[材料でみる株価]の記事一覧
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記事一覧 (02/26)ウエルシアHDとツルハHDが急伸、経営統合を検討と伝えられ注目集まる
記事一覧 (02/26)キヤノンが連日高値、1ドル150円台半ばに円安進み為替効果への期待強まる
記事一覧 (02/26)ルネサスエレが続伸スタート仏企業への公開買付を取り止め、荷が軽くなる期待
記事一覧 (02/22)マルマエが後場一段高、米エヌビディアの好決算を受け半導体関連の注目強まる
記事一覧 (02/22)マーキュリアHDが急伸、台湾で拡大見込まれる「漁電共生型」メガソーラーを推進
記事一覧 (02/22)日東紡が高値を更新、目標株価の引き上げに続き米エヌビディアの好決算を受け期待強まる
記事一覧 (02/22)三菱重工は反発、「戦闘機の限定輸出」など材料視され最高値に迫る
記事一覧 (02/22)伊藤忠商事は強もみ合い、「ビッグモーター買収で最終調整」に株価は今のところ冷静
記事一覧 (02/21)ユアテックの出直り続く、「女川原発2号機、9月ごろ再稼働」など好感、2000年以降の最高値に迫る
記事一覧 (02/21)日本マイクロニクスは後場一段高、業績好調で証券会社による目標株価など好感
記事一覧 (02/21)ナカニシは昨年来の安値から5日続伸、12月決算や自社株買いなど好感
記事一覧 (02/21)ノジマは一時14%高、自社株買いの継続実施など好感され急激に切り返す
記事一覧 (02/21)サマンサタバサジャパンLtdがストップ高買い気配、筆頭株主コナカと7月メドに経営統合へ
記事一覧 (02/21)ハブが急伸、株主優待の内容を倍増、ストップ高に向けて気配値を上げる
記事一覧 (02/20)建設技術研究所は上場来の高値に迫る、決算発表を延期中だが期待強まる様子
記事一覧 (02/20)シャノンが後場ストップ高、「生成AIを駆使した安価なBPaaSサービス」に期待強まる
記事一覧 (02/20)さくらインターネットが高値を更新、米マイクロソフトのAIインフラ投資など材料視
記事一覧 (02/20)日東紡は4年ぶりの高値に進む、投資判断の引き上げなど好感、目標株価9000円と伝わる
記事一覧 (02/20)スノーピークが連日ストップ高、MBO(経営陣が参加する買収)の観測で思惑買い膨らむ
記事一覧 (02/20)図研は再び一段高、発行株数の4%超の自己株消却など好感、株式価値の向上に期待
2024年02月26日

ウエルシアHDとツルハHDが急伸、経営統合を検討と伝えられ注目集まる

■ツルハHD株を保有する投資ファンドとイオンが最終調整とされる

 ウエルシアHD(ウエルシアホールディングス)<3141>(東証プライム)は2月26日、飛び出すような急伸相場となり、取引開始後に14%高の2922.0円(361.0円高)まで上げ、午前10時にかけても12%高の2870.0円前後で活況高となっている。「ツルハ・ウエルシア統合検討、イオン株追加取得へ」(日本経済新聞2月25日付朝刊)と伝えられ、注目されている。ツルハHD(ツルハホールディングス)<3391>(東証プライム)も4%高の1万1445円(480円高)まで上げて大きく出直っている。

 両社は経営統合する検討に入り、「ウエルシア親会社のイオンがツルハHD株を1割強保有する投資ファンドと同社株の取得で最終調整している。取得後にイオン主導で両社の統合を進める」「イオンは現在、ツルハHD株の約13%強を保有。香港の投資ファンド、オアシス・マネジメントと同ファンドが持つ13%程度のツルハHD株について独占交渉契約を結び、取得に向けて協議中」(同)などと伝えられた。東証のIR開示には午前10時現在、両社からのコメントは寄せられていない。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:04 | 材料でみる株価

キヤノンが連日高値、1ドル150円台半ばに円安進み為替効果への期待強まる

■半導体露光装置、メディカル、ネットワークカメラなど成長続く見込み

 キヤノン<7751>(東証プライム)は2月26日、一段と上げて始まり、取引開始後は4338円(57円高)をつけて2018年以来の4300円台に進んでいる。今期・2024年12月期の前提為替を1米ドル140円、1ユーロ155円としており、週明け26日の実勢相場が1米ドル150円台半ばまで円安が進み、対ユーロでも163円に迫っているため、今日は為替差益への期待が強いとされている。先の決算発表では、為替1円の変動による営業利益への影響を対ドルで30億円、対ユーロでも30億円とした(決算説明資料より)。

 発行済み株式総数の3.3%に相当する3300万株規模の自社株買い(自己株式の取得)を2月1日から2025年1月31日までの予定で実施中。今期の見通しは、半導体露光装置、メディカル、ネットワークカメラ、商業印刷の各事業がニーズ拡大により市場成長が続くと想定し、オフィス複合機、プリンターはシェア向上で増収を目指す。配当金は10円増配し、1株当たり150円を計画、ROEは8.9%を目指す。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:45 | 材料でみる株価

ルネサスエレが続伸スタート仏企業への公開買付を取り止め、荷が軽くなる期待

■課税所得の計上および納税が必要となる可能性が出ていた

 ルネサスエレクトロニクス<6723>(東証プライム)は2月26日、続伸基調で始まり、取引開始後は2591.5円(43.5円高)まで上げて出直りを継続している。23日付で、シーカンス社(Sequans Communications S.A.、フランス)への公開買付実施を解除したと発表し、好感されている。22日の日経平均最高値の原動力となった半導体関連株の活況高には今ひとつ乗り切れていない印象だが、このM&A中止により値動きが変化する期待が出ている。

 発表によると、ルネサスがシーカンスの発行済普通株式の全てを、普通株式1株当たり0.7575ドル、米国預託株式(以下ADS)1株当たり3.03米ドル(ADS1株は普通株式4株に相当)で現金買収するM&Aを解除した。これにより、2023年9月に開始した本公開買付けも終了した。日本の租税特別措置法に基づき、課税所得の計上および納税が必要となる可能性が発生していた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:16 | 材料でみる株価
2024年02月22日

マルマエが後場一段高、米エヌビディアの好決算を受け半導体関連の注目強まる

■東京エレクなど先行高のため関連株物色の裾野拡大とともに買い波及

 マルマエ<6264>(東証プライム)は2月22日、続伸基調で始まった後もジリ高傾向を続け、後場寄り後は一段高の8%高の2028円(153円高)まで上げて約1か月ぶりに2000円台を回復している。半導体製造装置やFPD製造装置の基幹精密部品を開発・製造し、米半導体大手エヌビディアが21日に発表した四半期決算を受け、世界的な半導体需要の拡大見通しが予想を上回るとされたことなどで注目が再燃している。

 半導体関連株は東京エレク(東京エレクトロン)<8035>(東証プライム)などが先行して動意を強めており、マルマエには出遅れ感が強いとの見方もある。1四半期決算(2023年9〜11月)は各利益とも赤字だったが、通期では黒字を見込んでおり、今後、半導体関連株の物色のすそ野が広がる場合は注目が強まると可能性が言われている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:08 | 材料でみる株価

マーキュリアHDが急伸、台湾で拡大見込まれる「漁電共生型」メガソーラーを推進

■エビ養殖池などの上に太陽光パネルを設置し漁業と発電の共生を図る

 マーキュリアHD(マーキュリアホールディングス)<7347>(東証プライム)は2月22日、急伸相場となり、17%高の875円(126円高)まで上げた後も13%高の850円前後で売買され、大きく出直っている。クロスボーダー投資をコンセプトに、世界に広がる成長分野に投資を行い、21日に「台湾でのメガソーラー共同開発に関する業務提携」を発表し、期待が強まった。

 発表によると、エビやハマグリなどの養殖池の上に太陽光パネルを設置することで漁業と発電事業の共生を図る「漁電共生型太陽光発電所」を中心に、今後、台湾でのメガソーラーで主流となると見込まれる、漁電共生型を中心としたメガソーラーの開発権を共同で獲得していく。他社に先駆けて台湾での再エネ事業に取り組んでいるマニエスグループ株式会社(東京都千代田区)と提携し展開する。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:09 | 材料でみる株価

日東紡が高値を更新、目標株価の引き上げに続き米エヌビディアの好決算を受け期待強まる

■電子材料用ガラスクロス、生成AIの拡大とともに注目強まる

 日東紡績<3110>(東証プライム)は2月22日、反発相場となって上値を追い、再び上値を追う相場となり、8%高の5710円(430円高)まで上げて2日ぶりに直近の高値を更新、2020年以来の高値に進んでいる。電子材料用ガラスクロスがデータセンター用サーバー向けなどに拡大しており、生成AIの普及拡大とともに注目も拡大。20日にモルガン・スタンレーMUFG証券が投資判断を引き上げたと伝えられたことや、米エヌビディアが21日に発表した四半期決算を受け、半導体などのAI関連需要の拡大見通しが予想を上回るとされたことも買い材料視されている。

 モルガン・スタンレーMUFG証券は日東紡の株価の投資判断を「イコールウエイト」から「オーバーウエイト」に引き上げ、目標株価は一挙に3900円引き上げて9000円に見直したと20日に伝えられた。「スペシャルガラス」がサーバー向けにとどまらず半導体パッケージ向けにも加速、などとしたもようだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:49 | 材料でみる株価

三菱重工は反発、「戦闘機の限定輸出」など材料視され最高値に迫る

■東証で海外勢の買い強く主な業種の代表格の銘柄も動意強める

 三菱重工業<7011>(東証プライム)は2月22日、反発相場となり、取引開始後に1万1500円(275円高)まで上げた後も堅調に売買され、2日前につけた上場来の高値1万1655円に向けて上値を指向している。「戦闘機の限定輸出を検討、自民、公明と月内決着確認」(日本経済新聞2月22日付朝刊)と伝えられ、このところの防衛装備品の輸出解禁を巡る報道などに続いて買い材料視されている。

 東証の「投資部門別株式売買動向」(2月16日発表現在)では、「海外投資家」が2月第1週(取引日は2月5〜9日)までで6週続けて買い越すなど、このところの株式市場では海外資金の買いが勢いを強めている。国際情勢的な時流に乗る半導体関連株や海運、商社株をはじめ、日本経済を買うとの意味あいで主な業種の代表格の銘柄を買う動きが強いようだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:05 | 材料でみる株価

伊藤忠商事は強もみ合い、「ビッグモーター買収で最終調整」に株価は今のところ冷静

■伊藤忠エネクス、企業再生ファンドと3月正式契約などと伝えられる

 伊藤忠商事<8001>(東証プライム)は2月22日、強もみ合いで始まり、取引開始後に6685円(37円高)まで上げた後は売買交錯となっている。「伊藤忠商事、ビッグモーター買収の方向で最終調整、企業再生ファンドなどと合同で」(日テレNEWS2月21日夜)などと伝えられ注目されているが、今のところ株価への反応は限定的のようだ。

 報道を総合すると、伊藤忠商事は、伊藤忠エネクス<8133>(東証プライム)、企業再生ファンドのジェイ・ウィル・パートナーズと合同で、ビッグモーターを買収する方向で最終調整に入ったという。また、日経速報ニュースは「ビッグモーターの会社を分割し、新会社に中古車事業の大半を引き継ぐ」「3月に正式に契約し、4月に新体制の発足を目指す。創業家は新会社の経営に関与しない」(イブニングスクープ2月21日18時)などと伝えた。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:43 | 材料でみる株価
2024年02月21日

ユアテックの出直り続く、「女川原発2号機、9月ごろ再稼働」など好感、2000年以降の最高値に迫る

■当初予定の5月頃から順延されたが事業に追い風

 ユアテック<1934>(東証プライム)は2月21日、続伸基調となり、6%高の1339円(76円高)まで上げた後も1320円前後で堅調に売買され、約2週間前につけた2000年以降の最高値1412円に向けて出直りを続けている。筆頭株主が東北電力<9506>(東証プライム)の総合電気工事企業で、直近の買い材料としては、「東北電力、女川原発2号機、9月ごろ再稼働」(日本経済新聞2月20日付朝刊)と伝えられ、好感されている。

 女川(おながわ)原発2号機の再稼働は当初5月頃とされていたが、安全対策工事の長期化で順延されていた。ユアテックは「総合設備エンジニアリング企業」を掲げ、施工実績には、大手町フィナンシャルシティグランキューブ(東京都)、イオンタウンユーカリが丘(千葉県)など首都圏の施工案件も多い。東日本大震災での災害復旧作業も手がけている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:44 | 材料でみる株価

日本マイクロニクスは後場一段高、業績好調で証券会社による目標株価など好感

■モルガン・スタンレーMUFG証券が目標株価1万円に設定と伝わる

 日本マイクロニクス<6871>(東証プライム)は2月21日の後場、一段と上げ、13時にかけて一時15%高の6900円(910円高)まで上げて3日ぶりに直近の高値を更新し、2014年以来の高値に進んでいる。同社株への投資判断をモルガン・スタンレーMUFG証券が大幅に引き上げ、目標株価を一気に5800円引き上げて10000円に設定と伝えられ、注目が強まっている。

 半導体検査関連装置の大手で、同証券では、HBM(高性能メモリ)の高い需要が継続し、HBMテスト工程の増加が需要拡大に拍車をかけると予想しているもよう。。2月14日に発表した前12月期の連結決算は各利益とも減益だったが、23年10〜12月期は半導体検査関連のプローブカード事業で過去最高に近い売上高を達成した。今期・2024年12月期の見通しは売上高を43.7%増、営業利益を2.6倍と予想するなど急回復を見込む。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:17 | 材料でみる株価

ナカニシは昨年来の安値から5日続伸、12月決算や自社株買いなど好感

■自社株買いは2月26日から3月22日まで短期速攻型

 ナカニシ<7716>(東証スタンダード)は2月21日、5%高の2340円(111円高)まで上げた後も堅調に推移し、昨年来の安値から5日続伸基調の出直り継続となっている。13日に発表した12月決算と今期予想、20日に発表した自社株買い(自己株式の取得)が好感されており、長期低落相場の中で5日続伸は基調転換の兆しとの見方も出ている。

 自社株買いは、110万株(自己株式を除く発行済株式総数の1.29%)、取得総額20億円を各上限として、2024年2月26日から同年3月22日まで約1か月間。東京証券取引所における市場買付にて行うとした。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:34 | 材料でみる株価

ノジマは一時14%高、自社株買いの継続実施など好感され急激に切り返す

■第3四半期決算は減益だが売上高は33%伸びる

 ノジマ<7419>(東証プライム)は2月21日、急激に切り返す相場となり、一時14%高の1754円(94円高)まで上げて出直りを強めている。20日の15時30分に第3四半期決算と新たな自社株買い(自己株式の取得)などを発表し、現在実施中の自社株買い(2023年2月22日から24年2月21日までの予定)に続き、新たに「24年2月21日から25年2月20日まで」自社株買いを行うとしたことなどが好感されている。

 第3四半期連結決算(2023年4〜12月・累計)は営業利益が前年同期比13.3%減など各利益とも減益だったが、売上高は同33.1%伸びた。通期の予想は営業利益13%増などを全体に据え置いた。

 現在実施中の自社株買いは200万株、取得総額30億円を各上限として、23年2月22日から24年2月21日までの予定で行い、111万6000株を取得済み。これに続いて、新たな自社株買いを上限200万株(自己株式を除く発行済株式総数の2.04%)、取得総額40億円で24年2月21日から25年2月20日まで行うとした。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:04 | 材料でみる株価

サマンサタバサジャパンLtdがストップ高買い気配、筆頭株主コナカと7月メドに経営統合へ

■8期連続純損失の見込み「さらに踏み込んだ連携を目指す」

 サマンサタバサジャパンLtd(サマンサタバサジャパンリミテッド)<7829>(東証グロース)は2月21日、気配値のままストップ高の125円(30円高、46%高)に達し、午前10時20分を過ぎても買い気配のまま、まだ始値がついていない。レディス向けバッグやジュエリーなどを扱い、20日の夕方、筆頭株主で紳士服チェーンのコナカ<7494>(東証スタンダード)との経営統合に向けた協議の開始を発表し、買い材料視されている。2024年7月をメドにコナカの完全子会社になる見込みとした。コナカの株価も値上がりしている。

 発表によると、サマンサタバサジャパンLtdは、新型コロナウイルス感染症の影響などにより厳しい経営環境に直面し、24年2月期の業績見通しは5期連続での営業損失、経常損失が見込まれ、親会社株主に帰属する当期純損失は8期連続の見込みとなっている。

 また、サマンサタバサJ.Ltdは「合併等の実質的存続性喪失に係る猶予期間」に入っており、猶予期間内(2024年2月29日まで)に新規上場審査に準じた基準に適合しなければ、上場廃止のおそれがあり、株主などのステークホルダーにとっても猶予のない状況が迫っている。このため、さらに踏み込んだ内容の連携を目指すことが最善であるとの考えに至り、経営統合の検討を行うこととした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:35 | 材料でみる株価

ハブが急伸、株主優待の内容を倍増、ストップ高に向けて気配値を上げる

■この2月末日現在の株主から実施としたため買い先行

 ハブ<3030>(東証スタンダード)は2月21日、買い気配のまま値を上げて始まり、取引開始から15分を経過後は12%高の814円(90円高)で買い気配となっている。20日の15時に株主優待実施内容の変更(拡充)を発表し、好感買いが先行。本日のストップ高(100円高の874円)に向けて急伸している。

 優待内容の拡充は、現行の優待内容を全体に倍額とした上で、新たに「1000株以上」と「1000株以上かつ1年以上保有」の区分を設け、優待制度の更なる充実を図ることで、同株式への投資魅力を一層高め、中長期的な保有も促進する。

 保有株数が100株から300株未満の株主の場合、現在は「ご優待カード(1000円分)1枚」を贈呈しているが、拡充後は「ご優待カード(2000円分)1枚」になる。2024年2月末日現在の株主名簿に記載または記録された株主より変更後の内容で実施する。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:20 | 材料でみる株価
2024年02月20日

建設技術研究所は上場来の高値に迫る、決算発表を延期中だが期待強まる様子

■不適切な原価管理の疑いとした株価堅調なため「進展」の見方

 建設技術研究所<9621>(東証プライム)は2月20日、再び上値を指向する相場となり、前場6%高の6080円(340円高)まで上げて後場も13時30分にかけて6010円前後で堅調に売買され、約1か月前につけた上場来の高値6120円に迫っている。12月決算の発表延期を2月上旬に発表したが、これを巡り進展がみられたのではといった期待が出ている。

 2月9日の通常取引終了後、受託している業務に関し、不適切な原価管理が発生した疑いがあることを認識したため2月13日を予定していた2023年12月期決算発表を延期すると発表した。ただ、株価は2月14日の5330円を下値に切り返し、発表前の水準(2月9日終値5830円)を上回っている。株式市場には多様な職業の投資家が様々な情報に基づいて参加しているため、堅調な株価が何を物語っているのかを想定して注目する動きがあるという。発表によると、同日付で社内調査委員会を設置した。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:56 | 材料でみる株価

シャノンが後場ストップ高、「生成AIを駆使した安価なBPaaSサービス」に期待強まる

■1週間前はChatGPTとの連携伸サービスで急動意

 シャノン<3976>(東証グロース)は2月20日の後場、急動意となり、取引開始後にストップ高の494円(80円高、19%高)まで上げて急激な出直り相場となっている。「生成AIを駆使した安価なBPaaSサービス『マーケティング運用代行パッケージ』を発表」と発表しており、期待が強まっている。シャノンが企業のマーケティング活動の設計から現場の運用代行までを行うサービスで、2024年3月の正式リリースを予定しているとした。

 2月14日には、「ChatGPTと連携したコンテンツ作成を⽀援する『シャノン コンテンツアシスタント』を⽉額1.2万円から提供開始」と発表し、株価は一時的に急伸したことがある。この日は戻り売り圧迫の強い展開だったが、次第に圧迫感が後退する様子となっているようだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:22 | 材料でみる株価

さくらインターネットが高値を更新、米マイクロソフトのAIインフラ投資など材料視

■AIサーバー市場は3年間の年平均成長率50%とされる

 さくらインターネット<3778>(東証プライム)は2月20日、時間とともに強含んでジリ高傾向となり、午前10時40分には10%高の5750円(510円高)まで上げ、株式分割を考慮した2010年以降の高値を2日ぶりに更新している。データセンターの大手で、「米マイクロソフト、スペインでAIインフラ拡大へ21億ドル投資」(ロイターニュース2月20日午前8:28)と伝えられたことなどが材料視されているようだ。

 データセンターの市場はチャットAIの利用拡大とともに急拡大しているとされ、「AIサーバーの市場規模は想定されているより大きく、2023年の400億ドルから26年に1360億ドルに拡大するとみる。3年間の年平均成長率(CAGR)は50%と過去17年間の5%強を大きく上回る」(QUICK Money Worldのニュース「スーパーマイクロが一時13%高、AIサーバーの強い成長やシェア拡大を期待」2月16日より)との予想がある。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:28 | 材料でみる株価

日東紡は4年ぶりの高値に進む、投資判断の引き上げなど好感、目標株価9000円と伝わる

■電子材料用ガラスクロスがデータセンター向けに急拡大の見込み

 日東紡績<3110>(東証プライム)は2月20日、再び上値を追う相場となり、午前10時過ぎにかけて14%高の5610円(705円高)まで上げ、3日ぶりに直近の高値を更新して2020年6月以来の5500円台に進んでいる。モルガン・スタンレーMUFG証券が投資判断を「オーバーウエイト」に引き上げ、目標株価は一挙に3900円引き上げて9000円に見直したと伝えられ、買い安心感が広がっている。

 ガラスヤーンで織ったガラスクロス(電子材料用ガラスクロス)が基地局、データセンターなどのインフラからPC、スマートフォンに至る電子デバイスまで、幅広い電子材料用途で需要拡大し、とりわけデータセンター向けには、チャットAIの急速な普及によるデータセンター建設拡大とともに急拡大が見込まれている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:34 | 材料でみる株価

スノーピークが連日ストップ高、MBO(経営陣が参加する買収)の観測で思惑買い膨らむ

■アウトドア事業で提携するティムコにも一時買い波及

 スノーピーク<7816>(東証プライム)は2月20日、買い気配のまま一段と上げ、2日連続ストップ高の1138円(150円高、15%高)に達して連日急伸となっている。「MBO(経営陣が参加する買収)によって株式を非公開化する方針を固めたことが17日、わかった」(日経電子版2月17日)などと伝えられ、週明けから急伸。TOB価格は1200円台と伝えられ、思惑買いが強まった。昨19日はスノーピークとアウトドア関連事業で提携するティムコ<7501>(東証スタンダード)も急動意となり、思惑買いが入ったもようだ。

 会社側は16日夜、「Mergermarketの有料会員向け英文記事の配信において、当社が非公開化を検討している旨の報道があった」とし、「非公開化を検討しているのは事実だが、現時点において決定した事実はない」などと開示した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:19 | 材料でみる株価

図研は再び一段高、発行株数の4%超の自己株消却など好感、株式価値の向上に期待

■第3四半期は売り上げ最高、ワイヤハーネス設計システム伸びる

 図研<6947>(東証プライム)は2月20日、再び一段高となり、午前9時40分過ぎには5%高の4485円(220円高)まで上げて約5か月ぶりに昨年来の高値を更新し、2021年以来の高値に進んでいる。2月上旬に発表した第3四半期決算が快調だった上、19日の15時に自己株式の消却を発表し、消却株数を発行済株式総数の4.37%に当たる101万7365株としたことなどが好感されている。消却予定日は2024年3月29日。。この分だけ株式価値が向上する。

 第3四半期決算は2月8日に発表し、「すべてのソリューションの売上が伸長し、前期に引き続き、第3四半期として過去最高を更新」(決算短信)。「特に欧米や日本において、ワイヤハーネスの設計システム『E3.series』やデータ管理システムDSシリーズの販売が好調」(同)で、連結売上高は前年同期比9.8%増加し営業利益は同4.2%増加した。通期予想は据え置いたが上振れ期待が言われている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:03 | 材料でみる株価