝えられ思惑買い膨らむ
記事一覧 (06/20)メディア工房が買い気配のままストップ高、株主優待制度の新設に買い殺到
記事一覧 (06/20)岩谷産業が上値を指向して始まる、株式4分割好感され上場来の高値に向けて出直る
記事一覧 (06/19)ANAPが年初来の高値を更新、「ハローキティ」の新アイテムに期待強まる
記事一覧 (06/19)アステリアは後場もジリ高で年初来の安値圏から出直る、マレーシアのAI企業と提携、東南アジアのAI市場に新規参入
記事一覧 (06/19)CAC Holdingsが戻り高値を更新、「スマートミラーを活用しジムでのトレーニング効果を可視化」、注目集まる
記事一覧 (06/19)ストレージ王は買い気配のままストップ高、株主優待制度の導入と上場3年目の記念優待など好感
記事一覧 (06/19)日本空調サービスが上場来高値を更新、創業60周年に関する期待強くデータセンターの建設拡大も材料視
記事一覧 (06/18)ナルミヤ・インターは後場再び強含む、小池氏が都知事選の公約を発表し「保育無償化を拡大」と伝えられ材料視、蓮舫氏の出方にも期待
記事一覧 (06/18)INFORICHが活況高、ローソン8000店にスマホ充電スタンド計画、期待強まる
記事一覧 (06/18)パワーソリューションズの出直り強い、7月末を基準日とする株式2分割を好感
記事一覧 (06/18)Recovery Internationalは一時13%高、発行株数の5%規模の自社株買い好感
記事一覧 (06/18)TDKが上場来の高値を更新、エネルギー密度100倍の全固体電池の材料開発に成功、EUの電池規則も視野とし注目強まる
記事一覧 (06/18)セイノーHDが出直る、三菱電機グループの物流会社を子会社化、期待強まる
記事一覧 (06/18)インフォコムが一段高、米投資ファンドによる買収報道に「開示準備が整い次第速やかにお知らせ」とし期待強まる
記事一覧 (06/17)笑美面が急反発、第2四半期決算の大幅上振れやブロードエンタープライズとの連携を好感
記事一覧 (06/17)サンバイオが一時49%高、「SB623」承認への期待に加え目標株価の引き上げなど材料視
記事一覧 (06/17)JMホールディングスが反発、「肉のハナマサ」関西でも本格展開、株主優待の拡充も好感
記事一覧 (06/17)曙ブレーキが急伸、事業再生計画の終了を発表し注目強まる
記事一覧 (06/14)アエリアは自社株買いなど好感され急激に出直る、発行株数の4.5%規模
2024年06月20日

ワコールHDが上場来の高値を連日更新、投資ファンドの保有拡大と伝えられ思惑買い膨らむ

■投資会社3Dインベストメントの保有割合6.19%に拡大と

 ワコールHD(ワコールホールディングス)<3591>(東証プライム)は6月20日、一段高となり、5%高の4594円(222円高)まで上げて2日ぶりに実質的な上場来の高値を更新している。「シンガポールの投資会社、3Dインベストメント・パートナーズがワコールHD株を買い増したことが19日、わかった」(日経速報ニュース)と伝えられており、思惑買いが膨らんでいる。

 3Dインベストメントの保有割合は、「5%ルール」に基づく開示報告で6月11日に保有が判明したと伝えられていたが、直近の保有比率は6.19%と伝えられた。3Dインベストメントについては、サッポロHD(サッポロホールディングス)<2501>(東証プライム)が2024年1月に「筆頭株主に該当することとなった」と開示して注目を集めた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:11 | 材料でみる株価

メディア工房が買い気配のままストップ高、株主優待制度の新設に買い殺到

■2024年8月31日を基準日として開始

 メディア工房<3815>(東証グロース)は6月20日、買い気配で始まり、取引開始から20分を経過した午前9時20分を過ぎても気配値のまま27%高の303円(64円高)となっている。19日の15時に株主優待制度の新設を発表し、好感買いが殺到している。本日のストップ高は80円高の319円になる。

 毎年8月31日を基準日として、株主名簿に記載又は記録された100株(単元株)以上の当社株式を保有されている株主を対象に、年間株主優待として「QUOカードPay」4000円分を贈呈(継続保有期間1年以上の場合は同5000円)を贈呈するとした。初回の実施は2024年8月31日を基準日として開始する。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:30 | 材料でみる株価

岩谷産業が上値を指向して始まる、株式4分割好感され上場来の高値に向けて出直る

■9月末現在の株主の所有する普通株式を1株につき4株に分割

 岩谷産業<8088>(東証プライム)は6月20日、再び上値を指向して始まり、取引開始後は9499円(315円高)まで上げ、約3週間前につけた上場来の高値9641円に向けて出直っている。19日の17時に株式4分割を発表し、好感買いが先行している。

 2024年9月30日を基準日として、同日最終の株主名簿に記載又は記録された株主の所有する普通株式を、1株につき4株の割合をもって分割するとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:12 | 材料でみる株価
2024年06月19日

ANAPが年初来の高値を更新、「ハローキティ」の新アイテムに期待強まる

■スペシャルコラボアイテムとして19日発売開始とし買い材料視

 ANAP<3189>(東証スタンダード)は6月19日、サンリオ<8136>(東証プライム)の世界的な人気キャラクター「ハローキティ」がデザインされたアイテムの販売を本日より開始すると発表。株価は午前11時過ぎに20%高の368円(61円高)まで急伸して年初来の高値を大きく更新し、後場は売買交錯だが14時にかけて12%高の343円前後で売買され活況高となっている。

 発表によると、この新アイテムはANAPが展開するファッションブランド「ANAP GiRL」からスペシャルコラボアイテムとして上市される。ANAP GiRLでしか買えない限定アイテムとして、「今回は、ハローキティを刺繍で表現した、パイル生地のセットアップ、キャミソール、大人やユニセックスでもご利用頂けるキャップのコレクション」(発表資料より)になるという。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:04 | 材料でみる株価

アステリアは後場もジリ高で年初来の安値圏から出直る、マレーシアのAI企業と提携、東南アジアのAI市場に新規参入

■エッジAI・IoTビジネスにおける製品開発など共同で推進

 アステリア<3853>(東証プライム)は6月19日、後場も一段ジリ高となり、13時過ぎに560円(19円高)まで上げて年初来の安値圏から連日出直っている。19日付で、「アステリアとマレーシアのAI企業Tapwayが事業提携しAI・IoTサービスを共同開発」と発表し、注目が集まっている。

 発表によると、両社は、エッジAI・IoTビジネスにおける製品開発およびマーケティングに関する事業提携を開始する。この事業提携により、アステリアはマレーシア、シンガポール、フィリピン等東南アジアのAI市場に新規参入するとともに、Tapwayは日本市場への初進出を果たす。アステリアは、企業内システムからクラウドサービスまで100以上のツールやサービスとノーコードで繋ぐことができるデータ連携ツール『ASTERIA Warp』を提供し、同社HPによると1万社を超える企業に導入されている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:32 | 材料でみる株価

CAC Holdingsが戻り高値を更新、「スマートミラーを活用しジムでのトレーニング効果を可視化」、注目集まる

■フィットネスジムの課題である継続率の低さに対応、事業化めざす

 CAC Holdings<4725>(東証プライム)は6月19日、続伸基調となり、1971円(17円高)まで上げて約1か月ぶりに1970円台を回復している。18日午後、「スマートミラーを活用しジムでのトレーニング効果の可視化とモチベーション維持の実証実験を開始」と発表して注目されており、このところの出直り相場で高値に進んでいる。

 発表によると、この実証実験は、ミラーの前に服を着たままのジム利用者が立つと、ミラーは利用者の骨格筋量、体脂肪を測定するとともに、身体の部位の採寸を行う。ミラーが測定、採寸したデータと連動して、アプリ上では利用者の身体の様子をアバターで表現する(360°確認が可能)。また、計測結果をもとに、利用者はアプリ上でなりたい身体の目標(本PoCでは体重目標)を入力して設定する。これにより、利用者はアバターで可視化されたジムでのトレーニングの効果を確認しながら、目標へ向けてトレーニングを継続することができる。フィットネスジムを運営する事業者の課題である会員の継続率の低さへの対応などを進め今後のビジネス化を推進していく予定とした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:57 | 材料でみる株価

ストレージ王は買い気配のままストップ高、株主優待制度の導入と上場3年目の記念優待など好感

■記念優待は7月末の単元株主を対象にQUOカード2000円分

 ストレージ王<2997>(東証グロース)は6月19日、気配値のままストップ高の657円(100円高、18%高)に達し、午前10時30分にかけてもまだ始値がついていない。18日の15時に第1四半期決算と上場3年目の記念株主優待、毎年実施する株主優待制度の導入を発表、好感買いが集中している。

 記念株主優待は、2024年4月で上場3年目を迎えたことを記念し、24年7月31日時点で100株(単元株)以上を保有する株主を対象に、QUOカード2000円分を贈呈する。

 毎年行う株主優待は例年1月31日時点で100株(単元株)以上を保有する株主を対象とし、保有株数と継続保有期間「1年未満」「1年以上」に分けて実施する。優待品はQUOカードとトランクルーム割引券。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:39 | 材料でみる株価

日本空調サービスが上場来高値を更新、創業60周年に関する期待強くデータセンターの建設拡大も材料視

■4月に創業60周年、配当は連結配当性向の50%程度メドに

 日本空調サービス<4658>(東証プライム)は6月19日、一段と上げて始まり、取引開始後は9%高の1144円(91円高)をつけ、2日ぶりに実質的な上場来の高値を更新している。決算説明会と新中期計画の説明の書き起こしを6月13日に開示してから再び上値を追う相場になり、19日は、生成AIの普及にともなうデータセンターの建設拡大について「外資7社攻勢」」「サーバー1000万台超を同時稼働」(日本経済新聞6月19日付朝刊)と伝えられたことなどを受けて需要拡大への期待が強まっている。

 また、同社は2024年4月28日に創業60周年を迎えた。5月中旬に24年3月期末配当の増配を発表したが、この増配は連結配当性向の目途を50%程度とする配当方針および業績動向による増配とし、「記念配当」といった表記がなかった。このため、業績動向によっては60周年の記念配当も期待できると予想する動きもあるようだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:46 | 材料でみる株価
2024年06月18日

ナルミヤ・インターは後場再び強含む、小池氏が都知事選の公約を発表し「保育無償化を拡大」と伝えられ材料視、蓮舫氏の出方にも期待

■無償化で浮いたおカネは子供服などの購入に充てられるとの見方

 ナルミヤ・インターナショナル<9275>(東証スタンダード)は6月18日の後場寄り後、次第に強含んで1337円(16%高)をつけ、朝方につけた前場の高値1338円に迫っている。子供服の大手で、正午過ぎに「小池百合子氏、保育無償化を拡大、都知事3選へ公約発表」(日経電子版)と伝えられ、買い材料視する動きがあるという。保育園のキッズスマイルHD(Kids Smile Holdings)<7084>(東証グロース)は後場寄り後に値を消して軟調。保育無償化で浮いたおカネは子供服や育児用品の購入に充てられるとの見方が出ている。

 報道によると、小池百合子東京都知事は18日に「オンラインで記者会見を開き、3選を目指す都知事選(20日告示−7月7日投開票)の公約を発表した。保育料無償化の拡大や無痛分娩の助成制度の創設などを柱に据えた。選挙戦では『東京大改革3.0』を掲げ、少子高齢化対策や防災、経済の活性化などを訴える」という。

 一方、都知事選に立候補している蓮舫氏も18日に公約を発表するとされ、「蓮舫氏の公約は『7つの約束』(注略)公約発表も同じ日に」(産経新聞のニュースサイト6月18日9:27)と伝えられた。株式市場関係者の中には、経済や消費などを喚起する上で、小池都知事の政策を上回るような政策提案に期待する様子がある。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:46 | 材料でみる株価

INFORICHが活況高、ローソン8000店にスマホ充電スタンド計画、期待強まる

■ローソン利用客の充電ニーズに対し、より広範囲での対応をめざす

 INFORICH<9338>(東証グロース)は6月18日、16%高の4270円(585円高)まで上げたあと伸びきれないが後場寄り後も11%高の4100円前後で売買され、約1か月ぶりに4000円台を回復して活況高となっている。街角でスマホ充電器を借りられるモバイルバッテリーのシェアリングサービス「ChargeSPOT」について、18日付でローソン店舗への設置拡大と今後3年間で約8000店舗にバッテリースタンドの追加設置を目指すことなどを発表し、注目されている。

 発表によると、「ChargeSPOT」のローソン店舗への設置は2018年10月から開始し、24年3月末時点で約2800店舗に設置を行っている。ローソンを利用する来店客の充電ニーズに対して、より広範囲での対応を実現するため、この度の設置拡大と協力体制の強化が決定した。また、前週末14日には、SBI証券が投資評価を開始し、投資判断「買い」、目標株価1万円でカバーを開始と伝えられており、上値余地の高さを再認識する様子もある。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:09 | 材料でみる株価

パワーソリューションズの出直り強い、7月末を基準日とする株式2分割を好感

■システムとユーザをつなぐITの隙間、ラストワンマイルに特化

 パワーソリューションズ<4450>(東証グロース)は6月18日、7%高の3200円(200円高)まで上げた後も値上がり率5%前後で売買され、急反発となっている。7月31日を基準日とする株式2分割が好感され、5月14日につけた2020年以来の高値3400円に向けて出直りを強めている。

 システムとユーザ−をつなぐITの隙間、ラストワンマイルに特化し、コンサルティングやDXソリューション、システム設計・開発から運用保守まで一気通貫でサポートする。6月17日の午後、株式分割を発表し、2024年7月31日(水)を基準日として、同日最終の株主名簿に記載または記録された株主の有する株式数を1株につき2株の割合をもって分割するとした。

 24年4月には、DX(デジタルトランスフォーメーション)を支援する業務・ITコンサルティング会社(株)イノベーティブ・ソリューションズ(神奈川県横浜市)の株式を取得(発行済株式の51%を取得)し、子会社化した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:22 | 材料でみる株価

Recovery Internationalは一時13%高、発行株数の5%規模の自社株買い好感

■2024年7月1日から11月30日まで実施

 Recovery International<9214>(東証グロース)は6月18日、大きく出直る相場となり、一時13%高の1604円(189円高)まで上げる場面をみせて約1か月ぶりに1600円台を回復した。発行株数の4.95%(7万株)規模の自社株買いが好感され、出来高も急激に増加している。

 リカバリーのプランドで訪問看護ステーションなどを運営する。17日の午後に自己株式の取得(自社株買い)を発表し、取得株式総数7万株(上限、自己株式を除く発行済株式総数に対する割合4.95%)、取得総額1億円(上限)で2024年7月1日から同年11月30日まで実施するとした。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:05 | 材料でみる株価

TDKが上場来の高値を更新、エネルギー密度100倍の全固体電池の材料開発に成功、EUの電池規則も視野とし注目強まる

■「熱安定性が高く身体に直接触れるウェラブルデバイス等での使用を想定」

 TDK<6762>(東証プライム)は6月18日、再び一段と上げ、午前10時過ぎには5%高の9344円(481円高)まで上げ、3日ぶりに実質的な上場来の高値を更新している。17日付で「エネルギー密度100倍の全固体電池の材料開発に成功」と発表しており、好業績などで上げる相場に新たな買い材料が加わる形になっている。

 発表によると、今回、当社で長年培ってきた材料開発技術を発揮し、酸化物固体電解質とリチウム合金負極の採用により、現在量産中の全固体電池(製品名:CeraCharge)よりもはるかに高いエネルギー密度を備えた新たな全固体電池のための材料設計開発に成功した。酸化物固体電解質を採用しているため、既存の製品に比べて熱安定性が高いことから、身体に直接触れるウェラブルデバイス等での使用を想定している。また、EU(欧州連合)の電池規則に伴い一次電池から二次電池への置き換えが必要とされるコイン型一次電池を代替し、環境負荷低減に貢献することも想定している。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:20 | 材料でみる株価

セイノーHDが出直る、三菱電機グループの物流会社を子会社化、期待強まる

■「特積みのセイノーからロジのセイノー」に向け飛躍的な成長が可能に

 セイノーHD(セイノーホールディングス)<9076>(東証プライム)は6月18日、反発相場となり、取引開始後は2086.5円(24.0円高)まで上げて5日ぶりに2086円を回復し、出直っている。午前8時45分に三菱電機<6503>(東証プライム)と共同で三菱電機ロジスティクス株式会社の株式譲渡などについて発表し、「三菱電機ロジスティクスは三菱電機の子会社からセイノーHDの子会社に異動することとなる」などとした。「物流の2024年問題」克服に向けて期待が強まっている。

 発表によると、現在物流業界では、人手不足に起因した長距離輸送を中心とする「運べないリスク」や、コロナ禍や災害において顕著となった有事の際のサプライチェーンの分断リスク等が顕在化している。また、荷主の取扱商材の多様化、生産拠点及び販路のグローバル化を背景に輸送ニーズそのものが複雑化しており、サステナブルな物流サプライチェーンの構築が必要であると認識している。セイノーHDは「特積みのセイノーからロジのセイノーへ」を重点戦略としており、「ロジのセイノー」に向けロジスティクス事業を飛躍的に成長させることが可能になる。新たな株式保有割合は、24年10月1日をメドにセイノーHD66.6%、三菱電機33.4%になる予定とした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:57 | 材料でみる株価

インフォコムが一段高、米投資ファンドによる買収報道に「開示準備が整い次第速やかにお知らせ」とし期待強まる

■TOB価格が1株何円になるか期待が募る様子

 インフォコム<4348>(東証プライム)は6月18日、一段と上げて始まり、取引開始後は6%高の6110円(370円高)まで上げて実質的な上場来の高値を更新している。「めちゃコミ」買収、2800億円、米ブラックストーンがTOB、6000円前後で」(日本経済新聞6月18日付朝刊)と伝えられ、インフォコムは午前8時過ぎに「本件については、本日開催した当社取締役会で決議しており、開示準備が整い次第速やかにお知らせ」すると発表。TOB(株式公開買付)価格が1株何円になるか期待が募る様子となっている。

 報道によると、米投資ファンドのブラックストーンが「19日から1株6000円前後でTOB(株式公開買い付け)を始める」「インフォコム株を55%保有する親会社の帝人はTOBには応募しない。TOBの成立後、自社株買いに応じる形で全株を売却する」「東証プライム上場のインフォコムはTOBが成立すれば非公開化で上場廃止となる」もよう。帝人<3401>(東証プライム)の株価も1432.0円(34.5円高)と値上がりしている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:34 | 材料でみる株価
2024年06月17日

笑美面が急反発、第2四半期決算の大幅上振れやブロードエンタープライズとの連携を好感

■シニアホームのWi−Fi環境整備を推進し快適な暮らしを支援

 笑美面<9237>(東証グロース)は6月17日、急反発となり、20%高の2770円(464円高)まで上げて今年4月24日以来、約2か月ぶりに2700円台を回復し、午前11時にかけても2700円をはさんで売買活況となっている。14日の夕方に発表した第2四半期連結決算(2023年11月〜24年4月・累計)で各利益が23年12月に開示した前回予想の2倍となり、ブロードエンタープライズ<4415>(東証グロース)が同日付で「笑美面と連携し、シニアホームのWi−Fi環境整備を推進」と発表したことが買い材料視されている。

 ブロードエンタープライズの発表によると、笑美面が運営するシニアホーム運営会社との業務連携プラットフォームサイト「ケアプライムコミュニティ」サイトで、ブロードエンターのマンション向け高速インターネット「B−CUBIC」の掲載を開始した。近年、シニア世代の多い集合住宅において、健康管理のための見守りサービス・入居する高齢者の方自身のメッセンジャーアプリ利用・SNSの活用等、インターネット環境のニーズが高まっている。笑美面社は、シニア世代の入居検討者に対してシニアホーム探しを支援している。その活動の中で、450法人を超えるシニアホーム運営事業者との業務連携コミュニティサイトを運営しており、シニアホームのWi−Fi環境整備を推進し、入居者の快適で便利な暮らしを支えることとした。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:14 | 材料でみる株価

サンバイオが一時49%高、「SB623」承認への期待に加え目標株価の引き上げなど材料視

■4日連続大幅高、薬事審の審議事項に記載とされて急騰開始

 サンバイオ<4592>(東証グロース)は6月17日、4日連続大幅高となり、一時49%高の1156円(381円高)まで上げて2022年10月以来の1000円台に進み、その後は売買交錯だが爆発的な出直り相場となっている。開発中の「SB623慢性期外傷性脳損傷プログラム」の承認への期待に加え、第1四半期決算での赤字大幅改善、証券会社による目標株価の引き上げが買い材料視されている。

 開発中の「SB623慢性期外傷性脳損傷プログラム」について、厚生労働省が6月19日に開催する薬事食品衛生審議会の部会の審議事項に同社開発品SB623である再生医療等製品「アクーゴ脳内移植用注」が含まれていたと12日の15時に発表。この発表の前に一部報道で伝えられたとされ、株価は12日の午後から急伸相場となった。13日に発表した第1四半期決算は赤字が大幅に改善し、経常利益は前年同期比で黒字化。14日には野村証券が目標株価を2300円から2500円に引き上げたと伝えられた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:54 | 材料でみる株価

JMホールディングスが反発、「肉のハナマサ」関西でも本格展開、株主優待の拡充も好感

■関西エリアで8店舗譲受、新規出店店舗とあわせ10店舗を展開へ

 JMホールディングス<3539>(東証プライム)は6月17日、反発相場となり、午前9時40分にかけて2775円(56円高)まで上げて今年6月3日につけた2020年以来の高値2999円に向けて出直っている。関東エリアで「肉のハナマサ」などを56店舗展開する連結子会社(株)花正が関西でスーパーマーケット事業を行う(株)フライフィッシュ(大阪府大阪市)から8店舗の譲渡を受けると6月14日付で発表し、買い材料視されている。また、12日には株主優待制度の変更(拡充)も発表し、好感されている。

 発表によると、関西エリアでの店舗展開は、新規出店する2店舗とあわせて10店舗の展開になる。譲受する8店舗についは、24年秋から冬頃にかけて「肉のハナマサ」に店舗をリニューアルしたうえで、順次開店を予定しているとした。

 また、株主優待制度の変更(拡充)は、100株以上で1年以上継続保有する株主を対象に実施している株主優待について、更なる株主様満足度の向上と目的として、現在の1品目に対し3品目から1品目を選択できるようにする。2024年7月31日基準日の株主優待から適用する。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:04 | 材料でみる株価

曙ブレーキが急伸、事業再生計画の終了を発表し注目強まる

■24年3月期には営業利益32億円まで回復、さらに合理化を計画

 曙ブレーキ工業<7238>(東証プライム)は6月17日、急反発となり、取引開始後は25%高の157円(31円高)まで上げ、急激な出直りとなっている。前取引日の午後に支援後債権の完済、事業再生計画期間終了を発表し、2024年6月28日をもって事業再生計画期間が終了すると宣言、好感買いが集中している。

 同社は2019年9月に産業競争力強化法に基づく事業再生ADR手続の成立などを発表し、再建に取り組んできた。24年3月期には市況高騰による影響について販売価格への転嫁を進めたことや生産性改善などの合理化の効果により営業利益は32億円まで回復した。また、23年10月には米国子会社1工場の生産終了・閉鎖(閉鎖時期:25年12月予定)を決議しており、今後の更なる収益体質改善、並びに好採算事業強化などに取り組むとした。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:42 | 材料でみる株価
2024年06月14日

アエリアは自社株買いなど好感され急激に出直る、発行株数の4.5%規模

■第1四半期決算は各利益とも赤字だったが通期増益予想を継続

 アエリア<3758>(東証スタンダード)は6月14日、急反発となり、10%高の316円(29円高)まで上げる場面を見せて年初来の安値圏から急激に出直っている。13日の通常取引終了に自己株式の取得(自社株買い)を発表。12日には、連結子会社が本格海戦ゲーム『蒼焔の艦隊』のコラボ後半戦を同日から開催と発表し、買い材料視されている。

 自社株買いは、取得上限株数100万株(自己株式を除く発行済株式総数の4.5%)、取得価額の総額3億円(上限)で、2024年6月14日から同年12月23日までの予定で行うとした。第1四半期の連結決算(2024年1月1日〜2024年3月31日)は各利益とも赤字だったが、24年12月通期の予想は営業利益8億円(前期比67.9%増)親会社株主に帰属する当期純利益5億円(同4.1%増)などの期初開示予想を継続した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:53 | 材料でみる株価