[材料でみる株価]の記事一覧
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記事一覧 (10/18)兵機海運が後場一時ストップ高、1株3250円でTOB仕掛けられる、買付者は堂島汽船(大阪市)
記事一覧 (10/18)Chordia Therapeuticsが一時30%高、個人投資家向け会社説明会をYoutube動画で公開、注目し直される
記事一覧 (10/18)モブキャストHDが後場一時急伸、新たな競馬エンターテインメントアプリの開始に期待集まる
記事一覧 (10/18)神鋼商事は下値圏から反発、神戸製鋼の価格改定など材料視され見直し強まる
記事一覧 (10/18)インフォマートは再び上値を追う、業績好調で郵便料金の値上げも需要拡大につながる期待
記事一覧 (10/18)三菱重工が実質的な最高値に迫る、防衛関連、原発関連など多彩な顔をもち買い継続
記事一覧 (10/17)太平洋セメントが急動意、14時半頃に自社株買いを発表、上値を追う
記事一覧 (10/17)マーケットエンタープライズは続伸基調、「おいくら」導入自治体が全国で185に達し注目強まる
記事一覧 (10/17)アドバンテストなど後場持ち直す、14時半頃にTSMCが決算発表とされ期待再燃の様子
記事一覧 (10/17)エイチームは上場維持基準に関する発表から毎日値上がり、「総還元性向100%以上」等に期待強い
記事一覧 (10/17)オープンドアは次第高、訪日観光客の最多は中国からとされ中国の旅行予約サイトとの連携など好感
記事一覧 (10/17)ネットプロHDが高値を更新、後払い決済システムの導入先拡大など好感
記事一覧 (10/17)関西電力の出直り急激、原発の50年超え運転認可を好感、電力株は全面高
記事一覧 (10/16)JPホールディングスが上値を指向、子育て支援で自治体と連携、「地方創生・活性化」関連銘柄としても注目集まる
記事一覧 (10/15)サイネックスの出直り急、「地方創生」関連株で調整一巡感が強まり再び人気化
記事一覧 (10/15)LINEヤフーが戻り高値に迫る、「LINEに通販機能」、1億人の利用者基盤を生かすと伝えられ期待強まる
記事一覧 (10/15)アルゴグラフィックスが上場来の高値に進む、米NVIDIAの最高ランクパートナーで米半導体株高など好感
記事一覧 (10/11)プレイドが後場一段高、「ドン・キ」などのパン・パシフィック・インターHDに顧客体験プラットフォーム採用され注目強まる
記事一覧 (10/11)セブン&アイHDは続落模様、セブン銀行は続伸基調、中間持株会社の設立、社名変更などに投資家は消化難の様子
記事一覧 (10/10)キッズスターは7日ぶりに反発、『ごっこランド』ベトナムで100万DL突破、注目再燃
2024年10月18日

兵機海運が後場一時ストップ高、1株3250円でTOB仕掛けられる、買付者は堂島汽船(大阪市)

■賛同の意などは保留、「意⾒表明は改めてお知らせ」

 兵機海運<9362>(東証スタンダード)は10月18日の後場、「堂島汽船株式会社による当社株券に対する公開買付(TOB)の開始に関するお知らせ」を発表。株価は前場から上げていたが、発表した13時45分から一段と上げて一時ストップ高の3270円(500円高、17%高)まで買われて急伸相場となっている。

 発表によると、公開買付者の堂島汽船株式会社(大阪市)は富洋海運株式会社(大阪市)の完全子会社で、TOB価格は1株3250円。買付期間は10月18日から11月29日まで。「当社の意⾒表明は決定次第改めてお知らせ」(発表リリースより)とし、必ずしもTOBに賛同しない可能性に含みを持たせた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:05 | 材料でみる株価

Chordia Therapeuticsが一時30%高、個人投資家向け会社説明会をYoutube動画で公開、注目し直される

■札証IR・札証セミナー公式Youtubeで11月18日まで限定公開

 Chordia Therapeutics(コーディア・セラピューティクス)<190A>(東証グロース)は10月18日の後場一段高となり、13時40分過ぎに30%高の312円(72円高)まで上げて6日ぶりの急反発となっている。同日付で、「個人投資家向け会社説明会の様子がYoutubeに動画掲載されました」と発表し、改めて注目し直されている。札証IR・札証セミナー公式チャンネルYoutubeで2024年11月18日まで限定公開。

 2024年6月に株式を上場したバイオベンチャーで、アンメットメディカルニーズ(まだ有効な治療方法がない疾患に対する医療ニーズ)の高いがん領域に特化した創薬研究を進めており、これまでにない新しい作用機序を有する低分子の画期的医薬品(ファーストインクラス)の研究開発を行っている。開発費などが先行して各利益とも大幅な損失だったが、CLK阻害薬『CTX−712』は「国内第1相臨床試験の症例登録を完了させることができ」「24年4月に開催された米国がん学会において23年11月時点までの第1相臨床試験の安全性、有効性、ゲノム情報、薬物動態に関して、46例の固形がん、及び14例の血液がんの結果を報告した」(決算短信より)。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:15 | 材料でみる株価

モブキャストHDが後場一時急伸、新たな競馬エンターテインメントアプリの開始に期待集まる

■一時27%高、競馬ゲームとSNS機能を融合させた独自のコンセプトで

 モブキャストHD(モブキャストホールディングス)<3664>(東証グロース)は10月18日の正午に「連結子会社における新たなプロジェクトの開始」について発表し、株価は後場寄り後に一時27%高の56円(12円高)まで急伸する場面があった。連結子会社NINJIN株式会社が同日に新たな競馬エンターテインメントアプリ「オシウマチャンネル」をリリースするとした。

 発表によると、新アプリは、競馬ゲームとSNS機能を融合させた独自のコンセプトにより、競走馬ファンが実在の名馬を育て、仲間と「推し活」を楽しむことができる新体験を提供する。競馬愛を基盤に、多様な楽しみ方を提案する本アプリで、ユーザーの競馬ライフがより充実することを目指す。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:40 | 材料でみる株価

神鋼商事は下値圏から反発、神戸製鋼の価格改定など材料視され見直し強まる

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■PER7倍を切ったところで2度下げ止まり割安圏内の相場に

 神鋼商事<8075>(東証プライム)は10月18日、6560円(200円高)まで上げた後も堅調に売買され、下値圏から反発する相場になっている。神戸製鋼所<5406>(東証プライム)が10月15日付で銅板条製品の価格改定と直接還元鉄プロセス『MIDREX Flex』のドイツ企業からの受注を発表しており、神鋼商事にとっても追い風になるとの期待が広がっているようだ。

 株価は、8月初に日経平均が過去最大の下げ幅を記録して全体相場が大きく下押した局面での下値6570円(8月5日)を割り込んでいるが、これ以降は6360円(10月11日、17日)を安値に下げ止まる様子となっている。第1四半期決算で示した今期予想1株利益は920円で、この2度の安値はPER6.9倍になるため、7倍以下の株価は割安とされて注目が再燃してきたとの見方も出ている。第2四半期決算野発表は11月7日を予定する。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:20 | 材料でみる株価

インフォマートは再び上値を追う、業績好調で郵便料金の値上げも需要拡大につながる期待

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■「BtoBプラットフォーム請求書」など企業間電子商取引サービスの大手

 インフォマート<2492>(東証プライム)は10月18日、再び上値を追う相場となり、365円(13円高)まで上げて2日ぶりに戻り高値を更新し、午前11時を過ぎても堅調に売買されている。『BtoBプラットフォーム請求書』『BtoBプラットフォーム受発注』など、企業間電子商取引サービスの大手。今12月通期の連結業績見通しは連続最高益を更新する見込みである上、このところは、10月1日からの郵便料金の値上げを受けて郵送していた請求書などをデジタル化する需要が加わっているとの見方もある。

 今12月通期の連結業績見通しは、売上高を前期比20.4%増とし、営業利益も同20.4%増の見込みなどとしている。売上高、各利益とも連続で最高を更新することになる。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:21 | 材料でみる株価

三菱重工が実質的な最高値に迫る、防衛関連、原発関連など多彩な顔をもち買い継続

■証券会社による目標株価の引き上げも追い風

 三菱重工業<7011>(東証プライム)は10月18日、一段と上げて始まり、取引開始後は2307.5円(25.5円高)まで上げて約2週間ぶりに2300円台を回復し、その直前につけた実質的な上場来の高値2386.0円(2024年10月2日)に迫っている。

 防衛関連、原子力発電関連、脱炭素などの社会インフラ関連など、投資対象として多彩な顔をもち、海外勢いが日本株に投資する際の代表格でもあり、買いの根強い相場となっている。16日には、みずほ証券が目標株価を2500円に引き上げたと伝えられた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:24 | 材料でみる株価
2024年10月17日

太平洋セメントが急動意、14時半頃に自社株買いを発表、上値を追う

■上限株数600万株、発行済株式総数の5.18%の規模

 太平洋セメント<5233>(東証プライム)は10月17日、14時30分頃から急激に上値を追う相場となり、8%高の3521.0円(257.0円高)まで上げる場面をみせて約2か月ぶりに3500円台を回復している。同時刻頃に自己株式の取得(自社株買い)を発表。上限株数が発行済株式総数の5%超の600万株とあって、規模の大きい自社株買いになる期待が高揚した。

 取得上限株数は600万株(自己株式を除く発行済株式総数の5.18%)、上限金額は150億円。取得期間は2024年10月18日から25年3月31日までの予定。取得方法は東京証券取引所における市場買付。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:04 | 材料でみる株価

マーケットエンタープライズは続伸基調、「おいくら」導入自治体が全国で185に達し注目強まる

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■「地方活性化」政策をアト押しする銘柄としても要注目の見方

 マーケットエンタープライズ<3135>(東証プライム)は10月17日、朝寄り値の1000円(42円高)を上値に伸びきれないが、約2週間ぶりに1000円台を回復、後場も14時にかけて965円(7円高)前後で売買されて続伸基調となっている。不用品などのリユースプラットフォーム「おいくら」の運営などを行い、16日付で、福岡県福津市(原ア智仁市長)と「おいくら」を活用して地域社会における課題解決を目的としたリユース事業に関する協定を締結と発表、導入自治体は全国で185に達したとし、注目が再燃した。石破首相が推進する「地方創生・活性化」政策に関わる銘柄としても要注目の見方が出ている。

 「おいくら」は、不要品を売りたい方が「おいくら」を通して査定依頼をすると、全国の加盟リサイクルショップに一括査定依頼され、買取価格を比較することができる。一度の依頼だけで不要品の買取価格をまとめて比較し、売却できる手軽さが好評で、これまでおよそ130万人(2024年6月末日)が利用している。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:20 | 材料でみる株価

アドバンテストなど後場持ち直す、14時半頃にTSMCが決算発表とされ期待再燃の様子

■昨16日はASMLの業績見通し下方修正を受け軒並み反落

 アドバンテスト<6857>(東証プライム)は10月17日の後場、7847円(204円安)で始まり、2日続落模様だが前場につけた7761円(290円安)を下値に持ち直している。14時半頃に台湾のTSMC(台湾積体電路製造)が7〜9月の決算を発表すると伝えられており、期待が舞い戻ってきたとの見方が出ている。東京エレクトロン<8035>(東証プライム)ソシオネクスト<6526>(東証プライム)なども後場は総じて持ち直し気味に推移している。

 半導体関連株は、半導体製造装置の世界的大手ASML(オランダ)の業績見通し下方修正を受けて16日に軒並み反落し、東京エレクトロンは一時10.3%安となり大引けも9.2%安だった。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:50 | 材料でみる株価

エイチームは上場維持基準に関する発表から毎日値上がり、「総還元性向100%以上」等に期待強い

■「流通株式時価総額」の基準達成に向け取組を推進

 エイチーム<3662>(東証プライム)は10月17日、6%高の670円(40円高)まで上げた後も660円前後で売買され、4日続伸基調で出直り継続となっている。10月10日の夕刻に「上場維持基準適合に向けた計画の進ちょく状況、および計画内容の一部変更について」を発表し、翌日から連続高。発表では、引き続き「流通株式時価総額」の基準を充たすべく取組を進めるとしており、達成に向け期待が強まる相場になっている。

 東証プライム市場の上場維持基準のうち、「流通株式時価総額」の基準は100億円以上。エイチーム株式の流通株式時価総額は81億円(2024年7月末時点)だった。基準達成に向けた取組として、株主還元などの計画をさらに強化し、総還元性向については、「25年7月期から28年7月期において平均100%以上に引き上げる見込み」などとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:28 | 材料でみる株価

オープンドアは次第高、訪日観光客の最多は中国からとされ中国の旅行予約サイトとの連携など好感

■旅行比較サイト「トラベルコ」が中国の「ly.com」と連携

 オープンドア<3926>(東証プライム)は10月17日、続伸基調となり、午前10時40分過ぎには7%高の702円(44円高)まで上げ、出直り幅を拡げている。
旅行比較サイト「トラベルコ」の運営などを行い、「日本を訪れた外国人について最新のデータが発表され、先月の訪日客は9月としては過去最高となりました」(日テレNEWS10月17日9:23配信)などと伝えられ、買い材料になっている。

 17日のインバウンド関連銘柄はJR東日本<9020>(東証プライム)が高値に進んでいるものの、百貨店株、ホテル株など総じて小高い程度にとどまっている。この中で、オープンドアは7月に中国の旅行大手が運営する旅行予約サイト「ly.com(エルワイドットコム)」との連携を開始したと発表済み。「観光庁が16日発表した7〜9月の訪日外国人消費額は1兆9480億円」「国・地域別にみると消費額が最も多かったのは中国で、全体の3割を占めた」(日本経済新聞10月17日付朝刊)とされ、中国のサイトとの連携効果に期待する様子がある。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:04 | 材料でみる株価

ネットプロHDが高値を更新、後払い決済システムの導入先拡大など好感

■3期ぶりに黒字化予想の業績動向にも期待強い

 ネットプロHD(ネットプロテクションズホールディングス)<7383>(東証プライム)は10月17日、再び一段と上げて始まり、取引開始後は8%高の414円(31円高)まで上げ、2日ぶりに年初来の高値を更新している。後払い決済システムの導入先拡大を相次いで発表し、上げに弾みががついてきた印象。今期・2025年3月期の業績見通しは各利益とも3期ぶりに黒字化する見込みとしており、業績面での期待も大きいようだ。

 後払い決済サービス「NP後払いair」の島村楽器株式会社(東京都江戸川区)への提供開始を10月10日付で発表、続いて「atone(アトネ)つど後払い」の総合ECモール「Qoo10」への追加導入を10月11日付で発表した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:03 | 材料でみる株価

関西電力の出直り急激、原発の50年超え運転認可を好感、電力株は全面高

■高浜原発1号機、原子力規制委員会が認可と伝えられる

 関西電力<9503>(東証プライム)は10月17日、続伸基調で始まり、取引開始後は5%高の2670.5円(132.0円高)まで上げて出直りを強めている。原子力規制委員会が16日に同電力の高浜原発1号機(福井県)について「原発50年超運転、初認可」(日本経済新聞10月17日付朝刊)と伝えられ、好感買いが先行している。また、これを受けて電力株は全面高となっている。

 報道によると、高浜原発1号機は1974年に運転を開始し、稼働中の原発としては国内で最も古く、11月14日で運転開始50年になるという。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:42 | 材料でみる株価
2024年10月16日

JPホールディングスが上値を指向、子育て支援で自治体と連携、「地方創生・活性化」関連銘柄としても注目集まる

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■子育て関連銘柄の最大手、保育所の「多機能化」などでも注目

 JPホールディングス<2749>(東証プライム)は10月16日、741円(21円高)まで上げた後も730円をはさんで売買され、4取引日前につけた2013年以来の高値772円に向けて再び上値を指向している。保育園205園など320の子育て施設を運営(2024年6月末時点)する子育て関連銘柄の最大手で、業績は好調。10月初に「茨城県境町と子育て支援に関する協定を締結」と発表し、「地方創生・活性化」の政策に関連する銘柄としても注目されている。また、こども家庭庁は過疎地を含む地域の保育所の「多機能化」を支援する方針と伝えられていることなどを受けて注目を強める様子もある。

 茨城県境町との協定は、相互の連携を強化し、双方の資源を有効に活用した協働による活動を推進することで、一層の地域活性化及び子育て支援の充実に寄与することを目的として、包括連携協定を締結した。一方、「こども家庭庁は25年度予算の概算要求で、保育の多機能化への支援を新たな政策に盛り込んだ。保育所などが保育以外の事業に取り組む際の費用を補助する(日本経済新聞10月8日付朝刊)と伝えられたことなどを受け、事業のさらなる拡大につながるとの見方も出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:39 | 材料でみる株価
2024年10月15日

サイネックスの出直り急、「地方創生」関連株で調整一巡感が強まり再び人気化

■『わが街NAVI』の共同展開ハイピッチで進む様子

 サイネックス<2376>(東証スタンダード)は10月15日、5%高の825円(42円高)まで上げた後も820円台で売買され、2日続伸基調で約半月前につけた戻り高値900円に向けて出直っている。官民協働事業として展開するデジタルサイネージ『わが街NAVI』が主事業で、石破新内閣の「地方創生」関連株。9月下旬に急伸したあとの調整に一巡感が広がり、全体相場が強いこともあり再び買いが入ってきたとみられている。

 デジタルサイネージ『わが街NAVI』については、10月9日だけでも姶良市(鹿児島県)、糸島市(福岡県)、佐伯市(大分県)の3自治体との共同展開を発表し、協業がハイピッチで進んでいる様子だ。株価は、石破氏が自民党の新総裁に選出された9月27日に一時12%高(90円高の815円)と大きく上げ、翌日も一段高となり900円に乗った。その後は売買交錯から反落に転じたが、10月11日にかけては移動平均の水準まで値を消し、調整一巡感が広がったようだ。全体相場が強いこともあり再び買いが入ってきたとみられている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:08 | 材料でみる株価

LINEヤフーが戻り高値に迫る、「LINEに通販機能」、1億人の利用者基盤を生かすと伝えられ期待強まる

■2024年度中にも『ショッピング』のボタンを新設するもよう

 LINEヤフー<4689>(東証プライム)は10月15日、再び上値を指向して始まり、取引開始後に437.3円(17.2円高)まで上げて約1週間前につけた戻り高値438.1円に迫っている。「LINEに通販機能、利用1億人、アマゾン追う」(日本経済新聞10月12日付朝刊)と伝えられ、ネット通販による収益寄与に期待が強まっているようだ。

 報道によると、2024年度中にも「アプリで使う新たな電子商取引(EC)モールを立ち上げる」「トップ画面下の『ホーム』や『トーク』ボタンと並ぶ位置に『ショッピング』のボタンを新設する」「LINEの約1億人の利用者基盤を生かして先行する米アマゾン・ドット・コムや楽天市場に対抗する」という。「買い物を目的とする利用者の多いアマゾンや楽天市場アプリと比べて、日常的な接点の多さ生かす」と伝えた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:06 | 材料でみる株価

アルゴグラフィックスが上場来の高値に進む、米NVIDIAの最高ランクパートナーで米半導体株高など好感

■業績は好調で第1四半期の進ちょく高く上振れ期待

 アルゴグラフィックス<7595>(東証プライム)は10月15日、再び上値を追って始まり、取引開始後は4%高の5390円(230円高)まで上げ、約2週間ぶりに実質的な上場来の高値を更新している。米NVIDIAの最高ランクの「Compute Eliteパートナー」で、NVIDIAのデータセンターGPUなどを取り扱っており、このところNY株式市場でエヌビディアやマイクロソフトなどの半導体株の上げが再び強まっていることや円安などが買い材料視されているようだ。

 業績は好調で、8月に発表した第1四半期決算(2024年4〜6月・連結)は売上高が前年同期比24.5%増加し、営業利益は同27.8%増の28億46百万円だった。3月通期の予想は期初に開示した予想を全体に継続し、営業利益は85億40百万円、(前期比4.0%増)。第1四半期までで通期予想の30%を達成したため、業績への期待は強いものがある。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:29 | 材料でみる株価
2024年10月11日

プレイドが後場一段高、「ドン・キ」などのパン・パシフィック・インターHDに顧客体験プラットフォーム採用され注目強まる

■顧客行動データを連携させコンテンツ提示のパーソナライズを推進

 プレイド<4165>(東証グロース)は10月11日の後場一段と強い相場となり、7%高の984円(62円高)まで上げた後も980円前後で推移し、日中の高値を3日続けてセリ上げている。8日付で、CX(顧客体験)プラットフォーム「KARTE」シリーズのプロダクトが「ドン・キホーテ」などを運営するパン・パシフィック・インターHD(パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス)<7532>(東証プライム)のオリジナル電子マネー「majica(マジカ)」の公式アプリに導入されたと発表しており、連日好感されている。

 KARTEシリーズのプロダクトにより、購買データやPOSデータとともにアプリ内の顧客行動データを人軸で連携させ、アプリでのコンテンツ提示のパーソナライズを推進していくことが可能になるという。「majica(マジカ)」は2014年3月からサービスを開始した電子マネーで、ドン・キホーテ、MEGAドン・キホーテ、アピタ、ピアゴ含むmajica加盟店で利用できる。23年11月には、顧客からの要望やアイデア、よく利用する店舗への気づきなどを募る新サービス「マジボイス」を開始した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:47 | 材料でみる株価

セブン&アイHDは続落模様、セブン銀行は続伸基調、中間持株会社の設立、社名変更などに投資家は消化難の様子

■ヨーカ堂やスーパー事業などを「ヨーク・ホールディングス」にまとめる

 セブン&アイHD(セブン&アイ・ホールディングス)<3382>(東証プライム)は10月11日、2日続落模様となり、取引開始後は2278.0円(47.0円安)を上値に売買交錯となっている。カナダ企業から買収提案を受けて動向が注目される中、10日午後にイトーヨーカ堂やスーパー事業、外食事業などを束ねる中間持株会社「ヨーク・ホールディングス」を11日付で設立することや、本体の社名を2025年中に「セブン―イレブン・コーポレーション(仮)」に変更する方針などを発表したが、投資家の受け止め方は消化難の様子となっている。

 一方、セブン銀行<8410>(東証プライム)は続伸基調となり、取引開始後に309.0円(3.5円高)まで上げて2日前につけた年初来の高値314.0円に迫っている。大株主には約38%を保有するセブン&アイHDのほか、約4%を保有するイトーヨーカ堂、ヨークベニマルなどが名を連ねており、グループの大再編によって新たな株主に株式が渡る可能性などが言われているもようで、思惑含みになっている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:47 | 材料でみる株価
2024年10月10日

キッズスターは7日ぶりに反発、『ごっこランド』ベトナムで100万DL突破、注目再燃

■子ども向け社会体験アプリ、夏休みや正月休みが長くスマホ普及率も高い

 キッズスター<248A>(東証グロース)は10月10日、時間とともに反発幅を広げる相場となり、14時にかけて7%高の1728円(109円高)まで上げ、7日ぶりに反発している。同日付で、「東南アジア・ベトナムのファミリーから大反響の『ごっこランド』100万DLを突破!」と発表、注目が再燃している。

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 ファミリー向けデジタルコンテンツ事業を展開し、子ども向け社会体験アプリ『ごっこランド』の運営などを行う。その海外版『Gokko World』が、1年1か月で累計100万ダウンロードを突破し、また、日本版の『ごっこランド』も累計700万ダウンロードを突破と発表した。

 ベトナムでのダウンロード数が日本でのダウンロード数を上回っていることについては、(1)ベトナムの学校は、6月から8月まで3ヶ月の夏休み期間があること、また、旧正月期間(テト)も7日以上あり、休暇をきっかけに『Gokko World』を見つけダウンロードし、その後、継続してプレイする、(2)ベトナムの携帯電話接続数は1億6850万件に及び、2024年1月時点で総人口の169.8%に相当する。人口の約70%以上が44歳以下で、スマートフォンの普及率も年々増加し、新しいアプリも受け入れられやすい環境、などを挙げている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:10 | 材料でみる株価