[材料でみる株価]の記事一覧
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記事一覧 (04/02)三菱重工は9日ぶり反発、年度初めの換金売り一巡の見方、精密誘導弾のニュースなど好感
記事一覧 (04/02)東洋水産が出直り強める、コメ高騰でチルド麺焼そばや即席めんに需要シフトの期待
記事一覧 (04/02)三井住建道路が高値を更新、「親子上場」解消の思惑に続き投資会社の買い伝えられ材料株妙味強まる
記事一覧 (04/01)AIストームが後場一段高、ジェクシードが今日から社名を変更、新中期計画を発表し期待強まる
記事一覧 (04/01)スプリックスは後場一段と上げ高値に迫る、昨日は全体相場の急落に押されたが復調
記事一覧 (04/01)ベステラが戻り高値を更新、解体工事で「ベステラは高炉総取り」とされ注目再燃
記事一覧 (04/01)フジ・メディア・HDは5日続伸基調、第三者委員会の報告など受け株価材料としては次第に陳腐化してきたとの見方
記事一覧 (04/01)ソフトバンクGは小動き、米オープンAI社に最大400億米ドルを追加出資としたが株価の反応は今ひとつ
記事一覧 (04/01)オープンハウスGが年初来の高値を更新、総還元性向の導入、期末配当の増配、自社株買いなど好感
記事一覧 (04/01)INPEXが高値に迫る、トランプ大統領がロシア原油に追加制裁の可能性とされNY原油急伸、注目再燃
記事一覧 (03/31)ソケッツが一時12%高、国内初の感性AIによる屋外デジタル広告サービスを「新大久保」駅前で開始
記事一覧 (03/31)ティムコは続伸基調、立会外分売を終了し回復相場に転じる、株式の分布状況など改善
記事一覧 (03/31)養命酒が再び上値を追う、トランプ関税の影響小さい銘柄とされ筆頭株主交代による新展開など期待
記事一覧 (03/31)ニトリHDが逆行高、1円前後の大幅な円高など好感、「新生活応援キャンペーン」の効果に期待する様子も
記事一覧 (03/28)サイエンスアーツが高値を更新、大阪・関西万博に「バディコム」提供、認知度拡大などに期待強まる
記事一覧 (03/28)オエノンHDは3日続伸基調、株主通信で酵素医薬品事業や株主還元方針など改めて好感
記事一覧 (03/28)マーケットエンタープライズは逆行高、不要品リユース「おいくら」導入自治体が全国で253に達し注目強まる
記事一覧 (03/28)フジ・メディア・HDは続伸基調、目標株価の引き上げに続き代表取締役の異動など材料視
記事一覧 (03/28)川崎重工が続伸逆行高、沖縄離島からの避難計画を受け連想買い、重工3銘柄とも高い
記事一覧 (03/27)協立情報通信が再び出直る、コメ高騰の折、株主優待の島根特産「仁多米」などに注目集まる
2025年04月02日

三菱重工は9日ぶり反発、年度初めの換金売り一巡の見方、精密誘導弾のニュースなど好感

■重工3銘柄が後場強い、機関投資家の売り途切れた様子で注目再燃

 三菱重工業<7011>(東証プライム)は4月2日の後場一段強含む相場となり、2559.5円(55.5円高)まで上げて9日ぶりの反発相場となっている。直接的な買い材料としては、「新精密誘導弾、三菱重工と契約『反撃能力』整備」(時事ドットコム4月1日夜)と伝えられたことがあり、川崎重工業<7012>(東証プライム)IHI<7013>(東証プライム)も後場一段と強含んでいる。

 もっとも、三菱重工は前場、一時50.5円安(2453.5円)まで続落する場面があり、この買い材料を上回る売りが出た形になった。機関投資家などは、新年度の資金運用を始めるにあたって年度初めに現金ポジションを高めておく目的で売りを先行させる傾向があるとされ、同社株はこの1年で2倍以上の値上がりだったため換金売りの好対象になったとの見方が出ている。こうした売りが2日の前場で途切れたとすれば、再び防衛関連株相場が再燃しやすいことになる。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:15 | 材料でみる株価

東洋水産が出直り強める、コメ高騰でチルド麺焼そばや即席めんに需要シフトの期待

■4月1日から「マルちゃん焼そば」キャンペーン開始

 東洋水産<2875>(東証プライム)は4月2日、次第に値動きを強める相場となり、午前11時にかけて8755円(62円高)まで上げて4日ぶりに反発、出直りを強めている。連熱純利益などが連続最高を更新する見込みの好業績に加え、「コメ値下がり進まず、備蓄米2回目入札」(日経電子版4月1日午後)などとコメ価格の高止まりが伝えられる中で、チルド麺焼そば(蒸し麺焼そば)や即席めんなどに需要シフトが進む期待が出ている。

 このところは、ユーチューブなどでもチルド麺焼そばの調理法などの映像が視聴を集めているもようだ。同社は3月中旬に、「マルちゃん焼そば3人前」シリーズへの日頃のご愛顧に感謝し、202年4月1日(火)より「マルちゃん焼そば”つくってくれてありがとう”キャンペーン」を実施すると開示した。応募期間は5月31日(当日消印有効)までで、抽選で746名にオリジナルグッズや宿泊ギフト券などが当たるほか、Wチャンスとして抽選で2000名に「マルちゃん焼そばオリジナルミニキーホルダー」が当たるとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:26 | 材料でみる株価

三井住建道路が高値を更新、「親子上場」解消の思惑に続き投資会社の買い伝えられ材料株妙味強まる

■旧村上ファンド系の投資会社が5%超を保有とされキナ臭さが

 三井住建道路<1776>(東証スタンダード)は4月2日、一段高で始まり、7%高の1443円(90円高)をつけた後も強い値動きで約半月ぶりに高値を更新している。大量保有報告書で旧村上ファンド系の投資会社シティインデックスイレブンスが5%超の株式を取得したことが明らかになったと伝えられ、思惑材料視されているほか、1日には「親子上場」の解消を巡るTOB(株式公開買付)への期待の強い銘柄と伝えられ、注目が集まっている。

 同社の筆頭株主は三井住友建設<1821>(東証プライム)で、事業分野も建設土木に包含される。4月1日には、「『親子上場』解消に集う資金、TOB期待の思惑買い/狭まる東証包囲網」(日本経済新聞4月日付朝刊)と伝えられ、同社の事例が紹介された。シティインデックスイレブンスがこの点に着目したかどうかは不明だが、思惑材料が重なってきたとして注目を強める様子がある。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:09 | 材料でみる株価
2025年04月01日

AIストームが後場一段高、ジェクシードが今日から社名を変更、新中期計画を発表し期待強まる

■4月1日付でAIストームに、3年後に売上高80億円などめざす

 AIストーム<3719>(東証スタンダード)は4月1日の後場、一段と強い相場になり、一時20%高の252円(43円高)まで上げる場面を見せて約1か月半ぶりに年初来の高値を更新している。3月までの社名・株式会社ジェクシードを4月1日付でAIストーム株式会社に変更。同日に新中期経営計画を発表し、注目と期待が集まっている。

 中期経営計画(2025年12月期を初年度とする3か年新中期経営計画)では、『AIを核とした企業へ進化、事業ドメインの聖域なき改革』『AI新規事業の創出とM&A/資本提携の積極推進』等を推進し、3年後に売上高80億円(2024年12月期は14.2億円)、営業利益12億円(同1.5億円)などをめざすとした。目標時価総額500億円も掲げた。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:56 | 材料でみる株価

スプリックスは後場一段と上げ高値に迫る、昨日は全体相場の急落に押されたが復調

■『森塾』『湘南ゼミナール』など運営、三幸学園との連携効果などに期待強い

 スプリックス<7030>(東証プライム)は4月1日、後場一段と強含んで999円(33円高)まで上げ、2日前につけた年初来の高値1018円に迫っている。「先生1人に生徒2人まで」の『森塾』や、独自のQE(Quick Exercise)授業の『湘南ゼミナール』の運営などを行い、昨31日は日経平均1500円安などと全体相場の急落に押されて反落したが、一夜明けて早速切り返す相場になり、トレンドに崩れは見られないと注目が再燃する様子がある。

 株価は、3月17日に大学と専門学校60校以上を運営する学校法人三幸学園(東京都文京区)の「飛鳥未来高等学校」など高等学校3校とスプリックスの『そら塾』との連携を発表したあたりから値動きを強め、3月30日に年初来の高値1018円をつけた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:31 | 材料でみる株価

ベステラが戻り高値を更新、解体工事で「ベステラは高炉総取り」とされ注目再燃

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■日本製鉄の高炉「特に呉地区は3基すべてをベステラが請け負い」

 ベステラ<1433>(東証プライム)は4月1日、急反発となり、後場寄り後は一段と上げて7%高の1041円(70円高)をつけ、約3週間ぶりに戻り高値を更新している。独自のプラント解体工法を擁する解体マネジメント企業で、「中堅中小、増える解体工事に勝機、ベステラは高炉総取り」(日経電子版3月31日)と伝えられて注目の強まる相場になっている。

 報道によると、「1960〜80年代の経済成長期に建てられた工場やインフラの老朽化を受け、解体作業を手掛ける中堅・中小企業が成長し」「ベステラは日本製鉄から高炉の解体を受注した」「特に呉地区は3基の高炉すべてをベステラが請け負い、注目を集めた」。このところは、JFEホールディングス<5411>(東証プライム)の川崎市の高炉跡地に巨大データセンターの建設が伝えられるなど、大型プラント設備を巡る事業転換の動きも伝えられており、注目度は強いようだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:41 | 材料でみる株価

フジ・メディア・HDは5日続伸基調、第三者委員会の報告など受け株価材料としては次第に陳腐化してきたとの見方

■3月下旬には目標株価の引き上げも伝えられ出直り続く

 フジ・メディア・HD(フジ・メディア・ホールディングス)<4676>(東証プライム)は4月1日、5日続伸基調となり、午前11時を過ぎては6%高の2710.5円(158.5円高)前後で売買され、出直り相場を続けている。同社と元タレント・中居正広さんの女性問題を巡る第三者委員会の調査報告書が31日公開され、同社は夜に会見を開催。一連の問題や話題は株価材料として次第に陳腐化してきたとの見方が出ている。3月25日には、同社株の目標株価をみずほ証券が1750円から2240円に見直したと伝えられ、翌日から続伸となっている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:22 | 材料でみる株価

ソフトバンクGは小動き、米オープンAI社に最大400億米ドルを追加出資としたが株価の反応は今ひとつ

■うち100億ドルは外部投資家にシンジケーション、実質出資は300億米ドル

 ソフトバンクグループ<9984>(東証プライム)は4月1日、7500円(21円高)で始まった後7558円(79円高)を上値に売買され、堅調だが昨31日の441円安からは小反発にとどまっている。1日朝、米オープンAI社(OpenAI)への追加出資に関するお知らせを発表し、最大400億米ドル(5兆9808億円:1米ドル=149.52円で換算)の追加出資を行うなどとしたが、株価の反応は今ひとつの印象となっている。

 発表によると、追加出資する400億ドルのうち100億米ドルは外部投資家にシンジケーションする予定。このため、実質的な出資額は最大300億米ドル(4兆4856億円:同)になる見込みとした。100億米ドルの出資の完了は2025年4月中旬(予定)。最大300億米ドルの出資完了は25年12月(予定)とした。ソフトバンクGは、24年9月以降、ソフトバンク・ビジョン・ファンド2から同社へ合計22億米ドルの投資を行ってきた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:18 | 材料でみる株価

オープンハウスGが年初来の高値を更新、総還元性向の導入、期末配当の増配、自社株買いなど好感

■今9月期末配当は94円の予定(前期比11円の増配)に

 オープンハウスグループ<3288>(東証プライム)は4月1日、急反発で始まり、取引開始後に11%高の6195円(624円高)まで上げて約2週間ぶりに年初来の高値を更新し、2021年以来の高値に進んでいる。31日の通常取引終了後に株主還元方針の変更(総還元性向の導入)、期末配当予想の修正(増配)、自己株式取得(自社株買い)の決定などを発表。今期・2025年9月期末配当の予想を1株94円の予定(前回予想比10円増、前期実績比11円の増配)とし、好感買いが先行している。

 株主還元方針の変更については、さらなる株主還元の強化を図り、これまでの「配当性向20%以上」などに代えて「総還元性向40%以上」を目指すなどとした。また、自社株買いは、375万株(上限、自己株式を除く発行済株式総数の3.25%)、取得総額150億円(上限)で、2025年5月1日から年9月30日まで行うとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:52 | 材料でみる株価

INPEXが高値に迫る、トランプ大統領がロシア原油に追加制裁の可能性とされNY原油急伸、注目再燃

■「蜜月」が伝えられたロシアへの態度だけに再び原油高要因に

 INPEX<1605>(東証プライム)は4月1日、急激に値を戻して始まり、取引開始後は2125.5円(68.0円高)まで上げ、年初来の高値2151.5円(2025年3月28日)に迫る勢いとなっている。NY原油相場先物が71.48ドル(2.12ドル高)と急伸し約5週間ぶりに70ドル台を回復、米トランプ大統領がロシア産原油に追加制裁の可能性を示唆したことなどが要因とされ、「蜜月」が伝えられたロシアに関する姿勢だけに、原油を取り巻く国際情勢が再び先高方向に傾く形になった。

 石油資源開発<1662>(東証プライム)出光興産<5019>(東証プライム)ENEOSホールディングス<5020>(東証プライム)などが軒並み反発している。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:28 | 材料でみる株価
2025年03月31日

ソケッツが一時12%高、国内初の感性AIによる屋外デジタル広告サービスを「新大久保」駅前で開始

■国内最大級の独立系屋外広告企業ケシオン社と協業

 ソケッツ<3634>(東証スタンダード)は3月31日、午前11時頃に急伸し、一時12%高の639円(69円高)まで上げる場面を見せて急激に出直る相場となっている。同日午前、「国内初の感性AIによる屋外デジタル広告運用型動画広告サービス、屋外広告国内大手ケシオンとの協業開始のお知らせ」を発表し、注目された。

 発表によると、株式会社ケシオン(大阪府大阪市)は、国内最大級の独立系屋外広告企業。ソケッツは、インターネット上でコンテンツを閲覧しているターゲットの感性価値を感性AIで読み解き広告主とマッチングをさせる広告サービス「Trig’s」を運営し、ケシオンが運営するデジタル屋外広告とソケッツの感性ターゲティング広告サービスTrig’sとの連携により、新たなデジタルOOH(DOOH)の提供を開始する。第一弾として、東京の新たなカルチャー発信地として高い注目を集めている「新大久保」の駅前に設置された「新大久保アンニョンビジョン」にてTrig’s連携広告配信サービスを開始するとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:23 | 材料でみる株価

ティムコは続伸基調、立会外分売を終了し回復相場に転じる、株式の分布状況など改善

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■アウトドア用品ブランド『Foxfire』、福島県のWILD−1郡山店にもオープン

 ティムコ<7501>(東証スタンダード)は3月31日、743円(3円高)をつけた後も堅調に売買され、続伸基調となっている。後場も東証スタンダード指数の2%安に対し強い値動きが続いている。釣り具とアウトドア用品を幅広く展開し、3月18日に発表した「株式の立会外分売」を受けて株式需給のゆるみが連想されていたが、27日に「立会外分売の終了」を発表。株価はこの日の取引時間中につけた733円を下値に回復傾向に転換してきた。

 立会外分売は、資本業務提携していた株式会社スノーピーク(新潟県三条市、2024年7月9日に上場廃止)からの売却意向を受けたもので、スノーピークのティムコ株式の保有割合(議決権の数に対する割合)は異動前の13.74%から7.03%に低下した。株式の分布状況の改善につながる。

 ティムコは3月28日、同社のアウトドア用品ブランド『Foxfire』(フォックスファイア)を福島県で最大級のアウトドア専門チェーンWILD−1の郡山店にオープンした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:03 | 材料でみる株価

養命酒が再び上値を追う、トランプ関税の影響小さい銘柄とされ筆頭株主交代による新展開など期待

■大正製薬HDが全株式を売却、新たに湯沢(株)が筆頭株主に

 養命酒製造<2540>(東証プライム)は3月31日、再び上値を追う相場となり、午前10時にかけて2890円(75円高)まで上げて4取引日ぶりに高値を更新している。3月24日に筆頭株主・大正製薬ホールディングス(HD)の交代などを発表したことを受けて急伸し、高値もみ合いが続いていたが、31日は日経平均1400円安などと全体相場が急落する中で、トランプ関税の影響が直接には小さい銘柄として相対的な買い妙味が高まっているようだ。

 3月24日の夕方、筆頭株主の交代などを発表し、筆頭株主の大正製薬ホールディングス(HD)がその所有する全ての普通株式について、投資事業などを行う湯沢株式会社(東京都渋谷区)に譲渡し、新たに湯沢株式会社が議決権所有割合23.73%の筆頭株主になったと発表した。異動年月日は2025年3月21日。新たな大株主の下で大胆な事業展開を期待する様子がある。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:11 | 材料でみる株価

ニトリHDが逆行高、1円前後の大幅な円高など好感、「新生活応援キャンペーン」の効果に期待する様子も

■株価は一昨年来の安値圏にあり売り物がかすれているとの見方も

 ニトリHD(ニトリホールディングス)<9843>(東証プライム)は3月31日、小高く始まり、取引開始後1万4790円(290円高)まで上げ、日経平均1400円安の中で逆行高となっている。円相場が対ドルで1円前後の大幅な円高になっていることなどが買い材料視されているもようで、「新生活応援キャンペーン」の効果に期待する様子もあるようだ。

 同社株は円高が追い風になる銘柄の代表格とされている。株価の位置が一昨年来の安値圏にあり、このところは売り物がかすれているとの見方も出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:47 | 材料でみる株価
2025年03月28日

サイエンスアーツが高値を更新、大阪・関西万博に「バディコム」提供、認知度拡大などに期待強まる

■ライブコミュニケーションプラットフォーム、万博の警備および防災活動に提供

 サイエンスアーツ<4412>(東証グロース)は3月28日、再び一段高の相場となり、14時にかけて10%高の800円(73円高)まで上げて約1週間ぶりに昨年来の高値を更新している。フロントワーカーをつなぐライブコミュニケーションプラットフォーム「Buddycom(バディコム)」の提供などを行い、大阪・関西万博の係員などの連絡用として提供することなどが買い材料視されている。

 大阪・関西万博では、サプライヤーとして「警備および防災活動にてBuddycomをご活用いただく」(2025年3月3日付プレスリリースより)こととなり、これを契機に、西日本における活動を強化するとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:42 | 材料でみる株価

オエノンHDは3日続伸基調、株主通信で酵素医薬品事業や株主還元方針など改めて好感

■株主還元は従来方針に加えDOE引き上げと自社株買い機動的実施も盛る

 オエノンHD(オエノンホールディングス)<2533>(東証プライム)は3月28日、3日続伸基調となり、456円(12円高)まで上げた後も堅調に売買されて昨年来の高値を更新している。合同酒精などの持ち株会社で、24日に12月決算の株主通信(オエノンレター)「第118期報告書」などを開示。あらためて酵素医薬品事業や株主還元方針などが好感されている。

 株主通信(オエノンレター)では、巻頭のトップインタビューで、「中期経営計画2028」の株主還元方針について、「従来の基本方針に加え、DOE(株主資本配当率)の水準を2.5%程度へ引き上げることとし、また、自己株式の取得を機動的に実施することで、5年間合計で総還元性向30%以上」を計画するなどとした(HC)

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マーケットエンタープライズは逆行高、不要品リユース「おいくら」導入自治体が全国で253に達し注目強まる

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■北海道名寄市が4月から連携開始、不要品を再利用する仕組みを構築

 マーケットエンタープライズ<3135>(東証プライム)は3月28日の後場寄り後に一段高となり、8%高の1534円(114円高)まで上げて出直りを強めている。ネット型リユース事業、メディア事業、モバイル通信事業などを行い、27日に不要品リユースプラットフォーム「おいくら」と連携する不要品リユース事業で北海道名寄市が4月から連携を開始と発表し、「おいくら」サービス導入自治体は全国で253に達したことなどに注目が再燃している。

 名寄市とマーケットエンタープライズは4月1日(火)に連携をスタートする。マーケットエンタープライズのリユースプラットフォーム「おいくら」を用いて、不要品を捨てずに再利用する仕組みを構築し、名寄市の廃棄物削減と循環型社会の形成を目指す。

 また、28日の株式市場では、類似事業のトレジャー・ファクトリー<3093>(東証プライム)も高く、ともに日経平均800円安の中で逆行高となっている。SDGsの高まりとともに、朝発表の東京都区部の消費者物価指数を受けて物価高にともなう節約ムードが高まってきたとの見方も出ている。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:02 | 材料でみる株価

フジ・メディア・HDは続伸基調、目標株価の引き上げに続き代表取締役の異動など材料視

■2月に企業統治改革など要求した米投資ファンドなど「買い」強める期待

 フジ・メディア・HD(フジ・メディア・ホールディングス)<4676>(東証プライム)は3月28日、3日続伸基調となり、取引開始後に7%高の2582.5円(165.5円高)まで上げたあとも値上がり率5%台で推移し、中段もちあいから出直りを強める相場となっている。27日午後に代表取締役の異動との役員体制の変更について発表し、「フジ、日枝体制40年に幕」などと伝えられた。経営刷新への期待が強まっている。25日には、同社株の目標株価をみずほ証券が1750円から2240円に見直したと伝えられており、あらためて注目し直す動きが増えているようだ。

 フジ・メディア・HDには、2月にアメリカの投資ファンド、ダルトン・インベストメンツが企業統治改革などを求める書簡を送付したことが伝えられており、今回の人事異動を受けて「買い」姿勢を強める期待が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:07 | 材料でみる株価

川崎重工が続伸逆行高、沖縄離島からの避難計画を受け連想買い、重工3銘柄とも高い

■政府「台湾有事」を想定、自衛隊や海上保安庁、民間フェリーなど動員と伝えられる

 川崎重工業<7012>(東証プライム)は3月28日、続伸基調で始まり、取引開始後は9752円(316円高)まで上げ、約1週間前につけた高値1万35円に向けて出直っている。「政府『台湾有事』など念頭、沖縄離島からの避難計画初公表」(NHKニュースWEB3月27日午後)と伝えられたことなどが27日午後に続いて買い材料視されているようで、日経平均500円安の中で逆行高となっている。

 伝えられた政府の避難計画では、「自衛隊や海上保安庁の船舶や民間のフェリー、それに航空機を使って、1日2万人の輸送力を確保し」「住民らおよそ12万人を6日程度で避難させ、九州や山口県の合わせて32の市や町で受け入れる」(同)とされた。「平時の2倍にあたる1日2万人の輸送力を確保し、(中略)民間機は50機以上が必要で、全国から集める」(日本経済新聞3月28日漬け長官)などとされた。三菱重工業<7011>(東証プライム)IHI<7013>(東証プライム)も値上がりしている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:32 | 材料でみる株価
2025年03月27日

協立情報通信が再び出直る、コメ高騰の折、株主優待の島根特産「仁多米」などに注目集まる

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■3月末の配当・優待を確保する買付期限はきょう27日

 協立情報通信<3670>(東証スタンダード)は3月27日、反発相場となり、4%高の1698円(60円高)まで上げた後も1680円前後で堅調に売買され、出直りを強めている。毎年3月31日の株主名簿で5単元(500株)以上の株式を保有する株主に対し、保有株式数に応じて、同社創業者にゆかりの深い島根県の特産品(仁多米を含む)を贈呈。3月31日を基準日とする配当や優待などを確保するための買付期限(権利付最終日)は、今年は3月27日。コメ高騰の折、同社の島根特産『仁多米』をはじめ、優待品にコメを用意する銘柄を検索する動きがあるようで、同社株にも注目が集まる様子がある。

 ソリューション事業で基幹業務システムのクラウドサービスへの移行支援などを行い、モバイル事業ではNTTコミュニケーションズ社のネットワークソリューションサービスなどの法人向け事業とモバイルショップ運営などを行う。3月18日には、名古屋証券取引所メイン市場(名証メイン)への上場申請を発表し、「個人株主を増加し、株式の流動性を高める」などとした。今後も個人株主の増加策などを積極化させる可能性があるため、配当や優待を確保しながら中長期的視点で注目する投資家もあるようだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:02 | 材料でみる株価